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2016年03月12日

朝ドラ【あさが来た】 各回で印象に残った台詞を中心にあらすじ紹介11週目(61話)〜


あさが来た.png
2015年9月28日スタート
朝ドラ【あさが来た】

各回の印象に残った台詞を中心に
簡単にあらすじ(ネタバレあり)紹介!

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【出演者】
京都 今井家
今井(白岡)あさ:波瑠(幼少期:鈴木梨央)
今井(眉山)はつ:宮崎あおい(幼少期:守殿愛生)
今井忠興(父):升毅
今井梨江(母):寺島しのぶ
今井忠政(祖父):林与一
今井久太郎(忠嗣)(弟):興津正太郎
うめ(あさの世話役):友近
ふゆ(はつの世話役):清原果耶

大阪 加野家 白岡家
白岡新次郎(あさの夫:次男):玉木宏
白岡正吉(父):近藤正臣
白岡よの(母):風吹ジュン
白岡正太郎(長男):木内義一
白岡榮三郎(三男)桐山照史(幼少期:吉田八起)
白岡さち(榮三郎の妻):柳生みゆ
白岡千代:(幼少期)東出奈々(幼少期)鈴木梨央
雁助(大番頭):山内圭哉
亀助(中番頭):三宅弘城
弥七(手代):竹下健人
佑作(手代):杉森大祐
かの(女中頭):楠見薫

大阪 山王寺家 眉山家
眉山惣兵衛(はつの夫:長男):柄本佑
眉山栄達(父):辰巳琢郎
眉山菊(母):萬田久子
眉山藍之助(ほつの子):森下大地

その他
五代友厚(五代才助):ディーン・フジオカ
大久保利通(大久保一蔵):柏原収史
玉利(奈良の豪商):笑福亭鶴瓶
美和(新次郎の三味線の先生):野々すみ花
山屋与平(大阪商人):南条好輝
土方歳三:山本耕史
福沢諭吉:武田鉄矢
日野彦三郎(ふゆの父)上杉祥三
山本平蔵(ふゆの縁談相手):山本浩司

九州炭坑
櫛田そえ(九州炭坑の持ち主):木村佳乃
宮部源吉(炭坑の支配人):梶原善
治郎作(炭坑の親分):山崎銀之丞
カズ(次郎作の妻):富田靖子
福太郎(坑夫):北原雅樹
伊作(坑夫):中山義紘
紀作(坑夫):平田理
サトシ(納屋頭):長塚圭史

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6週目(31話)〜10週目(60話)はこちら!!!
【第11週】 12月7日〜12月12日
 「九転び十起き」
 第61話・12月7日
「諦めてたのに、ようやったわ。」
「ほんまおおきに。おおきにな。」


弱るあさを心配する炭坑夫たち。
弱音を吐くあさであったが、新次郎が到着した。
新次郎が、あさを抱きしめて泣いて言った台詞。
新次郎ははつの送ってくれたミカンを食べさせた。
何も口に出来なかったあさだが、
酸味の利いたミカンは食べることが出来た。

新次郎は亀助に、帰らなかった理由を聞く。
そしてサトシの顔を見た新次郎。
見に覚えのある顔に一瞬止まったが、
聞き覚えの無い名前に勘違いと思った。

 第62話・12月8日
「子供を産み育てるいうことは、
 他のどんな新しい産業をおこすよりも、
       お国のためになることです。」
「人はいずれ皆死んでしまうし、
 お金は墓場には持って行かれへん。」
「それよりも問題は、
     後世に何を残せるかだけです。」


あさを大阪に連れて帰った新次郎とうめ。
炭坑夫たちも快く、あさを送り出した。

あさの悪阻は徐々に良くなって、
落ち着いた日々を大阪で過ごしていた。
そんな時に五代があさを訪れた。
商いが出来ないと残念がるあさに、
五代が言った台詞。

その頃東京では、
今井家が銀行の開業に動き出した。
両替屋から銀行への変更を悩む栄三郎。
榮三郎の背中を押すように雁助は反対した。
2人は新次郎にも意見を求めるが、
そんな事がどうでも良い新次郎。
2人を連れて、ざんぎり頭に変えるのだった。

 第63話・12月9日
「ドンとしたお父ちゃんのまんまでいたいんや。」
「情けのうとこ見せとうない。」


このころ五代は米紹介所の開業をし、
大阪経済に貢献していた。
あさのお腹も大きくなっていた。
昔ながらのお産婆か、
新しい時代の医者か、
どちらに頼むかでもめる正吉とかよ。
あさと新次郎は両方に頼むことを決めた。

そんな最中で、あさの前で倒れた正吉。
直ぐに、皆に知らせようとしたあさに庄吉が、
子供や店のものに知らせなと伝え言った台詞。

その夜に、よのはあさに、
以前から調子が悪い正吉ことを伝え、
元気な子供を見せて欲しいとお願いした。

 第64話・12月10日
「あさ。おおきに。」

いよいよ産気づくあさ。
やや難産ながらも女の子を出産した。

あさの次に子を抱いたのは、よの。
子の話でみんな喜び、加野屋の面々も現れた。
蔑ろにされた新次郎は怒った。
ちょっとでいいから3人にさせてくれと。
ようやく親子3人になる事ができると、
新次郎があさに言った台詞。

その日から3日間正吉は女の子の名前を考えた。
そして決まった名前は千代。

しばらくの間、親子水入らずの生活を続けたあさ。
新次郎も遊びに行くことも無くなったが、
あさは再び商いに戻っていく。

その頃九州の炭坑では・・・
朝方酒を飲んで帰った治郎作が、
炭坑から出てくるサトシの組の工夫を見た。
怪しいと感じて炭坑に入った治郎作。

 第65話・12月11日
「千代のことは、わてに任せとき。」
「わてかて千代の親やで。」
「炭坑には、あさがいてなあかん。」
「行っておいで。」


炭坑に治郎作が入ると炭坑は大爆発を起こした。

その頃、幸せな家族生活を送っていたあさ。
あさが再び商いの話を初めて、
加野屋を銀行にしたいと言っていたとき、
福太郎が早馬で炭坑事故を、あさに知らせに来た。
あさは子供を連れて九州へ行くと言い出す。
そんなあさに、新次郎が怒って言った台詞。

そして九州へ向かおうとするあさ。
その時に五代が情報を得て加野屋に来た。
心配し一緒に九州へ行くと進言した五代。
それを聞いた新次郎は五代に頭を下げ、
「お願い申します。」
「どうぞ、妻をよろしゅうお願い申します。」

とお願いしたのであった。

九州に着いたあさを待っていたのは、
必死で炭坑の火消しを行なう工夫達。
それを見た五代は1人炭坑に入って行った。
一方のあさは、気落ちするカズのもとへ。
そこへサトシが現われる。
加野屋が、どう責任をとるのと問い詰める。
サトシを怒ったのはカズ。
あさが来て活気が戻ったと、
一番喜んでいたのは治郎作だったと。

しかし、あさは加野屋の責任と頭を下げた。
とその時、炭坑から戻った五代。
炭坑の奥に火薬の跡があったことを伝えた。
更にその時、
事故に巻き込まれた治郎作が無事発見される。

 第66話・12月12日
「七転八起き。」
「いや、九転十起思うて、負けしまへんで。」


五代は誰かが故意に火薬を仕掛けたと伝えるも、
あさはもう一遍炭坑の再建を計るが先と伝えた。
事故の調査に訪れた警察。
多くの報酬を望む工夫達の作業が事故のもとと、
あさと加野屋は厳しい調査を受けた。

一旦大阪に戻ったあさを待っていた2つの問題。
1つは、事故の全ての処理をすると、
加野屋の資金では厳しいと言う事実。
それをあさに伝えた榮三郎と雁助。
雁助は炭坑を手放すことを進言する。

もう1つは、しばらく離れたあさの乳が出ない。
九州で張る胸を1人搾り出したが原因。
家族も商いも上手くいかずに悩むあさ。
そんなあさに、よのは言う。
「心配せんかてよろしい。」
「痛かったやろな〜。」
「1人でよう我慢しましたな。」


その夜、いまだ悩むあさに、
新次郎も励まそうと言う。
「負けたことあれへん人生やなんて、
       面白いことなんかあらしません。」
「勝ってばっかりいてたら、
 人の心なんて分からへんようになります。」
「これは神様がくれはった試練だす。」
「七転八起きって言いますやろ?」

その言葉にあさは、七回転んでないと伝えた。
そして抱きかかえる千代に向けて言った台詞。

その数日後、正吉が下した決断。
雁助を九州の炭坑に行かし再建を計る。
炭坑業が加野屋を救ったように、
この先も炭坑が加野屋を救うと言うもの。
立て直す事ができるのも、雁助だけだと。

長年加野屋で働き続けた雁助。
庄吉に加野屋を離れる事を反対するも、
正吉はこれが最後の頼みだと伝えた。
その言葉で正吉の体調に気がついた雁助。
うめに正吉の身に何かあったら文を欲しいと伝え、
雁助は炭坑の建て直しのため九州へ向かった。

九州に着いた雁助は早速再建に取組み、
サトシと腹を割って話しを続けた。


【第12週】 12月14日〜12月19日
 「大阪一のおとうさま」
 第67話・12月14日
「人の上に立つ者は、
 時に非情にならねばならぬ事もある。」
「偽善者ではあかんという事です。」


明治10年。西南戦争が起こっていた時代。

炭坑事故から1ヶ月が経過して、
大阪では加野屋が潰れると噂されていた。
そんな時に五代はあさに、
事故の犯人を知っているのではないかと聞いた。
あさは、犯人探しよりも立て直すほうが先と言う。
そんな前しか見ないあさに、五代が言った台詞。

その頃、再び倒れた正吉。
そんな正吉は自分の体よりも、
炭坑建て直しに行った雁助を心配していた。
それを見守っていた、よの。
心配せずに休めと伝えるよのに正吉は、
若い頃に2人で行った伊勢神宮を思い出し、
もう一度伊勢参りに行きたいと話した。
「あんさんと2人でもう一回歩けたら、
 もう私心残り残りはありませんわ。」


 第68話・12月15日
「一番痛い思いをしたはずの親分さんからは、
 『どうか許してやってください。』
 『サトシは決して根は悪い男ではない。』
 と何遍も言われています。」


雁助と入れ違いで大阪に戻った亀助。
亀助は炭坑の情報を加野屋の衆に伝えた。
炭坑の後始末は、かなり難航していること。
サトシが新次郎の幼馴染の松造であったこと。
そのサトシが炭坑から逃げたこと。
その話を聞いた榮三郎は、
炭坑やり直しの資金と先を見越し、
炭坑を売るべきと話し出す。
しかし一向に納得しない、あさ。
そうして討論をくり返す加野屋に、
雁助から炭坑の状況を伝える文が届いた。
その文に書かれた一文。

その頃から、
加野屋の前に現れる不審な男の噂が広まっていた。

 第69話・12月16日
「この加野屋かて、
 これから先どうなることか分からん。」
「けどな、どんなことあっても、
 お前たち3人が手を支えて、
   携えてさえいてくれたら
    どんなことも乗り越えられます。」


新次郎は、あさにサトシの話をした。
事故は自分のせいだと、あさに謝った。
一方で榮三郎はサトシの話を正吉に聞いていた。
サトシの人生のように、
どうなる分からない加野屋の話しをし、
あさ、新次郎、榮三郎への思いを言った台詞。

その台詞に、正吉には先が短い事を知った榮三郎。
部屋の外では御香を持って来て話を聞いていたよの。
静かに部屋の前に御香を置いてその場を去った。

 第70話・12月17日
「罪償のうておくなはれ。」
「うちは炭坑のみんなや、
 お家守らなあかん立場なんだす。」
「偽善者ではあかん。」
「優しいことだけ言うてるわけには
          いかしませんのや。」


加野屋の前に現れる不審な男はサトシだった。
サトシと2人で話をすることにした新次郎。
サトシは加野屋への恨みは消えず、
炭坑に爆薬を仕込んだのも自分であると伝えた。
何を言われても新次郎は謝るだけ。
更には泊まる所やお金の工面の話までした。
そんな新次郎を止めて、あさはサトシを怒った。
恨んでも良いが事故を起こすことだけはダメだと。
親分や工夫に申し訳ないと思わないのかと。
そして自分に言い聞かすようにサトシに言った台詞。

その言葉を聞いたサトシは、
あさを正吉と同じ人でなしと言う。
しかし、その言葉が正しいと話し出した。
自分の父親が悪くて、こうなったことも知っていた。
「人よすぎて、腹立つわ。」
そう新次郎の性格に文句を言うと、
あさと新次郎に深く頭を下げたサトシ。
頭を下げたまま新次郎にお願いした。

サトシが新次郎に頼んだのは、正吉との対面。
正吉はサトシの父親の件を、
素直に頭を下げて謝った。
そしてサトシの父が書いた大福帳を見せた。
几帳面な時で書かれた文字に性格が出ていると、
当時加野屋を支えてもらった事を話し、
サトシの父が大好きだった饅頭を差し出した。
サトシは涙しながら饅頭を食べていた。
サトシに父親このことを伝えられて良かったといい。
「お父ちゃんのお導きやったのかもしれませんな。」
と正吉は最後にサトシに伝えた。

 第71話・12月18日
「神さん。たのんまっせ。」
「加野屋と私の一家をどうぞ、
 あんばいよう行けますように。」
「よのさんが、
 上手い事生きて行けますように。」
「よろしゅう。たのんまっせ。」


サトシは新次郎に連れられて出頭した。
サトシが捕まった後も、不審な男の噂は続いた。

あさと榮三郎は炭坑をどうするか話し合った。
売るという榮三郎に反対するあさ。
しかし折れたのは榮三郎であった。
正吉に言われた3人で加野屋を守るとの言葉に、
素直にあさを信じようと考えたのだった。

その時、正吉は加野屋の衆を集めた。
榮三郎に加野屋の末来を託した正吉。
その後、あさにも加野屋を頼むと伝えた。
その後に、よのと2人になりたいと話した。
2人になった正吉はよのに、
「お伊勢さん、行かれへんだった。」
そう言うと、伊勢神宮の風景を思い出し話した。
よのも一緒に、
人が大勢参拝に来ている風景を思い出し話す。
すると正吉は、はぐれないようにと
「よのさん、手。」
と言ってよのの手を握り、
2人は瞼の奥で伊勢神宮で参拝をした。
その参拝で、正吉がお願いした言葉。
参拝が終わると、よのの手を握ったまま、
正吉の人生も終わりを遂げた。

 第72話・12月19日
「いつか女子の商いを広げて生きたい。」
「ピストル持って男の真似するんやのうて、
              女子のやり方でな。」
「うちは、もうこの道や。」
「この茨の道を、
 女子の足で突き進むしかあれへんのや。」
「これも全部お父様のおかげだすな。」


正吉の葬儀には多くの人間が参列した。
九州の雁助にも、うめから文が届いていた。

それから数日後、新たな加野屋が始まった。
正吉の最後の言葉を肝に据え、
あさは更に商いに励もうとしていた。
そして九州の炭坑に、
幼い千代を連れて行くと話し出す。
当然怒った新次郎とよの。

猛反対を受けて、うめに話をしたあさ。
櫛田に言われたことや、忠興に言われたこと。
今ならその意味が分かると伝えた。
あさが改心したと思った、うめだったが、
あさは清清しい顔で、商いが好きと話し出した。
そして商いに対しての将来の思いを言った台詞。
そう語ったあさは、正吉との日々を思い出していた。


【第13週】 12月21日〜12月26日
 「東京物語」
 第73話・12月21日
「お家のために行きたいいうのやったら、
      わて今は行くないうつもりどす。」
「自分のために行きたいいうのやったら、
             わて止めしません。」


五代が寄合所に新次郎を呼んだ。
あさを東京商法会議所へ連れて行きたいと話す。
セブライゼーション(文明)の花が、
開こうとしていると話しをした。
聞いた事の無い言葉に目を輝かすあさ。
大阪にも商法会議所を作らなければいけないと、
五代の目的とすることをすぐに理解したあさ。
しかし、幼い千代や炭坑を蔑ろにして、
東京へは行けないと思いとどまる。
そんなあさに対して新次郎が言った台詞。
背中を押され、あさは東京行きを決意した。

 第74話・12月22日
「あんたは欲張りや。」
「何かを選んだら、
   諦めなあかんことかてあります。」
「後ろ指差されることがあっても、
  わが子に背中を見せるつもりで、
    胸張ってきばらなあきません。」
「それがあんたが選びはった
     道の歩き方やおまへんのか。」
「女子やからこそなおさら、
  余計覚悟を決めなあかんのだす。」
「あささんなりのおかあちゃんに
         ならはったらええのや。」


よのは、あさを呼び東京行きについて聞くが、
行きたいけど千代のことも気になると、
どっちつかずの気持ちを話した。
そんなあさに対して、よのが言った台詞。
そして、子育てに目を離して良い時間は無いが、
千代には加野屋のみんなが居ると伝えた。
よのは正吉が亡くなって決めていた。
加野屋を3人に任せた正吉の意図を考え、
見守ることを・・・

こうして東京に着いたあさと、うめ。
道を聞いたのは、
弟子を引き連れ歩く福沢諭吉であった。

 第75話・12月23日
「なんてこっちゃ。」
「日本の政府のテッペンにおられるお方と、
  日本一の鉱山王が、
      おあさ様を囲ってはるやなんて。」


東京で待つ五代の元を訪れたあさ。
紹介されたのは内務卿の大久保利通だった。
大久保は五代のことを『心の友』と話し、
同郷薩摩で一緒に育った話をした。
その後、日本が世界と対等になるためには、
大阪が育つ必要があると話した大久保。
あさに、五代に力を貸して欲しいと話し、
いずれは大久保(日本)の手助けをとお願いした。
それに対して1つ返事で快諾した、あさ。
大久保は手をさしだし、あさと握手をした。
その光景を見ていた、うめの台詞。

 第76話・12月24日
「いかな身分でも人間は、
 自由と独立を妨げられてはなりません。」
「独立自尊。」
「大いに学びしっかり働いて、しっかり稼ぐ。」
「あなたはいつか、女子の社長になりなさい。」


あさは東京で弟の忠嗣に会っていた。
千代を置いてきた後ろめたさで、
父の忠興には内緒にしていた。
しかし・・・
忠嗣の変な行動に後ろを着けて来た忠興。
あさの顔を見て怒った。
家族を置いて勉強に来ていることを指摘するが、
あさは福沢諭吉の本に書かれた、
『世に生まれたる者は、男も人なり、女も人なり』
で例えて反論した。
それを近くで聞いていた福沢諭吉が、
話しに横槍を入れた台詞と、
あさの意思を尊重して言った台詞。
それから7年後に福沢諭吉は、
新しい時代の女性のあり方を提案する
『日本婦人論』を刊行した。

その後、牛鍋を食べながら商いの話をした、
忠興とあさ。
すっかり一人前の商売人になったあさを、
忠興も認めざる終えなかった。
生前の祖父忠政が言ってたことを思い出した忠興。
女子のあさに、今井家の家督を継がせるという、
当時ではありえない提案をしてた事を思い出し。
「負けたわ。おとうはん。」

一方で、五代は大久保と日本の将来を話していた。
10年後の日本のあり方を話していると、
五代は大久保に、
女性を育てる道を忘れていると指摘した。
それを聞いた大久保も、
その道が日本から戦い無くして、
強くする道であるかもしれないと話した。

その翌日明治11年5月4日。
大久保は暗殺された。

 第77話・12月25日
「許してください。今この時だけ。」
「今だけ。このまま・・・」


大久保の暗殺を知ったあさ。
五代を心配したあさは、大阪に帰る予定を遅らせ、
直ぐに五代のもとへと向かった。
大量に酒を飲み、取り乱した五代だった。
政府を離れた自分のせいで、
友を守れなかったと言う五代。
それに対してあさは、
離れていたからこそ大久保は頑張れていたと話し、
それこそが『心の友』だと伝えた。
大久保の言っていたことを思い出して、
五代と大阪を盛り上げると伝えようとしたあさ。
その時、泣きながらあさに抱きついた五代。
動揺したあさに対して五代が言った台詞。

一方の大阪では、
ふゆの父より加野屋に手紙が届いていた。
内容は、ふゆの縁談話。
新次郎を思うふゆは、縁談に難色を示した。
相手は、今まで加野屋の前をうろついていた男。
縁談話があってから、ふゆの顔を見に来ていた。
その話を聞いて、ふゆを思う亀助は動揺した。
新次郎は亀助に想いを伝えろと進めていた。

 第78話・12月26日
「人に話せるようなロマンティックな
    ストーリーは1つもありません。」
「薩摩や政府にいた頃は、
  やりがいもありましたけど、
    目を覆いたなるようなものも
           沢山見てきました。」
「そんな中であささんに会えた。」
「私はあなたに会えてなかったら・・・」
「でも君は一番出会うべき人に、
         もうすでに出会ってる。」


落ち着きを戻した五代にあさは、
友として頼ってくれたのなら嬉しいと伝え、
『心の友』になれたらと伝えた。
それを聞いて五代は喜び、
大久保との別れと、新たな友にと乾杯した。
お酒を飲んだあさは、五代の過去を聞いた。
それに対して五代が言った台詞。
その台詞を聞く前に眠ってしまったあさ。
目を覚ますとし翌日になっていた。
あさはその日東京を後にし大阪に帰った。

明治11年。
時代は変貌を遂げようとしていた・・・


【第14週】 1月4日〜1月9日
 「新春、恋心のゆくえ」
 第79話・1月4日
「細そう長うも、大事やけど、
 太うめでたい、言うのも、
 これからの加野屋に
 あって欲しいもんや思いましてな。」


明治11年。
あさが加野屋に嫁いで13年になっていた。
大晦日の準備をする加野屋の衆。
家の仕事に関しては邪魔扱いされるあさ。
そんなあさが唯一やったことは、
年越し蕎麦ならぬ、年越しうどん作り。
その後、一風変わった加野屋恒例となるが、
作りながら、あさが言った台詞。

 第80話・1月5日
「ほんまにこのままでよろしいのか?」
「逃げてへんと、一遍手止めて、よう考えてみ。」


年越しを迎えた加野屋だったが、
ふゆの父が縁談相手を連れて加野屋に来た。
自分の気持ちを押し殺し、
新年から1人仕事に励む亀助。
強がる亀助の気持ちを知り、新次郎が言った台詞。

その頃あさは、久しぶりに大阪に帰って来た
五代のもとへ行っていた。
東京での過ち以来会うあさに、
お酒は強いほうであると伝えた五代は、
「あの日はどうにも、
 気持ちをコントロールできへんかった。」

と本当の気持ちを冗談のように話した・・・

 第81話・1月6日
「盆暗亭主だとおもってたのに・・・」

五代は大阪商法会議所を設立していた。
東京の会員が50名弱なのに対し、
大阪の会員は既に300名を越えていた。
五代の力と思っていたあさだが、
裏での立役者は新次郎だったと五代は教えた。
新次郎の人望の厚さが会員を増やしたのだと・・・
こうして新次郎の貢献を説明し終えた五代が、
あさに分からないように英語で呟いた台詞。

それから数日後。
ふゆは縁談を受ける決心をしていた・・・

 第82話・1月7日
「そないなことしたら、自分を傷つけるだけだす。」
「金輪際、自分を卑下したらあかん。」
「もっと自分に誇りもってな。」


縁談が近づき亀助は悩んだ末に、
ふゆの思い人が新次郎であると本人に告げた。
そして最後の思い出に、
ふゆをどこかに連れて行って欲しいとお願いする。

亀助の気持ちに答えた新次郎は、
ふゆを連れて出かけることにした。
加野屋に来て幸せだったと話す、ふゆ。
その時大阪の町に雪が降り出した。
帰ろうとする新次郎を止めて、ふゆは言う。
あさが羨ましいと・・・
お妾でよいから側にいたいと・・・
その言葉を遮るように新次郎が言った台詞。
言い終えると加野屋に走って戻った新次郎は、
亀助にふゆの下へ向かうように伝えた。

ふゆのもとへ向った亀助。
亀助を見ると、ふゆは新次郎との話をした。
亀助は複雑な気持ちを押し殺して、
強がり笑いを見せながらふゆに言う。
「気持ち伝えられてよかった。」
「よう勇気出しましたな。」


 第83話・1月8日
「たたいても大声で罵っても
 人は心を改めたりはしません。」
「怖がるだけだす。」
「本気で思う心しか、人の心には届かへんのだす。」


新次郎とふゆの一件から数日後。
ふゆの父と許嫁が加野屋に乗り込んできた。
許嫁が2人が一緒にいたのを見て、
ふゆが尻軽ると言い、縁談解消の話を始めた。
激怒した父はふゆの頬を打った。
その時、止めに入ったあさが言った台詞。

しかし、あさに対しても怒り出した、ふゆの父。
それを見ていた亀助は許嫁に対して、
どんな事があっても惚れた女は守るべきと伝え、
ふゆの父に対しても、
「うちの店のものになにしてますのや。」
「ふゆには指一本触れんといておくれやす。」
「頭下げてる、か弱い女子に手上げるやなんて、
        親でも身内でもなんでもあらへん。」
「ふゆは大事な、わてらの身内だす。」

と言い放った。
それでも納得しない父は亀助を殴り、
取っ組み合いの喧嘩となってしまった。
最終的に縁談の話は破談となってしまった。

迷惑をかけたと加野屋を去ろうとする、ふゆ。
そんなふゆを引きとめた亀助は、
今までいうことの出来なかった気持ちを伝えた。
「嫁になってくれへんか?」
「わてのお嫁さんになっとくなはれ。」
「わてと一緒になってください。」

ふゆも、亀助の素直な気持ちを知り答えた。
「お嫁さんにして下さい。」
「うち、亀助さんのお嫁さんになりとう思ます。」


 第84話・1月9日
「わてもだす。」
「何遍あさに惚れなおしていることか。」


結婚することになった、亀助とふゆ。
この結婚式で仲人を務めたのは、あさと新次郎。
亀助とふゆの祝言に、雁助も帰って来た。
祝言を無事終えた2人は、
雁助に代わり炭坑に行くことを決め旅立った。

旅立つ幸せそうな2人を見送ったあさ。
自分はドキドキしたことがないと思っていたが、
それは間違いだったと新次郎に伝えると、
幼いころに新次郎に貰った算盤を見ながら、
「初めての思い人は旦那様やったんやな。」
そう自分の気持ちを伝えたのだった。
それに対して新次郎が答えた台詞。

その頃の五代は、
商業学校を作ろうと動いていた。
もちろん五代に刺激を受ける、あさ。
帰って来たばかりの雁助に、
銀行設立の話を持ちかけるのであった・・・


【第15週】 1月11日〜1月16日
 「大阪の大恩人」
 第85話1月11日
「あささんは、きっとこんなものやない。」
「これから大阪や日本かて変えられるお方や。」
「わたしは、それを応援したい。」
「見守りたいんです。」


榮三郎が許嫁であった、さちを嫁に貰い
加野屋の所帯は大きくなっていた。
千代が6歳となった頃の加野屋は、
炭坑も建て直し収益は上がっていた。
本格的に加野屋の銀行設立を考えたあさ。
それに対して反対し続ける雁助と榮三郎。

その頃の五代は北海道での商いを考えていた。
五代に会えなくなったと嘆くあさとは反対に、
新次郎は度々、五代と酒を飲み交わしていた。
2人の話には、あさの名前が良く挙がった。
五代が、あさの商才を新次郎に伝え言った台詞。

 第86話1月12日
「お姉さんは柔らかいお人だすな。」
「どんなに忙しいても、
 人に何かを聞かれたら親切に答えはるし、
 人の話を聞く耳も持ってはる。」
「せやさかい、どこ行っても信用されますのやな。」


その頃のあさは、炭坑運営から10年経過し、
商人たちに話を聞かれる立場になっていた。
物心がついてきた千代は、あさに聞いた。
「なんで、何でだす?」
「なんでお母ちゃんは、
 普通のお母ちゃんと違ごうてるの?」

それを聞いて落ち込むあさに対して、
「家に居てへんかっても、胸張れる事してる。」
と励ました新次郎。
そして自分のほうがダメと呟いた・・・

あさと榮三郎は銀行設立の相談を五代にした。
五代は、形ばかりではダメと雁助の意見に賛成した。
同時に銀行に変われない両替所は潰れるとも伝えた。
結果、今は貯蓄に専念する事を進めたのだった。
そして五代は、
「諦めたらあかん。」
「やると決めたらやり通す。」
「他人にやない。自分にです。」

と言って、あさを大阪一の女子の実業家と褒めた。
あさは五代の意見を素直に受け止め、
自分を止めてくれた榮三郎と雁助にお礼を言った。
そんなあさを見て榮三郎が言った台詞。

 第87話1月13日
「次何かあっても、
 わては尻拭いには行かしませんからな。」


雁助はうめに自分の気持ちを話していた。
正吉が死んだ時、辞めようと思っていたこと。
榮三郎のために踏みとどまったことを・・・

銀行設立を一時的に諦めたあさは方向転換し、
九州炭坑の買い足しの提案を始めた。
リスク回避からも渋い顔をした雁助。
しかし炭坑業に関しては意見を曲げないあさ。
そんな事は百も承知の雁助が言った台詞。
厳しさの中に優しさのある言葉で、
あさの炭坑購入を認めたのであった。

その頃の新次郎は千代に、
「なんでお父ちゃんは、
 普通のお父ちゃんと違ごてるの?」

と言われて悩んでいた・・・

 第88話1月14日
「普通の人より力が有り余ってますのやろな。」
「その力をわてや千代にだけやのうて、
 お家や、商いのために使こうてくれてる。」
「みんなを守るために戦こうてくれてる。」
「人のためになるというのは、大事なことだす。」


1881年(明治14年)7月。
五代の北海道商業計画が、
政府と癒着していると新聞に載った。
官有物を格安で五代に払い下げしたとの記事。
世間は五代を悪徳商人呼ばわりするようになり、
次第に大阪商人の全てが五代と結託して、
私利私欲を肥やしているとの記事が書かれた。
結果、官有物の払い下げは取り消しとなった。

九州から帰ったあさは、直ぐに五代を探し回る。
それを見ていた千代に対して、
新次郎は普通と違う母と伝えた台詞。

 第89話1月15日
「へこたれたらあきまへん。」
「やるときめたんやったら、やり通す。」
「負けたらあかん。」
「他人にやない、自分にだす。」


千代が新次郎に、
「なんでお父ちゃんは働かへんのだす?」
と聞いていた頃、
北海道に視察に向かっていた五代が帰って来た。
大阪商人を集めて迷惑をかけたと頭を下げた。
そして真実は語らずに、会頭の辞任を伝えた。
納得行かない大阪商人たちは五代を責め立てた。

その時、新次郎が資料を持って現れた。
資料は政府の北海道開拓に関する帳簿だった。
大阪商人はそれを見て一目で大赤字と分かった。
成功するはずのない商いを、
破格の値で払い下げるのも当然の赤字。
反面、成功しない商いを進めたとして、
再び五代を攻めたてるのだった。

大阪商人を諭したのは新次郎だった。
五代が大阪商人を認めているからこそだと・・・
信頼を取り戻した五代に新次郎は言った。
「友ちゃん。これでも、
 会頭お辞めになってしまいはりますのか?」

それでも黙る五代を後押しするように、
以前に五代が伝えた言葉で返した、あさの台詞。
それを受けて五代は口を開いた。
「やっぱりここは日本一の町や。」
「私は決めました。」
「生涯をかけてこの町の繁栄に尽くします。」


その夜、あさは千代の問いに答えを出した。
皆と力を合わせて取り組む商いが大好きだと・・・

 第90話1月16日
「それぞれの夫婦には、
それぞれに合う形がある。」
「それぞれがお互いの話をよう聞いて
 支えおうてるのやったら、それはそれで
 1つの形なんかも分からへんってな・・・」


買い足した炭坑からも沢山の石炭が出て、
炭坑運営は順調に進んでいた。
その頃の日本は、日本銀行が出来て近代化が進み、
商いでは紡績会社設立が進んでいた。
紡績会社を新次郎に進めた五代。
新次郎は、あっさり商いの話を断るのであった。

一方ひな祭りの準備を千代としていた、よの。
よのは、新次郎とあさは普通ではなく、
昔は良く困ったと話して伝えた台詞。
その後、あさと雛祭りの準備をした千代は、
「お母ちゃんは、女雛様より男雛様みたいや。」
と素直な気持ちを口に出すのだった・・・


〜〜 関 連 記 事 〜〜
・朝ドラ【あさが来た】 各回で印象に残った台詞を中心にあらすじ紹介 1週目(1話)〜5週目(30話)
・朝ドラ【あさが来た】 各回で印象に残った台詞を中心にあらすじ紹介 6週目(31話)〜10週目(60話)

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2016年01月21日

朝ドラ【あさが来た】 各回で印象に残った台詞を中心にあらすじ紹介6週目(31話)〜10週目(60話)


あさが来た.png
2015年9月28日スタート
朝ドラ【あさが来た】

各回の印象に残った台詞を中心に
簡単にあらすじ(ネタバレあり)紹介!

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【出演者】
京都 今井家
今井(白岡)あさ:波瑠(幼少期:鈴木梨央)
今井(眉山)はつ:宮崎あおい(幼少期:守殿愛生)
今井忠興(父):升毅
今井梨江(母):寺島しのぶ
今井忠政(祖父):林与一
今井久太郎(忠嗣)(弟):興津正太郎
うめ(あさの世話役):友近
ふゆ(はつの世話役):清原果耶

大阪 加野家 白岡家
白岡新次郎(あさの夫:次男):玉木宏
白岡正吉(父):近藤正臣
白岡よの(母):風吹ジュン
白岡正太郎(長男):木内義一
白岡榮三郎(三男)桐山照史(幼少期:吉田八起)
雁助(大番頭):山内圭哉
亀助(中番頭):三宅弘城
弥七(手代):竹下健人
かの(女中頭):楠見薫

大阪 山王寺家 眉山家
眉山惣兵衛(はつの夫:長男):柄本佑
眉山栄達(父):辰巳琢郎
眉山菊(母):萬田久子

その他
五代友厚(五代才助):ディーン・フジオカ
大久保利通(大久保一蔵):柏原収史
玉利(奈良の豪商):笑福亭鶴瓶
美和(新次郎の三味線の先生):野々すみ花
土方歳三:山本耕史

九州炭坑
櫛田そえ(九州炭坑の持ち主):木村佳乃
宮部源吉(炭坑の支配人):梶原善
治郎作(炭坑の親分):山崎銀之丞
カズ(次郎作の妻):富田靖子
福太郎(坑夫):北原雅樹
伊作(坑夫):中山義紘
紀作(坑夫):平田理
サトシ(納屋頭):長塚圭史

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1週目(1話)〜5週目(30話)はこちら!!!
【第6週】 11月2日〜11月7日
 「妻の決心、夫の決意」
 第31話・11月2日
「うちはな〜。不安でたまらへん時もある。」
「せやけど今はしっかりせな、
      言う気持ちのほうが強いようて。」


九州に行くことを反対している新次郎。
以前のように、しばらく朝帰りが続いた。
あさは毎日のように、はつのもとへ。
そんなあさに、自分の心配をしなさいと言い、
新次郎が惣兵衛を探す手伝いをしていることを聞く。
惣兵衛がいなくなっての気持ちを伝えた台詞。

その言葉を受けて仲直りしようと歩み寄ったあさ。
しかし新次郎の反対は変わらなかった。
そしてまたもや喧嘩をするあさと新次郎。
2人を見ていたよのは、新次郎に妾をと考えた。

一方で横浜に呼ばれた五代。
五代は一度手にかけた大阪を捨てられずに、
新政府を辞めることを決意した。

 第32話・11月3日
「いっぺん立ち止まって、
    ホンマに出来るかよう考えてみ。」
「それでも出来る思うんやったら、
      助けはせんが勝手に頑張れ。」
「お前にとって御家を守るゆうんは、
           そういうことなんやろ。」


あさの父忠興は新政府に寄り添い、
今や日本を代表する実業家となっていた。
そんな父があさのもとにやってきた。
久しぶりにあった忠興に、
炭坑のため九州に行きたいと話す。
代激怒した忠興は、
子供の頃のようにあさのおいど(お尻)を叩いた。

そんな忠興に対して正吉は、
あさのおかげで新次郎が変わってきたと話し、
「どんなことがあっても、
 『うわっ!びっくりポンや〜!』言うて、
 ポーと受け止めはる、あの柔らかい力が、
 今の加野屋には絶対にかかせんことなすやな〜」

と語った。

忠興は、はつを一目見ようと足を運ぶ。
農作業をするはつを遠くから見た忠興。
忠興はただただ遠くから見るだけで、
会わずに帰ることを決めた。
その帰り道で忠興はあさに、
石炭産業の発展についてアドバイスして言った台詞。

1870年(明治3年)
それからのあさは、
炭坑を買うために金勘定を続ける毎日・・・
それを影で見ていた新次郎は、
「なんであっこまで出来んやろうな・・・」

 第33話・11月4日
「なんや、お姉ちゃんが眩しいて・・・」

よのが、新次郎に妾をとろうと持ちかけていた。
それを知って落ち込んでいた、あさ。

そんな時おなかの大きくなったはつが加野屋に来た。
理由はふゆを加野屋で働けるようにお願いしに。
はつは元気のないあさに理由を聞くが、
今は言いたくないと言って一言呟いた台詞。

帰ろうとしたはつは加野屋で産気づいてしまった。

 第34話・11月5日
「どうかお家のために、
  お妾さんかこっておくれやす。」


そのまま加野屋で男の子を出産したはつ。
それから数日後にお礼を言って家へと帰るはつ。
よのは、はつが嫁だったらと皮肉を言う。
それを聞いたあさは更に悩んでしまうのだった。

1871年藩から県へと変わった時代。
藩に貸したお金は新政府が肩代わりすることになるも、
50年での返済で無利息。
いよいよ経営に悩んだ正吉とあさ。
そんな時に九州の炭鉱を購入する話がまい込む。
あさは炭坑のために九州に行くことを決意した。
そんなあさに対して正吉は、
嫁が長い間家を空けるということはあってはいけない。
もう一度しっかり考えなさいと、覚悟を確かめた。
その夜悩んだあさは覚悟を決め、新次郎に言った台詞。

 第35話・11月6日
「わては妾なんかかこわへん。」
「あんたの代わりになるような
          女子がおりますかいな。」
「あさほど心の中が女らしい女子・・・
                わては知らん。」


それから数日後。
よのが選んだ妾は新次郎の三味線の師匠美和。
美和近くに引っ越してくることを知ったあさ。
ショックのあさは雨の中家を飛び出した。
それを追いかけた新次郎。
そして新次郎があさに言った台詞。

 第36話・11月7日
「女の人が大股で歩き続けるのは難しいことです。」

九州炭坑の持ち主である櫛田が来た。
あさが集めたお金では到底購入は不可能。
分割での購入を説明するあさを止め、
正吉は土地を手放し購入する話を始めた。
それを聞いた櫛田はあさに、
「あささん。あんたわかっとると?」
「自分が恵まれとるっちゅうこと?」

そう言い商売を任せてもらえる恵まれた環境を教え、
「時代は変わる。」
「女の人も今までのように家におるだけではなく、
    外で活躍するようになるかも知れんとです。」

そう諭して炭坑の売却を決めた。
商談が終わり帰ろうとした櫛田は、
あさの大股で歩く姿に自分の過去を思い出し、
新次郎に対して言った台詞。

それから数日後。
あさは亀助をお供に九州へ向った。
五代は護身用にと、出会いのピストルを渡した。

九州に向うあさは空を見上げて言う。
「どないなとこで寝ても朝は来ます。」
「きっと夢見たいに綺麗な朝焼けが見られますわ。」



【第7週】 11月9日〜11月14日
 「だんな様の秘密」
 第37話・11月9日
「戦わなあかんのや。」
「今のうちは加野屋の代表や。」


あさは急な山道を歩き炭坑に到着した。
旦那が来るのではなく、
女が来たことで坑夫達は完全になめていた。
九州男児であることに誇りを持っていた坑夫達は、
女の話はまったく聞いてくれないのであった。
そんな炭坑を目の当たりにしたあさは、
正吉に持たされた加野屋の手ぬぐいを見て、
自分の立場と今後の決意を言った台詞。

坑夫の親分である治郎作はあさに、
坑夫達に実力のあるところ見せろと言うのであった。

そのころ大阪では、
惣兵衛を見かけたとの話が広まっていた・・・

 第38話・11月10日
「お米を送ってください。」

あさは坑夫達に蒸気機関車と石炭の話をした。
「明るい未来を作りまひょ。」
と笑顔で言うも、工夫達にはバカにされ笑われた。

一切働かない坑夫を見て腹を据えたあさ。
長期戦に挑む覚悟を決めたあさ。
加野屋に宛て書いた文を見た亀助が復唱した台詞。

 第39話・11月11日
「一体誰から生まれて来た、
              思おうてはりますのや。」
「男も女もお互い助けおおて、
 ええ世の中作らんことにはどないなりませねん。」


あさは働かない坑夫を尻目に、
炭坑のことを知ろうと蝋燭を持ち坑道へ入った。
死と隣り合わせで掘る石炭を、
軽い気持ちで知ろうとしたあさに対し、
治郎作は怒り、あさの頬を叩いた。

素直に謝り炭坑の厳しさを知ったあさ。
再度、坑夫達に働くようにお願いをした。
しかしまったく聞かずに、女を馬鹿にした坑夫。
それに対して、あさが言った台詞。

あさの言葉が的を得ており反論できず、
力ずくで立ち向かおうとした坑夫。
その時・・・
あさの懐に入れていたピストルが発砲した。

 第40話・11月12日
「今更いい旦那様になろうやなんて、
           思わんといておくなはれ。」
「ええお父ちゃんになってください。」


大阪では惣兵衛を見かけたとの噂。
五代はその噂を、はつに教えた。
惣兵衛を探しに出かけたはつは、
惣兵衛を見つけたのであった。

なぜ自分を痛めつけるのか聞くはつに、
自分がいなくなる事で、
はつも縁を切れると思ったと話した。
そして農家に成り下がった生活を、
「あの時ほんま楽しかってん。」
「惨めでしょうも無いはずなのに・・・」
「誰の前でも気取ることもあらへん。」
「これが人の世やったんや・・・」

と話すのであった。

それに対してはつは、
「うちがあの家にいてた時より、
          不幸に見えますか?」

と笑顔で答えて、惣兵衛を家に連れて行った。
惣兵衛が見たのは自分の子供。
呆然と立ち尽くした惣兵衛にはつが言った台詞。

 第41話・11月13日
「あんたの柔らかいところに触れるたびに、
     適わへんなっていつもそない思うで。」
「あんたなりのやり方があんのとちゃいますか?」


新次郎があさを心配して九州へやって来た。
坑夫達はピストルの力で働くのを決めた。
ピストルの力を使った事を新次郎に話したあさ。
それを聞いた新次郎はあさのホッペを摘み、
ピストルではなくホッペが武器と伝えた台詞。
その言葉を聞いたあさ。
小さなころに祖父忠政が言った台詞と重なった。

働き始めた坑夫に挨拶をしたあさ。
今後の仕事を賭けての、
相撲勝負をしようと持ちかけるのであった。

 第42話・11月14日
「旦那様がいてくれてはるさかい、
               働けるんです。」
「ちょっとの間離れてたおかげで、
            今よう分かりました。」


相撲勝負の相手は宮部となり、結果は・・・
あさの勝利。見事宮部を投げ飛ばしたのだった。
勝負に負け素直に頭を下げた治郎作。
こうして坑夫達の信頼を得ることが出来たあさ。

新次郎は一足先に大阪に帰ることになるが、
そんな新次郎にあさはお礼として言った台詞。

そんなあさに対して、
新次郎が商いをしない理由を明かした。
昔の大番頭の息子が幼馴染であり、
その大番頭は暖簾分けで両替屋を始めた。
しかし賭博に手を出し両替屋は潰れてしまう。
幼馴染は惨めな思いをして町を出て行ったのだ。
お金が無くなるとすべてが変わると話し、
それが理由で家業が嫌になったと話した。

初めて真実を知り、あさは自分の行動を責めるも、
新次郎は御家を守るためにやっており、
それを知っているから、応援しに来たと話した。

そのころ大阪の実家である今井家では、
祖父の忠政が倒れ危篤となっていた・・・


【第8週】 11月16日〜11月21日
 「京都最後の贈り物」
 第43話・11月16日
「畑で育つ青物っていうやつには、
 なんか不思議な力があるような気がしますね。」


炭坑で一緒に働いていたあさ。
石炭の採取も軌道にのり、
ようやくあさは大阪への帰りを決めた。
そんな急へ飛脚が文を持って来た。
それは祖父忠政の危篤を知らせる文であった。

一足先に実家に帰った、はつ。
少し遅れて到着したした、あさ。
忠政は夢でもいいから会いたいと、
はつとあさの部屋で寝て待っていた。
2人を見て安心した忠政。

久しぶりに梨江と再会したはつとあさ。
子供たちの今を気にかける梨江に対し、
はつは今の農作業の日々を教え、
価値観が変わったと話伝えた台詞。

 第44話・11月17日
「これからもな、
 会う人会う人に『何でや。何でや。』
 って聞いてな、
 あさは誰ぞに『何でどす。』って聞かれたら、
          ちゃんと教えてあげるんやで。」


久しぶりに今井家の家業を見て、
とても良い店であると感じたあさとはつ。
お父さんの力と言ったあさに対してはつは、
「いまやったら分かる。」
「これはお母はんの力も大きいのやてな〜」

と答えた。
そんな3兄弟を見ていた梨江は忠興に、
10年前と変わらないと話すのであった。

体調の良い忠政と囲碁を打ったあさ。
最後の勝負と言った忠政に対して
「何でどす?」といつもの口癖を言うあさ。
忠政がそんな、あさに言った台詞。

その後忠政の様態は悪化し、
忠興、梨江、はつ、あさ、久太郎の家族に
一言ずつ言葉を残してこの世を去った。
はつには、
「お前は優しい女子や。」
「人に優しい出来るのはな、
         強いもんにしか出来ひん。」

あさには、
「わいはお前の笑ろうた顔が好きなんやで。」
「柔らっこいな〜。」

との言葉を残し、あさの頬をつねったまま逝った。

葬儀が終わり落ち着いた今井家。
忠興は、はつとあさを呼び2人に言った。
京都の今井家をたたみ、東京に行くと。
そしてBANKをつくると伝えるのであった。

 第45話・11月18日
「たまには弱み見せなさい。」
「親が子のために、
 何かしたい思うて何が悪いのや。」


BANKのアドバイスをしていたのは五代。
久太郎もアメリカに留学することを決めた。
今井家は新政府との繋がりも有り、
資金力からも日本で唯一対応できると説明した五代。
しかし、あさは新次郎の言葉を思い出し、
人を苦しくさせる要素もあると反論した。
五代はそれを聞き、
「人を救うことができるのも、お金なんです。」
「お金は使う人や、
     使い方でなんぼでも価値が変わる。」

と伝えて、BANKの性質を説明した。
志のある人を応援する場所であると・・・

忠政の訃報を聞いて正吉と新次郎も今井家に来た。
それと共に大阪に帰ることにした、あさとはつ。
梨江ははつにお金を渡そうとしたが、
頑なに拒み、山王寺屋がああなったのは、
全ては自分のせいと伝えたはつ。
そんなはつに対して梨江が言った台詞。

しかしお金は受け取らずに、
嫁入りの時に貰ったお守りを見せた。
私にはお守りがあれば良いと・・・

 第46話・11月19日
「お仕事頑張るのは
もちろんええことだすけど、
 もう少し旦那様といてる時をつくらなな。」


大阪に戻ったあさ。
加野屋の炭坑部門を引き受け、
九州の炭坑と大阪を往復する日々を送っていた。
九州でのあさは姉御と呼ばれすっかり慕われていた。
そして大阪に帰ると必ずはつのもとへ足を運ぶあさ。
そんなあさにはつが言った台詞。

一方であさの居ない生活の中、
新次郎の息抜きは、はつの息子と遊ぶこと。
惣兵衛の親ばか振りを見てはつに言った。
「あない可愛いお子がいてたら、
   どないなことがあっても
頑張れるいうもんだすわな。」

あさのいない加野屋ではすっかりふゆが人気者になり、
ふゆは新次郎を・・・

 第47話・11月20日
「女子のしなやかさを忘れたらあきまへんで。」

京都を出て東京に向かうため、
加野屋へ挨拶に訪れた梨江。
女としての自信がないと言うあさに梨江は、
これからの女性は、あさのように
堂々と生きたほうがの良いのかもと伝えた。
反面やりすぎな部分もあると軽く釘を刺し、
その後に母として伝えた台詞。

梨江は和歌山にある今井の土地の証文をあさに渡し、
はつの新しい人生のために渡して欲しいと言う。
「うちとおとうはんからの最後の贈り物なんや。」
はつは直ぐに梨江のもとへ行き、証文を返した。
その姿を見てあさは五代の言うBANKを思い出し、
貰うのではなく、貸してもらえばよいと伝えた。
それを聞いた梨江もはつに言った。
「あんたにそれ貸して、
あんたら親子がこれから
どう生きるのか見届けたいんや。」
気持ちを受け止め、証文を受け取ったはつだった。

 第48話・11月21日
「はつに漬物美味かったで、と伝えてくれ。」

あさは正吉にBANKの提案をした。
しかし正吉はタイミングが違うと断った。

そのタイミングで京都を訪れた忠興と久太郎。
2人とも流行の散切り頭となっていた。
東京へ向う忠興とアメリカへ向う久太郎。
新次郎と五代に挨拶した忠興。
はつへの伝言とあさに言った台詞。

一方であさは惣兵衛に証文の事を言えずにいた。
九州の炭坑では不穏な空気が・・・


【第9週】 11月23日〜11月28日
 「炭坑の光」
 第49話・11月23日
「お前、優しそうに見えてほんまは、
えらい意地と誇りもった女やさかいな。」


梨江から貰った証文を惣兵衛に見せたはつ。
はつのプライドを知っている惣兵衛が、
これまでの苦しみを全て感じ取り言った台詞。

そのころのあさは、
『加野屋の四男坊』『ひげがはえてる』
と大阪商人たちに皮肉を言われていた。
そんなあさを商才があると励まし続ける五代と正吉。
その五代は炭坑を多く持つ鉱山王になっていた。

 第50話・11月24日
「夢っちゅうのは、
  将来を考える余裕がある人が
            持つもんですと。」
「夢やら希望やら言う言葉は、
  正直うちん達には眩しすぎて
       考えもつかんとです。」


九州に向かったあさ。
納屋頭のサトシが仕事しないと問題になっていた。
工夫の世話をする納屋頭。
経営者であっても簡単には口出しできない。

次郎作に相談したあさ。
工夫の暮らしを良くし、
希望を持ってもらうための改善策を提案した。
今までの伝統を完全に変える手法の提案。
それを聞いていたカズはあさに、
自分たちの死と隣り合わせの生活は、
夢とは正反対と伝え言った台詞。

その頃、惣兵衛は和歌山行きのため、
プライドの高い菊の説得をしていた。

 第51話・11月25日
「うちは工夫さんのことも、
  家のもんみたいに、
   大事に思うてんのやさかい。」


あさは工夫達の生活と、
嫁としての生活の両立が出来ず悩んでいた。
亀助に嫁失格と悩みを打ち明けると、
亀助はあさに力を抜くように伝えた。
その言葉に対してあさが言った台詞。

そして炭坑の改革案を工夫達に伝えた。
喜ぶ工夫達と、猛反対する納屋頭達。
納屋頭に逆らえない工夫達は、
ついにはあさの提案に反対し始めるのだった。
工夫達を思っての提案にも関わらず、
それも全て否定されてしまうのだった。

 第52話・11月26日
「母親いうのも、
 なかなか面倒くさいものだすな。」


大阪では、菊を説得できない惣兵衛が家を出た。
理由は言わずに直ぐに帰るとだけ言い残して・・・

藍之助に会いに訪れたよの。
菊と身の上話を始める。
よのはあさの行動について、
菊は惣兵衛の農家転身のことを話した。
あさの行動も惣兵衛の行動も、
どちらの母も分かっているも、
心配が耐えないと話をする。
それを遠くで聞いていた、はつと栄達。
栄達が2人の親心を聞き言った台詞。

一方であさは、
初心に戻り、工夫と一緒に仕事を続けた。
そして納屋頭1人1人と話を続けた。
寝ずに働き続けるあさのひたむきさに、
工夫達は少しずつ賛同していく。
そして、ついにサトシの組以外の、
全ての納屋頭の賛同を得たのであった。

 第53話・11月27日
「もっと自分を大事にせえ。バカ。」

寝ずに働くあさを見て、
カズを始めとして奥さんたちが休むように言う。
それを見ていた次郎作が、あさに言った台詞。
口の悪い次郎作を怒ったカズ。
「弱っている女子に
 声もかけられん男は腑抜けですたい。」

九州男児で素直な気持ちを言えない次郎作だが、
素直に今までのあさの行動にお礼を言ったのだった。

一方で久しぶりにはつに会った新次郎。
「おいてけぼりの、寂しいもん同士や。」
自分たちの寂しい気持ちを、そう言った。

 第54話・11月28日
「胸はって堂々と海に飛び込むんや。」

久しぶりに休んだあさ。
目を覚ますと前には五代がいた。
五代はあさのことを『ファースト・ペンギン』と言う。
危険を顧みずに最初に海に飛び込む、
群れの中で一番勇気を持ったペンギン。
そして、あさに言った台詞。

サトシのことは解決できないままであったが、
五代の言葉で大阪に帰る決心をしたのであった。
大阪に戻ったあさは、すぐに新次郎のもとへ行き、
長期間家を空けたことを謝ったが、
新次郎は笑顔で、
「おかえり。」
と優しく迎えたのだった。

その頃、家を出ていた惣兵衛も帰って来た。
惣兵衛は1人和歌山へ行っていたのだった。


【第10週】 11月30日〜12月5日
 「お姉ちゃんの旅立ち」
 第55話・11月30日
「みんなでこの加野屋の暖簾、大事にしてな。」

はつは惣兵衛の持ち帰ったみかんを食べていた。
惣兵衛は和歌山で見た土地が田畑には向いてないが、
果物作りに最適な土地であったと伝えた。
それでも説得に応じない菊。

一方で加野屋は、みんなが集まっていた。
集めたのは正吉。
そしてみんなに隠居することを継げたのだった。
跡継ぎは榮三郎で、後見人を新次郎とした。
大番頭は当面は雁助が続投することが決まった。
そんな庄吉が、加野屋の衆に言った台詞。

その話を聞いてあさは大慌て。
襲名披露の取り仕切りは奥の仕事。
あさが初めて嫁として行なう大役だった。

 第56話・12月1日
「おおきに。わしを信じてくれておおきに。」

和歌山行きを拒否する菊。
そんな菊を説得する、はつ。
惣兵衛は今までと違うと、菊に言うも、
菊は黙って家の外へ出て行った。
自分を信じてくれた、はつに対して、
惣兵衛が言った台詞。

家の外では菊を追ってきた栄達に、
惣兵衛の事は自分が一番知っていると伝える。
過去の栄光を捨てられなかったが、
頭の中では全てを理解していた。
そして和歌山行きを決めたのであった。

一方で襲名披露の準備をする加野屋。
そんな中、亀助の恋話と、雁助の恋話も・・・
新次郎は正吉の部屋へ訪れ確信をついた。
新次郎だけは、父の体調の変化に気付いていた。

そして、いよいよ襲名披露の日。
披露前に、よのに呼ばれたあさ。
正吉の命で、襲名披露の席に並ぶという、
この時代では前代未聞のことであった。
菊が惣兵衛を認めていたように、
よのも、あさの行動を認めていたのであった。

 第57話・12月2日
「あの時、
 あの暗闇から引っ張り上げてもろうたのは、
 ほんまは、わしの方やったんかもわからへん。」


7代目から8代目の襲名披露。
同時にあさの担う炭坑業の紹介をした。
和歌山の旅立ちを伝えに来たはつ。
あさの綺麗な姿に感動したのであった。

その後、正吉とよのの提案で、
旅立つはつを、加野屋に招くことにした。
自分の身なりで加野屋に行くことに悩んでいる
はつに対して惣兵衛は、
「アホ。」
「お前は今の身なりこそ劣ることあっても、
  他にあの妹に負けてるところは
             何一つあらへんわ。」
「ずっと自慢のお姉ちゃんやったんやろ?」
「胸張って行ってこんかい。」

と言って送り出した。

一方で、新次郎は惣兵衛を飲みに誘う。
道が大きく変わったと言った惣兵衛に対し、
新次郎は、
「どっちの道がええかや何て、
             誰にもわからへん。」

そう言って昔話を続けた2人。
話は山王寺屋の跡地に残る井戸。
はつが落ちた井戸の事件を思い出し、
惣兵衛が呟いた台詞。
そして惣兵衛は新次郎にお願いをした。
それは惣兵衛の大阪の唯一の心残り。

その頃九州の炭坑では、次郎作の説得もあり、
サトシの組も働きだしたと文が届いていた。

 第58話・12月3日
「わても見たなっただけなすのや、
        あんたたち2人のお琴をな。」


はつは藍之助を連れて加野屋に遊びに来た。
あさは、はつに琴を弾いてほしいとお願いする。
しかし、その琴はあさの物だと断ったはつ。
その時走って帰って来た新次郎。
新次郎の手には売ったはずの、はつの琴が・・・
前日惣兵衛のお願い、大阪での心残り。
それが売りに出した、はつの琴だったのだ。

自分の琴を見て、御礼を言ったはつ。
そんなはつに新次郎が言った台詞。
そして2人は久しぶりに琴を弾いた。
加野屋の外では、
惣兵衛が琴の音色を聞いていた・・・

その頃、美和は五代のもとへ訪れていた。
美和は商人達の社交場を作ろうと考えていた。

 第59話・12月4日
「ようやく心のそこから、
        この道でよかったって思ってる。」
「胸張って前に歩いていけます。」
「人が生きるゆうことが、
   少しだけ分かってきた気がしますのや。」
「これからが、うちらのほんまの勝負だす。」
「お互い精一杯、お家守ろうな。」
「お互い精一杯、幸せになろうな。」


はつは和歌山へ行く前の日に新次郎に聞いた。
なぜ妻にあさを選んだのかと・・・
新次郎は以前教えられたラクダの話をした。
それが見たくてしょうがなかった新次郎。
ちょうどその頃に、出会ったのが幼いあさ。
「ラクダなんか見られへんかっても、
  この子見てたら何かおかしいな思てな。」
「あさを選んだのに何か理由があるとしたら、
           ただそれだけのことだす。」

それに対してはつは言う。
新次郎だからあさがある。
他の男だったら閉じ込められていると・・・

久しぶりに布団を並べて寝た、あさとはつ。
はつは、あさに嫉妬していたと打ち明けた。
しかし、今は変わったと伝えた台詞。
翌朝、はつと家族は和歌山へ向かった。

 第60話・12月5日
「白蛇はんはな、幸せを呼ぶん言いますんやで。」

それから時は流れ、和歌山で生活するはつ。
はつは第2子の養之助を産んでいた。
一生懸命荒地の整備を続ける惣兵衛。
そんな中、無所気に走り回る藍之助。
白蛇を見たと怖がり、はつに話す藍之助に、
はつが惣兵衛の顔を見ながら答えた台詞。

一方のあさは九州の炭坑で働いていた。
しかし突如具合が悪くなり嘔吐する。
あさは妊娠していたのであった。
大阪の新次郎は、妊娠を文で知った。
あさの帰りを今か今かと待つ加野屋の面々。
しかし九州から帰ってこないあさ。

妊娠が発覚したあさだが、
サトシの組の心配をして帰宅を躊躇った。
そうしている間に、
極度の悪阻で動けなくなってしまう。
新次郎は九州へ迎えに行くことを決めた。


〜〜 関 連 記 事 〜〜
・朝ドラ【あさが来た】 各回で印象に残った台詞を中心にあらすじ紹介 1週目(1話)〜5週目(30話)
・朝ドラ【あさが来た】 各回で印象に残った台詞を中心にあらすじ紹介 11週目(61話)〜

〜〜RIKUのサブブログ〜〜
・RIKUの映画感想館
・「携帯・スマホゲーム」DORAKENを実際に攻略して・・・

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2015年12月18日

【朝ドラ(NHK朝のテレビ小説)】の歴史 (出演者・視聴率・概要)簡単まとめ

NHK朝の連続テレビ小説
【マッサン】(2014年10月〜3月)
マッサン.jpg

これ見てから朝ドラに興味を持った私。
それからは毎シーズン欠かさずチェック。
特に【朝が来た】が面白い!
宮崎あおいちゃんの演技半端ない!!!

こんな私が過去の全朝ドラをまとめた記事。
以前のものですが最新版に更新します。
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【あさが来た】 92作目
2014年10月〜2015年3月
出演者:波瑠・宮崎あおい・玉木宏・柄本佑・ディーン・フジオカ etc
期間平均視聴率:放映中
最高視聴率:放映中
題材:日本最初の女子大学校を作った一人のおてんば娘の生涯を描いた。

【まれ】 92作目
2014年10月〜2015年3月
出演者:土屋太鳳・山崎賢人・大泉洋・常盤貴子・清水富美加 etc
期間平均視聴率:19.4%
最高視聴率:22.7%
題材:夢嫌いだった女の子が、世界一のパティシエを目指す奮闘記。

【マッサン】 91作目
2014年10月〜2015年3月
出演者:玉山鉄二・シャーロット・ケイト・フォックス・堤真一・八嶋智人 etc
期間平均視聴率:21.1%
最高視聴率:25.0%
題材:日本ウヰスキーの父「竹鶴政孝」を描いた。

【花子とアン】 90作目
2014年4月〜2014年9月
出演者:吉高由里子・伊原剛志・室井滋・鈴木亮平 etc
期間平均視聴率:22.6%
最高視聴率:25.9%
題材:赤毛のアンを翻訳した花子さんの話。

【ごちそうさん】 89作目
2013年10月〜2014年3月
出演者::東出昌大・財前直見・原田泰造 etc
期間平均視聴率:22.3%
最高視聴率:27.3%
題材:東京娘が大阪に嫁ぐ。夫への愛を貫く半世紀を描いた。

【あまちゃん】 88作目
2013年4月〜2013年9月
出演者:能年玲奈・小泉今日子・橋本愛・有村架純 etc
期間平均視聴率:20.6%
最高視聴率:27.0%
題材:海女さんがアイドルを目指す奮闘物語。

【純と愛】 87作目
2012年10月〜2013年3月
出演者:夏菜・風間俊介・武田鉄矢・舘ひろし etc
期間平均視聴率:17.1%
最高視聴率:20.2%
題材:不幸を乗り越え理想のホテル作りを目指す2人の物語。

【梅ちゃん先生】 86作目
2012年4月〜2012年9月
出演者:堀北真希・松坂桃李・南果歩・ミムラ etc
期間平均視聴率:20.7%
最高視聴率:24.9%
題材:地域医療に生きる女性のひたむきな日々を描いた。

【カーネーション】 85作目
2011年10月〜2012年3月
出演者:尾野真千子・夏木マリ・小林薫・麻生祐未 etc
期間平均視聴率:19.1%
最高視聴率:25.0%
題材:洋装ひとすじを貫いた大正女のだんじり人生を描いた。

【おひさま】 84作目
2011年4月〜2011年9月
出演者:井上真央・高良健吾・満島ひかり・マイコ etc
期間平均視聴率:18.8%
最高視聴率:22.6%
題材:老舗のそば店に嫁いだ女性の物語。

【てっぱん】 83作目
2010年10月〜2011年3月
出演者:瀧本美織・富司純子・安田成美・遠藤憲一 etc
期間平均視聴率:17.2%
最高視聴率:23.6%
題材:鉄板が結ぶ、尾道と大阪の家族の物語

【ゲゲゲの女房】 82作目
2010年4月〜2010年9月
出演者:松下奈緒・向井 理・野際陽子・大杉 漣 etc
期間平均視聴率:18.6%
最高視聴率:23.6%
題材:漫画家の夫をひたむきに支える妻の奮闘記

【ウェルかめ】 81作目
2009年10月〜2010年3月
出演者:倉科カナ・石黒 賢・羽田美智子・室井 滋 etc
期間平均視聴率:13.5%
最高視聴率:20.6%
題材:出版社で働く女性の物語。

【つばさ】 80作目
2009年4月〜2009年9月
出演者:多部未華子・高畑淳子・中村梅雀・吉行和子 etc
期間平均視聴率:13.8%
最高視聴率:17.7%
題材:和菓子屋の家族を描いた。

【だんだん】 79作目
2008年10月〜2009年3月
出演者:三倉茉奈・三倉佳奈・吉田栄作・石田ひかり etc
期間平均視聴率:16.2%
最高視聴率:18.7%
題材:お互いの存在を知らずに育った双子の物語。

【瞳】 78作目
2008年4月〜2008年9月
出演者:榮倉奈々・西田敏行・飯島直子 etc
期間平均視聴率:15.2%
最高視聴率:18.5%
題材:ダンサーを目指す20歳の娘が里親を手伝う。

【ちりとてん】 77作目
2007年10月〜2008年3月
出演者:貫地谷しほり・和久井映見・松重 豊・渡瀬恒彦 etc
期間平均視聴率:15.9%
最高視聴率:18.8%
題材:落語に出会い落語家を志す女性を描いた。

【どんど晴れ】 76作目
2007年4月〜2007年9月
出演者:比嘉愛未・森 昌子・大杉漣・草笛光子・宮本信子 etc
期間平均視聴率:19.4%
最高視聴率:24.8%
題材:ケーキ職人から旅館女将の道への波乱万丈を描いた。

【芋たこなんきん】 75作目
2006年10月〜2007年3月
出演者:藤山直美・國村 隼・いしだあゆみ・田畑智子 etc
期間平均視聴率:16.8%
最高視聴率:20.3%
題材:作家・田辺聖子の半生を描いた。

【純情きらり】 74作目
2006年4月〜2006年9月
出演者:宮アあおい・寺島しのぶ・井川 遥 etc
期間平均視聴率:19.4%
最高視聴率:24.2%
題材:音楽家を夢見た桜子と激動の昭和を描いた。

【風のハルカ】 73作目
2005年10月〜2006年3月
出演者:村川絵梨・渡辺いっけい・真矢みき etc
期間平均視聴率:17,5%
最高視聴率:21.3%
題材:家族の絆を結び直す青春奮闘記。

【ファイト】 72作目
2005年4月〜2005年9月
出演者:本仮屋ユイカ・緒形直人・酒井法子 etc
期間平均視聴率:16.7%
最高視聴率:21.9%
題材:不幸のりこえ牧場経営目指す女性を描いた。

【わかば】 71作目
2004年10月〜2005年3月
出演者:原田夏希・田中裕子・内藤剛志・西郷輝彦 etc
期間平均視聴率:17.0%
最高視聴率:19.9%
題材:父との約束を果たすため、神戸で造園の道に進む女性の物語。

【天花(てんか)】 70作目
2004年4月〜2004年9月
出演者:藤澤恵麻・片平なぎさ・香川照之 etc
期間平均視聴率:16.2%
最高視聴率:20.0%
題材:祖父のもとで育った女性が、保育の世界に飛び込んでいく姿を描いた。

【てるてる家族】 69作目
2003年10月〜2004年3月
出演者:石原さとみ・浅野ゆう子・岸谷五朗・藤村志保 etc
期間平均視聴率:18.9%
最高視聴率:22.0%
題材:製パン店を営む家族の物語。

【こころ】 68作目
2003年4月〜2003年9月
出演者:中越典子・岸 惠子・伊藤 蘭・寺尾 聰 etc
期間平均視聴率:21.3%
最高視聴率:26.0%
題材:浅草を舞台にした青春子育て日記。

【まんてん】 67作目
2002年10月〜2003年3月
出演者:宮地真緒・浅野温子・藤井 隆・宮本信子 etc
期間平均視聴率:20.7%
最高視聴率:23.6%
題材:大阪で気象予報士となった女性の奮闘記。

【さくら】 66作目
2002年4月〜2002年9月
出演者:高野志穂・小澤征悦・浅田美代子・江守 徹 etc
期間平均視聴率:23.3%
最高視聴率:27.5%
題材:ハワイの日系4世の成長いく様子を描いた。

【ほんまもん】 65作目
2001年10月〜2002年3月
出演者:池脇千鶴・風吹ジュン・根津甚八・佐藤 慶 etc
期間平均視聴率:22.6%
最高視聴率:25.1%
題材:天才的味覚の持ち主の究極を探す料理修業を描いた。

【ちゅらさん】 64作目
2001年4月〜2001年9月
出演者:国仲涼子・堺 正章・田中好子・平良とみ etc
期間平均視聴率:22.2%
最高視聴率:29.3%
題材:八重山諸島のあたたかい大家族を描いた。

【オードリー】 63作目
2000年10月〜2001年3月
出演者:岡本 綾・大竹しのぶ・賀来千香子・段田安則 etc
期間平均視聴率:20.5%
最高視聴率:24.0%
題材:映画作りにかけた女性の挫折と成功を描いた。

【私の青空】 62作目
2000年4月〜2000年9月
出演者:田畑智子・篠田拓馬・伊東四朗・加賀まりこ etc
期間平均視聴率:24.1%
最高視聴率:28.3%
題材:ヤングママの肝っ玉奮闘記。

【あすか】 61作目
1999年10月〜2000年3月
出演者:竹内結子・藤岡 弘・紺野美沙子・梅沢富美男 etc
期間平均視聴率:24.4%
最高視聴率:27.6%
題材:女性和菓子職人の修業と挑戦を描いた。

【すずらん】 60作目
1999年4月〜1999年9月
出演者:遠野凪子・柊 瑠美・倍賞千恵子・橋爪 功 etc
期間平均視聴率:26.2%
最高視聴率:30.4%
題材:鉄道と生きる萌の苦難の道のりを描いた。

【やんちゃくれ】 59作目
1998年10月〜1999年3月
出演者:小西美帆・八千草薫・柄本 明・藤真利子 etc
期間平均視聴率:22.5%
最高視聴率:26.3%
題材:大阪娘の七転び八起き人生を描いた。

【天うらら】 58作目
1998年4月〜1998年9月
出演者:須藤理彩・池内淳子・加藤 武・小林 薫 etc
期間平均視聴率:27.7%
最高視聴率:35.6%
題材:不器用な娘が大工職人を目指す。

【甘辛しゃん】 57作目
1997年10月〜1998年3月
出演者:佐藤夕美子・樋口可南子・風間杜夫・植木 等 etc
期間平均視聴率:26.6%
最高視聴率:30.0%
題材:造り酒屋の女当主の半生記を描いた。

【あぐり】 56作目
1997年4月〜1997年9月
出演者:田中美里・野村萬斎・里見浩太朗・星由里子 etc
期間平均視聴率:28.4%
最高視聴率:31.5%
題材:作家吉行淳之介、女優吉行和子の母・洋髪美容師あぐりさんを描いた。

【ふたりっ子】 55作目
1996年10月〜1997年3月
出演者:菊池麻衣子・岩崎ひろみ・三倉茉奈・佳奈・段田安則・手塚理美 etc
期間平均視聴率:29.0%
最高視聴率:31.9%
題材:大阪の双子姉妹の波乱万丈を描いた。

【ひまわり】 54作目
1996年4月〜1996年9月
出演者:松嶋菜々子・夏木マリ・藤村志保・三宅裕司 etc
期間平均視聴率:25.5%
最高視聴率:29.6%
題材:リストラOLの弁護士修業を描いた。

【走らんか!】 53作目
1995年10月〜1996年3月
出演者:三国一夫・中江有里・菅野美穂・丹波哲郎 etc
期間平均視聴率:20.5%
最高視聴率:28.0%
題材:博多の高校生の青春を描いた。


【春よ、来い】 52作目
1994年10月〜1995年9月
出演者:(第1部)安田成美・(第2部)中田喜子  etc
期間平均視聴率:24.7%
最高視聴率:29.4%
題材:脚本家・橋田壽賀子の半生を描いた。

【ぴあの】 51作目
1994年4月〜1994年9月
出演者:純名里沙・竹下景子・萬田久子・國生さゆり etc
期間平均視聴率:25.5%
最高視聴率:30.6%
題材:童話作家を目指す4人姉妹の末っ娘を描いた。

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【かりん】 50作目
1993年10月〜1994年3月
出演者:細川直美・十朱幸代・石坂浩二・小林桂樹 etc
期間平均視聴率:31.4%
最高視聴率:35.7%
信州みその老舗を継いだ一人娘を描いた。

【ええにょぼ】 49作目
1993年4月〜1993年9月
出演者:戸田菜穂・和田アキ子・柴田恭兵・板東英二 etc
期間平均視聴率:35.2%
最高視聴率:44.5%
題材:試練に立ち向かう新人女医の成長記を描いた。

【ひらり】 48作目
1992年10月〜1993年3月
出演者:石田ひかり・池内淳子・伊東四朗・伊武雅刀 etc
期間平均視聴率:36.9%
最高視聴率:42.9%
題材:相撲の大好きなヒロインの青春を描いた。

【おんなは度胸】 47作目
1992年4月〜1992年9月
出演者:泉 ピン子・桜井幸子・藤岡琢也・藤山直美 etc
期間平均視聴率:38.5%
最高視聴率:45.4%
題材:温泉旅館を支える女たちの闘いを描いた。

【君の名は】 46作目
1991年4月〜1992年3月
出演者:鈴木京香・倉田てつを・いしだあゆみ・宍戸 錠 etc
期間平均視聴率:29.1%
最高視聴率:34.6%
題材:伝説のラジオドラマをテレビ化。

【京、ふたり】 45作目
1990年10月〜1991年3月
出演者:山本陽子・畠田理恵・中条静夫・篠田三郎 etc
期間平均視聴率:35.6%
最高視聴率:41.6%
題材:京都の老舗漬物店の母娘物語。

【凛凛と】 44作目
1990年4月〜1990年9月
出演者:田中 実・荻野目洋子・野村宏伸・梨本謙次郎・水野真紀 etc
期間平均視聴率:33.9%
最高視聴率:39.5%
題材:テレビジョン開発にかけた青春を描いた。

【和っこの金メダル】 43作目
1989年10月〜1990年3月
出演者:渡辺 梓・吉村実子・桂 三枝・荒井紀人 etc
期間平均視聴率:33.8%
最高視聴率:40.5%
題材:「東洋の魔女」が輝いていた時代の女性を描いた。

【青春家族】 42作目
1989年4月〜1989年9月
出演者:いしだあゆみ・清水美砂・橋爪 功・陣内孝則 etc
期間平均視聴率:37.8%
最高視聴率:44.2%
題材:現代の世相を反映した家族の姿を描いた。

【純ちゃんの応援歌】 41作目
1988年10月〜1989年3月
出演者:山口智子・伊藤榮子・高嶋政宏・白川由美 etc
期間平均視聴率:38.6%
最高視聴率:44.0%
題材:高校球児を励ましたおかみの半生を描いた。

【ノンちゃんの夢】 40作目
1988年4月〜1988年9月
出演者:藤田朋子・中村梅之助・丘みつ子・山下真司 etc
期間平均視聴率:39.1%
最高視聴率:50.6%
題材:戦後混乱期の女性編集者奮闘記。

【はっさい先生】 39作目
1987年10月〜1988年3月
出演者:若村麻由美・渡辺 徹・井川比佐志・小林千登勢 etc
期間平均視聴率:38.1%
最高視聴率:44.5%
題材:大阪に英語教師として赴任した江戸っ子娘の奮闘。

【チョッちゃん】 38作目
1987年4月〜1987年9月
出演者:古村比呂・佐藤 慶、由紀さおり、世良公則 etc
期間平均視聴率:38.0%
最高視聴率:46.7%
題材:黒柳徹子の母・朝さんの半生記を描いた。

【都の風】 37作目
1986年10月〜1987年3月
出演者:加納みゆき・松原千明・黒木 瞳・西山嘉孝 etc
期間平均視聴率:39.3%
最高視聴率:44.9%
題材:精一杯生きる京都繊維問屋の娘を描いた。

【はね駒】 36作目
1986年4月〜1986年9月
出演者:斉藤由貴・樹木希林・沢田研二・渡辺 謙 etc
期間平均視聴率:41.7%
最高視聴率:49.7%
題材:新聞記者になった明治のおてんば娘を描いた。

【いちばん太鼓】 35作目
1985年10月〜1986年3月
出演者:岡野進一郎・三田寛子・芦屋雁之助・渡辺美佐子 etc
期間平均視聴率:33.4%
最高視聴率:39.9%
題材:大衆演劇の旗手を目指す青年を描いた。

【澪つくし】 34作目
1985年4月〜1985年9月
出演者:沢口靖子・川野太郎・桜田淳子 etc
期間平均視聴率:44.3%
最高視聴率:55.3%
題材:旧家の娘と、網元の長男の純愛物語を描いた。

【心はいつもラムネ色】 33作目
1984年10月〜1985年3月
出演者:新藤栄作・藤谷美和子・真野あずさ etc
期間平均視聴率:40.2%
最高視聴率:48.6%
題材:漫才を愛した男の反骨の半生を描いた。

【ロマンス】 32作目
1984年4月〜1984年9月
出演者:榎木孝明・樋口可南子・辰巳琢郎 etc
期間平均視聴率:39.0%
最高視聴率:47.3%
題材:日本映画の発展に情熱を注いだ青年を描いた。

【おしん】 31作目
1983年4月〜1984年3月
出演者:乙羽信子・田中裕子・小林綾子 etc
期間平均視聴率:52.6%
最高視聴率:62.9%
題材:小さな村で生まれ7歳で奉公にだされた「おしん」の描いた。

【よーいドン】 30作目
1982年10月〜1983年3月
出演者:藤吉久美子・山田吾一・宅麻 伸 etc
期間平均視聴率:38.8%
最高視聴率:43.1%
題材:オリンピックを夢見た天才少女を描いた。

【ハイカラさん】 29作目
1982年4月〜1982年9月
出演者:手塚理美・木村四郎・藤村志保 etc
期間平均視聴率:36.2%
最高視聴率:44.9%
題材:ホテルの経営者になった明治女性を描いた。

【本日も晴天なり】 28作目
1981年10月〜1982年3月
出演者:原日出子・鹿賀丈史・津川雅彦 etc
期間平均視聴率:36.6%
最高視聴率:43.3%
題材:NHKアナウンサーの戦中戦後を描いた。

【まんさくの花】 27作目
1981年4月〜1981年9月
出演者:中村明美・生井健夫・平 淑恵・倍賞千恵子 etc
期間平均視聴率:37.1%
最高視聴率:42.4%
題材:出生に秘密を持つ少女の葛藤と希望を描いた。

【虹を織る】 26作目
1980年10月〜1981年3月
出演者:紺野美沙子・高松英郎・長門裕之 etc
期間平均視聴率:38.5%
最高視聴率:45.7%
題材:一人のタカラジェンヌの半生を描いた。

【なっちゃんの写真】 25作目
1980年4月〜1980年9月
出演者:星野知子・林美智子・加藤 武・滝田 栄 etc
期間平均視聴率:39.6%
最高視聴率:45.1%
題材:昭和初期にカメラマンを目指した女性を描いた。

【鮎のうた】 24作目
1979年10月〜1980年3月
出演者:山咲千里・仲 真貴・ミヤコ蝶々・三益愛子 etc
期間平均視聴率:42.7%
最高視聴率:49.1%
題材:船場に奉公した少女のど根性物語。

【マー姉ちゃん】 23作目
1979年4月〜1979年9月
出演者:熊谷真実・藤田弓子・田中裕子 etc
期間平均視聴率:42.8%
最高視聴率:49.9%
題材:漫画家・長谷川町子誕生までの日々を描いた。

【わたしは海】 22作目
1978年10月〜1979年3月
出演者:相原友子・井上昭文・三島ゆり子 etc
期間平均視聴率:35.9%
最高視聴率:42.1%
題材:多くの戦争孤児を育てた女性の半生を描いた。

【おていちゃん】 21作目
1978年4月〜1978年9月
出演者:友里千賀子・長門裕之・日色ともゑ etc
期間平均視聴率:43.0%
最高視聴率:50.0%
題材:沢村貞子の自伝的エッセー。

【風見鶏】 20作目
1977年10月〜1978年3月
出演者:新井春美・蟇目 良・大木 実 etc
期間平均視聴率:38.3%
最高視聴率:48.2%
題材:ドイツ人と結婚しパン作りに情熱を注いだ女性を描いた。

【いちばん星】 19作目
1977年4月〜1977年9月
出演者:高瀬春奈・五大路子・津川雅彦・伴淳三郎 etc
期間平均視聴率:37.2%
最高視聴率:44.9%
題材:流行歌手・佐藤千夜子の半生記

【火の国に】 18作目
1976年10月〜1977年3月
出演者:鈴鹿景子・山内 賢 etc
期間平均視聴率:35.0%
最高視聴率:43.9%
題材:熊本に生きる造園師の青春。

【雲のじゅうたん】 17作目
1976年4月〜1976年9月
出演者:浅茅陽子・船越英二 etc
期間平均視聴率:40.1%
最高視聴率:48.7%
題材:飛行士への夢を追った女性を描いた。

【おはようさん】 16作目
1975年10月〜1976年3月
出演者:秋野暢子・中田喜子・三田和代・大村 崑 etc
期間平均視聴率:39.6%
最高視聴率:44.0%
題材:大阪3人娘のワリカン共同生活。

【水色の時】 15作目
1975年4月〜1975年9月
出演者:大竹しのぶ・香川京子・米倉斉加年 etc
期間平均視聴率:40.1%
最高視聴率:46.8%
題材:女医志望の娘と看護師の母の心の交流。

【鳩子の海】 14作目
1974年4月〜1975年3月
出演者:藤田美保子・斎藤こず恵 etc
期間平均視聴率:47.2%
最高視聴率:53.3%
題材:原爆のショックで記憶を失った女性の放浪の軌跡。

【北の家族】 13作目
1973年4月〜1974年3月
出演者:高橋洋子・左 幸子 etc
期間平均視聴率:46.1%
最高視聴率:51.8%
題材:逆境のなか、家族の意味を問いかけた作品。

【藍より青】 12作目
1972年4月〜1973年3月
出演者:真木洋子・大和田伸也 etc
期間平均視聴率:47.3%
最高視聴率:53.3%
題材:戦後の未亡人の純粋さを忘れない生き方。

【繭子ひとり】 11作目
1971年4月〜1972年3月
出演者:山口果林・北林谷栄 etc
期間平均視聴率:47.4%
最高視聴率:55.2%
題材:都会でけなげに生きる女性の物語。

【虹】 10作目
1970年4月〜1971年3年
出演者:南田洋子・仲谷 昇 etc
期間平均視聴率:37.9%
最高視聴率:48.8%
題材:たくましいインテリ妻の戦中戦後体験記。

【信子とおばあちゃん】 9作目
1969年4月〜1970年3月
出演者:大谷直子・毛利菊枝 etc
期間平均視聴率:37.8%
最高視聴率:46.8%
題材:10代と70代の「女の生き方」

【あしたこそ】 8作目
1968年4月〜1969年3月
出演者:藤田弓子・中畑道子 etc
期間平均視聴率:44.9%
最高視聴率:55.5%
題材:脚本は橋田壽賀子のもと、世代の異なる人々の姿を描いた。

【旅路】 7作目
1967年4月〜1968年3月
出演者:横内 正・日色ともゑ  etc
期間平均視聴率:45.8%
最高視聴率:56.9%
題材:鉄道員の妻の、平凡でも幸せな人生。

【おはなさん】 6作目
1966年4月〜1967年3月
出演者:樫山文枝・高橋幸治 etc
期間平均視聴率:45.8%
最高視聴率:56.4%
題材:軍人の夫と死別した女性を描く。

【たまゆら】 5作目
1965年4月〜1966年3月
出演者:笠 智衆・亀井光代 etc
期間平均視聴率:33.6%
最高視聴率:44.7%
題材:川端康成の書き下ろし作品。

【うず潮】 4作目
1964年4月1965年3月
出演者:林 美智子・日高澄子・津川雅彦 etc
期間平均視聴率:30.2%
最高視聴率:47.8%
題材:困難な時代も明るく、たくましく生きた作家、林芙美子の一生をドラマ化。

【あかつき】 3作目
1963年4月〜1964年3月
出演者:佐分利信・荒木道子 etc
期間平均視聴率:不明
最高視聴率:不明
題材:武者小路実篤作品を軽妙にドラマ化。

【あしたの風】 2作目
1962年4月〜1963年3月
出演者:渡辺富美子・長谷川明男 etc
期間平均視聴率:不明
最高視聴率:不明
題材:一人の女性を通し、愛と善意を描く。

【娘と私】 1作目
1961年4月〜1662年3月
出演者:北沢 彪・小林美七子 etc
期間平均視聴率:不明
最高視聴率:不明
題材:獅子文六の自伝的小説をドラマ化


〜参照〜
連続テレビ小説の一覧
NHK朝の連続テレビ小説・ビデオリサーチ


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2015年12月13日

朝ドラ【あさが来た】 各回で印象に残った台詞を中心にあらすじ紹介 1週目(1話)〜5週目(30話)


あさが来た.png
2015年9月28日スタート
朝ドラ【あさが来た】

各回の印象に残った台詞を中心に
簡単にあらすじ(ネタバレあり)紹介!

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【出演者】
京都 今井家
今井(白岡)あさ:波瑠(幼少期:鈴木梨央)
今井(眉山)はつ:宮崎あおい(幼少期:守殿愛生)
今井忠興(父):升毅
今井梨江(母):寺島しのぶ
今井忠政(祖父):林与一
今井久太郎(弟):興津正太郎
うめ(あさの世話役):友近
ふゆ(はつの世話役):清原果耶

大阪 加野家 白岡家
白岡新次郎(あさの夫:次男):玉木宏
白岡正吉(父):近藤正臣
白岡よの(母):風吹ジュン
白岡正太郎(長男):木内義一
白岡榮三郎(三男)桐山照史(幼少期:吉田八起)
雁助(大番頭):山内圭哉
亀助(中番頭):三宅弘城
かの(女中頭):楠見薫

大阪 山王寺家 眉山家
眉山惣兵衛(はつの夫:長男):柄本佑
眉山栄達(父):辰巳琢郎
眉山菊(母):萬田久子

その他
五代友厚(五代才助):ディーン・フジオカ
大久保利通(大久保一蔵):柏原収史
玉利(奈良の豪商):笑福亭鶴瓶
美和(新次郎の三味線の先生):野々すみ花
土方歳三:山本耕史

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【第1週】 9月28日〜10月3日
 「小さな許嫁」

 第1話・9月28日
「皆が笑って暮らせる世の中を作るには、
 女性のね・・・柔らかい力が大切なんです。」


冒頭のシーンです。
1901年(明治34年)の東京
我が国初の女子大学校の
「東京日の出女子大学校」
ここで、あさが生徒に向って言う台詞です。
ここから物語は幼少期に戻ります。

1857年(安政4年)の京都
両替屋(今の銀行)今井家で育った、
ヤンチャなあさと、2歳上の知性的なはつ。
2人には小さな頃から許嫁が決まっており、
2人の将来は決められていた。
お嫁に行きたくないと言っていた、あさ。
そんなヤンチャなあさを怒りお尻を叩く父、忠興。
それをたまたま見て、
「おいど(お尻)はご無事どすか?」
と聞いたのが白岡新次郎。
これが2人の初対面でした。

 第2話・9月29日
「なんでやと思う人間が世の中を変えていく。」
「誰に口つままれようと、
 後ろ指されようと、前を向いて進みなさい。」


全ての物事に「なんでどす?」と聞くあさ。
当時の女性は学問は教えられず、
礼儀作法と芸事のみ教えられており、
学問を学びたいと言うあさを怒る忠興。
それを慰める祖父忠政の台詞です。

この頃は明治維新の15年前。
大名たちが莫大な金を調達しており、
両替屋は返って来るはずのないお金を貸してました。

 第3話・9月30日
「近頃の世の中には、
 新しい波が来ているようで、
 そうは言っても昔からの付き合い、
 果たさなければいけない義理もあります。」


12歳になった、あさ。
大阪に忠興とはつと一緒に行くことになった。
活気のある大阪を見てはしゃぐあさ。
そこで出会ったのが五代友厚(才助)。
これは後々に何か進展が・・・?

白岡家で挨拶した、あさ。
そこで今を捉えて話した、新次郎の父正吉の台詞。
新次郎は本来立ち会うはずの席ですが、
遊び歩いており遅れて登場。
あさを見て直ぐにあさの前に座って手をとり、
「あさちゃんよう来たな。」
と言いますが、この台詞も深かったな〜

 第4話・10月1日
「平気や平気や思ってたけど、なんか悲しいな。」
「大阪行きたくないな。けど行かなあかんな。」
「どうしたらええんや?」
「けどどうにも出来へんな。」


あさの後に、はつも許嫁の眉山家で挨拶した。
はつを物としか見ていない態度の許嫁の惣兵衛。
とても高飛車で意地悪そうな母の菊。
京都に帰った夜、はつがあさに本音を話した台詞。
あさとはつは2人で号泣するのでした。

 第5話・10月2日
「あさちゃんの好きにしたらええ。」
「よう考えてな。ようよう考えて進んだ道には
 必ず新しい朝がくる。」
「その道を信じて進んだらええのや。」


自分の道は自分で選ぶと学問を始めるあさ。
女でもやった方が良いことがあると忠興に反論した。
それは結婚も同じで自分で選ぶべきだと・・・
反対する父に対して押入れに閉じこもるあさ。
そこに訪れた新次郎があさに言った台詞です。
そして、あさが欲しがっていた、
算盤をプレゼントするのでした。

 第6話・10月3日
「女子(おなご)には女子のよさがある。」
「柔らかい良さがな。」
「今は時代の変わり目や。」
「これからお前らの行く先に、
 どないえらい事が待ち構えているか分からへん。」
「けどそのときは皆で力を合わせて、
               笑うて切り抜けるんやで。」


新次郎に貰った算盤なので稽古が許されたあさ。
そんなあさが梨江に真実を教えてもらった。
当初あさは眉山家に嫁ぐことが決まっていた。
しかし長女が欲しいという眉山家のワガママで、
あさとはつの嫁ぎ先が変わったと。

前向きに学問に取り組むあさと、
強がるはつ、そして今井家を継ぐ久太郎を呼び、
祖父の忠政が話した台詞です。


【第2週】 10月5日〜10月10日
 「ふたつの花びら」

 第7話・10月5日
「1つだけお願いがあります。」
「笑ろて頂けませんか?」
「姉はうちの自慢のお姉ちゃんです。」
「姉かて知らんとこにお嫁に行くのは不安です。」
「一遍でも姉にニコリと笑ろうくれはったら、
 それだけでどんなに気が楽になるかと思うて。」


時は流れて1865年(慶応元年)
新撰組が幅を利かした尊皇攘夷の時代。
あさとはつが嫁ぐ年。
毎年のように新次郎はあさに会いに着ていた。
あさも新次郎への想いは強くなっていた。

そこに4年ぶりに京都に来た惣兵衛と、母の菊。
相変わらず高飛車な菊と、表情のない惣兵衛。
はつを心配したあさが、惣兵衛に言った台詞。

 第8話・10月6日
「せやけどな、
 そんな時でもあさと一緒にいたら、
 いつもなんでか自然と笑えてくる。」


一京都に来るはずだった新次郎が来られなくなり、
その代わり恋文が届いた。
その裏には重大な問題があった。
新次郎の兄であり跡取りの予定だった正太郎が、
病に倒れていたのだった。
そんな事とは知らず、あさは文を書く練習を始めた。

一方で嫁ぎたくない意志が現われ涙するはつ。
はつの涙を見て心配するあさ。
そのあさに対して、はつは言った台詞。
その言葉の後に、
「うちの許嫁が新次郎さんだったら良かったのに・・・」
とも言ってますが・・・

 第9話・10月7日
「こないな時は、わてかて誰かて、
 何しようが雨降りの台風やさかい。」
「どうもならん。ゆうてな・・・」


汚い字で新次郎に文を返したあさ。
文の中身は惣兵衛の人柄を伺う文章。
しかしその文に対する返事は無かった。

新次郎は正太郎の心配はするも、
相変わらず現実逃避か遊び歩いていた。
病気の兄に花を持って帰った新次郎。
遊び歩いているように見え番頭達が嫌味を言うが、
それに対して新次郎が返した台詞。

一方で文を待ち続けるあさ。
あさのもとには新次郎からではなくて、
イギリスにいる五代から文が届いていた・・・

 第10話・10月8日
「みんなわしが、
 お母ちゃんの言いなりやと思おてるみたいやけど、
                      そちゃちがうで。」
「いつかあのお母ちゃん、
   こっそりと殺したろうと思ってますのやで。」
「あの女、入り婿の親父の事も、
        わしの事もどないも思おてへん。」
「男なんかただの、
    お家の為の道具やと思ってますねん。」


あさが文を出して二月。
ようやくあさの文に気付いた新次郎。
惣兵衛に話を聞きに行った時に、
惣兵衛の口から出た闇を匂わせる台詞。

一方で、あさとはつへ付いて行く女中も決まった。
あさにはふゆ。はつにはうめ。
しかし未だに、はつを心配するあさ。
それを制し強がるはつ。
「お父はんとお母はんが、
 選んでくれはったこの道を大事に進む。」
「それがうちにできる精一杯のことや。」
「大丈夫。後悔なんてせえへん。」


 第11話・10月9日
「ふたりともしっかりお家を守れ。」
「帰ってくるなよ。」


この時代は、遠方に行った娘が、
実家に帰ることはあまり無かった。
そんな娘の嫁入りが近づき、
父、忠興が2人に向って言った台詞。

はつは姉としてあさを心配して、
母にお供の交換を進言した。
これがはつの生まれて初めての、
親へのワガママであった。

嫁入り2日前。
予定に無く新次郎が父正吉と京都に来た。
理由はあさの嫁入りの延期。
正太郎が亡くなり、延期をお願いしに来たのだった。
理由が理由だけに嫁入りの延期が決定された。

 第12話・10月10日
「いつかあんたにも、
 女子に生まれて良かった言う日がきっと来る。」
「柔らかい心を忘れんと、
            いいお嫁さんになるんやで。」


一足先に大阪に向かったはつ。
泣きながら見送ったあさであった。

それから半年後。
いよいよあさが大阪に向かう日。
あさに母梨江がお守りを握らせ言った台詞。
そのお守りは、はつとお揃いの母が縫った物。


【第3週】 10月12日〜10月17日
 「新選組参上!」
 第13話・10月12日
「ようわてのとこお嫁に来てくれはりましたな。」
「今日はまた、ようベッピンさんやこと。」


祝言の日を忘れ遅刻して来た新次郎。
あさの花嫁姿を見て言った台詞です。

その夜は床入り。
あさを抱きしめる新次郎。
しかし・・・
あさは反射で新次郎を投げ飛ばすのだった。
新次郎は幼いあさの対応に呆れ、
家を出て行くのでした。

 第14話・10月13日
「なんでやろな?」
「それがわての性分やゆうてな。」


朝帰りをした新次郎。
そんな新次郎へのあさの疑問は少し違った。
なぜ仕事をしないのか?
そんなあさの質問へ答えた新次郎の台詞。

一方で、はつは惣兵衛から反物をもらい喜んでいた。
口は悪いが気をかける惣兵衛に、笑顔でお礼を言う。
「嬉しおすな〜。」

 第15話・10月14日
「蛇みたいに黙ってはる時でも、
  心で笑ろうているのが、
    ちょっと分かるようになったわ。」
「ああ見えて、
 可愛いらしいところもあるお方なんやで。」


嫁入りしてから1ヶ月。
あさは新次郎と夜を一緒にすることは無かった。
そんなあさが、はつに会いに行った。
ちょうどはつは惣兵衛と芝居を見に行くという。
相変わらず無愛想な惣兵衛を見て心配するあさ。
それを見てはつが言った台詞。

幸せそうなはつを見て、
自分もしっかり家を守ろうと気を引き締めるあさ。
加野家の商売を手伝いと正吉に話すのだった。
しかし女子は夫に惚れられるのが仕事と、
あさが手伝うことは否定される。

このころ薩長同盟が成立し、
幕府の警備は一層強まっていた。
「新撰組副長土方歳三だ。」
「またせたな。」

(これはファンにはたまらなかった〜)

 第16話・10月15日
「びっくりな街。これが大阪じゃ。」
「このまちを見ているとまだまだ勢いがある。」
「世の中はこれから大きく変わって・・・」


大阪の町で五代と再会したあさ。
米会所を見て活気溢れる大阪に喜ぶあさ。
大阪の米相場が日本の基準となると五代は教え、
別れぎわにあさに話した台詞。

正吉がダメなら、番頭の雁助に・・・
正吉の目を盗んで勉強を始めたあさ。
そんなあさに母梨江からの文が届く。
「風かわり 父はあらたな 風にのり」

 第17話・10月16日
「まだまだ子供やと思ってたけど、
                 とんでもあれへん。」
「あんたは芯のある大人の女子はんや。」
「惚れてしもうた。」
「わてと夫婦になってくれ。」


あさの強い意志を目の当たりにした新次郎が、
あさに対して言った台詞。
そして初めて夜を一緒に過ごすのであった。

相変わらず夜一緒に過ごすことのない二人。
新次郎が夜な夜な三味線の稽古していたと知り、
その趣味を褒めるあさ。
そんな時に加野家にも、
新選組がお金を借りたいと現われた。
誰もが怯える新選組に負けずに物申すあさ。
しっかり返してくれるのか?信用できるか?と・・・
怒り刀に手をかけると、
「刀と信用は真逆のもんだす。」
土方は笑みを浮かべながら答えた。
「金は必ず返す。俺が生きていいればだがな。」
(新選組ファンとしては良かった・・・)

 第18話・10月17日
あさ 「なんでそないに、
    一生懸命になれるのやろな?」
新次郎「なんでそないに、
    一生懸命やあれへんふり、しはるんだす?」


毎晩夜を共にしたあさと新次郎。
実際は夜な夜な新次郎に頼み込み、
加野家の大福帳を見て収支を計算していた。
計算して分かったのは貸付900万両。
戦になったらお金は戻ってこないのでは?
そう考えたあさは正吉に回収しようと訴えた。
「人やお店かて変わっていかな、
          生き残られへんのやさかい。」


そんな一生懸命なあさに新次郎が聞き、
それに対してあさが聞き返した台詞。


【第4週】 10月19日〜10月24日
 「若奥さんの底力」
 第19話・10月19日
「泳ぎ回っているだけやあらへんねんで、
 その間に大きな口を開けて餌食べてますわ。」


加野家の将来を心配して動き回るあさ。
そんなあさをサンマやカツオに例えた新次郎。
とうとうあさはお金の取立てを正吉に進言した。
それを聞いてが新次郎に言った台詞。

一方はつは、菊に家に閉じ込められていた。
菊に口出せないでいる惣兵衛。
山王寺屋の経営が危ないとの噂もある。
山王寺屋を心配するあさ。
そんな時にはつから元気だと文が届く。
それは菊に書かされた偽の文。
「あさ。どないしよう。うちもう笑われへん。」

 第20話・10月20日
「外では今何が起こってんのやろ?」
「うちだけ井の中の蛙で何も知らんのやな。」


道端でふゆに会ったあさ。
山王寺屋の現状とはつの話を聞いたあさは、
あさははつへ向けて文を書きふゆに渡した。
しかし、その文を菊は取り上げようとした。
逃げたふゆは文を井戸に落としてしまう。
その話を聞いたはつがふゆに言った台詞。

その頃は世の変わり目で、
両替屋に対する世間の風当たりは厳しかった。
一方であさは勘定方に泊まりこみ、
お金の取立てを行なっていた。

 第21話・10月21日
「わてが心配していたのはお金やあれへん。」
「あんたや。」
「いざとなったらお金なんか、どうでもええんや。」
「大事なのはあんたの身やで。」


とうとうお勘定方からお金を返してもらったあさ。
喜んで帰ったあさに対して、
心配して寝ずに帰りを待っていた新次郎の台詞。

一方で正吉はあさに、
「泳ぎ続けるもんだけが時代の波に乗っていける。」
と言い、正式に加野家の働き手として認めた。

1868年(慶応4年)
幕府が負けて、激動の時代が始まった。
政権を握ったのは薩摩・長州を筆頭にした新政府。
新政府は両替屋の旦那衆を集めて、
各両替所に10万両の調達を要請したのだった。

 第22話・10月22日
「今この日本は新しい朝を、
 向えようとしているのかもわからへん。」
「今この世はどこかの誰かさんたちが、
 考えて考えていろいろ失敗もしながら、
 新しい朝が来るの待ってるような気するんだす。」


新政府に10万両を払うか迷った正吉。
そんな正吉にあさが、
新次郎の言葉(5話)を思い出しながら答えた台詞。
正吉はあさの意見を信じて払うことを決めた。

一方で山王寺屋では、惣次郎が菊に払おうと言う。
しかし菊は惣兵衛の意見を全て反対した。

日本の政権を握った中心にいた大久保と五代。
大久保は五代にこう言っている。
「わしもお前も、もうただの薩摩の人間ではない。」
「薩摩を離れた一人の日本人になったでごわす。」


加野家はお金を払おうとしていたが、
更に追い討ちがかかった。
新政府が大阪で使われていた銀貨を廃止したのだ。

 第23話・10月23日
「あの子は金の卵やっせ。」
「卵と言うもんはな、
 誰ぞ温めてくれる者がないと孵らへんのやで。」
「あさちゃんを守って、
 助けてやると言うのもお前の役目やで。」


加野屋のために働くあさを見て、
正吉が新次郎に伝えた台詞。

銀貨廃止により手形を金に変えようと、
両替所には人が殺到していた。
あさの判断で金で返すことを決めた加野屋。
返し終わると加野屋の資金は底をついた。
正吉はあさに豪商の玉利にお金を借りる話をした。

一方で山王寺屋はより経営が悪化していた。
はつに何も言わずに、ふゆの解雇を決定した菊。
そのことを聞き落ち込んだはつは、
以前あさが書いた文を井戸の中から獲ろうとして、
井戸の底に落ちてしまった。
あさの文を手にするもかかれていたのは、
『へのへのもへじ、と「わろてね。」の言葉』
それを見て全てを忘れて笑ったはつ。
助けに来た惣兵衛ははつを強く抱きしめた。

 第24話・10月24日
「どっかで断って頂きたかったんや。」
「それが、旦那様とうちのせめてもの誇りだす。」


惣兵衛と共に京都の今井家へ向ったはつ。
菊に言われて両親にお金を借りるために。
しかし忠興はお金を貸す事はしなかった。
それに対して、はつが両親に言った台詞。

一方あさは玉利のもとへ。
「世の中が変われば時代におおた、
       新しい商いが出てきます。」

と嘘ながら芯の通った言葉で玉利を圧倒し、
無利息でお金を借りることに成功したのだった。


【第5週】 10月26日〜10月31日
 「お姉ちゃんに笑顔を」
 第25話・10月26日
「お姉ちゃんが元気や思ったら、元気が出るんだす。」

玉利からお金を借りることに成功したあさ。
その帰り道にはつに会うが元気が無かった。
はつに会いたいと新次郎に伝えた、あさ。
会ってどうするか聞く新次郎、にあさが答えた台詞。

新次郎と共に山王寺屋に向かった、あさ。
山王寺屋には人だかりが出来ていた。
山王寺屋は夜逃げしたのだった。

それから毎日のように、はつを探したあさ。
とうとうはつを見つけ出した、あさ。
しかし、あさから逃げるように、
借家に逃げ込んだはつであった。

一方、加野家で新たな商いを模索していた。
新次郎が提案したのは石炭であった・・・

 第26話・10月27日
「帰っておくれやす。」
「頼むからほうっといて。」
「あんたの顔なんか見とうないの。」


はつを訪ねたあさに、はつが言った台詞。
しかし、あさが立ち去った後に泣き崩れ、
「違う。うちが合わせる顔ないんや。」
「かんにん。かんにん。あさ。」
そう言うのであった。

あさは泣いて新次郎に訴えるも、
新次郎はあさを置いていつものように外へ・・・
翌日再び、はつの元へ向かったあさ。
しかし既にその借家にはいなかった。

一方ではつと山王寺屋の衆は、
借金取りから逃げて住む場所を探していた。
その道中で、全てをはつのせいにした菊。
そんな菊に惣兵衛は包丁を振りかざした。
自らを犠牲にして菊を守ったのははつだった。

 第27話・10月28日
「やっとうちにも御家を守ることが出来ました。」
「うちらに出来ることは、
         一歩でも前に歩くことだけだす。」


菊を守ったはつが、怪我を負いながら言った台詞。
山王寺屋がこうなったのってしまったのは、
菊のせいではなく時代のせいだと話した。
それを聞いた惣兵衛は、
菊を背中に乗せ歩く出すのであった。

一方加野家には、新政府の五代が来ていた。
ビックカンパニーを作り大阪を立て直そうとの相談。
元気の無いあさに五代はつまらないと言う。
そんな五代に対して、はつがこうなったのも、
両替屋の経営が苦しくなったのも、
全ては新政府のせいだと不満をぶつけた。
あさの、誰にも怖気付かない勢いに五代は喜び、
大阪商人の寄り合いに来るように薦めた。
新次郎もまた、それがあさの元気の源になると感じ、
寄り合いに行くように伝えるのであった。

聞いたことも無い商いの話を聞き、元気が戻るあさ。
あさは旦那衆の中で商いを勉強が始まった。

 第28話・10月29日
「せやけど、すっきりしてもうたの〜」
「はつのおかげやろか?」
「あいつは女々しい女やと思ってたのに、
   あんがい図太いのかも分からへん。」


毎日遊び歩いているように見えた新次郎。
しかし影で1人はつを探して歩き回っていたのだ。
そしてとうとう農作業をする、はつを見つけた。
あさには言わないようにと頼むはつ。
そこで見た惣兵衛の顔は活き活きとしており、
母を殺せなかった事を新次郎に伝え、
それも全てはつのおかげであると言った台詞。

一方で商いの勉強をするあさ。
将来を見ている五代の話を聞き、
以前新次郎が提案した石炭について興味を持った。

同時期。京都今井家は新政府の仕事を請け負い、
東京へと行くことを決めていた。

 第29話・10月30日
「貧乏は惨めや。」
「けど今は、
 余計なこと考える暇あらへんほど忙しゅうてな。」
「忙しいって、案外ええことだす。」


新次郎の着物の縫い目が、いつもと違う事に気付き
あさは新次郎に女の影を感じて問い詰めた。
新次郎は着物を縫ったのが、はつであると伝えた。
ようやくはつとの再会を果したあさ。
はつは、新次郎が今まで助けてくれた事を話し、
そして今の生活について言った台詞。
そして心配しているであろう両親に対しても、
「はつは元気や。」
「今でもお家を守ろうと気張ってるって。」
とあさに伝言を頼むのであった。

はつの笑顔を見て安心したあさは、
今まで以上に商いに夢中となった。
そして石炭の獲れる炭坑は九州にあると知り、
九州へ行きたいと告げるも、
正吉と新次郎は反対するのであった。

 第30話・10月31日
「旦那さんのご意見だけはちゃんと聞くんやで。」
「これから一番大事にせんとあかんのは、
            旦那様や思うてますのや。」


正吉は新たな商いを模索し五代のもとへ行った。
そして五代の提案するビックカンパニーの承諾。
加野屋が賛成した事がきっかけとなり、
大阪商人も協力を始めるのだった。
あさの石炭への思いは更に強くなり、
ついには九州の炭坑を買おうと言い出した。
それに猛反対する新次郎と、賛成し始めた正吉。
そんなあさに対してはつが言った台詞。

その頃、はつは自分が妊娠した事に気がつくが、
惣兵衛は妊娠を知らないまま姿をくらましてしまう。
一方で五代は、大久保に横浜へ来るように言われ、
大阪を捨ててよいものか悩んでいた。

〜〜 関 連 記 事 〜〜
・朝ドラ【あさが来た】 各回で印象に残った台詞を中心にあらすじ紹介 6週目(31話)〜10週目(60話)
・朝ドラ【あさが来た】 各回で印象に残った台詞を中心にあらすじ紹介11週目(61話)〜

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・「携帯・スマホゲーム」DORAKENを実際に攻略して・・・

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2015年10月07日

朝ドラ【まれ】 週タイトル「お菓子(ケーキ)」の作り方・出演者・あらすじ・ネタバレ&全ストーリー超簡単ネタバレ NO.6


まれ.jpg
2015年3月30日スタート
朝ドラ【まれ】
週タイトルの

「ケーキ(お菓子)」
「あらすじ・ネタバレ」
を簡単に解説していきます。

更にもっと分かりやすい、
1話からの最終話までの簡単あらすじを書きます。

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【出演者】
津村希:土屋太鳳
津村徹(希の父):大泉洋
津村藍子(希の母):常盤貴子
津村一徹(希の弟):葉山奨之
桶作元治(希の祖父代わり):田中泯
桶作文(希の祖母代わり):田中裕子

池畑大悟(マシェリシュシュ店長):小日向文世
池畑輪子(天中殺店長):りょう
池畑大輔(大悟の息子):柳楽優弥
池畑美南(大悟の娘):中村ゆりか
浅井和也(マシェリシュシュ従業員):鈴木拓
矢野陶子(マシェリシュシュ従業員):柊子
植田弥生(マシェリシュシュ従業員):福田彩乃
珍文棋(天中殺従業員):孫成順

紺谷圭太(希の同級生):山崎賢人
寺岡みのり(希の同級生):門脇麦
蔵本一子(希の同級生):清水富美加
二木高志(希の同級生):渡辺大知
角洋一郎(希の同級生):高畑裕太

紺谷弥太郎(圭太の祖父):中村敦夫
紺谷博之(圭太の父):板尾創路
紺谷直美(圭太の母):藤吉久美子
寺岡真人(みのりの父):塚地武雅
寺岡久美(みのりの母):ふせえり
蔵本浩一(一子の父):篠井英介
蔵本はる(一子の母):鈴木砂羽
角慎一郎(洋一郎の父):ガッツ石松
小原マキ(はるの美容室で働く):中川翔子
若林キミ子(市役所の清掃員):根岸季衣
岡野亜美(漆職人):梶原ひかり
川端京子(漆職人):田根楽子
井田和彦(漆職人):塩山誠司
葛西(薪絵職人):星田英利
遠藤忠雄(漆組合の組合長):渡辺哲
橋本朝子:細野今日子
波多野都:本上まなみ

沢沙耶(希の弟子):飯豊まりえ
沢葉子(沙耶の母):峯村リエ
紺谷匠(希の子):小山晴朋
紺谷歩美(希の子):横山芽生
津村徹志(一徹の子):高橋來

語り:戸田恵子

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【第26週・最終週】 9月21日〜9月26日
 「希空ウエディングケーキ」

 (ウエディングケーキレシピ)
 「分量」
  ※???
   先週同様でこれも無理!
   本当にごめんなさい・・・  
   ウエディングケーキの上には
   魔女姫人形を乗せてください♪

 「作り方」
  ※絶対にかけないと思います・・・

(あらすじ)
『貝殻おじさん』と偽り徹が送ってきたメール。
 「でっかい夢を叶えて、
   世界一を目指してください。」
 徹が生きていたことに対しての安心感と、
 なんとも言えない複雑な気持ちとなった。
 その気持ちは次第に怒りに変わった。
 昔から徹への怒りが希の原動力・・・

 世界パティシエコンクール日本予選当日。
 控え室に入った希。
 控え室に陶子と浅井が入ってきた。
 応援に来たと喜ぶ希だが、
 少し遅れてパティシエ服を着た大悟も・・・
 大悟は希を見て言った。
 「叩きのめしてやる。」
 リスクを背負う必要の無い大悟。
 それでも世界に挑戦し続けるのが大悟。
 大悟もコンクールの参加者だったのである。

 コンクール本番直前。
 トイレに行った大悟は、
 そこで清掃員としている徹を発見した。
 しかし希には言わずに大会開始。

 10:00にスタートし順調にケーキを作る希。
 同時期能登では子供たちが桶作家で、
 希への応援ケーキを作っていた。

 15:00(残すとこ30分)
 ここで大悟は希に話しかけた。
 「順調そうだな。」
 「さっき親父がいたぞ。」
 大悟は徹と話した内容を伝えた。
 ここが会場となることが分かって仕事を入れた。
 そして能登には絶対に戻れないと・・・
 「終わったら直ぐに探せ。」
 「またいなくなるぞ。」

 そして大悟は昔の話を始めた。
 20年前の8月のある日。
 ある男が店に来て、
 娘に誕生日ケーキを作れと言い出した。
 仕舞いには変な人形を乗せろと言い出した。
 「俺が作ったんだ。」
 「親父が買ってきた誕生日ケーキは。」
 「全て親父から始まっていたんだな。」
 「お前の夢は・・・」

 希はそれを聞き、徹を思い出しケーキを作った。
 そして予定通りに10分前にケーキは完成。
 しかし・・・
 その瞬間希は言った。
 「足りないものがある。」
 そう言うと急遽何かを作り始めた。
 間に合わなければ失格。
 そんなギリギリで希が作り上げたのは、
 魔女姫(マジパンで加工)であった。

 希が作り上げた4種類のケーキ
 全体のテーマは『夢』
 『プチガトー』は輪島塗
 『焼き菓子』は能登の塩
 『ピエスモンテ』は能登の祭り
 『アントルメ』は家族

 それぞれのケーキを審査員に説明した希。
 そして最後に魔女姫について説明した希。
 「父の買ってくれたケーキが私の原点なんです。」

 そしてコンクールは終わった。
 1位には大悟が選ばれた。
 希は5位・・・
 しかし大悟の優勝を素直に褒め称える希。
 そんな希に大悟は言った。
 「上出来だ。」
 「食わせろ。お前の菓子だ。」
 希のケーキを食べる大悟の顔は微笑んでいた。
 その喜びを隠すように希に大悟は言う。
 「まだまだだな!」
 「早く俺を引退させろ!」

 幸枝も応援に来ていた。
 希のケーキを試食して希に言う。
 「55点。」
 「腕を上げたじゃない!」
 「あなたもう決めてるんじゃない?」
 「食べた人を喜ばせるケーキ。」
 「ただ自分を表現した。それでいいの!」
 「後は食べた人がどう感じてくれるか・・・」
 「けわしい道よ!でも素晴らしい道!」
 「大悟も迷いながらこの道を歩いた。」
 「あなたも行きなさい。」

 コンクール翌日に希は能登に帰って来た。
 子供たちが作ったケーキを食べた。
 そこで元治が言い出した。
 「今年の祭りは圭太と希の結婚式じゃ。」
 圭太と希は結婚式を行なっていなかった。
 それに気がついた元治の思いつき。
 8月10日の徹と子供たちの誕生日に開催する。
 子供たちは希にケーキを作ってとお願いした。

 しかし一徹は徹と会うことが出来ず悩んでいた。
 コンクールの日も一徹は別の目的を持っていた。
 それはきっかけとなった徹の同僚を説得すること。
 何度も足を運んでやり取りを繰り返し、
 8年間徹が振り込み続けたお金の話を聞いた。
 徹の懺悔の気持ちは元同僚にも伝わっていた。
 しかし徹は帰ってこなかった・・・

 8月10日。
 希と匠と歩美と・・・ 一応、徹の誕生日。
 そして希と圭太の結婚式の日。

 希は文と元治に今までのお礼を言った。
 それに対して文は言った。
 「どんどん大事になった。」
 「どんどん光になった。」
 「それだけや!」
 それを聞いて希も心をこめて、
 「元治さん。文さん。大好きや・・・」

 そしてウエディング&誕生日ケーキ
 の仕上げで店に行った希。
 その時店に誰かが入ってきた・・・
 それは徹だった。

 徹は大悟に大会の日に言われた、
 「お前があいつの夢を繋いできたんだ。」
 「気になるなら責任を持って最後まで見届けろ!」
 その言葉で一瞬躊躇った。
 コンクールが終わったら又消えようとしていた徹。
 しかし希のケーキを見て言葉を聞いて考え直した。
 そして能登へ帰って来たのであった。

 「元気か?」
 そんなぶっきら棒な徹に希は言った。
 「家族は何も出来なくても、
       いるだけでいいんだから・・・」

 希のケーキを運ぶために店に来た一徹。
 徹の存在に気がつき、そのままの勢いで
 徹の顔を思いっきり殴った。
 そして徹に向かって一徹は言った。
 「ごめん。あの時こうやって止めなくて・・・」
 顔をおさえたまま徹は言った。
 「お前。強くなったね〜」
 そして抱きしめあった徹と一徹。

 そして徹と希、一徹は桶作家へ向った。
 藍子を見た徹は一言
 「藍子・・・」
 藍子も何もいえないまま、
 泣きながら何度も徹の胸をを殴った。
 何度も何度も・・・
 8年の空白を埋めるように・・・
 そして2人は抱きしめあった。

 徹も帰ってきて希と圭太の結婚式。
 希の作ったウエディング&誕生日ケーキには、
 徹からもらった魔女姫が乗っていた・・・
 そして希の挨拶。
 希は能登に来てからの思い出を語った。
 能登で大事な人と出会って、
 大事な言葉を聞いたと話した。
 希は出会った人が話してくれた、
 自分の背中を押した言葉を読み上げた。
 そして・・・
 「もしかしたら故郷って場所じゃ無くて、
  そこで会った大切な人じゃないかって思いました。」
 「私は子供の頃、夢が大嫌いでした。」
 「夢は特別なものじゃなくて、
  明日美味しい味噌汁作って家族で食べようとか、
   昨日より美味しいケーキを作ろうとか、
     こういう毎日の小さなことが集まって、
          でかい夢になるんじゃないかって・・・」
 「そういう夢ならおばあちゃんになっても、
                持っていたいと思いました。」
 「私は夢が大好きです。」

 そして最後に希は魔女姫に話しかけました。
 「ありがとうね。これからもよろしくね。」

【全ストーリー簡単解説】
1週目
 11歳の希が家族で能登へやってくる。
 それは夜逃げ同然のようなものであったが、
 能登の人々は温かく迎えてくれた。
 しかし徹は夢を追い再び東京へ出て行った。

2週目
 希は17歳高校3年生になっていた。
 徹はまだ帰ってこない。
 そんな高校生活最後の夏。
 圭太は希に告白した。

3週目
 希は高校の終わりにケーキコンクールに出場した。
 審査員であった大悟に散々罵られる。
 こうして希の高校生活は終わるが、
 圭太に返事できないでいた希を尻目に、
 一子が圭太と付き合っていた。
 徹がまたもや夢破れて帰って来た。

4週目
 18歳になった希は市役所に就職。
 夢を持つことよりもコツコツとが希の口癖。
 一方で圭太は漆職人。一子はモデルを目指した。

5週目
 市役所で働く希と市役所清掃員で働く徹。
 希の計画する能登移住ツアーが好評となる。
 ツアー参加者に誘発され徹は再び夢を見だす。

6週目
 希の祖母幸枝が能登へやって来た。
 幸枝の作るケーキに魅了されて、
 ケーキ作りの夢を思い出す希。
 希の宝物の魔女姫は、
 祖母が以前持っていたものであった。

7週目
 夢と向き合う決心をした希。
 ついに市役所に辞表を出した。
 そして希の原点である徹が買ってきた、
 誕生日ケーキを探しに横浜へ向かった。
 希がたどり着いた先は大悟の店。
 働かせてもらうことになるが、
 酔っ払った大輔に唇を奪われた・・・

8週目
 怒られ続け修行を続ける希。
 しかし大悟の意見に口答えをする希。
 1ヶ月が経過して試用期間を終えた希は、
 大悟に採用されることは無かった・・・
 一方能登では夢を諦めた徹に、
 藍子が離婚すると言い出した。

9週目
 能登に帰った希。
 一徹とみのりが結婚をした。
 圭太と一子は別れた。
 徹は再び夢を追う決意し上京することにした。
 希は・・・
 再びマシェリシュシュへ向かった。

10週目
 横浜へ戻ると店は閉店していた。
 理由は経営不振。
 それを解消するために料理番組にでた大悟。
 若手パティシエに勝利して力を見せ付ける。
 その力の源は大悟を支える家族であった。

〜〜この後は後日更新します〜〜


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2015年10月03日

朝ドラ【まれ】 週タイトル「お菓子(ケーキ)」の作り方・出演者・あらすじ・ネタバレ NO.5


まれ.jpg
2015年3月30日スタート
朝ドラ【まれ】
週タイトルの

「ケーキ(お菓子)」
「あらすじ・ネタバレ」
を簡単に解説していきます。

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【出演者】
津村希:土屋太鳳
津村徹(希の父):大泉洋
津村藍子(希の母):常盤貴子
津村一徹(希の弟):葉山奨之
桶作元治(希の祖父代わり):田中泯
桶作文(希の祖母代わり):田中裕子

池畑大悟(マシェリシュシュ店長):小日向文世
池畑輪子(天中殺店長):りょう
池畑大輔(大悟の息子):柳楽優弥
池畑美南(大悟の娘):中村ゆりか
浅井和也(マシェリシュシュ従業員):鈴木拓
矢野陶子(マシェリシュシュ従業員):柊子
植田弥生(マシェリシュシュ従業員):福田彩乃
珍文棋(天中殺従業員):孫成順

紺谷圭太(希の同級生):山崎賢人
寺岡みのり(希の同級生):門脇麦
蔵本一子(希の同級生):清水富美加
二木高志(希の同級生):渡辺大知
角洋一郎(希の同級生):高畑裕太

紺谷弥太郎(圭太の祖父):中村敦夫
紺谷博之(圭太の父):板尾創路
紺谷直美(圭太の母):藤吉久美子
寺岡真人(みのりの父):塚地武雅
寺岡久美(みのりの母):ふせえり
蔵本浩一(一子の父):篠井英介
蔵本はる(一子の母):鈴木砂羽
角慎一郎(洋一郎の父):ガッツ石松
小原マキ(はるの美容室で働く):中川翔子
若林キミ子(市役所の清掃員):根岸季衣
岡野亜美(漆職人):梶原ひかり
川端京子(漆職人):田根楽子
井田和彦(漆職人):塩山誠司
葛西(薪絵職人):星田英利
遠藤忠雄(漆組合の組合長):渡辺哲
橋本朝子:細野今日子
波多野都:本上まなみ

沢沙耶(希の弟子):飯豊まりえ
沢葉子(沙耶の母):峯村リエ
紺谷匠(希の子):小山晴朋
紺谷歩美(希の子):横山芽生
津村徹志(一徹の子):高橋來

語り:戸田恵子

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【第21週】 8月17日〜8月22日
 「復活マルジョレーヌ」

 (マジョレーヌレシピ)
 「分量」
  ・調査中です。
  ※アーモンド、ヘーゼルナッツを
   沢山利用したビスキーに、
   数種類のナッツクリームをサンドした、
   濃厚なフランス菓子らしいです。

 「作り方」
  ・調査中です。

(あらすじ)
 徹が能登から姿を消し、
 希を思う徹の気持ちを圭太に諭された。
 希は徹の残した計画書を抱きしめ走り出した。
 計画書に書かれた徹の店舗イメージを読み、
 徹の気持ちを受け止めた希。
 最後のページに書かれた言葉は
 『希、世界一のパティシエになれよ!』
 パティシエに戻りたいけど、
 圭太の側にもいたいと思う希。
 その両方を成し遂げるための計画書。

 希はその日から計画書の実行のために、
 店と女将を両立するスケジュールを立てた。
 圭太も弥太郎や周りの人間の説得を始めた。
 しかし、開店資金は600万に・・・
 圭太は銀行に借りることを提案するが、
 借金に抵抗のある希は悩んでいた。
 徹の置いていった店のため借金をするか・・・

 ギリギリまで削っても開店資金は500万。
 希と圭太の貯金を合わせても100万円。
 残りの400万円を借りることを決意した希。
 しかし銀行はどこも融資してくれなかった。
 希は農協でも借りられることを知り、
 農協で働くみのりに相談する。
 みのりは、融資の鬼がいるから難しいと・・・

 早速農協に出向いた希。
 能登の食材でのケーキ作りを提案するが、
 融資の鬼にあっさり断られる。
 融資の鬼とは・・・みのりだった!

 その頃能登に高志が帰ってきた。
 世間では新星ロックバンド高志が失踪との記事。
 失踪の理由は藍子であった。
 小さい頃から憧れていた藍子。
 その藍子が落ち込んでいる事を察し、
 能登に帰って来たのである。
 藍子に会った高志は何も言わず、
 藍子を抱きしめてしまう。
 結果、動揺してすぐに能登から帰った・・・

 それから数日後。
 希の融資の提案は18回目に及び、
 350万円まで削減して融資の許可が出た。
 そしていよいよ希の店造りが始まった。
 内装は同級生のみんなと手作りで進めた。
 一子も能登に帰り希を手伝った。
 店の名は「プティック・ソルシエール」
 魔女姫と言う意味の店名で決定した。

 OPENは11月11日として、
 希は本格的にケーキ造りに取り掛かった。
 完成したケーキは4種類。
 ・レーヌ・デ・フレーズ
 「イチゴの女王」能登のイチゴ使用
 ・ジャン・ドゥ・r・テール
 「土の人」中島菜使用
 ・モン・ブラン・ドゥ・ノト
 「能登のモンブラン」能登栗使用
 ・レゾリュシオン
 「覚悟」能登産ブルーベリー使用

 そして2007年11月11日。
 希の店はOPENした。
 ケーキの下準備をしてから、
 塗師屋に戻り女将をして再び店へ。
 限定4種類各10個の販売で開店した。
 店はOPENと同時に大盛況。
 ケーキに使うのは圭太の漆器。
 新規客も足を運んでくれて夕方には完売。

 それからも希の店は大盛況で、
 希は充実した生活を送っていた。
 と思っていたのも2週間。
 2週間を過ぎると客足は減ってしまった。
 ケーキの名前が悪いのか?それとも金額か?
 希の悩みは何度も直面してきた、
 作りたいケーキを作るのか?
 それとも皆が食べたいケーキを作るのか?

 そして希は結論を出した。
 値段を下げて気軽に食べられるケーキ作り。
 しかし1種類だけは妥協しないケーキを作ること。
 こうして出来た新たなメニュー。
 ・能登カボチャのプリン
 ・イチゴのショートケーキ
 ・シュークリーム
 そして思いっきり作ったケーキ。
 ・『マルジョレーヌ』

 価格を下げた事で売れるようになったが、
 マルジョレーヌだけは売れなかった。
 お金を出してまで食べたいケーキ。
 それを作れないことを悔やむ希。

 一方で高志は相変わらず悩んでいた。
 藍子の笑顔を見るために、
 再び能登にやってきた。
 そんな高志の気持ちが届いたのか、
 藍子には笑顔が戻った。
 「幸せでいてください。」
 高志はそれだけを言うと藍子の前を去った。
 そして希のもとに向かった高志。
 落ち込んでいる希に高志は言った。
 「誰か1人に届けばいい。」
 「誰か1人に届けば始まりになるから・・・」

 12月20日。
 何とかギリギリ営業していた希の店。
 そこにやってきた客は、店の前をよく通る親子。
 以前から高くて買えないと言っていた客。
 しかし試食で食べた、
 『マルジョレーヌ』の味が忘れられなく、
 我慢できなくなり買いに来たと言う。
 やっと希のケーキは1人に届いたのだった。


【第22週】 8月24日〜8月29日
 「出産クッサンベイビー」

 (クッサン・ヂ・リヨンレシピ)
 「分量」
  ・アーモンドプードル  50g
  ・粉砂糖        100g
  ・卵白           1個
  ・ガナッシュ      お好み

 「作り方」
  1.アーモンドプードルと粉砂糖を混ぜ、
    そこの卵白を入れて練ります。
    (べたつきがなくなるまで、
     +αで粉砂糖を追加します)
  2.金太郎飴のようなイメージで、
    適度に延ばした1にガナシュを
    包み込みます。
  3.2を飴玉くらいの大きさに切り完成。
  ※生地に食紅を加えて数色作るのが良い!

(あらすじ)
 希の店は赤字ギリギリのラインを推移していた。
 第一号ファンの朝子は友人を連れて着てくれた。
 着実にファンは増えていた。

 2008年お正月。
 一徹とみのりの間にも子供が産まれ、
 桶作家も賑わっていた。
 1月2日から店を開けると張り切る希。
 そんな希だったが急に体調がおかしくなる。
 病院に行った希だが原因は妊娠。
 しかも・・・双子!
 借金を抱えて出店した希は悩んでいたが、
 出産前後3ヶ月だけ休むことを決めた。

 妊娠してから6ヵ月半後。
 だんだんお腹の出てきた希。
 それでも相変わらず、店と女将も続けた。
 そんな時、妊婦の観光客波多野が店を訪れた。
 希のケーキを素直に美味しいと言った波多野。
 そんな波多野に能登の魅力と自分の夢を語る希。
 仕事と出産の両立を決めきれないと話す波多野。
 こんなやり取りで出産前の最終営業日となった。

 妊娠10ヶ月目。
 名前はまだ決まっていないが、
 希は8月10日の徹の誕生日と同じになると予感。
 その予想は的中した・・・
 元気な双子の誕生日は8月10日。
 男の子は匠、女の子は歩美と名付けた。

 幸せな家族は出来たが、子育ては戦い。
 一日中双子の鳴き声が響き渡っていた。
 双子は交互に無き続け希も体力も消耗していた。
 しかし出店での借金もあるため、
 出産後3ヶ月での復帰は諦めていない希。
 そんな時、希のファン1号朝子が家に来た。
 どうしてもケーキを作って欲しいと・・・
 迷った希であったが、
 圭太が子守をすることで希はケーキ作りへ。

 久しぶりにケーキ作りをする希。
 一方の圭太は育児戦争となっていた。
 そのタイミングで歩美が熱をだす。
 希はケーキ作りを放って子供のもとへ・・・
 乳児の発熱は危険を伴うため一事入院となる。
 希の行動に大激怒する直美。
 「何で子供最優先に出来ないの?」
 それがきっかけで希は更に悩んでいた。
 私は母親になる資格無かったのでは?と・・・

 その悩みを聞いた藍子は希に言った。
 「だったら店辞めてしまいなさい。」
 「その覚悟があって店始めたんでしょ?」
 「覚悟がないのなら店やるのは絶対反対。」
 悩み続ける希に文も言う。
 「親が自分のために犠牲になっていると、
    子供に思わせないように生きることが、
           一番大切なんじゃないの?」
 そんな2人の意見が更に希を悩ました。

 そんな希の背中を押したのは圭太だった。
 「店もおまえの子供だろ?」
 「できる中で、できる事やって、
      育てていかないか?俺たち2人で!」
 「子供たちも。店も。」

 紺谷の漆職人の人々もみんなが協力して、
 双子の育児を買って出てくれた。
 そして希は店の再開を決心した。
 ママさんパティシエの第一歩を踏み出したのだ。

 再開を楽しみに待っていた希のファンたち。
 希は店が軌道に乗ったら作りたい、
 試作ケーキ「クッサン・ド・リヨン」を作った。
 人々の健康を祈ると言う意味のフランス菓子。
 更に・・・
 店の再開と同時に店には新規客が訪れた。
 金沢や富山、更には名古屋からの新規客。
 疑問に思った希は客に店をどこで知ったか聞く。
 客は口を揃えていう。ブログで見たと・・・
 そのブログは出産前に店に来た波多野のブログ。
 出産前に話した希の夢が書かれていた。
 そして希のマルジョレーヌは、
 食べに行く価値があるケーキと絶賛されていた。

 2015年4月。
 子供も小学生となり、希の店もOPENから7年。
 ギリギリではあるが店も軌道に乗って、
 フランス菓子も種類を増やしていた。


【第23週】 8月31日〜9月5日
 「いっぱい失敗タルトタタン」

 (タルトタタンレシピ)
 「分量」
  ・りんご       6個
  ・砂糖        50g
  ・パイシート    1枚

 「作り方」
  1.りんごを芯をとり、8等分にする。
  2.鍋に砂糖を入れ火にかける。
  3.2から煙が出てカラメル状になったら、
    水(お湯)を大匙2杯入れる。
  4.3にりんごを入れて蓋をし、
    約20分汁気がなくなるまで煮る。
   (2〜4の工程は、鍋2つでやると良い)
  5.4を型に入れ、お玉で平らにする。
  6.5の上にパイシートを乗せる。
    パイシートは手で型の形に伸ばす。
  7.6を200℃(予熱なし)で焼く35分焼く。
  8.7を冷まして型から出したら完成!

(あらすじ)
 2015年4月
 希の店は8回目の春を迎えていた。
 匠と歩美は6歳になっていた。
 圭太は5代目を継いで紺谷弥太郎となり、
 希は店と女将の両立した日々を送っていた。
 高志はドラマに出て、一子は本を出していた。

 弥太郎(紺谷かおる)も結婚していた・・・
 相手はかなえ(クラブのママかおるの母)。
 と言うことで紺谷家から離れて桶作家で暮らす、
 希と圭太と子供たち。
 桶作家には元治、文と藍子。
 希家族4人と一徹家族の3人とお腹に1人。
 大所帯で賑やかな毎日だが、
 相変わらず徹だけは行方不明のまま・・・

 藍子は徹のいない日々を日記に残して、
 一徹は希の店のHPで家族の心境を書き続けた。
 全てが遠くで見ているであろう徹に寄せてのもの。

 紺谷の塗師屋には新人も入り、
 女将業も手がかからなくなっていた。
 これを気に希は営業時間を延ばすことと、
 同時にアルバイト募集をはじめた。
 
 バイト募集のチラシを見て来たのは、
 最近常連客となった沢沙耶。
 沙耶はパティシエになりたいと言って来た。

 パティシエを育てようとは考えていなかった希。
 希は本気で一流のパティシエになりたいなら、
 もっと多くを食べて一流の職人の下で働けと、
 沙耶のアルバイトを断ったのであった。

 しかし・・・ 次の日の朝5時。
 希が店に行くと、店の前には沙耶がいた。
 沙耶は小さい頃に見た大悟と西園寺の勝負。
 そして飛び入り参加した見習いの希を見ていた。
 それを見て世界一のパティシエを目指していた。
 熱弁するに沙耶に希は自分の過去を思い出し、
 パティシエの基礎を教えることを決意した。

 沙耶に刺激された希。
 家に帰り子供たちに希の夢世界一の話をすると、
 歩美は容赦なかった。
 「いつなるの?お母さんもう大人でしょ?」
 その言葉に悩む希。
 更に希の悩みは夢が沢山ある歩美と裏腹に、
 夢が無いと言う匠。

 沙耶が店に着て数日。
 沙耶は勉強熱心で客受けも良好。
 技術的にも素晴らしいものを持っていた。
 絶対にフランスに行って、
 パティシエになりたいと語る沙耶。
 日々刺激を受ける希は昔を思い出していた。
 口では言い続けてきた「世界一」。
 どこかで忘れかけていた自分の夢。

 ある日沙耶の母が店に来た。
 そして沙耶を連れ帰ろうとする。
 その理由を知った希。
 沙耶は輪島の理容学校に通っていた。
 家業の美容室を継ぐためであった。
 しかしそれを希には言わずに、
 理容学校をサボって修行しようとしていた。

 そのころ家では匠がいなくなった・・・
 村中大騒ぎで探すが見つからない。
 警察に届けを出そうとしたとき、
 歩美と徹志は口を開いた。
 匠は家の中に隠れていたのである。
 隠れた理由は圭太が喜んで教える漆塗り。
 夢のない匠に漆を夢にして欲しくて教えていた。
 好きではないのに圭太が褒めることで、
 好きではないと言えないで悩んでいたのだ。
 それを知って謝る圭太だが、
 匠はいつもの元気が出ない。
 匠の本質には失敗することが怖く、
 夢をもてないと言う内面の問題にあった。

 希は匠の悩みを解決するため、
 家族でケーキを作ることを計画した。
 それは『りんごのタルト』
 本当の作り方は、
 りんごをタルトで包み焼くケーキ。
 それを圭太のミスを装ってタルトで包み忘れ、
 りんごだけを焼いてしまう。
 失敗したからもうダメだろうと言う匠。
 希の提案でタルト生地をりんごの上にのせて焼く。
 失敗したと見せて作り上げたのは『タルトタタン』。
 失敗したはずのケーキが美味しくて驚く巧み。
 希と圭太の計画は成功した。
 失敗したことで、
 より良い物が出来ることを教えたのであった。

 それは希自信にも夢へ向うきっかけとなった。
 ブランクはあるが、
 その時間で積むことの出来た経験。
 それを活かして再度世界一を目指そうと考えた。
 沙耶も店に戻ってきた。
 親が払った学費を自分で返し、
 パティシエの夢に向かう決意をしたのだった。


【第24週】 9月7日〜9月12日
 「女たちのジレンマムース」

 (ドゥ・ヴィレシピ)
 「分量」
  ※これは無理です・・・
   本当にごめんなさい・・・  
   ちなみに意味は『2つの人生』

 「作り方」
  1.加賀棒茶の生地
  2.1にベリーのジュレを乗せる
  3.昆布だし入りの、
    桃とホワイトチョコのムースを作る。
  4.2に3を乗せる。
  ※こんなくらいしか分かりません・・・

(あらすじ)
 世界一に向け進もうとする希。
 そんな時にテレビに陶子が出ていた。
 有名なパティシエとなり出演している。
 ママさんパティシエコンクールの開催と、
 その審査員として参加すると言う陶子。
 それを見たみんなは希に参加を勧めた。

 コンクール出場をためらう希。
 しかし希の噂を聞きつけたコンクール主催者は、
 大会への参加を勧めてきた。
 その電話対応をしたのは沙耶。
 希を装い大会出場を快諾するのであった。
 希は覚悟を決めて出場することを決めた。
 能登の食材イチゴでアレンジしたケーキ。

 審査員の陶子が選んだケーキに、
 希のケーキは入賞をすることは無かった。
 陶子のコメントは、入賞者以外のケーキは、
 新しい味に挑戦したものでは無いと断言する。

 希は陶子にそんなにダメだったのか聞くが、
 陶子は何も言わずに希の店に来た。
 そして希に言う。
 「食べさせてあげる。私のマルジョレーヌ。」
 そう言うとマルジョレーヌを作りはじめた。
 オリジナリティのある別格の味。
 それを食べて言葉の出ない希に陶子は言う。
 「何してたの8年間。」
 「新しい味への好奇心が無くなったら、
      そんなのパティシエじゃないのよ。」
 「今のあなたは何も怖くない。」
 「もう十分でしょ!」
 「このままでいいんじゃないの?」
 全ての人生をケーキに注いできた陶子は、
 中途半端な希のケーキと生き方を完全否定した。

 希は陶子の言葉を真剣に受け止めて、
 『JAPAN洋菓子コンクール』
 の参加を決めて8年のブランクを埋めるため、
 本気でケーキに向き合う決心をした。
 圭太と弥太郎の応援もあり、
 女将を辞めてケーキ作りに本腰を入れるが、
 当時のようなアイデアがまったく出てこない。
 追い詰められた希は子供にまで八つ当たりし、
 そんな自分に嫌気が差してた希。

 自分には両立が無理と嘆く希に、
 マキは自分の過去を話し出した。
 当時東京で歌手を目指していたマキ。
 そんな時、彼にプロポーズされた。
 結婚を決めたまきだったが、
 彼の親に挨拶に行く際に逃げ出して、
 結婚も歌手も捨ててしまったと言う話であった。
 2つを追うことで2つをなくしてしまうこともある。
 その事をマキは希に教えたかったのである。

 弱音を吐き続ける希に圭太は言った。
 「そんな事言うならどっちか辞めろ。」
 厳しい口調で希に迫った圭太だが、
 希がどちらかを捨てることなんて、
 出来ないことも知っていた。

 希はもう一度向き合う決心をした。
 ケーキと家族を・・・
 それが希への最大のヒントとなり、
 母親の象徴である母乳を使おうと考えた。
 と言っても母乳は使えないので、
 母乳の成分であるグルタミン酸の入った食材。
 『能登の昆布』

 コンクール当日。
 希の作り上げたケーキは『ドゥ・ヴィ』
 ケーキの意味は『2つの人生』
 加賀棒茶の生地にベリーのジュレを乗せ、
 その上に桃とホワイトチョコのムース
 (昆布だし入り)をコーティングしたもの。

 しかし・・・
 前日予定していた子ども達の相撲大会が、
 雨によって日程がずれてコンクールと重なった。
 子供たちは希に言う。
 「お母さんはコンクール言っていいよ。」
 子供たちは希に世界一になって欲しいのだと・・・
 しかし本当は希に見に来てほしい歩美。
 ついには泣き出してしまった。

 そんな子供を思いながら希はケーキを作った。
 これでも本当に両立なのか考えながら・・・
 そして希は遂にコンクールを捨てて、
 相撲大会へ向かってしまうのだった。

 その日相撲大会を終えて店に戻ると、
 沙耶が店に入ってきた。
 もう少しで優勝だったと・・・
 希はコンクールを辞退したはずなのに・・・
 真相は・・・
 希は店を飛び出したが、ベースは出来ていた。
 沙耶が残りの仕上げをしてコンクールに出場。
 審査での評価はトップであったが、
 本人でないことに気がつかれしまった結果、、
 最後は失格になってしまったという。

 そのころ能登では一子を中心に、
 マキに向けて応援歌を考えていた。
 もう一度マキへ東京を思い出してもらおうと・・・
 マキは能登の祭りで知り合った男性と結婚を決め、、
 その男性と共に東京へ行く決意をしたのだった。
 しかしマキより先にマキの歌だけが東京へ・・・
 希のコンクールで紹介された応援歌。
 それを歌うマキの歌声が東京で話題になっていた。
 マキもまた2つを同時に手に入れたのだった。


【第25週】 9月14日〜9月19日
 「秒読みコンクールケーキ」

 (コンクールケーキレシピ)
 「分量」
  ※???
   先週同様さすがに無理!
   本当にごめんなさい・・・  
   ちなみにテーマは『夢』
   4つのケーキを作る。
   ・『輪島塗』
   ・『元治の塩』
   ・『祭りの切子』
   ・『圭太と家族』

 「作り方」
  ※絶対にかけないと思います・・・

(あらすじ)
 希がコンクールで出したケーキの噂を聞き、
 大悟が希の店にやって来た。
 驚いた希だが、それを無視して大悟は言った。
 「それかコンクールに出したケーキ?」
 そして直ぐにケーキを食べて言う。
 「なにを入れた?」
 「おおもとの発想はなんだ?」
 希は答えた。
 「いっぱいおっぱい・・・」
 大悟は希の子供たちの発想を知るために言った。
 「行くぞ!お前の家だ!」

 大悟は桶作家で能登の食材を食べ感動した。
 以前から知っている元治の塩に感動し、
 新鮮な食材に感動していた。
 
 大悟に希は世界一とは何かを尋ねた。
 大悟は希に言う。
 「そんなもの世界一になってから言え。」
 「俺が世界一を目指したのも、ブランクの後だった。」
 「輪子や大輔や美南が信じてくれたからだ。」
 「世界一を目指してみろ。」
 「何が見えるか自分で確かめてみろ。」

 また大悟に希を奪った事を誤った圭太には、
 「お前にせいで8年のブランクが生まれた。」
 「しかし唯一の成果は、
        ケーキが豊かになったことだな。」
 「ここでの家族との生活が味の深みを出している。」

 それを影で見ていた文は、
 大悟の背中を思いっきり叩いて一言いう。
 「ありがとう!」
 翌日大悟は横浜へ帰って行った。

 それから数日後に一子が店に来た。
 理由は『世界パティシエコンクール』の取材。
 日本の代表を決める最高峰のコンクール。
 参加に見に覚えの無い希だが、
 勝手に大悟が出場を進めていたのだった。
 大悟の言葉と気持ちを受け止め参加を決意した希。
 その日の深夜から希はケーキ作りに取り組んだ。

 コンクールまであと2ヶ月・・・
 そのころ大輔も能登にやって来た。
 希がいなくなり大悟は元気じゃなかった。
 しかし先日希に会って帰ってくると、
 元気になり徹夜でケーキを作りだしたと・・・
 そのお礼に来たと言う大輔だが、
 圭太は大輔が来た本当の理由。
 それは別にあるのではと気がついた。

 そして大輔の本当の理由を聞く。
 大輔は話した。
 「見かけたんだよね。徹さんのこと。」
 ビルの清掃員をしていた徹を見かけ、
 声をかけると徹は逃げたと言う。
 「圭太君任せたから。」
 「希ちゃんやお母さんにどう話すか・・・」
 その場で話を聞いていた一徹は圭太に言った。
 「姉ちゃんのことは圭太さんに任す。」
 「でもお母さんには俺から話させてくれない?」

 圭太はコンクールを控えた希と、
 希が言っていた言葉
 「子供をいとおしいと思うたびに、
             許せられなくなってしまう。」
 それを考えて希に伝えるのは今ではないと思った。

 一方で一徹は藍子に真実を話した。
 徹が出て行くとき、昔の同僚に脅されていたことも、
 出て行こうと考えてたことも、
 全て知っていたと話した一徹。
 そして徹が生きていることを伝え、
 自分が探しに行って必ず連れ帰ると・・・
 真実を聞いた藍子は今すぐでも探しに行きたいが、
 一徹の熱い思いにうなずいた。

 コンクールに出すケーキを悩んでいた希。
 そんな希は能登で体験した全てを出そうと考え、
 テーマを『夢』に決めた。
 能登で出会ったものを4つのケーキとする。
 『輪島塗』
 『元治の塩』
 『祭りの切子』
 『圭太と家族』
 そして少しずつルセットを調整して、
 作るケーキのルセットは完成した。
 しかしコンクールの実践は、
 5時間30分で作り上げなきゃいけない。
 何度も実戦形式でケーキを作るが、
 時間内に作ることができない希。

 一徹は徹を見つけられずに帰って来た。
 しかし諦めてはいなかった。
 希の店のブログ記事を更新することで、
 徹からコメントが来るのを待った。
 諦めず毎日の更新し続けた一徹。

 コンクールまであと7日・・・
 希は時間内でケーキを完成させることに成功した。
 同時にブログには徹からのコメントが届いた。
 その両方を受けた圭太は、
 ついに希に徹のことを話す決心を決めた。
 「希。お父さんから連絡があった。」
 それを聞いて言葉を失った希・・・

 (終わり)

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2015年08月30日

朝ドラ【まれ】 週タイトル「お菓子(ケーキ)」の作り方・出演者・あらすじ・ネタバレ NO.4


まれ.jpg
2015年3月30日スタート
朝ドラ【まれ】
週タイトルの

「ケーキ(お菓子)」
「あらすじ・ネタバレ」
を簡単に解説していきます。

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【出演者】
津村希:土屋太鳳
津村徹(希の父):大泉洋
津村藍子(希の母):常盤貴子
津村一徹(希の弟):葉山奨之
桶作元治(希の祖父代わり):田中泯
桶作文(希の祖母代わり):田中裕子

池畑大悟(マシェリシュシュ店長):小日向文世
池畑輪子(天中殺店長):りょう
池畑大輔(大悟の息子):柳楽優弥
池畑美南(大悟の娘):中村ゆりか
浅井和也(マシェリシュシュ従業員):鈴木拓
矢野陶子(マシェリシュシュ従業員):柊子
植田弥生(マシェリシュシュ従業員):福田彩乃
珍文棋(天中殺従業員):孫成順
浜田(養鶏場の主人):泉谷しげる

紺谷圭太(希の同級生):山崎賢人
寺岡みのり(希の同級生):門脇麦
蔵本一子(希の同級生):清水富美加
二木高志(希の同級生):渡辺大知
角洋一郎(希の同級生):高畑裕太

紺谷弥太郎(圭太の祖父):中村敦夫
紺谷博之(圭太の父):板尾創路
紺谷直美(圭太の母):藤吉久美子
寺岡真人(みのりの父):塚地武雅
寺岡久美(みのりの母):ふせえり
蔵本浩一(一子の父):篠井英介
蔵本はる(一子の母):鈴木砂羽
角慎一郎(洋一郎の父):ガッツ石松
小原マキ(はるの美容室で働く):中川翔子
若林キミ子(市役所の清掃員):根岸季衣
ロベール幸枝:草笛光子
岡野亜美(漆職人):梶原ひかり
川端京子(漆職人):田根楽子
井田和彦(漆職人):塩山誠司
葛西(薪絵職人):星田英利
遠藤忠雄(漆組合の組合長):渡辺哲
小野(喫茶店マスター):諏訪太郎
安西隼人(徹の会社の出資者):六角精児
古川千佳子(慎一郎の縁談相手):藤あや子
古川麻由子(洋一郎の縁談相手):筧美和子
山口(徹のもと部下):池田一真


語り:戸田恵子

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【第16週】 7月13日〜7月18日
 「絶縁コンビニスイーツ」

 (カップケーキレシピ)
 「分量」
  これはさすがに無理・・・

 「作り方」
  ※バニラのジュレの上に、ショコラのムース。
   その上にカシスのムースを乗せたもの。
   ショコラパーツを上に乗せていると、
   希が紹介していました。
   しかし、どう見ても5層くらいになってます。
   さすがにこれは難しい・・・

 (あらすじ)
 マシェリシュシュはブログで批判されていた。
 マシェリシュシュのケーキを、
 安く作れるとレシピの紹介をしていたワンコ。
 希はそのブログにコメントを残す。
 「高いケーキはそれだけの価値がある」
 ブログではそのコメントすらも批判。
 むきになった希は従業員であることを投稿した。
 すると返ってきた言葉は・・・
 安く作れるケーキと大悟のケーキの勝負依頼。

 勝負当日にマシェリシュシュに来たのは一子。
 ワンコ(ONE子)の正体は一子だった。
 一子が連れてきたのは大手広告代理店。
 徹の会社を使って宣伝することを提案。
 もちろん徹もその話に乗った。
 対決するのは大悟ではなく希。
 一子はキャバクラの顧客であるプロから、
 格安スウィーツのレシピを調達していた。
 初めからお金稼ぎのために広告代理店へも、
 手をまわして勝負を計画していたのだ。

 希は勝負を断ろうと一子に電話した。
 一子に呼び出されたのは一子の職場。
 完全に屈折した一子と、ずっと純粋な希。
 そんな一子に希は確信をつかれた。
 本当に希が望んでいたのは、
 みんなの喜ぶケーキを作ることじゃないのか?
 高級なケーキが夢ではなかったのでは?と・・・
 更に一子は勝負の意味を希に教えた。
 勝負で勝つとコンビニでの商品化と、
 ブログの初版化も決定していることを。
 「仲間なら協力して。」
 そう言われて希は更に悩んだ。

 希は自分のケーキを探すため、
 一子との勝負を決心した。
 そんな希に大悟は条件を出した。
 どんなに高くても客が選ぶケーキを作れ。

 そしてスウィーツ大会当日。
 一子のテーマは、
 「幸せビンボー家族。」
 99円のケーキだが、
 テーマは高校生のときに希が作った、
 ロールケーキのテーマであった。
 一方の希のテーマは、
 「ちょっぴりハレの日。」
 350円と少し高いケーキだが希の渾身作。
 そして徹の配信する全国ネットで投票が始まる。

 しかし・・・
 本当は広告代理店の策略。
 一子の勝ちは裏で決まっていた。
 一子もそれを知ったのは当日。
 一子は悩んでいた。
 その時、洋一郎が大会会場で映像を流した。
 それは一子が能登を出てからずっと撮り続けた、
 能登での出来事と日常の日々。
 そして一子に対しての仲間からのメッセージ。
 それを見た一子は広告代理店の人間に言った。
 「私出来レースは嫌だ。」
 そして本当の勝負を望んだ一子。
 しかし実際の勝者も一子・・・
 大会は全てが出来レースだった事を暴かれ、
 一子の出版の話も流れた・・・

 帰ろうとする一子に希は声をかける。
 すると一子は希に言った。
 「希あんたのこと大嫌い。」
 「でも・・・大好き。」
 「こじれ過ぎて、どうして言いか分からない。」
 「もう帰りたい。みんなの所に帰りたい。」
 「友達でいてくれる?」
 そんな一子を希は抱きしめた。


【第17週】 7月20日〜7月25日
 「究極選択パリブレスト」

 (パリブレストレシピ)
 「分量」
  強力粉  40g
  薄力粉  40g
  バター  50g
  (無塩バターの場合は塩小匙1/2)
  卵     3個
  水     140cc
  砂糖   小匙1/2

 「作り方」
  1.鍋にバター、水、砂糖、塩を入れて
    混ぜながら沸騰させる。
    沸騰したら火からおろす。
  2.1にふるった薄力粉と強力粉を入れて
    再び混ぜながら中火にかける。
  3.2の鍋底に膜が張ってきたら
    火からおろしてボールに移す。
  4.3に卵1/2入れて混ぜる。
    残りの卵を少しずつ加えて混ぜる。
  5.4を絞り袋に入れてクッキングシートに
    12〜3CMくらいの円になるように絞る。
  6.200℃で予熱しておいたオーブンに入れ
    200℃で20分その後180℃で10分
    その後に160℃で30分程度焼く。
    (途中でオーブンを開けない)
  7.焼けたらオーブンから出して冷ます。
    冷めたら横半分に切る。
  8.7の間にカスタードクリームを挟める。
    (お好みで生クリームやフルーツも可)
  9.最後に上に粉砂糖をかけて完成。
    (希では紅白の砂糖をふるってます)

 (あらすじ)
 スイーツ対決から半年。
 希に大悟は言った。
 「お前フランスに行って来い。」
 味覚感覚に長けている希の欠点は美的感性。
 それを修行して来いと言うのであった。
 喜ぶ希は直ぐにフランス語を学んだ。
 『もう一度チャンスを下さい。』
 『ちょっと待ってください。』
 『必ずやります。』
 この3つが直ぐに勉強した言葉だった。
 そして肝心の圭太に電話するが繋がらない。

 一方能登では、一子が家に帰っていた。
 帰って素直に両親に謝った一子。
 それに対して母のはるは言う。
 「あんたはキラキラしていない。」
 「キラキラするまで東京で粘りなさい。」
 「いつかきっと見えてくるはず。」
 「あんたのキラキラが・・・」
 そして一子は再び東京へ行く決心をする。
 一子を思う洋一郎の気持ちは以前届かず・・・

 圭太と電話が繋がらず悩んでいた希。
 そのタイミングで見たニュース。
 以前輪島塗でビジネスをしようとした安西。
 粉飾決算で逮捕されたというニュース。
 徹は東京でも安西と付き合いがあった。
 徹の作った会社の保証人は安西の会社。
 会社設立で借りていた金額は5千万。
 もちろん借りた約束は破棄となり、
 会社も運営していくのも厳しい状況に・・・

 徹も藍子も希には心配するなと言い、
 フランスへの修行へ行けと後押しする。
 家族の問題と圭太に連絡がつかず、
 フランス行きの返事を大悟に言えない希。
 大輔は両親の希への思いを代弁し、
 希はフランス行きを決心しかけたとき、
 希に圭太が倒れたと連絡が入った。

 希は直ぐに能登へ向かった。
 能登で知ったのは弥太郎が脳梗塞で倒れ、
 変わりに頑張っていた圭太は無理がたたり、
 高熱をあげて倒れたという事実。
 直ぐに圭太の看病をする希。
 そして希はフランス行きの話をし、
 徹の会社の話を圭太にした。
 話を聞いて、帰れという圭太。

 圭太も自分のしている仕事を希に話した。
 フランスの洋食器に漆を塗るという、
 今までやったことのない仕事であり、
 海外に輪島塗を伝えるための仕事。
 弥太郎が何年もかけて挑戦していたが、
 残りわずかと言う所で倒れてしまい、
 圭太1人で成功のため頑張っていた。
 それを聞いて圭太のためにも、
 体調が治るまで能登で看病をつづけた。

 一方徹は決心を固めていた。
 融資が途絶え経営を続けることが出来ない。
 藍子に徹は告げた。
 「俺自己破産するわ。そして出直すわ。」
 藍子は何も言わずに頷いた。
 徹の会社引き上げの日。
 業者が荷物を運搬しているのを見る徹。
 見守っていたはずの徹は突然、
 「俺の会社の物持って行くなよ〜」
 「やっと作った会社なんだから〜」
 涙を流しながら業者に言い始める。
 何も言わずに徹を抱きしめる藍子。
 そして2人で能登に帰ることを決めた。

 能登では塗師屋を手伝い続ける希。
 フランス行きもまだ決断できないでいた。
 そんな時に圭太に電話が入る。
 電話の相手はフランスの企業。
 突然能登に話に来るという。
 それを聞いた希は洋菓子を作り出した。
 圭太のもとへ来たフランス担当者は言う。
 「紺谷弥太郎と仕事をする、
     ということで契約しました。」
 「あなたとは契約できません。」
 それを聞いていた希はフランス語で言う。
 「ちょっと待ってください。」
 「必ずやります。」
 「もう一度チャンスを下さい。」
 自分のために練習してきたフランス語。
 フランス語で話す希に担当者も足を止めた。
 そこに希の作ったケーキを出す。
 ケーキは『パリ・ブレスト』
 「フランスと日本の出会いを、
   記念して作ってみました。」
 それを食べた担当者は言った。
 「実に美しい。」
 「輪島塗の皿とフランス菓子がマッチしている。」
 その隙に圭太はもう一度提案し始めた。
 「輪島塗を広めたいと思っていました。」
 「しかし本当は違っていました。」
 「洋食器はデザイン豊かだが冷たい。」
 「それに輪島塗を重ねることで、
     お互いを高めあうことができる。」
 「もう一度やらせてください。」
 担当者はケーキをもう一口食べて言った。
 「私たちの共同作業もこのお菓子の様に、
  素晴らしいものになることを期待しています。」

 それからも希は塗師屋を手伝ったが、
 みんなは希をフランスへ行かせるため、
 希の手伝いに文句を言い出した。
 「早くフランスへ行け。」
 そんな冷たい口調の弥太郎。
 みんなの優しさを受けて決意した希。
 「こっちに戻ってくる。」
 「パティシエは一旦お休みや。」
 それを聞いて反対する圭太。
 「お前の夢だろ。」
 「今ここで遠回りして欲しくない。」
 しかし希の決意は固かった。
 「今は圭太を支えたい。側にいたい。」

 決心した希は一旦横浜に帰った。
 希の帰りを待っていた大悟。
 希を見て直ぐに大悟は聞いた。
 「フランスはいつ行くか決めたのか?」
 それに対して希は答えた。
 「能登に戻ろうと思っています。」
 「お店を辞めさせてもらえませんか?」
 大悟は希に言った。
 「いましばらく休むということは、
  パティシエ人生を棒に振るということだ。」
 「オリジナルでロールケーキ作ってみろ。」
 「美味かったら辞めさせてやる。」
 ロールケーキは大悟との出会いのケーキ。

 希は大悟の退職試験を受けるとこにした。
 今まで大悟に教えてもらった、
 全てを詰め込んだロールケーキ。
 出来上がったロールケーキを試食した大悟。
 口にして一言いう。
 「まずい。」
 「これじゃあとても卒業させられない。」


【第18週】 7月27日〜8月1日
 「親心ロールケーキ」

 (親心ロールケーキレシピ)
 「分量」25p型分
  卵           M3個
  薄力粉         50g
  砂糖           50g
  牛乳          大匙1
  生クリーム      80㎖
  カスタードクリーム 20㎖

 「作り方」
  1.卵を卵黄と卵白に分け、
    卵黄をハンドミキサーで泡立て、
    砂糖を半分いれ再度混ぜる。
  2.卵白もハンドミキサーで泡立て、
    残りの砂糖を切れ再度混ぜる。
  3.1に牛乳を入れ泡立て器で混ぜ、
    振るった薄力粉を入れて混ぜる。
  4.3に2を3回に分けて入れ、
    泡立て器で混ぜてなじんだら、
    ゴムへらで混ぜます。
  5.25p型にクッキングペーパーを敷き、
    その上に4を流し込みます。
  6.5を180℃で予熱したオーブンに入れ、
    180℃で約12分焼きます。
  7.焼けたら型から外し、
    ラップをかけて冷まします。
  8.7にカスタードクリームを塗り、
    その上に生クリームを乗せて、
    丁寧に巻きます。
  9.8をラップでくるみ、
    冷蔵庫で1時間ほど冷やします。
  10.希ではその上に、
    デコレーション用チョコレートを
    丁寧に塗り完成です。
  ※希に出たロールケーキの、
    生クリームの中のムースは不明。
    ちなみにチョコレートの上には、
    金粉?見たいなのが乗ってました。

 (あらすじ)
 不味いと言われてから希は何度も作り直した。
 しかし何度作っても大悟は不味いとばかり。
 希は大悟に言った。
 「送り出してもらおうなんて虫が良すぎました。」
 すると大悟は返した。
 「あんな不味いものしか作れないならクビだ。」
 希は静かに大悟の前を後にした。
 それを聞いていた輪子は大悟に言った。
 「素直に言えばいいじゃない。」
 「これからもずっと一緒にやりたいって。」
 「将来この店を継いでもらいたいって。」

 翌日常連客が店に来た。
 対応した希は初めて大悟の気持ちを知った。
 希のケーキを気にして常連に味を聞いていた事。
 どれだけ希を気にかけていたかという事を・・・
 その夜は希の送別会。
 もちろん大悟の姿は無かった。
 どこか寂しそうな希。
 希はみんなで撮った写真を見て大輔に言う。
 「故郷って生まれた場所じゃないんだね。」
 「大事なと出会えた場所が故郷なんだね。」
 大輔は返した。
 「君が来てくれて変わったよ、うちの家族。」
 そして大輔は大悟の気持ちを話した。
 「あんな風にしか気持ち表せないんだよね。」
 「怒っているんじゃなくて、泣きたいんだよ。」
 それを聞いて希は再びロールケーキを作り出した。
 今まで大悟に教えてもらった全てを注ぎ込んで・・・

 作ったケーキを持ち、店へと走った希。
 店にいた大悟へ向かって言う。
 「横浜ロールケーキ食べてください。」
 「私絶対にもう一度パティシエになります。」
 大悟は希のケーキを食べて言う。
 「不味い。」
 しかし大悟は自分の愛用の、
 Dと刻まれたナイフを取り出し希に渡した。
 「お前が持っていろ。」
 「これでいつか世界一のケーキを作れ。」
 「俺が食いに行ってやる。」
 希は言った。
 「ありがとうございました。」

 希は能登へと帰った。
 初めての圭太との同居生活。
 と思っていたが、圭太の母直美が家に来た。
 希の今までの自由を怒る直美。
 博之と直美を呼んだのは弥太郎であった。
 理由は自分の引退を伝えるため。
 5代目は圭太と伝える弥太郎。
 親方修行を終えてからの就任となる。
 同時に希の女将修行を担当するのは直美・・・

 翌日弥太郎のもとに集まる塗組合の人々。
 弥太郎の引退と圭太の就任について、
 見直してもらうように集まった。
 老舗の先行きを不安がっての提案だった。
 それを知った博之は弥太郎のもとへ行った。
 そして5代目は自分がやると言い出した。
 圭太が回りに認められるまでの中継ぎ。
 博之の圭太に対する親心であった。
 弥太郎もその気持ちを受けて承諾した。
 しかし博之の提案はそれだけではなかった。
 圭太が取り組む洋食器とのコラボのキャンセル。

 それから数日後・・・
 町では博之の本当の目的は市長だとの噂。
 時期市長になりやすくするための就任との話。
 それを聞いて圭太は猛反対を続けた。
 一方で直美の目的は親子の仲直り。
 昔から父親を信用しない圭太を振り向かすこと。

 圭太は組合に行き、洋食器の提案を続けた。
 みんなに反対され続けるが諦めなかった。
 一生懸命な圭太を博之は影で見ていた。
 そんな時に希が見たのは、
 博之がフランスの担当者と会っている姿。
 5代目継ぐことも市長になることも、
 全ては圭太の根性を組合員に見せるため。
 直美の気持ちとは裏腹に親子関係を捨ててまで、
 圭太を5代目にしようとする計画であったのだ。

 博之の計画通りに圭太の情熱は、
 漆組合のみんなに伝わった。
 弥太郎の引退へのはなむけと言う名目で、
 みんなが洋食器への漆塗りを手伝ってくれた。
 助けを借りた結果、契約成立。
 しかし親子の中はどんどん悪化していく。

 契約成立の打ち上げの会場。
 最後まで悪役を通す博之。
 喜ぶ圭太を罵倒して、市長になるために、
 5代目を就任すると言いだした博之。
 当然組合員全員を敵に回すのであった。
 そんな博之に圭太は言った。
 「輪島塗は俺が絶対守る。」
 博之は、
 「忘れるなよ。その言葉。」
 そう言うとその場を去った博之。
 博之の気持ちを知っていた弥太郎と希。
 弥太郎は博之へ微笑み頷いた。
 希は博之を追いかけて言う。
 「ありがとうございました。」
 「圭太には言いません。」
 「悪者のまま去っていくかっこいいお父さん。」
 「いつかお父さんの愛情伝えてあげてください。」


【第19週】 8月3日〜8月8日
 「潮時じゃがいもガレット」

 (じゃがいもガレットレシピ)
 「分量」
  ・クレープ生地
  卵            60g
  薄力粉         38g
  砂糖          18g
  牛乳         125g
  無塩バター       8g
  元治の塩       少々
  ・クレープの中身
  じゃがいも       1個
  元治の塩       小匙1

 「作り方」
  1.クレープ生地の分量を全て混ぜる。
    (バターはレンジで溶かして入れる)
  2.こし機を使いダマがなくなるまで、
    丁寧に1の分量を混ぜる。
  3.2をフライパンで薄く焼きます。
  4.じゃがいもは輪切りにして、
    元治の塩をまぶします。
  5.4をフライパンで水分が飛ぶくらいに焼く。
  6.3で5を巻いて完成。
  ※希に出てきたガレットのアレンジです。
   微妙な味付けは不明なのでお好みで・・・

 (あらすじ)
 5代目を継いで親方修行を始めた圭太。
 あわせて女将修行を始めた希。

 元治は弥太郎に会いに行った。
 弥太郎の寂しい気持ちを悟って。
 本音を元治に打ち明ける弥太郎。
 「自分に引導渡すのは辛い。」
 「続けようと思えば続けられるが、
  しがみ付いて輪島塗を駄目にはできない。」
 それを聞いて元治も考えを固めた。

 翌日元治はみんなの前で言った。
 「塩造りは今年で最後にして塩田はやめる。」
 「希。塩釜小屋でケーキ屋しな。」
 理由は塩の味が落ちているため。
 確かめるが誰一人気が付かない。
 みんなで止めるが元治の決心は固かった。
 そんな元治に弥太郎は聞いた。
 「潮時ってことか?」
 元治は答えた。
 「そうだ。」
 それに対して弥太郎は一言、
 「なら良い。」

 悲しい顔をする希に元治は教えた。
 潮時という言葉は、後ろ向きな言葉じゃない。
 何かをするのに丁度言いという前向きな言葉。
 うまいと思ってもらえるうちに辞めるのが、
 気付かれる前に辞めるのが職人の仕事だと・・・
 これからは第二の人生。
 世界中の祭りを見に行くと話す元治であった。
 しかし希は悲しく寂しい元治の気持ちが分かった。
 希は元治に言った。
 「跡継ぎ探そう。」
 塩造りは簡単ではなく継ぐのは無理と言う元治。
 それを聞いていた徹は何気なく言う。
 「俺継ごうか?」
 簡単に言う徹に怒ったのは一徹だった。
 東京から帰ってから気の抜けた生活を続けた徹。
 そんな徹に対しての不満も一緒にぶちまけた。
 そして一徹が口にした言葉は・・・
 「俺が後を継ぐ。」
 しかし力仕事が全然出来ない一徹に元治は言う。
 「徹への意地で後継ぐなら迷惑だ。」

 それから一徹は一生懸命塩造りを勉強した。
 塩造りのデータを集めるが、
 自然環境はデータでは解決できなかった。
 どう頑張っても元治の長年の経験を、
 カバーするのは到底不可能であった。
 それでも必死な一徹。

 希の応援のもと再度元治にお願いする一徹。
 希も元治の塩とその塩でゆでたじゃがいもで、
 ガレットを作って元治に食べさせた。
 この塩が無くなったらもう食べられないと・・・
 それでも元治は反対した。
 一徹は塩田を継ぎたい理由を話した。
 「塩田継がして欲しいのは子供が出来たから。」
 「どんな父親の背中を見せたいか考えてた。」
 「自分の子供見せたい背中は元治さんの背中。」
 「俺は元治さんみたいな親父になりたい。」
 「塩田継がしてください。」

 それを聞いた元治は言った。
 「許すつもりはない。」
 文も言った。
 「継いでくれるって言ったとき嬉しかった。」
 「でも子供できたら安定できない仕事は許せない。」
 「大事なのはあんたと、
  みのりとこれから生まれて来る子供だ。」
 「本当の孫ではないけど、
  塩田よりもあんたたちのほうが大事。」
 「これがお父さんの本当の気持ち。」
 それを聞いて真の理由を話した一徹。
 「守りたいんだ。」
 「元治さんと文さんが守ってきた塩田。」
 「2人が必死で守ってきたもの守りたいんだ。」
 本当の孫ではないので言えなかった言葉。
 「守らしてくれないですか?俺に・・・」

 塩田で一生懸命働こうとする一徹。
 それを見守っていた元治と文。
 「守りたいはずなのに、守られていた。」
 元治は一徹に歩み寄り塩造りを教え始めた。

 その頃・・・
 一子はフリーライターとして頑張り、
 高志のバンドはメジャーデビューが決定した。
 希は塩釜小屋でのケーキ屋は無くなったが、
 喫茶店マスターの小野から、
 「この店でケーキ屋やらないか?」
 と言われるのであった。


【第20週】 8月10日〜8月15日
 「男たちのウィークエンド」

 (ウィークエンドレシピ)
 「分量」
  ・パウンド分
  無塩バター      100g
  レモンの皮      1個分
  レモン汁        15g
  全卵          2個
  グラニュー糖     80g
  塩            少々
  薄力粉         90g
  ・コーティング分
  砂糖           90g
  レモン汁         11g
  水             11g
  ラム酒          少々

 「作り方」
  1.バターを火にかけ焦がしバターを作り、
    すりおろしたレモン皮とレモン汁を
    混ぜた容器に注ぐ。
  2.ほぐした全卵にグラニュー糖と塩を入れ、
    湯せんにかけながら泡立てる。
  3.2にふるった薄力粉を混ぜ合わせ、
    少しずつ1を加えて混ぜる。
  4.パウンド用の型に紙を敷き、
    3を流し込む。
  5.160℃で予熱したオーブンに、
    4を入れて160℃で約25分焼く。
  6.最後に180℃に変えて5分焼き、
    型から出す。
  7.コーティング用の材料を全て混ぜ、
    6の記事に刷毛で塗って、
    再度1分ほどオーブンで焼いて完成。
  ※希に出てきたウィークエンドは不明・・・
   一般的なウィークエンドです!!!

 (あらすじ)
 小野は元治と弥太郎に影響を受けていた。
 しかし希の返答は・・・
 「やりません!」
 この噂は広まり徹はまたしても、
 ビジネスを思案し始めた・・・
 希の考えは無視して出店計画を進める徹。
 希の変わりに女将までし、
 希にパティシエに戻そうとまでした徹。

 その頃、洋一郎にお見合いの話が・・・
 一子一筋の洋一郎は反対するが、
 相手の写真を見て受けることを決めた。
 その話は一子のもとへも伝わり、
 洋一郎に応援の電話をする一子であった。

 そして洋一郎の見合い当日。
 洋一郎の素直さに惹かれる麻由子だが、
 見合いでも一子の話を続ける洋一郎。
 一途な洋一郎を見て麻由子は縁談を断った。
 しかし・・・
 麻由子の母千佳子が慎一郎に惹かれた。
 次は慎一郎が千佳子と縁談する事に・・・

 同時期、能登に徹の昔の同僚が訪れた。
 自己破産の罪滅ぼしで、
 徹が能登へ呼んだのだった。
 それから数日後、村中に悪戯が始まった。
 徹のパソコンにもメールが・・・
 「報いを受けてください。」
 との内容のメール。

 悪戯を尻目に慎一郎の見合い当日。
 希は慎一郎のために腕を振るった。
 作ったケーキは「ウィークエンド」
 週末を家族と食べるケーキ。
 それを伝えると慎一郎は黙り込んだ。
 そして亡くなった奥さんとの思い出を話し始めた。
 その話を聞いた千佳子は言った。
 「親子揃って真っ直ぐですね。」
 こうして角一家のお見合い話も無くなった・・・

 悪戯に不安を感じた一徹は徹に言った。
 自己破産して恨まれてるのではないかと・・・
 徹は決心して1人で、
 メールの差出人に会うことを決めた。
 メールを送ったのは一徹の予想通り、
 昔の同僚であった山口だった。
 職を失っての恨みであった。
 徹の家族にまで手を出すことを、
 ほのめかす山口。

 徹が必死に山口に誤っている一方で、
 何も知らないみんなは、
 帰って来た一子から聞かれた
 『幸せの形』をテーマに盛り上がっていた。
 そこに帰って来た徹。
 みんなの表情とは違い徹だけ静かだった。
 何かを決心したかのように・・・

 次の日徹は手紙を残して能登から消えた
 『家族のために夢を追っていたと思っていた。
 でも本当は家族そのものが夢だった。
 だから一緒にはいられない。
 それがお父さんの家族の幸せの形です。』

 心配する周りの人間に明るく振舞う藍子。
 しかし一番落ち込んでいたのは藍子。
 徹は希にケーキ屋出店の計画書を残した。
 希もまたショックを隠せずに、
 計画書を見ようとはしなかった。
 それを諭したのは圭太であった。
 希という名は夢を持てという意味ではなく、
 徹の夢そのものであったと・・・
 邪魔しないために消えたのだと・・・
 分厚い計画書には希に対する、
 家族に対する熱い気持ちがつづられていた。

 (終わり)

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2015年07月21日

朝ドラ【まれ】 週タイトル「お菓子(ケーキ)」の作り方・出演者・あらすじ・ネタバレ NO.3


まれ.jpg
2015年3月30日スタート
朝ドラ【まれ】
週タイトルの
「ケーキ(お菓子)」
「あらすじ・ネタバレ」
を簡単に解説していきます。

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【出演者】
津村希:土屋太鳳
津村徹(希の父):大泉洋
津村藍子(希の母):常盤貴子
津村一徹(希の弟):葉山奨之
桶作元治(希の祖父代わり):田中泯
桶作文(希の祖母代わり):田中裕子

池畑大悟(マシェリシュシュ店長):小日向文世
池畑輪子(天中殺店長):りょう
池畑大輔(大悟の息子):柳楽優弥
池畑美南(大悟の娘):中村ゆりか
浅井和也(マシェリシュシュ従業員):鈴木拓
矢野陶子(マシェリシュシュ従業員):柊子
植田弥生(マシェリシュシュ従業員):福田彩乃
珍文棋(天中殺従業員):孫成順
浜田(養鶏場の主人):泉谷しげる

紺谷圭太(希の同級生):山崎賢人
寺岡みのり(希の同級生):門脇麦
蔵本一子(希の同級生):清水富美加
二木高志(希の同級生):渡辺大知
角洋一郎(希の同級生):高畑裕太

紺谷弥太郎(圭太の祖父):中村敦夫
紺谷博之(圭太の父):板尾創路
寺岡真人(みのりの父):塚地武雅
寺岡久美(みのりの母):ふせえり
蔵本浩一(一子の父):篠井英介
蔵本はる(一子の母):鈴木砂羽
角慎一郎(洋一郎の父):ガッツ石松
小原マキ(はるの美容室で働く):中川翔子
若林キミ子(市役所の清掃員):根岸季衣
ロベール幸枝:草笛光子
岡野亜美(漆職人):梶原ひかり
川端京子(漆職人):田根楽子
井田和彦(漆職人):塩山誠司

榊原良治:船越英一郎
榊原美里:藤田朋子

語り:戸田恵子

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【第11週】 6月8日〜6月13日
 「泥沼恋愛チョコレート」

 (塩チョコレシピ)
 「分量」
  チョコレート        お好み
  元治の塩         お好み
  ※お好みでアーモンドやレーズン

 「作り方」
  1.チョコレートを湯煎して型にいれる。
  2.1に元治の塩を振り掛ける。
  3.2を冷蔵庫で固めて完成!!!
  ※お好みでアーモンドやレーズンを混ぜる。

 (あらすじ)
 2008年1月末
 希はマシェリシュシュで、
 正式にパティシエとして働くことになった。
 大悟が希に与えた仕事。
 『テンパリング』
 チョコレートが艶やかに見えるように、
 何度も繰り返し行う温度調整。
 20日後にはバレンタインデーなのだ!

 矢野と浅井、美南に自分の人生設計を話す希。
 それは修行に継ぐ修行の人生設計。
 恋愛なんて希の眼中にはなかった。
 そこに現れた大悟は希に言った。
 「人肌を知らんやつが、
  チョコレートを人肌に温められるか?」
 「一人前になりたいなら恋愛におぼれろ。」
 「バレンタインまで恋をしろ。」

 美南は希にオシャレを教えた。
 そして陳さんに頼んで開催した合コン。
 陳さんの友人は若い大学生ばかり。
 矢野も19歳と偽って参加していた・・・
 ガチガチな希。もちろん合コンは失敗。
 そんな希にアドバイスする美南。
 理屈で考えずに直感で動けと・・・
 そんな美南は想いを寄せる人がいると言う。
 そして希にチョコレート造りの協力をお願いした。
 希は美南の想いを馳せる人間は高志だと思った。
 しかし本当に思いを寄せるのは大輔・・・

 真相を知った希は混乱していた。
 応援するためにもキスの事実は、
 知られないようにと大輔へ口止めに行った。
 すると大輔は突然希に言った。
 「俺と付き合わない?」
 「酔っ払っていても好きじゃなきゃキスしないよ。」
 同時期、天中殺に挨拶の電話を入れた藍子。
 対応した美南にキスの事実を話してしまう。

 大輔の告白から逃げて天中殺に帰った希を、
 待ち受けていたのは美南。
 希は誤解を解こうと美南に話すが、
 希を追いかけてきた大輔。
 「答えは?」
 告白したことを美南に話した大輔。
 美南の怒りはピークに・・・
 「希ちゃんのせいでは無いけど、
       希ちゃんの顔見たくない。」
 仲の良かった2人にヒビが入ったのだ・・・

 一部始終を見ていた徹は次の日大輔を呼び出した。
 大輔の知らない美南の気持ちを伝えた徹。
 美南の前で希を口説くような真似をするなと・・・

 思いつめた大輔は旅に出ると言い出した。
 大輔をとめる希。
 美南の話をしていたときに本人が現れた。
 希を信じて大輔への思いを話していた美南。
 希が大輔に話したと勘違いし、更に怒ってしまう。
 そして希を追い詰めた美南。
 希は美南に言う。
 本当に美南を思って行動した気持ち。
 「恋なんてしたくない。」
 「ケーキだけを思って仕事したい。」

 大輔も美南に本当の気持ちを話した。
 大輔は以前から美南の気持ちを知っていたと・・・
 知ったから逃げて、家を出たと・・・

 影で一部始終を見ていた輪子。
 希を呼び出して謝った。
 「無理に恋愛しようとして、
  恋を嫌いにならないで欲しい。」
 そして大悟との思い出を話す輪子。
 奥さんを亡くしてケーキを造れなかった大悟。
 それを見守っていた輪子は隣で寝てしまい、
 目が覚めると大悟が「おはよう。」と声をかけた。
 それを聞いて輪子は結婚すると感じたと言う。

 その夜に美南は希のもとへ行った。
 「塩チョコの作り方教えて。」
 「ちゃんと決着つけてくる。」
 全ての誤解が解けて美南は素直になった。

 バレンタイン当日。
 結局希はテンパリングさせてもらえなかった。
 忙しいバレンタインの営業が終了して、
 美南は大輔のもとへ向かった。
 希もシェフのもとへ向かった。
 「テンパリング見てください。」
 大悟は希の進言を断った。
 「お菓子造りは反復練習だ。」
 それを聞いて希は再び練習を始めた。

 希が練習しているところに現われた大輔。
 「美南と話したよ。」
 「塩チョコ美味かった。」
 そういうと希の練習を見守った。
 練習を続けそのまま寝てしまった希。
 目が覚めると隣にはまだ大輔がいた。
 そして大輔は優しく言った。
 「おはよう。」


【第12週】 6月15日〜6月20日
 「官能カスタードクリーム」

 (カスタードクリームレシピ)
 「分量」
  牛乳        280g
  卵黄        100g
  グラニュー糖    60g
  強力粉        12g
  コーンスターチ   12g
  バター(無塩)     6g

 「作り方」
  1.牛乳を鍋に入れ、
    グラニュー糖を一つまみ加え、
    弱火で火にかける。
  2.卵黄をかき混ぜ、グラニュー糖
    強力粉、コーンスターチを加え、
    白っぽくなるまで混ぜる。
  3.沸騰する手前の1の1/3を、
    2に少しずつ加えて混ぜ合わせる。
  4.3を1の鍋に戻し焦げないように、
    火を調整しながらダマにならないように、
    なべ底を混ぜる感覚で炊き上げる。
  5.中央が沸々としてきたら、
    バターを加えて火から外す。
  6.すぐにバットなどの容器に流し、
    乾かないようにラップを密着させ冷ます。

 (あらすじ)
 希は少しずつ仕事を任されるようになっていた。
 美南との仲も元に戻っていたが、
 大輔とはどう接していいか・・・
 しかしそれを忘れて修行に励む希。

 希の才能を評価する大悟は、
 希に一つのケーキを任せるのであった。
 『ジュテーム・モア・ノン・プリュ』
 シャンソンの曲名から付けられた、
 『愛してる。俺も愛してない。」
 との意味を持つケーキ。
 中に入るカスタードクリームはパティシエの命。
 カスタードつくりに翻弄する希であった。

 カスタードつくりがうまくいかない希。
 休みの日も練習を続ける希の前に大輔が・・・
 「無かったことにしようとしているでしょ?」
 告白の返事を待つ大輔に希は、
 「お断りします。」
 しかし大輔は
 「今日だけ付き合って。」
 そういうと高志の運転で希を連れて出かけた。
 行先はマシェリシュシュに卵を卸す養鶏場。

 自然に触れた希は、能登を思い出していた。
 希の修行は反復練習のみならず、
 自然を感じたり美味しいものを食べたり、
 いろんな経験が必要と分かった希。
 そんなタイミングで、
 大輔は希に高級フレンチに誘った。
 勉強のためとはいえフレンチの誘惑に負け、
 大輔と等級フレンチを食べに行くことにした。
 初めて食べる美味しさに感動した希が、
 料理の話を大輔に熱弁していると、
 大輔はその希の顔を見て言った。
 「かわいいね。」
 希はその一言で恋に落ちた。

 次の日から仕事が手につかない希。
 周りの人間も希の異変に気づいた。
 希も自分の変化に気がつくが、
 修行のため色恋から遠ざかろうと、
 大輔を避けて一生懸命に修行を続けた。
 練習の成果もあり、
 希の作ったカスタードは大悟に認められた。
 と同時に希の手に異変が・・・
 過度の練習で腱鞘炎となってしまう。
 右手をかばって仕事をする希を見た大悟は、
 希を店から追い出した。
 
 落ち込んだ希は能登に電話した。
 電話口に出た文と藍子は言った。
 「女の言う愛してるは、
 男にとっては本当の愛ではない。」
 「女は口に出しても男は口に出さない。」
 「言葉だけ信じては駄目ってこと。」
 「希なりに作ったらいい。」
 そう言われて希は自分らしく、
 愛情を込めて作ることを決めた。
 今までのようにつかない右手で・・・
 
 渾身の一作を大悟へ持って行く希。
 希の『ジュテーム・モア・ノン・プリュ』
 を食べた大悟は希に言った。
 「小学生の初恋だな。」
 「まだ早かったな。半額で出しておけ。」
 こうして希のケーキは店頭に並んだ。

 自分のケーキを持って養鶏場を訪れた希。
 そんな希に養鶏場の主人は教えてくれた。
 あの日養鶏場に連れてきた大輔。
 大輔は主人に希を励ますために、
 大悟の話をしてくれと頼んでいたことを・・・
 それを聞いた希は、大輔を呼び出した。
 自分の気持ちを素直に話そうとする希。
 そんな希を抱きしめた大輔は言った。
 「ゆっくりでいい。」
 「どうせ俺、夏までいないから。」
 「友達に頼まれて、
  パプアニューギニアに行くんだ。」
 「帰ってきたら返事聞かせて。」

 一方能登では圭太が悩んでいた。
 大阪に出た一子とうまく行かず、
 夢を追いかけて能登を出たはずの一子も、
 都会の雰囲気にのまれて変わっていた。
 何とかしようと大阪に行く圭太。
 そんな圭太に本音を話した一子。
 曖昧になった夢と圭太への想いを・・・
 それを聞いた圭太は一子に返した。
 「別れたいのか?」
 「続けたいなら夏に返って来い。」

 そしてそれぞれの約束の夏。
 能登では希たちの成人式が行われた。
 みのりと一徹は順調。
 しかし圭太と一子は・・・
 圭太の心配をよそに一子は現れなかった。
 圭太に付き合い朝まで酒を飲む希。
 希はただ笑って二十歳の夜を過ごした。
 みんなで雑魚寝し、朝起きた希。
 隣で寝ていた圭太も目を覚まし希に言う。
 「おはよう。」


【第13週】 6月22日〜6月27日
 「運命カカオ64%」

 (カカオ64%レシピ)
 「分量」
  カカオ77%  61.6g
  カカオ48%  38.4g
  ※感覚で勝手に計算しました・・・

 「作り方」
  1.カカオ77%とカカオ48%えお混ぜる。
  2.適当な計算です・・・

 (あらすじ)
 圭太の「おはよう」にときめいた希。
 横浜に戻った希。
 圭太の一言を引きずっていた。
 そんな状況で大輔から、
 帰国が1ヶ月延期すると連絡が入った・・・
 大輔が帰ってきたら、
 付き合おうと決心していた希。
 圭太から貰った漆の箸を封印して、
 圭太への思いも封印した。

 それから1ヶ月経過して9月。
 希もすっかり元気になり仕事に励んだ。
 希が担当で作っていたケーキ
 『ジュテーム・モア・ノン・プリュ』は
 名前を変えて店頭に並んでいた。
 『レ・キャトル・サン・クー』
 意味は『大人は判ってくれない。』

 そんな時に店へ来た客人。
 来たのは文と弥太郎と圭太。
 敷居の高い輪島塗を一般に広めるための、
 弥太郎の作った輪島塗の展示会。
 文は徹の監視・・・
 それを聞いた大悟は弥太郎に提案する。
 輪島塗とフランス菓子のコラボレーション。
 弥太郎の輪島塗に魅了される大悟と、
 大悟のフランス菓子に魅了される弥太郎。
 意気投合した2人は、
 早速展示会のコラボへ向けて取り掛かった。

 数日後弥太郎の漆職人、
 岡野、川端、井田も合流した。
 そして展示会に向けての担当が決まる。
 浅井と岡野は汁椀に合うケーキ。
 大悟と川端は全てのケーキをコーディネート。
 矢野と井田は箸で食べやすいケーキ。
 希は圭太の蒔地に会うケーキ。
 蒔地とは輪島塗の下地のようなもの。
 職人の間では賛否両論ではあるが、
 輪島塗の原型といえる。
 期限は10日間。

 そのころ文は徹のもとへ・・・
 文は徹と藍子を心配していた。
 1人になって夢について考えたという徹。
 文は一言、徹に言って帰った。
 「結局藍子のせいだったと・・・」
 一方藍子は挨拶の電話を天中殺にしていた。
 対応した輪子は藍子に聞いた。
 「不安じゃないの?」
 藍子は言った。
 「不安でしかないですよ。」
 「臆病な女なんです。」
 電話を切ったあとに藍子は、
 タンスの引き出しを開けた。
 そこには徹との離婚届けが・・・
 離婚届は未だ提出していなかったのである。

 希と圭太は蒔地に合うケーキを探していた。
 蒔時に似ている圭太の人生。
 その時希は思いついた。
 『フィエルテ』というケーキ。
 高校生のとき圭太が希に言った言葉。
 「漆は嘘をつく。」
 「騙せるからこそ騙したら駄目。」
 その言葉から思いついた。
 そのケーキも嘘をつける。
 失敗してもカバーの効くケーキ。
 でも嘘をついたら味に出るケーキ。
 ケーキの意味は『プライド』。
 「一番似合う。」
 「嫌?」
 圭太の職人としてのプライドを讃えた希。
 圭太の希への返事は。
 「好きだ。」

 希と圭太のそんなやりとりがあった、
 そのタイミングで帰ってきた大輔。
 大輔は希に聞いた。
 「気持ち変わってない?」
 希は返した。
 「変わっていないよ。」
 「私と付き合ってください。」
 大輔は希を抱きしめた。
 こうして2人は付き合うことになった。
 希は圭太に大輔と付き合うことを伝えた。

 展示会まで残りわずかのある日。
 一子が希に会いに横浜へ来た。
 圭太とは会うつもりはないという一子。
 そんな一子に希は圭太の思いを伝える。
 「圭太が可愛そう。」
 それに対して一子は言った。
 「それなら希が付き合えばいいでしょ。」
 希は答えた。
 「私だってそうしたいわ。」
 それを影で聞いていた美南。
 希の圭太を思う気持ちを聞き、
 「どうしてお兄ちゃんを選んだの?」
 「圭太さんに振り向いてもらえないから?」
 そう言ってその場を去る美南。

 希は1人落ち込んでいた。
 心配する文に自分は最低だと話す。
 自分の中にはもう一つの自分が、
 ドロドロと眠っていると・・・
 それを聞いた文は希に言った。
 「汚い心が嫌だったら隠せばいい。」
 「誰にも気付かれないように隠せば。」
 「でも自分にだけは隠したら駄目だ。」
 「汚い心があるということを、
  自分では知っていなければいけない。」
 「60過ぎたら全部笑い話だ!」

 希は決心した。
 大輔の所へ行った希。
 「他に好きな人がいる。」

 そして輪島塗とケーキのコラボ当日。
 希の作った『フィエルテ』。
 浅井がケーキを会場へ運搬中に、
 転んでケーキを台無しにした。
 『フィエルテ』に使うチョコレートもない。
 ケーキがないと圭太の蒔地も展示されない。
 希は圭太のためにも諦めなかった。
 『フィエルテ』で使っているのはカカオ64%。
 77%のチョコに48%のチョコを混ぜ、
 64%のチョコの味に近づけようと考えた。
 必死にチョコの合成をする希と矢野。
 頼りは絶対的な希の舌。

 展示会の時間は一刻一刻と迫っていた。
 展示場では大悟が仕上げをしていた。
 残すは希の『フィエルテ』のみ。
 何度も調合し続けた希と矢野。
 間一髪でカカオ64%に近いチョコができた。

 展示会は大成功に終わった。
 希がケーキの説明をして、
 圭太は漆塗りの説明をした。
 会場に現れた大輔はそんな姿を見ていた。
 美南と大輔は、希と圭太の姿を見て話す。
 「そろそろ諦めたほうがいいんじゃない?」
 「そうだな・・・」

 数日後、高志のライブへ言った希と圭太。
 高志の最後の曲。
 「恋に悩む友達にささげます。」
 〜〜高志の新曲〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 不安な夜が 僕をダメにした
 君に気持ちも伝えられないよ
 もしも もしも 世界が君の敵になっても
 たとえ隕石が落ちたとしても
 もう悲しませたりしないよ ずっと
 嘘をつけなくてさ 本当ごめん
 泣かないで 泣かないで
 死ぬまで一緒に痛いよ
 強く優しく抱きしめて
 ずっとずっと 離さないよ
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 曲の途中で希は圭太に言った。
 「圭太が好きだ。」
 「忘れられない。」
 圭太はそんな希を抱きしめキスをした。


【第14週】 6月29日〜7月4日
 「絶体絶命メッセージプレート」

 (メッセージプレートレシピ)
 「分量」
  書きようがない・・・

 「作り方」
  1.チョコのプレートにホワイトチョコで、
    「入学おめでとう」と文字を書く・・・

 (あらすじ)
 高志のライブが終わり天中殺へ帰った希。
 美南は希に言った。
 「お兄ちゃんに引導渡してね。」
 それを受けて希は大輔のもとへ。
 大輔に本当の気持ちを伝えお礼を言う。
 「ありがとう。」

 翌日圭太に会った希。
 圭太は希を抱きしめて言う。
 「一人前になるまで待って欲しい。」
 そして圭太は誓約書を希に提出する。
 2年半後に会おうと・・・
 驚く希だが、夢を追いかける圭太の意思。
 それを素直に受け取り承諾するのであった。

 そして2年半後。
 希と圭太は修行に没頭し、
 相変わらず大輔は友人として希の近くにいた。
 矢野は違う店のシェフとして引き抜かれ、
 店をやめることになった。
 希は矢野の代わりにスーシェフを言い渡される。
 矢野最後の出勤日。
 希は矢野に引継ぎを受けていた。
 みんなでサプライズケーキを矢野に渡した。
 「お疲れさん。」
 「いいパティシエになったな。」
 そんな暖かい言葉をかける大悟であった。

 美南は大学を卒業して店で働いていた。
 一徹とみのりも順調であり、
 一子も東京へ出て成功していた。
 徹の仕事も順調であったが、
 藍子との約束もこの年であった・・・

 スーシェフになった希は採用も担当。
 さらに忙しくなった希が採用した植田。
 まじめであるが、とても不器用。
 そのため希の仕事が普段の倍に・・・
 仕事に追われながらも圭太と約束の日。
 圭太に会うために能登に帰った。

 久しぶりに再開した希と圭太。
 圭太は工房へ希を連れて行った。
 そして弥太郎と藍子に挨拶する。
 「結婚させてください。」
 それを聞いて一番驚いたのは希であった。
 2年半前の圭太の誓約書。
 それは圭太的なプロポーズだった。
 パティシエを辞める気のない希は言う。
 「無理!」
 それに対して圭太は返した。
 「それなら遠距離結婚だ。」
 それを聞いた弥太郎は圭太を諭した。
 「塗師屋の女将は専業じゃなきゃ務まらない。」
 「希ちゃんも夢捨てられないだろ?」
 遽をつかれた希も圭太に言う。
 「私もまだ返事したわけじゃない。」
 圭太は2年半の気持ちを希に話した。
 「2年半ずっと不安だったんだよ。」

 希は圭太の気持ちを受け止めようとした希。
 その時希に一本の電話が・・・
 相手は浅井だった。
 「戻ってきてくださいよ〜」
 植田が不器用すぎて店が滅茶苦茶だという。
 しょうがなく帰ろうとする希に圭太は、
 「結婚しよう。考えておいてくれ。」

 トンボ帰りになった希。
 結婚問題に追われながら横浜に帰ると、
 新人植田の問題が襲い掛かる。
 大悟は希に言った。
 「指導しきれないなら辞めさせろ。」
 夜遅くまで練習し、朝早くに出勤する植田。
 それを見た希は植田を育てる覚悟を決めた。
 普通の人は1000回の練習。
 不器用な植田には10万回の練習を提案した。
 練習はメッセージプレートへの文字書き。

 その頃能登では結婚反対の弥太郎が、
 圭太に見合い話を持ってくる。
 弥太郎は体調が悪いと言う嘘まで・・・
 弥太郎への対策で結婚を急ぐ圭太。
 圭太は希に電話で言った。
 「仕事と結婚どっちが大事だ?」
 それを聞いた希は怒った。
 「それだけは言ってはいけない。」
 「仕事だ〜。」
 そして喧嘩になった・・・

 電話を終えて反省する希。
 一方で圭太は見合いを受けることを決意した。
 5代目を継ぐのは圭太であり、
 そのために支えてくれる女将が良いという
 弥太郎の本音。
 希の気持ち考えるなら夢を邪魔するなという
 父博之の言葉。
 そして圭太は見合いを決心したのであった。

 能登に行き圭太と向き合おうと決めた希。
 大悟に休みをお願いする。
 すると大悟は言う。
 「休むのはいいが、植田はクビだ。」
 それに対して希は言う。
 2日後の入学ケーキのメッセージは植田が書く。
 「うまく書けたらクビを撤回してください。」
 大悟は希の申し出を承諾した。
 しかし植田が出来なければ能登には帰れない。
 それから更なるもう特訓が始まった。

 圭太見合いの前日。
 入学祝いのケーキの準備も順調に進んだ。
 しかし植田だけは上達していなかった。
 諦めかけている植田を希は励ます。
 能登への夜行バスの時間も迫っていた。
 「帰ってください能登に。」
 そう言った植田に希は返した。
 「嫌です。練習しましょう。」
 そこに現れた大悟。
 「時間切れだ。」
 植田は希の気持ちをくんで大悟に頭を下げた。
 「やらしてください。」
 大悟は情熱に押されて言う。
 「10万回でも下手糞だったら、
     今度こそクビだからな。」
 「希。オヤジがレンタカー借りて待ってるぞ。」
 「早く行け。後はやっておく。」
 希の情熱にみんな動いた。
 みんなの協力で希は能登へ向かった。

 そして圭太の見合い当日。
 能登に着くと圭太の見合いは終わっていた。
 希は弥太郎に話をした。
 「圭太と結婚させてください。」
 見合いすると聞いて気が付いた希。
 圭太の大切さを・・・
 圭太も一緒に頭を下げた。
 「5代目紺谷弥太郎を継がしてください。」
 「そして希と結婚させてください。」
 「女将がいなくても俺が守ります。」
 弥太郎は2人の言葉に反対した。
 その時現れたのは文と元治。
 そして元治は弥太郎に言った。
 「お前は何で再婚しないんだ?」
 「女将の変わりはいても、
  女房の変わりはいないということじゃないか?」
 「支えられているのはココだろ。」
 そう言って弥太郎の胸を指差す元治。
 弥太郎は言った。
 「俺は反対だ。」
 「でもやれるって言うならやらせてみよう。」
 こうして弥太郎の承諾を得た2人。

 文は希と圭太に言う。
 「それにしても遠距離は大丈夫か?」
 それに答えたのは希でも圭太でもなく、
 希を送って久しぶりに能登に戻った徹だった。
 「大丈夫だよ。全然問題ないよ。」
 「だって俺と藍子がそうだもん。」
 「俺は全然気持ち変わらないから。」
 それを聞いた希は再び弥太郎に言った。
 「私の家族は変わってますけど、
  それでも私は愛されてきました。」
 「私も圭太とそんな家族になりたい。」
 「2人で絶対に幸せになります。」


【第15週】 7月6日〜7月11日
 「下克上駄菓子ケーキ」

 (駄菓子ケーキレシピ)
 「分量」
  これはさすがに無理・・・

 「作り方」
  ※生クリームとふ菓子を混ぜているようだが、
   こればかしは分量すら分かりません。
   ケーキの上に沢山の駄菓子をトッピング。
   さすがにレシピにするには難しい・・・

 (あらすじ)
 希と圭太にケーキを作ったみのりと一徹。
 希と圭太はそのケーキにナイフを入れた。
 その夜は何年ぶりかに藍子と2人で寝た希。
 今までの家族の思い出を話した。
 「生まれてきてくれてありがとう。」
 そう言ってくれた藍子に希も、
 「お母さんの娘で本当に・・・」
 「本当にお世話になりました。」

 そして横浜の徹にも挨拶に行った2人。
 婚姻届の保証人のサインも頼み、
 正式に夫婦となったのであった。
 紺谷希としての遠距離結婚生活が始まる。
 2人の遠距離結婚のルール。
 1.1日1回は電話で話す
 2.月に2回は会う
 3.月末には生活費をきちんと振り込む
 4.喧嘩したまま電話を切らない
 5.お互いのことをしっかり話す

 希はパティシエの修行の日々へ戻った。
 そんな頃、大悟にケーキのオーダーが入った。
 それは妻の書く家計簿の間から、
 離婚届けを見つけた榊原の頼みで、
 妻の誕生日ケーキのオーダーだった。
 この頃から希の作ったケーキが、
 売上1位を獲得する日が増えてきた。

 希のケーキ1位の話をするみんな。
 結論は希の腕があがったというよりも、
 大悟の腕が衰えたのではという仮説。

 大悟はケーキのルセットを完成させた日、
 榊原が店に現れて希に頼み込む。
 大悟ではなく希にケーキを作って欲しいと・・・
 みんなの後押しもあり大悟に進言する希。
 「味が落ちたんじゃないかって言う結論に・・・」
 普段なら怒るはずの大悟だが、
 この日は何も言わずにその場を後にした。
 一肌脱いだのは徹であった。
 希と大悟のケーキをプロに食べ比べてもらい、
 みんなの思う真相を探ろうと計画をたてた。

 そして希と徹の決戦当日。
 作るのはマシェリシュシュの看板ケーキ。
 『セ・マ・ヴィ』
 そして審査をするのは・・・
 希の祖母ロベール幸枝。
 幸枝を見た大悟は固まっていた。
 修行時代の大悟は幸枝の弟子であった。
 幸枝は2人のケーキを目の前にし、
 食べずに大悟の勝ちと言うのだった。

 みんなの疑問は、
 なぜ希のケーキが売上1位か・・・
 幸枝は2人のケーキの評価を言う。
 答えは幸枝が教えた。
 大悟のケーキは褒め称えた。
 「まさにあなたの人生ね。」
 そして希のケーキに対しては酷評。
 「40点。未熟。とことん未熟。」
 「未熟さが一般受けする味なんでしょう。」
 それを分かりやすく例える大悟。
 「高級フレンチとお茶漬けだ。」

 それを聞いて榊原の意図が分かった希。
 榊原の妻は予想通り駄菓子が好きであった。
 大悟に素直に謝った希。
 そんな希に大悟は榊原のケーキを任せた。
 伝統的なフランス菓子と駄菓子のコラボ。

 徹の仕事は成功して独立が決定していた。
 約束の3年に間に合ったのであった。
 そしていよいよ再プロポーズ。
 希は徹にケーキを作ること薦めた。
 藍子に作るのはキャロットケーキ。
 その上に家族4人のクッキーを乗せた。
 そしてケーキを持って能登に戻った徹。
 徹は再プロポーズした。
 「結婚してくれ。」
 「そばにいてくれないか?」
 それに対して藍子は謝った。
 断られたと思った徹だったが、
 藍子の謝った理由は別にあった。
 3年前に書いた離婚届を、
 ずっと提出できていなかったのだ。
 それを見て徹は喜び言う。
 「ずっと家族だったの?」
 「良かった〜。」

 横浜に残った希は徹と藍子の話を聞いて、
 駄菓子ケーキを本格的に作り出した。
 そして榊原夫妻の誕生日の日。
 完成した駄菓子ケーキを食べさせた。
 榊原の妻は喜んだ。
 離婚届の件は榊原の勘違いではあったが、
 思いやりを感じあった榊原夫婦であった。

 それを見守っていた大悟に幸枝は言った。
 「老いる頃には引き継ぐ子が現れる。」
 「それが職人の救いね。」
 そして希にも幸枝は言う。
 「全ての人を喜ばせることは出来ない。」
 「だからこそ自分がどういうお菓子を作るか、
             選ばなければいけない。」
 「どういうパティシエになるのか、
            いつか決めるときが来る。」

 一方、漁業組合の旅行で東京へ来た角親子。
 東京の夜の街の飲みに出た。
 そこで洋一郎の席についたのは一子。
 能登ではみんなが一子は、
 東京で成功していると思っていた。
 でも実際は夢を叶える事が出来ずに、
 能登に帰ることもできずにくすぶっていた。


(終わり)

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2015年06月19日

朝ドラ【まれ】 週タイトル「お菓子(ケーキ)」の作り方・出演者・あらすじ・ネタバレ NO.2


まれ.jpg
2015年3月30日スタート
朝ドラ【まれ】
週タイトルの
「ケーキ(お菓子)」
「あらすじ・ネタバレ」
を簡単に解説していきます。

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【出演者】
津村希:土屋太鳳
津村徹(希の父):大泉洋
津村藍子(希の母):常盤貴子
津村一徹(希の弟):葉山奨之
桶作元治(希の祖父代わり):田中泯
桶作文(希の祖母代わり):田中裕子

池畑大悟(マシェリシュシュ店長):小日向文世
池畑輪子(天中殺店長):りょう
池畑大輔(大悟の息子):柳楽優弥
池畑美南(大悟の娘):中村ゆりか
浅井和也(マシェリシュシュ従業員):鈴木拓
矢野陶子(マシェリシュシュ従業員):柊子
珍文棋(天中殺従業員):孫成順

紺谷圭太(希の同級生):山崎賢人
寺岡みのり(希の同級生):門脇麦
蔵本一子(希の同級生):清水富美加
二木高志(希の同級生):渡辺大知
角洋一郎(希の同級生):高畑裕太

紺谷弥太郎(圭太の祖父):中村敦夫
紺谷博之(圭太の父):板尾創路
寺岡真人(みのりの父):塚地武雅
寺岡久美(みのりの母):ふせえり
蔵本浩一(一子の父):篠井英介
蔵本はる(一子の母):鈴木砂羽
角慎一郎(洋一郎の父):ガッツ石松
小原マキ(はるの美容室で働く):中川翔子
若林キミ子(市役所の清掃員):根岸季衣
ロベール幸枝:草笛光子
西園寺一真:黄川田将也

語り:戸田恵子

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【第6週】 5月4日〜5月9日
 「母娘キャロットケーキ」

 (キャロットケーキレシピ)
 「分量」
  ニンジン 小1本100g
  砂糖      80g
  卵        2個
  バター     20g
  サラダ油    20g
  バニラオイル 2.3滴
  薄力粉     120cc
  ベーキングパウダー 5g

 「作り方」
  1.砂糖・卵・バター・サラダ油を
    ホイッパーで混ぜる。
  2.薄力粉とベーキングパウダーを
    ふるいにかける。
  3.1にすりおろしニンジンとバニラオイルを入れ
    よくホイッパーで混ぜる。
  4.3に2を入れて木べらで混ぜる。
  5.型にクッキングシートを敷き、
    4を流し込む。
  6.180度で予熱したオーブンに5を入れ、
    35〜40分焼く。(オーブンによって調節)
  7.6の粗熱が取れたら完成。

 (あらすじ)
 希が家に帰るといい匂いがした。
 見知らぬ女性がケーキを作っていた。
 その女性こそ、希の祖母幸枝だった。
 初めて会う。藍子が縁を切ったはずの祖母。
 藍子を無視して、能登を見て回る幸枝。
 ついには「移住して見ようかな〜」と・・・

 希、一徹、文、元治は徹に迫った。
 なんであんな関係になったのかと・・・
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ケーキ職人を目指していた幸枝。
 生涯独身でとフランスで修行していたが、
 藍子が生まれて一度は家庭に入った幸枝。
 ところが藍子が小学生のとき、
 修行していたフランスから声がかかった。
 それがきっかけで、
 家族を置いて単身フランスへ行ったのだった。
 まもなく幸枝は離婚。
 藍子の父親もすぐに再婚した。
 時が経ち徹と藍子は出会った。
 結婚の報告をしようと徹は幸枝に連絡した。
 結婚を機会に仲直りしそうだった2人。
 結婚パーティーに招待して、
 藍子のためにケーキを焼こうとしていた。
 しかしパーティー当日幸枝は来なかった・・・
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 これが藍子が幸枝と縁を切った理由だった。

 希は2人を仲直りさせたいと思っていた。
 そして20年前のパーティーを再現する。
 そして幸枝にケーキを作ってもらう。
 そんな計画を立て始める。

 その日から夜な夜な試作ケーキを作った。
 それは藍子が大好きなキャロットケーキ。
 手伝う希のケーキへの情熱を知り、
 幸枝は希を助手にし、ケーキ作りを教えた。
 幸枝は世界一のケーキを作ること。
 そして魔女人形をキッチンに置く伝統、
 キッチンウィッチを教えてくれた。

 同級生にケーキ勉強の話をする希。
 ケーキの話をする希は楽しそうだった。
 その顔を見て、夢への刺激を受ける圭太。
 自分自身そのことに気がついていないが、
 周りの3人は両思いの2人に気が付いていた。
 もちろん圭太の彼女の一子も・・・

 幸枝は希の夢に気がついていた。
 本当はパティシエになりたいのではないかと。
 そして幸枝は希に夢の話をした。
 夢と家族は別だと言う話。
 それに対して希はきっぱりと言う。
 夢より家族が大事だと・・・

 パーティーの準備は進んだある日、
 幸枝は希のレシピに書かれた魔女姫を見た。
 徹は幸枝に魔女姫の説明をした。
 幸枝は言う。
 「そういうことだったのね。」

 その次の日の市役所。
 希は課長の博之に呼ばれた。
 「これはどういうことだ。」
 見せられたのは希の辞表。
 見に覚えがない希だった。
 それを送ったのは幸枝。
 それを聞いた藍子は幸枝を怒った。
 しかし幸枝は藍子に言い返した。
 「いつまで鳥かごにしまっておくの?」
 「徹をダメにしたのもあなた。」
 それに対して藍子は返す。
 「あんたに家族は分からない。」
 「どうして私を生んだの。」

 それを聞いていた元治は幸枝に言った。
 「あんたの生き方が合っているのか、
  間違っているのかは分からない。」
 「しかしこの家で、
  あの子たちを傷つけるのは許さん。」
 幸枝は反省していた。そして文につぶやく。 
 「こんなところ来るべきじゃなかったのね。」
 そんな幸枝に文は言った。
 「あなたが悪いのは、
  その時その時説明しなかったこと。」

 パーティーの当日に幸枝消えた。
 幸枝に変わってケーキを作る決心をした希。
 徹と藍子の結婚20周年パーティー。
 そして出来上がったキャロットケーキ。
 それを見た藍子は言う。
 幸枝のケーキは一度も食べたことがないと・・・
 希のケーキを口にした藍子。
 その瞬間、小さい頃の記憶を思い出した。
 ニンジンが嫌いだった藍子。
 ニンジンを食べさせようと作った幸枝のケーキ。
 母の愛情を思い出したのだった。

 そんな時幸枝は帰ってきた。
 フランス人の夫を連れて。
 幸恵は藍子に手紙を渡した。
 そして希に魔女姫人形の話しをした。
 希の持つ魔女姫人形。
 それは当時幸枝が持っていたキッチンウィッチ。
 徹がフランスのアンティークショップで、
 たまたま買ったのがその魔女姫人形。
 幸枝はその人形にに呼ばれて能登に来た。
 そして自分の話しを始めた。
 年をとってケーキショップがうまくいかなくなり、
 逃げてきたのだと。
 しかし希を見ていて夢を思い出した幸枝。
 もう一度戻ってケーキショップをやる。
 希をいつまでも待っていると・・・

 魔女姫は幸枝に訴えた。
 『幸枝さんまた会えましたね。』
 『ありがとう。』
 そして希にも聞いた。
 『希。あなたはどうするの?』

 希は悩んでいた。
 そんな希を藍子は気付き話しかける。
 希はケーキへの夢を藍子に話した。
 すると藍子も本音を話した。
 ケーキを作る人は嫌だったのかもしれないと。
 希は藍子に本音を話した。
 人の応援よりも自分でやりたくなった。
 人の心を動かすケーキを作りたくなってしまった。
 それを聞いた藍子は言う。
 「嬉しい。今までありがとう。」
 「もうお母さん捨てなさい。」
 「自分のことだけ考えて思いっ切りやりなさい。」

 そして決心した希。
 能登を出ることを・・・
 「パティシエになりたい。」
 「行かせて下さい。」
 暖かく見守る藍子は言う。
 「行っておいで。」


【第7週】 5月11日〜5月16日
  「横浜激辛プチガトー」

 (プチガトーレシピ)
 「分量」
  この週希はケーキ作ってません。
  
 「作り方」
  この週希はケーキ作ってません。

 (あらすじ)
 パティシエの夢をかなえるため、
 希は改めて博之に辞表を提出した。
 パティシエになるには製菓学校か、
 店で修行するかどちらかが必要。
 希はお金のかかる製菓学校は辞めて、
 店での修行を考えていた。
 問題は、金沢か大阪か東京かフランス。

 希はそのこと圭太に話した。
 圭太は希に言った。弥太郎が自分の原点。
 ここで働くことを決めた理由であると・・・
 それを聞いた希は自分も原点でと考えた。
 希の原点は初めて家族で食べた、
 小さい頃に徹が買ってきたケーキ。
 すぐにその店へ電話した希。
 すると面接は2日後と言われるのだった。

 すぐに上京を決意した希。
 同級生から餞別を沢山もらった。
 圭太からの餞別は弥太郎から許可をもらい作った、
 圭太の漆塗り第一号の箸。

 そして出発の日。
 「いつでも帰って来い」は言っちゃいけない。
 藍子は桶作家、津村家と約束を交わした。
 藍子は今まで少しずつ貯めたお金、
 一徹からはレシピ用のノート。
 元治からは元治の作った塩をもらった。
 希は徹と藍子、一徹に挨拶する。
 「今まで本当にありがとう。」
 「私世界一のパティシエになる。」
 そして文へも挨拶した。
 「今まで本当にありがとう。」
 文はその言葉に返した。
 「いつでも帰ってくればいい。
  藍子は言うなっていったけど、
  送る言葉これしか知らないから。
  私たちはいつでもここにいるから。」
 文の目からは涙がこぼれていた。

 こうして店のある横浜へ出発した。
 原点の店へ着き面接開始。
 その店は全国から修行に来る人がいる有名店。
 店長が2日後に面接にしたのが面接だった。
 無理な日程で面接に来た希は即採用。

 面接後、店の新作ケーキをご馳走になった希。
 その瞬間・・・?
 ケーキは以前食べた味と違っていた。
 目指す味ではなかった希は、採用を逆に断る。
 そして希は横浜のケーキ屋を食べ歩き、
 理想の味の店で働こうと考えるのだった。

 10数件のケーキを食べた希。
 しかし理想の味には出会うことができず、
 お腹いっぱいになってしまった希。
 希は今日の試食を断念し、
 一足先に上京している高志のバイト先に向かった。
 バイト先は横浜中華街「天中殺」
 店に入ると店主の池畑輪子が、
 希の顔を見て突然占いを始めた。
 「あんたの魂は迷っているね。」
 「探し物が見つからない。」
 「もうじき見つかるよ。あんたの探し物。」

 その時、従業員の珍が激辛タンタン麺と、
 サービスのケーキを持ってきた。
 希はタンタン麺そっちのけでケーキをパクリ。
 そのケーキこそ希の探していた味であった。
 ケーキ屋の場所を輪子に聞いた希。
 荷物を置いて一目散にケーキ屋へ足を運んだ。

 たどり着いた先は
 「MACHERIE CHOU CHOU」
 (マシェリ シュシュ)
 しかし「本日をもって閉店。」の張り紙が・・・
 店に足を運ぶ客が口をそろえて言う。
 「また閉店か〜。」
 「よく閉店するんですこの店。」
 「オーナーの口癖なんです。」
 「ケーキの味は美味しいんですけど、
 オーナーも滅茶苦茶なんです。」
 希は店の前で店員が来るのを待った。
 誰も来ないので店の外から見えるメニューを、
 自分の想像でレシピブックに書きまくった。
 そして気がつくと店の前で寝ていた・・・

 翌朝目覚めた希。
 そこには店に入ろうとする従業員の浅井がいた。
 中には先輩従業員の矢野もいた。
 矢野に働きたいと伝えた希。
 しかし修行経験がない希を馬鹿にする矢野。
 その時・・・
 店主の池畑大悟が店に入ってきた。
 その店主は以前金沢のロールケーキ大会で、
 審査員を務めていたケーキ職人。
 希に駄目だしした張本人だったのである。

 閉店だと言う大悟に希は
 「修行したいんです。」を連呼する。
 閉店したんだと言い切り店を出た大悟。
 大悟を追いかけて店を希。
 しかし途中で大悟を見失ってしまう。

 しょうがなく「天中殺」へ戻った希。
 そこには大悟がいた・・・
 大悟を見て「お菓子馬鹿」と言う輪子。
 輪子は希に大悟の店に行くことを諦めろという。
 輪子と希が話している隙に、
 高志は大悟に希のレシピを見せていた。
 マシェリシュシュの空想レシピを見た大悟は、
 「うちのケーキはこんなに不味くない。」
 そう怒ると店に戻りケーキを作り出した。
 大悟のケーキ作りを見守る希と浅井、矢野。
 作り終わった大悟は言った。
 「ケーキの味が落ちる。」
 「早く店を開けろ。」

 大悟の作ったケーキを食べた希。
 感動した希はまたしても働きたいと言い出す。
 しかし店は経済的にも雇うことはできない。
 矢野がそう言ったときに、
 店に従業員から電話が入る。
 こんなに閉店する店ではやっていけないと・・・
 それを聞いた希は、じゃあ私がと張り切る。
 そんな希に大悟が言った。
 「一ヶ月だけ置いてやる。」
 「役に立たなければ追い出す。」

 さっそく働くことになった希。
 希の役割は店の案内係りだった。
 もちろんパティシエではない。
 店が終わってから修行する。それが店の原則。
 しかし優しい浅井とは違い矢野は厳しかった。
 矢野は希にケーキ作りを教える気はなかった。
 常に雑用をさせて根を上げさせようという魂胆。

 一方能登では、すっかり元気のなくなった徹。
 心配した藍子に徹は言った。
 「今度は希の番だ。」
 「俺は20年やって駄目だったんだから。」
 一子も荒れていた。
 次々に落ちるオーディション。
 落ち込んでいた一子は圭太のもとへ行く。
 「どうせ私は希とは違うから。」
 「まだ希のこと好きなの?」
 「輪島塗の箸。希にあげたんでしょ。」
 「好きだから応援するんでしょ?」
 その瞬間一子を抱きしめる圭太。
 そして圭太は一子にキスをした。

 希は気付いた。住む場所がない・・・
 悩んでいる希に輪子は言う。
 「この上あの店の寮だから。」
 そして大悟に言った。
 「教えなかったのあんた?」
 「あっ。今日カレーだから。」
 そうである。輪子と大悟は夫婦だったのだ。

 そして二階の部屋に入った希。
 休んでいると見知らぬ男性が入ってきた。
 「かわいい子がいる。」
 そう言って突然希にキスをした。


【第8週】 5月18日〜5月23日
  「危機的クリスマスケーキ」

 (クリスマスケーキレシピ)
 「分量」
  調査中。今しばらくお待ちください。
  
 「作り方」
  調査中。今しばらくお待ちください。

 (あらすじ)
 希にキスした相手は大悟の息子、大輔28歳。
 酔っ払って記憶のない大悟からのキスが、
 希のファーストキスになるのだった。
 その話は高志とみのりを通して能登へ・・・

 1ヶ月の試用期間が始まった希。
 店には見たことのない従業員がいた。
 それは大悟の娘、美南。
 希と同じ歳ということもあり、仲良くなった2人。
 美南のフォローで接客業を始める希。
 しかしなれない仕事はミスの連続。
 一方で大悟がクリスマスケーキを完成させた
 オリジナルケーキのルセット(レシピ)を、
 一生懸命に覚える希であった。

 クリスマスケーキの予約が始まった。
 注文に来た客が持っていた一枚のチラシ。
 それは他店のクリスマスケーキのチラシ。
 そのケーキは大悟のケーキそっくり。
 それを知り大悟は販売をやめると言い出す。
 またしても閉店・・・
 完全にルセットが漏れていたのだ。
 希が来て直ぐに起きた出来事だったので、
 矢野は希を疑うのだった。

 濡れ衣と閉店と上達できない仕事。
 希は落ち込んでいた。
 それを見た高志は能登へ電話させた。
 みんなと話して元気を戻した希。
 大悟に「私たちに作らせてください。」と言う。
 大悟はそれを聞いて大激怒。
 「やれるもんならやってみろ。」
 「しかし、出来なかったら全員クビだ。」

 それを聞いていた矢野と浅井は焦った。
 その頃、輪子はルセット(レシピ)を、
 漏らした人間を占っていた。
 占いで見えたものは・・・
 自分のレシピブックを他店に忘れた浅井の姿。
 当の本人もその事に気がつくのであった・・・

 その夜希はとんでもないことを口にしたと、
 一人横浜の港で落ち込んでいた。
 そんな希の前に現れた大輔。
 「人生ゆっくりゆったり、
  楽しんで生きたほうがいい。」
 能天気な大輔の言葉は希には届かない。
 落ち込んだままで天中殺に帰った希。
 希宛に一通の電報が届いていた。
 差出人は圭太であった。
 『負けるな!目指せパティシエ世界一!』
 単純な希は再び元気を取り戻す。
 そして夜通しでクリスマスケーキを考えた。
 翌日考えたレシピを浅井に見せる希だが、
 浅井は全てを却下。その理由は、
 大悟の作るケーキはフランスケーキ。
 希の考えるレシピは全て洋菓子でしかない。
 しかも大悟はフランス帰りの巨匠。
 大悟を納得させられるはずがない。

 大悟の凄さに気付いた希は、再び悩み始める。
 そんな希に大輔が言った一言。
 「能登で生まれたんだね。」
 「キミの作るケーキ全部。」
 その言葉で気がついた希。
 自分の原点である能登のケーキ。
 すぐに能登の食材でケーキを作り出した。
 そして希のレシピは完成した。
 翌日、浅井と協力してケーキは完成。

 そして大悟へプレゼンの日。
 矢野の手前もあり、
 希のケーキは浅井が作ったものとして出した。
 見た目は一般的なクリスマスケーキ。
 家族の暖かさをモチーフに造ったケーキには、
 家族を象った人形を乗せた。
 それを見た大悟。
 食べもせずに怒りだした。
 「幼稚園のお遊戯じゃない。」
 そんな大悟に無理やりケーキを食べさせた希。
 大悟は止まった。
 「まずい!何入れた?」
 入れたのは能登の小豆と、元治の作った塩。
 大悟は食材の味を確認した。そして
 「食材の味を殺している。俺が作る。」
 そういうとケーキを作り始めた。
 完成した大悟のケーキの上には人形ではなく、
 家族をモチーフにしたクッキーが乗っていた。
 ケーキは大盛況。店も営業を再開。
 大成功のクリスマスとなった。

 クリスマスが終わり仕事もひと段落。
 以前美南が言っていた言葉。
 「家族とクリスマスを過ごしたことがない。」
 それを聞いていた希は皆を集めて、
 サプライズのクリスマスパーティーを開いた。
 もちろん大悟のケーキで・・・
 ケーキの上には池畑家4人を象ったクッキー。
 そのパーティーが終わる頃、
 突然浅井は大悟に言った。
 あのケーキのルセット作ったのは希だと。
 そこにいた全員が希の採用を確信していた。
 しかし大悟だけは違った。
 「お前は不合格だ。」
 「ルセットはパティシエの命だ。」
 「それを他の人へ渡すやつはクズだ。」
 そう言って店を出た大悟。
 追いかけたのは高志だった。
 「希はクスではありません。」
 (今作品で初めて話しました・・・)

 そのころ能登では恒例の年忘れパーティー。
 パーティーの最中に徹はみんなに宣言した。
 「でっかい夢を諦める。」と・・・
 それを聞いた藍子は怒った。
 「でっかい夢を見ない徹さんなんて、
                  徹さんじゃない。」
 同時期、圭太は一子を呼んでいた。
 そして圭太が塗った箸をプレゼントした。
 一子は怒った。
 「2本目?ありえない。」
 その時一子を見守っていた洋一郎が、
 圭太に殴りかかった。

 希は店の厨房にいた。
 大悟に話に来たのだった。
 「シェフの言うことは分かりません。」
 「仲間なら応援して、
   応援されるものじゃないですか。」
 大悟は再び怒り、希に言った。
 「そんな戯言を言っているようじゃ一生無理だ。」
 「何かを得たいなら、何かを捨てろ。」
 「俺はそうして世界一を目指してきた。」
 その時店の電話が鳴った。
 電話に出た希。相手は一徹であった。
 「お母さん。お父さんと離婚するって・・・」


【第9週】 5月25日〜5月30日
  「再出発エンゲージケーキ」

 (エンゲージケーキレシピ)
 「分量」
  調査中。今しばらくお待ちください。
  
 「作り方」
  調査中。今しばらくお待ちください。

 (あらすじ)
 離婚騒動がきっかけで希は能登に帰った。
 正確には試用期間が駄目になり帰ってきたのだ。
 年忘れパーティーの一部始終を聞いた希。
 藍子は家族のためと言って、
 自分の夢を飽きらめた徹を怒った。
 そして独りになれば夢を追えるだろうと、
 徹との離婚を決意したのだ。

 圭太と洋一郎の仲もなおっていなく、
 一子の気持ちもおさまっていない。
 希は誤解を解くため、
 一子に圭太に振られたことを話すが、
 それでも一子の気持ちは納まらない。
 「だったらなんで受け取った。輪島塗の箸。」
 「普通そんな大事なもの彼女いる男から受け取る?」
 「今でも圭太のこと好きなの?」
 それに対して希は言った。
 「圭太の気持ちには励まされた。」
 「それが好きっていうなら好きなのかも・・・」
 東京行きの夢がうまくいかない一子。
 それも相まって希に嫉妬していた。

 そして年末。村は大忙し。
 元治は年明けの伝統行事アマメハギの準備。
 藍子と文は年末の料理支度。
 希と一徹は家の大掃除。
 そんな中で希に相談する徹。
 「夢追いかけても叱られて、
 夢諦めても叱られて、俺どうしたらいいの?」
 そこに現われた文は言う。
 「自分のせいだと思っているんじゃないの?」
 「駄目にしているのは自分じゃないかって・・・」
 それを聞いた徹は藍子のもとへ行った。
 「お前のせいじゃないよ。」
 「俺のせいだよ。」
 「家族のために夢を諦めるんじゃない。」
 「夢なんて家族がいなければ意味がない。」
 「一緒にいよう。一緒にいてください。」
 素直に今までの感謝の気持ちを伝えた徹。
 その時桶作家へ一本の電話が・・・
 電話の相手は東京で一緒に事業をしていた人。
 その電話を受けてキラキラさせた徹。
 仕事の誘いの電話だった。
 徹を見て呆れる藍子。
 「一瞬でも信じた私が馬鹿だった。」

 そして迎えた大晦日・・・
 離婚騒動に便乗したように一徹が言い出した。
 高校卒業後に働く。
 デイトレードで生計を立てると。
 反対する藍子に追い討ちを掛けるように、
 「高校卒業したら結婚したい。」と言う。
 しかも結婚相手はみのり・・・
 そして正式に両家に挨拶する一徹とみのり。
 もちろん全員が反対した。
 賛成してくれない反抗で、
 みのりは桶作家の部屋へ立てこもった。

 元旦を迎えた能登。
 みのりはまだ立てこもっていた。
 そこに現れた高志。
 高志が連れてきたのは大輔。
 大輔は旅のついでに寄ったそうだ。
 みのりの話はどこへいったやら・・・
 村中の話題は大輔に!
 文は大輔に言う。
 「お前が希のファーストキスの相手か?」
 大輔への歓迎ムードは一瞬で消えて、
 大輔への憎しみで溢れる村の人間。

 そんな時、希とみのりは話していた。
 希の知らない一徹の思いを知っているみのり。
 希の代わりに徹と藍子を支えようとしていた。
 そんな一徹に次第に惹かれたみのり。
 希が高校3年のときに付き合い始めた。
 その気持ちを知って応援する事を決めた希。
 
 希に進められ、再び両親に話した。
 村の住人も集まり一部始終を見守る。
 最初から反対と言い出すみのりの父。
 それに対して希は言う。
 「私もそう思う。」
 「しかし条件つきで賛成です。」
 すると一徹は言う。
 「3年経って成功しなかったらコツコツと働きます。」
 「必ず幸せにします。」
 一徹のその言葉にみんな賛同した。
 みのりと一徹有利な状態に変わるが、文の一言。
 「だったら3年後に結婚したらいい。」
 空気は一変し、文の意見にみんな賛成した。
 その時みのりは言う。
 「私早く結婚したい。」
 「早く子供を産みたい。」
 その決意にみのりの母は気がついた。
 それはみのりと母との約束。
 弟になるはずの子供を流したみのりの母。
 その時みのりは約束したのだった。
 「私子供たくさん生むよ。」
 「9人生んで野球チーム作る。」
 その約束を守ろうと、結婚を急いでいた。
 それを聞いたみのりの父は、
 「こういう子なんだ。」
 「2人で必ず幸せになれ。」
 「分かったな。」
 こうして2人の結婚は承認された。

 一部始終を見ていた大輔。
 「村全体が家族なんだね」
 「腹をくくった人間って強いね。」
 「覚悟!」
 希はそれを聞いて自分の覚悟を見つめなおした。
 藍子もまた覚悟を決めた。
 徹とともに東京には行かないと・・・

 数日後、婚約パーティーが開催された。
 希はエンゲージケーキをつくった。
 ケーキの上にはみのりと一徹と9人の子供が・・・
 パーティーのさなか一子も自分の覚悟を発表した。
 大阪のおばちゃんのところへ行くと。
 能登を出ることで自分を追い込もうとしたのだ。
 圭太に「別かれよう。」と告げた一子。
 それに対して圭太は言った。
 「希のことはほおって置けない。」
 「でもそれは仲間だから。」
 「俺が好きなのはお前だ。」
 「そんなお前と俺は一緒にいたい。」
 そう言って一子を抱きしめた圭太。
 2人を見守っていた村のみんな。
 2人を見ていた希は複雑だった・・・
 「なんか2回失恋した気なんだけど・・・」
 「何かを追いたいなら何かを捨てる・・・」

 パーティーの最中で徹は一徹に言った。
 「みのりちゃんのこと幸せにしてやれよ。」
 それに対して一徹は返した。
 「幸せっていうものは、
  してやるんじゃなくて一緒になるもんだ。」
 「お父さんも腹くくった?」
 その一徹の言葉で覚悟を決めた徹。
 パーティーの後、藍子へ離婚届を渡した。
 「行ってくる東京。」
 「でも俺も3年で結果出して戻ってくる。」
 「そしてもう一度プロポーズする。」
 「また俺と結婚してください。」
 藍子は答えた。
 「はい。」
 「がんばってね。」
 「徹さんのでっかい夢。私大好きだから。」

 希の覚悟も決まっていた。
 そして全てを藍子に話すそうとしたが、
 「不合格だったんでしょ?」
 「進むために覚悟決めたでしょ?」
 希が言わなくても全て気付いていた藍子。
 希はそんな藍子に言った。
 「シェフが言いたかったことって、
  そういうことだったと気がついた。」
 「もういっぺん横浜に行く。」
 そんな希に藍子は言った。
 「それでも希らしさは忘れないで。」
 「応援する気持ちは忘れないで。」
 「行っておいで!」


【第10週】 6月1日〜6月6日
  「逆転一発パンケーキ」

 (パンケーキレシピ)
 「分量」
  ホットケーキミックス 1袋
  牛乳           50CC
  生クリーム       50CC
  卵             2個
  砂糖           小匙1
  
 「作り方」
  1.卵黄と卵白に分ける。
  2.ホットケーキミックス・卵黄・牛乳を混ぜる。
  3.卵白に砂糖を入れて角が立つまで泡立てる。
  4.生クリームを角が立つまで泡立てる。
  5.2に3半分と4を入れてしっかり混ぜる。
  6.5に3半分を入れ泡が潰れないように優しく混ぜる。
  7.焼く!!!

 (あらすじ)
 希は再び横浜へ戻った。
 しかしまたもや店は閉店中。
 今度の理由は今までと違った。
 理由は経営不振・・・

 能登では一子が大阪に旅立とうとしていた。
 刺激を受けた圭太も漆職人の修行に励む。
 1人残った藍子は文に話した。
 「土の人になりたいんです。」
 「自由に飛んでいく風の人でなく、
   この土地にずっといる土の人。」
 しかし文は返す。
 「根っこなんて引っこ抜いて持っていけるけど。」
 「気張らないで、
  これぐらいでいいと思っているのが丁度いい。」
 そして藍子は塗師屋で働くことを決意した。

 決意固く横浜に戻ったはずの希。
 自分の腕を見せようとメレンゲ造りを、
 矢野と勝負するがそれも完敗だった。
 再び決意して帰った横浜ですぐに落ち込む。
 落ち込み帰った天中殺には徹がいた。
 東京と横浜だから一緒に住もうと・・・
 そこに帰ってきた大悟。
 経営には自身があるからと大悟に歩み寄る徹。
 大悟は徹に言った。
 「金を貸せ!」
 「お前が経営して俺にケーキを造らせろ。」
 大悟に呆れた徹だったが、
 希には経営回復のアドバイスした。
 それは雑誌の取材だった・・・
 それを聞いた希は計画を実行した。
 フランス帰りの巨匠として売り込み、
 取材の手配をしたのだった。
 大悟は猛反対するが後がない。
 しょうがなく希の計画を飲むことにした。
 自分は話さないと言う約束で・・・
 
 取材当日。
 順調に取材は進むが、
 取材陣は大悟にコメントを求めた。
 大悟はコメントしようとはしない。
 大悟の態度に取材陣も怒り、
 「マスコミ嫌いが呼ぶなよ」
 大悟は激怒するがそれ以上に怒っていたのは希。
 ケーキを食べようともせずに、
 取材する取材陣を追い帰すのだった・・・

 呆れる矢野と浅井。
 希は第2の戦略にHP作成に移った。
 希はその中で始めて店の由来を知る。
 マシェリシュシュの意味は、
 「まんで愛しい人(能登弁)」
 そして大悟の華やかしい経歴も分かる。
 世界のパティシエの大会でも優勝していた。

 そんな時に徹に電話が入った。
 相手は取材に来ていた坂本さん。
 怒って帰った後に大悟の経歴を調べたそうだ。
 そしてテレビ番組に出演依頼してきたのだった。
 対戦相手は注目若手パティシエ西園寺。
 勝利すると200万の賞金も出る。
 しかし大悟は断った。

 翌日銀行員が店に来た徹。
 それは以前の取材の記事。
 大悟が拒否したせいで内容は変わっていた。
 それは大悟のケーキを食べる、
 若手パティシエ西園寺の感想。
 内容は完全に大悟のケーキの批判。
 『過去の栄光。生きた化石。』
 『オーソドックス。終わってる。」
 その記事を見た大悟は言った。
 「出ると言え。叩きのめしてやる。」

 大悟が番組用のケーキを試行錯誤する中で、
 希は一人メレンゲの練習していた。
 なかなかうまく行かないメレンゲつくり。
 そうしている間にテレビ番組当日。
 番組のリハーサルをする大悟。
 しかし・・・
 大悟は固まっていた。
 そしてそのままその場に倒れ込む。
 大悟は大のあがり症だったのだ。
 ステージから降りてトイレに立てこもる大悟。
 「俺の恥じゃない。」
 「店の名誉だ。」
 「恥をかくくらいなら店を潰す。」
 と言い放つ大悟。
 輪子はそんな大悟に一言。
 「守らないとね。彼女のためにも。」

 希は店の由来が輪子だと思っていた。
 しかしそれは違った・・・
 輪子と大悟は再婚同士。
 大輔が大悟の連れ子で、美南が輪子の連れ子。
 店の由来の愛しい人は前の亡くなった奥さん。
 それを知った希は、再びトイレへ走った。
 「本当に店の名誉守りたいですか?」
 「亡くなった奥さんのためですか?」
 「それだったら今の家族はどうなるんですか?」
 「あんなに素敵なケーキ造るのに・・・」
 「今シェフを応援している人のために、
          店を守れないのですか?」
 「誰のためにケーキ作っているのですか?」
 「シェフの覚悟見せてください。」

 大悟は立ち上がった。
 本番ギリギリで会場に戻った大悟。
 そして西園寺との戦いが始まった。
 大悟は順調にケーキを造った。
 時間に余裕を持ってケーキを完成させた大悟。
 しかし大悟の手は止まらなかった。
 予定にはない2品目。
 大悟は急遽希を呼んでメレンゲを作らせた。
 時間が迫る中で、希はメレンゲを造るが、
 大悟は希のメレンゲに駄目出しを繰り返す。
 何度もやり直す希。
 そして制限時間ギリギリ。
 ようやく希のメレンゲが成功して、
 大悟が完成させた2品目。
 『メレンゲ入りパンケーキ。』

 結果発表。
 勝者は池畑大悟!
 「リスクを犯して最後に1品加えた理由は?」
 とインタビューされる大悟。
 しかし大悟は何も答えずに固まった。
 そのまま番組は終わりを迎えた。
 
 収録語に理由を話し出した大悟。
 「俺は昔心から愛した妻を亡くした。」
 「今の店はその妻と一緒に造った。」
 「世界一のフランス菓子を、
     売る店にしようと夢を語った。」
 「妻を亡くして、菓子を造るのを辞めた。」
 「俺にもう一度菓子を造らせたのは今の家族だ。」
 「今の家族が俺を支えている。」
 「お前たちのために俺は菓子を造っている。」
 「なのにいつの間にか守りに入ろうとしていた。」
 
 その時美南は言った。
 「覚えているよ。」
 「私とお母さんに初めて造ってくれたお菓子だよ。」
 「凄く美味しかったの覚えているよ。」
 大悟が作ったのは、
 今の家族との思い出のパンケーキだったのだ。

 その日を境に、
 希は大悟のもとでの修行を許されるのだった。

(終わり)

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2015年05月21日

朝ドラ【まれ】 オープニングテーマ曲募集中!!!


まれ.jpg
2015年3月30日スタート
朝ドラ【まれ】
テーマ曲:「希空〜まれぞら〜」
作詞:土屋太鳳
作曲:澤野弘之

このドラマのためにつくられた曲ですが、
今2番の歌詞が募集中です。
応募すると

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【詳細】
詳しくはNHKのHPに記載されています。
ホープページはこちら
一応ざっくり書いておきます。

☆募集期間
 2015年5月1日(金)〜5月31日(日)
 (郵送は当日消印有効)

☆募集概要
・「希空〜まれぞら〜」の曲にあわせた歌詞。
・募集する歌詞は、「希空〜まれぞら〜」の2番です。
・歌詞は、番組の火曜日から土曜日に流れている、
 短いバージョン(69秒)に合わせて、
 フルコーラスで作詞してください。
・漢字や英字を使用の場合は、
 必ず「ふりがな」をつけてください。
・自作未発表で、他者の知的財産権を侵害しない。

☆送付先(郵送)
 ・〒150−8001
  NHK放送センター「まれ」歌詞公募係
 ・番組HPへの投稿
 ※住所、氏名、年齢、ご連絡先(電話番号とメールアドレス)を明記

☆審査方法
 番組担当者・澤野弘之(音楽)・篠ア絵里子(脚本家)
 土屋太鳳(ヒロイン)で協議の上、選考の予定です。

☆結果発表
 6月中旬頃に番組HP等で発表いたします。
 謝礼採用された方には、
 NHKから謝礼5万円と番組記念品を贈呈。

※作詞の著作権に関しては、
 NHKに帰属することになります。

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【1番の歌詞分析!】
まずは1番の歌詞の分析しました。

夢に向かって駆け出そう。
未来が遠くても、辛い事があっても、
一歩踏み出す事で未来が見える。
そうする事で新たな道が開ける。

こんな感じですか?
ということは2番は少し先に進む?
少しは夢に近づいている?
と言うことはどちらかと言うと、
周りの人たちへの感謝?


【2番の歌詞を作ってみた!】
ということで・・・
2番考えました!!!

〜RIKUの考える2番歌詞〜
今会いに行こう皆に
いつもそこにある笑顔
ひとりぼっちっじゃないよ
どんなに辛くても
見守っているよ
優しい温かい風が
教えてくれた
愛情の本当の意味を
どうか出会いの数を
忘れないでいてね
あたたかい仲間たちが
わたしを包んでくれる

今帰ろうふるさとに
大きな夢をにぎりしめ
僕らを作った場所が
僕らを作った人たちが
僕らを待っている


微妙・・・
結構ガチでつくったんですけど・・・
応募するかは検討中!
パクらないでね♪
パクらないか(笑)

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2015年05月13日

朝ドラ【まれ】 週タイトル「お菓子(ケーキ)」の作り方・出演者・あらすじ・ネタバレ


まれ.jpg
2015年3月30日スタート
朝ドラ【まれ】
週タイトルの
「ケーキ(お菓子)」
「あらすじ・ネタバレ」
を簡単に解説していきます。

〜〜〜Sponsords Link〜〜〜

【出演者】
津村希:土屋太鳳
津村徹(希の父):大泉洋
津村藍子(希の母):常盤貴子
津村一徹(希の弟):葉山奨之
桶作元治(希の祖父代わり):田中泯
桶作文(希の祖母代わり):田中裕子
桶作哲也(元治の息子):池内博之
桶作しおり(哲也の妻):中村優子

紺谷圭太(希の同級生):山崎賢人
寺岡みのり(希の同級生):門脇麦
蔵本一子(希の同級生):清水富美加
二木高志(希の同級生):渡辺大知
角洋一郎(希の同級生):高畑裕太

紺谷弥太郎(圭太の祖父):中村敦夫
紺谷博之(圭太の父):板尾創路
寺岡真人(みのりの父):塚地武雅
寺岡久美(みのりの母):ふせえり
蔵本浩一(一子の父):篠井英介
蔵本はる(一子の母):鈴木砂羽
角慎一郎(洋一郎の父):ガッツ石松
小原マキ(はるの美容室で働く):中川翔子
若林キミ子(市役所の清掃員):根岸季衣
安西隼人(ツアー客):六角精児
岡野亜美(ツアー客):梶原ひかり

語り:戸田恵子

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【第1週】 3月30日〜4月4日
 「 魔女姫バースデーケーキ」

 (バースデーケーキレシピ)
 「分量」
  スポンジケーキ 5号
  生クリーム 300cc
  砂糖 大匙3
  バニラエッセンス 少々
  いちご 適量
  フルーツ缶詰 50g
  魔女姫の人形 1体 
 「作り方」
  1.生クリームに砂糖バニラエッセンスを加える。
    筋がつくくらいまでハンドミキサーで混ぜる。
  2.スポンジケーキを半分の厚さに切る。
    1の生クリームを塗る。
  3.フルーツ缶詰のフルーツを薄くスライスする。
    フルーツを2の上に均等に乗せる。
  4.3の上から1の生クリームを塗る。
  5.4の上に残りのスポンジケーキを乗せる。
  6.5の上と横に1の生クリームを塗る。
  7.残った1の生クリームを、
    再びハンドミキサーでかき混ぜる。
    形が分離する程度固める。
  8.7の生クリームを搾り出し袋に入れる。
    6のケーキに好みでデコレーションする。
  9.いちごとお好みのフルーツでデコレーション。
    最後に魔女姫人形を乗せる!!!

 (あらすじ)
  11歳の希は石川県外浦村に移住した。
  父徹の事業失敗で自己破産をして、
  家族再編の為の第一歩であった。
  反面教師の徹。
  希はコツコツ働くことが大事と考え、
  夢を持たずに、公務員を目指していた。

  そんな希だが小さい頃には夢があった。
  5歳の頃に家族で食べたケーキ。
  希と徹は同じ誕生日。
  その日のバースデーケーキには、
  徹からのプレゼントの人形が乗っていた。
  人形の名前は「魔女姫」。希の宝物である。
  それは希の幸せの象徴であり、
  希がお菓子作りを始めたきっかけだった。
  しかし、希はケーキを作らなくなった。

  外浦村に着いたが、住む家がなく、
  桶作家に居候することになった津村家。
  徹は元治の塩田を手伝うことにする。
  しかしコツコツ働くことの出来ない徹。
  元治に儲け話を持ちかけ、激怒させる。
  しかし、それ以上に激怒する希。
  子供に激怒されショックの徹は、
  仲直りしようと画策するが無視される。
  ある日徹は希と約束をする。
  「今後は真面目に働くと・・・」
  真剣な徹を許した希。
  そんな中訪れた誕生日に、
  希は手作りのバースデーケーキを用意した。

  しかし徹は元治の塩田には行っていなかった。
  塩田の仕事に音をあげて、
  地域の祭りで一旗揚げようと画策していた。
  村役場は人口減少により祭りの中止を考える。
  浩一や真人と飲みながら計画を立てていた徹。
  誕生日の日に酔って家に帰り、
  希の作ったケーキにぶつかり落としてしまう。
  反省したと思っていた徹が反省していないこと、
  造ったケーキを壊されたことにショックな希。
  同時に方言をうまく言えず、
  同級生に疎外感を受けていた希。
  
  次の日地域公民会で村民の会合。
  議題は祭りの実施の有無。
  多数決の結果、祭りは中止。
  落胆する希に一子は言う。
  「よそ者には関係ない。」と・・・
  それに対して能登弁で声を張り上げ反論した。
  それは、この村で生きていくことの決意だった。
  それを聞いた町民は、
  子供たちのためにと祭りの開催を決定した。
  同時に徹も反省し希と仲直りする。
  そして数年ぶりに家族でケーキを食べた。
  希の造ったぐちゃぐちゃのケーキを・・・


【第2週】 4月6日〜4月11日
 「 告白シュークリーム」

 (シュークリームレシピ)
 「分量」12個分
  薄力粉 65g
  砂糖 大匙1/2
  塩 小匙1/4
  無塩バター 55g
  水120ml
  卵 3個(1個は照り用)
  好きなトッピングクリーム
 「作り方」
  1.オーブンを200℃〜250℃で予熱する。
   (オーブンの違いがあるので加減してください)
  2.鍋にバターと水を入れて中火で溶かします。
  3.2が溶けたら火からおろして、
    薄力粉・砂糖・塩を入れて混ぜます。
   (粉っぽさがなくなるまで)
  4.3を再度中火にかけます。
   (焦がさないように、生地がまとまるまで)
  5.4をボールに移して冷まします。
   (生地に指を入れて熱くない程度)
  6.5に良くといた卵2個を少しずつ入れて、
    同時にハンドミキサーで混ぜます。
   (固めのカスタードのようになります)
  7.6をオーブンシートをひいた天パンに、
    12等分に分け乗せます。
  8.良く混ぜた全卵を生地にはけで塗ります。
  9.200℃で40分〜50分焼きます。
   (オーブンによって違います。時折確認しましょう)
  10.生地が出来たら半分にカットし、
    好みのクリームを入れて出来上がりです。
  ※帽子のように生地を分けて乗せるのが希流?

 (あらすじ)
  外浦村にやってきて7年が経過した。
  希は高校3年生。いまだ桶作家で暮らしていた。
  数年前に外浦村は合併し輪島市となった。
  津村家が以前と違うのは徹がいないこと。
  徹は6年前に出稼ぎに行くと言い出て行った。
  春には帰るといって、帰ってこない。
  母の藍子が元治の塩田で働き、
  希もバイトを掛け持ちして暮らしていた。
  希の進路希望はもちろん市役所勤務。
  親友の一子は東京に行くことを夢見ていた。

  そんな時、圭太が輪島市に帰ってきた。
  圭太は親の仕事の都合で7年前の、
  希が外浦に来た年に転校していた。
  圭太は希達と同じ学校に通う事になり、
  幼馴染との再会を懐かしむ一方で、
  卒業後にまた皆バラバラになることを
  考え思い出作りを提案する。
  夏祭りでキリコを担ごうと・・・
  圭太の祖父は輪島塗の職人をしており、
  圭太は職人になろうと考えていた。
  しかし父からは大学に行けと言われ、
  進路を悩んでいた。
  そして夢をリスクと考えていてる希と、
  喧嘩してしまうことになる。

  一子はモデルとしてスカウトされる。
  東京に行けると喜ぶ一子に「詐欺かも」と、
  希と同級生は考え直すよう促す。
  それでも一子は夢を諦められず、
  上京の準備を始めるのだった。

  そんな時徹が帰ってくる。
  徹は東京で知り合いの連帯保証人となり、
  借金を作るが全額返済し帰って来た。
  しかし6年も家族を放置していたため、
  藍子や希、一徹から赤の他人とされる。
  徹の事と過去の自分の夢を圭太に話す希。
  圭太は夢を見るのは誰もが怖いものである。
  と諭されるのであった。

  そんな津村家のもとに一子が家出して来た。
  どうしても東京行きを母のはるは許さない。
  夢を抱く一子を徹は応援して、
  東京行きのパーティーを計画した。
  同時に希と自分の誕生日パーティー。
  希は一子の好きなシュークリームを作る。

  藍子の計らいでパーティーに来たはる。
  またしても親子喧嘩がはじまるが、
  一子は東京への思いを真剣に伝えた。
  東京で初めて家族で食べたシュークリーム。
  それと同時に描いた東京への憧れを・・・
  希は一子の話を聞き気持ちが揺れていた。
  それを察した藍子は、夢は反対と言う。
  
  数日後、輪島大祭当日。
  圭太が輪島塗で修正したキリコを担ぐ。
  圭太は輪島塗職人になることを決意した。
  祭りの後、希を呼び出した圭太。
  どんなに反対されても希がそばにいれば、
  やっていけると言い、希を抱きしめる。
  そして付き合って欲しいと告げるのであった。


【第3週】 4月13日〜4月18日
 「卒業ロールケーキ」

 (ロールケーキレシピ)
 「分量」
  卵 3個
  黒砂糖(粉末) 45g
  薄力粉 50g
  サラダ油 15g
  牛乳 22g
  (スイートポテトクリーム)
  さつまいも 1本
  生クリーム 100cc
  砂糖 10g前後(好みで調整)
  (いちじくクリーム)
  生クリーム 100t
  いちじくジャム 好みの量
  (トッピング)
  柿・栗
  
 「作り方」
  1.卵白に黒砂糖を2/3を3回に分け加える。
    同時にハンドミキサーで泡立てメレンゲを造る。
  2.卵黄に1/3の黒砂糖、牛乳とサラダ油を入れ、
    ハンドミキサーでよく混ぜる。
  3.2に薄力粉を少しずつ加えていき、
    ホイッパーでよく混ぜる。
  4.3に1を1/3ずつ加えホイッパーで混ぜる。
    最初はグルグル。
    残りの2/3はすくって落とす感じで!
  5.4をクッキングシートを敷いた型に流し、
    180度で予熱したオーブンで12〜14分焼く。
  6.生地が焼き終わったら、型から外し冷ます。
  7.生クリームに蒸かしたさつまいもをこしたもの、
    砂糖を加えて巻きやすい硬さに泡立てる。
  8.生クリームに好みの量でいちじくジャムを加え、
    形が分離するくらいまで泡立てる。
  9.冷えた6に7を塗って、柿と栗を乗せて巻く。
    (柿と栗は細かめにカットしておく)
  10.巻き終わった9に、搾り出し袋に入れた8と
    柿と栗でデコレーションして完成。

 (あらすじ)
  9月になり新学期になりました。
  学校では希と圭太が付き合っているという噂。
  夢を語る圭太に蕁麻疹が出る希。
  希は返事を迷っていた。
  そんな希に文は言った。
  地道にコツコツ頑張るのも夢だと。
  だから理屈で物を考えるなと・・・
  
  そんな時、一子をスカウトした人間が捕まった。
  それをニュースで知った希と仲間。
  落ち込んでいると思い一子のもとに集まるが、
  本人は落ち込んでなかった。
  東京に行って別の事務所に入ると・・・

  圭太は家出して祖父のところへ向かった。
  輪島塗職人になるために。
  しかしそんな圭太に祖父は言う。
  女にもてない人間を弟子にできないと・・・
  圭太は意を決して希を呼び出した。
  そして輪島塗職人ありきで再度返事を聞いた。
  夢を語る圭太に再び怒る希。
  返事は置いといて、夢に関して喧嘩した。
  「何でもやってみたいとわからない。」
  そう言う圭太の言葉で悩む希。
  
  一子はモデル事務所を探していた。
  その雑誌を一緒に見る希。
  希は雑誌に載っていた記事に食いついた。
  「ロールケーキ甲子園」
  やってみないと分からないならやってみる。
  そう言ってケーキ大会に出場を決めた。
  藍子に内緒で・・・

  一方徹は家族をやり直すため藍子のもとに。
  しっかりと藍子の気持ちを聞こうとしたが、
  返事をしてくれない藍子。
  徹は返事してくれないのが返事と、
  お金がたまり次第、家を出て行くことを伝える。
  
  そして大会当日。
  希のコンセプトは節約ケーキ「幸せ貧乏家族」。
  制限時間ギリギリで造り終わったケーキ。
  材料は全て能登で無料でもらえる物。
  結果は・・・入賞すら出来なかった。残念
  大会終了後に審査員に感想を聞く希。
  ケーキは修行に継ぐ修行。
  それを通り越して意見を聞く奴に見込みはない。
  はっきり言われた希。
  夢は持たなかったはずの希だが、
  現実を知り想像以上にショックを受けた。

  家に帰った希。
  内緒に大会に出ていた希を怒る藍子。
  本当のことを伝えた希に藍子は言った。
  途中で投げ捨てることが一番良くないと・・・
  本気で決めたことならそれでいい。
  ダメだったらやり直したらいいと。
  そして徹を怒っている本当の理由を話す藍子。
  6年間家を空けたことには怒っていない。
  帰ってきたから怒っていると・・・
  今まで何事も投げ出した徹が、
  6年間も何かを追っていると信じていた。
  しかし結局投げ出して帰ってきたことに怒った。
  
  実は徹も家族に内緒にしていたことがあった。
  腰を痛めて塩造りができなくなったから、
  それを家族に隠して東京に出たのだった。
  藍子と結婚当時の約束を守るために。
  しっかり幸せにするという約束。

  次の日希の市役所役員採用の一次結果。
  合格だった。しかしケーキ職人との狭間で悩む。
  徹は藍子に最後に頭を下げた。そんな徹に、
  もう一度家族になりましょう。態度で示して。  
  と言い、家族は再びもとに戻った。
  そして希も何かを決心したのだった。

  そして3月。卒業間近な希たち。
  圭太は祖父のもとで修行を始めた。
  一子はオーディションに落ちたが、
  地元に残って夢を追い続ける。
  洋一郎は漁師への道を選び、
  みのりは地元の農協で働くことを決めた。
  無口な高志は東京の大学に通いながら、
  夢のロックミュージシャンを目指すことする。
  そして、希は市役所で働くことを決意しました。
  ケーキ大会に出て夢はいいなと思ったが、
  それ以上に家族が大事だからと圭太に話した。
  そして半年越しの告白の返事を・・・
  そのとき一子が圭太のもとにやってくる。
  実は2人は付き合っていたのだった。


【第4週】 4月20日〜4月25日
 「さよなら桜もち」

 .桜もちレシピ)
 「分量」10個分
  白玉粉 25g
  砂糖 30g
  薄力粉 100g
  水 150cc
  こしあん 300g
  桜の葉の塩漬け 10枚
  元治の塩 2g
  
 「作り方」
  1.白玉粉・砂糖・薄力粉・水・元治の塩
  2.薄力粉と強力粉を混ぜ、
    細かくカットしたバターを加えます。
  3.2に冷水を少しずつ回しかけます。
  ※2.3では混ぜないようにします。
  4.3を練らないように、軽くまぜます。
  5.4を麺棒でおさえのばします。
  ※最初はボロボロですが、次第にまとまります。
  6.5を三折にしてのばし、
    90度回転させ三折にしてのばします。
  7.6の状態で一度冷蔵庫で冷やします。
  8.7を三折を4、5回繰り返し、
    5ミリくらいに伸ばして好きな形に・・・
  ※折る回数がミルフィーユパイの層。
  9.8の上にグラニュー糖をまぶし、
    オーブン210℃(オーブンにより調節)
    で焼きます。
    膨らんできたら天板をのせ押さえつけて、
    25分くらい焼きます。
  10.お好みのクリームではさんで完成。

 (あらすじ)
  2002年春。
  希は輪島市役所の職員となった。
  産業振興課で上司は圭太の父紺谷だった。
  徹もようやく就職が決まった。
  清掃員として輪島市役所で働くことに・・・

  希が市役所で任された仕事は、
  移住してきた市民をサポートする仕事。
  希は東京から移住してきた人のケアを行う。
  必要以上、仕事以上に関わる希。
  その行動に上司である圭太の父は激怒する。
  初日から落ち込む希であった。

  そんな時、桶作家に息子哲也が帰ってきた。
  家族で帰ってきた哲也は言う。
  4人で能登に戻りカフェを開こうと考えている。
  塩田を潰してその土地で開業しようと・・・
  それに対して怒る文。
  塩田は潰す気はない。明日には東京へ帰れと。
  そんな文だったが、
  本当は孫と息子のために桜もちを作っていた。
  その桜もちを捨てようとする文だった。

  哲也は市役所を移住の援助金の相談で訪れる。
  担当したのは希だった。
  しかし希は塩田を潰さないで欲しいとお願いし、
  哲也は関係ないと怒り出す。
  それを見ていた紺谷。
  規則違反と公私混同は問題だと希に怒るのだった。

  その夜希は、哲也一家の話を聞いてしまう。
  元治と文に付け込んで、家を乗っ取ろうと言う話。
  激怒した希と藍子。
  2人は哲也の妻しおりと話をする。
  しおりは希と藍子に津村家が邪魔だと話す。
  それを聞いて喧嘩する希、藍子としおり。
  その騒ぎを聞いて駆けつける哲也と文。
  事情を知った文は哲也に出て行けと言うのだった。
  一方津村家は悩んでいた。
  本当の家族は哲也一家であって、
  血のつながりのない津村家。
  本当に出て行かなきゃいけないの自分たちだと。
  
  しかし哲也一家は次の日家を出て行った。
  実の息子を追い出した、文は寂しそうであった。
  そんな元治と文と見て、決心を固めた津村家。
  8年目にして桶作家を出た津村家。
  近くに引っ越すだけなのに、とても寂しい希。
  元治と文も8年ぶりの静かな食卓。

  数日後、市役所に哲也が来た。
  本当は1年前にリストラにあっていた哲也。
  切羽詰って能登に来たことを希に話した。
  そして哲也は昔話をした。
  文は哲也が小さい頃によくお菓子を作っていた。
  そして一番好きだったのが桜もちだと。
  諦めるなと熱心に話を聞いた希。
  しかし紺谷は公私混同している希に、
  仕事を辞めてしまえと伝えるのであった。

  文は意地になっていた。
  誰にも頼らずに生きていくため、
  藍子や希にも頼らないと決めていた。
  その反動で、藍子と希を避けていた。

  文の桜もちを真似て造ろうと考えていた希。
  しかし文のつくった桜もちの味にはならない。
  希は意を決して文に会いに行った。
  文は隠れて会ってくれない。
  そんな希に元治は隠し味を教えてくれた。
  その時、隠れていた文を見つける希。
  希は哲也の気持ちともう一度会うべきと伝える。
  しかし文は離れていれば家族じゃなくなると・・・
  どうしても引かない希と文。
  文はクイズ大会を希に提案するのであった。
  
  文に関してのクイズ大会。
  血の繋がりか、本当に近くにいたものか?
  哲也一家と津村家がそれに答える。
  哲也一家が勝てば同居を考えると言うのであった。
  希はわざと負けようと考えるが、
  勝負事には真剣な徹と藍子。
  勝負は同点で最終問題。
  元治が問題を出そうとしたとき、
  しおりが問題を出すと言い出した。
  哲也が子供の頃に文がつくっていたお菓子。
  その中で一番好きだった桜もちの隠し味は?

  もちろんその答えは希は知っていた。
  元治の作った塩である。
  しかし希は知らないと言い出す。
  それを見ていた元治は言う。
  「他人だ家族だと言う必要あるのか?」
  「これだけ思ってくれる人を他人なんて思わん。」
  それを聞いた哲也は「帰る」と言い出した。
  哲也はカフェを開きたいと言う夢と、
  自分のリストラされた話を両親に打ち明けた。
  そして素直に両親に謝った。
  もう一度東京でがんばりると・・・

  哲也が能登から東京へ帰る日。
  徹夜は津村家を訪れた。
  桶作家へ戻って欲しいとお願いに。
  そして東京へ帰ろうとバスを待つ哲也。
  文が見送りに来た。
  「嫁さんと子どもは自分で守れ。」
  「それでもダメだったら帰って来い。」
  「ここはお前の家だ。帰って来い。」
  そう言って手作りの桜もちを渡すのだった。

  その夜津村家は桶作家へ戻った。
  血のつながりは不思議なもので息子は可愛い。
  でも、お前ら家族も可愛い。
  そう言って迎え入れた文と元治だった。


【第5週】 4月27日〜5月2日
 「情熱ミルフィーユ」

 .(ミルフィーユレシピ)
 「分量」
  薄力粉 100g
  強力粉 100g
  バター 150g
  冷水   70cc
  塩    小匙1/2
  打ち粉 適量
  
 「作り方」
1. 全ての材料を冷やしておきましょう。
2. ホットプレートかフライパンに油を敷き、
10枚分の生地を小判型に焼く。
  3.2の生地でこしあんを包む。
  4.3を桜の葉の塩漬けで包む。

 (あらすじ)
希が市役所に入社してから半年が経過した。
希の企画した能登への移住ツアー。
ツアーに参加する人も4人いた。
ツアーは輪島塗見学。
ツアー参加者にミルフィーユを振舞う希。
ツアー参加者の岡野は輪島塗もミルフィーユも、
そんなに重ねなくてもいいのにと言い出した。
方や参加者の安西は輪島塗に感動して、
もっと知りたいと言い出す。
希は圭太を安西に紹介することにした。
漆職人のことや伝統、他の塗師屋の話など・・・

そんなツアー参加者に夢を思い出した徹。
徹は「時代は地方だ。」と言い出すのであった。
そんな時、高志が能登に帰ってきた。
昔話をする同級生6人。
希も圭太も未だに想いがあった・・・
それを強がり歩み寄れないでいる2人。

それから数日後、漆職人に異変が・・・
安西が漆職人の引抜を始めた。
本当は経営コンサルタントであったのだ。
安西は老舗の弥太郎ではなく、
近代的な塗師屋八島と組むことにしたのだった。

安西に輪島塗の情報を教えた圭太。
圭太は安西に詰め寄っていた。
安西は答えた。
「僕なりに輪島塗の力になろうと思って。」
「この世の中正論だけじゃ食っていけない。」
何層にも塗る輪島塗。
その回数を減らすことでコストカットし、
大量生産していく生産システムを考えた。
それを聞いた弥太郎は言った。
「世の中正論だけじゃ食っていかれん。」
「でもな、何がどうだろうと、
正論を守らなければいけないこともある。」
「そうじゃなきゃ、
世界に売り出す前に輪島塗は終わる。」
そう言って安西を追い帰すのだった。
そして弥太郎は圭太を破門とするのであった。

そのことを知った希は弥太郎に謝りに行く。
弥太郎は情報を教えたことは怒っていなかった。
見えないところで精魂を費やす輪島塗。
塗師屋は多くあっても輪島市全体が工場。
その工場にヒビを入れたことでの破門だった。

希は圭太の父である博之に相談した。
輪島塗のことを以前からよく言わない博之。
その理由は、「漆にかぶれる。」
塗師屋に生まれた博之。
しかし漆にかぶれる跡取り、
自ら敷居をまたがないと決めたのだった。

その頃、徹の計画は進んでいた。
地方発信のビジネス。
能登の貝殻や葉っぱを使ったビジネスだった・・・
そして渦中の人安西に提案していた。


安西に職人を引き抜かれた塗師屋。
手が回らなくなっていた。
そんな時ツアーに参加した岡野さん。
希を訪ねてきた。
「やっぱり何であんなに重ねるのか分からない。」
「ミルフィーユ!!!」
希は層の違うミルフィーユを振舞った。

その頃、破門された圭太は悩んでいた。
それを励ます一子。そんな一子に圭太は言う。
一緒に東京に行こうと・・・

希は弥太郎を説得しようと考えていた。
そんな希に一徹は言った。
弥太郎さんを説得できる人を探すしかいない。
希は弥太郎の弱点になる人探した。
それは凄く近くにいた。文である。
過去に元治と弥太郎は文を取り合った。
そんな文が弥太郎の唯一の弱点。

文を弥太郎のもとへ連れて行く前日。
港で希は圭太を見つけた。
そして夢を失った圭太を希は怒った。
あんたの漆への想いはこんなもの?
あんたから漆とったら何が残るの?

希は文を連れて弥太郎のところへ行った。
元治も着いてきたが・・・
さっそく弥太郎に話を切り出す文。
昔は圭太と同じこと様に、
失敗を繰り返して親方に怒られた弥太郎。
そんな昔話を文は弥太郎に繰り返し話す。
そして圭太を許してやれと・・・
それでも弥太郎は渋った。
すると文は「いい加減にしろ弥太郎!」

その時その場を訪れた岡野。
「やっと分かったんですよ。」
「重ね半端ないですね!」
「なので今度は輪島塗の重ね勉強します。」
「自分初めて夢を持つことができました。」
そんな人の応援ばかりの希を、
元治も文も弥太郎も好きだった。

希は弥太郎に向き合い話始めた。
「今まで忘れていた夢の暖かさ、
教えてくれたのは圭太です。」
「圭太の夢をずっと見ていきたい。」
「圭太は弥太郎さんじゃないとダメなんです。」
「許してやってください。」
涙を流しながら、必死に頭を下げた。

その頃圭太は、一子と東京へ行く約束の日。
待ち合わせ場所に来た圭太。
しかし希に言われた言葉で悩んでいた。
そして東京へ行こうとする一子に言った。
「行けなくなった。カツ入れられた。」
「俺ももういっぺんやるから、お前も頑張れ。」
「一緒に夢かなえよう。」
そして弥太郎のもとへ向かった圭太。
頭を下げて謝った。
弥太郎はそんな圭太に、
「破門は取り消さん。」
「今日からもう一度、新たにやり直しだ。」
弥太郎の塗師屋に入った岡野。
圭太の兄弟子となり、圭太は再び一番の下っ端に。

徹のビジネス計画。
徹の行動で気がついていて、
生き生きとした徹を見守っていた藍子。
しかしその話は流れた・・・

希は以前博之に聞かれた、
何のために仕事するのか?
その答えを博之に伝えた。
「人を応援するためです。」
「それが市役所の仕事です。」


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2015年03月28日

朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.5 マッサンへの最後のラブレター

マッサン.jpg
朝ドラ【マッサン】
週タイトル「ことわざ」
についてNO.5です。

朝ドラ【マッサン】に使われる
「ことわざ」の意味と、
「あらすじ」を簡単に解説します。


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【第21週】 2月23日〜2月28日
 「 物言えば唇寒し秋の風」
 (意味)
  思ったことをはっきり言うと、
  思わぬ禍を招くことがある。
 (あらすじ)
  マッサンは俊兄に
  「ウヰスキーのブレンダーの跡取りは?」
  と聞かれて考え始める。
  そんな時、エマが一馬を好きなことを気付く。
  マッサンは互いの気持ちを尊重するが、
  エリーは2人の交際に猛反対。
  エリーはエマに自分の初恋の話をする。
  初恋の婚約相手は軍人だった。
  そして戦争で命を落としたのであった。
  戦争真っ只中の日本。
  一馬がいつ戦争に呼ばれる分からない。
  エマを思っての反対であったのだ。
  エマはエリーに自分の気持ちを伝える。
  エリーは2人の交際を認めるのであった。
  喜ぶエマと一馬。
  しかし、一馬のもとに召集令状が・・・・・


【第22週】 3月2日〜3月7日
 「 親思う心にまさる親心」
 (意味)
  子が親を思う心以上に、
  親の子を思う心は深い。
 (あらすじ)
  召集令状が来た一馬。
  父熊虎や近所の人々は喜ぶ。
  しかしエマは猛反対。
  見かねたエリーは、
  「辛いのはあんただけじゃない。」
  と本当の熊虎や華の気持ちを教える。
  一馬の出征の日。
  親しかった人間を集めての壮行会。
  エリーは熊虎に、
  「蛍の光」ではなく「Auld Lang Syne」
  を歌うように進める。
  本当の気持ちを言葉に出来ない熊虎。
  「Auld Lang Syne」
  に自分の気持ちを載せて歌うのであった。
  ※「蛍の光」と「Auld Lang Syne」
   の違いは、関連記事から!


【第23週】 3月9日〜3月14日
 「待てば回路の日和あり」
 (意味)
  今は状況が悪くても、
  あせらずに待っていれば、
  幸運はそのうちにやってくるということ。
 (あらすじ)
  第二次世界大戦は続いています。
  そんな中で、一馬の訃報が入ります。
  更に、マッサンの実家がある広島に、
  新型爆弾が落とされるのでした。
  こうして戦争は終わりを遂げます。
  エリーは3年間外に出ることがなく、
  戦後も外出することに怖さを感じています。
  そんな中で、マッサンは答えを出します。
  工場の一時休止。
  余市に住んでいる人が、ご飯を食べられるよう、
  みんなで畑を耕して生きていくと。
  しかし、2ヶ月が経つ頃には、
  会社の資金が底がつきそうになります。
  その時、工場に進駐軍が現れます。
  ウヰスキーを売ってくれと・・・
  一馬を殺した戦争と、その軍隊。
  進駐軍にウヰスキーを売ることためらいます。
  熊虎はマッサンに言いました。
  俺たちに遠慮することはない。
  敵を使うぐらいの器量が必要だ。
  あと、エリーを外へ連れて行ってやれ。
  キャサリンの力も借りて、
  エリーと外出することにしたマッサン。
  同時に進駐軍へのウヰスキー販売を決めます。


【第24週】 3月16日〜3月21日
 「一念岩をも通す」
 (意味)
  物事をするときに、
  岩のように堅く大きな障害があったとしても、
  必死になって取り組めば、
  その壁を乗り越え必ず成就させることができる。
 (あらすじ)
  戦後3年が経ちました。
  マッサンが作った原酒は15年経ちました。
  そして新たなウヰスキーを造ろうとします。
  そんな時に出資者が訪れます。
  安い3級ウヰスキーを造れと・・・
  その状況の中、出征から帰還した悟。
  長い一人の生活で闇を抱えた悟。
  悟に3級の酒を作りたくないと言うマッサン。
  しかし悟は「酒に本物も偽物もない」と・・・
  シベリアで仲間を裏切ってまでも帰国した悟。
  悟にとっては本物も偽物もなかったのだ。
  それを聞いたマッサン。
  マッサンは安くて旨いウヰスキーを造ると決意する。
  そんな時に悟を迎えに、
  マッサンの父と姉が余市にやってきた。
  悟は「叔父さんの仕事を手伝いたい。」と言う。
  悟はマッサンと共に安くて旨い酒をつくり出した。
  しかし、エッセンスを使わないでは造れない。
  美味しい酒を造った父に聞くマッサン。
  父は「肝をつかんでから進める。」言う。
  「わしの場合は母が買った米だった。」と・・・
  そしてキーとなる原酒探しを始めたマッサン。
  そして3日目の昼。遂に肝を発見する。
  それは一馬が育てた大麦でブレンドした原酒。
  遂に出来た3級ウヰスキー。
  悟はその光景を見て、工場に残りたいと言う。
  マッサンは悟に言った。
  「何があっても諦めない。それが亀山家の伝統。」
  父と姉は広島に戻ることにした。
  そんな父にウヰスキーの感想を聞いたマッサン。
  「ただ嬉しかった。」と言う父だった。


【第25週】 3月23日〜3月28日
 「人生は冒険旅行」
 (意味)
  最終週はことわざではありません。
  しかし「マッサン」と言う、
  素晴らしいドラマでできた、
  素晴らしい「ことわざ」となるでしょう。
 (あらすじ)
  価格を下げた本格ウヰスキー。
  販売は大成功で、その後の商品も成功します。
  そんな時、俊兄は言います。
  広島の酒蔵に戻ると・・・
  ずっとマッサンを支えた俊兄。
  マッサンの父に最後の奉仕をと考えたのです。
  こうして熊虎とハナと共に余市を後にします。
  エマも通訳の仕事でアメリカへ渡り、
  その後イギリスに移住していました。
  そんなエマが彼氏を連れて帰ってきます。
  エマが帰ってきて数日後エリーは倒れます。
  エマの交際に賛成しないマッサン。
  しかしエリーに対しての気持ちを逆に問われます。
  マッサンはこの年までやらなかった結婚式を決意し、
  エリーのためにウエディングドレスを用意しました。
  しかしエリーは人生のアドベンチャーを終えます。
  マッサンは死後2日間部屋から出てきません。
  しかし、エリーが最後に残したラブレター。
  それを読みマッサンは、ウヰスキーを作り始めます。
  それから10年後エリーに送るウイスキーができました。
  完成披露パーティー。
  マッサンはエリーとの50年間を思い出しながら、
  「Auld Lang Syne」を口ずさむのでした・・・

【エリーからマッサンへの最後のラブレター】 最終回
  大好きなマッサンへ

  私と出会ってくれてありがとう。
  お嫁さんにしてくれてありがとう。
  この美しい国。
  そして私のふるさとになった、
  日本に連れてきてくれてありがとう。
  おかげでとっても素敵な
  アドベンチャーができました。
  だけどアドベンチャーの終わりが
  近づいてきたようです。
  最後に感謝を込めてこの手紙を書き残します。
  
  この手紙を読む頃、
  マッサンはがっくりしているかもしれません。
  だけどいつまでもふさぎ込んでいたらダメ。
  人生はアドベンチャー。
  マッサンの冒険はまだまだ続きます。
  どうかいつまでも、
  今よりもっと美味しいウヰスキーを目指してください。
  そしていつか世界中の人を笑顔にする
  ウヰスキーを作ってくださいね。
  マッサンの夢はウヰスキー。
  私の夢はマッサンでした。
  
  初めて告白します。
  私にはウヰスキーの味がよく分かりません。
  味が濃い薄い、焦げ臭いとか、
  スモーキーフレーバーとか・・・
  ほとんどよく分からなかった。
  ごめんね。
  だけど私にとってマッサンのウヰスキーは、
  いつだって一番美味しいウヰスキーでした。
 
  とにかくまずは健康が大切。
  お肉を食べるときは、
  必ず野菜も一緒に食べてください。
  いくらお仕事でも、
  お酒を飲むときはちゃんと量を考えて、
  ボチボチ飲むようにして下さい。
  それと、これからは私じゃない誰かが、
  マッサンの洗濯をすることになると思うから、
  脱ぐときはちゃんと表に返して、
  洗濯に出してくださいね。
  
  最後にもうひとつお願い。
  一日に一度夜寝る前に、
  私のこと思い出してください。
  そして「おやすみ」と言ってください。
  そしたら私も「おやすみなさい」と言って眠ります。
  マッサンには見えないかもしれないけど、
  私はいつもマッサンの側にいます。
  だから寂しがらないでね。
  ありがとう。おおきに。

  あなたの愛しい妻  エリー


〜〜〜関連記事〜〜〜
・朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.1
・朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.2
・朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.3
・朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.4
・朝ドラ「マッサン」がより楽しめる! 【蛍の光】と原曲【Auld Lang Syne】の違い! 

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2015年03月08日

朝ドラ「マッサン」がより楽しめる! 【蛍の光】と原曲【Auld Lang Syne】の違い! 

マッサン.jpg
朝ドラ
【マッサン】
で歌われる
【蛍の光】
私たち日本人には、
とても馴染みのなる曲です。
この原曲はスコットランド民謡
【Auld Lang Syne】

【マッサン】の22週目のテーマ!
なので実際に、歌詞と内容を比べました。
全然違いました・・・
驚くぐらいです・・・

蛍の光=別れの曲
Auld Lang Syne=再会の曲

詳細は歌詞を見てもらえば、
一目瞭然!!!

蛍の光(ほたるのひかり)
【1番】
 蛍の光(ほたるのひかり)
 窓の雪(まどのゆき)
 書読む月日(ふみよむつきひ)
 重ねつつ(かさねつつ)
 何時しか年も(いつしかとしも)
 すぎの戸を(すぎのとを)
 開けてぞ今朝は(あけてぞけさは)
 別れ行く(わかれゆく)
(意味)
 蛍の光
 雪に反射して窓から差し込む月の光
 を使って書物を読む日々
 を重ねていると
 いつの間にか年月が過ぎ去っていき
 今朝は杉でできた扉を
 開けてクラスメートと
 別れていく

【2番】
 止まるも行くも(とまるもゆくも)
 限りとて(かぎりとて)
 互に思ふ(かたみにおもふ)
 千万の(ちよろづの)
 心の端を(こころのはしを)
 一言に(ひとことに)
 幸くと許り(さきくとばかり)
 歌うなり(うたうなり)
 (意味)
 ふるさとに残る者も出る者も
 今日限りでお別れということで
 互いに思う
 何千、何万という
 心の端々を
 たった一言
 無事でとばかりに
 歌うのである 

【3番】
 筑紫の極み(つくしのきわみ)
 陸の奥(みちのおく)
 海山遠く(うみやまとおく)
 隔つとも(へだつとも)
 その真心は(そのまごころは)
 隔て無く(へだてなく)
 一つに尽くせ(ひとつにつくせ)
 国の為 (くにのため)
 (意味
 九州の果てであろうと
 東北の奥であろうと
 海や山が遠く
 隔てたとしても
 真心だけは
 場所に関係なく
 ひたすらに力を尽くせ
 お国のために 

【4番】
 千島の奥も(ちしまのおくも)
 沖繩も(おきなわも)
 八洲の内の(やしまのうちの)
 護りなり(まもりなり)
 至らん国に(いたらんくにに)
 勲しく(いさをしく)
 努めよ我が兄(つとめよわがせ)
 恙無く (つつがなく)
 (意味)
 千島列島の奥も
 沖縄も
 日本の
 支配下にある
 日本の支配が届かない国には
 勇敢に仕事をしてください男性のみなさん
 どうぞご無事で

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スコットランド民謡
Auld Lang Syne
(日本語訳)

Should auld acquaintance be forgot,
懐かしい友を 忘れるだろうか
And never brought to mind?
二度と 思い出さなくなるだろうか
Should auld acquaintance be forgot,
懐かしい友を 忘れるだろうか
And auld lang syne!
遠いあの日のことまでも!

For auld land syne, my dear,
友よ 遠いあの日のために
For auld lang syne,
遠いあの日のために
We'll tak a cup of kindness yet,
変わらぬ友情に杯をあげよう
For auld lang syne!
遠いあの日のために

And surely ye'll be your pint-stowp,
さあ、君はその盃を
And surely I'll be mine,
僕はこの盃を
We'll tak a cup of kindness yet,
変わらぬ友情に杯をあげよう
For auld lang syne!
遠いあの日のために

We twa hae run about the braes,
丘のふもとを駆け
And pou'd the gowans fine,
ひなぎくを摘んだね
But we've wander'd monie a weary fit,
やがて、苦しい旅が始まった
Sin auld lang syne.
遠いあの日から

We twa hae paidl'd in the burn
小川で遊んだこともある
Frae morning sun till dine,
朝から昼までずっと
But seas between us braid hae roar'd
今では、二人を広い海が隔ててしまった
Sin auld lang syne.
遠いあの日から

And there's a hand, my trusty fere!
誠実な友よ この手をとって
And gie's a hand o' thine!
そして 君の手を私に
And we'll tak' a right gude-willie waught,
心ゆくまで 友情の杯を重ねよう
For auld lang syne.
遠いあの日のために


どうでしたか?
「蛍の光」は寂しい軍人の曲でしたね・・・
どうしてエリーが一馬との別れに、
熊虎さんに歌わせたかったのか、
これで分かります。


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2015年03月03日

4月スタート朝ドラ【まれ】あらすじ・主演者・詳細 まとめ

【NHK朝のテレビ小説】
第92シリーズの作品。

【まれ】
まれ.jpg

【放送予定日】
2015年3月30日〜9月26日(予定)

【あらすじ】
パティシエの世界一を目指し都会にやってきた、
ヒロイン・津村希(つむらまれ)。
夢を諦め育った故郷で小さなケーキ屋を開く。
それがきっかけで、再び夢を取り戻していく。
能登地方の男性は働かない「とと楽」。
一方、一生懸命働く女性たちを描いた。

【舞台】
石川県・能登地方の輪島市と横浜市

【出演者】
津村希(つむら まれ)
 土屋太鳳 (つちやたお)
  生年月日 1995年2月3日
  現年齢 18歳
  出身地 東京都
  血液型 O型
 ※「あまちゃん」の能年玲奈以来となる、
  2年ぶりの日本人ヒロインオーディションで、
  2020人からヒロインの座を射止めた。

津村徹(つむら とおる)
 大泉洋(おおいずみよう)
 ※希(まれ)の父。
  自他ともに認めるダメ人間。
  山っ気があり若いころから仕事が長続きせず、
  自分で商売をしようとあれこれ手を出しては失敗。

津村藍子(つむら あいこ)
 常盤貴子(ときわたかこ)
 ※希(まれ)の母。
  徹に代わって一家を支える大黒柱。
  普段はおっとりしているが、時に大胆な面をもつ。

津村一徹(つむら いってつ)
 葉山奨之
 ※希の1つ下の弟。
  能登地方の言葉を軽々とマスターするなど、
  すんなり能登になじんで育つ。
  父親譲りで勝負事が好き。
  徹と違い勝負運が強い。
  状況を冷静に分析する才能をもつ。

桶作元治(おけさく がんじ)
 田中泯
 ※希の祖父代わり。
  代々塩作りをしている塩田の職人。
  祭りとなると先頭に立って山車(ヤマ)を動かし、
  誰も止められなくなる祭り好き。

桶作文(おけさく ふみ)
 田中裕子
 ※希の祖母代わり。桶作文
  元治の妻。働き者の女性。
  元治の塩田を手伝うかたわら、
  夏は農作業、冬は岩のり獲りなどしている。
  肝っ玉が大きくさっぱりした気性で、
  時に毒舌家ではあるが、心根は親切で優しい。

紺谷圭太(こんたに けいた)
 山崎賢人
 ※希の同級生。
  輪島塗職人の卵。
  輪島塗の魅力にとりつかれ、職人の道を志す。
  頑固一徹、輪島塗を語り出すと熱くなり止まらない。

寺岡みのり(てらおか みのり)
 門脇麦
 ※希の同級生。郵便局員の娘。
  生まれ育った能登を愛している。
  無邪気でほんわかしているが、
  芯がしっかりしてい動じないタイプ。

蔵本一子(くらもと いちこ)
 清水富美加
 ※希の同級生。
  「サロン・はる」の一人娘。
  能登が大嫌いで、東京に憧れを抱いている。
  東京から来た希に多大な期待を寄せる。

二木高志(ふたき たかし)
 渡辺大知
 ※希の同級生。
  とてもシャイでめったに言葉を発さない。
  優しい性格で希たちのことを見守っている。

角洋一郎(かど よういちろう)
 高畑裕太
 ※希の同級生。漁師の息子。
  スポーツが得意で高校では野球部に。
  希たち同級生のムードメーカー。
  子どものころから一子のことがずっと好き。

蔵本浩一(くらもと こういち)
 篠井英介
 ※一子の父。
  「サロン・はる」の亭主。
  ネガティブな性格で、人生を悲観している。
  家業は妻・はるに任せっきりの典型的な「とと楽」。

寺岡真人(てらおか まこと)
 塚地武雅
 ※みのりの父。
  村の郵便局員。
  兼業農家だが、農業は妻に任せっきり。
  郵便配達の合間に「サロン・はる」で、
  サボってばかりいる「とと楽」仲間。

角慎一郎(かど しんいちろう)
 ガッツ石松
 ※洋一郎の父。
  漁師にして地域の区長。
  責任感が強く、人望もある。
  浩一、真人と幼なじみで、
  二人のサボりに付き合ってしまうこと・・・

蔵本はる(くらもと はる)
 鈴木砂羽
 ※一子の母。
  村で唯一の美容院「サロン・はる」の経営者。
  夫とは正反対のポジティブ思考。
  常に新しい分野を開拓することに貪欲。

寺岡久美(てらおか くみ)
 ふせえり
 ※みのりの母。
  仕事をサボってばかりの夫と違って働き者。
  藍子と一緒に元治の塩田でアルバイトをしている。

小原マキ(おはら マキ)
 中川翔子
 ※恋多き謎の女
  「サロン・はる」で働くエステシャン。
  ここに集まる女性たちの中では一番若く、独身。
  この地域の出身ではないらしいが、
  それまでの経歴は不明で自分でも語らない。

紺谷弥太郎(こんたに やたろう)
 中村敦夫
 ※圭太の祖父
  輪島塗の製作・販売を行う塗師屋(ぬしや)。
  輪島のゴッドファーザー的存在。
  頑固で昔堅気の親分肌である。

紺谷博之(こんたに ひろゆき)
 板尾創路
 ※圭太の父。
  輪島市役所職員。
  優秀だが非常に現実的で理詰めで、
  人を追い詰める完ぺき主義者。
  輪島塗には興味がない。

池畑大悟(いけはた だいご)
 小日向文世
 ※横浜のフランス菓子店のパティシエ。
  フランスのコンクールで優勝した経歴を持つ。

池畑輪子(いけはた わこ)
 りょう
 ※大悟の妻にして中国料理店のオーナー。
  占いが得意での店内で客を占う。
  店舗の2階を寮にしていて、希も住むことになる。

池畑大輔(いけはた だいすけ)
 柳楽優弥
 ※大悟と輪子の息子。
  いい年をして定職に就かず、
  遊んで暮らす生活を送っている。
  スローライフを愛し、能登に興味を持つ。
  希にも興味を持ち、近づいていく。

池畑美南(いけはた みなみ)
 中村ゆりか
 ※大悟と輪子の娘。
  女子大に通いながら父母の店を手伝う。
  同い年の希に親近感を持つ。

浅井和也(あさい かずや)
  鈴木拓
 ※大悟の店で働くパティシエ。
  パティシエ歴10年以上の中堅で勉強家。
  しかし上達が遅くてうだつがあがらない。

矢野陶子(やの とうこ)
 柊子
 ※大悟の店で働くパティシエ。
  2番手のスーシェフをつとめる。
  パティシエの常識を知らない希を毛嫌いする。

珍文棋(ちん ぶんき)
 孫成順
 ※輪子の店で働く料理人。
  四川省出身で激辛料理を得意とする。
  それ以外の経歴などは一切謎に包まれている。

【語り】
戸田恵子
 ※希のそばに常にある魔女姫人形の声として登場。
  朝ドラのナレーションを初めて務める。


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2015年02月21日

朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.4

マッサン.jpg
朝ドラ【マッサン】
週タイトル「ことわざ」
についてNO.4です。

朝ドラ【マッサン】に使われる
「ことわざ」の意味と、
「あらすじ」を簡単に解説します。


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【第16週】 1月19日〜1月24日
 「人間到る処青山あり」
 (意味)
  世の中は広く、死んで骨を埋める場所ぐらい
  どこにでもあるのだから、
  大望を成し遂げるためにならどこにでも行き、
  大いに活躍するべきであるということ。
 (あらすじ)
  北海道にてウヰスキー造りをしたいマッサン。
  しかし、資金がありません。
  スポンサーを探します。
  40万円を確保できますが、
  あと10万円足りません。
  (当時の10万は今の5000万)
  工面できないまま、
  鴨居に退職の挨拶をしに行きます。
  すると鴨居は退職金として不足分の
  10万円をマッサンに渡すのでした。
  また、
  「日本にウヰスキーを広めるには、
  自分の一社だけではだめだ、
  もっとウヰスキーを作る会社が増えて、
  お互いに切磋琢磨するべきだ。」
  とマッサンを送り出すのです。
  こうしてマッサンとエリーは、
  理想と夢の地、北海道へ向かうのでした。


【第17週】 1月26日〜1月31日
 「負うた子に教えられる」
 (意味)
  自分が背負った子に、
  どこが浅いかを教えられながら川を渡る。
  つまり、賢者であると自負している人でも、
  時には年若い人や未熟な人に、
  教えられることがあるということ。
 (あらすじ)
  養子のエマは学校で
  「異人の子」
  とからかわれます。
  エマは、からかった子を突き飛ばし、
  怪我を負わせるのでした。
  マッサンとエリーは悩んだ末、
  とうとうエマに養子であることを伝えます。
  養女であることを知ったエマは悩みます。
  しかし、親子参観日の当日、
  家族の作文を書いたエマは、
  「マッサンとエリーの愛情が伝わっている」
  という内容の作文を朗読するのでした。
  マッサンとエリーが悩んでいた以上に、
  エマは強く、事実を受け止めていたのです。
  そして本物の家族の絆を手に入れたのでした。


【第18週】2月2日〜2月7日
 「遠くて近きは男女の仲」
 (意味)    
  遠く離れていても男女の仲というのは、
  意外に結ばれやすいものだ。
 (あらすじ)
  りんご汁の出荷を始めたマッサン。
  しかし、100%のりんご汁は、
  色素が沈殿する問題が発生します。
  俊夫を機転を利かして、
  りんご汁からワインを造ることを考えます。
  そんな中、ハナに縁談の話が舞い込みます。
  お互い好意を抱いていたハナと俊夫。
  2人の気持ちに気付くエリー。
  マッサンの力を借りて、2人の仲を取り持ちます。
  「ハナ、俺の嫁になれ」
  「命令される筋合いはねえ」
  喧嘩ばかりしていますが、気心は知れてます。
  こうして、熊虎に挨拶に行く2人。
  めでたく夫婦となるのでした。


【第19週】2月9日〜2月14日
 「万事休す」
 (意味)
  施すべき手立てが何も見つからない。
  お手上げである。
 (あらすじ)
  出資者の目を盗んで、
  ウヰスキーを造り始めていたマッサン。
  出荷するために出資者を説得します。
  許可を得たマッサンは、
  ドウカウヰスキーと名付け出荷しました。
  しかし、さっぱり売れません。
  出資者は、従業員を半分にするか、
  マッサンが会社を去るかを決断させます。
  同時期、世界第二次大戦が勃発。
  ウヰスキーの輸入が出来なくなります。
  困った海軍はマッサンの工場を訪れます。
  そして指定工場にするのでした。
  こうして工場は倒産の危機を逃れるのでした。


【第20週】2月16日〜2月21日
 「夏は日向を行け 冬は日陰を行け」
 (意味)
  自分を鍛えるために、
  進んでつらい方法をとれということ。
  同時に、人の行きたがる道はは譲り、
  出過ぎたことはしないようにという教え。
 (あらすじ)
  第二次世界大戦の真っ只中、
  エリーは敵国人として見られるようになります。
  そんな時、大阪からキャサリンが訪ねてきます。
  敵国人はスパイ容疑で連行される。
  一時的にでも帰国したほうが良い。
  そのためには国籍を戻す必要がある。
  という事を伝えに来たのです。
  工場の人間も、エマも帰国を勧めます。
  しかし、エリーは帰らない決意をします。
  数日後に亀山家は家宅捜索をされます。
  そして、エリーは連行されそうになりますが、
  海軍が仲介に入り難を逃れるのでした。
  エリーを祖国に帰すために、
  離婚を考えていたマッサン。
  エリーの強い意志を受けて、
  離婚届を破り捨てるのでした。


〜〜〜関連記事〜〜〜
・朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.1
・朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.2
・朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.3
・朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.5

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2015年02月03日

朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.3

マッサン.jpg
朝ドラ【マッサン】
週タイトル「ことわざ」
についてNO.3です。

朝ドラ【マッサン】に使われる
「ことわざ」の意味と、
「あらすじ」を簡単に解説します。

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【第11週】 12月8日〜12月13日
 「子に過ぎたる宝なし」
 (意味)
  子どもは最上の宝であるということ。
 (あらすじ)
  山崎のウィスキー製造工場が完成します。
  同時期にエリーの妊娠が分かります。
  マッサンとエリーは幸せの絶頂にです。
  そんなふたりのもとに、
  鴨居が息子・英一郎を連れてきました。
  マッサンの弟子にして欲しいとのことです。
  エリーは、鴨居親子の確執を知り、
  二人の関係を修復しようと考えます。
  そうこうしているとき、
  エリーは階段から落下してしまいます。
  それが原因で、流産するのでした。


【第12週】 12月15日〜12月20日
 「冬来たりなば春遠からじ」
 (意味)
  暗く寒い冬が訪れたなら、
  明るく暖かい春はもうそこまで来ている。
  つまり苦境を乗り越えれば、
  やがて幸せな時期を迎えられることをいう。
 (あらすじ)
  赤ちゃんを流産したエリー。
  マッサンは
  「この先もう子どもを産めない体である」
  と医師に知らされるのでした。
  そのことをエリーに話せずに悩みますが、
  次の赤ちゃんを期待するエリー。
  耐え切れず真実を打ち明けます。
  涙するエリーにマッサンは、
  二人にはウィスキーを造る夢があると語ります。


【第13週】 12月22日〜12月27日
 「急いては事をし損じる」
 (意味)
  あせってことを急ぐと失敗しやすいものである。
  急ぐときこそ、落ち着いて行動しなさいという戒め。
 (あらすじ)
  鴨居商店も不況の波にさらされていました。
  それを打破するため、
  ウヰスキーの販売を決めた鴨居。
  しかし煙臭いのが原因なのか、
  ウィスキーまったく売れません。
  鴨居はマッサンに、日本人の口に合う
  ウヰスキーを作れと命じます。
  納得の行くウヰスキーを作りたいマッサン。
  商売のためには仕方ないと思う鴨居。
  2人の間には亀裂が参るのでした。


【第14週】 1月5日〜1月10日
 「渡る世間に鬼はない」
 (意味)
  世間の人は一見無慈悲そうに見えるが、
  誰でも困った人を助けるような
  情け深い心を持っているものだ。
 (あらすじ)
  鴨居から営業職を命じられたマッサン。
  ウイスキーを売るため、単身北海道へ行きます。
  そこで森野熊虎という男に出会います。
  そして北海道の人々の温かさに触れるのです。
  そんな時、早苗の危篤を知らせる電報が届きます。
  マッサンと連絡がとれないまま、
  エリーはエマを連れて広島へ向かいます。
  病床に伏せている早苗ですが、
  早苗のエリーへの風当たりは強いままでした。
  エリーはそんな早苗の看病を続けます。
  次第に早苗の心の鬼は消えるのでした。


【第15週】 1月12日〜1月17日
 「会うは別れの始め」
 (意味)
  人と人とが出会っても、
  いつかは別れるときがくるということ。
 (あらすじ)
  エリーは早苗の看病を続けました。
  しかし、早苗は息を引き取ります。
  早苗の最後の言葉は、
  「あんたは日本一、世界一の嫁だ」
  というものでした。
  その後、亀山家は大阪にも戻ります。
  一度は鴨居に頭を下げたマッサン。
  しかし、どうしても夢のウヰスキーを造りたい。
  その理想をかなえるために、
  鴨居商店を後にするのでした。

〜〜〜関連記事〜〜〜
・朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.1
・朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.2
・朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.4
・朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.5

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2015年02月02日

朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.2

マッサン.jpg
朝ドラ【マッサン】
週タイトル「ことわざ」
についてNO.2です。

朝ドラ【マッサン】に使われる
「ことわざ」の意味と、
「あらすじ」を簡単に解説します。

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【第6週】 11月3日〜11月8日 
 「情けは人のためならず」
 (意味)
  人に情けを掛けるのは、
  その人だけのためではない。
  めぐりめぐって、
  やがては自分のためになるものだ。
 (あらすじ)
  無職のマッサンとエリーを心配して、
  近所の人達が世話を焼いてくれます。
  エリーも近所の息子さんを看病し、
  その風邪がをうつされ倒れると、
  近所の人達に助けられたりと、
  良い人間関係を築いていくのでした。


【第7週】 11月10日〜11月15日
 「触らぬ神に祟りなし」
 (意味)
  神様と関わりをもたなければ、
  祟りを受けることもない。
  つまり、関わり合わなければ、
  余計な禍にあう事はない。
 (あらすじ)
  エリーは大家である野々村家の、
  複雑な家庭事情を知ってしまいました。
  マッサンに「触らぬ神に祟りなし」といわれます。
  しかしエリーは、世話を焼かずにはいられません。
  エリーのおせっかいは、
  壊れかけた家族を見事に修復するのでした。


【第8週】 11月17日〜11月22日
 「絵に描いた餅」
 (意味)
  絵に描いた餅は、
  おいしそうに見えても食べられない。
  現実性のないものや、
  役に立たないもののたとえ。
 (あらすじ)
  家業を継がずに家を出たマッサンですが、
  住吉酒造でのウィスキー事業は却下され、
  失業するはめになっています。
  そんな中、父危篤という電報をうけて、
  実家に帰ることになりました。
  そのとき、亀山酒造の先輩俊夫に、
  ウヰスキー造りは「絵に描いた餅」
  と厳しい一言を言われるのでした。


【第9週】 11月24日〜11月29日
 「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
 (意味)
  恐ろしい虎が住む穴に入らなければ、
  虎の子どもを捕まえることはできない。
  つまり、大きな危険を冒さなければ、
  望みを達成することはできないということ。
 (あらすじ)
  マッサンは鴨居商店しかウヰスキーの夢を
  実現する場所がないことを知りました。
  覚悟を決めて鴨居へ会いに行くのです。
  しかし、鴨居にハイボールを飲まされ、
  「ウィスキーを馬鹿にしている」
  と腹を立てて帰宅するのでした。
  エリーはマッサンと鴨居のために
  料亭で一席もうけます。
  またしても、ビート臭のことで意見が合わず、
  今度は、鴨居が出ていってしまうのでした。


【第10週】 12月1日〜12月6日
 「灯台下暗し」
 (意味)
  燭台の真下が周囲より暗いように、
  人は身近な事情や物事にはかえって疎く、
  気づきにくいものであるということ。
 (あらすじ)
  マッサンはようやく鴨居に迎えられ、
  鴨居商店でのウイスキー造りが始まります。
  マッサンはウィスキー工場設置の場所を探し、
  本場スコットランドと気候風土が似ている
  北海道がいいと主張します。
  しかし鴨居は反対します。
  費用がかからない大阪の近くにするよう命じます。
  納得がいかないマッサンでしたが、
  エリーと散策しているときに、
  山崎の気候風土も適していると発見します。
  こうして、山崎にウイスキー工場が出来るのでした。



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・朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.3
・朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.4
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朝ドラ【マッサン】週タイトル「ことわざ」の意味(あらすじ)NO.1

マッサン.jpg
以前にも何度か書きました。
朝ドラ【マッサン】
週タイトルに
「ことわざ」
が使われています。

このタイトルから
朝ドラ【マッサン】
を簡単に解説したいと思います。

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【第1週】 9月29日〜10月4日
 「鬼の目にも涙」
 (意味)
  鬼のように冷酷で無慈悲な者でも、
  時には人を哀れむ心をみせ、
  涙を流すこともあるということ。
 (あらすじ)
  マッサンの母:早苗(泉ピン子)
  亀山家のことを考え、
  エリーを追い出そうとする。
  ただ、早苗は涙は嘘鳴きでした・・・
  (エリーを追い出すため)


【第2週】 10月6日〜10月11日
 「災い転じて福となす」
 (意味)
  災難が降りかかってきても、
  むしろこれをうまく活用して、
  幸いをもたらす契機にする。
 (あらすじ)
  マッサンの婚約者:優子(相武紗希)
  婚約者の登場で、
  マッサン・エリー共に驚きます。
  優子は怒りエリーをいじめますが、
  エリーは負けず、友達になるのでした。


【第3週】10月13日〜10月18日
 「住めば都」
 (意味)
  どんなに寂しくて不便な所でも、
  長く住めば愛着もわき、
  住み心地もよく思われてくるものだ。
 (あらすじ)
  マッサン・エリーは大阪で住み始めます。
  ウヰスキー作りで忙しいマッサン。
  淋しいエリーですが、
  近所付き合いはうまくいきそうな気配!


【第4週】 10月20日〜10月25日
 「破れ鍋に綴じ蓋」
 (意味)
  割れてヒビの入った鍋にも、
  それにふさわしい蓋がある。
  つまり、どんな人にも
  それなりの配偶者があるということ。
  配偶者は、
  その人相応の者がよいということ。
 (あらすじ)
  住吉酒造が倒産危機。
  優子は政略結婚。
  政春は鴨居の仕事を手伝う。
  優子は蓋をして結婚を受け入れます。
  マッサンも鴨居のスカウトを断り、
  音ある恩ある住吉に残るのでした。


【第5週】 10月27日〜11月1日
 「内助の功」
 (意味)
  妻が家庭にあって夫の働きを支えること。
  また、その功績。
 (あらすじ)
  住吉の株主会議にて、
  ウヰスキー事業を否定されます。
  エリーはウヰスキーにあう料理を作り、
  おいしさを分かってもらうことに成功します。  
  しかし、経済面で無理といわれ。
  マッサンは住吉を追われる身になります。


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2015年01月15日

鴨ロス

余市.JPG
こんにちは!

先日マッサンのことを書きましたが、先ほどネットサーフィンをしていて見た内容を記載します。
私は朝ドラの「マッサン」はマッサン(竹鶴政春)とエリー(竹鶴リタ)と鴨居欣次郎(鳥居信治郎)の物語だと思っていましたが、いよいよマッサンが余市編に突入することで、鴨居欣次郎の出番が減るとのことなんです。

「マッサン」で印象が強く要注意人物と思われた鴨居の大将(堤真一)の出番が減るのです。

世の中ではこれを「鴨ロス」というそうです。

「マッサン」の平均視聴率は20%ですが、これは泉ピン子と堤真一が出演する回の視聴率が高いからだといわれています。私も毎日見ていますが、なんせ存在感が違いすぎる!!!

しかし私は、玉山鉄二(マッサン)が泉ピン子や堤真一さんを立てた役回りをしているからだと踏んでいるんです。泉ピン子(竹鶴政春のお母さん)が死に、余市編に突入して堤真一(鳥居信治郎)の出番が減ったとしても、玉山くんの力でなんとかなると思っています。

迫力には欠けても経験の高い風間杜夫(虎さん)と、最近私が絶賛中の小池栄子(虎さんの娘)が出演するからです。
2人とも演技は最高にうまいと思うのです。
特に小池栄子は元々グラビアアイドルだったとは思えません。今や日本を代表する演技は女優ではないでしょうか?

だから「マッサン」は安泰です。
今後も楽しく見させてもらいます。

キーポイントとしては、主役なのに脇役に徹している玉山鉄二(マッサン)の演技ですね♪

マッサンとエリーの物語

余市.JPG
最近朝ドラ「マッサン」にはまっています。

先日、余市のニッカウヰスキー工場にも行ってきました。
とてもいい工場でした。

朝ドラの影響ってすごいんですね!
レンタカーで行ったんですが、町中に「マッサン」のポスターが貼られていました。
北海道の冬ということもあり、吹雪いていましたが観光客は沢山いました。

何が良いのか?
数年前から個人的にはまっているウヰスキーを日本ではじめて作った人ですよ!
すごい人です。彼がいなければ、日本のウヰスキー文化はここまでにはならなかったのかもしれません。

ウヰスキーが今の知名度に押し上げられたのも彼がいたからだと思います。
あの時代に単身でスコットランドに行く時点でどれほどの覚悟が合ったのかは想像着きません。

何らかの功績を上げる人の頭の中はどうなっているのでしょう!!!

そんなことを考えながら毎日15分のドラマを楽しみに生きています。

後はドラマに出てくる堤真一の鴨居欣次郎が最高!
この人もサントリーの創業者「鳥居信次郎」がモデルなんですね!

戦前ではありますが、何かを作る人にはとても魅力を感じてしまいます。
自分もこのような人間になりたーい!!!

月曜から土曜朝8時「マッサン」是非見てください♪
・竹鶴正春→ニッカウヰスキー創業者(日本ウヰスキーの父)
・竹鶴リタ→竹鶴正春の奥さん 
・鳥居信次郎→サントリー創業者
この3人と周りの人間のかかわりを是非堪能してください。


ちなみに余市のニッカウヰスキー工場限定の「シングルモルト余市12年 ウッディ&バニラ」(写真)とてもおいしく頂きました。
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