2011年02月23日
『Adobe Reader X』を保護モードで開けない?
『Adobe Reader X』を保護モードで開けない?
2011/3/22 まだ、お悩みの方のアクセスが多いようなので、追記しました。
※2011/3/26追記。5/3追記を整理修正し、更に別の解決法を紹介。5/28画像追加。6/11追記修正。
※『Adobe Reader X』をご存じでない方は、
先に
PDFファイルを安全に開きたい(保護モード)
をご覧ください。
『Adobe Reader X』を保護モードで開けない?
と言う、質問が多数寄せられているようです。
おそらく、多くの場合は、勘違いではないかと思われます。
保護モードになっているのに、その表示が見えないので、
不安に駆られているのだと思います。
(私も、どうなっているのだろうと、不安になりました。)
と言うのは、
いったん、『Adobe Reader X』をインストールし、
他のPDF閲覧ソフトにデフォルト(既定)の設定を変更しなければ、
『Adobe Reader X』で、『保護モード』でPDFファイルが開かれます。
上部のバーに、黄色い、メモとかラインマーカーの表示があるので、
『Adobe Reader X』で、開かれているのが分かると思います。
[Adobe Reader Xの上部の画像]
ただし、タイトル部分には、
『(ファイル名)+Adobe Reader X』ではなく、
『(ファイル名)+Adobe Reader』の表示があるので、
わかりにくいです。
(私は、まごつきました。)
また、このとき、
『Adobe Reader X』の画面を見ても、
『保護モード』と言う表示はありません。
特に『保護モード』をオフにしなければ、
自動的に『保護モード』になっているのですが、
表示がないため、勘違いしやすいのです。
<『保護モード』であることを確認するには…>
メニューの『ファイル』をクリックし、
『プロパティ…』をクリックすると、
『文書のプロパティ』ウィンドウ(ダイアログ)が開かれます。
個々のタブの一番右側に『詳細設定』がありますから、
これをクリックし、一番下を見ます。
『保護モード: オン』となっているでしょう?
大丈夫です。保護モードです。
もっと、わかりやすくしてくれるとよいのですが…
ちなみに、保護モードをオフにするには、
ここではできません。
≪保護モードをオフにするには…≫
メニューの『編集』の一番した『環境設定…』をクリックすると、
『環境設定』ウィンドウ(ダイアログ)が現れます。
上から3行目の『一般』をクリックすると、ページが変わりますから、
この下から2行目にある、『起動時に保護モードを有効にする』のチェックを、
クリックして外し、『OK』をクリックすると、保護モードがオフになります。
せっかくの保護モードをオフにするのでは、
『Adobe Reader X』を採用した意味がなくなるので、
やり方はお教えしましたが、お勧めしません。
2011/03/22追記。3/26に追加修正。
5/3整理して修正し、更に別の解決方法を追記。
まだ、お悩みの人が多いようなので、追記します。
『Adobe Reader X』で、本当にPDFファイルが開けない場合も、
実はありました。
当時記事を書こうかと悩んだのですが、
主要な原因が、
一部の、特定の著名なウィルスソフトなどの常駐型ソフトなどと、
トラブルを起こしていたものであったため、
結局アップしなかったものです。
もし、下記のように最新バージョンにしても、治らない場合は、
その記事元にしようと思っていた、次の、Adobe社のページを参照してください。
『保護モードのトラブルシューティング(Windows 版 Adobe Reader X)』
※ただし、日本語環境での動作保証をしているわけではないので、注意!
※上記のページは、一時的にアクセスできなくなることが多いようです。
必要な人は、印刷またはPDFファイルなどで、保存しておくとよいでしょう。
ちなみに、この上記のページは、
グーグル・クロームGoogle Chrome(Ver11.0.696.16)とFirefox(ver4.0)の印刷(PDF)では、
正しく印刷されず、(一部消えるか、重なるか、していた)
インターネット・エクスプローラーInternet Explore9(Ver9.0.8080.16413)では、
正しく印刷されました。
Adobe社の製品自体に、相性の良しあしがあるようです、ね。
私は、本文については、グーグルの拡張機能のiReaderを使用して(画像なし)、
(『グーグルで本文だけを読みたい!』を参照ください。)
全体については、IE9を使用して、
2種類のPDFファイルを作成しました。
もし、あなたのパソコンで、『Adobe Reader X』が、
うまく作動しない場合は、まず、最新版かを確認してみましょう。
以前の2010/06/24の記事、
『不正PDFファイル、ついに日本へも』でも書きましたが、
PDFファイルも、
悪質な人たちからの攻撃対象になっています。
常に対策をとられた最新版にしておくことが大切です。
≪最新版かを確認するには?≫
次を試してください。
『Adobe Reader X』を立ち上げ、
若しくは、どれでもよいですからPDFファイルをダブル・クリックなどで開き、
メニューからヘルプを選択し、『アップデートの有無をチェック…』を実行します。
『利用可能なアップデートがありません』と表示されたら、
最新版です。
そうでなかった場合は、指示に従ってアップデートしてください。
ほとんどの場合、最新版にアップデートすれば、
問題点は改善されていると思います。
なお、これから『Adobe Reader X』をインストールしようと考えている人は、
○Windows版の場合、
『Adobe Reader X のダウンロード手順 (Windows 版)』を、
○Macintosh版の場合
『Adobe Reader X のダウンロード手順 (Macintosh 版)』を
ご覧になることをお勧めします。
別の解決法
『Adobe Reader X』で、ファイルが開けないのを解決するのではありませんが、
『Adobe Reader X』の新機能と同等の機能を利用したいのであれば、
次の記事はお役にたてるでしょう。
『Adobe Reader X』を利用したい理由が、PDFファイルへのコメントやラインマーカーなら…
他、次の記事も参考になるかもしれません。(6/11追記)
PDFファイルのダウンロード時の破損の場合を、説明しています。
(Google Chromeでは、ときどき発生する)
Adobe Reader X正しく開けない? 読めない・印刷できない?
なお、PDFファイルのトラブルについては、
画面右側のカテゴリアーカイブで『PDFファイル』を選択していただくと、
関連の記事をすべて読むことができます。
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