2012年03月29日
古里物語
馬頭観音
母は云いました。
道づくりはすらすらと運んだのではないと。
椎の木の生い繁る山には馬頭観音がお出になったのだと。
この山は馬頭観音のお住居であり。その山を無断で崩すわけにはいかないことでありました。
そこで神主に頼んで観音様にお伺いを立てましたと。
その神主は入来文書の出処、入来院氏の元家臣の方でありました。
古式に従いお伺いを立てた処、焼山の地に移りたいとの御宣托。
焼山とは現入来変更の場所。
その頃は牛馬の品評会の催される場所でした。
それで観音様は焼山にお移ししてお祭りすることになりましたと。
母は云いました。
道づくりはすらすらと運んだのではないと。
椎の木の生い繁る山には馬頭観音がお出になったのだと。
この山は馬頭観音のお住居であり。その山を無断で崩すわけにはいかないことでありました。
そこで神主に頼んで観音様にお伺いを立てましたと。
その神主は入来文書の出処、入来院氏の元家臣の方でありました。
古式に従いお伺いを立てた処、焼山の地に移りたいとの御宣托。
焼山とは現入来変更の場所。
その頃は牛馬の品評会の催される場所でした。
それで観音様は焼山にお移ししてお祭りすることになりましたと。