2014年12月04日
Review49. 快楽の脳科学「いい気持ち」はどこから生まれるか
この書籍を読むまでは、
「 高次脳機能 」
という言葉は知っていたのですが、
「 低次脳機能 」
という言葉で、
脳の機能など説明されていることも
あることを知りませんでした。
また、
本書の40ページで紹介されている
「 低次脳機能研究会(略称:低脳研) 」
という研究会があることも知りませんでした。
この書籍で登場する、
「 低次脳機能 」というのは、
脳幹から大脳辺縁系の機能に関連することの総称として
この言葉が使われているようです。
対する
「 高次脳機能 」というのは、
大脳新皮質の連合野の機能だったり、
思考、言葉、判断、理解、推理、空想などと言った事の
総称として、高次脳機能というものが使われているようです。
報酬系や、人の欲望、恐怖・快楽、
各種精神症状(陽性症状、幻覚など)と関連させながら、
神経メカニズムなどについて説明されており、
勉強になりました。
「 高次脳機能 」と「 低次脳機能 」という
枠組みで、
人の快楽について考えてみたい場合、
参考になる書籍ではないかと思いました。
報酬系、人の欲望、各種精神症状などに関心のある方の
場合、
神経メカニズム的な視点で、
解説がされており、
参考になるのではないかと思います。
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posted by RehaBookReview at 17:26
| 書評: 脳神経系:高次脳機能・運動麻痺など