2018年04月20日
6回戦@マツダ 広島5−4東京ヤクルト(延長12回サヨナラ) 全選手起用の総力戦で下水流選手がサヨナラ打!カープ5連勝!
広島が延長十二回、下水流がプロ初サヨナラ打「最高でーす」全選手起用の総力戦で5連勝
4/19(木) 23:08配信
「広島5−4ヤクルト」(19日、マツダスタジアム)
広島が今季初の延長戦で十二回、2死二塁から途中出場の下水流が右中間へはじき返し、サヨナラ勝ち。連勝を今季初の5に伸ばした。
広島は1点を追う土壇場の九回2死走者なしから、同点とした。田中が中前打で出塁すると、二盗を決め、菊池が右中間への適時三塁打を放った。
延長十二回も2死走者なしから試合を決めた。安部が左越え二塁打で出塁すると、下水流がプロ初のサヨナラ打を放った。
興奮冷めやらずお立ち台に上がった下水流は「最高でーす。安部が行く前に、“必ずつなぎますんで”と言ってくれたので、僕が絶対にかえしてやろうと、打席に入りました。スライダー一本で。最高に気持ち良かったです。みんな諦めず、みんなの勝利だと思います」とファンの声援に応えた。
最大4点ビハインドからの逆転勝ちとなった広島は、先発・岡田から薮田、一岡、中田、アドゥワ、中崎、ジャクソン、今村を投入するなど、ベンチ入り全選手を起用する総力戦となった。
ヤクルトは初回、広島先発の岡田から2点を先制。2死一、二塁から、雄平が右翼フェンス直撃の2点適時二塁打を放った。四回には広岡の適時二塁打などで2点を加え、リードを4点に広げたが、投手陣がリードを守れず。
先発・ブキャナンは6回3失点で勝ち投手の権利を持って交代したが、九回から登板したカラシティーが追いつかれ、最後は風張が力尽きた。
ドリヨシ的には、5回までの流れを考えると、今日の試合はダメかなあと思っていました。が、大変失礼しました。広島の粘りはすごいですね。
先発岡田投手は今日はピリッとしませんでした。初回、四球とヒットで2アウト1、2塁から、ヤクルト雄平選手のタイムリー2ベースで2失点。4回には四球で1アウト1塁から、ヤクルト廣岡選手のタイムリー2ベースで3点目。なお1アウト1、3塁から、ヤクルトブキャナン投手がスクイズを成功させて4点目を失いました。失点は全て四球が絡んでいます。岡田投手だけでなく、広島投手陣全体の課題ですね。
ヤクルトブキャナン投手は初回から安定したピッチングで、5回まで2安打と抑えられました。
しかし、6回裏、ヒットとエラーと四球でノーアウト満塁のチャンスで、松山選手がライト前に2点タイムリーで2−4とし、続くバティスタ選手もセンター前タイムリーで3−4と1点差まで詰め寄りました。そして迎えた土壇場9回裏2アウトから、田中選手がセンター前ヒットで出塁すると、続く菊池選手の打席で2塁へ盗塁を成功させ、さらに菊池選手がライトオーバーのタイムリー3ベースを放ち、4−4の同点に追い付きました。ヤクルト抑えのカラシティー投手を攻略しました。
試合は延長戦になり、両チーム共決め手に欠けて、12回裏になり、それも2アウト。引き分けが濃厚かと思われましたが、ヤクルト風張投手を攻め、安部選手がレフトへの2ベースで2アウト2塁とすると、下水流選手が初球を叩いて右中間を破るサヨナラタイムリーを放ち、見事勝利をもぎ取りました。
今日の試合は今シーズンのベストゲームの一つに入るでしょうね。よく4点差をひっくり返しました。その原動力となったのは、リリーフ陣の粘りのピッチングでしょうね。特に9回に登板したアドゥワ投手です。1アウト満塁の大ピンチを迎えましたが、ヤクルト雄平選手をセカンドゴロ。荒木選手をピッチャーゴロに打ち取り、無失点に切り抜けました。彼にとってはまた自信につながったのではないかと思います。
これで広島は5連勝で首位をがっちりキープしました。5時間近くの長い時間のゲームでしたが、選手達の疲れも心地よいものになりそうです。本当にナイスゲームでした。ただ、岡田投手は猛省でよろしくです。
明日からはナゴヤドームで中日と3連戦です。明日の先発は野村投手です。前回は読売戦で5回8失点と不甲斐ない内容だったので、リベンジに燃えていると思います。制球力抜群のピッチングが見たいですね。中日は小笠原投手です。広島の右バッターがカギですね。バティスタ選手、エルドレッド選手、下水流選手のバッティングに期待です。
まだサヨナラの興奮がおさまりません!
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最高でした!
記憶に残る試合です。
ツーアウトランナー無しからサヨナラなんて…それもほんとに全員野球でしたからね。