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2021年11月04日
お手伝いレポート
研修が重なり、現場が足りないと応援を頼まれた
「え〜っ、〆切近いのに〜」と口にしつつ
なかばウキウキしながらデイルームに入る
とはいえ、離れて久しい奴にガッツリ介護を任せられるわけもなく
「見守りでいいですから」と言われてしまう
利用者さん達は、こいつは何か面白いことやる奴だと思っているので
しきりに手を振って呼んでくれる
「今日はお手伝いですから!」と真面目な顔をするが
結局たわいない話で大笑いして、大騒ぎ
一緒に話して、歌を歌って、体操して、診療介助して
何でもないことだけど、かしましく笑う時間になる
「あんた、上手やわ、面白かった」と言われると
煽てられて木に登る何とかである
全介助で食が進まない利用者さん
摂取量は3割3割、でも
「すごいっ!こんなに食べられたの?頑張ったね!」と言うと
大きく頷いて、ニコリと笑った
ここから施設へ移り住む人もいるし
最期まで見送る人もいる
みんな、大事なうちの利用者さん
今、一緒にいるこの時間を
楽しくて温かくてかけがえのない時間にしたい
利用者さんと一緒にいる
現場が、やっぱり一番好き