2018年05月01日
4回戦@マツダ 広島6−4読売 バティスタ選手、鈴木選手の連続ホームランなどで読売山口投手をKO!中村祐太投手粘りのピッチングで3勝目!
首位・広島、巨人の連勝を8で止める
5/1(火) 21:36配信
(セ・リーグ、広島6−4巨人、4回戦、広島3勝1敗、1日、マツダ)首位の広島が2位の巨人を下した。3点を先行されたが、打線が相手先発の山口俊を攻略。先発の中村祐が6回8安打3失点と試合を作り、無傷の3勝目で巨人の連勝を8で止めた。
先制したのは巨人だった。一回、先頭の坂本が左前打、吉川尚が左前打で一、二塁とし、ゲレーロが中前適時打を放ち1点を先制した。二回は二死一、三塁とし、坂本勇が左中間へ2点打を放ってリードを3点に広げた。広島はその裏、二死満塁とし、田中が押し出し四球を選び、1点を返した。
広島は三回無死、3番・バティスタが左越え4号ソロ、4番・鈴木が2者連続本塁打となる中越え2号ソロを放ち、同点に追いついた。なおも一死一、三塁とした後、8番・会沢がこの日2個目の死球を左腕に受け、マウンドの山口俊に向かって激高。両軍ベンチから選手、首脳陣がグラウンドに集まり、一時騒然となった。
この後警告試合が告げられ、試合は再開。広島は二死満塁となった後、1番・田中が2打席連続で押し出し四球を選び、4−3と勝ち越した。
広島は五回一死一塁とし、会沢が山口俊から左翼線に適時二塁打を放った。なおも二死一、三塁から菊池が右前適時打を放ち、6−3。山口俊は4回2/3を9安打6失点、8四死球で降板した。
巨人は九回に1点を返したが、広島が逃げ切り。貯金を8とした。
初回、中村祐太投手が読売打線に捕まり、3連打で1点を許し、さらに2回には読売坂本選手のタイムリー2ベースで2点を失い、0−3とリードされました。今日は中村投手は何点失うのだろうかとかなりネガティブな思いになってしまいました。しかし、3回以降は立ち直り、強力読売打線を0に抑え、6回3失点と粘りのピッチングでした。低めを意識して修正できたのが良かったですね。
打線は読売先発の山口投手を攻め立て、2回裏は田中選手の押し出し四球で1−3とし、圧巻は3回裏、バティスタ選手と鈴木誠也選手の連続ソロホームランで一気に3−3の同点に追い付きました。バティスタ選手は左中間スタンドへ、鈴木選手はバックスクリーンへ豪快にぶちこみました。マツダスタジアムは一気にボルテージが上がり、この回さらに田中選手の押し出し四球で4−3と逆転しました。今日の山口投手は制球に苦しみ、高めに上ずる傾向がありました。
さらに5回裏、野間選手のヒットをきっかけに、會澤選手がレフト線にタイムリーを放ち、さらに菊池選手がライト前にタイムリーを打って2点追加し、6−3とリードを広げました。ここで読売山口投手はKOになりました。
7回からは継投に入り、7回はアドゥワ投手、8回はジャクソン投手、9回は一岡投手で締めました。7回のアドゥワ投手は自らのエラーなどで1アウト2、3塁のピンチを招きましたが、読売ゲレーロ選手を見逃し三振、マギー選手をレフトフライに打ち取り、無失点に終わりました。特にゲレーロ選手へのピッチングはほぼ完璧でした。アドゥワ投手は投げる度に成長している感じです。今後は勝負所での登板も十分あり得ると思います。一岡投手は読売阿部選手にタイムリーを許しましたが、かなり気合いが入っていました。昨日の悔しさがあったのでしょう。
これで首位攻防戦初戦を取りました。これは大きいですね。読売は8連勝でストップです。野間選手が先発出場すると、3安打の猛打賞の活躍をしますが、今日も3安打です。少しずつですが、力をつけて来ているので、相手が右ピッチャーの時はどんどん使って欲しいですね。それと、中村祐太投手の修正能力は高いなと感じました。結構クレバーな投手ですね。
明日の先発は岡田投手です。前回DeNA戦では7回を投げて5失点ながら勝ち投手になっています。昨年の読売戦は3勝して防御率1.38と相性がいいだけに、明日も快投を期待します。読売は吉川投手です。ドリヨシ的には投げてみないとわからないタイプのピッチャーだと思いますので、早い回からどんどん仕掛けて欲しいと思います。
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