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その後の二人と子供一人の生活





その後、妻は実家にいたきり、子供を連れたまま3日間帰って来なかった
考える時間は必要だと思い、私も1日目は連絡しなかった。まさか、そんなにずっと実家にいるとは思わなかったので2日目に電話してみた。携帯
「え?まだ帰って来ないの?」
「うん、頭が痛くて」
「あのね、俺はお母さんにああいうこと言われたけど、離婚なんて考えたことないから笑顔
うん。私もね。考えたことなかったんだけど、母親が『もし開業が軌道に乗らなかったらすぐ離婚しなさい』って言ってる
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」絶句。落ち込み
自分の意志はどうなんだ?どっちの感情の方が優先するんだ?
「とにかく、帰ってくるの待ってるから。明日は帰って来れる?」
「うん。体調がよかったら」
私は、やや不安を感じた。妻は私に「私はマザコンだけど、それの何が悪い?」と言い放ったことがある。ダメ
そう開き直られても困るのだが・・・・・・・・。ちょっとは自立するような意志は持って生きて欲しいとは思っていた。でも、人間多かれ少なかれマザコンなのかとも思う。自分を生んでくれた母親をぞんざいに扱えるはずはない。
ただ、やや過度に思える態度は気になってはいた。妻は、普段の生活でも、母親の習慣通りにしないと気が済まない性質だった。母親のするように、炊飯器の蓋も毎回分解してまで洗う。母親のように、犬は臭いと嫌う。母親のように、タオルはわざわざ乾燥機でやらないとふわふわにならないからと嫌う。まあ、長く自宅兼会社にいると、そういう癖はしみついてても仕方ないとは思っていた。

だが、ことここに至ると、また別の話に感じてきた困った
「もし妻が、母親のあの論調に引きずられて離婚を考え始めたらどうしよう?」困った
翌日、妻は一応戻ってきた。だが、なんとなく態度が今までと違う。
俺の中で、彼女の母親への憤懣はあったが、それと彼女自身は関係ない。もうあの母親とは会いたくないと思ったが、結婚生活を続けていく以上、そういうわけにもいかない。なるべく自分のそういう感情は隠して、いままでの生活を続けた。
しかし、妻はことあるごとに、不平や不満、不安を口にするようになっていた
事前に説明して納得してもらったはずの、公務員を辞めるというその決断すらも問題にし始めた。・・・・・・・・・その時納得したじゃないか。また、今後の展望に関して問われると、そのたびに、ビジョンは示したつもりだ。
ただ、妻に言わせると、私の話を聞いていると、いつもうまく丸め込まれているように感じるということだった。彼女は常々言っていた「口げんかしても絶対に勝てない」
俺はああいえば上祐か・・・・・・・。一緒にされたかない。宇宙人
でも、ひょっとしたらこれは俺の一番悪いところなのかもしれない。もともと口下手だったが、いろんな経験をしてくるうちに、いつの間にか口が達者になっていた。特に法的な観点を交えての考え方で相手を論駁してしまう。論駁するまで必要ないが、仕事上も理屈は常に求められる。
そうして、言い返せない不満も一気に爆発したんだろうか・・・・・・。
なんだか二人の関係がぎくしゃくし始めた。子供が泣いている雨
そうした生活はしていたが、二人の間では、まだ離婚の話は出なかった。
ただ、今後の開業資金の温存のためにも、妻に失業保険でも受給してもらい、仕事が見つかったならば働きに出てもらえればという話はした。
実は、公務員は失業保険をもらえない。つまり私自身はもらえないのだ。理由は「退職金が十分出てるだろうから」・・・・・・・・・・いえ、微々たるものですが。汗
妻が働きに出る数時間の間は、私が子供の保育をするつもりだった。受験勉強中とはいえ、それは可能だと思った。今までも結構一人で長いこと面倒をみていたことはある。昼寝させちまえば、その間勉強はできる。メモ
しかし、妻はあまり乗り気じゃないようだ。
え?結婚する前に、共働きじゃないと厳しいよという話はして、その上で結婚したはずだ。何度も言うが、公務員はけして高給ではない。特に若いうちは低い。周りの家庭も共働きは多い。1馬力の家庭の方が少ないと言っていい。
まさか、ずっと専業主婦やるつもりだったのかびっくりはてな口には出さないが、疑念がよぎる。
次回、ついに二人の間でも離婚の話が出ることになる。







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