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2014年09月25日
Review37. ポケット正常画像 A to Z
この書籍で
取り上げられている正常画像として、
・ 頭部CT・MRI・MRA・DSA
・ 頸部XP・CT・MRI・DSA
・ 肺縦隔XP・CT・MRI
・ 心大血管CTA、CT(VR)・DSA
・ 冠動脈DSA
・ 腹部XP・CT・MRI・DSAなど
・ 骨盤(女性・男性)MRI
・ 上肢(肩・上腕・肘・前腕・手)XP・MRIなど
・ 下肢(股関節・膝・下腿・足)XP・MRIなど
・ 脊椎XP・MRI
・ 乳腺(女性)マンモグラフィ
があげられています。
掲載していただいている画像と、
イラストでの説明もみやすくまとめていただいており、
脳・骨・内蔵器官などの、
正常画像と各部位の同定などを把握する上で、
役にたつ書籍ではないかと思います。
リハビリテーション領域ので遭遇しやすい、
各画像などに関しては、
別の書籍などを補助として参考にすることで、
学習がしやすくなるのではないかと思います。
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タグ:画像全般
posted by RehaBookReview at 23:24
| 書評: 画像関連
Review36. 高次脳機能障害マエストロシリーズ(2) 画像の見かた・使いかた
この書籍では、
基礎的な読影知識としての知識として、
MRIを利用して
・ 水平断
・ 冠状断
・ 矢状断
の視点から、
・ 角回の同定
・ 縁上回
・ Broca(ブローカ)野の同定
・ Wernicke(ウェルニッケ)野の同定
・ 中心溝の同定
・ 海馬・海馬傍回の同定
などについての説明があります。
MRIやCT画像などをみる際に、
基礎的な知識として役立つのではないかと思います。
この書籍の特徴として、
「
事例で学ぶ画像の見かた 症候と画像から検証する視点」
という章があります。
この章では、
実際の事例の脳画像を用いながら、
症候を見るポイントとして、
・
言語面、行為・認知面、知的側面にわけて簡潔に説明がある点、
・
予測される病変部位と保存されている部位
・
画像所見
・
まとめ
・
訓練・経過
などを、
画像や、
起きている高次脳機能障がいの症状、
標準失語症検査(SLTA)や、
各種神経心理学的検査などを、提示しながら
説明がされており、
特に、
作業療法士( OT )や言語聴覚士( ST )などの方にとっては、
脳画像と神経心理学的検査の結果の関係、
そしてその経過、
などについて学ぶことが出来る書籍ではないかと思います。
この書籍では、
脳画像と、高次脳機能障がい等との
関連性について考察する上で、
SPECT(スペクト)やPET(ペット)などの
画像処理のことについても触れられており、
CTやMRIの形態画像の視点だけでなく、
SPECTやPETなどから得られる、
「 脳血流や脳代謝の視点 」
にも触れられています。
脳の損傷から起きる、様々な事象に関して、
多角的な視点から、
考える重要さについても
考えさせられる書籍ではないかと思います。
高次脳機能障がい領域に関わる方にとっては、
初学者、経験者を問わず、
画像と症状の推論をする上で、
1冊あると役に立つ書籍ではないかと思います。
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posted by RehaBookReview at 22:22
| 書評: 画像関連
Review35. PT・OTのための脳画像のみかたと神経所見
この書籍では、
脳画像をみるのに役立つ解剖知識や、
脳血管障害(脳卒中)、
頭部外傷(脳外傷)、
頭蓋内腫瘍(脳腫瘍)
などに関して、
CTやMRIなどの脳画像や、
イラストを用いて、
端的にまとめられていると思います。
各症例を通して、
所見、治療、理学・作業療法のポイントの説明があり、
脳画像と各症候に対する概略をつかみ、
初学者の方が
大まかなイメージをつくり、
基礎的な事項を習得する上では、
役立つ書籍ではないかと思います。
● 2010年に新たな版が出版されているようです
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posted by RehaBookReview at 21:58
| 書評: 画像関連