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2017年10月29日

ダウンスキャンコンバータ IOデータ TVC-XGA2 を検証

液晶ディスプレイのアナログRGB入力では公称が水平31kHz〜となっていても、実際には24kHzや15kHzで映ってしまうものがありました。
ならば、ダウンスキャンコンバータなどの周辺機器でも24kHz入力できるんじゃないかと検証してみました。

今使っているダウンスキャンコンバータはIOデータのTVC-XGAというPC-9801タイプの15ピン入力で、640x400の24kHzに対応しています。

この後継であるTVC-XGA2はPCタイプのD-Sub15ピンなのですが、公称31kHz〜となっています。
このTVC-XGA2で24kHzの入力信号をダウンスキャンできるか検証してみます。
tvc-xga2-01.jpg

PC-8801mkII SRのアナログRGB入力 24kHzで、TVC-XGA2に接続してみます。

映りました!
tvc-xga2-03.jpg

どうやら公称31kHz〜となっていますが、24kHzも隠れ対応しているようです。

次は15kHzでやってみます。
実はこのTVC-XGA2、D-sub9ピンRGB 15kHzへのダウンスキャンに対応しているようです(説明書では未使用となっていますが)。
tvc-xga2-02.jpg

ということは、入力も15kHzに隠れ対応しているのではと、推測しました。

それでは、15kHzで入力してみます。

映りません!
tvc-xga2-04.jpg

やはり、世の中そんなに甘くない。
でも24kHzには対応しているので、PC-8801でS端子出力、コンポジット出力できるようです。

これでTVC-XGAと交代...と思いきや、なんだか画面が白っぽいですね。
何ででしょうか。
tvc-xga2-05.jpg

15kHzに対応していればFM-7などの画面キャプチャできたのですが残念です。


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posted by レトロゲーマーZ at 18:18 | NEC PC-8801

2017年10月20日

水平15kHzを表示できると噂の液晶ディスプレイを検証 (BENQ BL912)

人間とは欲深い生き物で、PC-8801で液晶ディスプレイが使えること自体が奇跡なのに、今度は水平15kHzで表示できるかどうか挑戦してみました。

というのも、PC-8801といえど当初はビジネス機だったため、モノクロとはいえ640x400の解像度が出ましたから水平24kHzという映像周波数に対応していました。

しかし、その他のマイコン、パソコンのデジタルRGB出力は水平15kHzが主流で(アーケード基板も)、またX68000は低解像度で15kHz、高解像度で31kHzとグラフィックに合わせて周波数を切り替えていました。

もし水平15kHzに対応した液晶ディスプレイがあれば、FM-7やX1などの15kHzしか出力できないパソコンでも映すことができます。

既に、X68000ユーザたちによって、三菱の液晶ディスプレイやセンチュリーのLCD-8000シリーズが15kHzを映せることが実験、検証されていますが、それでは面白くないので海外に目を向けてみました。

すると、Amiga 1200でも同様に水平15kHzで液晶ディスプレイで表示する実験が行われていました。
以下がAmiga 1200で水平15kHz表示可能な液晶ディスプレイの一覧です。
List of modern monitors that support 15 kHz analog RGB signals

どうやら、 BENQ の BL912 や BL702A という液晶ディスプレイなら確実に15kHzに対応しているようです。
実際に表示した動画がYoutubeにアップされていましたので信憑性は高いです。

ということで買ってみました、BENQ BL912。
ただし中古ですが。
benq-bl912-01.jpg

流石に今使っている蛍光管バックライトの菜々緒 S1901-STをこのまま使い続けるのも酷ですし、S1901-STは7年前に中古で数千円で買ったので十分償却は終わっていますから、万が一BENQ BL912が15kHz映らなくても消費電力が1/3に減るので潔く交代できます。

早速実験です。

まずは、PC-8801mkII SRでアナログ水平24kHzで表示します。
BENQ BL912は公称31kHz〜なので、24kHzで表示できても奇跡なのですが。

映りました!

もう、当たり前になってきましたね。
benq-bl912-02.jpg

次は、アナログ水平15kHzです。
SRのディップスイッチ1の8番をOFFにします。

あれれ〜?

映りません。
「シグナルが検出されません!」
benq-bl912-03.jpg

次はデジタルRGB to アナログVGA変換ケーブルを使って表示です。
これは弐本目です。今度は基板ではなく配線に直接150Ω抵抗を入れたのですが、配線がブチブチ切れて作るのに手こずりました。
benq-bl912-04.jpg

それではデジタルRGB to VGA 水平24kHzです。

映りました!

Amiga 1200でも同様の配線図がありましたが、「Cheap RGB to VGA converter (しょぼい RGB ⇒ VGA 変換器)」と書かれていましたね(笑)
benq-bl912-05.jpg

デジタルRGB to VGA 水平15kHzです。

やっぱり映りません!
benq-bl912-06.jpg

PC-8801mkII で検証してみても、結果はSRと同じ。

隠れ15kHz対応の液晶ディスプレイとかいって、

ガセネタかよ〜…

24kHz映るし、最新の液晶だし、まあいいんだけどさー。
ちょっと残念。

でも、なぜAmiga 1200 15Khz PALで映るんでしょうか。
PALなので信号の仕組みが違うんですかね。
Amiga RGB to S-Video + composite adaptor
を見ても、同じように抵抗入れて0.7Vに減圧しろとか書いてあって、原理は同じはずなのですが。

ただ、LCD-8000V2とかでもFM-7やX1は映るけどPC-8801だけ映らないみたいなことが書かれていたので、もしかするとPC-8801の水平15kHzが特殊なんじゃないかと推測しました。

ということで、富士通 FM-7 を入手して検証してみます。

デジタルRGB to VGA 水平15kHzです。
これで駄目なら、素直にアップスキャンコンバータを使います。

...

映った!

benq-bl912-07.jpg
(ああ、でもFM-7要修理だわ、キーボードが変。)

何故…
何故…
何故 私はこうも敗れる。

いや、もうわけわかめ。

何が起きているのがさっぱり分からないので、菜々緒 S1901-STに繋いでみました。
S1901-STは水平15kHzには対応していませんが、Out of Range時の周波数が表示されます。

こちらは PC-8801mkII 水平15kHzでつないだ時。
benq-bl912-08.jpg

こちらはFM-7を繋いだ時。
benq-bl912-09.jpg

なななんと、周波数が0.2kHz違う。
こんなわずかな周波数の違いで、映る or 映らなくなんて!

「わずかな水の量の違いでこれほど味に差がでるとは!」みたいな美味しんぼワールドですね、ほとんど。

ということで、実験と検証は終了です。

BENQ BL912は噂通り水平15kHzが映りました。
ただし、薄氷を踏むようなギリギリのレベルなので、あまり期待しないほうがいいかもしれません。

※この実験に時間がかかったので、ブログの更新が滞りました。もうこりごりです。


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posted by レトロゲーマーZ at 22:00 | NEC PC-8801

2017年10月08日

PC-8801mkII を修理してみた

故障していて起動しなかった部品取り用のPC-8801mkIIですが、何だかんだで修理してみることにしました。

ここまで来たら引っ込みがつかないというか、
ま、やれることやっとかないとね、後味悪いでしょ?
みたいな性格なので。

まずは、マザーボードの取り出しです。
もう手慣れたもので、ものの10分で取り出せます。
pc-8801mkii-repair-01.jpg

電解コンデンサを交換と思いきや、PC-8801mkIIに電解コンデンサはありません。
あるのはタンタルコンデンサだけではありませんか。
弱った。タンタルは高価なのであまり在庫がない。
とりあえず、SRを直した時の残りで交換します。

マザーボード上のタンタルコンデンサは以下の通りです。
★合っている保証はないので、実際に確認してから交換してください。
 老眼に加え、印字が消えかかってよく分からないものがありました(特にC34とC132が怪しい)。

C26 10μF 16V
C34 0.47μF 35V
C60 22μF 16V
C61 22μF 16V
C62 22μF 16V
C70 10μF 25V

C96 10μF 16V
C132 1μF 35V


赤字のタンタルコンデンサは手持ちがあったので、交換しました。
これで起動しないようなら、FDDだけ取って捨てます。
pc-8801mkii-repair-02.jpg

スイッチオン。

起動しました!
pc-8801mkii-repair-03.jpg

フロッピーディスクはもちろん、カセットテープも読み込みできます。
PC-8801mkII 修理完了です。

動作テストしていたらグラフィックが徐々に崩壊、FDも読まなくなったので、慌ててC26とC96のタンタルコンデンサも注文して交換しました。
pc-8801mkii-repair-04.jpg
(交換したタンタルコンデンサ。今後を考えて耐圧16Vから25Vに変更。但し、耐圧が上がるほど高価になる。)

容量間違えて壊れたのかとマジで焦りましたが、今は問題なく動作しています。
やはり部品替える時は全て一緒に替えないと駄目ですね。
今度こそ本当にPC-8801mkII 修理完了です。

さてどうしようか、このPC-8801mkII。


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posted by レトロゲーマーZ at 15:45 | NEC PC-8801

2017年10月07日

PC-8801/mkII で液晶ディスプレイを使う

ウチのPC-8801mkII SRは液晶ディスプレイを使って画面表示しています。

ググってみると、SHARP X1などでケーブルを加工してデジタルRGB⇒アナログD-Sub15ピン変換し、液晶ディスプレイを使っている方が沢山いらっしゃることが分かりました。

X1でできるなら、PC-8801/mkIIでもできるんじゃね?と思ったので、部品取り用のPC-8801mkIIを液晶ディスプレイで表示できるか試してみました。

用意するのはコレ。
DIN 8ピンコネクタ、150Ω抵抗、D-Sub15ピンアナログケーブルです(その他、中継用カラー配線など)。
pc-8801-lcd-01.jpg

しかし、皆さんすごいですね。
私はソフト屋で電気回路のことは分からないので、こんなこと思いもしませんでした。

それではケーブルの改造です。

まずは、D-Sub15ピンケーブルの片側を切断します。
この後、長さが足りなかったのでフェライトコアも取り払いました。
ノイズ対策に、できればフェライトコアは残すか流用したほうがいいです。
pc-8801-lcd-02.jpg

テスタを使って、ピンと配線の対応を確認します。
個別にシールドされた赤色、緑色、青色の配線があったので、これは調べなくてもRGBだと分かりますね(念のためテスタで調べましたが)。
このケーブルでは、シールド赤1番、シールド緑2番、シールド青3番、黒5番、赤10番、緑12番、黄色13番、茶色14番、オレンジ15番、白?番でした。ケーブルによって色が違うと思いますが参考まで。

しかし、未だにアナログテスタを使ってるとは(笑)
pc-8801-lcd-03.jpg

D-Subケーブルを直接DIN 8ピンコネクタに半田付けしようとしたのですが、うまくコネクタカバーに収まらなかったため断念し、中継用の配線を繋ぎました。
pc-8801-lcd-04.jpg

D-Subケーブルには基板経由で接続することにします。
pc-8801-lcd-05.jpg

不格好ですが、こんな風になりました。
要は、RGBに150Ωの抵抗をいれて、H/V/GNDを付け替えるだけです。
pc-8801-lcd-06.jpg

それでは接続です。
まずは、試行としてPC-8801mkII SRをデジタルRGBから表示してみます。
pc-8801-lcd-07.jpg

あれ〜、映らない。

失敗かと思い、DIN 8ピンコネクタを見てみたら、Horizontal信号とVertical信号を逆にしていました。
参考にしたサイトの方も同じミスをしていましたね。

H-Vを正しく付け替えて再実験です。
映りました!
pc-8801-lcd-08.jpg

コレ、アナログ出力じゃないです。
本当にデジタルRGBで出力しています。
ただ、デジタルRGBだとカラーが8色になってしまいますので、SR以降では何のメリットもありませんが。

それでは、PC-8801mkIIで表示してみましょう。

工場出荷時は水平15kHzになっているため、24kHzに変更します。
変更方法はジャンパピンを付け替えます。
pc-8801-lcd-09.jpg

SになっているジャンパをHに付け替えます。
これで、水平24kHzになるので液晶ディスプレイで表示できます。
pc-8801-lcd-10.jpg

それではスイッチオン!

…起動しない。


どうやら、このPC-8801mkII は壊れているようです。

あー、またコンデンサ交換か?
いや、mkII 直してもしょうがないし。

SRでデジタルRGB出力できたので、壊れていないPC-8801/mkII では映るはずです。


【追記1】
PC-8801mkII を修理し、mkIIでも液晶ディスプレイで表示できることを確認しました。
pc-8801-lcd-11.jpg

【追記2】
水平15kHzでも試したのですが、やはりS1901STでは映りませんでした。
日本製に限らず海外製の液晶ディスプレイでも結構24kHzでは映るのですが(但し非公式)、さすがに15kHzで映る液晶ディスプレイは限られるようです。


【参考にした先輩方のURL】
デジタルRGB(8ピン)はアナログRGBの夢を見れるか?
RL22Cさん作「8PinデジタルRGBを15PinアナログRGBに変換する実験−その1−」
自作デジタル8ピン−VGA変換ケーブル+Century LCD-8000Vでシャープ X1F起動成功!


★ケーブルの加工はあくまで自己責任で使用する実験のため、常用する場合は正式にデジタルRGB⇒アナログ出力対応した製品を使ってください。



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posted by レトロゲーマーZ at 22:40 | NEC PC-8801

2017年10月05日

PC-8801mkIIのフロッピーディスクドライブをSR/FRに流用する

部品取り用に入手したPC-8801mkIIですが、お目当てはFDD(フロッピーディスクドライブ)です。
pc8801mkii_fd-01.jpg

以前紹介したように、私のPC-8801mkII SRは2ドライブ目が故障しており、修理を試みたもののうまくいきませんでした。

mkIIのFDDは規格もコネクタも物理形状もSR/FRと同じらしいので、実際に使えるかどうか検証してみます。
pc8801mkii_fd-02.jpg

mkIIの型番は1ドライブ目、2ドライブ目どちらも FD-55B-06-U となっています。
よく見ると、1ドライブ目にはコイルがあり、2ドライブ目にはありません。
どうやら、1ドライブ用と2ドライブ用は区別されているようです。
pc8801mkii_fd-03.jpg

それでは、PC-8801mkII SRに装着します。

動きました!

かなり昔のドライブなので動くかどうかも心配でしたが、設計が古い分、むしろタフなのかもしれません。

ただ、mkIIユーザはご存知だと思いますが、このFDDは

ガッチョンガッチョンうるさい

のが欠点ですね。
pc8801mkii_fd-04.jpg


検証の結果、mkIIのFDDはSR/FRで使うことができました。
mkIIは比較的流通も多く、しかも安いので、FDDが故障したSR/FR、またはドライブなし/1ドライブのSRに活用できそうです。

1つだけ注意点として、SRやFRのFDDとは違い、ヘッドもディスクもむき出しになっていますので、埃やカビには気を付ける必要があります。
pc8801mkii_fd-05.jpg



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posted by レトロゲーマーZ at 19:00 | NEC PC-8801