東京で実施されたひふみ投信の第6期の決算報告会に行ってきました。
藤野さんの市場環境に関わるコメントは、
・マーケットのペースが上がってきている
・金融緩和は1回やるとやり続けなければならない。黒田バズーカは2回では済まないと考えている。
これは、インフレに向かわせないと財務の価値が保てないと考えられるため。
・インフレ=株上昇の方程式は有効と考えている
・企業価値が上がるので株があがるのではなく、経済関係なしにこの場合は上がってしまう
・企業のリストラの効果は2年後くらいから出る。リストラ実施直後の効果は一時的なもの
といったことが挙げられました。2015年は勝負の年といっていましたが、株式相場の暴落は想定指定はいないものの攻略の難しい1年になりそうだということを示唆しているように感じました。
そのような環境の中で、ひふみ投信としての取り組みは
1.今までのやり方を踏襲する(良い会社を見つけて投資)
2.ROE革命が起こる(2015年〜2017年)
3.相場に応じた売買を実施する
という3つを守っていくとのこと。
変に相場を気にせず、コツコツと実績を上げていくということだと解釈しました。
■相場の荒波に対応したひふみ投信の使い方セミナー実施後に懇親会が行わわれ、他の投資家の方と話したのですが、
私が実際に行っているひふみ投信の売買方法が、意外にも受けたのでここで紹介しておきます。
1.ひふみ投信は下がった際に積みまして購入している。下がった後のリカバリーがひふみ投信の特徴であるため。
2.課題はひふみ投信は銀行口座から振替で買い付けるのに3日程かかってしまい、下がったタイミングで買付けいにくいこと。銀行口座振替は使いにくい。
3.そこで、SBI証券のひふみプラスを活用し買い付ける。これなら翌日の値段で買い付けることが可能。
4.ひふみプラスは値上がりしたらすぐに売却して現金にする。
5.直販のひふみ投信のほうは、5年間以上保持するとボーナスがもらえる。よって直販の口座には積立のみで手を付けない。
という売買ルールです。
相場は上げ下げを繰り返すものです。ひふみ投信は相場の荒波に対応できるところは非常に信頼しています。そこで、下がったタイミングをうまく活用する方法でした。
ちなみにステップ4.で売却した現金はまた相場が下がった時にひふみプラスを買い付けるのに使用します。