2014年08月31日
スマホをSIMフリーにして台湾で使ってみる(後編)
Galaxy note2を台湾でSIMフリー接続した前編に引き続き、後編です。
■ネットワーク設定
SIMを認識できたので、次はインターネット接続するためのAPNを設定します。
台湾は最近LTEが整備されましたが、空港で販売されているプリペイドSIMは3Gまでしか対応していません。まずは、ネットワーク検索(3G)で買ったSIMのキャリアを選択します。
設定−その他のネットワーク
を選択し、
モバイルデータ
にチェックが入っていない場合には、タップしてチェックを入れてください。
次に、
ネットワークモード
と選択し、LTE/3G/GSM(自動)となっていたら、LTE/3Gを選択します。最初にこれをやっておかないと、次の画面で戸惑います。
その次に、
ネットワークオペレーター
を選択すると、「検索中」と表示された後に、
・Chunghwa
・TWM
・VIBO
・FET
がヒットしました。
今回は中華電信(Chunghwa)を買ったので、これを選択します。
引き続き、APNを設定します。
APN
を選択し、「+」をタップして、新規のAPNを作成するモードに入ります。
名前:中華電信
APN:internet
User:未設定
Password:未設定
とします。名前は自由でOKです。台湾のキャリアはほとんどこの設定で行けそうです。
以前、Webで調べたときに中華電信のAPNは
APN:CHT emome
と紹介されているサイトがありましたが、この設定では接続できませんでした。よくよく見てみると、買ったSIMのパッケージにもAPNの設定について説明がなかったのでAPNがinternetであることを知らないでSIMを買うと困ってしまうかもしれません。台湾では常識なのでしょうか?日本だとキャリアごとに独自の設定があるのでこのあたりもギャップを感じました。
また、インターネット接続した際の表示ですが、しばしば「3G」と「H」という表示が切り替わりながら表示されました。Webを検索してみたところ、Hは3.5Gの意味のようです。
■接続状況やスピード
今回の台湾旅行は台北、台中、台南、高雄と西側をほぼ一通り移動しました。中華電信は元国営ということもあり、基本的にどこでも電波をつかむことができました。まぁ、山間部を訪れていないので他のキャリアでも問題なさそうな気はします。
ただ、悩ましいことに電波はつかんでいるのにインターネット接続(データ通信)は場所にとっては途絶えることがありました。4日程度の滞在だったので詳しくはわかりませんが、画面にデータ通信を表す「3G」のアイコンが表示されず、インターネット接続ができなかったことは間違いないです。接続不能中は、APNを一度削除してみたり、再起動してみたりしましたがやはりだめでした。
具体的な場所ですが、台北の高速鉄道の地下ホーム、新幹線での移動中、高雄の市外から離れた観光地あたりで接続不能に陥りました。
しかしながら、スピードの方はほとんどすべてのエリアで10Mbps以上出ており快適でした。LTEに対応していないのでgoogle mapの表示などが遅くなるのではないかと心配していたのですが全く気になることはありませんでした。電子立国台湾なので、アンテナの整備状況が違うのでしょうか。
■SIMフリースマホを携帯した海外旅行
今回初めて海外旅行にスマホを持参して移動しましたが、非常に快適でした。海外に出かけるとわからないことだらけなので、逐一情報が収集できるのが大きいです。
役に立ったアプリと使い方を紹介します。
1.トリップアドバイザー(TripAdvisor)
旅行計画アプリの決定版。グローバルアプリなので海外からの口コミもあり。事前に立ち寄り予定の観光地やレストラン、ホテルなどを「保存リスト」として置くことでまよわずたどり着くことができます。特に主要都市については地図や観光地、口コミ情報までダウンロードすることができるためオフラインでもある程度利用が可能です。台湾ですと台北市がダウンロード対象でしたが、ほかの都市はありませんので今回はインターネット接続が非常に便利でした。
2.Googleマップ
海外でも基本中の基本ですね。GPSとキャリアの通信を併用することでかなり精度の高い現在地がわかるのは心強いです。ちょっとした隙間時間に近くの観光スポットを検索したり、立ち寄りのカフェを探したりと国内同様、これほど便利なものはありません。街中を散策してもまよわずホテルや地下鉄の駅などにたどり着けるため不安が解消されます。
3.Google翻訳
本当はDoCoMoの「はなして翻訳」を使用したかったのですが、SIMを中華電信に変えてしまったためエラーが出て使用できず。その代わりに使用したのがこちらです。ちょっとした翻訳がスマホ1台でできるのが便利です。かつては、電子辞書の持参が基本でしたが、インターネット接続できるスマホであれば旅行程度であればこなせてしまいますね。
4.電子書籍(kobo)
オンライン接続ではないので、1.~3.とは若干主旨が異なりますが便利ですね。具体的には旅行英会話集や移動時間に読む書籍です。
5.Chrome
説明は不要ですね。食事や用語などちょっとした調べものが即座にできます。
6.FX Tradeアプリ
海外にいながら小遣い稼ぎができて便利です(笑)。滞在中に1万円程度ですが、旅費を稼ぎました(ぉ
ほんと、便利な世の中になったものです。
レンタルのWiFiやDoCoMoの海外旅行向けパックは大体980円/日が相場です。今回のように4日間だと4,000円は必要になるわけですから現地SIMは非常に有効だと思いました。
■ネットワーク設定
SIMを認識できたので、次はインターネット接続するためのAPNを設定します。
台湾は最近LTEが整備されましたが、空港で販売されているプリペイドSIMは3Gまでしか対応していません。まずは、ネットワーク検索(3G)で買ったSIMのキャリアを選択します。
設定−その他のネットワーク
を選択し、
モバイルデータ
にチェックが入っていない場合には、タップしてチェックを入れてください。
次に、
ネットワークモード
と選択し、LTE/3G/GSM(自動)となっていたら、LTE/3Gを選択します。最初にこれをやっておかないと、次の画面で戸惑います。
その次に、
ネットワークオペレーター
を選択すると、「検索中」と表示された後に、
・Chunghwa
・TWM
・VIBO
・FET
がヒットしました。
今回は中華電信(Chunghwa)を買ったので、これを選択します。
引き続き、APNを設定します。
APN
を選択し、「+」をタップして、新規のAPNを作成するモードに入ります。
名前:中華電信
APN:internet
User:未設定
Password:未設定
とします。名前は自由でOKです。台湾のキャリアはほとんどこの設定で行けそうです。
以前、Webで調べたときに中華電信のAPNは
APN:CHT emome
と紹介されているサイトがありましたが、この設定では接続できませんでした。よくよく見てみると、買ったSIMのパッケージにもAPNの設定について説明がなかったのでAPNがinternetであることを知らないでSIMを買うと困ってしまうかもしれません。台湾では常識なのでしょうか?日本だとキャリアごとに独自の設定があるのでこのあたりもギャップを感じました。
また、インターネット接続した際の表示ですが、しばしば「3G」と「H」という表示が切り替わりながら表示されました。Webを検索してみたところ、Hは3.5Gの意味のようです。
■接続状況やスピード
今回の台湾旅行は台北、台中、台南、高雄と西側をほぼ一通り移動しました。中華電信は元国営ということもあり、基本的にどこでも電波をつかむことができました。まぁ、山間部を訪れていないので他のキャリアでも問題なさそうな気はします。
ただ、悩ましいことに電波はつかんでいるのにインターネット接続(データ通信)は場所にとっては途絶えることがありました。4日程度の滞在だったので詳しくはわかりませんが、画面にデータ通信を表す「3G」のアイコンが表示されず、インターネット接続ができなかったことは間違いないです。接続不能中は、APNを一度削除してみたり、再起動してみたりしましたがやはりだめでした。
具体的な場所ですが、台北の高速鉄道の地下ホーム、新幹線での移動中、高雄の市外から離れた観光地あたりで接続不能に陥りました。
しかしながら、スピードの方はほとんどすべてのエリアで10Mbps以上出ており快適でした。LTEに対応していないのでgoogle mapの表示などが遅くなるのではないかと心配していたのですが全く気になることはありませんでした。電子立国台湾なので、アンテナの整備状況が違うのでしょうか。
■SIMフリースマホを携帯した海外旅行
今回初めて海外旅行にスマホを持参して移動しましたが、非常に快適でした。海外に出かけるとわからないことだらけなので、逐一情報が収集できるのが大きいです。
役に立ったアプリと使い方を紹介します。
1.トリップアドバイザー(TripAdvisor)
旅行計画アプリの決定版。グローバルアプリなので海外からの口コミもあり。事前に立ち寄り予定の観光地やレストラン、ホテルなどを「保存リスト」として置くことでまよわずたどり着くことができます。特に主要都市については地図や観光地、口コミ情報までダウンロードすることができるためオフラインでもある程度利用が可能です。台湾ですと台北市がダウンロード対象でしたが、ほかの都市はありませんので今回はインターネット接続が非常に便利でした。
2.Googleマップ
海外でも基本中の基本ですね。GPSとキャリアの通信を併用することでかなり精度の高い現在地がわかるのは心強いです。ちょっとした隙間時間に近くの観光スポットを検索したり、立ち寄りのカフェを探したりと国内同様、これほど便利なものはありません。街中を散策してもまよわずホテルや地下鉄の駅などにたどり着けるため不安が解消されます。
3.Google翻訳
本当はDoCoMoの「はなして翻訳」を使用したかったのですが、SIMを中華電信に変えてしまったためエラーが出て使用できず。その代わりに使用したのがこちらです。ちょっとした翻訳がスマホ1台でできるのが便利です。かつては、電子辞書の持参が基本でしたが、インターネット接続できるスマホであれば旅行程度であればこなせてしまいますね。
4.電子書籍(kobo)
オンライン接続ではないので、1.~3.とは若干主旨が異なりますが便利ですね。具体的には旅行英会話集や移動時間に読む書籍です。
5.Chrome
説明は不要ですね。食事や用語などちょっとした調べものが即座にできます。
6.FX Tradeアプリ
海外にいながら小遣い稼ぎができて便利です(笑)。滞在中に1万円程度ですが、旅費を稼ぎました(ぉ
ほんと、便利な世の中になったものです。
レンタルのWiFiやDoCoMoの海外旅行向けパックは大体980円/日が相場です。今回のように4日間だと4,000円は必要になるわけですから現地SIMは非常に有効だと思いました。