現役うつ病者のブログ

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知人のことを理解したいと思い、図書館で双極性障害についての本を数冊借りてみました。

まだ一冊しか読み終えていないのですが

それがこちら。

双極性障害（躁うつ病）の人の気持ちを考える本 [ 加藤忠史 ] 価格:1,404円 (2016/9/27 22:34時点) 感想(3件)

字がぎっしりの本ではなく、図がとてもたくさんあるので、普段本を読まない方でもらくに読めるかと思います。

こういう本を読むとき、大事なことをメモしているのですが、

そのメモがB5ノート4ページ分にもなってしまいました。

それだけ学びとることが多かったのです。


読んでいて一番つらそうだと思ったのは

「本来の自分がわからなくなる」症状です。

知人も「気分がいいときは病気で気分が悪いときも病気、じゃあ私はなんなの」と言っていました。

知人がこの本を読んだらとても共感するのだと思います。

単極性のうつであれば、気分が悪くないときが本来の姿だとわかりますが、

(まあそんな時がなかなかないのですが)

双極性だとそうもいかないのですね。

改めて、うつとは違うつらさがあるのだとわかりました。


また、この本は双極性障害の患者さんのことだけではなく、

その周囲の方々のことについても書かれています。


双極性障害の患者にどう対応するかを一方的に伝えるだけでなく、

周囲の人間の心労にも触れているので聞き入れやすいかと思います。


双極性障害当事者の方はもちろん、その周囲の方にもオススメできる一冊です。



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躁うつ病（双極性障害）がわかる本。うつとハイテンションを繰り返す理解されにくい症状と、その治療法を臨床心理士が解説。【電子書籍】[ 林田一 ] 価格:100円 (2016/9/27 23:15時点) 感想(1件)

最近知人の躁うつ病も悪化傾向にあります。


不眠

本人曰く、24時間以上起きていないと眠気なんかこないし寝てる時間がもったいないと感じてしまい、

寝る時間を読書や内職仕事に充ててしまうようです。

処方されていた不眠時の頓服薬も最近効かないようで、困り果てています。

本人曰く薬は飲んでるんだけど眠れないというより寝るより他にやりたいことがあって仕方なく、

何もしていないと不安で仕方ないそうです。
その活力、エネルギーを半分私にくれたら二人とも健常者なのに……

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衝動的な活動

先日も混合状態にあったのか
「首吊ろうとして紐くくったんだけど高いところに結びすぎて首がはいらねえうける」
と連絡が来ました。

そして飛び降りる場所を探しに真夜中にも関わらず外に飛び出し、

しばらく路上で体育座りをしていたら、首を吊ろうとする前に(処方を守らず多めに)飲んだ頓服薬が効き始めたと……

彼女が紐を結ぶ高さを見誤るようなおっちょこちょいでよかったです、ほんとに。



食欲の減退？

どうやら一日一食で済ませているようです。

しかし、うつ病の私の食欲減退とは違い、

「まじでわたし食わなくても寝なくても水だけで生きれるきがする」だそうです。

先日の「今ならわたしセルフ乳房切除できる」事件と同様、頭がおかしい…


そんな彼女も私も、そしてこれを読まれたみなさんも心の健康に気をつけましょう。


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心の病というとやっぱり一番メジャーで世間に認知されているのがうつ病かと思います。

それ以外にも精神疾患はいろいろあるのですが、世間に認知されておらず、
いろんな生きづらさを抱えてしまいます。








あまり認知されていない疾患の一つが双極性障害です。
躁うつ病といわれればわかるという方も多いと思います。

気分がハイになって活発になる躁状態と、気分が落ち込んで何もできなくなる抑鬱状態を繰り返してしまう病です。

気分がハイになるというと聞こえはいいですが、
自分がなんでもできる素晴らしい人間だと思い込んで周りにイライラしたり、
本当に些細な事でイライラしたりもしてしまいます。

何より、躁状態のときにとんでもない行動をしてしまうので後から困ります。

私の知人はお金を使うことが気持ちいいと感じてお金を使いこんでしまうそうです。
ある日、スマホが古くてゲームするとカクカクになってしまうと話したところ、
買おう！と言い出し、ゲーム用にiPod touchを買ってくれたことがあるのですが、
それも軽躁状態だったのかと思います。

その程度なら良いのですが、
見知らぬ人と関係を持ったり、無計画に起業したりという人もいるそうで、
とても大変そうです。





そして躁状態のあとには抑鬱状態がくる…
これはよく知られるうつ病の症状と変わりません。
この症状は私もよく知っています。

何をするのにも億劫で食事も入浴もしたくなくなります。
気力ややる気が消えて体が重くなる感じがするのです。

双極性障害でもう一つ大変なのが、「混合状態」というものです。
一言で言うと、躁とうつが一緒にきた！って感じです。

うつの死にたいという気持ちと、躁の何かしなきゃ！！という気持ちが同時に現れているようです。
こう書くだけでも恐ろしいですね。

二つが合わさって、今すぐ死ななきゃ！みたいな気持ちになるみたいです。

私の知人は死にたい！といって川に向かって裸足で走ろうとしたり（とめました）、
家に帰りたくない！このまま家族の前から消える！と区役所の前の広場で寝始めたり、
イライラするから走るといって少し走った後、胸が揺れて邪魔だ！といって切り落とそうとしたり…

これがすべて双極性障害のせいなのかはわかりませんがね…

特に胸を切り落とそうとしたときは「あ、こいつ頭おかしい」と思いました。
そんな麻酔かけて手術するようなことを自分で麻酔もかけずに出来るわけないだろと言っても、
「私ならできる！きって中身取り出す！」「いまならいける！」と返されました。

「とりあえず落ち着け、腹筋しよう」といって腹筋をさせたところ、
普段の彼女じゃできないような回数をひねりも加えてやっていました。
それで疲れたのかなんとか収まりました。
結果、剃刀で数センチ切っただけで済みましたが、結構深くやってしまったようで、
後から痛い…と嘆いていました。

彼女の胸の傷と精神状態がよくなることを祈ります。。。



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私には現在躁うつ（双極性障害）を患っている知人がいる。
躁状態とうつ状態をいったりきたりしているが、
躁状態とは気分の波が存在するとしたら、躁状態はその波の高い位置のことである。
普段は私と同じくうつ状態が続いており、
知人の場合は無気力になることが主な症状だったりする。
ひどい時には
「風呂に入る」「トイレに入る」
といった日常生活までおっくうになり
支障をきたしている。
そんな知人だが
私は知人がまだうつ状態の時の方がいいと思ってしまうようなことがあった。
私と知人が部屋で過ごしている時のことだった。
その時我々は共に気分が落ち込んでおりマイナスなことばかり考えていた。
突然知人が何かのスイッチが入ったかのように豹変したのだ。
「今から死ぬ」と知人が言い出した。
そこはマンションの3階。
窓を開け飛び降りようとした。
私は焦って必死に止めたのだが
普段は優しい知人が
「邪魔をするな、邪魔をするなら死ね」と私に言ったのだ。
そして私を平手で殴ってきたのだ。
私はどうしていいかわからずとりあえず知人を押さえつけることしかできなかった。
どのくらい押さえつけていたのか不明だが、功を奏したのか知人が我に返ったようだった。
後日知人にそのことを話したら
なんと
覚えていなかったのである。
双極性障害との因果関係があるのかはわからない。
双極性障害は躁状態の時、
それまで憂鬱だった者が人が変わったかのようにとんでもない行動力を示すことがある。
そうやって犯罪を犯したり、あるしは自殺してしまう者がいるのが双極性障害の現状みたいだ。

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