今、学資保険を検討しています
実利回1%ちょっとなので、利率からは加入するメリットが全くないのですが、
国の税制控除を利回り換算にすると、10%近い利回りになるので、
税制控除分だけ加入することにしました。
早速、何社か見積もりを貰ってきました
ですが、そこで見たのは・・・代理店のFPにせよ、学資保険代わりに「低解約返戻金型定期保険」や終身保険を使うという、営業トークばかり

で、うんざり
さらに酷い最低最悪な代理店になると、「学資保険」と言ってるのに、外貨建ての定期保険を勧めてくるような人までいるのには


学資保険の変わりに、低解約返戻金型定期保険や終身保険はナンセンスです
学資保険を考えている方は、FPや代理店のセールストークにだまされず、学資保険の目的を一度考え直してくださいね
教育費として必要になるから学資保険に加入するんですよね?
学資保険なら元本割れほとんどしないので、いつでも換金できますが、
低解約返戻金型定期保険は、60%まで元本が大幅に割れますので、実質解約不可能です。
必要な時に使えなければ何の意味もないと思いませんか?
■低解約返戻金型定期保険のデメリット
・元本割れリスク
低解約返戻金型保険には、保険料の払込期間中(10〜15年間)に解約をすると、
60〜70%

払い込んだ保険料に対し受け取れる解約返戻金がかなり少なくなる
とんでもないデメリットがあります
・インフレリスク
10〜15年といったら、超長期です。インフレがわずか1%上がるだけでも債券価値が減価

します。
しかし、低解約返戻金型保険の場合元本割れするので、解約して加入しなおすことも難しいわけです。
例えば、100万円の保険で利回りが1%あがると債券価値が1万円目減りします。
実際の金額が減るわけではないので、加入者に実感がないところに保険会社の商品設計につけ込まれる余地が生まれてしまうわけです。
もし、加入を考えている方はインフレリスクを考えることが絶対に必要だと思います。
■なぜ顧客の意向を無視して、代理店は学資保険から低解約返戻金型定期保険や終身保険へ誘導営業をかけるのでしょうか?
・学資保険の場合
例)年支払額10万円×10年払済=100万円の保険
→ 代理店手数料 年1% 1000円 5年間でもわずか5000円の取り分しかありません。
・低解約返戻金型定期保険の場合
例)年支払額10万円×10年払済=100万円の保険
→ 代理店手数料 初年度100% 10万円
極端な場合、保険会社がキャンペーン中でキックバック増やしていると、代理店が受け取る手数料が
100倍も違うわけです。
■比較
具体的に私が各社の見積もりで一番利回りが良い同士の学資保険と低解約返戻金型定期保険を比較してみまたした。両方ともぴったり同じ返戻率となりました。
【アフラック 学資保険】
支払い保険料 1423478円(全期前納)
17年後受取額 180万円
返戻率 126.4%
元本割れ 2年間(1年目98.9%,2年目99.8%)
【アクサ生命 低解約返戻金型定期保険 フェアウィンド】
支払い保険料 1437326円(全期前納)
17年後受取額 1817400円
返戻率 126.4%
死亡保険 300万円
元本割れ期間 15年間(60〜70%台)
★さてと2つを比較して考えましょ〜♪
1)死亡保険の具体的な金額を算出
+150万円の死亡保険を付ける代わりに、15年間の超長期にわたってリスクを負い続けるわけですね。
では具体的に+150万円の死亡保険料はいくらなのか算出してみました。
非喫煙体 死亡保険1000万円 1200円/月で加入できるので、
死亡保険150万円=180円/月と計算できます。
180円×12ヶ月×17年間=36720円
→ 36720円分の保険料が低解約返戻金型定期保険の方がお得ということになります。
2)インフレ耐久性を計算
次に、デメリットである事実上15年の超長期にわたって解約できないことを考えます。
その間インフレにどの程度耐えられるかを計算します。
36720円に対して、1437326円は2.55%です。
2.55%/17年=0.15%
つまり年0.15%のインフレには耐えられるわけです。
逆に言えば、わずか年0.15%づつインフレが発生するだけで、債券価値としては元本割れするわけです。
★結果★
数字で計算してみると、低解約返戻金型定期保険が非常に不利な商品だということがわかりますね。
保険会社が低解約返戻金型定期保険を売ると、代理店手数料を10万円近く払えるのは、購入者へ負わせるリスクに対して、36720円分の保険料のみしか払わず、とてつもない搾取をしているからに他なりません。
わたしは、こんな商品は全く割に合っていないと思います。
養老保険や終身保険の加入を考えている方でかつ、明日、職を失っても2年以上生活できる貯蓄がある方が、低解約返戻金型定期保険を入るのは良いと思います
しかし、学資保険を考えている方には絶対、低解約返戻金型定期保険はお勧めできるような商品ではありません。
個人的な意見ですが、あと7年もしたら、国債の国内償還が出来なくなってきて海外に買ってもらうことになればほぼ確実に現在よりも国債利回りが上昇します。海外で国債を売るのに日本のような財務が悪い国にわずか1%の利回りで買うような人はいません。今後15年間も固定化するのでれば、3%程度まで国債利回りが上昇することは十分すぎるほど考えられることです。