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2016年03月27日

【都立中高一貫校】適性検査の作文はこのように攻略する!〜 桜修館の問題で考える 〜





★ ビジネスマンの感性で攻略

以前、適性検査のすぐ後頃に書いた記事で、次のようなことを書いていました。

『あと、今年の桜修館の作文問題を見たでしょうか?
例年以上に何とも言えない出題でしたが、今年の問題を見ると、「学校側はどのような生徒を欲し、何を基準に採点しようとしているか」がよくわかりました。
この桜修館の作文問題についても、どこかで記事にしたいと思います。』
 
今日は、都立中高一貫校の適性検査における作文に関し、私の考える勉強方法や攻略方法を書いてみたいと思います。
 
ただ、勉強方法や攻略方法と言っても、細かなテクニカルなことを書くつもりはありません。
まあ、私は稼いでナンボの世界で生きている浪速(大阪)の商人のようなビジネスマンですから、テクニカルなことを書きたくても書けないという方が正確でしょうか。
 
しかし、商談相手の心理を読み、この世の一歩先や二歩先を見据えて、どうやって利益を出すかの駆け引きなら、現場で子供を教える学校や塾の先生には負けません(たぶん)。
 
この学校や塾の先生にはない私の感性で、適性検査の作文の勉強方法や攻略方法を書いてみようと思います。


★ 桜修館の作文問題

さて、今年の桜修館の作文問題を見てみましょう。
 
下のリンクから見てみて下さい。
 
<桜修館>適性検査T・問題用紙 (←クリックしてください)

実に面白い出題と思います。
「やじろべえ」の絵が一枚あって、この絵を見て思ったこと・考えたことを自由に書きなさいという問題なのですから。
 
この出題を見て、私は感じたのです。
桜修館の先生方の強いメッセージを感じたのです。 
  
「自分の考えを素直に生き生きと先生方へ伝えることができる子供たち、桜修館で待ってるよ!」という、先生方の熱いメッセージを感じたのです。
 
この問題を見る限り、「何をどのように考えたか」は、さほど重要なポイントではないと思います。 
題材が「やじろべえ」の絵なのですから、難しい知識を引き合いに出して、大人びた高尚な考えを書くようなことを期待しているとは到底思えません。
 
考えたことや言いたいことは、小学6年生の年相応の内容で良いのです。
この問題で先生が確認したいのは、その考えたことや言いたいことを「表現する能力」に違いないでしょう。
 
もう少し具体的に話してみたいと思います。
「やじろべえ」なのですから、右と左がつり合うことの重要性を連想し、「助け合いの大切さ」などを題材に思いつくことを素直に書けば良いのです。 
しかし、「助け合いの大切さ」について書いていくのですが、読み手である先生方に「なるほど、うんうん、あなたの言うとおり助け合いは本当に大切だわ」と、強く共感させなければダメなのです。
そして、先生方は短期間に大量の作文を採点しますから、1人の作文を2回3回と読み返せません。
先生方がたった1回読むだけで、すぅ〜っと頭の中に染み込ませる表現力で文章を書く必要があるのです。
 
要するに、「説得力ある文章をわかりやすい表現で書けるかどうか」が、運命の分かれ道なのです。
難しい知識や使いこなせない美辞麗句は、全くもって不要なのです。
 
ちなみに、この「説得力ある文章をわかりやすい表現で書く(=説得力あるメッセージをわかりやすく発信する)」能力は、ビジネスマンには必要不可欠です。
いやいや、ビジネスの世界だけで必要な能力ではないです。
どのような世界の組織にあっても、リーダーとなる人物に求められる凄く重要な能力です、これは。
周りの様々な関係者に自分の考えをわかりやすく発信し、理解ある協力者を増やして、そして組織を引っ張っていくには、この能力が不可欠ですから。

 
★ 作文上達のポイントは「型の習得」にあり

では、「説得力ある文章をわかりやすい表現で書く」にはどうすればよいのか?
 
一見、難しくて大変そうに見えます。
しかし、「文章の型を習得」すれば、誰でも「説得力ある文章をわかりやすい表現で書く」ことができるようになります。

これは、ふくしま国語塾の福嶋先生が言っていることです。
私自身、福嶋先生のおっしゃる通りだと思っています。
 
では、福嶋先生は、なぜ、「文章の型を習得すれば良い」と言っているのか?

福嶋先生は、「説得力ある文章をわかりやすい表現で書く」には、普段我々がよく口にする「国語力」を引き上げるしかないと言います。
そして、福嶋先生は、この「国語力」の正体を次のように定義します。

〇 「国語力」とは、「論理的思考力(※)」と同義である。
  ※ 物事の思考の筋道を見つけて、状況を理解し、考え、そして周囲に説明していく力
〇 「論理的思考力」とは、「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」の3つの力で構成される。
〇 「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」は、型を習得すれば身につく力である。

(この考え方を詳しく知りたい方は、ぜひ福嶋先生の「「ビジネスマンの国語力」が身につく本」(←クリックしてください)を読んでみて下さい。)

要するに、「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」の型を習得すれば、読み手が理解しやすい論理的な展開で、「説得力ある文章をわかりやすい表現で書ける」のです。
 
例えば、普段の会話で、相手がよくわからない顔をしていると、次のような話をすると思います。
・「例えばさあ、〇〇〇ということだよ」と言い、今までの抽象的な話の具体例を出す。
・「要するに、△△△ということですよ」と、今までの話の共通点を適切な言葉で要約する。
 
これこそが「言いかえる力」であり、聞き手の理解を促し、話に説得力を持たせる技法です。

普段の会話の中では無意識に自然な流れで使っていることが多いと思います。
しかし、文章を書くにおいては、なかなか使いこなせない人が多くなります。
したがって、「型を習得する」ことで、文章を書く際にも自然に使えるよう、パターン化(習慣化)するのが狙いなのです。
 
「くらべる力」「たどる力」も、上の「言いかえる力」と同じです。
以前の記事(「【都立中高一貫校】 すぐに実践できる適性検査作文の書き方」「【都立中高一貫校】 すぐに実践できる作文の書き方(受検まであと1か月ちょっと編)」)(←クリックしてください)にこれらのことも書いていますので、ぜひ読んでみて下さい(この記事では記載を省略させて頂きます)。
 
そうそう、「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」の重要性は、よくテレビで見かける池上彰さんの話術を見ているとよくわかります。
池上彰さんって、凄く話が上手ですよね。
難しい世界情勢の話なんかも、池上彰さんが説明すると、誰もが簡単に理解して納得するものです。 
こんな池上彰さんの話し方をよーく観察していると、「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」を上手く組み合わせ、この3つの力をフル回転させて話しかけていることに気づきます。

このように、「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」の3つの力を意識することは非常に重要です。
この3つの力の型を身につければ、適性検査の作文問題は怖くなくなります。 


    
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J.F.ケネディやビル.クリントンなど多くの欧米政治家が尊敬する江戸中期の米沢藩主上杉鷹山の名言。
私はこの言葉からいつもパワーを頂いています。
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<ご参考>


〇 "お勧め!" 論理的思考力を鍛えるための学習

「論理的に物事を考える力(=論理的思考力)」を鍛えるには、とにかく「子供のチャレンジ精神をくすぶり、かつ、質の良い問題に多く取り組むこと」に尽きますが、これにはZ会が最適です。

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(Z会は安心です。資料請求しても、電話等による不快な勧誘を受けることはありません。又、資料請求すると、効果的な学習方法を紹介する冊子も貰えます。無料ですから、当リンクからの資料請求をご活用ください)

2016年の各都立中高一貫校におけるZ会会員合格者数:白鴎(41名)、桜修館(41名)、三鷹(27名)、小石川(22名)、九段(21名)、南多摩(20名)、大泉(19名)、富士(17名)、立川国際(17名) 、武蔵(15名)、両国(11名)
Z会は適性検査と同じ「考えさせる」系統の問題が多いため、このように大勢が各都立中高一貫校で合格しているのだろうと思います。

 

〇 作文を上達させる家庭学習

作文の上達には、文章の正しい書き方を学び、そして数多く文章を書くことが必要です。
次の作文の通信教育を上手く活用できれば効果は大きいと思います。
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〇 各都立中高一貫校の過去問
 
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〇 論理的な文章構成力を習得するための本

都立中高一貫校の適性検査対策は、「論理的な」考え方を身に付けることです。
各校で出題形式に差がありますが、作文はいかに論理的な文章を書けるかがポイントとなります。
論理的思考による文章の書き方を指導している福嶋国語塾の福嶋先生の本から、都立中高一貫校の適性検査対策に最も適したものを紹介します。
 
・ 指導する保護者向け
 
次の本を読むと、作文指導で何を子供にアドバイスすれば良いかが理解できます。
 
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・ 子供向け
 
福嶋先生はどれも素晴らしいと思います。
特に、”「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前!” はお勧めです。

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〇 「やる気」スイッチをONにするための本

「やる気」を出す系統の本には、根拠レスな気合論の内容が多いものです。
しかし、ここで紹介する”のうだま―やる気の秘密”は、科学的根拠に基づく事実を簡単に説明している本です。

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〇 シカクいアタマをマルくする

「日能研」の電車内広告の問題が好きなこともあり、紹介したいと思います。
勉強方法に困った時など、日能研の資料を見たり、場合によっては話を聞くと、何か役立つかもしれません。
通塾を強く進める訳ではありませんが、まあ無料ですから、気軽に資料請求でもしてみてはどうでしょう。

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以上
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以前、「Shall_we_try都立中高一貫校?」というブログを書いていました。 都立中高一貫校ブログを始めて2年という節目を迎え、記事記載の方向性を見直し、新たなブログで再出発しました。この新たなブログでは、「@受検(受験)勉強の方法 」と「A倍率など様々な数値から見る都立中高一貫校を取り巻く環境分析」の2視点をメインに話を展開していきます。
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