2021年03月22日
染め上がり対策
特にカーモデラーにとって天敵とも言える
【染め上がり】
樹脂に含まれた色が塗装した面に出てきてしまう現象
白いデカールが全く違う色に染まるなど、染め上がりはカーモデラーにとって頭痛の種です。
染め上がり対策は今の所
これと言った決定打はありませんが、ここで一つの実験を行いました。
染め上がりするプラ材に
サーフェイサー
ホワイト
艶消し黒
シルバー
この4色を下地として塗装して、染め上がりがどうなるか?
既に白は塗装した時点で、ややピンクになってしまう程
このプラ材は染め上がりがキツイです。
某T社の1/12カーモデルのルーフ部分をテストに使用しています。
下地塗装の上から、さらに全体にサーフェイサーを塗装します。
サーフェイサー部分はさらに厚くサフを入れた感じになりますね。
一応ピンクになりつつあった白の箇所もサフ色になりました。
サフの上から改めて白を塗装します。
サフ下地→サフ→白
艶消し黒→サフ→白
白→サフ→白い
シルバー→サフ→白
現状はこう言った感じになっています。
更に上からクリアーを重ねます。
本来なら各工程でセッティングしなければですが、今回は実験の為
エアーブローで表面に乾燥だけさせた、重ね塗りを行っています。
見事に染め上がりしました(笑)
がよくみていただくと、下地によって染め上がりに大きな差が生じてるのがわかるかと思います。
従来、染め上がり対策として言われている『下地シルバー】ですが、今回の実験では一番染め上がりが出てしまっています。
サフと白下地に関しては、ほぼ同レベルと言った感じで
結果としてピンクになってるので、染め上がり対策としては無効だと言う事がわかります。
そして白とピンクがまだらになっているのが
【艶消し黒】下地です。
実は塗装の師匠より染め上がり対策は艶消し黒が良いとは聞いてはいましたが、それは全行程を2液性塗料で行うと場合でした。
艶消し黒で塗装した部分で白い箇所とピンクの箇所があるのは、下地の艶消し黒塗装のムラがそのまま反映された結果とでしょうか?
少し厚めに均等な塗膜で艶消し黒を入れれば、染め上がりは防げるかもしれません
と言いつつ
過去に艶消し黒下地で製作を行なっております。
艶消し黒を厚めに塗装したのを下地として製作したのが。写真のプラモデルになります。
なので、かなり高確率で染め上がりを弱める事は可能です。
染め上がりには【艶消し黒】
一度お試しください。
(注意点)
実はこの方法でも染め上がりが完全に防げません
最終上塗りに【ウレタン塗料】を使用すると、染め上がりします。
全行程をアクリルラッカーで行う
もしくは下地の、艶消しはウレタン艶消し黒を塗装すればウレタンクリアー使えるかも?ですけど
残念ながらウレタン艶消し黒は所持してないので実験出来ずです。
まぁ何かの参考になれば嬉しいです。
当店が提供できる最大のサービスとは?
当店では、店頭でプラモデル製作に関する相談や技法に関するお応えしています。
気軽に色々とお尋ね下さい。
皆さんはプラモデルの作り方などは、どうやって得てますでしょうか?
ネットの記事や動画という方もいらっしゃるとおもいますし、月刊誌やHowTo本を購入されて勉強されてる方も大勢おられるかと思います。
何れもとても大事なことなのでそのまま続けて頂いた上で、どうしてもネットや誌面からではわからない、理解できないことも多くあるかと思います。
店主もひたすら模型誌とそれらの別冊を購入しまくり、トライアンドエラーで研鑽してきました。
しかし、どうしても物事限界がありまして、何度も壁にぶつかりました。
どうやって、その壁を乗り越えたのか?
【人に教えを直接請うた】
実に単純ですが、これほど確実な事もありません。
幸い、店主には師匠と呼べる方が居て
特に塗装のアレコレに関しては色々と教えて頂きましたし、現在進行形で教えて貰うことも多いです。
簡単に師匠のことを説明しますと世界的な興業で数年間頂点に立った方や、トップカテゴリデーで活躍されてる方が身につけるアイテムの塗装を任されている方です。
わざわざ、こんな解説を書くのは後々の伏線としてなのですが・・・師匠呼んで塗装勉強会でも・・
やはり、知っている方に直接聞くと言うことは凄く大事なことだと思います。
そうは言うけど、身の回りにそんな人いないよ・・・
と多くの方は思われるかとも居ますので、是非そんな時は店頭で店主にお聞き下さい。
当店は品揃えでは大手量販店には敵いませんし
立地は皆さんが迷われるレベルで不便な場所にあります。
販売価格も安売り至上主義みたいなお店と比べれば、どうしても高く感じるかもしれません。
その代わりと言っては何ですが、当店の最大のサービスは店主の経験と知識をお伝えすること
せっかく田舎のしかも不便な場所にある模型店まで足を運んだのです、数百円ですが安売り店よりは少し高く買い物をされたわけですし・・元とるつもりで、なんでもお聞き下さい。
そして、得して下さい。
製作途中のキットを持ち込んで頂いて、加工方法などをお尋ね頂いても大丈夫です。
その為の【ぷらも屋さん】です。
いっぱい買い物して、いっぱい聞いて下さい。
気軽に色々とお尋ね下さい。
皆さんはプラモデルの作り方などは、どうやって得てますでしょうか?
ネットの記事や動画という方もいらっしゃるとおもいますし、月刊誌やHowTo本を購入されて勉強されてる方も大勢おられるかと思います。
何れもとても大事なことなのでそのまま続けて頂いた上で、どうしてもネットや誌面からではわからない、理解できないことも多くあるかと思います。
店主もひたすら模型誌とそれらの別冊を購入しまくり、トライアンドエラーで研鑽してきました。
しかし、どうしても物事限界がありまして、何度も壁にぶつかりました。
どうやって、その壁を乗り越えたのか?
【人に教えを直接請うた】
実に単純ですが、これほど確実な事もありません。
幸い、店主には師匠と呼べる方が居て
特に塗装のアレコレに関しては色々と教えて頂きましたし、現在進行形で教えて貰うことも多いです。
簡単に師匠のことを説明しますと世界的な興業で数年間頂点に立った方や、トップカテゴリデーで活躍されてる方が身につけるアイテムの塗装を任されている方です。
わざわざ、こんな解説を書くのは後々の伏線としてなのですが・・・師匠呼んで塗装勉強会でも・・
やはり、知っている方に直接聞くと言うことは凄く大事なことだと思います。
そうは言うけど、身の回りにそんな人いないよ・・・
と多くの方は思われるかとも居ますので、是非そんな時は店頭で店主にお聞き下さい。
当店は品揃えでは大手量販店には敵いませんし
立地は皆さんが迷われるレベルで不便な場所にあります。
販売価格も安売り至上主義みたいなお店と比べれば、どうしても高く感じるかもしれません。
その代わりと言っては何ですが、当店の最大のサービスは店主の経験と知識をお伝えすること
せっかく田舎のしかも不便な場所にある模型店まで足を運んだのです、数百円ですが安売り店よりは少し高く買い物をされたわけですし・・元とるつもりで、なんでもお聞き下さい。
そして、得して下さい。
製作途中のキットを持ち込んで頂いて、加工方法などをお尋ね頂いても大丈夫です。
その為の【ぷらも屋さん】です。
いっぱい買い物して、いっぱい聞いて下さい。
タグ:ぷらも屋さん
合わせ目消しに関しての解説
一般的には、接着剤をつけてパーツ同士を貼り合わせして乾燥後に合わせ目箇所をサディングすれば合わせ目は消えます。
しかし、時にはなんだか知らないけど削っても消えない、もしくは消えたと思ってサーフェイサー塗装したら「やぁ!俺合わせ目!」って出てくるケースに遭遇した事ありませんか?
画像の合わせ目は接着後ですが、微妙な隙間があるのかないのか?
削ってもなかなか消えない合わせ目のケースです。
この状態で、上からパテ盛りしてサディングしても大抵は上手くいきません
合わせ目の箇所をV字に彫り込みしました。
最初の状態だと、パテを擦り込んでも実は隙間に充填されず表面にのるだけになってしまいます。
そこで一度掘りこんで、しっかりとパテを充填出来る素地を作ります。
これでしっかりとパテをあわせめに充填する事が出来ました。
後はいつも通りに、盛った余分なパテ部分を削ります。
サフ入れして確認してみました。
綺麗に合わせ目は分からなくてなりました。
合わせ目消しで削って消えたように見えて、サフ入れすると出てくる合わせ目は、一度彫り込んでパテ埋め
これを覚えて置くと良いですよ。
しかし、時にはなんだか知らないけど削っても消えない、もしくは消えたと思ってサーフェイサー塗装したら「やぁ!俺合わせ目!」って出てくるケースに遭遇した事ありませんか?
画像の合わせ目は接着後ですが、微妙な隙間があるのかないのか?
削ってもなかなか消えない合わせ目のケースです。
この状態で、上からパテ盛りしてサディングしても大抵は上手くいきません
合わせ目の箇所をV字に彫り込みしました。
最初の状態だと、パテを擦り込んでも実は隙間に充填されず表面にのるだけになってしまいます。
そこで一度掘りこんで、しっかりとパテを充填出来る素地を作ります。
これでしっかりとパテをあわせめに充填する事が出来ました。
後はいつも通りに、盛った余分なパテ部分を削ります。
サフ入れして確認してみました。
綺麗に合わせ目は分からなくてなりました。
合わせ目消しで削って消えたように見えて、サフ入れすると出てくる合わせ目は、一度彫り込んでパテ埋め
これを覚えて置くと良いですよ。
民家型模型店ぷらも屋さん
民家型プラモデル専門店ぷらも屋さん
長野県飯田市中村にある、プラモデル専門店
令和元年創業の新しいお店です。
元々は店主の実家でしたが、一階は製作代行の工房として2階を店舗として再利用しています。
店内は20畳程なので大変狭いですが、プラモデル製作に欠かせない専門工具やプラモデル用塗料をはじめ、プラモデル自体も1500点程常時在庫しています。
商品点数は、飯田下伊那地域で一番豊富に取り揃えています。
ガンプラも新作再販品はもちろん、少しレア化したアイテムも四方八方探して仕入を頑張っているのでタイミングがあると意外なアイテムに出会える可能性が有ります。
自動車プラモデルも多数取扱
店主が元々F-1が好きだったとか、走り屋もどきだったとかで、その辺りのアイテムが多いのが特徴です。
前者関連プラモデルは南信地域では圧倒的な商品量
大戦時はもちろん現用車両まで
フィギュアなども充実
定番のタミヤをはじめ、ドラゴンやトランペッター、ミニアートなど海外メーカー製品も多数取扱しています。
艦船プラモデルもあります!
戦艦や空母はもちろん、護衛艦や駆逐艦など多数の艦船プラモデルも取り揃えています。
エッチングパーツやメタルリキングなど副資材も有ります。
もちろん、飛行機関連プラモデルも充実
1/32ビッグスケールから1/72定番スケールまで、数多く取り揃えいます。
南信地方では唯一のシタデルカラー 正規取扱
プラモデルに関する事は、なんでもご相談ください。
製作に関するアドバイスなども行なっています。
店主は現役の職業モデラーです。
メーカーサンプルの作成やデコマスなど企業案件中心に日々製作しています。