ITパスポート過去問解説

ITパスポート過去問 31年春問65

問題

問65　企業での内部不正などの不正が発生するときには，"不正のトライアングル"と呼ばれる3要素の全てがそろって存在すると考えられている。"不正のトライアングル"を構成する3要素として，最も適切なものはどれか。

ア　機会，情報，正当化
イ　機会，情報，動機
ウ　機会，正当化，動機
エ　情報，正当化，動機

解説

不正は、機会、正当化、動機がそろったときに、行われるというのが不正のトライアングルと呼ばれる理論であり、これらのひとつでも、そろわなければ、不正の防止につながるというもの。

動機とは、たとえば、ストレスや不満、金銭上の問題なども、動機となりうる。
機会とは、たとえば、大切な情報が見えてしまう、誰も気づかない、など、不正を行おうとすればできてしまう状況。
正当化とは、仕事が終わらないから仕方がないとか、これを改ざんしないと会社が倒産するなどの言い訳がこれにあたる。

そのため、正解は、ウとなる。