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posted by fanblog

2022年06月29日

アドセンスの審査に合格できないときは、サーチコンソールの確認を。

ここ3か月くらいの間、最近公開された、とある公共の標準仕様書の令和4年版のウェブ版を作る作業をやっていました。
元の仕様書はしおり付きのPDFで公開されているので、そのままでもそこそこ使い勝手はいいのですが、文章内に他の章や節の文章を参照する部分が多いため、参照部分にリンクを埋め込んでウェブページ化することで、公開されているPDF版より使いやすくできると考え、ウェブ版を作ろうという考えに至っています。


この標準仕様書のウェブ版作成は平成31年版でもやっていて、そのときも Google のポリシー違反などで苦労したのですが、今回はそれに加えて Blogger のコミニュティ ガイドライン違反にも引っ掛かり、さらに苦労することになってしまいました。
最終的には、工夫などで違反状態をクリアできたようなので、その辺りについて書いてみます。


Blogger に記事の公開を停止される


標準仕様書のウェブ版は、Blogger を使って作成しています。
平成31年版を作った経験もあるので、順調に記事を投稿していましたが、そのうちに、一部の記事を公開停止したとのメールが Blogger から届くようになりました。

お客様の「○○○」というタイトルの投稿について審査の必要があるとの報告を受けました。審査の結果、当該の投稿は Blogger のガイドラインに違反していると判断し、読者が閲覧できないようにこの URL(〜〜〜.html)の公開を停止いたしました。

お客様のブログ投稿の公開が停止された理由
この投稿のコンテンツが、スパムに関する Blogger のポリシーに違反していることが判明いたしました。

公開停止の理由として「スパムに関する Blogger のポリシーに違反している」と書いてあります。
Blogger の コンテンツ ポリシー のコミュニティ ガイドラインで、スパムについてどのように書いてあるか確認してみると、次のように書かれていました。


スパム行為を行わないでください。これには、望まれない宣伝や営利目的のコンテンツ、自動化されたプログラムによって作成された迷惑コンテンツ、大量勧誘と思われる迷惑な反復コンテンツや無意味なコンテンツなどが含まれます。

スパムの内容に当てはまるようなことは、していないつもりですが、少し気になるのは「自動化されたプログラムによって作成された」の部分と「反復コンテンツ」の部分です。


元のPDFファイルの文章をコピーして、HTMLコードを加えて投稿するという作業が基本になるので、集中的に作業できるときなどは、1日に十数ページ投稿する場合もあります。
それを「自動化されたプログラムによって作成された」と判定されたかもしれません。


平成31年版のウェブ版も公開済みで、かなりの量の改定が加えられているとしても、ページによっては全く同じということもあったり、少ししか違わないページもあります。
そういうページを「反復コンテンツ」と判定されたかもしれません。


「自動化されたプログラムによって作成された」と判定されたのだとしたら、どう対処したらいいのか分からなかったため、とりあえず平成31年版との違いを作ってみるしかなさそうです。
文章自体は、元の仕様書から変えるわけにはいきませんし、説明を加えたりしても、その説明は利用者には邪魔になるだけです。
そこで、HTMLコードの使い方を変えてみることを思い付きました。


仕様書の内容は、ほとんどが箇条書きで書かれていて、箇条書きの中に箇条書きがあるといった最大5階層の箇条書きになっています。
普通はリストタグ(ul・ol・li)を使って箇条書きにすると思いますが、平成31年版では、多階層の箇条書きの複雑さに苦しみそうだったので、スタイルシート(CSS)を使ってインデントだけして、リストタグを使わずに箇条書きにしていました。
令和4年版では、この箇条書きをリストタグで作れば、平成31年版との違いができて、Blogger のポリシー違反が解消されるかもしれません。


実際に公開停止になっていたページを、リストタグを使って投稿し直してみると、公開停止が解除されました。
その後、投稿済みの全ページをリストタグに変えて投稿し直して、まだ投稿していなかったページもすべてリストタグを使って投稿したところ、公開停止になることはありませんでした。


とりあえず公開停止は解消できたので良かったのですが、実はこの標準仕様書は3年ごとに改訂されるもので、次の令和7年版もウェブ版を作りたいと思っていて、でもそのときには使えない方法になってしまいます。
そのときまでに、他の対策を考えておかないといけません。


AdSense の審査に落ちる


Blogger のポリシー違反が解消して、ある程度投稿済みのページが増えたところで、アドセンス(AdSense)の審査に臨みました。
Blogger の場合、すでにアドセンスを利用していれば、操作は簡単です。
[収益]ページの[ADSENSE をリンク]ボタンをクリックするだけです。
SC20220629142026.png


ところが数日後に届いたメールでは「いくつかの問題を解決していただく必要がございます。」とのことで、つまりは審査に落ちたということでした。
こんな感じのメールが届きます。↓
SC20220629142948.png


元の仕様書がPDFで公開されていて、文章はそれと全く同じものという点で「重複コンテンツ」と判定されている可能性が高いのですが、平成31年版では審査に合格しているので、他の原因も考えられそうです。


何か原因が分からないかと、サーチコンソール(Search Console)を見てみると、ガバレッジの有効なページ数が 1 から増えていないことに気付きました。
試しに投稿したページをサーチコンソールのURL検査してみると、「URL が Google に登録されていません」と表示されます。
サイトマップも送信して「成功しました」となっているのですが……。
ということは、アドセンスから見ても1ページしかないサイトに見えているのかもしれません。


そこで、投稿したページを順に、インデックス登録リクエストしていくことにしました。
サーチコンソール上部の「「https://〜〜」内のすべてのURLを検査」のところにページのURLを貼り付けて、[Enter]キーを押すと、インデックスされていなければ「URL が Google に登録されていません」と表示されますが、そこで[公開URLをテスト]ボタンをクリックして、「URL は Google に登録できます」と表示されたら、[インデックス登録をリクエスト]をクリックします。
SC20220629153415.png


これを1ページずつやっていくので、けっこう大変です。
しかもリクエストできるのは、1日11ページまでなので、次は翌日(24時間後)になります。


これを繰り返して、サーチコンソールの有効なページ数が100を超えた辺りで、アドセンスの再審査をリクエストしたところ、無事に合格通知メールが届きました。
SC20220629150007.png


今回作ったサイトの性質が一般的ではないため、あまり参考にはならないかもしれませんが、アドセンスの審査に合格できないときは、サーチコンソールの「有効なページ数」を念のため確認してみた方がいいかもしれません。



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建築関係の小さな事務所で、他に適当な人間がいないことから、コンピューター関連の担当をさせられています。 趣味でけっこう長い間パソコンを使っていますが、ちゃんと勉強していないので、うまくいかなくて冷や汗をかくこともしばしば。
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