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2015年08月29日

【百万円と苦虫娘】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)

本日の映画紹介。
【百万円と苦虫女】
百万円と苦虫娘.jpg

【出演者】
佐藤鈴子:蒼井優
鈴子の父:矢島健一
鈴子の母:キムラ緑子
佐藤拓也(鈴子の弟):齋藤隆成
リコ(バイト仲間):平岩紙
浜田武(リコの彼氏):弓削智久

・海辺の町
黒澤祐三(海の家の主人)):斎藤歩
黒澤広美(海の家のおかみ):安藤玉恵
黒澤祐作(海の家の息子):宇都秀星
ユウキ(海の家の常連):竹財輝之助

・山村
藤井絹(桃農家のお母さん):佐々木すみ江
藤井春夫(桃農家の息子さん):ピエール瀧
上田村長:石田太郎
白石(喫茶店のマスター):笹野高史

・地方都市
中島亮平(ホームセンターの同僚):森山未來
宮本ともよ(ホームセンター新入り):悠城早矢 
小暮主任(ホームセンターの上司):堀部圭亮

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【感想】
これはいい!
良い意味で全て裏切られる、
自分を見つめなおさせてくれる映画。

現実の恋愛ってこうですよね〜
そんなのを忠実に活かして、
人と人との関係の冷たさと温かさを、
同時に知らしめた映画だと思います。

蒼井さんは実力者俳優で知られますが、
ここまで自然体で演技できているの最高!

これ絶対に見て欲しい映画です!!!


【あらすじ】(ネタバレあり)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「325番出所だ。」
そう言われて拘置所から出所した鈴子は言った。
「シャバか〜。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

フリーターの佐藤鈴子はバイト仲間のリコと、
ルームシェアをして家を出ることを決めた。
するとリコは彼氏の武も一緒に住むと言い出す。

引越しの日、鈴子が家へ向かうと武だけが家にいた。
リコが来ないことを聞くと武は言った。
「別れた。」
「1人で家賃払えるし、しばらく一緒に住む?」
「別にあんたのこと興味ないし、あくまで共同生活だ。」

その日鈴子は一匹の野良猫を家に連れてきた。
野良猫に何か食べさせようと買い物に行き、
家に戻ると猫はいなかった。
武に猫のことを聞くと。
「捨てたに決まってるだろ。」
直ぐに猫を探しに外に出る鈴子。
鈴子が見たのは無残にも車にひかれた猫の死体。
鈴子は怒り家にある武の荷物を全て捨てた。

翌日バイト先に警察が来た。
素直に捨てたことを認めた鈴子。
捨てたカバンに百万円入っていたと証言する武。
警察はSEXしたかどうか聞いてきた。
していないと言う鈴子。
関係を持っていないこと伝えると刑事事件になった。
関係があると男女のもつれで民事となるのだ・・・
鈴子は呟いた。
「やっときゃ良かった・・・」
そして鈴子は刑事事件として告訴された。

鈴子が家に帰ると気まずい雰囲気。
しかし口火を切ったのは弟だった。
「何で戻って来るんだよ。」
「家に犯罪者が出て、
 受験受けれるはず無いじゃないか!」
鈴子は言った。
「百万円たまったら出て行きます。」
「これからは1人で自分の足で生きていきます。」

近所では鈴子の噂が広まっていた。
鈴子はバイトを掛け持ちして頑張った。
お金を貯めて誰も自分を知らない場所へ行くため・・・
そんな鈴子に弟は言った。
「恥ずかしいことするなよ。」
鈴子は返した。
「恥ずかしくない。」
「恥ずかしいことなんて一個もしてない。」
そんな強い鈴子に弟は言った。
「お姉ちゃん。家でたら手紙ちょうだい。」
「おねえちゃん携帯持ってないから。」
鈴子は返した。
「友達いないから必要ないし。」
「分かった・・・」

鈴子は家を出た。
海辺の町で海の家で働いた。
そして弟に手紙を書いた。
〜拓也へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
元気ですか?
ねえちゃんは海の家で働いてみることにしました。
引越しでかかった費用を稼いで、
また百万円になったらここを出るつもりでいます。
これから暑くなるけど、
ねえちゃんも頑張るから拓也も頑張ってね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜鈴子〜〜

家族で経営している海の家。
海の家ではカキ氷の作り方から教えられた。
初めて作ったかき氷を見て店長が褒めた。
「才能あるよ。カキ氷の。」

〜拓也へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ねえちゃんにはカキ氷の才能が有るらしいです。
今まで人から褒められたことはないので、
嬉しいのですが、
役に立たない才能なので複雑です。
仕事は朝早いですが、
東京にいた頃より健康かもしれません。
最近は仕事にも慣れてきました。
卓也は元気でやっていますか?
また手紙を書きますね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜鈴子〜〜

海に来る男ユウキにナンパされるが、
そんなのも無視して真面目に働き続ける鈴子。
それでも諦めずにユウキは誘い続けた。
ユウキは鈴子をパーティーに誘った。
友達のいない鈴子に言う。
「俺たち友達だろ。」
「友達と言うかソウルメイトだと思ってる。」
お互い名前も知らないのに、
対等に話してくれるユウキに鈴子は微笑んだ。
鈴子は呟いた。
「いろいろ難しいね〜。」

その数日後鈴子は海の家を後にした。
がっかりするユウキを尻目に、
鈴子が向かった町は山奥の山村。

〜拓也へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
海は悪くないけど、
あんまりねえちゃんには合わない感じでした。
今度は美味しい空気を吸いながら、
緑豊かな所にしばらく住んでみようと思います。
拓也は元気?
夏休みは楽しいですか?
夏バテには気をつけてね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜鈴子〜〜

〜〜〜Sponsords Link〜〜〜

立ち寄った山村の喫茶店のマスターの紹介で、
鈴子は農家の住込みアルバイトを始めた。
その家はおばあちゃんとその息子の二人暮らし。
息子は鈴子を気遣ってくれた。
朝5時起床の収穫作業。
桃を収穫すると褒められた。
「桃をもぐために生まれてきたんじゃないの?」

〜拓也へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ねえちゃんは今桃をもいでいます。
来る日も来る日も桃をもいでいます。
朝から収穫していたらあっという間にお昼が来ます。
ねえちゃんは桃をもぎる才能もあるらしいです。
最近では「桃娘」と、
ここの家のお母さんに言われていますが、
老人独特のユーモアが、
いまいち分からないときがあるので、
ねえちゃんもまだまだ若者なんだな〜と思います。
受験勉強はどうですか?
毎日暑いですがたまには生き抜きもしてね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜鈴子〜〜

ある日、桃を収穫していると村長が来た。
桃娘として村のPRの依頼であった。
断れずにいる間に村長は帰って行った。
悩む鈴子に息子の春夫が話しかけた。
「嫌なら嫌ってはっきり言わないと、
      ここあたりの人強引だから・・・」

次の日マスターに桃娘辞退の話をした鈴子。
マスターは村長に掛け合うが、
話は既に進んでしまっていた。
そして村民を集めての話し合いになる。
鈴子は村民の前で自分の気持ちを話す。
「何も聞いていませんし、
人前に出ることは出来ません。」
村長は桃娘の内容を話し始めた。
それは全国ネットで桃のPRとのこと。
PRすることで村の収入が増えるとの話。
村民は鈴子にやって欲しいと話し始めた。
それでも断る鈴子に対して村民は罵倒まで始めた。
そこで鈴子は本当の理由を話した。
「私は無理なんです。」
「前科があるんです。」
そう言うと集会場を後にした。

鈴子が後にした集会場で春夫は話し始める。
「もっと自分達の頭で考えなきゃ駄目だ。」
「高級品を作るとか、
      インターネット販売をするとか。」
「誰一人考えてないだろ。」
「だから外から来た子に、
       桃娘やらせようとするんだろ。」

次の日鈴子は村を後にすることにした。
お母さんはしっかりお金を渡してくれた。
鈴子は聞いた。
「迷惑じゃなかったですか?」
「前科者を住まわせて、
      嫌がらせとかされないですか?」
お母さんは答えた。
「そんなことさせない!大丈夫だ!」
そして春夫は鈴子に桃を渡した。
「自分それしかないけど。餞別。」

〜拓也へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今度の街は東京から、
特急電車で1時間ちょっとで来れるところです。
割と都会です。
何というか何も無い所ですが百万円溜まるまで、
ここでまた生活してみようと思います。
拓也は元気にしてますか?
学校はどう?
お父さんとお母さんと仲良くしてね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜鈴子〜〜

そのころの弟は、
以前から続いていた虐めが悪化していた・・・

鈴子は部屋を探し、バイトを探した。
バイトはホームセンターの、
ガーデニングコーナー担当となった。
鈴子に仕事を教えるのは歳の近い中島亮平。
鈴子の仕事のミスをかばってくれる亮平。

会社の飲み会に強引に誘われた2人。
参加したくない鈴子の気持ちを悟った亮平は、
用事があるからと鈴子を連れて抜け出す。
そんな亮平の優しさに鈴子はお礼を言った。
家まで鈴子を送ってくれる紳士的な亮平。
少しずつ亮平に惹かれて行く鈴子・・・

ある日、食材を買おうとスーパーに言った鈴子。
偶然、亮平も同じスーパーで買い物をしていた。
亮平に誘われ喫茶店に入った鈴子。
亮平は鈴子の過去を聞こうとする。
一瞬黙る鈴子だが、素直に今までの事情を話した。
刑事告訴され、実家にも居難くなったこと。
そして百万円をため転々としていると・・・
すると亮平は鈴子に聞いた。
「自分探しってことですか?」
鈴子は答えた。
「むしろ探したくないんです。」
「どうやったって自分の行動で、
 生きて行かなければいけないですから。」
「探さなくたって嫌でもここにいますから。」
「逃げているんです。」
「知らない土地に行って、
 最初は誰も私のこと知らないんですけど、
 だんだん知られてきて、
 すると面倒なことに巻き込まれて・・・」
「百万円あったら部屋も借りれて・・・」
亮平は聞いた。
「百万円溜まったらここを出て行くんですか?」
鈴子は黙ってお金を払い店を出た。

鈴子を追いかける亮平。
鈴子は亮平に軽蔑されると思い動揺していた。
そんな鈴子の手をとり亮平は言った。
「何も逃げなくたっていいじゃないですか。」
「僕、佐藤さんのことが好きです。」
気まずい空気が流れた・・・
「気にしないで下さい。」
そう言って去ろうとする亮平。
すると鈴子は言った。
「気にします。」
「私も中島君のことが好きです。」
「ごめんなさい。」
亮平は言った。
「何で謝るんですか?」
「あの・・・
   夕飯作ってもらえますか?」
2人は手をつないで亮平の家へ向かった。
2人はそのまま結ばれた。

〜拓也へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
元気ですか?
ねえちゃんは元気です。
お父さんとお母さんに、
心配しないでと伝えてください。
拓也はもう新学期ですね。
学校は少しはましになりましたか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜鈴子〜〜

弟の虐めはもっと卑劣になっていた。
朝登校すると机の上には花瓶が置かれ・・・

鈴子は悩んでいた。
貯金額がもう直ぐ百万円に到達する。
そのタイミングで新人の宮本ともよが入ってきた。
亮平とは同じ大学でり、教育係は亮平。
2人が仲良くする姿を見て嫉妬し、
仕事で失敗してしまう鈴子。

そんなある夜、亮平は鈴子に言った。
「お金貸してくれない?」
鈴子は了承して5万円を貸した。
それから亮平の行動はおかしくなった。
鈴子のシフトを調べたり、大学を休んだり。
そして頻繁にお金を借りるようになり、
デートでは鈴子が支払うのが当たり前に・・・
鈴子は呟いた。
「何やっているんだろう私・・・」

ある日、鈴子は亮平に切り出した。
「中島君は私のこと好き?」
亮平は答えた。
「好きだよ。一緒にいて落ち着くし。」
「それから・・・可愛いと思うし・・・」
鈴子は返した。
「お金持っているからでしょ?」
「お金持ってなかったら、
付き合ってなかったでしょ?」
言い返そうとして口を紡いだ亮平に、
「私中島君といるの疲れたよ。」
そう言うと鈴子は亮平の家を出た。

帰ると拓也から手紙が届いていた。
〜おねえちゃんへ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
元気にしてますか?
こないだ僕の机の上に花瓶がありました。
すごく頭にきてその花瓶を割ってしまいました。
そして悪戯をした奴等と喧嘩になりました。
そしたらそいつが怪我をしてしまいました。
それで僕は児童相談所というところに、
連れて行かれました。
怪我をさせたのは悪いからそいつに謝りました。
でも許してくれません。

ねえちゃん。
僕はそんなに悪いかな?
怪我をさせたのは悪いけど・・・

お父さんとお母さんは、
転校したほうがいいと言っています。
でも僕はあの日のねえちゃんのことを思い出して、
何があっても逃げないと決めました。
だからこのまま皆と同じ中学に行きます。
受験はしません。
ねえちゃんに恥ずかしくないように、
僕も頑張ります。

ねえちゃん。
お父さんもお母さんも心配しています。
たまには電話でもしてやってください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜拓也〜〜

その手紙を読んで泣き崩れる鈴子。
そして久しぶりに拓也へ手紙を書いた。

〜拓也へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今まで手紙出さなくてごめん。
ねえちゃんは元気に生きています。
ねえちゃんは自分の事を、
もっと強い人間だと思っていました。
でもそうじゃありませんでした。
家族でも恋人でも、
長く一緒にいられるコツって、
一番大事なことは言わないでいる事
なんじゃないかなって思っていました。
おとなしく、適当に愛想笑いをしていれば、
トラブル無く過ごせると思っていました。

いつの間にか、
何も言えない関係になってしまうのは不幸な事です。
人は出会ったら必ず別れるのだと思います。
その別れが怖いから、
姉ちゃんは無理をしていました。
でも出会うために別れるのだと、今気がつきました。
好きな人とお別れしたって、
ちっとも泣くようなことじゃないって思いました。
姉ちゃんに言われたって説得力ないと思いますが、
卓也は悪くないよ。本当にえらいよ。

ねえちゃんはいろんな人から逃げてきましたが、
今度こそ次の街で、
ちゃんと自分の足で立って生きていこうと思います。
卓也に勇気付けられました。ありがとう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜鈴子〜〜

そして鈴子は街を後にする決意をした。
店を後にするとき亮平はお金を返した。
「今まで借りたやつ。」
鈴子は受け取り、
じゃあ。とだけ言って店を後にした。

残された亮平に、ともよは言った。
「いいんですか?」
「誤解されたままじゃないですか。」
「百万円たまって出て行かれるのが嫌で、
             わざとお金借りて。」
「結局百万円たまらなくても、
       出て行ったじゃないですか?」
それをボーっとして聞いていた亮平は言った。
「こんな簡単に間違えちゃダメだよな〜」
そう言うと必死に鈴子を追いかけた。

駅に先に着いたのは亮平。
駅で鈴子を探すが見つからない。

運命のすれ違い・・・

一足遅れて駅に着いた鈴子。
鈴子も心のどこかでは亮平を待っていた。
そして呟く。
「来るわけ無いか〜」

(終わり)

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2015年08月27日

【ワンピース エピソードオブサボ〜3兄弟の絆 奇跡の再会と受け継がれる意志〜】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)

本日の映画紹介。
【ワンピース エピソードオブサボ〜3兄弟の絆 奇跡の再会と受け継がれる意志〜】
ワンピース エピソードオブサボ.jpg

【出演者】
モンキー・D・ルフィ:田中真弓
ポートガス・D・エース:古川登志夫
サボ:古谷徹

ロロノア・ゾロ:中井和哉
ナミ:岡村明美
ウソップ:山口勝平
サンジ:平田広明
トニートニー・チョッパー:大谷育江
ニコ・ロビン:山口由里子
フランキー:矢尾一樹
ブルック:チョー

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【感想】
本当にいい話です。
私の一押しはエピソードオブメリーですが・・・
でもワンピースって響くんですよね〜

記事にしようか迷ってましたが、
せっかくなので書きます。
とは言え漫画ではないので、
ルフィとエースとサボの会話中心に・・・

だって背景書いても呼んだことない人は、
まったく流れ分からないと思うんですよ!

そもそもエースって何で捕まったの?
革命軍って何?七武海って?
って全て書いていかなければいけないので、
ワンピースシリーズは書き方迷うんですよ・・・

私は本編読んでるんで分かるんですけど、
呼んだことのない人は、この記事読んでもまったく・・・
って感じになりますよね〜
まあ、それはそれでしょうがないですが!

とりあえず漫画読んで欲しいです!!!
それからですよね〜


【あらすじ】(ネタバレあり)
サボはエースと白髭の墓の前にいた。
「やっとここに来れたよエース。」
「見ろよルフィのやつ、
また海賊王への道を歩み始めたよ。」
「さすが俺たちの弟だ。」
「皮肉なもんだな。」
「お前がこうなってから、
鮮明に昔のことを思い出すんだ。」
そう言うとエースと白ヒゲの墓に杯を置いた。
「俺は今、革命軍に所属しているんだ。」
「お前もルフィも怒っているんだろうな。」
「助けに行けず、すまなかった。」
「生きてもう一度会いたかった。」
「お前の意思は俺が引き継ぐ。」
「ルフィは俺たちの弟だ。」
そう言うとサボは杯を空け歩き出した。

〜12年前・ゴア王国〜
サボは言った
「俺たちは必ず海へ出よう。」
「この国を出て自由になろう。」
エースは言う。
「俺は海賊になって、
勝って勝って勝ちまくって、
最高の名声を手に入れる。」
そしてルフィとエースとサボの3人は、
杯を交わして兄弟になった。

〜2年前・マリンフォード〜
ルフィは海軍に捕らわれた、
エースを助けようとしていた。
エースは言う。
「ルフィ来るな。」
「お前みたいな弱虫が、
俺を助けに来るなんて、
こんな屈辱はない。」
それに対してルフィは言う。
「俺は弟だ〜」
「俺は死んでも助けるぞ〜」
立ちはだかったのは海軍中将であり祖父のガープ。
エースとルフィを会わせたのもガープ。
それを掻い潜りエースを助けたルフィ。
2人は逃げ出した。
2人を全力で守ったのは白ヒゲ。
「最後の船長命令だ。」
「全員必ず生きて新世界へ帰還しろ。」
そんな白ヒゲを侮辱する海軍大将の赤犬。
赤犬の言葉を聞いたエース。
エースは憤慨し赤犬に立ち向かった。
しかし力の差は圧倒的。
一撃でエースの体を赤犬の拳が打ち抜いた。

倒れこんだエースを抱きかかえたのはルフィ。
「ごめんなルフィ。」
「ちゃんと助けてもらえなくてごめん。」
ルフィは言った。
「おまえ絶対死なないって言ったじゃないかよ。」
エースは返した。
「サボと、
 お前みたいな世話の焼ける弟がいなかったら、
 俺は生きようと思わなかった。」
「心残りは一つある・・・」
「おまえの夢の果てを見れないことだ。」
「だけどお前なら必ずやれる。俺の弟だ。」
「オヤジ。みんな。そしてルフィ。」
「今日までどうしようもない俺を・・・」
「鬼の血をひく俺を・・・」
「この俺を愛してくれてありがとう。」
そしてルフィに抱かれてエースはこの世を去った。

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〜現在・ドレスローザ〜
サボは武器の輸出を阻止しようとしていた。
輸出に関わっているのは七武海ドフラミンゴ。
事前に潜入している革命軍の仲間から情報を得る。
サボ得た情報の一つは、
ドレスローザにあるコロシアムでの大会。
大会の商品が「メラメラの実」であること。
エースが食べた悪魔の実である。

同時期ルフィ一味も、
ドフラミンゴを倒すためにドレスローザに上陸する。
「メラメラの実」の情報を得たルフィも、
大会に参加することを決めるのであった。
もちろんドフラミンゴにばれないように変装し、
ルーシーと偽って・・・

ルフィはトラファルガー・ローと同盟を組み、
ローはドフラミンゴ討伐、
ルフィ達は島の奪還を目的としていた。
ルフィを残し作戦を実行する仲間たち。
武器の輸出ルートを探すサボ。
ドフラミンゴと戦うロー。

大会の予選は4ブロックに分けて進んだ。
Cブロックに出場のルフィ。
ルーシーとして参加するルフィだが、
参加者はルフィ出場の噂を聞き標的に。
しかしルフィは別格の強さで予選突破。
その試合を見ていたあサボは、
ルーシーがルフィであることに気付いて言う。
「4億の男ともなると敵が多いな。」
「それにしてもあの泣き虫が強くなったもんだ。」
「なあエース。」
ルフィを見て安心したサボは、
Dブロックの出場を棄権した。
「あとは任せたぜルフィ。」

〜12年前・ゴア王国〜
島にいた海賊からお金を盗んだ10歳のエース。
エースを探しに来た海賊は7歳のルフィを捕まえた。
お金の隠し場所を聞き出そうとするが、
ルフィは口を割ることはなかった。
エースとサボはルフィを助けに向かった。
大人の海賊相手に立ち向かうエースとサボ。
サボがルフィを助けてエースに言う。
「逃げるぞエース。」
しかしエースは海賊に立ち向かったまま言った。
「一度向き合ったら俺は逃げない。」
そして10歳のエースは大人の海賊を倒した。

ルフィは助けられても泣いていた。
それを見たエースは言った。
「いつまで泣いているんだ。」
「俺は弱虫も泣き虫も嫌いなんだ。」
「大体なんでお前は口をわらなかったんだ。」
ルフィは答えた。
「しゃべったらもう友達になれない。」
「独りになるのは、痛いのより辛い。」
エースは言った。
「俺がいないと困るのか?」
「お前は俺に生きていて欲しいのか?」
その日をきっかけにルフィを認めたエース。
それから3人は一緒に過ごした。

ある日サボの過去を知ったエースとルフィ。
サボは貴族の息子であった。
そんなサボは2人に言う。
「あいつらが好きなのは、
地位と財産を守っていく誰かで俺じゃない。」
「お前らには悪いけど俺は親がいても1人だった。」
「エース。ルフィ。俺たちは必ず海へ出よう。」
「この国を出て自由になろう。」
エースは言った。
「俺は海賊になって、
勝って勝って勝ちまくって、
最高の名声を手に入れる。」
「それだけが生きた証になる。」
「世界中の奴らが俺の存在を認めなくても、
どれだけ嫌われても・・・
大海賊になって見返してやるのさ。」
ルフィは言った。
「俺はな〜・・・・・」
それを聞いてエースとサボは笑った。
サボはルフィに言った。
「俺、お前の未来が楽しみだ。」

エースの提案で3人は杯を交わした。
エースは言った。
「海賊になるとき、
同じ船の仲間にはなれないかもしれないけど、
俺たち3人の絆は兄弟として繋ぐ。」
「どこで何をやろうとこの絆は切れない。」
「これで俺たちは今日から兄弟だ。」
こうして3人は杯を交わして兄弟になった。

それから数日後。
サボの父親が海賊を使いサボを連れ戻しに来た。
ルフィとエースを助けようとしたサボは言った。
「お父さんの言う通りに生きるから、
この二人を傷つけるのは辞めてくれ。」
「大切な兄弟なんだ・・・」
こうしてサボは2人と別れた。
家に帰ったサボは事実を知った。
それは世界貴族の天竜人が町に来るので、
低族の住む区域を焼き払うと言うもの。
その区域にはルフィとエースもいる。
家から走り出すサボだが、
貴族の住む町からは出してもらえない。
「ここは人間の腐った臭いがする。」
「ここにいても自由になれない。」
「俺は貴族に生まれて恥ずかしい。」
「ここはまるで鳥かごだ。」
「人間の悪臭が立ち込めるこの国で、
俺は生きていくことに耐えきれそうもない。」
「自由ってなんだ?どこにあるのかな?」

次の日、サボは船を出した。
1人で・・・
Sと書いた海賊旗を掲げて・・・
そこに現れた世界貴族の船。
貴族はサボの船を打ち壊した。
「海賊旗を掲げたら何者だろうと海賊だよ。」
そしてサボの乗った船は沈んでしまった。

その話を聞いたルフィとエース。
まだ幼い2人は何もできなかった・・・
その日、サボからの手紙が届いた。

〜サボの手紙〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エース。ルフィ。
2人が手紙を読む頃には俺はもう海の上にいる。
いろいろあって一足先に出向することにした。
行き先はこの国じゃないどこかだ。
そこで俺は強くなって海賊になる。
誰よりも自由な海賊になって、
また兄弟3人どこかで会おう。
広くて自由な海のどこかでいつか必ず。

それからエース。
俺とお前はどっちが兄貴かな?
長男2人弟1人変だけどこの絆は俺の宝だ。
ルフィの奴はまだまだ弱くて俺たちの弟だ。
よろしく頼む。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

サボの話を聞いてから泣き続けるルフィ。
ルフィはエースに言った。
「エース。俺はもっと強くなりたい。」
「そしたら何でも守れる。」
「誰もいなくならなくて済む。」
「お願いだからよ〜。エースは死なないでくれよ。」
エースは答えた。
「いいか覚えておけルフィ。」
「約束だ。俺は絶対に死なない。」
「お前みたいな弱虫の弟残して死ねるか。」
「だからいいかルフィ。」
「俺たちは絶対に悔いの無いように生きるんだ。」
「いつか必ず海へ出て、思いのままに生きよう。」
「誰よりも自由に・・・」

〜現在・ドレスローザ〜
ドレスローザは海軍に囲まれていた。
ドフラミンゴと直接対決を仕掛けたローは負け、
完全に囲まれたルフィたち。
それを伝えにゾロがルフィのもとへ来た。
ルフィはローを助けに行こうとする。
しかしメラメラの実も手に入れたいルフィ。

その話を影で聞いていたサボ。
『ルフィ。エース。俺はあの時何も出来なかった。』
サボはルフィのもとへ行く。
「メラメラの実はお前には渡さねえぞ。」
「麦わらのルフィ。」
ルフィは突然現れた男(サボ)に言う。
「お前誰だ?」
「メラメラの実はエースのものだ。」
「おまえなんかに渡さねえぞ。」
サボだと気がついていないルフィに言う。
「麦わらのルフィ。火拳のエース。」
「もう1人お前には兄弟がいたはず。」
そう言って帽子を脱いだサボ。
ルフィはサボだと気付き涙を流した。
そんなルフィの顔を見て笑顔で答えるサボ。
「久しぶりだな。ルフィ。」

サボはルフィの代わりにルーシーとして大会に出る。
ルフィはローを助けに向かった・・・
そんなルフィの姿と、
ドフラミンゴの手中にある
ドレスローザの国を見てサボは呟いた。
「表面だけ取り繕って、
この国はなんか俺たちが育った国に似ているな・・・」

大会の決勝戦。
4ブロックから勝ち上がった4人と、
ドフラミンゴの幹部ディアマンテで行なわれる。
サボは強かった。
リングに手を着いてサボは言う。
「ものには必ず核がある。」
「それを突けばどんな状況であっても覆るものさ。」
「ひとまず試合にケリをつけよう。」
そう言うとリングの核をついて、
リング自体を破壊した。
そして言った。
「用が出来た。優勝する。」
リングを壊して残ったのはサボの周りの足場のみ。
参加者は全員場外となり、優勝はサボ。

サボはメラメラの実を手に会場から飛び上がった。
ルフィから引き継いだ変装衣装を脱いで、
上空でメラメラの実を口にしたサボ。
ルーシーの正体を見た参加者は聞いた。
「あなた誰なの?」
サボは答えた。
「俺の名はサボ。革命軍の戦士だ。」
最初のルーシーと別人と知って聞き返す。
「じゃあ最初は?」
その質問にサボは返す。
「4億の首。いつか海賊王になる男。」
「麦わらのルフィ。俺の弟だ。」

そう言うとドフラミンゴの作ったコロシアムに向け
大きく拳を振りかざして言った。
「エース。貰うぞお前の技。」
「もう二度とあんな思いはしたくない。」
「お前が生死を賭けて守ったルフィの命は俺が守る。」
「ルフィ。お前は目の前の敵をぶっ倒し海賊王になれ。」
「約束する。俺は。俺は絶対に死なない。」
「エース。俺たちは自由を求め前に進む。」
「行くぞ〜!]
「火拳!」

(終わり)


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2015年08月25日

【パラダイス・キス】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)

本日の映画紹介。
【パラダイス・キス】
パラダイスキス.jpg

【出演者】
早坂紫:北川景子
小泉譲二:向井理
徳森浩行:山本裕典
山本大助(イザベラ):五十嵐隼士
櫻田実和子:大政絢
永瀬嵐:賀来賢人
如月星次:平山浩行
私立清栄学園の教師:田中要次
早坂保子(紫の母):羽田美智子
小泉雪乃(譲二の母):橋ひとみ
二階堂譲一(譲二の義理の父)小木茂光

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【感想】
実和子とイザベラと嵐のやりとりが最高。
恋愛だけどそうじゃない感覚で見れました。

出来としては良いのでは?
演者が少し微妙ですが・・・

ナレーションとストーリーの噛み合わせは、
とても良く出来ている作品だと思います。

演者が少し微妙ですが・・・

原作は分からなくても、
むしろ分からないほうが楽しい作品?
そう思ってしまいました。

演者が少し微妙ですが・・・

とは言って演者も原作に合わせたのでしょう。
チョイスとしては間違ってはいないと思います。

時間があったら見てもよいと思います。
なんせ今は北川景子フィーバーですから・・・


【あらすじ】(ネタバレあり)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そこはいつも香ばしい甘い香りがする
パン屋の先にあって
思わずテンションがあがってしまう
雑貨屋の角を曲がって
犯罪者が潜んでいそうな路地を
進んで進んで進んで進んで・・・
以前はバーだったららしき秘密の空間
彼らはそこをアトリエと呼んでいた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

早坂紫は高校の教師に言われた。
「お前浪人も覚悟しておけよ。」
「何で受験に集中できないんだよ。」
「早坂。人生なめるなよ。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私が始めて受験したのは5歳のときだ。
某有名大学の初等部に通うためだった。
けれど人生最初の受験は見事に失敗。
試験に落ちたことよりも先に歩く母が、
このまま出来の悪い私を捨てて
行くんじゃないかと怖かった。
だから私はそのときから誰よりも必死に勉強して・・・
結果全国でも有数な名門進学校にリベンジ合格。
その頃には私よりはるかに優秀な弟も
お受験する年齢になっていて、
母の興味は一気に弟に向かい、
私は全てから解放されたように・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

入学式に見た同級生の徳森浩行。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それが私の初恋だった。
私の初恋はそれから3年間
タイトルを片思いに変えて続いている。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3年生になった紫は高校の帰り、
家への道を歩いていた。
すると声をかけてくる男。
ナンパと勘違いして断るがしつこい男。
振りほどくように走って逃げる紫。
しかし足を絡ませ転びかける。
助けてくれたのは山本大助(イザベラ)。
女性の格好をした男・・・
転ぶのは避けられたがそのまま貧血で倒れてしまう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それが私の前に突然開けた別の道。
お猿の篭屋さんが、
甘い香りのするパン屋の先を曲がった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

目を覚ますと目の前には櫻田実和子がいた。
「ここどこ?」
それに対して実和子は言った。
「私たちのアトリエだよ。」
「ここで洋服を作っているの。」
「私たちみんな矢沢芸術学園の生徒だから。」
周りには紫に声をかけた永瀬嵐とイザベラがいた。
それを見て紫は言った。
「他校生をナンパして、
 おかしなアジトに連れてこないでよ。」
すると嵐は言った。
「ナンパじゃなくてスカウトだ。」
「来月ファッションショーが行なわれる。」
「そのショーに俺たちが作った服を着て、
 立ってくれるモデルの女の子を探している。」
それに対して紫は言った。
「私は今が一番大事な受験生なの。」
「あんた達の遊びに付き合っている暇はない。」
その言葉に嵐は怒った。
「人が真剣にやっていることを遊びだ?」
「訂正しろ!」
何も言わずにアトリエを出ようとした紫。
その時実和子は言う。
「待ってキャロライン。」
それに反応して聞き返す紫。
「だれそれ?」
その時アトリエに入ってきた小泉譲二。
紫は譲二を見て一瞬立ち止まった。
しかし何も言わずにアトリエを飛び出した。

次の日、紫は高校で浩行に聞いた。
「誰かのこと怖いって思ったことある?」
「こいつは駄目だ。」
「こいつといたら私の人生ボロボロにされるって・・・」
「あんな一瞬でそういう予感がしたんだ。」
その時噂の相手、常時が突然教室に入ってきた。
前日の話を聞いて紫にお詫びに現れたのだ。
譲二は突然紫の手を引っ張って連れ出した。
連れて行かれた先は矢沢学園。
着くと実和子が駆け寄ってきた。
「キャロライン!」
譲二と実和子に連れられ学園内へ。
譲二は紫を講師であり、
ヘアメイクアップアーティストの如月星次に、
紫の髪を切るように頼んだ。
「昨日のお詫びだ髪を切れ。」
「お前のその野暮ったさのせいで、
   俺は優勝を逃したくないんだ。」
それに対して紫は言う。
「モデルなんかやらないって言っているでしょ!」
それに対して譲二は一言、
「お前はお前が分かっていないんだ。」
理解できないまま髪を切られて高校に戻った紫。
あまりの髪型の変貌にみんな驚いた。
浩行も紫の髪を見て言う。
「驚いたな。その髪凄く似合っている。」

次の日は教室にイザベラが来た。
「ごめんなさいねキャリー。」
「譲二が連れて来いって聞かなくて。」
そう言われて連れて行かれる紫。
今日はショーの為の生地選びだった。
店には嵐も実和子もいた。
4人の生き生きとしたやり取りを見て微笑む紫。

次の日学校に行くと教師に怒られる紫。
「部外者を学校に入れるとはどういうことだ。」
「おまえ自分の事分かってないんだよ。」
「そんな連中とはしゃいでたって似合わないぞ。」
落ち込んだ紫は浩行に言った。
「今の私じゃ駄目なのかな?」
「私は好きな人がそばにいればそれだけでいいの。」
「その人のことが大好きで、誰にも渡したくなくて。
 そんな人がそばにいれば頑張れるじゃない?」
「私はそれだけでいいと思うんだよな。」
「これだけ言って何でわからないかな?」
「徳森君って鈍いよね。」
「でもどうしてだろう?」
「あの子たちにはまた会ってみたくなる。」

その日、紫は自分の足でアトリエに足を運んだ。
アトリエの戸を開けると抱き合う実和子と嵐。
驚き帰ろうとする紫を呼び止める実和子。
「嵐の性欲の処理は実和子のお勤めなの。」
「舐めたり舐められたり。」
「乗っかったり乗っかられたりが実和子の日々。」
そんな変わった実和子を笑ってしまう紫。
だんだん近くなっている紫と4人。

4人の作ったブランド名は『パラダイス・キス』
採寸は受けるがモデルを了承したわけじゃない紫。
譲二の作っていたドレスは紫にぴったり合った。
驚く実和子は言った。
「譲二がミューズのために作った服なのに。」
それを聞いてイザベラは言う。
「ミューズはデザイナーにとって唯一無二の存在。」
「世界にたった一人の女性。」

その帰り紫を家に送ろうとした譲二。
そんな譲二に紫は小さい頃の勉強の日々を話す。
そして遠くを見つめながら言った。
「ひょっとしたらこっちだったのかな〜」
自分の進んだ道の間違いを話すと、
譲二は急に帰り道と違う道へ・・・
向かったのはラブホテル。

ホテルで紫を押し倒した譲二。
もちろん紫は抵抗した。
そんな紫に譲二は言った。
「自分の足で歩いているくせに、
          全部ひとのせいか?」
「勇気がない今の自分は母親のせい。」
「アトリエに来るのはしつこい俺らのせい。」
「土壇場で嫌がって見せるのは、
 そうすれば全部俺のせいに出来るからだろ?」
「自分の意思はどこにあるんだよ!」
「意思のない女はモデルにする気はない。」

それに対して紫は言った。
「あんたなんか大嫌い。」
「あんたの作るドレスなんて、
         私にはなんの価値もない。」
「私の意志はこの制服。」
「全国でも有名な進学校の制服を着ている。」
「私がどれだけ頑張って、
  この制服を手に入れたと思っているの?」
「この制服が私のプライド。」
「あんたなんかになめられる覚えはない。」
「モデルくらいやってやるわよ。」

翌日、高校の帰り道浩行と歩いていた紫。
たまたますれ違った譲二と実和子。
浩行は実和子と幼馴染だった。
幼い頃は浩行と嵐と実和子はずっと一緒だった。
2人とも実和子のことが好きで、
幼い2人は約束をした。
「俺たちは一生実和子の側を離れない。」
「どんなことがあっても離れたほうが負け。」
「残ったほうが実和子をお嫁さんに出来る。」
しかし浩行は引越し私立清栄学園へ行き、
嵐と実和子は矢沢芸術学院へ進学した。
嵐は実和子に浩行に会うなと話し、
浩行は嵐と実和子から離れた。
この話を聞いた紫は自分の恋が、
3年間結ばなかった意味がようやく分かった。
浩行は未だに実和子のことを思っていた。

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その夜家に帰った紫。
紫の母が家庭教師を紫に就けていた。
受験まで休むことができないことを知った紫。
ファッションショーの話を母に伝えた。
それまでは家庭教師を辞めて欲しいと・・・
紫の受験を考えた母はそんな紫の頬をぶった。
それを受けて紫は母に反抗し、家出をしてしまう。

行き場所がない紫はアトリエへ行った。
紫に実和子とイザベラは言った。
「まずは新しいお家がいるんじゃない?」
「それと仕事。家では何かと物入りだし。」
嵐だけは一般的な解釈で母に謝れと言うが、
やり取りを聞いていた譲二は言う。
「お前の勇気ある家出を俺たちが応援する。」
「とりあえず家に来るか?空き部屋もあるし。」
結局譲二の家に行った紫。
澄む場所は確保できた紫だが、
譲二の家は超高層マンションの広い家。
譲二の家庭環境は複雑だった。
金持ちが愛人に生ませた子供であり、
母親は現在、別の金持ちと上の階に住んでいる。

次は仕事探し。仕事も譲二が見つけてきた。
それは星次が担当するモデルの仕事。
現場に行ってプロの仕事にビビる紫。
そんな紫の譲二は言う。
「俺たちが見つけたお前はプロにだって、
         見劣りするはず無いんだ。」
その言葉を励みにモデルをこなした紫。
仕事が終わりマンションに帰った紫。
紫は相変わらず高校の制服を着ていた。
それを見て常時は言った。
「どれでも好きなの着て行けば良いのに?」
そう言って譲二が5歳の頃から作り続けた、
服でいっぱいの衣装ルームを見せてくれた。
素敵な服を見て紫は言う。
「もったいない。」
それに対してジョージは言った。
「売る気は無いけど飾っておく気も無いよ。」
「いずれは誰か大切な人に着てもらうつもりだ。」

数日後いつものようにアトリエに行った紫。
するとみんなが暗い表情。
その理由は『パラダイス・キス』として、
委託販売をしていた服が全て返品されてきた。
返品されてきたダンボールを見て実和子は言った。
「みんな私たちの服が欲しくなかったんだね。」
「これで決心が付いた。パラキスは解散。」
紫はその意味を譲二に聞いた。
「みんなでいて楽しいからって、
          それに流されちゃダメだ。」
「結果が出なけりゃ解散する。」
「これからはみんなそれぞれに1人でやっていく。」
「俺はショーが終わったらパリへ行く。」
「単身武者修行だ。」
「だから今作るドレスが、
    みんなで作る最後のドレスだ。」

こうして向えたファッションショー当日。
想像以上の大舞台でリハーサルでは、
まともに歩くことも出来なかった紫。
そんな紫を譲二は罵倒する。
「なんなコントみたいな歩き方始めてみた。」
「お前はどこ製のロボットだ!」

残すと事30分。
本番に向けて練習をする紫。
会場には紫の母の姿。
もちろんジョージの義理の父の姿もあった。
準備をする紫は言った。
「最後のドレスで失敗するわけにいかない。」
「私1人全然真剣じゃなかった。」
それに対して譲二は言った。
「いつものことだろ!」
「今まで真剣になったことがあるのか?」
「全部フリだろ?」
そう言うと直ぐにその場を離れた。
それを庇うようにイザベラは昔の話をした。
男であることに違和感を抱いて過ごしていた。
そんな小学三年生のときに、
譲二は手作りのドレスをイザベラにプレゼントした。
そのドレスで自分は生まれ変わったと話した。
「女の子は綺麗なメイクをして、
 綺麗なお洋服を着れば何度でも生まれ変われる。」
「美しい装いは人に勇気や自信を与える。」
「私たちはそう信じて洋服を作り続けてきた。」
「私たちの作ったドレスを着れば、
 あなたにも勇気の魔法がかかるかしら?」

そしてファッションショーの本番は開催された。
出番間近で譲二は紫の手をとり言う。
「俺の希望だ。」
「お前にはこうなって欲しい。」
そう言って指に蝶を象った指輪をはめた。
そしてステージに向かう紫に言った。
「真っ直ぐになんて歩けなくても良いんだ。」
「多少ふらついても曲がっても、
 それが自分の足ならいいんだ。」
「自分の足で歩いて来い。」
「俺がここで待っているから。」
それに対して紫は返した。
「大丈夫。任せておいて。」
「こんな私だけど、誰よりも堂々と歩いてみせる。」
「みんながうらやむくらい堂々と歩いてみせる。」
「この会場にいるすべての人、
           私がパラダイスに連れて行く。」

紫は堂々としていた。
客席を見る余裕もあり大成功。
ステージから戻った紫は譲二に言った。
「私ちゃんと歩けていた?」
譲二は何も答えなかった。
しかし観客の歓声が素晴らしさを伝えていた。
何も言わずに紫を抱きしめキスをした。

結果発表では2位との結果。
一番の歓声はパラキスに送られていたのに・・・
納得のいかない様子の紫に譲二は言う。
「あの歓声はお前に送られたもので、
        ドレスに送られたものじゃない。」
これでパラキスは解散する・・・

嵐と実和子は別のアトリエへ就職。
浩行は大学受験。紫は・・・
ショーを見た紫の母は紫に言った。
「戻ってきなさい。」
「お母さんもうあなたにおせっかい焼かないから。」
「やりたいことやりなさい。」

そして紫は譲二の家を出た。
家を出る紫に譲二は言った。
「飯でも食べに行くか?」
紫は答えた。
「ごめんなさい。徳森君と約束があって。」
すると譲二は言った。
「デートか?そんなさえない服着ていくのか?」
「俺が選んでやる。」
そう言うと紫の手をとり服を選んだ。
譲二が紫のメイクをした。
楽しそうにメイクする譲二に紫は聞いた。
「なんでそんなに楽しそうなのよ?」
「私が他の男とデートするのに・・・」
「何でキスなんかするのよ?」
「1人でパリに行っちゃうくせに。」
何も言わないジョージ。
紫は続けた。
「私はモデルになる。」
「プロのモデルになりたい。」
「もう一度やりたい。何度でもやりたい。」
「私なんかになれると思う?」
「才能あるかな?」
譲二は言った。
「だからお前は分かっていないんだ。」
「夢を掴むのは才能じゃない。想いだ!」
「お前の想いが本物なら必ずなれる。」
「自分の可能性を信じなきゃ何も始まらないよ。」
「何とかなる。」
「俺はもう側にはいてやれないけど・・・」
「1人で平気か?」
紫は言った。
「平気!1人で頑張る。」
「さようなら。」

そう言って紫は浩行との待ち合わせ場所へ・・・
一方で譲二はイザべラと会っていた。
譲二と共にパリへ行くと言うイザベラ。
しかし譲二は悩んでいる様子。
イザベラはそんな譲二に言う。
「ミューズはデザイナーにとって唯一無二の存在。」
「世界にたった一人の女性。」
「それを捨ててしまえるデザイナーに、
              未来なんてあるのかしら?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それからしばらくして譲二はパリに行ってしまった。
私は見送りにも行かなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

それからしばらくして紫に小包が届いた。
差出人には蝶(パラキス)のマーク。
中には鍵と住所のメモが入っていた。
紫はその先へ向かった。
廃墟になったアトリエ。
その一室の部屋。
鍵を開けると、常時の作ったドレスが・・・
あの日譲二の言った言葉を思い出す紫。
『ここにある服は売る気は無い。』
『いずれは大切な人に着てもらうつもりだ。』
『自分の足で歩いて来い。』
『俺がここで待っているから。』

それから3年後・・・
町中には紫の顔が載る広告が掲載されていた。
紫はモデルとして大成功していたのだ。
浩行とは付き合わずに、紫のほうから断った。
モデルの仕事は大成功ではあったが、
譲二とは会うことなく時は過ぎていた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ねえ譲二、信じられる?
これはあなたが見つけてくれた道だよ。
最初は怖くてこんな奴といたら、
ボロボロにされるって思ってたけど、
あなたが私の道を教えてくれたんだよ。
そこを自分の足で歩けって・・・
でも譲二、私なりに頑張っているけど、
1人で歩けてもつまらないよ・・・
会いたいよ譲二。あなたに会いたい。
あなたはもう私のことなんて忘れちゃったの?
私は会いたい。
会って、今度は最初からあなたと恋がしたい・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

モデルの仕事でニューヨークへ言った紫。
ニューヨークの街を歩く紫。
紫の目に飛び込んできたのは、
ファッションショーの舞台に入るイザベラの後姿。
そのファッションショーのポスターを見ると、
譲二の名前が記されていた。
直ぐに舞台へ入った紫は、イザベラと再会した。
イザベラにアトリエの住所を教えてもらった紫。
譲二のいるアトリエに向かった。

アトリエの鍵は開いていたが中には誰もいない。
そこには紫が表紙を飾った雑誌が並んでいた。
それを見て譲二が忘れていないことを知った紫。
振り返ると譲二が立っていた。
何も言わずに譲二は紫を抱きしめた。
そしてキスをした・・・・

(終わり)

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2015年08月04日

【NANA2】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)

本日の映画紹介。
【NANA2】
NANA.jpg

【出演者】
大崎ナナ(ナナ:ブラスト):中島美嘉
小松奈々(ハチ):市川由衣
寺島伸夫(ノブ:ブラスト):成宮寛貴
岡崎真一(シン:ブラスト):本郷奏多
高木泰士(ヤス:ブラスト):丸山智己
一ノ瀬巧(タクミ:トラネス):玉山鉄二
本城蓮(レン:トラネス):姜暢雄
芹澤レイラ(レイラ:トラネス):伊藤由奈
藤枝直樹(ナオキ:トラネス):水谷百輔
早乙女淳子:能世あんな
高倉京助:高山猛久
川野高文(プロデューサー):田辺誠一

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【感想】
う〜ん・・・
おもしろいんだけど・・・
市川ちゃんでもいいんだけど・・・
やっぱり宮崎あおいちゃんが良かった!

ストーリーは良く綺麗に終わらしたな〜
って感じでした。
まだまだ漫画は続いているようですが、
別物と考えるなら良いのでは?

青春と青春の終わり?
大人になっていく中での友人との絆?
そんなのを描いたのが分かります。

しかし元が漫画。
そんな恋愛ってないですよね?
どうしてもリアルじゃないので、
あまり感情移入は出来ません。

ただただ、
キャラクターが生きているので、
それはそれなりに良かったと思います。


【あらすじ】(ネタバレあり)
奈々はタクシーの中渋滞につかまっていた。
タクシーを降りて歩き出す奈々。
向かった先はブラストのライブ。
ライブで歌うナナとメンバーを、
奈々は遠くから見ていた。

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今この街にいる何人の人が
ナナの名前を知っているんだろう?
ねえナナ。
私達の出会い覚えている?
ねえナナ。
夢が叶う事と幸せになることになる事、
どうして別物なんだろう?
それはいまだにわからないよ。
あれだけいつも一緒にいたのに、
少しもナナの事わかってさえいなかった。
傷つけている事さえ分からなかった。
ねえナナ。
私を許して・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3ヶ月前の七夕。
ナナがタクミと会わせてくれてから、
いつもの日常を送っていた奈々。
ブラストメンバーは次のライブに向け、
本格始動中であった。

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その夜東京の空は雲に邪魔されて、
天の川は見れなかった。
だけど私達は夜更けまではしゃいだ。
ただ願うだけでは夢は叶わない事くらい、
もう分かっていたけど・・・
あの頃の私は夢が一つ叶うことに、
幸せになっていける気がしていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

七夕ではしゃいだ翌日。
奈々が目を覚ますと昼過ぎ。
あわてて会社に向うが、
上司にクビを宣告された。
会社の帰り道。
落ち込んで帰る奈々の携帯が鳴った。
相手はタクミだった。
「そんなとこで何しているの?」
「おいでよ。2人で飯でも食いに行こうよ。」

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あの頃のカラッポの私には
ナナを取り巻く世界の全てが、
みんな眩しく輝いて見えた。
誰でも良かった訳じゃないの。
同じ光の中にいたかったの・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

タクミの車に乗った奈々。
信号待ちで車を止めたタクミは、
奈々にキスをした。
タクミの女癖の悪さはナナから聞いていた。
しかしタクミに付いていく奈々。
連れて行かれたのは、
高級ホテルのスウィートルーム。
「ツアー終わったらさ、
 真っ先に会いに行くからまた飯作ってよ。」
そんな言葉をかけるタクミ。
帰りが遅く心配し電話してくるナナ。
しかしナナに嘘をつき泊まる決心をした奈々。

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ねえナナ。
本当は私全然大丈夫じゃない。
だけど今更逃げ出すなんて出来ないし。
愛して欲しいなんてとても言えない。
ダメだ。
また傷だらけになるかも知れない・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

翌日目を覚ました奈々。
しかし既にタクミの姿はなく、
電話番号とメールアドレスだけが残されていた。

数日後のトラネスツアー最終日。
奈々はタクミの言葉を信じて、
料理を作って待っていた。
ナナには誤魔化しながら、
一方でライブ終了後のトラネス。
打ち上げにはノブとシンも顔を出していた。
タクミはサインを頼まれ書いていた。
そこに現われたレン。
「俺にも一枚くれ。」
レンは奈々にあげるためサインを貰おうとした。
それを聞いたタクミ。
「今更要らないんじゃない?」
「この前ヤッたし・・・」
それを聞いたレンは、
「あれは俺の女の大事なダチだ。」
「ちょっとはわきまえろ。」
聞き流して立ち去ろうとしたタクミ。
ノブも怒った。
「ちょっと待てよ。」
そう言ってタクミの胸ぐらをつかむが、
周りにとめられノブはその場を後にした。
ノブのあとを追おうとしたシンは、
帰り際にタクミの顔に水をかけた。
タクミはトラネスのメンバーに言った。
「おかげで大事な用事を思い出した。」

タクミの向った先は奈々のアパート。
来てくれたタクミに抱きつき涙を流す奈々。
それを目撃してしまったナナ。
ナナは家を出てファミレスに向った。
迎えに来たヤスに思いのたけをぶつけた。
「よりによってなんでタクミなの?」
「なんで私の大事なものは、
 全部トラネスにとられちゃうんだよ?」
「レンもハチ公も・・・」
ヤスは答えた。
「その続きはレンに聞いてみな。」

一方で家に帰ったノブとシン。
ノブは奈々に好意を抱いていた。
シンはノブに言った。
「取り返しなよ。」
ノブは返す。
「どうしようもないだろ!」
「絶対あの男だけは許せねえ。」

数日後ナナは奈々に言った。
大手レコード会社にスカウトされたと。
喜ぶ奈々。
奈々もナナにあの日のことを話した。
タクミが家に来た日のことを・・・
「ナナが気を使って出て行ったの、
   後になってから分かって・・・」
ナナはそれを聞いて奈々に言った。
「別にいいよ。」
「私しばらくレンのとこに行く。」
「トラネスがオフの2週間だけ。」

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次の朝目を覚ますと、もうナナはいなかった。
私はナナのいない2週間、
バイトを休みなく詰め込んだ。
そしてスタジオの練習には欠かさず顔を出した。
その間タクミからの連絡は一度もなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ブラストの練習後はノブが家まで送ってくれた。
そこで見た花火大会のポスター。
みんなで一緒に行こうと約束した2人。
その後ノブは奈々に告白しようとした。
しかし思いとどまってやめようとするノブ。
「太刀打ちできるもの一個のないし。」
「出直すよ。」
ノブの気持ちがわからない奈々は、
「何?相談に乗るよ!」
それに対してノブは言ってしまう。
「いつか絶対に越えてみせる。タクミ。」
その言葉に奈々はノブの気持ちを知るのだった。

数日後のブラストライブ当日。
小さなライブ会場は満席。
どんどん実力を付けていくブラスト。
音楽プロデューサーにまで声をかけられる。
家ではブラストの帰りを待ち、
打ち上げの準備に精を出す奈々。
しかしブラストはプロデューサーに連れられ、
ご飯を食べに行ってしまうことになる。

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ナナが私との約束より、
レコード会社との話を優先するのは当然で・・・
私との暮らしより、
レンといることを選ぶのは当然だ。
全部納得がいく。
「でもそれなら私はもういらないじゃない。」
ずっと連絡の来ないタクミに、
時々私はこんな短いメールを送った。
だけど返事が来ることは一度もなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アパートに帰ったナナ。
奈々の手作りの料理が冷蔵庫の中にはぎっしり。
翌日ナナにブラストメンバーは集められた。
奈々の料理をみんなで食べようと・・・
家に帰った奈々は喜んだ。
しかし飲み物がない。
一緒に買い物に出た奈々とノブ。
ノブはタクミとのことを奈々に聞いた。
すると奈々は話始める。
「私タクミとのこと誰にも知られたくなかった。」
「そしたら何にもなかったように今まで通りで・・・」
「そんなずるい事ばっかり考えて・・・」
「幻滅したでしょ?」
ノブは応えた。
「俺はお前の事、
 どうしたら諦めがつくのかわからないけど・・・」
奈々の目には涙が浮かんでいた。
それを見たノブは言った。
「俺はお前を力ずくで奪うなんて出来ないよ。」
「絶対俺とタクミに板ばさみになって苦しむから。」
「どう頑張ってもタクミに勝てないから。」
「でもお前があいつと分かれて、
  俺の女になるって言うなら、
 俺は意地でもお前を幸せにしてやる。」
「気持ちにケリがついたら俺のところに着てよ。」
「信じて待ってる。」
満月が2人を照らしていた・・・

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翌日奈々は、
部屋に貼られたトラネスのポスターを外した。
そして話があるとタクミにメールを入れた。
すぐにタクミから電話が来るが、
スケジュールがぎっしりで会えないと言われる。
しかし電話口で深刻そうな奈々のリアクションに、
「まさかガキでも出来た?」
違うよと答えた奈々にタクミは言う。
「違うんだ。良かった。」
「ビビらせるなよ。」
「時間できたら電話するから。」
それに対して奈々は言った。
「しなくていい。もうして来ないで。」
「さようなら。」
奈々は決意をタクミに伝え電話を切った。

すぐにノブのバイト先に会いに行った奈々。
まだ1日しか経っていないのに、
早すぎる奈々の切り替わりに驚くノブ。
そしてすぐにノブと結ばれた・・・
次の日家に帰った奈々。
ナナには全て気付かれていた。
「気が合うでしょ?あんたたち?」
「同じ価値観で話せるでしょ?」
それに対して素直に答えた奈々。
「ノブのことメチャメチャ好きになったみたい。」
その言葉にナナも喜び言う。
「当然じゃない?」

以前約束した花火大会は大雨で中止になったが、
雨の上がった川沿いでみんなで花火をした。

〜ナナ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ハチはうちのバンドにとったら、
マドンナみたいな存在で、
ハチがそこで笑っていることで、
場は華やいで、
スタジオでもライブでもみんな活気づいた。
それはどんな腕達人メンバーが加わる事より、
意味のあることだと思う。
あんたは気付いちゃいないだろうね。
自分の一挙一動が今や台風なみの勢力で
私の気持ちをかき乱している。
私はまるで初めて恋を知った少年のようだった。
そのころ私は、
週の半分をレンの部屋で過ごしていたけど、
会えるのはほんのつかの間で、
お互いの事を話す時間はほとんどなかった。
でもそれでいいと思っていた。
気まずくなる余計な話をしなくて済む。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

奈々が幸せを実感していた頃、
奈々の妊娠が発覚した。
どちらの子供かもわからない状況。
ノブに言えずに悩んでいた奈々。
そんなタイミングで会いにきたのはタクミだった。
「何しに来たの?帰って!」
そう言ってトイレに駆け込んだ奈々。
タクミは奈々の妊娠に気がついた。
何も聞かずにタクミは奈々の携帯を奪い、
そのままノブに電話を架けた。
「奈々に子供が出来た。」
「どっちの子か分からないけど、
 奈々が産みたいなら、
 俺は認知して面倒見てもいいんだけど。」
「お前はどう思う?」
ノブは何も言えなかった。
ノブの異変に気がついたナナは
ノブから電話をとりタクミに言った。
「人の女の手出してるんじゃないよ!」
タクミは答えた。
「人の女に手出したのはそっちじゃないか。」
そしてタクミから奈々の妊娠を聞いた。
ナナもその事実に動揺した。
冷静に対応できたのはタクミだけだった。

悪阻の酷い奈々をベットへ運んだタクミは、
「寂しいとすぐに飛んで行っちゃうし、
 ガキまで出来てどうにもならねえな。」
「父親は誰でも、母親は間違いなくお前なんだ。」
「しっかりしろ。」
そう言って微笑んで手を握ってくれた。

ノブはすぐに駆けつけた。
タクミはノブに言った。
「選ぶのは奈々だ。」
「父親は2人もいらないだろ。」
そう言うと部屋を後にした。
ノブに顔を合わせることが出来きない奈々。
「ごめんなさい。」
と言い泣き続ける奈々にノブは誤解した。
「切れてなかったのかよあいつと。」
「俺とは向き合えないのかよ。」
「弁解してくれよ。」
更に泣き、顔を合わせない奈々。
ノブは話も出来ず家を後にした。

一方でナナはヤスに相談していた。
「こんなとき友達ならどうするの?」
「私ハチと普通の友達になりたいのに・・・」
ヤスは何も答えずにタバコを差し出した。
銘柄は『BLACK STONES』

翌朝目を覚ました奈々。
ベットの隣ではタクミが寝ていた。

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私は本当は、
ナナやノブが思っているほど純粋じゃない。
でもタクミだけがこんなどうしょうもない、
カラッポな私を知っている。許してくれる。
自分の子供がお腹にいるんだって分かって、
とにかくしっかりしなきゃって思った。
おろして何事もなかったようになんて絶対したくない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そして奈々は決意する。
「タクミの子として産んで育てたいと思っている。」
「迷惑じゃなければ。」
タクミの目は真っ直ぐ奈々を見ていた。
そしてタクミは奈々に言った。
「結婚するか。」
予想外のタクミの言葉。
嬉しさとタクミの優しさに奈々は泣いた。

そして2人でナナに報告することにした。
タクミはナナに言った。
「結婚することにしたんだ俺たち。」
「新居見つけて引越しさせるから。」
それに対してナナは強がり言った。
「丁度良かったよ。」
「私もレンのところに引っ越す予定だったから。」
どう対応してよいのか分からないナナ。
1人になったリビングで思いっきり机を叩いた。
その拍子で机から落ち割れるグラス。
それは奈々とナナが、
共同生活の最初に買ったペアのグラス。
ナナは割れたグラスの上に、
もう一つのグラスを落として割った。

〜ナナ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
良かった。
綺麗に重なった。
もう悲しくない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

翌日結婚の話をノブに伝えたナナ。
ノブはナナに言った。
「当事者なのになんで蚊帳の外なのかな?」
「そんなに頼りなかったのかな?」
ナナは言った。
「私はあんたに出会うまで、
 人間なんて嫌いだったけど、
 あんたに出会って初めて、
 世の中捨てたもんじゃないって思ったんだ。」
「あんたは頼りなくなんかないよ。」
泣くのを我慢して強がるノブを、
ナナは泣きながらノブを強く抱きしめた。

その夜ナナが家に帰ると既に奈々はいなかった。
奈々のナナ宛の手紙だけ残して・・・
〜奈々の手紙〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ナナはもう私を許してくれはしないと思うけど、
ナナと暮らした半年間の事、
私は絶対に生涯忘れません。
このままナナに会えなくなるのは寂しいけど、
どうすればいいのか分かりません。
だからせめて一日も早くメジャーデビューして
いっぱいテレビに出て
いっぱい歌う姿を見せてください。
私は誰に恋をしていても
私にとってのヒーローはナナだけだよ。
今でもこれからもずっと・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ナナを心配して現われたレン。
手紙を読み泣き崩れるナナに言った。
「何がそんなに悲しい?」
「これは別れの手紙じゃなくて、
          熱烈なラブレターだ。」
「会いに行ってやれ。ハチ公に。」
「泣いて喜ぶ顔が見たいだろ?」
レンに言われて奈々に会いに行ったナナ。
手には新たに買ったペアグラスを持って。
しかしタクミの指示で、
来訪者を受け入れてもらえない。
その日は奈々に会えないまま帰った。

〜ナナ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
明日バイトの帰りにまた来ればいい。
別にこのまま一生会えないわけじゃない。
明日がある。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

数日後。
奈々に電話を入れたシン。
気遣う気持ちを分かった奈々は言う。
「ごめんねシンちゃん。」
「私裏切り者だからみんなに会わす顔ないの。」
そう言う奈々にシンは返した。
「僕は何があってもハチの見方だよ。」

それから数日後・・・
テレビのワイドショーは、
レンとナナの熱愛を報道していた。
ナナの家には報道陣が集まり、
家から出る事のできないナナ。
ナナを家に迎えに来たのはヤスだった。
ヤスに連れられ家を出たナナ。
報道陣に囲まれたナナはカメラに向って言った。
「ハチ公見てなよ。」
「あんたの望みは絶対叶えてやるから。」

その話題で人気が出たブラスト。
早速レコーディングの話が各社から来た。
それに便乗しようとしたナナとヤス。
「どんな手使っても大物になってやる。」
こうしてデビューの話はトントン拍子に進んだ。
急遽東京5箇所でのゲリラライブも決定した。

デビュー間近のある日。
ナナはノブに言った。
「ごめんね迷惑ばかりかけて。」
「私に関わらなきゃあんたはもっと、
 平和な毎日を過ごせたはずなのに。」
それに対してノブは言う。
「いいんだよ。」
「俺はきっとナナという名に、
 翻弄される物語で生きているだよ。」
「ちょっと泣ける位、
 素敵な音楽が生まれそうな気がするんだ・・・」

一方トラネスはレコーディングでイギリスへ。
家でタクミの帰りを待つ奈々。
満月の夜空を見上げていた。

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
たぶんあの満月の夜が、
人生で一番幸せなひと時だったのかもしれない。
でも私が全部自分で決めたんだ。
〜ナナ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ブラストのデビュープロジェクトには、
名前を覚えきれないくらい大勢の人が関わっていたけど、
苦手だった人間関係が全然苦痛じゃなかった。
今ならハチに会っても笑って話せる気がした。
タクミと子供の話にも耳を傾けてあげられる気がした。
だけどそんな時間は微塵もなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ブラストのデビューゲリラライブ当時。
奈々にヤスからメールが入った。
『ナナから伝言。
 新宿アルタ前で7時に待ってます。』
それを手にアルタ前に向う奈々。
奈々はタクシーの中渋滞につかまっていた。
タクシーを降りて歩き出す奈々。
向かった先はブラストのゲリラライブ会場。

7時になった瞬間ステージに現われたブラスト。
ブラストのデビューゲリラライブは開演した。
歌うナナとメンバーを奈々は遠くから見ていた。

〜ナナ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ねえハチ。
ちょっと遠いけどさ、そこが一番安全な特等席だよ。
あんたのお腹の子にも私の歌は聞こえるのかな?
どんな逆流にも踏ん張り続けることが、
人生なんだと私は思っていたけど、
流されて生きることはそんなに馬鹿なことじゃないよ。
前に進めるなら。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


『あの頃世間を騒がせた、
 2大バンドの売り上げは、
 今も誰にも破られていない。』


会場から出てきたブラストを囲むファン。
そこに一台の車が止まる。
降りてきたのはレン。
レンはナナの腕をつかみ車に乗せ走り去った。

一方、奈々のお腹の子は成長していた。
奈々はシンにメールを送っていた。
『今夜多摩川で、
 夏に台風で流れた花火大会があります。
 みんなで過ごしたあの夏の日を、
 もう一度取り戻せたらいいなと、
 思わずにはいられません。
 でもそんなのやっぱり夢だよね。』
そのメールはシンからナナへ転送された。
ナナは奈々へメールを送った。
『夢じゃねえよ。ハチ。』

その日の夜。
奈々は久しぶりにアパートへ行った。
アパートではナナが待っていた。
部屋の窓から見える花火を見て・・・
「ノブはあんたの幸せを思って身を引いたんだ。」
「あんたが幸せじゃなきゃ報われないよ。」
以前のように話してくれるナナに奈々は返す。
「ありがとうナナ。」
「絶対に幸せになって・・・」
そう言って泣き出した奈々をナナは抱きしめた。

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ねえナナ。
夢が叶う事と幸せになる事は、
どうして別物なんだろう?
それは未だに分からないよ。
でもあの夜誓った思いは今もこの胸にあるよ。
私達が描いていた夢も輝きも忘れない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜 一色 〜〜
また一片 花びらが千切れる
風を止める力はない
向こう岸で泣き崩れる君に
せめてもの餞になれ

あの日の約束は忘れていいよ

ただ一足乗り過ごした愛が
何故こんなに全て引き裂く
また一筋星屑が流れる
時を止める力なんてないから

祈りを捧げなよ一つでいいよ
自分の幸せを願えばいいよ

同じ色の痛みを許し合って
違う色の過ちを責めた
同じ色の明かりを灯し合って
違う色の扉を隠した

今君の為に色褪せた花が散る
今君の為に色褪せた星が散る

その夢の中でおやすみ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(終わり)

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