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2021年11月02日
まちがえた時に、間違えない
予想される以上に、仕事ができない人間である
机の上には未処理の書類が必ずあるし
期限は破らないけれど、いつもギリギリ
今日は、約束していたのに他の用事に追われて行けずじまい
基本、いい加減である
こんな自分と付き合っているので
他の人の失敗や間違いにも、割と寛容な方だと思う
自分が完璧じゃないので、他の人の失敗にも
「そんな時も、あるよね〜」とめくじら立てないようにしている
許すかわりに、こちらの失敗も大目に見てねという
暗黙の契約に近いのかもしれない
けれど、どんな時でも絶対に許せないことが一つある
それは
失敗した時に人のせいにしたり、自分の責任を回避しようとすること
である
人は失敗するし、間違ってしまう
どんなに頑張っても、気をつけていても
人間がすることは間違うし
全ての手順や作業を機械化しない限り、失敗もミスも起こるのである
間違えたことに対して
「なんで？」と思うことはあっても
「間違えました、すみません」と言われたら
それ以上、責めることはしない
大切なことは、同じ失敗を繰り返さないことだし
そのための振り返りと検証があれば
失敗体験は貴重な学びになる
だから、こんな時に慌てて人のせいにしたり、
言い訳をしたり、責任回避が見られるということは
「私は叱られたくない。そして改善をしようとも思わない。
私は仕事に対して、前向きに生きようとしていない」
と意思表示しているようなものである
こんな時は、絶対に、しっかり叱る
自らどうすべきかを学ぶところまでは、決して容赦しない
叱られ慣れていない人は、逃げようとするし
言い訳をする
そうすると余分に厳しく叱られることになる
間違えることは不可避だし仕方ない
けれどその後の対応は
間違えてはいけないのである
きちんと謝る
過ちから逃げない
相手に向き合う
これが出来れば、間違うことは怖くない
失敗してもいい
間違えてもいい
本当に大切なのは
間違えた時に、間違えないこと
