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2015年07月26日

【時をかける少女】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)

本日の映画紹介。
【時をかける少女】
時をかける少女.jpg

【出演者】
紺野真琴:仲里依紗
間宮千昭:石田卓也
津田功介:板倉光隆
藤谷果穂:谷村美月
早川友梨:垣内彩未
紺野美雪(真琴の妹):関戸優希
おばさん:山本圭子
高瀬宋次郎:松田洋治
真琴の父:桂歌若
真琴の母:安藤みどり

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【感想】
最高ですね〜
世界観やストーリー展開言うことない。
時間軸もとても分かりやすいつくり方。

青春恋愛をこんなにおもしろく作る、
細田監督の凄さ・・・
監督の作品は全部大好きです。
ポスト宮崎監督と、
騒がれるだけのことはありますよね〜

みんなが経験する経験浅い時期の失敗を、
何度もリセットして変えていくストーリー。
あとスピード感もしっかりあるんです。
このバランス感が最高なんです!

もうベタ褒めですね!
是非見て欲しいです。
アニメ?って言う方もいますが、
絶対に世界観が変わると思いますよ!


【あらすじ】(ネタバレあり)
「いくよ〜」
3人で野球する真琴と千昭と功介。
千昭と功介に愚痴る真琴。
「昨日プリン食べ損ねた。」
「せっかくとってたのに食べることないよね。」
「あの馬鹿妹。」
その時聞えた妹の声。
「お姉ちゃん。」
千昭の打った球が高く上がりボールは真琴の真上。
ボールを見失って頭にボールが当たった真琴。

それは夢だった。
目が覚めた真琴は目覚ましに頭をぶつけ、
枕元では妹が真琴を呼んでいた。
あわてて起きた真琴は高校へ向かう。
遅刻ギリギリだが登校途中で千昭に会う。
遅れて教室に入るとまだ先生が来ていなかった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
付いていない時はとことん付いていないって言うけど、
そんなの他人事だと思っていた。
どちらかといえば付いているほうだし、
運いいけど勘もいい。
おかげで成績はほどほど。
そんなに頭がいいほうではないけど、
馬鹿ってほどでもない。
器用ってほど器用じゃないけど、
人に笑われるほど不器用でもない。
後から思い出して、
嫌になっちゃうような失敗もあんまりしない。
普段はそこそこ慎重だから、
大きな怪我もしたことはない。
ややこしい人間関係に絡まっちゃうことも・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

と思っていた真琴だがその日は・・・

教室に遅れてきた先生は小テストも持ってきた。
真琴はまったく解けない。結果は9点・・・
家庭科の授業では天ぷらのを揚げていて、
鍋から火をあげるほどの大失態・・・
校庭を歩いていると、
遊んでいた男子学生が突っ込んできて怪我をした・・・

その日の日直は真琴。
放課後にみんなの提出ノートを理科室に運んだ。
黒板にかかれていたのは
『Time Waits For No Ono』
それを真琴が眺めていると、
奥の部屋から物音が聞こえた。
誰かいるのかと思い真琴は奥の部屋へ。
すると床に小さな種のようなものが落ちていた。
それを手に取ろうとしたとき、
急に走り去る人影。
真琴は驚き種のようなものの上に転んでしまった。
すぐに立ち上がるが誰もいなかった。

その後にいつものように野球をした。
そして家への帰り道。
自転車でいつもの坂を下っていた真琴。
自転車のブレーキが効かずに、
そのまま踏み切りへ一直線。
真琴は丁度来た電車にはねられた・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日がもしいつもの日だったら何の問題もなかったはず。
でも・・・忘れていた。
今日が最悪の日だってことを。
まさかとは思うけど死ぬんだ。
今日で最後なんだ。
こんなことになるならもっと早く起きたのに。
寝坊なんかしないし遅刻もしない。
天ぷらももっとうまく揚げる。
馬鹿な男子にぶつかられたりしない。
今日は確かナイスな日なのに・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

真琴が気が付くと、電車にはねられるはずの坂の上。
真琴の乗っていた自転車は歩行者にぶつかり止った。

真琴は博物館で働くおばさんのもとへ向かった。
真琴の話を聞いたおばさんは言った。
「それはタイプリープよ。」
「時は戻らない。」
「ということは戻ったのは真琴自身よ。」
「真琴くらいの歳の子には良くあることよ。」
「良かったね。生きていて。」
「コツさえ分かれば又出来るようになるんじゃない?」
「実際飛んだんでしょ?真琴が!」

家に帰った真琴はおばさんの言うように、
タイプリープ出来るのか試した。
近くの川に向かって大きくジャンプした真琴。
すると・・・

真琴は前日に戻っていた。
妹に食べられたはずのプリンが家にあった。
『私飛べるじゃん。』
翌日のナイスな日。
早く目を覚ました真琴は遅刻せずに出勤した。
千昭には
「何で早いの今日?」
とまで言われる始末。

もちろん小テストもバッチリ。
家庭科の授業では、
クラスメイトの高瀬と代わり難を逃れた。
校庭では男子学生をかわした。
そして放課後は野球ではなくてカラオケへ。
何度も時間を飛び越えて、
カラオケを何度も歌った。

喉カラカラで家に帰った真琴。
夕食は筑前煮・・・
「え〜鉄板焼きにしようよ〜」
真琴の母は返す。
「一昨日食べたでしょ。」
そこで真琴は一昨日に戻った。
鉄板焼きを食べるために・・・
何日も繰り返すといつもの野球も、
どこに球が飛んでくるか分かる。

何度も繰り返し日々を過ごす真琴。
ある日おばさんのもとへ行った真琴。
「お小遣い使っても、
 又お小遣い日に戻ればいいんだもん。」
「朝も二度寝、三度寝出来るし、
 忘れ物しても取りに帰らなくていいし、
 食い放題なんて90分で終わりじゃない。」
それを聞いておばさんは言う。
「あまり悪いことには使ってないようね。」
「真琴が良い目みているとき、
 悪い目見ている人がいるんじゃないの?」
真琴は自信満々に答えた。
「大丈夫。また戻ればいいんだもん。」
「何回でもリセットできるもんね。」

数日後の放課後。
いつものように3人で帰った真琴。
すると功介を呼び止める後輩。
ボランティア部の後輩果穂に告白されたらしい。
その日の帰り道、真琴は千昭と一緒に帰った。
真琴を自転車の後ろに乗せて送る千昭。
「ずっと3人でいられる気がしてたんだよね〜」
そう言った真琴に千昭は言う。
「真琴。俺と付き合えば?」
真琴は驚いて言った。
「何それ?今の何?マジ?」
千昭は言った。
「マジ!」
すぐに真琴は飛んだ。
千昭とは帰らない選択を選んだ・・・

おばさんに相談に行った真琴。
おばさんは真琴に言った。
「付き合っちゃえば良いのに。」
「無かったことにしたんだ。」
「千昭君可愛そう。」
「せっかく思いを伝えたのに。」
「でも本人は気付いてもいないのか〜」

次の日の学校では、
みんなの前で高瀬がいじめられていた。
それを助けたのは千昭であった。
いじめられている原因を作ったのは真琴。
真琴が以前の家庭科の授業で代わり、
天ぷらを揚げるのを失敗したことが原因。
高瀬は真琴に言う。
「お前のせいだ馬鹿。」
真琴をかばう千昭であったが、
全てを知っている真琴は、
知らず知らずに千昭を避けてしまう。
そうしている間に親友の友梨が千昭と良い関係に・・・

それから数日後。
またしてもいじめを受けている高瀬。
逆上して消火器を撒き散らしていた。
それを見た真琴は高瀬に言った。
「高瀬君やめて。」
すると高瀬は真琴に向けて消火器を投げた。
それをかばおうとしたのは千昭。
千昭に消火器がぶつかる寸前で真琴は飛んだ。
同じ状況になることを避けて千昭を押して、
消火器にぶつかる事を回避する。
しかし後ろにいた友梨の肩にぶつかってしまった。
保健室に一緒に行った真琴。
真琴に友梨は泣きながら言った。
「傷が残ったらどうしよう。」
真琴は答えた。
「そうなったら私が何とかする。」

数日後いつものように野球をする3人。
千昭は友梨とデートしたことを告げた。
功介は千昭に聞いた。
「付き合うの?」
千昭は答えた。
「当然じゃん。」

その夜、真琴はふてくされていた。
風呂に入っていた真琴はつぶやく。
「何なのよ。好きって言ったくせに・・・」
とその時真琴は気が付く。
左の二の腕にある数字のような痣。
「何だろうこれ?90?」

千昭が友梨と付き合うことになってから、
キャッチボールは功介と2人になった。
功介は真琴に言った。
「明日は千昭、引っ張ってこようぜ。」
「真琴が寂しがっているって言えば絶対来るって。」
「真琴に振られたから早川さんにしたんじゃない?」
真琴は返した。
「振ってないよ。」
「そういう功介は彼女作らないの?」
功介は言った。
「俺が彼女作ったら真琴が独りになっちゃうじゃん。」

真琴はおばさんの所へ行った。
「困ったときに助けてくれるのは、
           いつも功介君でしょ?」
「付き合っちゃえば?」
「うまくいかなかったら元に戻せば良いんだって。」
真琴は答えた。
「そんなこと絶対にしないから。」
「人の気持ち弄ぶなんて・・・」
おばさんは言った。
「ちょっと過去に戻れるからって、
 今までさんざんやってきたじゃない。」
そしておばさんがずっと修復していた絵を見せた。
作者も分からない不思議な絵。
何百年前もの大戦争と飢饉の時代に描かれた絵。
その絵を見ている真琴におばさんは言った。
「世界が終わろうとしていたときに、
 どうしてこんな絵が描けたのかしらね?」

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数日後に真琴は学校で果穂に聞かれた。
「先輩は功介先輩と付き合っているんですか?」
話を聞いた真琴。
功介はボランティアで老人ホームに行っていた。
果穂がボランティアでその老人ホームに行くと、
親切な功介の話をずっとする老人がいた。
合ったこともない功介だったが、
話を聞くうちに惹かれたという。
しかし実際に告白すると功介はその子に言った。
「普段馬鹿だと思っている奴が、
        俺より良い点数を取った。」
「だから俺もうかうかしていられない。」
「だから君とは付き合えない。」
その話を聞いた真琴は言った。
「分かった私が何とかする。」

そして真琴は飛んだ。
飛んだのはナイスな日。
自分がぶつかるはずの男子生徒に、
功介と果穂をぶつけさせて、
功介と果穂の出会いを与えた。
すると腕の痣は01と変化していた・・・

戻った真琴は理科室に忍び込み、
あの人影が誰なのかを探そうとした。
すると一通のメールが功介から届く。
『なんか俺告られたみたい。』
『自転車借りるよ。』
ブレーキが壊れて電車に突っ込むはずの自転車。
焦った真琴は走って功介を追いかけた。
自分がひかれたはずの踏切へ言ったが、
そこには功介はいなかった。
野球をすっぽかした真琴に千昭から電話が入る。
「お前らグランド来ないから。待っているぞ。」
「それと・・・真琴に聞きたいことあるんだけど。」
「おまえタイムリープしてない?」
とっさに真琴は飛んだ。
そして千昭の質問をさえぎった。
これが最後のタイムリープとなってしまった・・・
腕の痣は0となっていた。
「やっぱりこの数字、
      タイムリープできる回数だったんだ。」
「つまんない事に最後の一回を・・・」
「でもいいか。功介も無事だったんだし。」

と思っていた横を自転車に乗った功介が通り過ぎた。
「よっ真琴。もう少し貸しておいてくれ。」
真琴は焦って追いかけた。
功介の向かう先は踏み切り。
ブレーキは効かずに電車に突っ込んでいく。
真琴は願った。
『止まれ。止まれ。止まれ。止まれ。』
すると時間は止まっていた。
真琴の後ろには千昭がいた。
「やっぱり真琴か。」
真琴は聞いた。
「これ千昭が?」
「千昭も飛べるの?」
千昭は答えた。
「俺未来から来たって言ったら笑う?」

そして千昭は真琴に真実を話した。
千昭は未来から来ていた。
その時代には体にチャージして使う機械があった。
千昭に見せられた機械は、
真琴が理科室で見つけたもの。
千昭はその機械を落とし探していた。
ようやく理科室で見つけたときには、
誰かにチャージされて使用済みとなっていた。
「よかったよ。馬鹿にチャージされてて。」
「悪用されたらと思うと夜も眠れなかった。」

千昭は現代に来た理由を話した。
どうしても見たかった絵があるんだ。
その絵はこの時代にしかない絵。
真琴のおばさんが修復している絵だった。
「もう意味無いけどな。」
「元の時代に戻れなくなった。」
功介の事故を回避するために、
千昭も最後のタイプリープを使っていた。
「帰らなきゃいけないのに、
  いつの間にか夏になった。」
「お前らといるのがあんまりに楽しくてさ。」
真琴は言った。
「あの絵もう少ししたら見れるんだ。」
「今はまだ直している最中だから。」
「功介と3人で見に行こう。」
すると千昭は言った。
「無理だ。俺は罪を犯した。」
「過去の人間にタイムリープを知られた。」
「俺明日から姿消すから。」

止まっていた時が元に戻った。
翌日から千昭の姿は無かった。
功介は真琴に言った。
「俺はともかく真琴にも一言もなしかよ。」
「あいつ真琴のこと好きだったのに。」
「見ていたら分かるよ。」
そんな功介に真琴は言った。
「最低だ私。」
「人が大事なこと話しているのに、
  それを無かった事にしちゃったの。」
「なんでちゃんと聞いてあげられなかったのかな?」
真琴はその場から走り屋上へ向かった。
そして屋上で空を見ながら泣いた。

おばさんに相談に行く真琴。
「功介君と千昭君と、
 どっちとも付き合わないと思っていた。」
「でもそうじゃないのね?」
そして高校時代に同じような体験をした話をする。
いつか必ず会いに来ると言って現れない昔の彼氏。
「あなたは私みたいなタイプじゃないでしょ?」
「待ち合わせに遅れてくるような人がいたら、
      走って迎えに行くのがあなたでしょ?」

その夜真琴が目にしたもの。
左の二の腕に書かれた1という数字。
あの時千昭が時間を戻したから、
1回の数字が残っていた。
真琴はすぐに走りだした。
過去の功介と千昭を思い出しながら。
そして高く飛んだ。

戻ったのはナイスな日の理科室。
タイムリープの機械を見つけた場所。
そして機械を手にして友梨に話す。
「友梨。今まで言えなかったことがある。」
「私千昭のことが好きだ。」
友梨は言った。
「真琴!Time Waits For No Ono」

そして真琴はグランドに向かった。
校門で待っていたのは功介。
功介には自転車を使ってはいけないと話して、
果穂たちも野球に誘えと言った。
そして改めて功介に言った。
「待っててくれてありがとう。」
そしてグランドへ全速力で走った。
走る後姿に功介は言う。
「真琴。前見て走れ!」

グランドで待っていた千昭。
「遅いよ!功介は?」
千昭に真琴はタイムリープの機械を渡した。
全てを教えてもらったことを話した真琴。
千昭は言う。
「何で話しちゃうんだよ。俺の馬鹿。」
そういった千昭の腕には1という数字があった。
真琴は話した。
「あの絵未来に帰ってみても、
 もうなくなったり燃えたりしない。」
「千昭の時代にも残っているように何とかしてみる。」
千昭は答えた。
「頼むよ。」
「帰らなきゃいけないのに、
    いつの間にか夏になった。」
「お前らといるのがあんまりに楽しくてさ。」
それを聞いて真琴は言った。
「そんな言い方してなかった。」
あの時は告白してきた千昭。
しかし千昭の告白は聞けなかった。
千昭は言った。
「功介によろしくな。挨拶できなくて悪いって。」
「それとな真琴。」
「ずっと言おうと思ってたことがあるんだけど・・・」
「急に飛び出したりするなよ。」
「注意力足りない所とかあるからな!」
別れ際でも告白しない千昭に真琴は怒った。
「早く行って。」
千昭は一言「じゃあな!」と言って歩き出した。

真琴は千昭と反対方向に歩き出し泣いた。
そして足を止めて泣き出した。
すると・・・
千昭が戻ってきて真琴に抱きしめて言う。
「未来で待っている。」
真琴は微笑んで返した。
「うん。」
「直ぐ行く。」
「走っていく。」

千昭はいなくなった。
真琴は功介と野球をしていた。
もちろん果穂たち後輩と一緒に・・・
そんな真琴に功介言った。
「俺はともかく真琴にも一言もなしか。」
「それがいきなり留学するから退学しますって。」
それに対して真琴は言った。
「やりたいことが見つかったんだよ。」
「私もこれからやること決まったんだ。」
そう言って空を見上げた真琴。


(終わり)

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2015年07月25日

おもしろいオススメ映画(邦画) ベスト50 ランキング形式で発表(2015年7月25日更新)

映画.jpg
私が選ぶ
「面白い映画ベスト50」
をランキング形式で発表したいと思います。

但し、条件をつけます。
・このブログで紹介した映画のみ。
・シリーズ物は1つと考える。
・原則として邦画のみ
・他サイトの評価は一切取り入れません。

※あくまで私の意見です。
 もう一度見たいと思う映画順と考えてください。


【ランキング50位】(前回43位)
タッチ(2005年)
 監督:犬童 一心
 出演者:長澤まさみ・斉藤祥太・斉藤慶太・RIKIYA・小日向文世・風吹ジュン・宅麻伸 etc
 内容:野球が好きな幼馴染3人の青春ラブストーリー。
 詳細はこちら


【ランキング49位】(前回19位)
7月7日、晴れ(1996年)
 監督:本広 克行
 出演者:観月ありさ・萩原聖人・田中律子・榊原利彦・うじきつよし・升毅・西村雅彦・西岡徳馬・伊武雅刀 etc
 内容:有名女優と一般男性が、偶然出会い恋をする。住む世界の違う2人のラブストーリー。
 詳細はこちら


【ランキング48位】(前回45位)
君に届け(2010年)
 監督:熊澤 尚人
 出演者:多部未華子・三浦春馬・夏菜・蓮佛美沙子・青山ハル・桐谷美玲・ARATA・勝村政信 etc
 内容:クラス1の人気者と、友達がいない純粋な少女の青春純愛ラブストーリー。
 詳細はこちら


【ランキング47位】(前回43位)
間宮兄弟(2006年)
 監督:森田 芳光
 出演者:佐々木蔵之介・塚地武雅・常盤貴子・沢尻エリカ・北川景子・高嶋政宏・岩崎ひろみ・佐藤隆太 etc
 内容:仲の良い一緒に暮らす兄弟。2人の生活と恋愛を描いたヒューマンドラマ。
 詳細はこちら


【ランキング46位】(新)
森崎書店の日々(2010年)
 監督:日向 朝子
 出演者:菊池亜希子・内藤剛志・田中麗奈・松尾敏伸・奥村知史・吉沢悠・きたろう・岩松了 etc
 内容:失恋し叔父の経営する古本屋で働く事になった少女の心の成長を描いたヒューマンドラマ。
 詳細はこちら


【ランキング45位】(前回42位)
ハチミツとクローバー(2006年)
 監督:高田 雅博
 出演者:櫻井翔・蒼井優・伊勢谷友介・加瀬亮・関めぐみ・堺雅人・西田尚美・中村獅童・堀部圭亮・宮崎吐夢 etc
 内容:恋愛を通じて成長する青年と、取り巻く美術大学生たちの青春ラブストーリー。
 詳細はこちら


【ランキング44位】(前回41位)
シュガー&スパイス 風味絶佳(20年)
 監督:中江 功
 出演者:柳楽優弥・沢尻エリカ・夏木マリ・濱田岳・高岡蒼甫・大泉洋・木村了・岩佐真悠子 etc
 内容:18歳の男性の甘くて苦い初恋を描いたラブストーリー。
 詳細はこちら


【ランキング43位】(前回40位)
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら(2011年)
 監督:田中 誠
 出演者:前田敦子・瀬戸康史・峯岸みなみ・池松壮亮・川口春奈・大泉洋 etc
 内容:高校野球のマネージャーがドラッカーの本を読み、甲子園を目指す青春映画。
 詳細はこちら


【ランキング42位】(前回39位)
ジョゼと虎と魚たち(2003年)
 監督:犬童 一心
 出演者:妻夫木聡・池脇千鶴・上野樹里 etc
 内容:足の不自由な女性と、自由に生きる学生のラブストーリー。
 詳細はこちら


【ランキング41位】(前回38位)
それでもボクはやってない(2007年)
 監督:周防 正行
 出演者:加瀬亮・役所広司・瀬戸朝香・もたいまさこ・山本耕史・竹中直人・正名僕蔵・小日向文世 etc
 内容:痴漢容疑で捕まった男性。周りの人間を巻き込み冤罪を求めて戦い続ける物語。
 詳細はこちら


【ランキング40位】(前回37位)
まほろ駅前多田便利軒(2011年)
 監督:大森 立嗣
 出演者:瑛太・松田龍平・鈴木杏・片岡礼子・本上まなみ・柄本佑・横山幸汰・高良健吾・岸部一徳 etc
 内容:「まほろ市」の町を舞台に、便利屋を営む若者とその同級生を中心とした友情物語。
 詳細はこちら


【ランキング39位】(前回36位)
ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年)
 監督:塚本 連平
 出演者:市原隼人・佐々木蔵之介・石田卓也・加治将樹・賀来賢人・麻生久美子・倉科カナ・坂井真紀 etc
 内容:ヤンチャ高校生と、町の駐在さんの日々の戦いを描いた青春映画。
 詳細はこちら


【ランキング38位】(前回35位)
ハナミズキ(2010年)
 監督:土井 裕泰
 出演者:新垣結衣・生田斗真・蓮佛美沙子・ARATA・木村祐一・松重豊・向井理・薬師丸ひろ子etc
 内容:北海道釧路で偶然知り合った2人の10年を描いたラブストーリー。
 詳細はこちら


【ランキング37位】(前回34位)
がんばって いきまっしょい(1998年)
 監督:磯村 一路
 出演者:田中麗奈・清水真実・葵若菜・真野きりな・久積絵夢・中嶋朋子・松尾政寿・本田大輔 etc
 内容:高校に入学した女子高生が、女子ボート部をつくり奮闘する姿を描いた青春映画。
 詳細はこちら


【ランキング36位】(新)
ゲノムハザード ある天才科学者の5日間(2014年)
 監督:キム・ソンス
 出演者:西島秀俊、キム・ヒョジン、真木よう子、浜田学、中村ゆり、パク・トンハ、イ・ギョンヨン、伊武雅刀 etc
 内容:奥さんの遺体を発見した男。そこへ奥さんからの電話。状況が分からない男は解決するため動き出す。男の過去を今を描いたサスペンス映画。
 詳細はこちら


【ランキング35位】(前回33位)
スイートリトルライズ(2010年)
 監督:矢崎 仁司
 出演者:中谷美紀・大森南朋・池脇千鶴・小林十市・大島優子・安藤サクラ・黒川芽以・見章子・草野康太 etc
 内容:お互い不倫に溺れてしまう夫婦の心情と、夫婦間の嘘を描いたヒューマンドラマ。
 詳細はこちら


【ランキング34位】(前回30位)
おくりびと(2008年)
 監督:滝田 洋二郎
 出演者:本木雅弘・広末涼子・山崎努・峰岸徹・余貴美子・吉行和子・笹野高史・杉本哲太 etc
 内容:チェロ奏者だった男が夢を諦め、地元で納棺師となる。その仕事と向き合う姿を描いたヒューマンドラマ。
 詳細はこちら


【ランキング33位】(前回32位)
そして父になる(2013年)
 監督:是枝 裕和
 出演者:福山雅治・尾野真千子・真木よう子・リリー・フランキー・二宮慶多・黄升R etc
 内容:出産時の子ども取り違えにより、悩む家族を描いたヒューマンドラマ。
 詳細はこちら


【ランキング32位】(前回31位)
ペタルダンス(2013年)
 監督:石川 寛
 出演者:宮崎あおい・忽那汐里・安藤サクラ・吹石一恵・風間俊介・安藤政信・韓英恵・後藤まりこ etc
 内容:自殺未遂の友人に会いに行く2人と、その運転をかってでた1人。4人の女性のヒューマン映画。
 詳細はこちら


【ランキング31位】(新)
探偵はBARにいる(2011年)
 監督:橋本 一
 出演者:大泉洋・松田龍平・小雪・西田敏行・田口トモロヲ・波岡一喜・高嶋政伸・松重豊・石橋蓮司 etc
 内容:ススキノを拠点に仕事をする1人の探偵。依頼された事件の真相を探るアクションサスペンス。
 詳細はこちら
探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年)
 監督:橋本 一
 出演者:大泉洋・松田龍平・尾野真千子・田口トモロヲ・波岡一喜・ゴリ・松重豊・渡部篤郎・篠井英介 etc
 内容:知人が殺害されるが犯人見つからずに再び動き出した探偵。ススキノを舞台に描くアクションサスペンス。
 詳細はこちら

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【ランキング30位】(前回29位)
花よりもなお(2006年)
 監督:是枝 裕和
 出演者:岡田准一・宮沢りえ・古田新太・香川照之・木村祐一・加瀬亮・國村隼・中村嘉葎雄・遠藤憲一 etc
 内容:仇討ちのため人を探していた侍。その侍が住む長屋を舞台に巻き起こる人情劇。
 詳細はこちら


【ランキング29位】(前回28位)
凶悪(2013年)
 監督:白石 和彌
 出演者:山田孝之・ピエール瀧・リリー・フランキー・池脇千鶴 etc
 内容:死刑囚が語った言葉から、明るみに出ていない事件の真相を追う記者を描いたサスペンス映画。
 詳細はこちら


【ランキング28位】(前回25位)
歩いても歩いても(2008年)
 監督:是枝 裕和
 出演者:阿部寛・夏川結衣・YOU・高橋和也・田中祥平・樹木希林・原田芳雄・野本ほたる・林凌雅・加藤治子  etc
 内容:久しぶりに医院を営む実家に帰った男性と家族。実家での親子の確執を描いたヒューマンドラマ。
 詳細はこちら


【ランキング27位】(前回27位)
脳男(2013年)
 監督:瀧本 智行
 出演者:生田斗真・松雪泰子・江口洋介・二階堂ふみ・太田莉菜・染谷将太・大和田健介 etc
 内容:感情を持たない脳男。その脳男が犯罪者を裁く様を描いたサスペンス映画。
 詳細はこちら


【ランキング26位】(前回26位)
かぐや姫の物語(2013年)
 監督:高畑 勲
 出演者:朝倉あき・地井武男・三宅裕司・宮本信子・高良健吾・高畑淳子・仲代達矢・橋爪功・上川隆也 etc
 内容:竹取物語を原作とした、かぐや姫を中心に描いたアニメーション映画。
 詳細はこちら


【ランキング25位】(前回24位)
誰も知らない(2004年)
 監督:是枝 裕和
 出演者:柳楽優弥・YOU・北浦愛・清水萌々子・木村飛影・韓英恵・加瀬亮・平泉成・タテタカコ・寺島進・遠藤憲一 etc
 内容:子供4人を置き去りにしていなくなった母親。残された幼い4人の子供の生活を描いた作品。
 詳細はこちら


【ランキング24位】(前回20位)
ウォーターボーイズ(2001年)
 監督:矢口 史靖
 出演者:妻夫木聡・玉木宏・金子貴俊・平山綾・眞鍋かをり・杉本哲太・谷啓・竹中直人 etc
 内容:男子高校生がシンクロナイズド・スイミングに挑戦する青春映画。
 詳細はこちら


【ランキング23位】(前回19位)
スウィングガールズ(2004年)
 監督:矢口 史靖
 出演者:上野樹里・貫地谷しほり・本仮屋ユイカ・平岡祐太・竹中直人・白石美帆 etc
 内容:適当に高校生活をおくる女子高生が、楽器と出会いジャズミュージックに挑戦する青春映画。
 詳細はこちら


【ランキング22位】(新)
麒麟の翼(2012年)
 監督:土井 裕泰
 出演者:阿部寛・新垣結衣・溝端淳平・松坂桃李・劇団ひとり・中井貴一・鶴見辰吾・田中麗奈 etc
 内容:1人の男性が殺され、加害者とされた男も事故で意識不明。事件の真相を追うサスペンス映画。
 詳細はこちら


【ランキング21位】(前回22位)
こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ!〜(2011年)
 監督:川村 泰祐
 出演者:香取慎吾・香里奈・速水もこみち・深田恭子・谷原章介・沢村一樹・夏八木勲・平田満・ラサール石井 etc
 内容:人気漫画の人気のストーリーを実写化。葛飾区を中心に描かれた感動人情劇。
 詳細はこちら


【ランキング20位】(前回21位)
風立ちぬ(2013年)
 監督:宮崎 駿
 出演者:庵野秀明・瀧本美織・西島秀俊・西村雅彦・風間杜夫・竹下景子・志田未来・大竹しのぶ・野村萬斎 etc
 内容:零戦を作った男の半生と、はかない恋愛を描いたラブストーリー映画。
 詳細はこちら


【ランキング19位】(前回17位)
UDON(2006年)
 監督:本広 克行
 出演者:ユースケ・サンタマリア・小西真奈美・トータス松本・升毅・片桐仁・要潤・小日向文世・鈴木京香 etc
 内容:コメディアンを目指した男が挫折し、帰った地元でうどんブームを巻き起こす。
 詳細はこちら


【ランキング18位】(前回14位)
土竜の唄(2014年)
 監督:三池 崇史
 出演者:生田斗真・仲里依紗演・堤真一・山田孝之演・岡村隆史・上地雄輔・遠藤憲一・吹越満 etc
 内容:潜入捜査間となりヤクザに潜り込む警察官を描くコメディー映画。
 詳細はこちら


【ランキング17位】(前回18位)
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語(2010年)
 監督:錦織 良成
 出演者:中井貴一・高島礼子・本仮屋ユイカ・三浦貴大・橋爪功・佐野史郎・遠藤憲一・中本賢・甲本雅裕 etc
 内容:エリートサラリーマンが母の入院を期に、田舎の小さな鉄道の運転士となるヒューマンドラマ。
 詳細はこちら


【ランキング16位】(前回16位)
めがね(2007年)
 監督:荻上 直子
 出演者:小林聡美・市川実日子・加瀬亮・光石研・もたいまさこ・吉永賢・里見真利奈・薬師丸ひろ子 etc
 内容:ある島に旅行に訪れた一人の女性が島民と知り合い「たそがれる」を学んでいくヒューマン映画。
 詳細はこちら


【ランキング15位】(前回13位)
鍵泥棒のメソッド(2012年)
 監督:内田 けんじ
 出演者:堺雅人・香川照之・広末涼子・荒川良々・森口瑶子・小野武彦・荒川結奈 etc
 内容:闇の便利屋が記憶を失い、何をやってもダメな劇団員とれ替わるアクションコメディ映画。
 詳細はこちら


【ランキング14位】(前回15位)
初恋(2006年)
 監督:塙 幸成
 出演者:宮アあおい・小出恵介・宮ア将・小嶺麗奈・柄本佑・青木崇高・松浦祐也・藤村俊二 etc
 内容:実際にあった発生した三億円強奪事件を架空のストーリーで描いた青春ラブストーリー。
 詳細はこちら


【ランキング13位】(前回12位)
ピンポン(2002年)
 監督:曽利 文彦
 出演者:窪塚洋介・ARATA・中村獅童・サム・リー・大倉孝二・夏木マリ・竹中直人・荒川良々・松尾スズキ etc
 内容:卓球一筋の高校生と、嫌々卓球をやっている高校生。2人と卓球を中心に描いた青春映画。
 詳細はこちら


【ランキング12位】(前回11位)
幸福の黄色いハンカチ(1977年)
 監督:山田 洋次
 出演者:高倉健・倍賞千恵子・桃井かおり・武田鉄矢・たこ八郎・渥美清 etc
 内容:刑務所を出所した男の目的地は?感動のラブストーリー。
 詳細はこちら


【ランキング11位】(前回10位)
初雪の恋 ヴァージン・スノー(2007年)
 監督:ハン・サンヒ
 出演者:イ・ジュンギ・宮崎あおい・塩谷瞬・森田彩華・柳生みゆ・乙葉・余貴美子 etc
 内容:韓国から転向してきた男の子が、神社でアルバイトする女の子に恋をする恋愛映画。
 詳細はこちら

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いよいよランキング10位以下の発表します。

【ランキング10位】(前回8位)
Shall we ダンス?(1996年)
 監督:周防 正行
 出演者:役所広司・草刈民代・竹中直人・渡辺えり子・原日出子・柄本明・徳井優・田口浩正・草村礼子 etc
 内容:エリートサラリーマンが通勤で見えるダンス教室の女性に恋をする。そこから始まるヒューマンストーリー。
 詳細はこちら


【ランキング 9位】(前回9位)
清須会議(2013年)
 監督:三谷 幸喜
 出演者:役所広司・大泉洋・小日向文世・佐藤浩市・妻夫木聡・鈴木京香・中谷美紀・剛力彩芽 etc
 内容:織田信長の後継者を決める評定会議を、面白おかしく描いたコメディー映画。
 詳細はこちら


【ランキング 8位】(前回7位)
超高速!参勤交代(2014年)
 監督:本木 克英
 出演者:佐々木蔵之介・深田恭子・伊原剛志・寺脇康文・上地雄輔・知念侑李・陣内孝則・西村雅彦・甲本雅裕 etc
 内容:大名に無理難題な参勤交代をさせる老中と、対抗し参勤交代をやり遂げる大名を描いたコメディ映画。
 詳細はこちら


【ランキング 7位】(前回4位)
青天の霹靂(2014年)
 監督:劇団ひとり
 出演者:大泉洋・柴咲コウ・劇団ひとり・笹野高史・風間杜夫 etc
 内容:自分が生まれる時代にタイムスリップをする。そこには自分の父親が・・・
 詳細はこちら


【ランキング 6位】(前回6位)
サトラレ(2001年)
 監督:本広 克行
 出演者:安藤政信・鈴木京香・内山理名・寺尾聰・八千草薫・松重豊・小野武彦 etc
 内容:自分の思念が周りの人間に聞こえてしまう「サトラレ」を描いたヒューマンドラマ。
 詳細はこちら


【ランキング 5位】(前回5位)
ソラニン(2010年)
 監督:三木 孝浩
 出演者:宮崎あおい・高良健吾・桐谷健太・近藤洋一(サンボマスター)・伊藤歩・ARATA etc
 内容:大人になろうとする人間と、大人になりたくない人間。葛藤を描いた青春映画。
 詳細はこちら


【ランキング 4位】(前回3位)
遺体 明日への十日間(2013年)
 監督:君塚 良一
 出演者:西田敏行・勝地涼・國村隼・酒井若菜・佐藤浩市・佐野史郎・沢村一樹・志田未来・筒井道隆・柳葉敏郎 etc
 内容:東日本大震災で実際にあった光景を実写化した作品。
 詳細はこちら


【ランキング 3位】(新)
サマーウォーズ(2009年)
 監督:細田 守
 出演者:西田敏行・勝地涼・國村隼・酒井若菜・佐藤浩市・佐野史郎・沢村一樹・志田未来・筒井道隆・柳葉敏郎 etc
 内容:全世界に展開されるネットの世界の危機を男子高校生が救うアニメ映画。
 詳細はこちら


【ランキング 2位】(前回2位)
ルパン三世 カリオストロの城(1979年)
 監督:宮崎 駿
 出演者:山田康雄・納谷悟朗・小林清志・井上真樹夫・増山江威子・島本須美・石田太郎 etc
 内容:世界を股に駆ける大泥棒が、若い頃に助けてくれた姫のために大仕事をするアニメ映画。
 詳細はこちら


【ランキング 1位】(前回1位)
ステキな金縛り(2011年)
 監督:三谷 幸喜
 出演者:深津絵里・西田敏行・竹内結子・草g剛・浅野忠信・阿部寛・中井貴一etc
 内容:殺人事件で起訴された男性の無実を照明するため、奮闘する弁護士を描いたコメディ映画。
 詳細はこちら


〜〜RIKUからの一言〜〜
RIKUの映画感想館開設してからの初ランキング。
久しぶりのランキング更新で見直しをかけました。
それでも上位の変化ってあまりないですね〜
これからも定期的に更新していきます。
でもまだまだ良い映画は沢山あります。
紹介していない映画も多いので、
まずはしっかり見て記事数増やします!


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2015年07月22日

【東京少女】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)

本日の映画紹介。
【東京少女】
東京少女.jpg

【出演者】
藤崎未歩:夏帆
宮田時次郎:佐野和真
ナナミ:福永マリカ
塩見篤史:近藤芳正
未歩の母:秋本奈緒美

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【感想】
本当に良い映画!
シンプルで面白い!
本当に単純だけど良い映画です!

久しぶりに良い作品でした。
シンプルな恋愛映画っていいですよね〜

本当は映画ではなくて、
BSで放送されたものらしいですが・・・

でも機会ありましたら一度見て欲しいです。
本当に分かりやすい面白い映画です。


【あらすじ】(ネタバレあり)
女子高生の未歩はホテルのトイレにこもっていた。
理由は未歩の母が彼氏を紹介しようとしたから。
母は再婚しようとして、塩見に未歩を会わせた。
未歩の母は出版社で働いていた。
再婚予定相手は小説家の塩見。
未歩の将来の夢も作家であった。
未歩は塩見に言った。
「私反対だから。」
そう言うとそのホテルから去ろうとした。
エレベーターを使わずに、
非常階段で帰ろうとした未歩。
階段の上から携帯電話を落としてしまう。
下まで降りて携帯を探すが見つからない。

一方時次郎は出版社にいた。
出版社の担当に
「今回の掲載は見送らせてもらいます。」
「あなたの小説には自分というものがない。」
「明治というこの時代をひっくり返す、
 斬新な小説を私たちは望んでいるんです。」
落ち込んで帰ろうとする時次郎は、
出版社の階段を下りていた。
その時、時次郎の頭に携帯電話が落ちてきた。
明治時代の小説家である時次郎は、
携帯電話の存在なんて知らない。
とりあえず家に持ち帰った・・・

未歩は自分の携帯へ電話を入れるが、
電波が届かないとのアナウンス。
「電波が届かないってどこ?」
家に帰った未歩は再び電話を架けてみた。

一方で携帯電話を家に持ち帰った時次郎。
小説が掲載されずに落ち込んで、
満月の月を見上げていた。
その時拾った携帯電話が鳴った。
電話口から未歩の声。
「それ私の携帯なんですけど。」
「あなた誰ですか?」
「そこより、どこです?」
時次郎は答えた。
「宮田時次郎。」
「ここは東京市本郷区湯島。」
現代とは違う住所に未歩は言う。
「ふざけないで下さいよ。」
「いい加減なこと言わないで、
     ちゃんと教えて下さい。」
時次郎はそれに対して怒った。
「君のほうがよほど失礼だよ。」
「聞く耳を持たない生意気な女は嫌いだ。」
そんな時次郎に未歩も怒った。
「もう結構です。さようなら。」
そう言い電話を切った未歩。
切ったあとにあわてて電話を架けなおすが、
携帯電話だが繋がらなくなってしまった。

翌日未歩は時次郎の言った住所を探した。
しかし何処にも宮田という家はない。
しょうがなく未歩は携帯を鳴らすが、
電波が届かないとのアナウンス。

その夜再び携帯を鳴らした未歩。
すると携帯のコール音。
時次郎も驚き電話に出た。
電話に出た時次郎は素直に謝った。
「柄にも無く言い過ぎた。」
「すまない。許して欲しい。」
誠実な時次郎に未歩も謝った。
そして未歩はそんな住所がないと伝えた。
そう言われても同じ住所を伝える時次郎。
時次郎の返答に未歩は気がついた。
『ワームホール』
未歩が携帯を落としたのは赤坂のホテル。
時次郎がいた出版社も赤坂であった。
そして未歩は聞く。
「今の西暦は何年の何月何日ですか?」
時次郎は答えた。
「1912年の4月16日。」
未歩の住む世界は2008年。
時次郎はそれを聞いて言った。
「100年も先の話じゃないか?」
「からかわないでくれよ。」
そう言われて未歩はネットで、
1912年に起きた事件を調べた。
それはタイタニック号の沈没。
それを時次郎に伝えた未歩だが、
もちろん時次郎は信じなかった。
そのタイミングで電話は切れてしまった・・・

翌日時次郎は新聞でタイタニック号の沈没を知る。
未歩の言っていたことを信じ始めた時次郎。

数日後の夜道、月を見た未歩は気がついた。
「前繋がったときも月が出ていた。」
そして時次郎に電話すると繋がった。
電話に出た時次郎は言った。
「待っていたんだよ君の電話。」
「合っていたんだよ君の言ったこと。」
それに対して未歩は言った。
「やっと信じてくれました?」
「それより、月見えていますか?」
時次郎も月は見えていた。
そして時次郎が何をしているかを教えた。
時次郎は夏目漱石の門下生。
更に帝国大学の生徒。(今の東京大学)
それを聞いて未歩も夏目漱石の代表作を話した。
未歩の夢も空想小説家。
その話を真剣に聞く時次郎だった。
そして時次郎は聞いた。
「僕はどうなっているんだろう?」
「100年後僕は、
 小説家として大成しているんだろうか?」
「どんな短いものでもいい。」
「100年後の記録に僕の小説が残っていたら、
           とても自信が付くんだけど・・・」
未歩はそんな時次郎の話に共感した。
そんな話の途中で月に雲がかかった。
急いで携帯の扱い方を教えて電話を切った未歩。

未歩は現代で時次郎の記録を探した。
探しても時次郎の名前は出てこない。
そこで見つけたのは夏目漱石の門下生を書いた本。
書いたのは母の再婚相手塩見の本だった。
それを手に取った未歩は塩見のもとへ。
「漱石の弟子に、
 時次郎って言う人がいたと思うんですけど・・・」
しかし塩見は時次郎の記録はないという。
「残念だけど作家にはなれなったみたいだね。」
その話を聞いて塩見のもとを後にした未歩。

一方の時次郎は空想小説を書いていた。
そして出版社に持っていくが担当に否定される。
「これは小説ではない。」
「人の心は打つことはできない。」
「あなた自身の小説を書いてください。」

落ち込んでいた時次郎は、
その夜初めて未歩に電話した。
未歩は時次郎の将来を、
どう伝えたらよいか分からず悩んでいた。
電話が来て驚いた未歩。
そんな未歩に時次郎は言う。
「今日は何となく君と話したくて・・・」
「この前の話なんだけど、あれもういいや!」
「先の未来分かっちゃったら面白くないもんね。」
「これからも僕の未来は何も言わないで。」
月を見ながら2人は話をした。
その時家に帰ってきた母。
部屋の窓からそれを見ていた未歩。
母を送ってきたのは塩見。
塩見は母との別れ際にキスをした。
動揺した未歩は時次郎の電話を切った。
帰って来た母に美帆は言う。
「恥ずかしくないの?」
「外でキスなんかして?」
「お父さんも見てるよ!」
それに対して母は言った。
「お父さんが亡くなって、
 はじめての誕生日のこと覚えてる?」
「お父さんのいない誕生日なんてしたくないって。」
「でもその次の年も、
     またその次の年も誕生日はやってきて。」
「いつの間にかお父さんのいない誕生日が、
             平気に出来るようになって。」
「お父さんが私たちに、
    自分を忘れるように仕向けているかと思った。」
「亡くなった人にすがって生きていかないようにって!」
「生きている人間は、
  未来を見つめて生きていかなきゃ駄目だって・・・」
「きっとお父さんは私たちにそう言ってくれている。」
「未来を歩くってあなたの名前だって、
              お父さんが付けてくれたの。」
「私はそう信じている。」
しかし未歩は強がった。
「そんなの自分に都合の良い屁理屈じゃん。」

そして部屋に戻った未歩。
再び携帯が鳴った。
急に電話を切った未歩を心配して時次郎が架けた。
一生懸命未歩を励まそうとする時次郎。
未歩は言った。
「自分が言っていることが子供だって分かっている。」
そして母の再婚の話を時次郎に言った。
実の父親に対する思いも時次郎に話した。
時次郎は言った。
「分かるよその気持ち。」
「自分もお母さん亡くなっているから。」
時次郎の父も母が亡くなってから再婚していた。
「いくら自分の親だからって、
 子供が親を独り占めしたら駄目だって分かったんだ。」
「親にも親の人生があるんだからって・・・」
時次郎の話は未歩の心に届いた。
「なんだか行きたくなっちゃったな〜」
「そっちの世界。」
それを聞いて時次郎は提案した。
昼の月が出ているときにデートをしようと・・・
そしてデートの日付を決めた2人。
デート先は銀座に決定した。

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デートの日。
2人は互いの時代で待ち合わせ場所に向かった。
時代の違う同じ場所。
2人は老舗のお店で同じカレーを食べた。
もちろん携帯で話しながら・・・

そして時代の違う同じ道を散歩した。
現代でもある呉服屋を発見した2人。
時次郎は未歩に言った。
「待ってて。」
そう言った時次郎は呉服屋で手鏡を買った。
「100年後、
 必ずこの手鏡を取りに来る女性がいます。」
「それまでここに置かせてください。」
そう言って手鏡の裏に未歩へ宛て手紙を書いた。
店を出た時次郎は未歩に電話して言った。
「宮田時次郎から預かったものを、
          引き取りに来たって言って。」

それを聞いて美帆は店に入った。
「こちらに宮田時次郎さんが
 預けたものがあるってお聞きしたんですけど。」
対応した店員は祖母を呼んだ。
おばあちゃんは未歩を見て言った。
「未歩さんかい?」
「やっと会えた〜」
そう言うとおばあちゃんは未歩を抱きしめた。
「長生きしてよかった〜」
そして未歩は手鏡を受け取った。
手鏡の裏には
『時は離れていても、君の心は近くに感じる』
時次郎がそう記していた。

未歩は喜びおばあちゃんにお礼を言った。
「おばあちゃんありがとう。」
そして時次郎に電話して言う。
「こっちに時次郎さんに
 会ったって言うおばあちゃんがいるの。」
それを聞いて時次郎は言う。
「ちょっとおばあちゃんに代わってくれる?」
時次郎は目の前の少女に電話を渡した。
未歩もおばあちゃんに電話を渡す。
こんにちはと言った少女に、
おばあちゃんは言った。
「あら!可愛い女の子。」
「名前は?」
少女は答えた。
「ナナミ」
おばあちゃんは少女に言う。
「おばあちゃんと同じ名前だ。」
「いいかいナナミちゃん。」
「時次郎さんの預けた手鏡は、
  あなたがちゃんと責任を持って、
       大切に持っているのよ。」
そして時次郎に電話を代わった。
おばあちゃんは時次郎に言った。
「時次郎さん。ありがとう。」
時次郎は答えた。
「お礼を言うのは僕のほうです。」
「ありがとうございました。」

呉服店を出た2人は、
おばあちゃんは全て知っていたのではと話した。
そして時代を越えたデートは終わりを告げる。
「今新しい小説を書いているんだ。」
「僕自身を書いた小説。」
そう小説家の夢を話した時次郎。
実際の世界では時次郎の名前はない。
それを聞いて未歩は言った。
「変えられると思う。」
携帯の電池が亡くなりかけていた・・・
残りの充電が少なくなりアラームが鳴った。
話の途中で電話を切ることにした未歩。

デートから帰った未歩に母は言った。
「私たち結婚を辞めようと思っているの。」
「反対を押し切ってまで幸せになろうと思わない。」
「未歩が反対しているのに幸せにはなれない。」
時次郎の話を聞いて考えが変わっていた未歩は、
「どうして辞めちゃうの?」
「お母さんを独り占めにしてた。」
「私好きな人と一緒にいたいって気持ち分かるし、
      ずっと話していたいって気持ち分かる。」
「いいよ結婚して。」
「今度3人で一緒に食事しよ。」

未歩は次の通話までには、
なんとかして充電器を届けようと考えていた。

母と塩見との食事の日。
場所は携帯を無くした赤坂のホテル。
同じ場所で充電器を届けようと考えた。
しかし階段から電池を落としても時次郎には届かない。
時次郎も同じ場所にいなくてはいけないのか?
そう思って電話をした未歩。
そのころ時次郎は新しい小説を書き終えて、
編集者へ向かおうとしていた。
着いたら電話する約束をして未歩は、
母と塩見の待っている場所に戻った。

ちょうど到着した塩見は、
未歩が探していた時次郎の情報を持ってきた。
「確かに漱石の弟子で実在している。」
「明治45年4月27日に亡くなっている。」
その日は現代で4月27日。
あわてた未歩は塩見の持ってきた記事を手にとり、
月の見える屋上へ走った。
時次郎に電話した未歩は言う。
「時次郎さん今日は帰って。」
「あなたを守りたいの。」
「これからもあなたと話たいから。」
「あなたは今日公園の池に落ちて死ぬの。」
「溺れている女の子を助けて死ぬの。」
「その女の子はナナミちゃんよ。」
それを聞いて時次郎は未歩へ言った。
「僕が行かなければ、
 ナナミちゃんはどうなるんだよ?」
2人の脳裏には、
おばあちゃんの言った言葉が浮かんだ。
『時次郎さん。ありがとう。』
時次郎は言う。
「僕は行くよ。」
未歩は返した。
「行かないで。私あなたのことが・・・」
電池が切れて2人の会話は終わった。
届かない言葉「好きだから。」とともに・・・

未歩は時次郎が亡くなった公園へ走った。
そして池に向かって叫んだ。
「時次郎さん。」
そこで見つけた1つの墓石。
そこに書かれていたのは、
『時は離れていても、君の心は近くに感じる』
未歩は墓石を見ながら涙していた。

数日後。
未歩は塩見と共に時次郎の血縁の家を訪れた。
渡されたのは時次郎が亡くなった時に持っていた小説。
小説のタイトルは『未来を歩く女』
小説の中には
『時は離れていても、君の心は近くに感じる』
との一文も入っていた・・・

時は経ち、未歩は公園の墓石を訪れていた。
花束と一冊の小説を持って。
小説は『未来を歩く女。』
『時代を先取りした天才小説家 宮田時次郎』
『百年目のデビュー』
と記されていた。

未歩は墓石に花束と小説を置き、携帯電話を開いた。
そして繋がるはずのない時次郎へ電話を架ける。
「時次郎さん。ベストセラーだよ。」
「私への気持ちがいっぱい詰まった。」
「これってラブレターだよね。嬉しかった。」
「私頑張るから。」
「私の成すべき事に向かって。」
「ずっと見守っていてね。」


(終わり)


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2015年07月14日

【NANA】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)

本日の映画紹介。
【NANA】
NANA.jpg

【出演者】
大崎ナナ(ナナ:ブラスト):中島美嘉
小松奈々(ハチ):宮崎あおい
本城蓮(レン:トラネス):松田龍平
高木泰士(ヤス:ブラスト):丸山智己
寺島伸夫(ノブ:ブラスト):成宮寛貴
岡崎真一(シン:ブラスト):松山ケンイチ
一ノ瀬巧(タクミ:トラネス):玉山鉄二
芹澤レイラ(レイラ:トラネス):伊藤由奈
藤枝直樹(ナオキ:トラネス):水谷百輔
遠藤章司:平岡祐太
川村幸子:サエコ
早乙女淳子:能世あんな
高倉京助:高山猛久
小松奈津子(奈々の母):宮崎美子
小松奈緒(奈々の姉):紺谷みえこ
小松奈美(奈々の妹):岡本奈月

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【感想】
初めて読んだ少女マンガ?
その時連載の巻まで呼んだ記憶があります。
その後は・・・
今は休載中とのことで、
連載ストップしているそうです。

詳しくはNANA2まで書いてから
トータル感想もふまえて書こうと思います。

しかし宮崎あおいちゃん可愛い〜
私大好きなんですよ!
演技うまいし可愛いし、
透明感が違いますよね〜
NANA2で出演者変わったのが、
とても残念でした。

つい懐かしく2作録画して見てしまいました。
あの頃のヒット作ですよね〜
まずはNANA2の記事で感想書きます。


【あらすじ】(ネタバレあり)
対バンを成功させ打ち上げをするブラストの4人。
ノブは調子に乗り、東京行きを口走る。
ギターのノブは旅館の跡取り息子。
ドラムのヤスは弁護士の卵。
飲みつぶれたノブを送っていくヤス。
レンに「あのことしっかり伝えろよ」と言って別れた。

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ねえナナあたしたちの出会い覚えてる。
私は運命とか信じちゃうたちだから、
これは運命だと思う。
笑ってもいいよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
東京行きの列車。
奈々はナナの隣の席に座った。
同じ年の2人。
20歳の奈々は彼氏を追いかけて上京。
相席のナナに自分と彼氏の惚気話を続けた。
そして同じ年の同じ名前の2人に乾杯した。
これが奈々とナナの出会い。

東京へ着き彼氏の章司の家での生活。
奈々は章司の家に住み込んでいた。
しかし章司は奈々の自立を望んでいた・・・
部屋と仕事を探す奈々。
格安物件を見つけ住むアパートを見つけた。
不動産屋に紹介されて部屋に入ると、
別の不動産屋に連れられてナナが・・・
立会いに来ていたヤス。
ヤスの提案で一緒に住むことになった。

懐っこくて従順な奈々。
ナナは奈々を『はち』と呼んだ。
奈々はナナをレコードショップに連れて行く。
奈々はトラネスの大ファン。
ベースのタクミのファンと語る奈々。
トラネスのギターはレン。
レンを怖そうと言う奈々をナナは笑った。
そんなナナに奈々は言う。
「この前の人のこと好きなんでしょ?」
「意地ばっかり張ってると幸せが逃げちゃうよ。」
ナナはその言葉に昔を思い出していた。
奈々の持ち帰った部屋に張られた、
トラネスのポスター。
ポスターに映るレンの首のネックレス。
鍵のついた鎖のネックレス。
それはナナが上京前に渡したもの。
「私一人ぼっちは嫌だよ。」
そう言ってレンの首に鍵を閉めた。

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ねえナナ。
ナナは気ままな野良猫みたいで、
誇り高くて自由だけど、
見えない傷を負っていたよね。
能天気な私は、
それさえカッコいいことのように思っていた。
それがどれ程の痛みなのかも知らずに・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その頃の章司はアルバイト先で、
同じ大学に通う後輩幸子と仲良くなっていた。

バイトから帰ってきた奈々。
ナナはアパートで食卓テーブルを自作していた。
「ナナ大工さんになれるよ。」
ナナは答えた。
「指でも怪我したらどうするんだよ。」
奈々は言った。
「そっかギター。」
ナナは反論した。
「私はギタリストじゃなくてボーカリスト。」
奈々は言う。
「凄い!カッコいい!尊敬しちゃう!」
ナナは返した。
「そのセリフは私の歌聴いてから言って。」

その時・・・
「宅配便です。」
ドアを開けるとノブがいた。
ノブを見たナナは怒った。
「何しに来た。帰れ。」
しかしノブは言う。
「俺はギターが弾けたら幸せなんだよ。」
「俺はお前の歌で・・・」
ナナは呆れてヤスに電話した。
しかしヤスもノブの行動に賛成した。
「ノブが作った新曲。」
「お前が歌ったら敵なしだ!」
そしてノブが作った曲を聞いたナナ。
そして即興でナナは歌った。
電話越しのヤスに聞かせて・・・
「忘れられない夜にしてやる!」

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その夜の事は本当に今でも忘れられない。
まだ歌詞のついていない曲に、
ナナがでたらめの英語を乗せて歌うから、
まるで不思議な呪文でもかけられているように、
私はその声の虜になったんだよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜上京前のナナとレン〜
地元でレンは有名だった。
レンのライブをノブに連れられて見に行ったナナ。
真っ赤なフリフリのワンピースを着て。
先頭を陣取っていて、
レンに睨みをきかせてライブを見ていたナナ。
その頃のナナはばあちゃんが死んで、
一人ぼっちとなっていた。
そんなときの誕生日に、
ワンピースを買って見に行ったレンのライブ。

〜現在〜
ブラストはバンドの再結成を考えた。
ナナとノブはベースとドラムの募集を始めた。
その広告を見て来たのがベーシストのシン。
ナナはシンに聞いた。
「リスペクトしているベーシストは?」
シンは答えた。
「トラネスのレン。」
レンはブラスト時代はベーシストだった。
ナナは言った。
「一つだけ条件がある。」
「約束できないないなら辞退して。」
「レンを超えてね。シン。」
シンはナナの意見に賛成した。
こうしてブラストのベーシストは決まった。

その時ヤスが上京してきた。
ヤスにナナは言った。
「ブラストはあんたが作ったバンドだろ。」
ヤスは答えた。
「弁護士事務所なら東京にもあるから。」
こうしてバンメンバーは決まった。
レンの変わりにシンが入って・・・

数日後・・・
経営不振でバイトを首になった奈々。
落ち込む奈々は章司に電話した。
しかし章司は幸子と一緒にいた・・・
章司とも会えずに落ち込む奈々。
奈々を励ましたのはナナだった。
ブラストの初ライブ報告と!
ナナの優しいキス!
一気に元気になった奈々。

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
上京したての私は、
ちゃんとやっていけるのかとても不安だった。
でもナナと暮らし始めることに、
不思議と不安はなかったんだよ。
うまく言えないけど・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そして新しいアルバイトを見つけた奈々。

そんな時に章司の異変に気づいたのは、
奈々の同級生であった淳子と京助だった。
2人に諭された章司。
幸子に付き合う気がないことを告げる。
しかし幸子は
「友達でいいから縁を切るって言わないで。」
寂しそうな顔で訴えた。
それに動じた章司。
その日幸子を抱いてしまった・・・

ある日章司のバイト先に行った奈々とナナ。
奈々を見て動揺した幸子はコップを落とし、
割れたコップで手を切ってしまう。
それを優しく介抱したのは奈々だった。
バックヤードで幸子は章司に言った。
「可愛くて、優しい彼女だね。」
「傷つけないうちにやめよう。」

章司のバイト終わりまで待つ奈々。
バイトが終わる時間・・・
バイト先から出てきたのは幸子。
それを追いかけてでてきた章司。
サチコを抱きしめて、
「俺彼女と別れるから・・・」

それを見ていた奈々とナナ。
ナナは章司に走りよった。
章司を殴ろうとするナナ。
とめたのは幸子だった。
奈々は何もできなかった。
そんな奈々にナナは言う。
「ハチ。てめえの喧嘩だろ。」
「てめえの男だろ。てめえで取り返せ。」
奈々は泣きながらナナに言った。
「いらない。」
「もう顔も見たくない。」
そして奈々はナナに寄り添って帰った。
その日奈々はナナに寄り添って寝た。

〜上京前のナナとレン〜
レンが上京を決めた日。
レンはナナに言った。
「お前はお前の好きなように生きたらいい。」
「俺東京行くから。」
それがレンとナナの別れ・・・

〜現在〜
ブラストの東京進出初ライブ。
失恋したばかりの奈々の胸に、
ブラストの新曲は響いた。
ライブは大成功に終わった。

数日後アパートに届く書留。
奈々の実家からだった。
中身はトラネスのライブチケット。
しかも最前列。
抽選で当たったチケット。
落ち込んでいたはずの奈々は、
一気にテンションが上がった。
そしてナナを誘う。
しかし誘いを断ったナナ。
ナナはバンドメンバーにも声をかけた。
反応しないメンバー。
メンバーは奈々にレンとナナの関係を教えた。
ナナは自分の歌で食べて行きたいと、
レンと一緒にいることを諦めた事を・・・

迷った奈々。
しかし再びナナを誘った。
「やっぱ一緒に行こうトラネスのライブ。」
「ライブは見なくていい。」
「でもうちの実家に遊びに来ない?」
ナナの答えは予想外に、
「いいよライブ。見に行っても。」

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そして奈々と実家に行ったナナ。
ナナを歓迎する奈々の家族。
親がいないナナは喜んだ。
そのことも知らなかったナナ。
自分のことを普段話さないナナに奈々は言う。
「嬉しくて。」
「あんまりナナが自分の事話さないから、
 自分の事寂しいなって思ってたんだよ。」
それに対してナナは、
「そっか、聞いてくれれば何でも話すよ。」
それに対して真顔で奈々は聞いた。
「ごまかさないで、ちゃんと答えてね。」
「今でもレンを好き?」
ナナは言った。
「知ってたんだ。」
「知ってて私を連れてきてくれたんだね。」
「ありがとう。」

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ナナは結局私の質問には答えなかった。
だけど、そんなのは聞かなくても分かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜上京する前のナナとレン〜
レンは倉庫街に捨てられた孤児。
初めてライブに行って、
ヤスとレンがいるブラストに加入したナナとノブ。
そして1年
「ファンの子だって知っているだろう。」
「私には手を出さないって言うのが、
  ブラストのルールだって言うの。」
ナナがレンに言うと、
レンは黙ってナナにキスをした。
そしてナナとレンは付き合った。
ナナは肩にタトゥーを入れた。
レンは聞いた。
「蓮の花?」
ナナは答えた。
「レンの花!」

〜ナナ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
レンは私に歌う喜びを教えてくれた。
ギターを教えてくれた。
生きる希望を与えてくれた。
レンが放つ引力で、
私は高鳴る秀才のようだった。
だけど私はレンのために歌うことを決めた訳じゃない。
私は私のために今日まで歌ってきたんだよ。
〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私はレンの姿だけ目で追った。
ここにナナがいることをレンが気づいてくれるように、
ひたすらテレパシーを送り続けた。
届かないのかな?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜上京前のナナとレン〜
レンを見送るブラストメンバー
ギターだけを担いで電車に乗るレン。
レンはナナを連れて電車に乗った。
そしてナナを抱きしめた。
ナナにキスをした。
発車の合図がホームに鳴り響く。
ナナはレンの腕を払い、
電車から飛び降りた。

〜ナナ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
レンと暮らして1年と3ヶ月。
まだ雪が残る春の始まりに、
私達は終わった・・・
〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ときどきレンが、
こっちを見てくれている気がしたけど、
その目はすぐに別のところに向けられてしまった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そんな思いがはせるトラストのライブ。
奈々はナナの気持ちを思い泣いていた。
ナナもまた、レンを見て泣いていた。
奈々とナナ2人手を握って・・・

レンは気がついていた。
ナナを見つけたレンは演奏を間違えていた。
アンコール前の会場。
ヤスに電話するレン。
「ヤス、ナナが来ている。」
「今更どの面下げて会えって言うんだよ。」
ヤスは言った。
「もう会う気がないなら、ナナは俺がもらう。」

コンサートが終わった奈々にヤスから電話が入る。
ヤスはナナに言った。
「そっちにレンから電話が入るかもしれない。」
ナナはヤスに怒った。
「余計なことするなよ。」
ヤスは反した。
「お前まだ思っているんだろ。」
「二度と抱けない女に縛り付けられた、
            レンの気持ちにもなれよ。」
それを聞いたナナ。
「こうなったら仕方ねえ。」
「鍵返しに行って来る。」
「レンの首につけた鎖の鍵。」
そう奈々に伝えレンのもとに・・・

レンの楽屋へ行ったナナ。
「これで全部終わりだよ。」
「いつまでも引きずっているのは性に合わない。」
「いつかきっとトラネスを越えて見せる。」
そう言って鍵を返し部屋を出たナナ。
レンは追いかけた。
強がっているナナを抱きしめるレン。
「会いたかった。」
ナナはレンに抱きしめられて泣き崩れた。

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あの時ナナはどんな思いでレンに会いに行ったの?
本当はどんな思いで・・・
だって好きだ何て言葉、
軽々しく口に出来るほど単純なものなら、
とっくに会いに行ってたものね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
レンはナナと一緒にいた。
「あの部屋はまだ借りたままになっている。」
「あそこは俺の原点だから。」
「いつかあそこに戻って、
 お前と2人で暮らすんだ。」
そして昔話を始めるレン。
そんあレンにナナは言った。
「もう昔みたいにあんたとは暮らせない。」
「私にも意地があるから。」
「でもたまにこんな風に会って、
 抱き合ったり、
 お互いの事話せたらいいなって・・・」
「そしていつかもっと歳をとって、
 意地とか見栄とか全部なくなって、
 歌うのに疲れたら、
 私もあの家に戻ってもいい?」
そういうナナを黙って抱きしめるレン。

明け方目を覚ました奈々。
ベットにはナナも寝ていた。

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あの頃私は、
もう二度と恋なんかしたくないと思ってた。
だけど、どんなに傷ついても苦しくても、
もう一度夢を見ようって、
誰かを心底愛してみたいって、
そのときナナの幸せを祈りながら
そうな風に思ったんだよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
目を覚ましたナナに奈々は聞く。
「レンとどうなったの?」
ナナは言った。
「今回の件では世話になったな。」
「何かご褒美あげないと。」
「何がいい?」
奈々は言った。
「タクミくんのサイン。」

数日後アルバイトで怒られ、
落ち込みながらアパートに帰った奈々。
出迎えたのはタクミ・・・
「お帰り。奈々ちゃん。」
奈々は泣いて喜んだ。

〜奈々〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あの時思わず涙が出たのは、
その夢のような出来事が、
ナナが用意してくれたご褒美だって、
すぐに分かったから・・・
ありがとうを100万回言われるより、
愛を感じた。
それがとても嬉しかった。
少しも大人になんかなれないのに、
もう甘えてばかりいられない現実の中で、
ナナは飛び切り甘い夢を見させてくれた。
とても幸福な、初恋みたいだったよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(終わり)
〜GLAMOROUS SKY〜
開け放した窓に 廻る乱舞のDEEP SKY
AH 仰いで・・・
繰り返す日々に 何の意味があるの?
AH 叫んで・・・
飛び出すGO
破棄潰した ROCKINGS SHOES
跳ね上げる PUDDLE
フラッシュバック
君は CLEVER
AH REMEMBER

あの虹を渡って あの朝に帰りたい
あの夢を並べて 二人歩いた
GLAMOROUS DAYS

明け渡した愛に 何の価値もないの?
AH 嘆いて・・・
吐き出す GO
飲み干して ROCK’N ROLL
息が上がる BATTLE
フラッシュバック
君の FLAVOR
AH REMEMBER

あの星を集めて この胸に飾りたい
あの夢を繋いで 二人踊った
GLAMOROUS DAYS

眠れないよ!

SUNDAY MONDAY
稲妻 TUESDAY
WEDNDSDAY THURSDAY
雪花・・・
FRIDAY SATURDAY
七色EVERYDAY
闇雲 消える FULL MOON
応えて 僕の声に

あの蜘蛛を払って 君の未来照らしたい
この夢を抱えて 一人歩くよ
GLAMOROUS DAYS

あの虹を渡って あの朝に帰りたい
あの夢を並べて 二人歩いた
GLAMOROUS DAYS

GLAMOROS SKY・・・


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2015年07月12日

【セイジ〜陸の魚〜】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)

本日の映画紹介。
【セイジ〜陸の魚〜】
セイジ陸の魚.jpg

【出演者】
セイジ:西島秀俊
僕:森山未來
翔子:裕木奈江
カズオ:新井浩文
タツヤ:渋川清彦
マコト:滝藤賢一
りつ子:庵原涼香
ツノ先生:亀石征一郎
ゲン爺:津川雅彦
動物愛護団体の女性職員:奥貫薫
動物愛護団体の男性職員:宮川一朗太
20年後のりつ子:板東晴
20年後の僕:二階堂智

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【感想】
ふーん・・・
味のある映画ではありました・・・
深いですよね〜

人間と動物と・・・
愛の裏にある闇と・・・

とても難しい映画ですね〜
出演者が実力者揃いで、
世界観との違和感はないのですが、
もっとシンプルでよかったかな〜

時間軸の曲げ方とかは、
とても面白く作っているんですが、
セイジと僕の関係をもっと深く導いて欲しい気が・・・

これ何回か見たら味出てくるんでしょうね!


【あらすじ】(ネタバレあり)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
世界は動き続ける。
僕の毎日はただ単純に過ぎていく。
不自由もなく、そして満足もない。
そんな日々の中僕に届いたその企画書は、
忘れていたあの夏からのものだった。

20年も昔の話だ。
僕はこの店にたどり着き、
そしてあの人に出会った。
それから一度もこの店を訪れてはいない。

大学4年の夏適当に就職先を決めて、
僕は自転車をこいでいた。
自分探しとかそんな崇高目的ではなく、
それは長い散歩に似ていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
疲れ果て自転車を押して歩く僕。
夜の道路には弾かれたであろうイノシシの死体。
それを横目に歩いていると、
後ろから一台の車が・・・
その車はイノシシの前に止まって、
イノシシを荷台に乗せた。
そして僕の横を通り過ぎていった。

翌朝山道のくだりを自転車で走っていると、
軽トラックに衝突して転倒した。
自転車は前輪が曲がり到底乗れない状況。
軽トラックを運転していたのはカズオ。
カズオの車に乗せられて向かった先は、
その地の小さなBAR「HOUSE475」。
僕の手当てをしてくれたのは翔子。

そんな出会いから、
一時的に店の手伝いをすることになった僕。
夜にはその地の馴染みの客が集まった。
僕は「旅人」と呼ばれ可愛がられた。
僕は常連に酒を飲まされた。
酔いつぶれた翔子はマコトが送って帰った。
常連客が帰ったBAR。
残ったカズオに僕は聞いた。
「翔子さんってセイジさんの恋人なんですか?」

カズオは翔子とセイジの話を教えてくれた。
翔子は店のオーナーであり、
セイジは雇われ店長である。
翔子は前の旦那から、親権代わりに店を渡された。
店を経営するつもりなど無かった翔子。
そこにセイジが現れたという。
それは雨の日だった。
ずぶ濡れで現れたセイジは翔子に、
「ここで働けますか?」
そう尋ねたのだった。

カズオが帰りソファで寝ていた僕。
目を覚ますとカウンターにセイジがいた。
コーヒーを差し出してくれたセイジ。
僕はコーヒーを飲みながら話しかけた。
「今日常連の人たちに会いました。」
セイジは
「そうか」
としか言わなかった・・・

翌日お腹のすいた僕は買出しに出かけた。
帰り道に川原で子供と遊ぶセイジを見かけた。
その子供の名はりつ子。
ゲン爺という目の見えない男の孫。
横目でそれを見ながら帰った僕。
しばらくするとセイジが帰ってきた。
昼食を食べていた僕にセイジは言った。
「お前クソするか?」
「飯食うからするんだ。」
僕は答えた。
「食わなかったら死んじゃいますよ。」
セイジは言った。
「食わなきゃ死んじゃうか・・・」
「面倒せえな〜」
「生命維持装置みたいなもんか〜」
僕は言った。
「食わなきゃ死んじゃうんです。」
「だから働くんです。」
セイジはそれを聞き何も言わずに店を出て行った。

しばらくすると店に翔子が来た。
翔子と2人ビールを飲む僕。
僕の持っていた内定通知書を見て、
「凄いね〜」
と翔子が褒めてくれた。
それに対して僕は返した。
「そんなことないですよ。」
「そんなの単なる、
 生命維持装置みたいなも物ですから。」
セイジの言葉を代用して謙遜した僕。
そんな僕に翔子は言った。
「いいな若いって〜」
「私なんか未来のことなんて・・・」
翔子の魅力に惹かれていた僕は返した。
「翔子さんだって若いですよ。綺麗ですし。」
僕はビールを飲む翔子の口元に目が行った。

〜僕が店に来た前日〜
翔子は引き離された子供を忘れられないでいた。
声を聞くために子供の住む家へ無言電話を架ける翔子。
声を聞いて、悲しみを紛らわすため酒を飲んだ・・・

その日の夜は、山道で自転車を押していた僕。
僕が見たイノシシの死体をトラックに乗せたのはセイジ。
セイジはその夜イノシシ肉を店で解体した。
そこに現れた翔子は何も言わずにセイジを押し倒した。
そんな翔子にセイジは言った。
「酒を控えたほうがいいな。」
冷静なセイジに翔子は声を荒げた。
「何よ。そうやって何でも分かったような顔して。」
「あんたに何が出来るのよ。」
「あなたを拾ったのだって私じゃない。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

僕が店に来てから数日後。
店で常連客タツヤのバンドのライブが行われた。
ずっとベースをやっていたタツヤの引退ライブ。
常連客が集まりライブを盛り上げる。
ライブは終わり1人1人と客は帰って行った。
残ったのは僕とカズオとタツヤとツノ先生。
セイジは隅で1人酒を飲んでいた。
タツヤは僕に言った。
「夢だけじゃ生きていけないの。」
横からカズオがチャチャを入れる。
「夢が無かったら生きていけないだろうが・・・」
僕はタツヤに聞いた。
「じゃあ金を貰うってどういうことですか?」
タツヤは言った。
「それは物を買ったり暮らすってことだよ。」
「お前だって良い生活したいだろ?」
僕は反論した。
「良い生活って言うのが、
 結局どこに行くのかって話なんですよ。」
「金持ちにならなきゃみんな不幸なんですよ。」
「この世界においては・・・でしょ?」
熱く話す僕にカズヤはチャチャを入れる。
「あ〜旅人セイジに似てきた〜」

しばらくして店を片付ける僕。
カズオはまだ店にいた。
新聞を読んで近くで起きた事件の話をする。
4件の同じ手口の殺人事件。
「あっ。旅人!お前だろ犯人!」
適当に話カズオに僕は答えた。
「いいから帰ってよ〜」
もう一つのソファでは酔いつぶれたツノ先生が寝ていた。
その夜セイジと僕はツノ先生を家まで運んだ。

翌日壊れた自転車を修理しようとしていた僕。
セイジも車の整備をしていた。
そこに現れた動物愛護団体の職員。
地域で行われている有害動物駆除。
畑を荒らすイノシシを殺していることに、
職員は保護の観点から署名を集めていた。
無視して作業を続けるセイジ。
僕は職員に聞いた。
「動物だけを保護するってことですか?」
「何を保護するって人間が決めるのって・・・」
それに対して愛護団体の職員は答えた。
「弱い動物を人間のエゴが奪っているの。」
「それを少しでも救おうと・・・」
その時セイジは言った。
「興味ない。帰ってもらえますか?」
セイジの態度に職員は言う。
「興味ないって・・・
 あなた大人としての自覚はないの?」
セイジは更に言い返す。
「自覚はあるさ。」
「人間が多すぎるだけだ。」
「イノシシも居場所があれば、
      人里なんかに下りてこない。」
「動物も生きていれば人間も生きている。」
「それがぶつかって、
   その最前線に農家のオヤジがいる。」
「その後ろには50億の人間が占めている。」
「あんたのその軽薄な考えで、
 いったい何を解決しようとしているんだ。」
「本気で駄目だと思うならさっさと首でもくくって、
 地球のために人間を1人でも減らしてやることだな。」
「何も猟銃だけが、
  鹿やイノシシを殺しているわけではない。」
「あんたの香水や、俺の転がしている車。」
「そういう物全てが、
      壊して命を奪い合っているだけだ。」
愛護団体の職員は何も言い返せずに帰って行った。
帰った後に僕はセイジに言った。
「あんなの自分が満足したいだけじゃないですか。」
セイジは答えた。
「そうじゃない。間違っているわけじゃない。」

動物愛護団体の話をゲン爺とした僕。
それを聞いたゲン爺は言った。
「いつの間にか人間は、
 地球にとって癌細胞のようになってしまった。」
「本当は神様も・・・」
「いや、誰しもが望まなかったことじゃ。」
「いいか旅人。」
「セイジには物事が見えすぎるんじゃろ。」
「見えすぎると自分の無力さに気付き。」
「その先には絶望しかない。」
「ワシ等みたいな人間は、
   ある意味鈍感だからやっていける。」
「鈍感さは絶望を緩和してくれる、
         鎮痛剤なのかもしれない。」

その夜僕は店で一本のフィルムテープを見つけた。
タイトルには『美鈴5歳』と書かれてある。
僕は誰もいない店でそのフィルムを見た。
それはある少女のお誕生日会の映像。
その後は家族との楽しい時間が録画されていた。
そこに入ってきたセイジ。
セイジは隣に座り、
微笑みながらその映像を見ていた。
しばらくして席を外したセイジ。
セイジがいなくなり僕は1人で見ていた。
するとフィルムが焦げて映像は中断された・・・

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そんな、ある雨の日。
りつ子はゲン爺にヘッドフォンをつけ、
自分が書いた絵と音声を聞かせていた。
ゲン爺は目が見えないが、
優しいりつ子のプレゼントに喜んだ。
その時家のインターフォンが鳴る。
りつ子はゲン爺に、
「聞いてて。」
と言い残して部屋を出た。
「パパ?誰?」
その時りつ子が見たのは、
雨具を着た人間が両親を殺す姿。
そしてりつ子も・・・

数日後りつ子の両親の葬儀が行われた。
犯人は両親を奪い去り、
りつ子からは左手と魂を奪い去った。

それから数日。
りつ子を見合いに来る多くの人々。
しかしりつ子は一向に良くならない。
セイジだけはりつ子に会いに行かなかった。

ゲン爺もまた病んでいた。
『セイジその本には書いてあるか?
 人間は何のために生まれてくるのか?
 りつ子は何のために生まれてきたのか?
 教えてくれ。
 それだけ本を読んでいてまだ分からんか?』
やり場のない感情をどうしていいか分からなかった。
そしていつもりつ子と参拝していた、
庭にある神棚をナタで叩き割った。

僕は以前翔子が言っていた言葉を思い出した。
『セイジ君って陸の魚なの
 この世界に1人でも不幸な人間がいる限りは、
 自分の幸せなんてない。
 そう考えているのかもしれないな。
 だからいつも寂しさや悲しさで胸を一杯にしてる。
 この世で生きることを諦めてしまった生き物。』
そして僕はセイジに言った。
「りつ子ちゃんには会いに行かないんですか?」
何も言わずにその場を去ろうとするセイジ。
僕はそんなセイジに言った。
「逃げているだけじゃないですか?」
「りつ子ちゃんは生きているんです!」
それでも無言で車に乗り込んだセイジ。
僕は追いかけるように助手席に乗った。

車を降りたセイジは山へと入っていた。
追いかけた僕が見たのは、
山の中にある綺麗な湖。
その日僕はセイジと山で一夜を過ごした。
セイジは火をおこしてコーヒーを煎れてくれた。
その夜に僕はセイジに告げた。
「僕燃やしちゃったんです。」
「あのフィルム。」
セイジは微笑みながら答えた。
「そうか。燃えたか。」
セイジの不思議なリアクションに僕は、
「大事なものでしたよね?」
「すみませんでした。」
セイジは再び微笑みながら言った。
「それだけか?」
それを聞き僕はあの少女の居場所を聞いた。
セイジは答える。
「死んだよ。」
「俺が少年院に入っている間に、
 一人ぼっちで死んでいったよ。」
「俺は親を殺した。」
僕はセイジの過去を聞き何も言えなかった。

数日後みんなでりつ子の家に行く予定。
相変わらずにセイジは行く気は無かった。
ツノ先生のお願いで、
しょうがなく送っていくことになったセイジ。
出迎えたのはゲン爺だった。
「セイジお前も着てくれたのか。」
「りつ子に会ってやってくれ。」
ゲン爺に頼まれても無言を貫き通すセイジ。
そんなセイジの手を引っ張るゲン爺。
みんながりつ子を囲んでいる中で、
セイジは久しぶりにりつ子を見た。
左手と感情がないりつ子。
セイジは無言でりつ子の正面に座った。
そしてりつ子の表情のない顔を正面から見た。
しばらくして突然立ち上がったセイジ。
外で薪を割るゲン爺からナタを取り上げた。
そしてナタを持って再びりつ子の前へ・・・

セイジは大きく振りかぶりナタを振り下ろした。
次の瞬間鮮血が飛び散った。
りつ子の顔には大量の血がかかった。
みんなにとめたれたセイジ。
セイジの左手はなくなっていた。
同時に事件から止まっていたりつ子の時間は、
再び動き出したのであった・・・

〜そして僕は逃げるように現実に戻った〜
20年も昔の話だ
僕はこの店にたどり着き
そしてあの人に出会った
それから一度もこの店を訪れてはいない
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

20年ぶりに「HOUSE475」を訪れた僕。
そこにいた従業員に僕は聞いた。
「この建物の現在の管理人は?」
するとその店員は
「ちょっと待っててね。」
「お〜い。りっちゃん。」
そして奥から出てきたのは、
左手に義手をした女性。
20年前はまだ小さかったりつ子であった。

僕はりつ子に話した。
「良い20年だったんだね?」
りつ子は言った。
「あれからおじいちゃん、
 そもそも嫌いになっちゃって。」
「でもいいんです。」
「私の神様は、
 今でもちゃんと私の中では生きていますから。」
そう言うとりつ子は笑った。
その笑顔を見て僕も笑い返した。

(終わり)


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2015年07月05日

【深呼吸の必要】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)

本日の映画紹介。
【深呼吸の必要】
深呼吸の必要.jpg

【出演者】
立花ひなみ:香里奈
池永修一:谷原章介
西村大輔:成宮寛貴
土居加奈子:長澤まさみ
川野悦子:金子さやか
辻元美鈴:久遠さやか
田所豊:大森南朋
平良誠(おじい):北村三郎
平良ツル(おばあ):吉田妙子
宮里一雄(飲み屋店長):上地雄輔

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【感想】
心温まる映画です。
あじいとおばあがいい。
本当にセリフは少ないんですが、
何か仏みたいな言葉を言ってくれる。
温かいんです!!!

こんなバイト先なら給料関係なく
行ってみたいと思ってしまいます。
孤島の静かに流れる雰囲気がよかった〜

出演者も凄いメンバーですよね!?
意外と実力者揃いの映画なので、
言葉が少ない中でも、
個々の抱く感情が伝わってきます。

是非見て欲しい映画ですね♪


【あらすじ】(ネタバレあり)
位置について。ヨーイ・・・
プールの飛び台。
深呼吸し出遅れる立花。
もちろん順位は最下位。

そんな立花も大きくなり、
アルバイトへ向かう船の上。
大きな深呼吸をした。

着いたのは小さな島。
平良さんの家でサトウキビ収穫のバイト。
来たのは男2人。女3人。
5人を先導するのは、
島が好きで毎年来る田所。
7時起床の8時出発。
昼1時間休憩の6時半終わり。
休みは週に1回の35日間の労働。
日給は5000円・・・

何も語らない若い男性の西村。
25歳の女性の川野。
名乗ることもしない女子高校生の土居。
最年長の礼儀正しい男性池永。
そして普段は派遣で働く女性立花。
自己紹介が終わった5人。
島での奇妙な共同生活が始まった。

7時に起床し、7時半にみんなで朝食。
8時にトラックの荷台に乗って畑へ出発した。
着いた先は見渡す限りサトウキビの畑。
一面のサトウキビを35日で収穫し、
工場へと運ぶのが仕事。
作業はいたってシンプル。
『つくろい』と言ってサトウキビの周りの葉を切り落とす。
その後『小頭部』といわれる上の部分を切り落とす。
そして最後に根元から切り落とす。
根元から中間までが収穫するサトウキビ。

おじいが黙々と作業する中、
田所指導のもと5人は作業を始める。
昼になるとおばあが昼食を持ってくる。
みんなで昼食を食べて作業を続け、
最後に収穫したサトウキビを一箇所に集め終了。

5人はそれぞれ問題を抱えて島に来ていた。
『言いたくないことは言わなくてもいい』
これが島のルール。
静かに各々は作業を続ける。

1日の作業目標は6トン〜7トン。
5人の収穫は3トンほど・・・
それを見てもおじいは
「なんくるないさ〜」
と言って許してくれた。
ゆっくりと流れる時間の中で、
5人はなれない肉体労働を続けた。

そして5日目。
最初にダウンしたのは川野だった。
熱を上げて病院へと連れて行かれた。
川野は島から帰ることを決意した。
同時に西村も、
日給の高い畑へと移ることを決意した。

6日目の朝。
港で船を待つ川野。
川野のもとへ作業へ行く前にみんなは向かった。
そして立花が川野へ駆け寄り、
「おじいから。」
そう言って給料袋を差し出した。
川野は踏ん切りが着いていなかった。
逃げ出すようで後ろめたい気持ち。
もう一度畑へ行く決意をした。

他の畑へ行っていた西村も、
その夜おじいの家に帰ってきた。
おじいとおばあは何も言わず。
「おかえりなさい。」
「ご飯食べなさい。」
それだけ言った。
西村も照れながら、
「ここのほうが良い。」
「いただきます。」
素直におじいとおばあの優しさに甘えた。

ある日、田所は島の飲み屋に
立花、池永、川野を連れて行った。
田所はこの島で一番古いキビ刈隊。
周囲の客も田所に挨拶する。

数日後の現場。
昼休みも上着を脱がない土居。
土居に対して川野は、
「昼休みぐらい脱いだらいいのに。」
すると池永は言った。
「日焼けは立派なやけどなんだ。」
「だから皮膚は守ったほうがいい。」
専門学的に話す池永に田所は言った。
「もしかして医学部とか目指してた?」
「何度も受験して挫折したやつが逃げてくるのよ!」
一瞬で周りの空気が固まった。
田所は弁解しようと話す。
「それが悪いって言ってるんじゃなくて、
 そういう奴も受け入れてくれるって言いたいだけ。」
池永は言った。
「当たってる。田所君の言うこと、その通りだよ。」

その日みんなにアイスを買おうとしていた立花。
そこに現れた池永。
立花の気遣いに気がつき池永が支払った。
自分のことを語らないルールのこの島。
立花は池永に自ら自分のことを話した。
「今回は自分で自分を派遣したの。」

それからも畑作業は毎日続いた。
そんな時若い女性が畑に来た。
「おばあ!おじい!」
声をかけたのは辻元美鈴。
以前この島に住んでいた。
今は東京で看護婦をしている。
1週間の休みで故郷を訪れたという。
田所は言う。
「こんな所が故郷っていいですね。」
辻本は言う。
「たまに来る人にはそう思えるのかもね。」
すると昔を思い出しながらサトウキビを切り始めた。
沖縄民謡を口ずさみながら・・・

次の日から辻本も手伝い始めた。
休みの日は各々好きなことをした。
立花と川野は海で泳ぎ、西村は釣りをした。
おじいとおばあを中心に仲良くなっていく5人。
夜にはおじいの『さんしん』で沖縄民謡を歌った。
おじいとおばあが寝ると、
「サトウキビ収穫が終わったら北海道行くんですよ。」
田所は自分の話をみんなにした。
田所は全国の農家を転々としていた。
「自然も人も素晴らしいなと思うんです。」
「会社とか何かに縛られる生活できないですよね。」
それを聞いた西村は言った。
「現住所は何処なんですか?」
「要するに普通の所じゃ
 生きていけないから逃げているんでしょ。」
「いろんな人が逃げてくるって言ってましたが、
   あんたのほうがよっぽど、
       逃げているんじゃないですか?」
場が凍った・・・

その時川野が突然西村の髪をかき上げた。
そして西村に向かって言った。
「やっぱりそうだ。」
「私あの試合ずっと見てたよ。」
「ノーヒットノーランだもん。」
みんな口をそろえて言う。
「あの甲子園の西村大輔?」
過去を隠していた西村。
しかし自分の過去を話し出した。
「あんなのまぐれだよ。」
「大学に入って3年。」
「試合になんて一度も出してもらえない。」
「それが実力なんだ。」
「あんなことさえなかったら・・・」
「野球好きでいられたのに・・・」
またもや場が凍った・・・
それぞれの思いを胸に黙り込んでしまった。

その時、池永は買っていた花火を始める。
シメジメとした雰囲気を変え、みんなで花火をした。

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作業は遅れていた。
当初の予定には追いつかないペース。
大雨の中でも作業は続けた。
しかし雨が激しくなり作業は中断。
田所が運転して家に帰ったみんな。
田所はトラックで街に向ったが、
何時間経っても田所が帰ってこない。
みんなは雨の中田所を探しに行く。
田所は激しい雨で、
ぬかるみにタイヤを取られ事故を起こしていた。
何とかトラックから救出したが、
田所の右足からは大量の血が・・・

島にはまともな病院がない。
看護婦の辻本が応急処置をしようとするが、
傷が深すぎて対処が出来ない。
みんなの目線は池永へ・・・
池永は対処を始めた。
輸血の血は同じ血液型の西村が提供した。
何とか一命を取り留めた田所。

翌朝雨は上がっていた。
立花は池永のもとへ行った。
「お疲れ様。」
池永は立花に自分のことを話し出した。
「昔から子供が好きでね。」
「小児外科を選んだ。」
「でも気付いてなかったんだ。」
「たくさんの命を見送らなきゃいけないってこと。」
「それも小さな命を・・・」
「名前が同じ子がいたんだ。」
「俺が手術をやった。」
その手術は失敗したようだった・・・
「何処でも良かったんだ。」
「忘れることが出来れば。」
「忘れることは出来なかった。」
「忘れちゃいけないんだ。」

それを聞いた立花は自分の過去を話した。
「小学校のとき水泳大会だったんだ。」
「お父さんが言ったんだ。」
「飛び込む前に深呼吸をしなさい。」
「聞いたんだ。そしたら早くなるの?って。」
「そしたら言ったんだ。」
「早くはならない。楽しくなるって。」
「そして深呼吸したら、
 その間にみんなスタートして・・・」
「でも楽しかった。」
「ビリはビリだけどね。」

田所がいなくなったサトウキビ畑。
更にペースは遅れた。
「間に合うのかな?」
そんな言葉に池永は言う。
「間に合わせなきゃ!」
数日後、松葉杖をつきながらも田所は畑へ来た。
松葉杖をつきながらサトウキビを切る田所。
みんな一生懸命に頑張った。

しかし今度は辻本が倒れた。
辻本は妊娠していた。妊娠4ヶ月。
妊娠して何かに思いつめた辻本。
それを理由に帰島していたのだった。
しかし自分を語らない島では、
それすら内緒にして手伝っていた。

その日の夕食。
川野は言った。
「あと10日もないよ!」
おじいとおばあは言った。
「あんたたちが心配することないよ。」
「なんくるないさ〜。」
「みんなずいぶんうまくなったさ〜」

次の日、目を覚ますと土居がいなかった。
荷物はあるが姿が見えない。
「帰ってくるよ。」
みんなはそう言いながら畑へ行った。
畑には土居の姿が・・・
川野は土居の姿を見ていった。
「みんな1時間早く起きればいいんだよ。」
それを聞いて田所は言う。
「みんな出来るの?」
川野は笑顔で言う。
「なんくるないさ〜」
普段は無表情な土居の顔にも笑顔があった。

翌日から起床は6時になった。
長いようで短い35日間。
みんなの気持ちは、
全てのサトウキビ収穫に向けて1つになっていた。
夜も18時を大幅に超えて働いた。
体力的には厳しいはずなのに、
みんなの作業する姿には笑顔があった。
少しずつ追いつく収穫。

今までずっと無言を貫き通してきた土居。
そんな土居がある朝みんなに話した。
「朝は来るんだ。」
「くたくたになるまで働いて、
 ご飯を食べて寝れば朝は来るんだ。」

バイト最後の日。
収穫は追いついていた。
昼休みに田所が西村にグローブを渡した。
一瞬ためらった西村もすぐに受け入れた。
そして男性陣はキャッチボールをした。

残すサトウキビもあと7本。
サトウキビのバンダナを巻いて、
そのバンダナをとった人が勝ち。
そんな競争する7人。
みんながスタートするとき、
立花は深呼吸して大きく出遅れた。
しかしバンダナを手にしたのは立花。
立花が最後の7本のサトウキビを切り落とした。
そして1本ずつ7人に渡した。
サトウキビを手にする面々。

そのサトウキビを手に、
7人はそれぞれの道へ戻っていく・・・

翌年も田所はサトウキビ収穫を手伝っていた・・・

(終わり)

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2015年07月04日

【サマーウォーズ】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)

本日の映画紹介。
【サマーウォーズ】
サマーウォーズ.jpg

【出演者】
小磯健二:声神木隆之介
篠原希:桜庭ななみ
佐久間敬:横川貴大
陣内栄:富司純子
陣内助(栄の養子):斎藤歩
陣内万理子(栄の長女):信澤三惠子
陣内万助(栄の次男):永井一郎
陣内万作(栄の三男):中村正
陣内理一(万理子の子):桐本琢也
陣内太助(万助の子):小林隆
陣内翔太(万助の子):清水優
池沢佳主馬(万助の孫):谷村美月
陣内頼彦(万作の子):田中要次
陣内邦彦(万作の子):中村橋弥
陣内克彦(万作の子):板倉光隆

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【感想】
久しぶりに見ました。
やっぱり感動しますよね〜
ばあちゃんっ子には響く!

ストーリーも世界観も、
人間味や家族愛も
全て詰め込まれた素晴らしい作品。

このアニメが私の世界観を、
変えたといっても過言ではありません。
当時アニメをそんなに見ていなかった私。
そんな時にたまたま見たのがこの作品。
それから半年くらいはアニメにハマりました。

なのでとても思い出深い作品なんです。
見たことない人は、一度見てほしい!


【あらすじ】(ネタバレあり)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ようこそOZ(オズ)の世界へ。
OZは世界中の人が集い楽しむことの出来る
インターネット上の仮想世界です。
アクセスはお持ちのパソコン、
携帯電話、テレビから簡単に出来ます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
もう一つのバーチャル世界OZ。
自分のアバターを作って生活できる別空間。
世界中の人が会話し、買い物も出来る世界。
世界一のセキュリティに守られた世界である。

高校2年生の健二と佐久間は、
物理部の教室でOZシステムの、
保守点検のバイトをしていた。

そんな時に教室に現われた夏希。
「ねえ。バイトしない?」
健二と佐久間がバイト中と知って、
夏希は困りながら言った。
「誰かいないかな?バイトしてくれる人。」
「バイトと言っても、
 私と田舎に旅行してくれるだけなんだけどな〜」
夏希は高校一の美少女。
それを聞いた健二と佐久間は同時に、
「じゃあ僕やります。」

募集人員は1人。夏希は健二を連れて行った。
長野県の上田市に向かう夏希と健二。
夏希は電車で健二に聞いた。
「なんの日本代表になれなかったの?」
健二は照れながら答えた。
「数学オリンピックって言って・・・」
「先輩の誕生日は何日ですか?」
夏希は答えた。
「7月19日平成4年の。」
それを聞いて演算で生まれ日の曜日を言う健二。
「日曜日です。」

そんなこんなで夏希の故郷へ・・・
夏希の祖母の栄の誕生会に出席するそうだ。
祖母は陣内家16代目の当主。
武田軍に使えていた頃からの武家の家系。
親戚を集めた盛大なパーティー。
人数あわせで参加させられた健二。

家に着いて栄ばあさんに挨拶した夏希。
もちろん健二も挨拶についていった。
栄ばあさんに夏希は言った。
「約束覚えている?」
「私の彼。お婿さんになる人。」
「ちゃんと連れてきたでしょ?」
それを聞いて栄ばあさんは健二に言った。
「健二さん覚悟はあるかい?」
「命に変えてもかい?」
状況の読めない健二だが、
「はい。」

部屋を出て困惑している健二に夏希は言う。
「ごめん。」
「あらためてアルバイトのお願いするね。」
「親戚の前で私の恋人のふりして欲しいの。」
「がっかりさせたくないの。」
「勢いで言っちゃったんだもん。」
「彼氏連れて行くまで死んだら駄目よって。」
健二は仕方なく夏希の依頼を受けた。
すると夏希は設定を話し出した。
「東大生で旧家で留学から帰ってきたばかり。」
「たった4日間だけだから。お願い。」
そんな設定で4日間実家に泊まることに・・・

久しぶりに集まった親戚一同で夕食。
話題はもちろん夏希の連れてきた健二。
暖かく出迎えてくれる半面、
反対する又従兄弟で警察官の翔太が反対。
それを一括したのが栄ばあさん。
「あたしの目に狂いはないよ。」
「陣内家の人間に半端な男はいらない。」

楽しい宴会の中夜は更けて言った。
その時家に現れた1人の男。
その男を見て親戚一同は、
「侘助。何しに着た。」
それに対して侘助は言う。
「ここは俺の家だ。」
「なんで一族勢ぞろいなんだ?」
そして栄ばあさんを見て侘助は、
「ようババア。まだ生きてたか。」
栄ばあさんは言った。
「あんたこそ、
 どこぞでのたれ死んだかと思っていたよ。」
「あんたご飯食べたかい?」
そんな栄に侘助は言う。
「飯なんていらないよ。」

侘助は大じいさんの妾の子。
つまり栄ばあさんの養子にあたる。
夏希にとっては叔父さんとなる。
勝手に土地を売って海外を転々とし、
10年間たった今に帰ってきたという。

そんなこんなで健二の初日は終わった。
寝ようとしたときに一通のメールが・・・
内容は数字の羅列。
健二は直ぐに羅列の数字を解読し、
メールを返信した。

翌日、目を覚ました健二。
朝のニュースには健二の顔写真が・・・
OZの世界のセキュリティを破壊したとの報道。
世界一のセキュリティを誇るOZ。
その世界を破壊したと指名手配になっていた。
直ぐに携帯からOZの世界に入ろうとした健二。
しかしアクセスできない。
健二は夏希の又従兄弟の佳主馬の部屋へ・・・
佳主馬のパソコンを借りて、
OZの世界へアクセスするがそれも出来なかった。
あわてる健二のもとに佐久間から電話が入った。
「まさかお前の仕業じゃないよな?」
「昨日OZ上に変なメールがばら撒かれた。」
「OZのセキュリティは2056桁の暗号で守られている。」
「それを誰かが一晩で解いてしまった。」
健二は更にあわてた。
「それ僕です・・・」

佐久間はサブアバターを健二に取得してくれた。
サブアバターでOZの世界に入った健二。
そこにいた、もともとは自分のアバター。
この騒動の張本人といえる人物。
サブアバターで話しかける健二。
しかし一方的に攻撃を仕掛けてきた。
サブアバターでは勝てるはずもない。
その時健二のアバターを助けたのは、
OZ上の英雄キングカズマ。
本体は隣にいる夏希の又従兄弟佳主馬だった。

OZの世界は何者かに書き換えられて、
全てが格闘場となっていた。
まともに戦えるのはキングカズマのみ。
優位で戦うキングカズマだが、
健二のアバターを乗っ取った何者かは、
のユーザーのアカウントも乗っ取り、
どんどん強くなっていった。
そして最終的にはキングカズマも倒される。

情報を集めていた佐久間は犯人を特定した。
犯人は世界最高のハッキングAI「ラブマシーン」。
とある研究所から脱走したOZの世界に入り込んだ。
AIはOZの世界を壊そうとした。

そのころ陣内家は大騒ぎ。
ニュースに出ている健二の写真。
夏希の嘘はばれて、
健二は警察官の翔太に逮捕された。
その時健二に話しかけたのは栄ばあさんだった。
「ニュースでやっていること、
         あれ本当にお前さん?」
健二は答えた。
「僕は無実です。」
「ここにこれて本当に楽しかったです。」
「大勢でご飯食べたり、花札やったり。」
「こんなに楽しかったの生まれて初めてです。」
「お世話になりました。」
そして健二は翔太に補導された。

OZの世界を支配したAI。
リンクする現実の世界は混乱していた。
AIによるサイバーテロ。
オズの世界にリンクして世界中が混乱した。
登録者10億人のOZ。
アカウントを盗むことで何でも出来てしまう。
指揮権のある人間のアカウントが盗まれて、
信号まで操られて大渋滞。
OZの高いセキュリティを裏目にとり、
各アカウントから全ての権限を得たAI。
大統領のアカウントを盗めば、
核ミサイルすら撃てる状況であった。

状況を理解した陣内家の人々。
健二は解放されて再び陣内家へ戻った。
僕のせいだと悩む健二。
栄ばあさんは言う。
「これはまるで、
 敵に攻め込まれているみたいじゃないか。」
「下手をしたら死人が出るかもね。」
そして栄ばあさんは動き出した。
各地にいる陣内家へ電話した。
「頼彦くじけていないで、
 一軒でも多くのお年寄りを訪問するんだ。」
「邦彦へこたれるんじゃないよ。意地を見せな。」
「いいかい克彦これは戦だよ。私も何とかするから。」
そして国土交通省やNPO法人。
財界の大御所たちに電話を続ける栄ばあさん。
「大事なのは人と人とが声をかけあって、
         コミュニケーションをとること。」
「何千何万もの人が困っている。」
「ここで頑張んなくていつ頑張るんだ?」
軽視総監などの各省の指揮権のある人へ、
処かまわず電話を続ける栄ばあさん。

そんな栄ばあさんの人となりに励まされた健二。
OZの世界で独自にAIが作ったセキュリティ。
そのセキュリティを解読するために頑張った。
その日栄ばあさんの呼びかけと、
健二の必死なるセキュリティ解除の甲斐もあり、
OZの復旧は進んだ。

しかし未だにAIを倒した訳ではない。
佳主馬が、
「情報を共有したら倒せないわけない。」
そういうと、それを聞いていた侘助が、
「それは無理だね。」
「そいつの開発者俺だもん。」
「俺が開発したハッキングAIだ。」
「俺のやったことは唯一つ。」
「知識欲を与えただけだ。」
「やつは本能の赴くままに、
 世界中の情報と権限を蓄え続けた。」
「勝てないのはそういう訳。」
ただ作っただけと開き直る侘助。

侘助は栄ばあさんに言った。
「ばあちゃんなら分かってくれるよな。」
「今まで迷惑かけてごめんな。」
「挽回しようと頑張ったんだよ。」
「胸張って帰ってこようとな。」
しかし栄ばあさんは怒った。
薙刀を取り出して言った。
「侘助。今ここで死ね。」
侘助は言った。
「帰ってくるんじゃなかった。」
そういうと家を後にした。
侘助がいなくなり栄ばあさんは言った。
「身内がしでかした間違いは、
      みんなで片を付けるよ。」

その夜健二は栄ばあさんに呼ばれた。
「おまえさん花札は知っているかい?」
そして栄ばあさんと花札をした健二。
「この勝負何か賭けないと、
         つまらないじゃないか。」
「もし私が勝ったら、あの子をよろしく頼むよ。」
「夏希をよろしく頼むよ。」
健二は言った。
「僕はまだ自分に自信が持てません。」
栄ばあさんは言った。
「あんたなら出来るよ。」
と言った。
花札の勝負は栄ばあさんが勝った。

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陣内家に来て3日目の朝。
目を覚ました健二。
陣内の家中が騒がしかった。
健二が目にしたのは栄ばあさんの死。
狭心症でニトロ処方をしていた栄ばあさん。
体調は携帯で管理していた。
少しでも体調が悪ければ、
アラームが鳴るような設定。
しかしAIのせいでアラームが鳴らなかった。
システムの管理者がオズの世界にいて、
アカウントを盗まれたのであった。

栄ばあさんの誕生日は明日だった。
しかし明日が葬式となってしまった。
陣内家の男性陣は敵討ちをしようと言い出す。
夏希の泣き顔を見ていた健二も賛成する。
反対する女性陣を尻目に敵討ちを始めた。

栄ばあさんの次男万助が発電機を備えた漁船を、
運んできた。
万助の長男である太助は電気屋。
入手困難なスーパーコンピューターを手配した。
栄ばあさんの長女万理子の長男理一。
理一は自衛隊で、通信車両を手配した。
AIと戦うための環境は整った。
しかし冷却設備がない。
漁船に詰まれた氷を降ろして緊急の冷却庫を作る。
そして佐久間がAIに挑戦状をたたき付ける。
戦うのはキングカズマ。

挑戦状にのりAIは現れた。
最強の通信機器で装備を整えたカズマ。
互角に戦うが、侘助の言うようにAIは強かった。
しかし本当の狙いは誘い込み。
一定のポイントにAIを封じ込める作戦。
まんまと作戦にはまったAI。
もう直ぐAIを破壊できると思ったとき・・・
即興の冷却庫の氷がなくなって、
コンピューターがオーバーヒートしていた。
封じ込めたはずのポイントは壊れ、
AIが飛び出してきた。
4億物吸収されたアバターを引きつれ暴れるAI。

同時にOZの世界でカウントダウンが始まった。
「何のカウントダウンだ?」
画面に現れたのは数多くの原子力発電所。
そして日本の小惑星探知機『あらわし』が落下中の映像。
『あらわし』はGPSで落下場所を決められる。
それをコントロールするAI。
世界の危機であった。
とめるにはAIが吸収した4億人のアカウント。
そのアカウントからGPS誘導をつかさどる
アカウントを奪い返すしかない。

一方、栄ばあさんの部屋を片付けていた女性陣。
夏希は栄ばあさんの手紙を見つけた。
そして男性陣のもとへ向かった女性陣は、
OZの世界で起きていることが、
ゲームの世界だけのことではないことを知る。
そしてみんなが話し出す。
「あと何か出来るとすれば侘助だけだ。」
「だが、帰ってくるはずない。」
「誰も連絡先すら知らない。」
それを聞いた健二はみんなに言った。
「まだ負けてない。」
「何か絶対手があるはずです。」
「諦めたら解けない。答えは出ないままです。」

夏希は走り出した。
「今何処?」
電話をかけた相手は侘助だった。
侘助は言う。
「どうしてパスワード分かった?」
「俺は戻らないよ。」
「ばあさんがあの家にいる限り絶対戻らない。」
「そもそも誕生日だって知ってたら戻らなかった。」
夏希は泣きながら言った。
「何が起こっているか知らないくせに。」
「栄おばあちゃんが死んだ。」
「OZの混乱のせいで・・・」
「おばあちゃんの誕生日しらなかったって嘘。」
「だってパスコードが8月1日だったもの。」
「もう一度戻って、お別れを言って。」

その頃集まった陣内家の面々。
栄ばあさんの長女万理子は手紙を読んだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
家族へ
まあまずは落ち着きなさい。
人間落ち着きが肝心だよ。
葬式は身内だけでさっさと終わらせて、
いつもどおり過ごすこと。
財産は何も残してやいないけど、
古くからの知り合いの皆さんが、
きっと力になってくれるだろうから、
心配は要らない。
これからもみんなしっかり働いてください。

それともし侘助が帰ってきたら、
10年前に出て行ったきり、
いつ帰って来るか分からないけど、
もし帰ってくることがあったら、
きっとお腹をすかせていることだろうから、
家の畑の野菜や、ぶどうや、梨を、
思いっきり食べさせてあげてください。

初めてあの子に会った日のことよおく覚えている。
耳の形がじいちゃんそっくりで驚いたもんだ。
アサガオ畑の中を歩きながら、
「今日から家の子になるんだよ。」って言ったら、
あの子は何も言わなかったけど手だけは離さなかった。
あの子を家の子に出来る。
私の嬉しい気持ちが伝わったんだろうよ。

家族同士手を離さぬように、
人生に負けないように、
もし辛い時や苦しい時があっても、
いつもと変わらず家族みんな揃ってご飯を食べること。
一番いけないことは、
お腹がすいている事と1人でいることだから。
私はあんたたちがいたおかげで大変幸せでした。
ありがとう。じゃあね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
手紙を読み終わる頃侘助は帰ってきた。
帰ってきた侘助に万理子は言った。
「侘助。おばあちゃんにちゃんと挨拶してらっしゃい。」
「そしたらみんなで、ご飯食べましょ。」
侘助は栄ばあさんに挨拶した。
「ばあちゃん。ただいま。」
そしてみんなでご飯を食べた。

カウントダウン残り1時間。
侘助はリモートでAIの解体を進めた。
健二はAIからアカウントを奪い返す作戦にでた。
その作戦は、ゲーム好きなAIとの勝負。
戦うのは夏希。勝負は花札。
家族のアカウントとAIの吸収したアカウントを賭けての戦い。
4億人と20人。
それでも勝負に乗ってきたAI。
地道にアカウントを介抱する夏希。
「こいこい。」
「こいこい。」
夏希の勝負強さで30万人分のアカウントか開放された。
しかし一瞬気を抜いた夏希。
たったAIの1勝で一気に巻き返される。
夏希のもちアカウントは74人。
絶体絶命・・・

その時
『ナツキへ
 ボクのアカウントをどうぞ使ってください。』
世界中から夏希へ向けアカウントが送られてきた。
その数は1億5千万人以上。
4億VS1億5千
まともな勝負が出来るようになった夏希。
OZの世界からも強力なレアアイテムが送られた。
夏希のアバターは黄金に輝いた。

夏希は強かった。
三光・・・
「こいこい!」
猪鹿蝶・・・
「こいこい!」
赤短・・・
「こいこい!」
雨四光・・・
「こいこい!」
五光・・・
勝負はついた。
夏希の勝利!
AIの残りアカウントは2人。

開放される4億のアカウント。
時間は残り14分。
カウントダウンは止まった・・・

みんなで喜びを共感しあうが、
カウントダウンは止まらなかった。
世界中のワールドクロックは止まったが、
陣内家だけのクロックは止まらなかった。
『あらまし』は陣内家へ落ちる。

みんなで逃げようとする陣内家の人々。
しかし健二だけは諦めなかった。
必死に『あらまし』の軌道を変えようとする。
それを見た夏希は、
「まだ負けちゃいない。」
逃げようとする陣内家のみんなは、
逃げるのをやめた。
健二を励ます。
「しっかりしろ。俺たちが付いている。」

パスワード解読して軌道を変えようとする健二。
しかしAIは弱りながらも邪魔を続けた。
解除しようとするたびに邪魔をくりかえすAI。
邪魔をするAIをキングカズマが倒しに向かう。
「邪魔するな〜」
AIを倒したキングカズマ。
同時に健二もパスワードを解読。
『あらまし』の軌道を変えた。
ギリギリのところで軌道の変わった『あらまし』。
陣内家を避けて近くの山に落ちた。

翌日。
栄の葬式は行われた。
みんなで歌い笑顔の葬式
「ハッピーバースデー トゥー ユー」
侘助は名乗り出た。
AIを作っただけだが、
責任は重いとニュースで報道された。

陣内家は健二を讃えた。
「本当に結婚しちゃえば?」
「まずは付き合ってからか。」
そしてみんなで夏希と健二にキスを進める。

目を閉じた夏希を見て鼻血をだした健二。
健二の頬に夏希はキスをした・・・
陣内家を守るように栄ばあさんの写真は笑っていた・・・


(終わり)

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