広島・中村祐 5回5失点で降板「粘れず悔しい」 リード守れず…3戦連続KO
5/29(火) 19:59配信
「交流戦、広島−西武」(29日、三次きんさいスタジアム)
広島の中村祐太投手が5回6安打5失点でマウンドを降りた。
初回に先制点を許すと、3−1で迎えた四回に逆転を許す。山川の右前打から四球も絡んで1死満塁とすると、金子侑に右翼線を破られる3点適時三塁打を浴びた。さらに五回には、山川に14号左越えソロを被弾した。
5月1日の巨人戦で3勝目を手にして以降、これで3試合連続KO。「全体的にボール自体は悪くなかったと思う。4回の3失点が全て。(満塁で金子侑に)カウントを悪くしたくないという気持ちがあり、少し甘く入ってしまいました。課題としてはランナーを置いたときの制球力。特に真っすぐで押せていた分、変化球の制球力が甘かった。味方が援護してくれていたのに、粘ることができず悔しいです」。
パ・リーグ首位の西武を相手に、試合の主導権をたぐり寄せる投球ができず唇をかんだ。
交流戦黒星スタートとなりました。中村祐太投手はストレートはキレがあって良かったですが、変化球の制球が定まらず、球数を要する苦しいピッチングになってしまいました。初回、西武山川選手にタイムリーを許し先制されました。これは仕方ないとして、3−1と逆転した後の4回、ヒット2本と四球で満塁のピンチを招くと、西武金子侑司選手にライト線に走者一掃のタイムリー3ベースを浴びてしまいました。3−4と逆転されました。中村祐太投手の投じたインコースへの渾身のストレートがやや甘くなり、金子選手もストレートを張っていたかのようにジャストミートしました。インコースを厳しく攻めていたらファウルになっていたはずたけに、残念な一球でした。そして、5回、2アウトランナーなしで西武山川選手が打席に入りました。この場面は気をつけなければいけないのはホームランでしたが、フルカウントからファウルで粘られて、結果レフトスタンドへソロホームランを浴びてしまいました。これで3−5となりました。結局中村祐太投手は5回で降板、6安打5失点に終わりました。打者への攻め方次第では、1失点で終わる事も可能だったと思います。それだけに今日のKOは悔しかったはずです。
7回表は2番手の中村恭平投手から、西武外崎選手がライト線にポトリと落ちる不運なタイムリー2ベースを打たれ、さらに金子侑司選手にタイムリーを浴びて3−7とリードを広げられました。中村恭平投手はいい球もあるのですが、全体的に球が高く、制球も今一つで、競った試合で登板させるのはどうかなと思いました。
8回は3番手に佐藤投手が登板しましたが、西武秋山選手、源田選手、浅村選手と三者凡退に打ち取りました。佐藤投手は対左バッターへのワンポイントて使えるのではないかと思います。
打線は5安打3得点と、結果的に抑えられてしまいました。序盤は西武先発のカスティーヨ投手を攻めて、2回に會澤選手の2ラン、3回は松山選手のタイムリーで3−1とリードしましたが、結局ここまでとなりました。
結果論になるかもしれませんが、今日の打線、5番に野間選手を入れたのはどうかと思います。野間選手は5番向けでは絶対ないです。7番、8番あたりで自由に打たせるべきです。そして、4回表の守備で、1アウト1、2塁から西武森選手の打った飛球をショート田中選手が深追いし過ぎて捕球できず、ヒットにして満塁のピンチになった所もいけません。センターの野間選手に任せていたら、確実にアウトになって、2アウト1、2塁となり、結果は違っていたと思います。
三次のファンの皆さんは本当にがっかりな試合だったと思います。
今日も相手打線に3試合連続で二桁安打を許しています。チーム防御率も悪くなってきています。投手陣の整備をしっかりしないといけません。畝投手コーチ、小林投手コーチ、植田バッテリーコーチに佐々岡二軍投手コーチも交えて、ベストな布陣を作って欲しいと思います。
明日の先発は岡田投手です。前回ひたちなかでの読売戦のように、コツコツ打たせて取るピッチングで西武打線を翻弄して欲しいです。西武先発は十亀投手です。前回はソフトバンク戦で6回9安打されながらも1失点で勝ち投手になっています。粘りのピッチングが持ち味なので、広島打線も粘りある攻撃で攻略しましょう。
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3連敗は痛すぎます。
残念でした。