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2016年02月06日

【都立中高一貫校】合格発表の前に、今年の適性検査の欠席率を見る




 
★ 受検お疲れさまでした

受検生の皆さん、そして保護者の皆さま、お疲れさまでした。 
この時期になると、私立中学を受けた大部分の家庭でも、受験は一段落したことと思います。
 
え・・・?
 
「何寝ぼけたことを言ってんだ、この野郎!」という声が聞こえた気がしました。
 
あ、そうですね。
「受験⁽受検⁾勉強をすること」と「試験を受けること」から解放されたというのが、正確な状況でした。
都立中高一貫校の合格発表はこれからですから、気持ちはまだまだ落ち着いていないと思います。

合格発表の結果は気になるところです、当たり前ですが。
落ち着かない日々だと思います。
 
しかし、合格発表の結果がどう出ようとも、私は「人間万事塞翁が馬」だと思っています
 
もちろん、合格できれば、これ以上のことはありません。
ただ、不合格であっても、これで子供の人生が決まる訳ではありません。

まだ10歳を超えたばかりの子供です。
これからの長い人生で今回の受検の結果がどのように影響するかは、神さましかわかりません。
どのような結果が出ようとも、「とにかく前を向いて進んでいくこと」が一番大切なんだろうと思います。
 
受検勉強を通して得た「目標に向けてひたむきに頑張る姿勢」や「少し身につき始めた論理的思考力」は、これからの子供の長い人生で、必ずプラスに働くはずです。
 
さてさて、私ごときが偉そうなことを言うのはこれぐらいにして、今年の適性検査の欠席率を見てみましょう。
 

★ 適性検査の欠席率が語る意味

具体的な数値を見る前に、適性検査の欠席率が物語る意味を簡単に説明しておこうと思います。

受検当日、様々な理由で、適性検査会場に現れない受検生がいます。
 
欠席する理由は、それぞれあると思います。 
中には不運にも、インフルエンザ等で泣く泣く欠席した子供もいると思います。
 
しかし、最も多い欠席理由は、私立中学との併願の兼ね合いです。
 
私立中学を受験する家庭にも色々あると思いますが、同一日・時間帯に入試をする複数校に願書を出しておいて、その日までに受けた学校の合否状況で、試験前日に明日の受験校を決める戦術を取る家庭が多いようです(もったいないなぁ、受験料・・・)。
したがって、難関・中堅上位の私立中学と併願するパターンでは、都立中高一貫校の適性検査を欠席するケースが出やすいのです。

都立中高一貫校を絡めて、ちょっと例を書いてみましょう。

2/1の受験校には「本命A校」、2/2の受験校には「安全圏の抑えB校」、2/3の受験校には「第2希望の都立中高一貫校C校」・「更なる抑えD校」・「チャレンジレベルの難関E校」の3校というような形で願書を出しておきます。
そして、2/1のA校に合格すれば、2/3はE校にチャレンジする。
2/1のA校が不合格で、2/2のB校が合格なら、2/3は都立中高一貫校C校を受ける。
2/1のA校と2/2のB校が共に不合格なら、2/3は更なる抑えD校を受ける。
このような行動パターンを取るようです。

したがって、欠席率が高いということは、難関・中堅上位の私立中学との併願組が多いことを示しています。


★ 適性検査の欠席率を見る

<各都立中高一貫校における適性検査の欠席率>
XXXXXXX2015年(昨年)XX2016年(今年)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
小石川XXXXXX6.3%XXXXXXXX8.7% 右矢印2
桜修館XXXXXX4.9%XXXXXXXX6.3% 右矢印2
大泉〇XXXXXX3.7%XXXXXXXX4.3% 右矢印2
富士〇XXXXXX3.0%XXXXXXXX4.0% 右矢印2
武蔵〇XXXXXX6.1%XXXXXXXX3.3% 下矢印2
白鴎〇XXXXXX2.6%XXXXXXXX3.3% 右矢印2
両国〇XXXXXX4.5%XXXXXXXX3.2% 下矢印2
立川国XXXXXX2.9%XXXXXXXX2.9% →
三鷹〇XXXXXX2.6%XXXXXXXX2.1% 下矢印2
南多摩XXXXXX1.4%XXXXXXXX2.0% 右矢印2
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(平均)XXXXX3.8%XXXXXXXX4.1%

※ 東京都教育委員会が公表した数値から算出しています。
  ((応募人数−受検人数)÷応募人数をパーセントで表示)
※ 男女の合計を平均化した数値です。
※ 九段は表に加えていません。
※ 2016年の欠席率の高い学校順に表示しています。
 
  

★ 数字を見て思うこと

最初に断っておきますが、この欠席率が高いということは、「難関・中堅上位の私立中学受験層から注目されている」反面で、「第一志望の割合が低い」ことの表れでもあります。
したがって、この数値で学校の評価を語ろうとするものではありません
今後の受検対策の参考として話そうというものです。

〇 都立中高一貫校は総じて欠席率が低い

都立中高一貫校は、総じて欠席率が低く、第一志望として受検する子供が圧倒的に多い状況です。
 
参考までに、都立中高一貫校と学力レベル、学費やロケーションが似ている国立中学と比べてみましょう。
例えば、桜修館と似た立ち位置の学芸大世田谷中学校の2015年欠席率は、26.7%にもなります
併願が多いのは受験科目・内容で私立中学校とほとんど差がないためですが、この26.7%の数値を見ると、都立中高一貫校の各校欠席率の低さがよくわかると思います。
 
都立中高一貫校での私立併願が話題となって久しいですが、受検生の大部分は都立中高一貫校を第一志望としているのです。
 
〇 小石川の上昇
 
小石川は、「適性検査内容が私立中学入試にやや近いこと」や「伝統ある進学校」であるため、難関・中堅上位の私立中学を受験する層から注目されやすく、欠席率が毎年高くなる傾向があります
昨年は欠席率が下がったのですが、今年は再び高くなりました。
 
これは、私立併願組の出願自体が、昨年はサンデーショックで減ったものの、今年は元に戻った結果だと思えます。
昨年の卒業生が東大に9人合格した効果も少しは出ているのかな・・・、何とも言えません。
 
〇 大泉・富士が上位に
 
今年、大泉や富士の欠席率の高さがやや目立ちます。
武蔵や両国よりも高い結果となりました。
 
この理由は、適性検査にVが追加されて私立中学入試との親和性が増したことに理由があるかもしれません
私立中学受験者から見ると、併願し易い学校に見え始めたのかもしれません。


最後に、私立併願については、入学者辞退率でも計ることができます。
また合格発表後に辞退率が判明した時点で、入学者辞退率も分析したいと思います
 
あと、今年の桜修館の作文問題を見たでしょうか?
例年以上に何とも言えない出題でしたが、今年の問題を見ると、「学校側はどのような生徒を欲し、何を基準に採点しようとしているか」がよくわかりました
この桜修館の作文問題についても、どこかで記事にしたいと思います。
    
    
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<ご参考>


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2016年の各都立中高一貫校におけるZ会会員合格者数:白鴎(41名)、桜修館(41名)、三鷹(27名)、小石川(22名)、九段(21名)、南多摩(20名)、大泉(19名)、富士(17名)、立川国際(17名) 、武蔵(15名)、両国(11名)
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以上
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2016年01月23日

【都立中高一貫校】2016年受検倍率を見て思うこと




 
★ 受検倍率

各都立中高一貫校の受検倍率が公表されましたので、昨年同様に、思うところを気ままに書かせて頂こうと思います。

倍率が発表されると、受検もいよいよ目前に迫った気がしますね。
あと、11日・・・。
 
受検日まで、ブログの更新ができないかもしれませんので、先に言っておきます。
 
「受検生の皆さん、とにかく全力を出し切れるように、頑張って下さい! 健闘を祈る!」 

そして、受検生の保護者の皆さま、あまり気をもんでもしかたありません。
残る日々の中でできることは、子供の健康管理と神頼みぐらいだと思います。

「苦しい時の神頼み」
今は、この言葉の意味がよ〜くわかる時期でもあると思います。

とえあえず、下の北野天満宮の写真をクリックしてもらえると、菅原道真公のご加護があるかもしれません。
(皆さまの幸運度だけでなく、当ブログのランキングもアップする仕掛けにしてみましたが・・・(汗))
 
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適性検査で解けない問題が出ても、菅原道真公が答えを耳打ちしてくれるかも・・・ 


リラックスして読んで頂くために、ちょっと砕けた感じで書き出してみました。

さて、2016年の受検倍率を見てみましょう。

 
★ 過去倍率推移+2016年倍率

------------2012--2013--2014--2015----2016----(平均)
------------------------------------------------------------------
両国--------7.4----8.2----9.1----8.7-------8.4下矢印2------8.4
大泉--------7.8----9.5----8.0----7.5-------7.3下矢印2------8.3
白鴎--------7.5----8.6----7.7----6.4-------6.8右矢印2------7.4
桜修館-----6.4----9.4----9.2----7.1-------6.7下矢印2------7.8
小石川-----6.6----6.3----6.5----5.5-------6.6右矢印2------6.3 
三鷹--------6.6----7.6----7.3----7.1-------6.6下矢印2------6.9
立川国-----6.0----6.4----6.2----6.4-------5.6下矢印2------6.1
南多摩-----7.2----7.4----6.3----5.5-------5.6右矢印2------6.9
武蔵--------5.8----6.1----4.7----4.9-------4.9⇒------5.6
富士--------6.1----6.5----5.7----5.3-------4.9下矢印2------5.7 
------------------------------------------------------------------
(平均)-----6.7----7.6----7.1----6.4-------6.3下矢印2------6.8

※ 2016年の受検倍率が高い順に表示しています。
※ 九段は区外・区内の差が非常に大きいことから、記載を省略しています。
※ 数値は男女の平均値です。又、複数の情報源をつなぎ合わせいる為、四捨五入等の誤差があるかもしれません。
※ 特別枠は含まず、一般枠のみの倍率です。



★ 思うことを徒然なるままに
 
上記数値を見て、思うところを簡単に記載します。

@ 10校の平均倍率

受検倍率の平均を見ると、2015年から若干ですが低下しました。
やはり、落ち着いて受検方針を考える家庭が増え、無謀に近い受検が減ったのではないかと想像します。

2013年や2014年は、小石川・両国・桜修館・九段の中高一貫化後の1期生・2期生による大学合格実績のインパクトが大きく、「とりあえず受検してみよう!」という家庭も多かったように思います。
しかし、時間の経過と共に、落ち着いて受検方針を考える雰囲気が醸成されたということでしょう。

A 地域差 ± 1年間のトピックス

各校の受検倍率を見てまず気づくことは、「毎年毎年、倍率の高い学校はおおよそ決まっている」ことです。
逆の見方をすれば、倍率の低い学校も決まっているというこでもあります。
 
ただ、私が思うに、これは決して学校毎の施策が支持されたりされなかったりの人気が反映した結果というよりも、各学校のロケーション⁽立地場所⁾による要因がかなり大きいはずです。
まあ、たまに国会議員選挙の「1票の格差」がニュースで取り上げられますが、この問題と基本的には同じ理由なのでしょう。
各学校の通学圏内に住む子供の数で、受検倍率のベースが決まるのでしょう。
 
そして、この「各学校の通学圏内に住む子供の数」というベースの上に、各学校の「1年間のトピックス」などで人気のポイントがプラスマイナスされると考えて良いと思います。
 
B 6人に1人
 
しかし、受検倍率の若干の上下に一喜一憂し、大切なことを見逃してはいけません
 
受検倍率は、昨年と比べて低下し、2013年や2014年頃から見るとかなり落ち着いたとは言え、依然として「6人に1人」しか合格できない数字です。

各小学校を代表する優等生が集まっての「6人に1人」であり、都立中高一貫校では合格者の辞退率も低いですから、やはり依然として狭き門です。
 
 
★ 今後の予想

おそらく、来年以降もしばらくは、昨年や今年と同じような倍率で推移するように思います。
 
今後、大きな変動になりうる要因は、2013年以降に入学した生徒達が出す大学合格実績かなぁという気がします。
そう考えると、今後3年間はあまり変動がないように思います。
 
私の子供が通う都立中高一貫校では、2013年以降に入学した生徒達からかなり飛躍的に学力があがっていると聞きます。
2012年までに入学した生徒も当然ながら優秀なのですが、2013年以降に入学した生徒達は更に勉強ができるようです。
2013年⁽現3年生⁾の生徒達と言えば、小石川・両国・桜修館・九段の1期生の大学合格実績を見た翌年に、激しく上昇した受検倍率の中を勝ち抜いた強者達です。
この勝負所に強い頭脳明晰な子供達は、都立中高一貫校のイメージを更に変えるかもしれません。

まあ、何はともあれ、受検倍率ばかり気にしても仕方ありません
今までやってきたことを信じて、頑張ってほしいと思います、
    
    
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2016年01月02日

【都立中高一貫校】 「6年生」からの都立中高一貫校の目指し方




 
★ 今年の新6年生に向けて
 
新年、あけましておめでとうございます。
 
世の中は正月気分どっぷりですね。
しかし、受験(受検)生のいる家庭は、なかなかそんな気分でもないでしょう。
(実は、我が家も「そんな気分でもない」方に入るのですが・・・。)
 
今年受験(受検)する子供達には、悔いが残らないよう残り1か月程度を精一杯に頑張ってもらいたいものです。
 
都立中高一貫校の適性検査を突破するには、「とにかく過去問とその類似問題を何度も何度も繰り返すこと」参考記事)と「読み手を意識した作文練習をすること」参考記事1参考記事2)が大切と思います。
兎にも角にも、頑張って下さい!
 
と、言うことで、今日は、今年の新6年生(現5年生)に向けた記事を書こうと思います
 
この時期となると、受検生(現6年生)向けの上記以外のアドバイスは、「風邪をひかないように!」ぐらいしか思いつきませんから。(笑)
 

★ 時間は十分にある

今の時代、中学受験の準備は、小学4年生ぐらいから始めるのが普通と聞きます。
小学校5年からの開始でも遅く、小学6年生から受験勉強し始めるなどあり得ない話らしいです。
 
このような話を聞く度、私は思うのです。
 
「いやいや、進学塾など受験産業界というのも、商売が上手いね。」

中学受験の準備を小学4〜5年生から始めるというのは、進学塾が他塾に先駆けて子供を囲い込む都合で生んだ常識に思えて仕方ありません。
一般的な進学塾は、最初は安い授業料で小学4年生ぐらいから子供を囲い込み、そして他塾に逃げる心配がなくなった小学6年生からお金をガッツリ頂いちゃう仕組みで、収益を上げていますから。

ただ、中学受験の準備を小学4〜5年生から始めるというのは、勉強の習慣を早い段階から身につけるという観点では、ある程度の効果があるかもしれません。
又、不退転の覚悟で超難関私立を狙うなど、普通に頑張るレベルでは話にならない目標の場合も、意味のあることかもしれません。
 
しかし、自信を持って言えるのは、小学4〜5年生から受験勉強を始めても、大多数の子供において、「論理的思考力(※)」の向上にほとんど効果がないだろうと言うことです。

「論理的思考力」というのは、子供自身が積極的に考えることをしないと身につかない能力です。
また、小さな子供のうちは、机上よりも、普段の生活や遊びの中で習得する能力でもあります。
塾の先生の授業をただ聞いてさえいれば、身につく能力ではないのです。
 
都立中高一貫校の適性検査では、この「論理的思考力」の程度が最も重要となります。
したがって、都立中高一貫校の受検では、小学6年生からの受検対策開始でも遅くはないのです。
(私の子供の場合、受検勉強を本格的に開始したのは6年生の夏休みからでした。)
 
このような背景ですから、6年生からでも、積極的に都立中高一貫校にチャレンジされてはどうかと思うのです。
 
(※)「論理的思考力」とは?
「AだからB、BとなるからC、そして、Cと言えるからこそDなのだ。」という具合に、物事の思考の筋道を見つけて、状況を理解し、考え、そして周囲に説明していく力です。
都立中高一貫校の適性検査では、知識を問うよりも、このような物事の思考の筋道を問う問題が大部分を占めます。
(詳細は、「 【都立中高一貫校】 すぐに実践できる適性検査作文の書き方」(参考記事)の「★ 適性検査で求められる作文とは?」段落をご覧下さい。)

  
 
★ 基本的な能力は必要

ただ、少し厳しいことも書いておこうと思いますが、全ての子供が小学6年生からの受検対策で十分という訳ではありません。
 
小学6年生の1年間の受検対策で「論理的思考力」の完成度を高めるには、やはり適した性格や基礎的な能力が必要です。 
私の都立中高一貫校に通う子供やその周りの生徒達の話から、次のような子供が都立中高一貫校を狙うのに適しているように思います。
 
@ どのようなことにでも、まじめに全力で取り組めること。

⇒ 子供の学校の話を聞いていても真面目な子供が多いです。スポーツやゲームなど何でもいいのですが、どのようなことにも全力で取り組むひたむきさがあると、「物事を深く考える」ことで「論理的な思考力」もどんどん向上します。あと、このタイプの子供は、報告書でも高得点になりやすいと思います。
 
A 友達や周りの人と積極的にコミュニケーションを取れること。 

⇒ あと、学校の話を聞いていて、積極的に周囲とコミュニケーションを取る子供が多いように思います。積極的なコミュニケーションは、「論理的思考力」の基礎練習そのものです。
 
B 算数が得意であること。 

⇒ これは適性検査の配点と関係があり、学校毎に差はあるのですが、「数字に強い脳」の持ち主は圧倒的に有利です。数字に強い脳に、論理的思考力が加わると、鬼に金棒となります。
(桜修館など適性検査T・Uしかない学校は、算数が得意であれば特に有利(参考記事)です。) 

「@ABの全てに自信あり!」と言える子供は、なかなかいないと思います。 
しかし、1〜2個でも自信があり、少しでも「狙えるかな・・・」と思うようでしたら、チャレンジしてみるのも良い選択と思います。
 

★ 6年生1年間の勉強方法

「進学塾に通う」ことが、まあ、一般的な選択肢かと思います。
しかし、通塾すれば十分というものではありません。
 
もっとも大切なことは、練習問題を子供自身が積極的に考える環境を整えることです。
既に記載しましたが、「論理的思考力」というのは、子供自身が積極的に考えることをしないと身につかない能力です。

塾に通っても、受け身で授業やテストを受けている限り、全く力がつきません。
塾に通わなくとも、自宅で子供自身が積極的に考えながら問題に取り組めると、「論理的思考力」は着実に身についていきます。
 
何度もしつこいですが、「子供自身が積極的に考える環境」を大切に、受検対策を検討してほしいと思います。
 
私としては、通信教育を上手く活用できれば、費用の割に良いパフォーマンスで「論理的思考力」を習得できると考えています。
(下部にリンクを貼っているZ会は、私のお勧めです。まずは、無料サンプルを取り寄せて練習問題を見てみて下さい。) 

ただ、通信教育は「継続的にきっちりとやっていく」ことが何よりも重要です。
私の都立中高一貫校に通う子供は、受検勉強している頃、毎朝6時に起き、通信教育を継続することで地道に「論理的思考力」を養ってきました。
勉強のスタイルは、人それぞれに合った方法で行えばいいと思いますので、各家庭・子供に適したスタイルで通信教育の継続に挑戦しても良いと思います。
 
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Z会は適性検査と同じ「考えさせる」系統の問題が多いため、このように大勢が各都立中高一貫校で合格しているのだろうと思います。

 

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2015年12月20日

【都立中高一貫校】 受検倍率と私立併願




 
★ 受検倍率と私立併願組を見てみよう!

焦らせるつもりは毛頭ないのですが、適性検査まで、1か月と少しとなりました。
 
受検生は、この時期になって、勉強方法をあれこれ考えるよりも、「とにかく適性検査の過去問や類似問題をしっかりやる!」(参考記事)ことしかないように思います。
作文については、前回前々回の記事を参考に、1ランクアップの作文術をぜひ身に付けてくれればと思います。
 
したがって、今日は勉強方法の話はやめて、受検倍率と私立併願の傾向について、思うことを気ままに書いてみたいと思います
 
中高一貫化後の1期生が卒業して、白鴎は5年、小石川・両国・桜修館・九段は4年となります。
一時的な人気高騰は落ち着き始め、徐々に冷静に学校を見ようという空気が漂い始めているように思います。
したがって、今年ぐらいから、各都立中高一貫校の真の期待度・実力に見合った受検倍率・私立併願状況となってくるのかなぁと考えています。
 

★ 各都立中高一貫校の受検倍率の推移

過去の推移を見ることからはじめましょう。
 
まずは、受検倍率から見たいと思います。 

<各都立中高一貫校の受検倍率の推移>
------------2011--2012--2013--2014----2015----(平均)
------------------------------------------------------------------
白鴎--------7.4----7.5----8.6----7.7-------6.4-------7.5
小石川-----7.4----6.6----6.3----6.5-------5.5-------6.5 
両国--------8.6----7.4----8.2----9.1-------8.7-------8.4
桜修館-----6.4----6.4----9.4----9.2-------7.1-------7.7
武蔵--------6.7----5.8----6.1----4.7-------4.9-------5.6
立川国-----6.9----6.0----6.4----6.2-------6.4-------6.4
富士--------5.2----6.1----6.5----5.7-------5.3-------5.8 
大泉--------8.8----7.8----9.5----8.0-------7.5-------8.3 
南多摩-----8.1----7.2----7.4----6.3-------5.5-------6.9
三鷹--------6.1----6.6----7.6----7.3-------7.1-------6.9
------------------------------------------------------------------
(平均)-----7.2----6.7----7.6----7.1-------6.4-------7.0

※ 九段は記載を省略しています。
※ 数値は男女の平均値です。又、複数の情報源をつなぎ合わせいる為、四捨五入等の誤差があるかもしれません。
※ 特別枠は含まず、一般枠のみの倍率です。


都立中高一貫校が世間にポジティブな印象を与えた一番最初の出来事と言えば、2011年の「白鴎から東大に5人合格」のニュースでしょう。
そして、都立中高一貫校が世間に「これは期待できる」と強く思わせたのは、2012年の「桜修館など5校⁽含む九段⁾の立派な大学合格実績」でした。
 
この結果が顕著に表れているのが、桜修館の受検倍率の推移です。
2012年と2013年・2014年の受検倍率を見るとよくわかりますが、人気が急騰しました。

あと、2015年は多くの学校で受検倍率が低下し、10校平均も直近5年間で最低を記録しました。
この結果は、都立中高一貫校の一時的な人気化に落ち着きが出始めたことも一因と想像しますが、サンデーショック(2/1が日曜日でカトリック系私立中学の受験日が変わること)の影響の方が大きかったのだろうと思います。
サンデーショックで多くの私立中学の受験日が2/2・3に集中したため、貴重な受験機会を吟味した結果、多くの私立本命の家庭では都立中高一貫校の受検を見送ったのだろうと思います。


★ 各都立中高一貫校のSAPIX合格者数の推移

次は、SAPIX合格者数の推移を見てみましょう。
 
改めて補足する必要もないかと思いますが、難関私立合格実績において、SAPIXは他進学塾を圧倒しています。
各都立中高一貫校でのSAPIXからの合格者数を見ると、私立併願組(難関私立中心)の動向が推測できます
 
<各都立中高一貫校のSAPIX合格者数の推移>
      2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015
---------------------------------------------------------------------------------
桜修館 995 -> 999 -> 992 -> 998 -> 915 -> 920 -> 916
小石川 917 -> 922 -> 927 -> 931 -> 931 -> 929 -> 914
九段− 993 -> 913 -> 912 -> 917 -> 910 -> 913 -> 914
武蔵− 993 -> 996 -> 992 -> 999 -> 993 -> 996 -> 994
大泉− 99-- -> 993 -> 992 -> 991 -> 993 -> 994 -> 994
両国− 998 -> 992 -> 993 -> 993 -> 992 -> 994 -> 994
富士− 99-- -> 994 -> 994 -> 992 -> 992 -> 990 -> 994
白鴎− 992 -> 990 -> 990 -> 992 -> 994 -> 990 -> 992
立川国 990 -> 990 -> 991 -> 992 -> 991 -> 990 -> 991
三鷹− 99-- -> 994 -> 994 -> 994 -> 995 -> 993 -> 990
南多摩 99-- -> 992 -> 991 -> 990 -> 991 -> 992 -> 990
---------------------------------------------------------------------------------
合計− 938 -> 965 -> 958 -> 979 -> 977 -> 981 -> 963
平均−9.5.4 ->. 5.9 -> 5.3 -> .7.2 -> .7.0 -> .7.4 -> .5.7

※ 2009年から2015年までの各校の合格者数を時系列的に表示しています。
※ 2015年の合格者が多い順に縦軸の学校を並べています。
※ 「−」は、開校前のため対象外であることを表示しています。

 
11校の平均値を見ると、2011年から2012年にかけて、1校当り約2名の合格者数が増えています
そして、2013年・2014年も、同程度の合格者数で推移しています。
 
又、ここでも桜修館の人気急騰が見て取れます
2013年にSAPIXからの合格者が一気に増え、2015年に至っては小石川よりも多い結果となっています。

2012年までは、小石川以外の都立中高一貫校にほとんど関心を示さなかった高偏差値層が、いきなり桜修館など各校にも食指を伸ばし始めたのがよくわかります
高偏差値層から見ると、「小石川以外の都立中高一貫校からでも、東大など難関国立大学に行けるじゃない。じゃあ、学費は安いし、試しに受検してみるか・・・」という感覚になったのかもしれません。
 
あと、2015年は合格者数が減っていますが、これも受検倍率同様に、サンデーショックの影響が大きいと思います。
 

★ 2016年の受検倍率と私立併願

冒頭に記載した通り、今年ぐらいから、各都立中高一貫校の真の期待度・実力に見合った受検倍率・私立併願状況となり始めるだろうと思います。
 
最近の出来事で、2016年2月の受検倍率・私立併願に影響を与えるものは特にないと思います。
 
少し影響があるかなぁと思う今年の出来事は、次のようなことぐらいでしょうか。
 
〇 小石川の東大9人合格
〇 立川国際の小中高一貫校化
 
受検倍率が判明するのは、1月20日頃だろうと思います。
受検倍率が判明すると、また分析してみたいと思います。
   
    
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2015年12月12日

【都立中高一貫校】 すぐに実践できる作文の書き方(受検まであと1か月ちょっと編)




 
★ 「読み手に伝わる文章」を常に意識する
 
さて、今回も、「すぐに実践できる適性検査作文の書き方」をテーマにしようと思います。
 
前回の記事を書いてから暫くサボっていると、受検まであと1か月半という時期になってしまいました。
したがって、貴重な時間を1分1秒たりとも無駄にしないよう、「1か月で結果を出す!」&「普段の生活の中で作文力をアップさせる!!」という視点で、練習法を書いてみようと思います

前回は、適性検査で求められる作文のポイントと文章の正しい書き方の大切さを書き、そして、文章を書く上で重要な力の一つである「言いかえる力」を紹介しました。
 
そして今日は、同じく文章を書く上で重要な力である「たどる力」を紹介しようと思います。
 
「言いかえる力」とか、「たどる力」とか、それらは一体なんやねん?
という方の為に、前回も書きましたが、もう一度簡単に説明しておきたいと思います。
(なるべくなら、前回の記事から読んで頂けると嬉しいです。その方が、全体感を抑えながら適性検査の作文対策がわかると思います。)
  
ふくしま国語塾の福嶋先生が言う「論理的思考力」を公式風に表現すると、次のようになります。

「国語力」=「論理的思考力」=「言いかえる力」+「くらべる力」+「たどる力」

「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」の3つの力を意識すれば、「読み手に伝わる文章」を書けるようになるということなのです。
 

★ 「たどる力」=「どこまで詳しく説明するかの判断力」

誰でもそうですが、人に何かを説明する際、相手の理解度に合わせて、話し方を変えます
聞き手の経歴や立場を踏まえ、そして聞いている時の表情等から理解度を推し量りながら、「どこまで詳しく話すか?」ということを常に考えながら、話をします。
 
これは、意識的にすることもあれば、無意識にしていることもあり、程度の差はあれ、日常生活の会話の中で誰もが行っていることです。
  
聞き手がよく知る話題であれば、前提などを詳しく語る必要はないのです。
わかりきったことをしつこく言うと、「知っているよ、あなたはくどい人だね。」となるのです。
逆に、聞き手があまり知らない話題であれば、基本的なことから詳しく話す必要があります。
端折って話をすると、「あんたは何を言いたいの?わかんないよ。」となるのです。
 
この「どこまで詳しく説明するかの判断力」こそが、「たどる力」なのです。
 
例えるなら、所要時間と費用の優先度をその時々の急ぎ具合や懐事情を見ながら、目的地まで「新幹線で行く」か「普通電車で行く」かの判断をするようなものです。 
  

★ 読み手の理解度を意識する
  
前段で説明した通り、今回取り上げている「たどる力」は、普段の生活で知らず知らずに使われます。

ただ、会話の中であれば、聞き手の表情や反応などから、話し手は聞き手の理解度を掴みやすいですが、作文という文章の世界になると少し難易度があがります。 
なぜなら、作文の内容について、読み手はどの程度を理解しているかが簡単にわからないためです。
会話の中でのように、聞き手の表情や反応で理解度を探れないのですから。
 
学校の出来事を作文にするケースを、ちょっと想像してみましょう。
読み手が学校の先生であれば、かなり端折った内容で文章を書いても話は通じます。
しかし、読み手が学校のことを全く知らない人であればどうでしょう?
学校の人間関係など基本的なことから書かないと、なかなか話が通じません。

このように作文というのは、読み手の理解度をしっかりとイメージし、文章を書く必要があるのです。
 
 
★ 「たどる力」の速攻練習法
  
作文は、机の前に座り、文章を書き続けることだけが練習ではありません。 
普段の生活における会話こそが、作文の上達(=論理的思考力の向上)の基礎練習となります。

この「たどる力」の向上には、普段の生活における親子の会話を最大限に活かしましょう
 
親子で「学校の出来事」や「TVニュースの感想」などを話した際、「この話題を作文にするとしたら、どのようなことからどういう順番で書く?」と、親子で意見交換してみて下さい。

「一方的に教える」のではなく、「意見交換」をするのです。
親の考えを一方的に押しつけず、子供にも考えさせることが大切です。
 
そして、意見交換で目指すのは、「世間の8割の人が理解できる」レベルです。
世間の8割の人が、「くどい」と感じず、また「わからない」と思わないレベルの文章化イメージが出来ると、「たどる力」が十分に発揮できたと言えます。
(世の中には色んな人がいますから、10割というのは不可能です。福嶋先生も言っています。)

「世間の8割の人がくどいと感じずに理解できる」レベルを意識すると、意見交換で辿り着くのは次のような形だろうと思います。
 
〇 「学校の出来事」などローカルな話 ⇒ 基本的なことから、丁寧に説明していく。
〇 世間を騒がせたような「TVニュースの感想」 ⇒ 少しの前置き後、すぐに本題に入る展開でいく。
  
まだ世間を知らず、文章を書くことに慣れていない子供は、読み手の理解度に合わせて文章を書くというのが苦手です。
普段の会話であれば、相手の表情や反応で理解度を把握し対応できても、文章となると読み手のことを考えず、自分よがりに書いてしまうことが多いと思います。
 
このような意見交換の機会を多く持てると、作文を書く際に、「読む人はわかるかなぁ?」と「たどる力」を意識するようになるはずです。
1か月ぐらい続けると、かなり効果がでるように思いますので、ぜひ、試してみて下さい!
  
    
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2015年11月28日

【都立中高一貫校】 すぐに実践できる適性検査作文の書き方




 
☆ はじめに

頻繁な更新はできませんが、これから時々、都立中高一貫校の受検対策のヒントなどを書いていこうと思います。

今まで、「Shall_we_try都立中高一貫校?」というブログを書いていましたが、記事の記載方針を変えて再出発することにしました。
  
ぜひ、お読みいただけばと思います。
 

★ 作文はすぐに書けるようになる
 
都立中高一貫校の適性検査まで、あと2か月少しとなりました。 
多くの受検生の保護者は焦りに似た気持ちでいっぱいだろうと思います。 

しかし、見方を変えれば、まだ2か月もあります
 
これからの2か月というのは、多くの受検(受験)生が著しく成長する時期です。
私の子供も、まさしくこの頃から受検日までの間に、大きく成長したと思います。 
過去問や通信教育の問題を解く様子を見ていて、雨後の竹の子の如く、正確な解答をスピーディーに仕上げる力が着実についていくのを日々実感しました。 
作文についても、最初は規定文字数の半分も書けず、そもそも何を言いたいのかサッパリわからない内容でしたが、この頃から徐々に規定文字数分のわかりやすい文章を時間内に書けるようになってきた記憶があります。

この時期になっても、「適性検査の作文がなかなか上手く書けない」と、必死な思いで作文練習に取り組んでいる受検生とその保護者は多いと思います。
 
その気持ちはよくわかります。
しかし、焦っても仕方ありません

「適性検査で求められていることをきっちりと理解」し、「文章の正しい書き方を習得」すれば、レベルの高い作文をすぐに書けるようになりますから、落ち着いて作文スキルを学んでいきましょう。

と、言うことで、第一号の記事は、「すぐに実践できる適性検査作文の書き方」にしたいと思います。
 
 
★ 適性検査で求められる作文とは?
 
適性検査で「作文」があると言っても、学校毎に「作文」の出題形式はマチマチです。

長文を読んで原稿用紙1~2枚の文章を書かせたり、写真やイラストを見せて意見を書かせたりと、そのスタイルに差があります。

しかし、学校側がその作文で見抜きたいポイントは同じです。
そのポイントは、間違いなく、「論理的思考力」の程度です。
どの学校も、論理的思考力に秀でた子供を求めているということです。
 
少し話が逸れてしまいますが、「論理的思考力とは何か?」という視点から整理し、学校側が作文で子供のどのような能力を見抜こうとしているのかを考えてみましょう。
 
「論理的思考力」の意味を少し分解すると、次の3つの力で表現できます。

@ 見聞きした話・取り巻く環境の本質を分解・整理する力 = 情報を正しくインプットする力
A 分解・整理の結果を、自らの判断・行動へ的確に活かす力 = 情報を的確に処理する力
B 自らの判断・行動を、周囲へ容易かつ正確に説明する力 = 情報を解りやすくアウトプットする力


@ABの3つに分類すると解りやすいですが、この論理的思考力というのは、将来、社会人になると様々な場面で求められる力です。
特に、どのような組織であっても、リーダーには必要不可欠な能力となります。

都立中高一貫校の場合、多くの学校の方針に「将来のリーダーを育成する」ことが謳われていますので、リーダーの素養ある子供を求め、適性検査に論理的思考力を確認し易い作文を課しているのです。
そして、本来であれば上記@ABをしっかりと確認したいところだと思いますが、適性検査の時間的制約から、上記Bの能力を作文で重点的に試しているのです。
(上記@Aの能力は、「算数中心の適性検査問題」の方で試していると言えるかもしれません。)
 
このように、学校側の考えをしっかりと押さえると、見えてくるものがあります。

「周囲へ容易かつ正確に説明する力」にて文章を書けないと、適性検査では話にならないと言うことです。

これは試したい能力という観点だけでなく、現実の採点風景を想像してもその大切さが想像できます。
適性検査の採点では、数人の先生が1000~2000人の作文をおそらく2日間程で読むことになるはずです。
先生方は、時間的な制約から、何度も文章を読み返すようなことは出来ません。
したがって、先生方は一度文章読んですぅ~っと頭に入ってくるパンチ力のある作文しか、合格圏内に食い込める点数を付けないでしょう。

言い換えると、考え方が立派で、豊かな知識に基づく内容を書いていても、相手に伝わらない作文スキルで文章を書いている限り、100%評価されないということです。
よく進学塾では、作文対策として、「時事問題に取り組むことが大切だ!」とか「きれいなフレーズを覚えよう!」と言ってますが、これは完全な間違いではないものの、核心に迫れていない不十分な対策だということです。

最も大切なのは、「文章の正しい書き方を習得」することです。
時事問題などの話のネタよりも、まずは、文章を書く筋道・方法という正しいスキルを抑えるべきだということです。
時事問題などは、テレビなどから自然に知るレベルで十分です。
 

★ 文章の正しい書き方を習得しよう!
 
さて、「文章の正しい書き方を習得」することの大切さをご理解頂けたと思います。
しかし、多くの方が、『しかし「文章の正しい書き方を習得」するにはどうしたらいいのか?』と思われているのではないでしょうか?

のちほど簡単に実践できるポイントを説明しようと思いますが、この方法は当然ながら私が考えたものではありません。
私自身も、「ふくしま国語塾」の「福嶋先生」の著書を読んで学んだものです。

お時間があるようでしたら、ぜひ、直接、福嶋先生の本を読んでみて下さい。
まさしく、目から鱗です。
 
受検対策だけでなく、大人でも普段の生活で大いに役立ちます。
素晴らしい論理的思考力で書かれていますので、誰でも簡単に理解できる内容になっています。

添付リンクのように、福嶋先生はたくさんの本を執筆しています。
この中で、私が読んだ本は次のAとBですが、自信を持ってお勧めできます。

A 「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前!
B 「ビジネスマンの国語力」が身につく本


Aのリンク→ 福嶋先生の主な本
Bのリンク→ 「ビジネスマンの国語力」が身につく本(なぜかAのリンクにないので・・・)

Bについては、大人向けに書かれていますが、子供をどのように指導すれば良いかを理解できます。
もちろん、働く保護者の方々には、ビジネスにおけるプレゼン・折衝・文書作成の能力向上に、直接役立ちます。
また、仕事以外でも、例えばPTAの会合等でワンランクアップの話し方ができるようになり、少しカッコよく振る舞えるでしょう、間違いなく!

では、次の項で、福嶋先生の著書から学んだ「即効性のある作文を上達法」を話ましょう。
 
 
★ 即効性のある作文を上達法
 
福嶋先生は、著書の中で、「論理的思考力」というものを次のように整理しています。

「国語力」=「論理的思考力」=「言いかえる力」+「くらべる力」+「たどる力」

要は、普段よく使われる「国語力」とは「論理的思考力」と同じことであり、「論理的思考力」は「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」の総合力と同じだということです。
そして、この3つの力を意識すれば、「相手が容易にかつ正確に理解できる」文章を書けるようになるということなのです。

どうでしょう?
かなり要約して説明しましたが、おぼろげながらでもご理解頂いているでしょうか?

この3つの力を一つづつ説明できれば良いのですが、今日は「言いかえる力」の練習法を簡単に紹介しましょう。


★ 「言いかえる力」
 
私自身も普段の仕事で「論理的思考力」を意識していますが、「言いかえる力」というのが比較的すぐに作文に活かせると思います。
この「言いかえる力」を少しでも意識できるようになると、文章に説得力が出て、読み手の心に残る作文が書けるようになります。

では、「言いかえる力」を学んでいきましょう。
難しいことではありません。
「言いかえる力」を身に付けるとは、次のような文章表現を習得することです。

〇 「具体的なこと」を「抽象的なこと」に言いかえる表現
〇 「抽象的なこと」を「具体的なこと」に言いかえる表現


「つまり」とか「例えば」という接続詞を使う表現です。

よく考えると、普段の会話でも話し相手がわかってないなぁと思う時、「例えばさぁ、XXXということだよ。」とか、「つまり、私が言いたいのは、〇〇〇ということよ。」と言いませんか?
又、「あんたが言いたいのは、例えば、XXXということなんだよね?」とか、「まあ掻い摘んで言うと、つまり、君が言わんとしていることは〇〇〇ということかな?」など、話し相手の方から確認される形で「言いかえる力」による相互理解を深めるパターンもよくあります。
 
人間の脳というのは、「抽象的なこと(共通点としてまとめることができること)」と「具体的なこと(一つ一つの具体例)」の両方を説明することで、理解しやすくなる性質を持っているのです。
 
少し例をあげて、この「言いかえる力」を見てみましょう。

「言いかえる力」を意識していない人、下手な人は、次のような表現で説明を終えてしまいがちです。
そして、この表現の後、すぐに脈略のない話が展開されます。

・私は、森林伐採やダム建設を止めるべきだと思っている。

この文章に、「森林伐採やダム建設」という具体的な言葉に共通する抽象的な言葉を足してみましょう。

・私は、森林伐採やダム建設を止めるべきだと思っている。
 つまり、環境破壊はいけないと考えている。

もしくは、次のように表現するとどうでしょう。

・私は、環境破壊はいけないと考えている。
 例えば、森林伐採やダム建設を止めるべきということだ。

非常にシンプルな例を挙げましたが、このような例を見るだけでも、相手の受け止め方が変わると思いませんか?
この例では、「森林伐採やダム建設は止めるべき」とだけ言われても、相手は「環境破壊がダメと言いたいのか?お金が必要だからダメと言いたいのか?それとも他に理由があるのか?」などと迷いが出るため、すんなりと理解ができなくなるのです。

「つまり」「例えば」を使うような、「具体的表現→抽象的表現」「抽象的表現→具体的表現」の「言いかえる力」を意識するだけで、読み手の心にすっと入っていく文章になります

このレベルの「言いかえる力」なら、意識すれば、すぐに身に付くと思います。
 
ぜひ、試して頂ければと思います。
(近いうちに、次は「たどる力」を紹介したいと思います。)
 
    
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以前、「Shall_we_try都立中高一貫校?」というブログを書いていました。 都立中高一貫校ブログを始めて2年という節目を迎え、記事記載の方向性を見直し、新たなブログで再出発しました。この新たなブログでは、「@受検(受験)勉強の方法 」と「A倍率など様々な数値から見る都立中高一貫校を取り巻く環境分析」の2視点をメインに話を展開していきます。
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