アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2021年11月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
豆まめケアマネさんの画像
豆まめケアマネ
プロフィール

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2021年11月27日

高齢者の薬



高齢者の服用している薬の量に驚くことが多い

大抵の人が、1日に10個以上の薬を飲んでいたりする





今日は、研修で薬剤師さんに来ていただいた

いつも居宅療養管理でお世話になっている方に

具体的な取り扱いを含めた薬の話を聞くことができた



例えば、湿布は8時間で剥がして良いとか

貼附場所によって吸収率が違うこと

薬指で軟膏の量を測ること

点眼薬は1ヶ月、ものによっては1週間で使い切る方が良いなど


ショックだったのは、クレアチニンクリアランスを

全く知らないで、関わっていたこと

血液検査のデータから腎機能の状態を見る計算式のことである



漠然と、高齢者の薬は成人の半量くらいと言うことは知っていた

具体的な数値により

医師の処方に助言をしている薬剤師さんの仕事を知り、

チームにいてくださる心強さを感じると同時に


実際に自分の担当している方の例で、副作用を示された時に

なんて、怖い、と思ってしまった





もちろんケアマネはマネジメント担当だし

それぞれの専門家を集めてチームを機能させることが役割だが

専門職が具体的に何をしているのかと言うことを知らずに

調整していたのだから

勉強不足である事実を突きつけられた形になった


「これはお医者さんや薬剤師の分野ですから」と慰められたが

実際に担当利用者を守るためには、多岐にわたる広い知識が

ないよりは、ある方が良いに決まっている


今日も実際に、往診医から直接

この薬を飲ませて欲しいとか、こうしといてと言われ、指示を受けた


病院と違って、在宅では

家族を含めたメンバー全てが、直接、医療に関わっているのである


自分らしく生きられる環境、在宅


そこに関わる全てのメンバーは

最低限の知識と観察眼が必須であり

足らずを補うチームワークが欠かせない



慢心してはいけない

自分も、まだまだ、だから



だからこそ

強いチームを育てていこう


46DDB6AE-B12B-417A-94CD-DA8024CC7755.jpeg










注射もイベント



今日の午後は、インフルエンザの予防接種を受けた






スタッフ全員と嘱託医担当の利用者、合わせて50人が

一斉接種になるので、準備から実施終了までが一大行事である


普段なら、そんなに気にならないことも

コロナ対応の現状では配慮が必要だし

何より、うちの利用者さんは認知症の方が多い


嘱託医以外の先生に診てもらっている人も多くいるので

接種時のざわつきが、他の利用者さんの不穏につながらないよう

配慮も必要になる


予診票から環境整備、スタッフと利用者の動線の準備も含め

タイムスケジュールを準備してのイベントだった





スタッフ全員で打ち合わせをし、別部署からくる職員も把握した上で

予定時間よりも2時間早く現場に入る

すると、

「予診表の確認をしたいから、先生早く来られるそうです」とのこと

直後に嘱託医が到着した


午前診が忙しかったのか、いつも以上に険しい顔だが、

旧知のケアマネ達に迎えられると笑顔になる





よしよし、大丈夫、大丈夫。


と、安心したのも束の間

先生は、予診票の確認を終えると

「準備できた人から、やるよ〜」と言い出した







待って、待って



予定時間より1時間半以上早いですけど



時間に制限のある訪問ヘルパーから打つことになってましたけど

保育の先生達は、まだ歯科検診の真っ最中ですけど

動線上、車椅子の方を先に打ち、認知症で徘徊のある方は

スタッフ配置上、後ろに回していたけれど?


とにかく


スタッフには、急遽電話で早まった事を知らせ

休憩中の人も呼び戻しつつ、接種開始



女性利用者さん達は、嘱託医が大好きだから浮き足立っているし

他部署のかわいい職員達が注射にやってくるものだから

男性利用者さん達も、表情がデレデレにゆるんでいる



おまけに、認知症の方は順番が来ても

「待ってください、今考えているの」と接種拒否が始まった

病気休養中の職員も来てくれたので、職員も利用者も大喜びしたり



ちょっとしたカオス状態



とはいえ、

当初の接種開始予定時刻より5分早く、全員の接種が無事に終了した



「先生〜、またきてね〜」利用者さんの黄色い声

まるで、ライブ風景のよう


さしずめ、私たちはイベントスタッフか


みんなが集まって、何かをすれば

たとえ痛い注射でも、

利用者さん達に取っては、楽しい時間


「泣かずに頑張ったね〜」とふざけあう人たちもいて

事故なく無事で、忙し楽しい時間だった



でも、もし叶えてもらえるならば


すみませんが、先生、

予定時間、厳守でお願いします

6525CCF9-DE57-45EB-AC38-8BEC15D49A2C.jpeg













×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。