クリスマスを前に、ポインセチアの出荷が始まっている。生産者の草分けである埼玉県入間市寺竹の「篠園芸」では、例年より1週間早い12日ごろから始まり、12月20日ごろまで約15種6万鉢を東京都や県内などへ出荷する。
赤や白、ピンクなど色鮮やかなポインセチアが並ぶハウスでは、従業員が形を整えるなど、出荷作業に追われていた。
篠園芸の篠孝幸さん(48)によると、コロナ禍でホテルや催しなどの需要は減ったが、家庭用が増えているという。「ポインセチアで癒やされてほしい」と話す。直売などの問い合わせは篠園芸(04・2936・0723)。【清藤天】
毎日新聞 11/24