新型コロナウイルスの感染拡大で自粛ムードが漂う中、札幌市の冬を彩る「第40回さっぽろホワイトイルミネーション」が20日、中心部の大通公園など5会場で始まった。
歓楽街ススキノでは午後10時以降の酒類提供を控えるなど飲食店に時短要請が出されており、消灯も当初予定を2時間繰り上げ午後8時とした。例年実施している点灯式や大通公園での「ミュンヘン・クリスマス市」も初めて中止した。
車で通りかかり立ち寄った北海道岩見沢市の介護職員、亀井女江(よしえ)さん(55)は「自粛で家にいると気持ちが暗くなるが、イルミネーションに癒やされた」と話した。【高橋由衣】
毎日新聞 11/20