１２月、ダイエット、死のロード

　　早いものでもう１２月。
　　ダイエットをしてる方、もしくはしようとしている方には、
　　今月は阪神タイガースさながらの「死のロード」かと思います。
　　かくいう私も先週より忘年会に突入し、二日酔いと日々闘いながら
　　この記事を書いているところです。

　　さて、ダイエッターがこの１２月を乗り切るためには
　　どうすればよいのでしょうか？

[追記]12月7日　19時30分
　　検索にヒットしやすいように、少しタイトルを修正しました。

　　ダイエットの記事を書くと、アクセス数が増える傾向にあります。
　　それだけ、皆さん関心があるということなので、自分の経験を元に有益な情報を
　　UPしていきたいと思います。

去年も同じような事を感じたのですが、私の結論はずばりこれです。

諦　め　る

まさに、身も蓋もありません。
しかし、考えてみてください。ざっと今後の行事を想定すると、忘年会、クリスマス、お正月、新年会…etc。
枚挙にいとまがありません。

最近は希薄になってきたとはいえ、社会人の方は付き合い上、どうしても参加しなければならない状況が
多々あると思います。また、他の方も同じような状況が少なからずあるのではないでしょうか。

その度にダイエットに関して思い悩むのは、あまり精神的によろしくないような気がします。

例えば宴席で、「私、今ダイエット中なので、お肉（お魚・揚げ物・お酒…etc)はちょっと…」と断るより、
「いただきます」「おいしいですね！」の方が、自分にも相手にとっても、気持ちがいいものです。

そこで、私は諦めることにしました。この１２月～１月にかけてのシーズンは捨てる（食べる）と。
ただし、前向きな「諦め」です。

私が思うに、ダイエットは短期的なスパンでやるものではないと思います。
出来ないわけではありませんが、おそらく体がその急激な変化についていけないのではないでしょうか。
私も過去何度もリバウンドしました。

例えば１年という期間で考えた場合、このシーズンはあくまで1/12の期間でしかありません。
行き過ぎた結果は、残りの期間で補えばよいのです。
人付き合いや自己の欲求をこの時期まで抑えこんで、自分を苦しめる必要はないと思います。

一年で一月だけ、自分をダイエットの呪縛から解放してもいいのではないかと。
この世知辛い世の中、自分で自分を甘やかさないと、誰も甘えさせてくれません。

こう考えると、少し楽になりませんか？

ただ、１つだけ必ず実践して欲しいことがあります。
前回のダイエットの記事でも書いた「認識」の部分です。
１日に１度で良いので、体重計に乗って自分の体重を記録してください。

私も先程体重計に乗ってきました。昨日より「＋１．６ｋｇ」です。
この「＋」が大事です。数量の大小ではなく、昨日と比べて減ったか増えたかを常に意識するのです。

私の場合、体重計の側にカレンダーが置いてあり、毎日の体重を記録しています。
前日より増えた場合は「赤」、減った場合は「青」と色分けしています。
こうすると、遠目で見ても現在の状況が一目で理解できるのです。

また、概して人の記憶とは、良い記憶より悪い記憶の方が残りがちです。

上では甘いことを書いてますが、自分にとって嫌なことには結構ブレーキがかかります。
つまり自我の行動的には好きなようにしているのに、実際には無意識にブレーキが掛かっている状態、
もしくは意識的にブレーキを踏める状態。これが理想の状態です。

きっと、私は明日の朝ジョギングします。「＋」というのが頭に残っているから、意識的にブレーキを
踏むのです。だって、「＋１．６ｋｇ」なんていう事実、嫌ですもの…。
また、実際ジョギングしなくても、自分の中に「ジョギングをしないといけないほどだよ」という記憶が残り、
それがどこかで、違うブレーキになることもあるのです。

ダイエット中は、いろいろ悩むことがあるかと思います。
しかし、今月くらいはダイエットなど(気分的に）小事と思って、十二分に楽しみましょう！

最後に、ベンジャミン・ディズレーリの言葉を引用したいと思います。