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2016年03月06日

ドジョウ鍋のことをなぜ「柳川鍋」というの?

ドジョウを食べたことがありますか? 有名なのは「柳川鍋」ですね。 ウナギとともに夏のスタミナ食であるドジョウですが、骨っぽいことや泥臭いことから敬遠されがちですが、栄養価は抜群なんです。 このドジョウを鍋にして食べる料理をなぜ「柳川鍋」っていうんでしょう?

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ウナギよりカルシウム豊富なドジョウ



ドジョウは「ドジョウ鍋」などで丸ごと食べる骨っぽさこそカルシウムの豊富さを物語っています。

ドジョウのカルシウム含有量は食材の中でもトップクラスです。

ドジョウのスタミナ源は、その表面を覆うヌルヌルです。

これを「ムチン」といいます。

このムチンはタンパク質を体内で有効利用させる働きがあり、疲労回復に効果を発揮するばかりか、胃の粘膜を守ってくれるんです。

またビタミンB2も多く含んでいます。

このビタミンB2によって、口内炎や肌荒れを防ぐなどの美容面においても効果を発揮します。

その調理法でポピュラーなのが、ドジョウを鍋に入れて割り下を注ぎ、ネギやゴボウと一緒に煮込んだ「どぜう鍋」ですね。






















一匹丸ごと煮込む方法を「まる(丸鍋)」といい、ドジョウの骨っぽさが苦手な人向けには、背開きし、骨を抜いた「抜き」という食べ方もあります。

栄養豊富なドジョウだからこそ、できれば「まる」で食べていただきたいところです。



















なぜ「柳川鍋」というの?


この「どぜう鍋」を「柳川鍋」ということがあります。

これは、ことわざの「柳の下の〜」のドジョウが由来ではないんです。

まず、ドジョウを料理して出すようになったのは、江戸時代。

文化元年(1804年)に浅草の越後屋最初だといわれています。

当初は、ただのドジョウの丸煮だったらしく、ドジョウを開いてゴボウと一緒に煮る料理がいつ生まれたかは定かでありません。

一説には、南伝馬町の「萬屋(よろずや)」であるとか、本所石原(ほんじょいしわら)の鰻屋の「石井」であるとも言われています。

さらに、今日伝わるような卵でとじる「柳川鍋」が生まれたのは、日本橋横山町にあった店だとも言われています。

その店の屋号が「柳川」だったことから命名されたという説と

その当時使われた鍋が福岡県の柳川焼だったからという2つの説があるようです。

動画で見る「どぜう鍋」はこちら

東京5大どぜう店 【浅草どぜう飯田屋】 どぜう鍋の作り方。




















ドジョウにまつわることわざ



江戸時代から庶民に親しまれてきたドジョウ。

それゆえに、ドジョウにまつわることわざもいくつかあるので紹介しましょう。

「柳の下にいつもドジョウはおらぬ」

柳の木の下でたまたまドジョウが獲れても、いつも獲れるとは限らないことから、同じ方法で何度もうまくいくとは限らないことのたとえ。

「ドジョウ汁に金つば」

ドジョウ汁と金つばは食い合わせが悪い。 相性が悪いというたとえ。

「ドジョウのように酒で殺す」

ドジョウを調理するとき酒を使うことから、人も酒を飲ませれば、言いくるめることも、殺してしまうことも出来るというたとえ。

「骨抜きドジョウ」

骨を抜き取ったドジョウのごとく、気骨がなく主義主張もなく無節操な人のこと。
















まとめ

江戸時代と違い、ウナギに比べ手に入りにくいドジョウですが、チャンスがあれば是非食べてみていただきたいお魚のひとつです。 やはりおすすめは「柳川鍋」でしょう。 東京の「どぜう鍋」の有名店には今でも連日大勢のお客さんで賑わっていますね。
posted by AZARASHI at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 食品
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