アプリプログラミング講座 (2): リハビリ関連書籍のレビュー.blog

2015年01月07日

① リハセラピストとパソコン関連のエピソード

最近では、

パソコンを一人一台購入して、

自宅等で資料の作成や、

様々な用途で、

利用されていると思います。

しかし、多くの方は、

「 SNS 」（ソーシャルネットワークサービス）の利用や、

　動画投稿サイトの利用、ゲーム、

「ワード」や「パワーポイント」の利用、

職場での日報入力のために、

カルテ入力や、

「エクセル」で数字を入力する程度の方が大半ではないかと思います。

リハビリの職種の特徴として、

感じることとしては、

人を相手にする仕事であり、

人間の脳の活動、筋肉の運動、動きなどに

関心が向かう傾向があるのですが、

コンピュータ・パソコン・プログラミングに関しては、

どちらかというと、

関心が向きにくい方が多いのではないかと感じます。

個人的なエピソードとしては、

エクセルの自動集計をする方法を実施した際に、

隣で一緒にエクセルを見ていた方から

驚かれた経験があり、

「エクセルやパソコンに関してはあまり知らない人が多いのだろうか？」

と考えるようになりました。

また、

まだブログを始めていなかった時に、

リハビリ職種関連のブログでは、

どういったサイトがあるか

調べてみたことがありましたが、

その時点では、

あまり多くのサイトは見つかりませんでした。

ただ、

実際にブログサイトを運営し始めて、

ブログランキングなどに登録してみると、

以外にも、

多くの方々が、

趣向をこらしながら、

様々なテーマでブログサイトを運営されていることを知り

驚きました。

この事実を知ると、

実は自分が知らないだけで、

多くの方は、

実はパソコンに詳しい方が多いのでしょうか？

体験を通して感じている事としては、

管理職の立場に近づく程、

エクセルやパソコンに関連する知識が詳しい方が多い？

のではないかと感じます。

個人的には、

管理業務などが増えるにつれて、

日々の臨床業務に加えて、

カルテ入力や書類作成以外の事務業務が増え、

どうしようもなくなった事を思いだします。

その際に、

周りの方や、

インターネット検索、書籍などを利用しながら、

エクセルの機能について学んでいくなかで

エクセル関数や、エクセルの機能を

活用できると、

事務業務にかかる時間の短縮や、

集計ミスなどの軽減につながりやすいことを実感したことを

思いだします。

また、

リンク機能を上手く活用できることで、

よく使うパソコンに入っている書類の閲覧などが

便利になることも感じました。

エクセル関数や、

その他のプログラミングを学習する中で、

プログラミングの思考方法や作業というものは、

「　普段、人間が当たり前に行なっている事に対して、

　　一端俯瞰して全体像を捉え、

　　そこから細分化して順序立ててコードを記述していく　」

といったパターンが見えてきました。

このプログラミングを考える上での一連の過程は、

理学療法士的な視点でいうところの「動作分析」だったり、

作業療法士的な視点でいうところの「作業分析」に、

似ているだろうと思います。

特にパソコンのディスプレイ上での

プログラミング（ソフトウェア・アプリケーションソフト）に関しては、

計算などの「高次脳機能」を考える上では、

勉強になるのではないかとも感じます。

現在のセラピストのレベルで考案できる支援に関しては、

ポータブルトイレの利用、車椅子の利用、杖の利用、

装具の利用、スプリントを利用した固定具の作成、

手すりの利用、段差解消、メモリーノートの利用など

主に物理的な次元での、

環境調整や支援を提案することが多いかもしれませんが、

コンピュータプログラミングや、

各種アクチュエータ・センサーなどを応用し、

ケースバイケースで、

様々なデバイスを考案できるような

方がふえれば、

臨床レベルでの支援の幅も

長期的に広がるのではないかと感じます。

自分自身はまだまだ、

パソコンやプログラミング関連に関しては、

日々学ぶ事だらけの段階ですが、

出来る事から、

少しずつまとめていこうと思いますので

よろしくお願いいたします。

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