前回の記事について
格安オークション ヤスオクについて
リンクで確認できます↑
前回アップした格安オークションヤスオクの紹介記事について、参加者にとって不利益
が生じる可能性があると感じたので紹介記事としては削除することに決めました。
ヤスオクは独自のシステムをもつオークションで、ものすごい破格で約定されるそ
のシステムはとても魅力的ではあります。が、それは非落札者の損によって成り立つ
システムであって、出品者側でもあるヤスオクの運営会社が決してリスクを犯さずに
利益を上げ続けることができます。なので、多くの参加者がその魅力的なオークショ
ンの恩恵に浴することがないので、管理人もちょっと慎重になり、調べてみることに
しました。
ヤスオクのオークション
始めにオークションに参加するためには入札用の「
コイン」というものが必要です。
入札者はこのコインを購入してから欲しい商品に入札できます。(フリーで入札可能な
ものもあります。ちなみに一コイン=75円でクレジットで購入する必要があります。)
オークションは全て0円から始まり、商品によって1円、もしくは5円から入札されて
いきますので、自ら値段を設定することはできません。それぞれの商品には時間制
限が設けられていて、入札されるたびに20秒ずつ延長されていきます。しかし、
残り20秒以内になると
「自動入札」特有の独特な制度が適用されます。
これがみそです。これを理解するかしないかで損益が確定すると言っても過言では
ない最大の特徴です。この不可思議な自動入札制度によって、設けられていた時間が
いくらでも延長されていきます。
先ず、残り20秒以内で入札されると時間制限が20秒に戻されます。例えば、残り
10秒で入札した場合、再び時間制限が残り20秒となります。よって入札はこの
残り20秒以内でヒートアップしていき、入札するたびに「コイン」を使用していく
ことになります。これは入札者が最後の競い合いをするチャンスです。ちなみに
ネット画面に貼り付けない参加者は「自動入札」制度を利用することで、上限額と入
札の発動回数を設定することができます。これを利用した場合、残り10秒以内でラ
ンダムに入札が発動されることで、その回数分だけ常に最終落札者としての地位を
主張することができます。よって入札者は現に参加している者のみならず、
自動入札
を設定した見えない参加者(現に参加しているが自動入札を利用している参加者、
もしくはトイレや食事など用事のために参加できずに自動入札を利用している参
加者など)によって入札が繰り広げられることになります。
しかし、
同じ価格帯でこの自動入札を設定した参加者が二人以上いた場合、不可
思議なことが起こります。
自動入札が瞬時に設定した回数分発動されることで、時
間制限が残り20秒の枠を飛び超えて、入札が発動された回数分だけ時間延長
されます。これが非常にわかりにくい仕組みで、参加者を当惑させています。
例として、同じ価格帯で自動入札している二人の人物がいるとします。
一人は10コイン、もう一人は15コイン使用すると設定した場合、残り10秒を切った
時点で両者の共通項10コイン分が自動的に瞬時に入札され、10コイン設定した参加
者は自動的に振り落とされます。この入札された分だけ、商品の値段が上がると同時
に、10コイン分の入札によってに2(人)×10(コイン)×20秒≒6分近く時間制限が増え
ることになると理解できます。残り20秒以内ではどんなに入札しても残り20秒制限
が約束されているはずなのですが、複数の自動入札者の存在によって制限時間が20
秒枠を飛び越えて増えてしまうということです。これが不可思議な「自動入札制度」です。
問題点とは
端的に問題点を二つ挙げたいと思います。
一つは、
自動入札制度なるものによって時間制限を飛び越えて、
いくらでも時間を延
長されてしまうということ。これは非常に入札者を困惑させます。なぜなら、参加者は生
活者でもあり、いつまでもオークションに付き合えるわけではありません。無制限とまで
言わなくても、落札されるべき時間内をはるかに超えて落札されることは多々です。
管理人もある程度ウォッチングさせてもらいましたが、5時間を越えることまれではあ
りません。これでは時間制限を設ける意味がなく、入札者の大半は無駄にコインを
使ったあげく落札できずに、延々と続いていくようなオークションにしびれを切らして
参加を辞退することの方が多いのです。
もう一つは、このヤスオクのコインを使った入札制度は、落札できなかった者に不利
益を被らせて成り立っているという現実です。もし、ある程度、運営会社もリスクを背
負ってこのオークションを運営しているのなら参加者も納得していることでしょう。
しかし、運営会社のみが利益を独占し、運よく少ない入札回数だけで落札した
者だけが得することになります。そう、つまり落札できなかったものは無駄にコイン
を消費することになり、多くの参加者は魅力的なディスカウントされた賞品をゲットで
きずに損をすることになります。
後者の問題は非常に大きな問題で、運営会社を疑わせる大きな要素になっています。
リアルタイム入札はビジネスモデルへ
実はヤスオクが利用しているペニーオークションのルーツが海外にあるようです。
Swoopo「スワープ」というオークションを楽しめるエンターテーメントショッピン
グサイトがありますが、75kの入札権を購入してオークションに参加できるようにし
たもので、この権利購入から収入を得ているビジネスモデルがペニーオークション。
ヤスオクの運営会社はこのビジネスモデルを取り入れた日本で先駆けの会社なので
しょうか?ヤスオク以外にも似たサイトがすでに日本には見られます。ざっと調べた
ところでは、サルオク、みんオク、パワオクなど、おそらくもっと多くのペニー
オークションサイトが存在していると思われます。
調べたところによるとこのようなペニーオークションは法的には問題のないビジネス
モデルで、多くの参加者がサクラが存在しているのではと疑っていますが、サクラ
が存在しなくても入札権購入からの収入で十分に成り立つビジネスモデルであることは
間違いありません。人気家電を一つオークションに出すだけで、入札だけで何十万も
利益が出せるわけですから。つまり、人気商品を出せば出すほどオークション運営者
は利益になるわけであえてサクラを導入する必要はありません。もちろん、人気のない
商品を入れてしまえばその商品に関してだけはサクラを雇う必要はありそうですが。
海外でも次々にペニーオークションサイトが立ち上がっていますし、今注目を浴びて
いるビジネスの一つです。運営する会社が莫大な利益を手に入れることができるような
のでやっかみされてしまうのは仕方ないでしょう。ヤスオクが香港会社へ2月16日に譲
渡されたようですが、これは税金逃れのためだったと思われてもあながちうそではない
と思います。
ヤスオクへの批判は的を得ていない
コインを購入しないといけないと言うのは管理人も抵抗がありました。
しかし、このようなヤスオクへの批判があるとは言え、残念ながらこれは世界
で確立されつつあるビジネスモデルであるために、ヤスオクにだけ批判を展開
するのは的を得ていないと考えています。実際、他の同じようなサイトでも、
呼び名こそ違えコインと言う名の入札権を購入してオークションに参加すると
言うペニーオークションと同じシステムで成り立っているのですから。
確かに参加者が損を全負担しなければならないのは酷です。そこでオークション
サイト開設者もある程度利益を還元するようなことをしなければ賛同者はあまり
増えない気がします。ビジネス界ではこのモデルが重宝され続けますが参加者は
いづれ愛想を尽かすでしょう。
いづれにせよ、似たりよったりのサイトは増えているはずです。損を覚悟で
ペニーオークションをされるのでしたら、それはそれで良いと思います。
次回もこのオークションに関して何らかのコメントをしたいなと思っています。
落札している参加者がいる限り、確かに魅力的なオークションであることには
違いありませんので、お得な情報を寄稿できればと思います。
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