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2016年03月16日

サザエにはツノがあるのとないのがあるけど、違う種類なの?

漫画『サザエさん』の名前の由来が貝のサザエというのもあってか、サザエは日本人にとってなじみのある貝ですね。 お刺身やつぼ焼きは美味しいですよね。 くるっと巻いたワタが好きな人も多いのでは。 このサザエ、ツノがあるものとないものがありますね。 これって、種類が違うのでしょうか?



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生まれたときはツノがない



サザエといえば、多くの人が殻にツノがあるものとして認識しているのではないでしょうか。

じつは、ツノのないサザエもいるんです。

このツノがあるのとないのはずばり『育った海の環境』が原因で違うんです。

生まれたばかりのサザエにはまだツノがありません。

その後の生長とともにツノが発達してくるのですが、

波の荒い場所で育ったサザエはツノが発達し、逆に、波の穏やかな場所で育ったサザエにはツノがありません。

波の荒い海域に棲むサザエは、波に流されないように自分の体を支えなければなりません。

そのために、ツノが発達するのです。

ではツノのあるサザエを波の静かな場所に移すとどうなるのでしょう?

移した後の成長したからにはそれ以上のツノは伸びないそうです。



















全国的に棲息するサザエ


サザエは、北海道南部から鹿児島県までの広い範囲に分布しています。

太平洋側では茨城県、日本海側では北海道南部が分布の北限です。

外海などの荒波にもまれて育ったサザエはツノがあり、内海などの波の穏やかな海域で育ったものはツノがありません。

このツノのないタイプのサザエを”ツノナシ”または”マルゴシ”と呼びます。





















殻の色も育った環境によって違う



サザエの殻の複雑な色合いは、餌となる海藻の混食によって生み出されているようです。

好き嫌いせず、いろいろな種類の海藻をバランスよく食べているサザエはカラフルになるといいます。

しかし、偏食がちなサザエで例えば「アラメ」という海藻だけを食べているものは殻が白っぽく、「ホンダワラ」という海藻だけをたくさん食べたサザエの殻は褐色になるのだそうです。





















サザエのツノを抜いた「日蓮上人」

サザエのツノに関して横須賀に伝わる伝説があるのでご紹介します。

安房(あわ)から船で鎌倉に向かう途中シケにあってしまい島に辿りついた日蓮上人一行は、行き先を見失い難渋していました。

そこへ突然白い猿が現れ、横須賀へと船を導いてくれました。

しかし、今度は岸へ近づけません。

それを見た地元の漁師さんが日蓮上人を背負い浜に向かって歩き始めました。

途中、猟師さんはサザエを踏み、ツノで足に傷を負ってしまいます。

そこで、日蓮上人がお経を唱えるとサザエのツノがなくなり、漁師さんの怪我も治っていました。

その後、横須賀のサザエには角がなくなったとさ。

というお話。

このお話は、横須賀の銘菓「角なしさざゑ最中」となって今に伝えられています。

また、白い猿が現れた島は、以降「猿島」と名づけられました。






まとめ



ツノがあるサザエとないサザエの違いがおわかりいただけたでしょうか。 日蓮上人の話は、おとぎ話として、育つ環境によって形態を変化させるその順応性があるからこそ、日本各地で美味しいサザエが食べられるんですね。 このサザエ海辺のの漁師町のお土産屋さんで、「壷焼き」として焼きながら販売されているのを見かけると、その香ばしい香りに引き寄せられ、つい買って食べてしまうのは私だけじゃないはずですよね。
posted by AZARASHI at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 食品
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