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2010年11月24日 Posted by グレンゴールド at 11:36 | ピアノ | この記事のURL
インドネシア生産のヤマハピアノ
ヤマハピアノ国産モデルの価格が標準機種である高さ121cm(YUS1)が861,000円
131cm(YUS3)が976,500円、高級モデルのYUS5が1,228,500円
さらにYUS5wnの木目モデルはなんと1,417,500円

とても庶民が買える値段ではないです。
当然、手の届くヤマハ中古ピアノに人気が集まるわけです。

しかし、そのヤマハ中古ピアノが海外輸出で激減し、全国的に需要が供給に追いつかない状態が続いている状態。

ヤマハ中古ピアノばかりが売れると新品ピアノが売れない。
ヤマハ特約店も中古ピアノを販売して生き残りを図るけど、ヤマハ特約店は新品を販売するのが使命であり、なんとしても新品を売らなくてはならない。

そこで中古価格帯に近い廉価版ピアノをインドネシアで生産し、
ニューモデルBシリーズを積極的に販売するようです。

b113(高さ113cm)が40万円前後、b121(高さ121cm)が45万円前後のオープンプライス。

カワイ社はすでにアップライト、デジタルピアノ生産拠点がインドネシア。
我々中古業者をこの廉価版ピアノで潰せということでしょうね。
質より量だといっているようなもの。

廉価版の新品ピアノが品質の良かった時代の中古ピアノに対抗できるとは誰が言えるのでしょう。

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2010年03月19日 Posted by グレンゴールド at 14:01 | ピアノ | この記事のURL
中古ピアノが足りない!!
今年も新入学の季節になりました。ピアノ教室に通われるお子さんも多い時期ですね。
ピアノ教室に入会し、自宅で練習するには当然ピアノが必要です。
しかしながら代表的なヤマハ社の国内工場生産品の新品機種YUS1、YUS3が861,000円、976,500円と車1台買える値段!
木目の最上級機種YUS5wnはなんと1,417,500円
とても庶民が買える値段ではありませんよね。
多くのご両親は
「いつまで続くかわからないから安価なデジタル・キーボードを与えよう。
4,5年続けそうなら、その時に考えよう。」
「新品は高いから中古ピアノにしよう。」
「国産の新品ピアノは高いから安価な中国製でもいいか・・。」
そう思っていらっしゃるでしょう。

そんなわけで例年、3月、4月、5月は中古ピアノがたくさん売れる時期であります。
当社のような中古ピアノ専門業者もヤマハ特約店も輸出専門店もやっきになって中古ピアノ
を仕入れることに力を入れています


しかーーし、今年は異変が起こっています。
例年、この時期は移転や移動等でピアノを手放す方が多いのですが、極端に減少しています。
もちろん業者が欲しがるのはヤマハの中古品
1970年〜1980年代がピアノ生産数のピークだったのですが、手放す方が少ないのか、
輸出業者がさんざん買いまくって減少しているのか。

中古業者にとってヤマハ中古品の仕入れがないのは致命的
他社に負けることがないよう買取値を上げる。
売値はこの不景気の時代だから上げられない。結局儲けは減少。

新品ピアノは売れない、中古は売れるけど在庫がない。ヤマハの中古が少ない中、中国製ピアノがたくさん国内で販売されています。
我々業者も知らないメーカーばかり。

きっとヤマハの高級機種の中古品が少ないので同価格帯の新品中国製で我慢なさっているのでしょう。

悪質な例では中国や東南アジア組立てピアノなのに日本製だ、ヨーロッパ製だと嘘を言って
販売されているケースが非常に多いです。

この問題に関してはあるマスコミが現在調査して公表するそうです。
ピアノの知識が少ない消費者を虚偽販売で契約させる非常識な会社が非常に多いのは国産の新品ピアノが高すぎる、ヤマハの中古品が少なくなったことが一因とされると思います。
ヤマハ社も中国生産に踏み切ったと聞き及び、世界中のピアノ・メーカーでどこが生き延びることができるのか・・我々でも皆目見当がつかない時代になってしまいました。

以前、お話したSTEINWAYとイタリアのFAZIOLIの戦いですがFAZIOLIが爆発的に売れているそうです。ブーニン氏をコマーシャルに採用したおかげでしょうか。
何千万もするピアノが何台も売れている。・・日本の経済はどうなってるじゃ!!


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2009年11月13日 Posted by グレンゴールド at 10:11 | ピアノ | この記事のURL
ヤマハ自動演奏ピアノから発煙
2009年11月10日(火) ヤマハ自動演奏ピアノから発煙
〜経済産業省は10日、ヤマハ 製縦型ピアノが自動演奏機能を使用中に発煙する事故が、9月に千葉県で発生したと発表した。
ペダルを制御する電子部品に不具合があり、自動演奏中に電流が過剰に流れて発熱することが原因。
同社は対象機種のリコール(改修・無償修理)を開始した。
リコール対象は「ヤマハ・サイレント・アンサンブルピアノSEBシリーズ」2004年10月〜2009年9月に販売された機種。
機種名はYM、YU、YUS、のいずれかで始まる製造番号#6095681〜#6264935。
・・・しかし、そんなに電力使うものだとは・・。火事にならずにすんでよかったですね。

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2009年10月05日 Posted by グレンゴールド at 11:59 | ピアノ | この記事のURL
ピアノのタッチについて
ピアノのタッチの重さは?

「ピアノのタッチは重いほど運指の練習になる。」と決めつけている方は多いと思います。

リストの時代から当時の演奏者は「ピアノの鍵盤を強い力で叩けばフォルテッシモの音が出せる」
思ってきました。

そのためピアノメーカーは、鍵盤タッチが驚くほど重いピアノを造ってきました。

ピアノのアクションにはエスケープメントという装置があり、鍵盤を押さえた場合、最終的にこの装置がゴルフクラブで球を打ったときと同様に、ハンマーを弦に向かって放つように動かし、ハンマーはその時点では、鍵盤やアクションの各部分とはまったくつながりを持たず、極端に言えば、ブラブラとなり、弦を叩いて瞬間的に跳ね返る。このエスケープメントの装置がないと、
奏者が鍵盤を押さえている間はハンマーが弦に接触している状態となって、音が止まってしまい瞬間的なスタッカート奏法しかできない。

そのため、初期のピアノメーカーは、このエスケープメントと呼ばれる装置を考案したのです。
このようなアクションの機構を科学的に分析すると、演奏者が鍵盤を押さえるスピードがハンマーの運動のスピードに伝達されるだけで、名奏者が弾いても、素人が弾いても、その鍵盤を押さえるスピードが同じであればピアノの音色はまったく変わらないはずです。

「シングルトーンの場合は、猫が鍵盤の上を歩いても人間が弾いても同じ音がするのである。」というオルトマンの定義が有名です。




ピアノは発明されて200年以上演奏し続けられた楽器です。
はたして、モーツァルト、ベートーベン、ショパン、リストなどの著名な音楽家がこの原則を知らなかったのでしょうか。

オルトマンの理論が正当化されて以来、タッチに関する方法論はまったく誤りであったと言い切れますし、良い音を出そうと懸命にタッチの練習することはまったく無駄となります。

ピアノは一種の弦楽器であり、同じ弦楽器のバイオリンの場合、弓の圧力、スピード、角度およびその弦に接する箇所によって音は変わります。

1963年にノースウェスタン大学ピアノ教授であるルイス・クロウダーが発表した「ピアノの音とその時代遅れの論争」では
ピアノでただ一つの音を弾く場合は誰が弾いても同じ音色であることは否めない。しかし、この楽器はポリフォニックなもので、絵を描く場合にパレットで絵の具を混ぜるように、多くの音をブレンドすることによってさまざまな音色を生み出すことができる。

陰気な音、輝かしい音、温かい音、透明な音、その他のすべての音色が出せる。ただし、これは芸術的な演奏法を使って、それぞれの音の強さを変えたり音をいささかオーバーラップさせたりして、各音が含んでいる倍音を巧妙に混ぜるこ
とによってはじめて可能となる。

例えば、きわめて単純な3音を同時に弾く場合、そのそれぞれの音の強さを変えれば、音色はさまざまに変化するはずである。ここに芸術的なピアノの演奏の本来の秘技がひそんでいる。」

このオルトマン、クロウダーの定義により、現代のピアノメーカーの鍵盤タッチの重さが軽く造られるようになりました。
スタインウェイは45〜47g、ヤマハは55g60gを超えるピアノはよほど力がないと弾きづらいピアノだということです。

過去には「鍵盤に鉛を入れて70g以上の重さにし、練習すれば運指の上達になる。」という風潮がありました。

しかし、それは何の意味も持たず、ただ腱鞘炎を引き起こすだけなのです
現在も重いタッチのピアノで練習しなさいというピアノの先生は多いです
もしも、そのせいで生徒さんが腱鞘炎になったら、どう責任を負うのでしょうか。将来のピアニストの夢をも断つことになってしまいます。




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2009年09月18日 Posted by グレンゴールド at 13:17 | ピアノ | この記事のURL
スタインウエイ・ジャパン社と松尾楽器商会・ファツィオリの関係は?
○まず、スタインウェイ社について
・・スタインウェイの経営は長年順調とはいかず1972年のCBSによる買収、その後の数々の投資家への売却を経て、1995年に管楽器で有名なセルマー・インダストリーズの傘下に入り、スタインウェイ・ミュージカル・インスツルメンツとなります。


2003年、スタインウェイ・ミュージカル・インスツルメンツはC.G.コーンを含むユナイテッド・ミュージカル・インスツルメンツを買収、再編してコーン・セルマーという大会社が発足した。そのピアノ部門がスタインウエイ社です。

日本で新品のスタインウェイを購入するには・・。
スタインウェイジャパン(株)正規特約店か平行輸入かのどちらかです。
(日本ではハンブルグモデルが主体ですが、独禁法の問題が指摘されたため現在では正式代理店においても納期が長くなるけどニューヨーク・スタインウェイを注文することは可能となっています。)

スタインウェイジャパン(株)はスタインウェイ本社が小売りではなく、スタインウェイ特約店(全国に約30社)への卸売販売を目的としています。

特約店からの紹介で東京都大田区東海にあるスタインウェイ・セレクション・センターへ試弾希望者を予約制で行けるようにしています。
スタインウェイジャパンが設立前は松尾楽器商会がスタインウェイ社の日本総代理店でありました。

松尾楽器商会は1990 年代に公正取引委員会が摘発した並行輸入の妨害に関する独占禁止法違反。すなわち並行輸入業者が落札したピアノについて、並行輸入を妨害したとされます。

その時期には殆ど値引きも無く、定価販売をしていたようですが、スタインウェイジャパンが設立し、並行輸入も進み、ライバルが増え競争が激化してきたので、値引きをしなかった松尾楽器商会が会員制で値引きスクラッチ・カードに
よる現金値引きが700,000円〜1,050,000円以上、さらには「スタインウエイジャパン社希望小売価格」を堂々と会員誌の掲げています。

この不況の時代、高額なピアノの販売不振はどの楽器メーカーも苦心しています。いかにスタインウェイでも最大の値引きで販売せざる
を得ない状況なのです。

スタインウェイ社はA・ワイル 氏にスタインウェイ&サンズ社の初のアジアにおける社員として1994年に極東代表に任命し、日本を拠点に極東・東南アジア市場を担当。1997年のスタインウェイ・ジャパン株式会社の設立に携わり、同社の執行役員マーケティングディレクターとしての常勤に就きました

しかし2年ほど前に突然ワイル氏の上に別のボスがスタインウェイ本社から
派遣され社長に就任しました。


何があったかは想像つかないことではありますが、それからすぐにワイル氏はスタインウェイ社を退社し、すぐに2008年8月に独立し、イタリアのファツィオリピアノの日本総代理店としてピアノフォルティ株式会社を設立しました。

今後、ファツィオリピアノを全国展開し、スタインウエイに対抗していくのでしょう。社会派ドラマみたいな展開ですね。
はたして、ファツィオリとスタインウェイの勝負のゆくえは・・。




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2009年09月07日 Posted by グレンゴールド at 13:52 | ピアノ | この記事のURL
グロトリアン(ヴィンテージピアノ)のご紹介
◎GROTRIAN STEINWEG(グロトリアン・スタインウェヒ)220cm
Steinweg Nacht.Grotrian.Braunschweig ('10) 


◎GROTRIAN STEINWEG(グロトリアン・スタインウェヒ)200cm
Steinweg Nacht.Grotrian.Braunschweig ('12) 販売済み


 グロトリアンスタインウェイと血縁にあたるピアノの名器で、スタインウェイがアメリカで最高のピアノと断定できるならば、グロトリアンはドイツにおける最も優秀なピアノの一つです。

 グロトリアンの発祥はスタインウェイのピアノ誕生と密接なつながりを持ちます。
スタインウェイ・アンド・サンズの生みの親である初代のヘンリー・ス タインウェイは、ハインリッヒ・シュタインウェヒ と呼ばれていました。
スタインウェイのマスターピアノのメーカーとしての地位と評判は確立し1840年代には息子のテオドール、チャールスおよびヘンリーを迎え入れました。
 1849年5月にニューヨークに移民し、これが動機となってスタインウェイー家はシーセンの工場を捨てて、1851年に新天地であるアメリカに自由を求めて移住したのです。






このスタインウェイー家の歴史が、グロトリアンのピアノの発祥の由来につながっていきます。
スタインウェイー家がハンブルグの港を出発したとき、長男のテオドールだけはドイツに残りました。その理由は彼に恋人がいたからだといわれています。
 披は単身でシーセンのスタインウェイの工場を守り、その後、このピアノ工場をウールフェンビュッテルに移し、さらにこれをブランスウィックに移転させました。
しかし、1865年にニューヨークのスタインウェイの大規模な工場が完成した時に、彼はドイツとアメリカとの往復に忙しくなり、ブランスウィックの工場を、彼の弟子である ゲロトリアン、ヘルフェリッヒおよびシュルツの三人に売却したのです。
 当時、このピアノエ場は“ゴマナトール・シュタインウェヒ・ナッハホルゲル〃と呼ばれていましたが、これがやがて グロトリアン・シュタインウェヒというピアノのメーカーになるのです。
テオドールの三人の直弟子のうちの筆頭であったフリードリッヒ・グロトリアンは、1803年に生まれていますが、若い頃、モスクワの優れたピアノメーカーで腕を磨きました。
 1872年に、ブランスウィックのシュタインウェヒとニューヨークのスタインウェイは完全に分離し、1866年にその7年前にこの世を去った初代のフリードリッヒ・グロトリアンの後を引き継いで、ウイリアム・グロトリアンが工場の専有者となり、1895年には、彼の息子のウイリーとクールトがパートナーとなりました。
  グロトリアン・シュタインウェヒの楽器はドイツの最優秀なピアノとして、今日までその名声を保ち続けています。






この楽器は音色が卓越していることはいうにおよばず、グロトリアンー家の伝統的な優秀な本工技術によって作り出されたその姿の優美さにおいても広く世に知られています。
 ドイツの有名な女流ピアニストであった クララ・シューマンは、1870年以降、彼女の永くて輝かしい演奏活動の最後まで、このグロトリアン・シュタインウェヒの楽器を使い続けたといわれています。
多くのドイツのピアニストがこの楽器を選んでいます。
 グロトリアン・シュタインウェヒのピアノの、華麗でしかも純粋で、例えようもない情感のある音色の秘密は、次に述べるような数々の構造上の特徴にあります。
 ☆ホモジェナンスサウンドボード 
  ホモジェナンスサウンドボードとは日本語に訳すと”均等な品質を持つ響板〃ということで、特殊なサウンドボードを特つために音質が大変優れています。弦楽器ではサウンドボードが最も大切で、音質を左右することはいうまでもありません。
 サウンドボードは多くの木片を組み合わせて作りあげますが、グロトリアン・シュタインウェヒのピアノに使われる響板の木片のそれぞれは、全く同じ性質を特っていて、いずれも同一の音響特性を特っているのです。
☆バイオリンテクニック
   グロトリアン・シュタインウェヒのピアノ工場の特つパテントの一つとしてバイオリンテクニックという、まるでピアノとは関係なさそうな名称のものがあります。
これは、バイオリンの形態と機能をピアノに適用したためにつけられた呼び名らしく、フレームとサウンドボードの形態をバイオリンの胴形に真に似たもので、この方法により、全音域にわたる完全な倍音を含んだサウンドボードの振動が得られます。
 ☆打弦点 
 ピアノの音色と音量はストライキングポイント(打弦点、ハンマーが弦のどの部分を叩くかということ)によって変りますが、このピアノではそれぞれの弦に対して打弦点が何分の一であるかということが正確に調整してあり、全音域のすべての音が最も美しくなるようにアジャストしてあるというクロマティカリー・レギュレーテッドスケールと呼ばれています。
  その他の特徴としては、サウンドボードの外側だけにネジ止めされたバランスの優れたメタルフレーム、構造の安定度を高くし、音程の狂いを防止する特殊な形状を特つブレーシングなどがあります。
 グロトリアン・シュタインウェヒのピアノでは、ピアニッシモのささやくような音を出すことも可能なように、あらゆる機構の細部にわたって特別な注意が払われており、例えば奏者のタッチの確実性を計るために、黒鍵の上部の形態を変えているなどの意外な改良がなされています。
 しかし、このグロトリアン社に対し、スタインウエイの後継者はスタインウエイの販売に影響するゆえに、“スタインウェイ”の名を使用しないことと、数々のパテントはスタインウエイ社のものであるという商標権、特許権侵害の裁判を1910年頃に起こし、この裁判は100年間も続き、結局グロトリアン・シュタインウェヒが敗訴し、1980年にその名を。”グロトリアン〃と改め、製造しています。しかしながら明らかにグロトリアン・シュタインウェヒとは全く違うものです。





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2008年10月20日 Posted by グレンゴールド at 13:36 | 日本ピアノ調律師協会とは | この記事のURL
日本ピアノ調律師協会について
日本ピアノ調律師協会(JPTA)は文部科学省認可の社団法人です。
かつては入会審査が厳しく、5年以上の実務経験と高度な調律精度、整調技術が求められ、何回も不合格になったものです。


会員になることに憧れていた人も多いです。
約20年前に私の友人であった調律師が何回も試験を受けましたが、結局受からず、
それを苦にし、ノイローゼになり自殺しました。思い出すたびに胸が苦しくなります。

先日、ベテランの現協会会員の方とお話する機会がありました。
要約すると今の新規協会会員のレベルが非常に落ちている。
調律学校3年間出て、すぐ試験を受けて通っちゃう。以前は実務経験が5年以上だったが、今は3年。それも専門学校入学機関も含めているのにはあきれて物が言えない。名刺に「日本調律師協会会員」と記入すれば一般の方に技術は確かであろうと思われてしまう。
友人の会員も同じレベルだと思われたくないので退会している。自分も退会を考えている。
協会内ではグレード制推進派もいて討論をしているが、反対派も多く、難航しているみたいだ。」
という内容。
協会の審査は「厳正な入会審査に合格することが必要。」
とあり、厳正な昔より易しいと思えるのは私だけではないでしょう。





お金の問題もあります。
受審料・・初審 50,000円 再審 1科目 30,000円 2科目 50,000円
合格し、入会が決まると入会金 30,000円 協会年会費 20,000円と支部費
何回も受けると相当な額になります。
技術レベルの差が大きいにも関わらず支払う会費は同じなのです。



もっと大きな問題点
JPTAのHPで全国の会員数約3,000名が登録してあり、
都道府県別に協会員の検索ができる。
これはあたかも日本調律師会員であるから非会員より
信頼があり優秀な技術者を紹介しているように一般の方に思わせる
のでは?

法的には問題はないでしょうが、非会員の調律師であっても優秀な人は大勢います。
当社養成所卒業生には今のところ調律師協会へは入会すべきではない
と指導しております。
グレード制度ができるか国家試験になるのを期待しています。





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2008年09月30日 Posted by グレンゴールド at 17:21 | 中国製ピアノはどうなの? | この記事のURL
中国製ピアノはどうなの?続き
ピアノ内部のチェック!
◎ハンマー・ヘッドのバランスが不揃いではないか。
センター・レールはアルミ製でなく木製ではないか。(現在、軽量アクション化により重い木製は殆ど使用されていない。)

鍵盤木部内の鍵盤おもり用の鉛が腐食していないか!必ずコーティングしないと有毒です。

ペダル天秤棒が金属ではなく木製ではないか!
木製はキシミ音が出ます。有名メーカーは殆ど金属製。










これはひどい!底板がバーチクル・ボード!ネジが効かないでしょ!



ヤマハの天秤棒↓



以上が簡単な
ピアノ選びのチェック方法です。
ピアノはセールス・マンの言うことを信じるのではなく、良心的な技術者にアドバイスをしてもらうのが一番良い方法です。
何を信じて良いのか判断に苦しむお客様は本当に多いですね。何でもお答えしますのでメールをお寄せください。info@rpc.co.jp





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2008年09月30日 Posted by グレンゴールド at 13:01 | 中国製ピアノはどうなの? | この記事のURL
中国製ピアノはどうなの?
中国製ピアノのブランドは多すぎる!

すべてを試弾して、チェックすることは不可能!
まして素人のお客様では良し悪しは判断できないでしょう。
セールス・マンの言うことを信じるしかない
ですよね。

簡単にチェックする方法をお教えしましょう。

(当社にある中国製を見本にしていますが、特に中国製でなくても他のピアノのチェックに当てはめてください。)






◎外見から判断する基準
ピアノの背面を見せてもらう。背面の響板、支柱、響棒をチェック!

響板を触ってみて、ツルツルの場合、どこにも響板の板の継ぎ目がない。→1枚板の合板に木目の
プリントを貼っているだけ。↓下のヤマハと比べてください。






鍵盤下の棚板が固い木ではなくバーチクル・ボード触ってみてツルツル。ザラザラしたら木。



鍵盤重さ(タッチ・ウェイト)
標準ウェイトが約55g。60gを超えると重すぎて弾きづらい。(特に初心者、幼児にはです。)







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2008年09月27日 Posted by グレンゴールド at 15:43 | ピアノのメンテ間違ってませんか? | この記事のURL
ピアノ選び、ピアノの修理・調律料金に疑問はありませんか?
人間が、病気になるように、ピアノも日々の注意を払わないと命を縮めます
ピアノのアクションは力学作動から働きます。このアクションは約5,000個のパーツが組み合わされ小さなパーツが一つでも狂えば完全な音を出しません。

また220本〜226本の弦が張られており、総張力は20tにもなります。ピアノは非常に大きな力に耐えながら、一瞬も休みもなく、この重荷と戦っているのです。






さらに湿気の影響を受けやすく、湿気を含むと、木材、フェルト、クロス類、皮類が膨張し、接着が弱まり鍵盤が下がったまま、上がらない、または動きが鈍くなる、タッチが重くなる、ペダルの働きが悪くなる、音色が悪くなり、音量が下がるといった症状になります。

これらを防ぐには梅雨時期や雨の日、湿度の高い日には、外気が入らないようにし、除湿機やエアコンで湿度調整をします。湿度計があればピアノの近くに設置し、50〜55%の範囲に保ちます。

調律師が販売する「乾燥剤」はピアノの中に入れても長持ちしませんし、高価です。錆取剤や防虫剤もあまり役に立ちません。
ピアノのカバーも湿気を閉じ込める要素になりますから、オール・カバーは避けたほうが安全です。


また、大型観葉植物、大型観賞魚水槽のある場合、非常に湿気が多くなるのでピアノからは遠ざけます。冬季の過乾燥時には床暖房の部屋にピアノを設置しないこと。ガスストーブはなるべく使用しない。ガスは1ミリ立方の燃焼に800ccの水分が発散します。ピアノ内部に湿気が滞留することになり、ピンや弦の錆の原因になります。

<湿度調整/大>はやはり50〜55%で過乾燥の場合、加湿器送風口に手を当てても水分が付かない方式のもの)(でコントロールします。



通年を通して、エアコンや冷暖房器具の送風口はピアノに向けないで部屋全体の空気を循環させます。特に防音室では気密性が高いのでグランドピアノの下に空気の対流が起らないため、カビが発生します。
サーキュレーターや小さな扇風機でグランドピアノの下の空気を対流させることが大切です。

ピアノの湿度コントロール装置としてピアノ内部にヒーターや水を入れて湿度管理をする器具がありますが、ピアノ全体をコントロールするものではなく、局所的に暖めるもので、響板や駒などの木材の割れやヒビを発生させますから使用は避けたほうがよろしいです。



調律師とは単に音を合わせる作業をするだけの仕事ではありません。

鍵盤下の掃除から、アクションの調整、磨耗パーツの交換すべてにおいて完璧な作業をし、精度の高い調律技術とピアノメンテナンスをするのが真のプロです。

定期調律の場合であっても、必ず鍵盤下の清掃やキー・ピンのサビをチェックし潤滑剤を塗布し、滑らかな表面にしておく必要があります。

アクションのガタも修正し、最後に調律をするのがメンテナンス調律です。

鍵盤、アクション調整が先で音合わせは2番目なのです。
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