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2017年04月16日

マジックは観るもの?演るもの?

マジックほど観る人と演る人の区切りがはっきりしている芸は少ない様な気がします。

マジックを好きになってくると本当に楽しもうとした場合には、観る側になるか演る側になるかのジレンマに陥って来ると思います。
演る側になると単純に観る側には戻れなくなりますので、純粋にマジックを観て驚くのが好きな人は注意が必要です。 これはマジな警告です。

別の芸能の例でいうと、例えば音楽の場合は発声方法や楽器の演奏方法のテクニックを覚えてもすぐに単純に聴く側に回る事が可能なのではないでしょうか。 この場合でも例えば曲を聞いた瞬間にここのフレーズの時にはこういう歌い方をするだとか、ベースやギターの演奏テクニックがこうだとかいった事に気をとらわれると、一時的には曲自体の良さが分からなくなる事もあるかもしれませんが、心を落ち着かせて聴けばじっくりと曲を楽しむ事ができる様になるのではないでしょうか。

ところがマジックの場合は、秘密のテクニックを覚えてしまうと純粋に観て驚く事ができなくなってしまいます。
特定のマジックを習得すると、そのマジックだけでなく同じテクニックを使用する他のマジックも純粋に観て驚く事が出来なくなりますので、覚悟が必要になってきます。

たまにテレビで放送される種明かし番組・ネタばらし番組が問題になるのはまさにこの部分だと思います。
チラッと一回ネタばらし番組を見ただけならば或いは直に忘れてしまうかもしれませんが、他人に観せて驚かせようと思って一所懸命練習して習得したならばもう演る側になってしまい、そのマジックや同一のテクニックを使うマジックを観ても純粋には驚かなくなってしまいます。

そもそもマジックを演じてくれる方がいないと観て楽しむ事もできないので、演って楽しむタイプの人はどんどん演じて、私のような観て楽しむタイプのマジックファンを楽しませて頂いて本人も楽しんで頂ければ幸いです。

実は私も演じる側になって、観て楽しむタイプのマジックファンの方達をを楽しませることができればいいな、とも思ってもいます。 その部分が非常にジレンマになっている部分です。

逆に知ったほうが深く楽しむ事が出来る部分も有るとは思います。 音楽ならば、ある曲がどこでどんな状況の時に作られたものだとかどのような心境の時に作ったかというようなエピソードの様に、マジックでもそのようなエピソードならば深く楽しめるのではないでしょうか。
私はマジックの本やDVDなどが発刊されたと知ってしまうとついつい買ってしまいますが、読む時は観る事の妨げにならないようにそのような部分を選んで読むようにしています。 そうでない部分を読んでしまった時は極力忘れようと努力します(^^;)

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