本作品は、最近多いネットのオンラインゲーマーが異世界に閉じ込められるという話しです。

主人公はありがちな無双やチートになる戦士系ではなく、不遇職といわれる付与術師！
装甲は紙、火力は微妙・・・状態異常やMPの制御を得意とする、ある意味趣味職。

それでも使い方次第でレイド（大規模戦闘）では活躍する、腹ぐろ眼鏡こと「シロエ」。
ギルド「記録の地平線（ログ・ホライズン）」を数人の仲間と共に結成し、他のギルドや様々な勢力と相対しながら、異世界の廃れた状況を改善し元の世界への帰還を模索する。

また、ギルドメンバーや周りのキャラがとてもいい味を出してます！

おぱんつ大好き！だが、やるときはきっちりやる頼れる兄貴の守護戦士、直継。
ギルドの家事をこなし、ダンディーで縁側の日向にいるよう安らぎを感じさせる猫人族で盗剣士、にゃん太。
小柄な体のいわゆるロリにコンプレックスがあったため、寡黙な長身キャラの暗殺者を演じていたが、現在はシロエを「主君」と呼び、惹かれるようになった恋する乙女、ヒロインその１、アカツキ。
中学生の兄弟で、姉はシロエに憧れてる神祇官（カンナギ）、ミノリ。
弟は同じ前衛である直継を兄貴のように慕う武士、トウヤ。

世界観やストーリーとしては、異世界人の3万人とNPCであったが今は同じく生きている現地人、モンスターが存在しています。
プレイヤーは死ぬと記憶を一部失うが不死の存在で現地人と比べ、遥かにレベルも高い。
ゲームで発生した「大災害」が異世界転移になにやら関係があるようだが、原因はなんだったのか！

第1巻は、日本人ゲーマーがオンラインゲームに閉じこめられたとこから始まり、知り合いのギルド「三日月同盟」のメンバーを助けにいくお話しです。

移動途中で見た、地平線の夕焼けの雄大な景色、アカツキと直継のお馬鹿なやりとり、にゃん太隊長とシロエの連携からなる、高レベル武闘家（モンク）を一瞬で倒す妙技など、すごく引き込まれました。

現在は6巻まで出ており、主な舞台であるアキバの街での騒動が一息つき、新章へと移っていくところ。
また、コミック版や外伝も出ているようで、今後も楽しみな作品です。
次回は、第2巻の紹介を予定しております。

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