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豆まめケアマネ
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2022年05月21日

お疲れ様でした






入院中に家族がコロナに感染し、退院できずに
うちにやってきた利用者さんが、無事帰宅した

認知症のある女性で、夫が主介護者だが感染、副介護者の娘も感染。
今まで介護サービスを使っていないので、急遽の受け入れ。
こちらもヒヤヒヤしつつの対応だったが、本人家族も、ドキドキの体験だったと思われる。

受け入れる側も、もらえる情報は入院中のわずかな情報だけ。病院のリース服のまま受け入れると言う状態だったので、無事終えられたのが、本当にありがたかった

途中で体調を崩して救急搬送もあったが、原因は分からず(ストレスかも、と言われたが)
早く家族の元へ帰してあげたいと、指折り数えて今日を迎える

ずっと伏し目がちで大人しかった利用者さんが、
「今日、お父さんと電話確認したら、お家へかえれからね」と伝えると、表情が変わった

自宅に到着し、外で待っていた夫の顔を見ると、「お父さん、良かった、大丈夫?」と自分から手を出し、夫の手を握って歩き出した

いつもの自分の椅子に座ると
いままで見たことのない穏やかな笑顔

帰りも車が見えなくなるまで、手を振って送ってくれた

本当にお疲れ様でした

そして何より
こんな状況で頑張って受け入れた現場スタッフ

本当にありがとう
心から、感謝します





2022年03月16日

変化と痛み

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昨年から組織の改革に力を入れている

もっと有能な人なら、もう既に改革は終わっているだろうし
そもそもこんなに時間をかけてはいないだろう

慎重派だが、思考が深まるよりも広がるタイプの人間なので
順調に進まなくなって今に至る。

石橋を叩いて、叩き壊さないように気をつけて
状況を見ながら、少しづつ修正をかける
そうすることで一歩づつでも前に進めるようにと
願ってきた

幹部候補として医療専門職が昨日入職した

マネジメントもできるという事で
昨日は1日、管理者に付いて見学をしてもらった

そして、今朝
入職を辞退するとの連絡が入った

今までの職歴から2年くらいかな?と予想していたが
最短の1日
自分には無理だと言ってきたのは
逆に清々しいのかもしれない

一期一会

不安もあるけれど
今、踏ん張って頑張ってくれている仲間と共に
しっかり前を向いていこう

仲間大募集中は続く

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2022年02月27日

死なないことが目標

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朝寝坊のできる日曜日だが
残念ながら、朝から携帯電話が鳴り響く

コロナ禍の職員不足で無理をしている職員が倒れた

人の段取りと非力ながらの応援で
いつも通りの朝になる

幸いだったのは、今日が日曜日で通いがない日だったということ

もう少し踏ん張ろう、と全体研修で話し合ったばかりの現状
どこまで頑張ればいいのだろうかと、皆、思っている

それでも
仕事があるから、ありがたいと思って踏ん張り
利用者さんのためにと続いている我慢

離職が増え、人が倒れるのは
現場の悲鳴である

一昔前
まだ、私はここに居なかった時代
この事業所は確かに地域のトップランナーだった

二年前
ここに入職した時は
歴史ある強い事業所として存在していた

そして今
皆の思いとは別に
私の願いは
「勝たなくていいから、負けない」事業所であること

以前は、地域で一番であることを願い
更なる向上を目指していた

今、一番大切なのは
「勝たなくていいから、存在し続けること」

生き延びること、死なないこと

これが

今、一番の目標である

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2021年12月28日

知らなかった‥

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朝早くから恒例の餅つき行事があった


餅つきは良いとしても、餅を食べるのは

やめようよ〜と毎回思ってしまう


毎回、最悪の事態を想定して臨戦態勢になるのはかなり緊張するし

スタッフ確保、吸引機と掃除機専用チューブを各フロアに設置して

一人一人の表情を確認しつつ介助側と警戒側に分かれるので

行事が終わると、全員がぐったり疲れ果てる



それでも、年末恒例のこの行事は

お年寄りみんなの楽しみなので、中止にできないのである


早朝から火起こしを行う男性スタッフに混じって

毎回火の番をする90代の男性


部屋から出るといつもは真っ直ぐデイルームへ行く人たちが

みんな火元へ向かうので、引き戻す


気付くと割烹着に着替えて餅の世話に入る数人のおばあちゃん


車椅子や歩行器の利用者さんも、餅つきが始まると

一斉にそちらに向かって張り付いている


椅子から背伸びしてみんなで同じ方向を向いて

まるでミーアキャットみたいだと思ってしまう



こうなったら、とにかく事故を起こさない為

いつも以上の警戒と準備で乗り切るしかないので

食前のパタカラ体操は3バージョンで強化して実施した



おろし餅とあんころ餅、豚汁も添えて

なんとか無事に、安全に美味しくいただいた


杵付き餅は、

普段食べる餅に比べて、食感ものび方も全然違い

また食べたい〜と思える味


延々と続く恒例行事の深みを知った


餅つきは

行事の王道です








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2021年12月19日

親の老い支度  ☆決意編






介護の仕事をしていても、いざ自分の親のことになると

素人なみに混乱する同業者をたくさん知っている



そんな言葉、絶対利用者さんには言わないだろ、と思う言葉を

自分の母親に言っているケアマネジャーを知っているし

一緒に仕事して「神!」と思うような優しいヘルパーが

親に対してボロクソに言ったりする


つまり

みんな、悩みどころとつまづくところは同じと言うこと





人は老いるし、時間は止められない

老いや介護を前にして、自分と親の関係を少しでも良好にするために

3つの事を決意することにした


@ 親の老いを拒否しない

人は老いる。これからもっと手がかかってくるだろう事を受け止める
ことが必要になる。自分の歴史の中で、親は大きな存在だし、いつもその背中を見て生きてきた人ほど、自分の親の衰えや老いを拒否したくなる。いつまでも自分の親だけは、歳を取らないし、歳を取っても元気だとか、認知症にならないと信じている、
これこそが、無意識の拒否であり、バイアスである。
根拠のない思い込みは、いますぐ捨てよう。

A自分のペースに合わせない

なんでわからないの、とか、どうして?と思うようなこともあるけれど、それは全て、自分基準になっているから。
相手はゆっくり動く権利を持つお年寄りなのだから、相手のペースに合わせるのがスタンダード。
自分のペースに合わないからとイライラするのはお門違い。

B覚悟して、甘やかさない

一番大事なこと。これからもっと年もとるし、手間ひまかかってくると覚悟してしまうこと。今が一番良い状態と思いながら関わる。
そのうえで、絶対に甘やかさないこと。
お年寄りは甘やかしたら、一気に弱る。弱ったら今以上に大変になる。
自分が手伝った方が早く見えるけれど、急がば回れ。
手を出してはいけません。できる事は全て自分でしてもらおう。


今日も貴重な休み時間を、親の用事で使い切った

毎日の仕事とは、全く違う親の介護

なんとか乗り切って行きたいですね


2021年12月08日

走るな





パタパタと動き回ることで、自分は仕事をしているという気になる

実際には、そこまで動き回らなくても良いし、

介護の現場では、動き回る事は非効率的で仕事下手の証明になる


私も動き回るのは好きだし

一日中同じ場所で仕事している事はほとんどないので

傍目にはパタパタ動き回って見えるけど、これとはちょっと違う


介護現場でのバタバタは

段取り下手、注意力散漫、準備不足、優先順位がわかっていないなど

良いところは一つも無い


スタッフがバタバタと動き回る事で、

自分はこんなにも迷惑をかけているのかと相手に気を遣わせるし

認知症の方のように感受性が強い利用者さんには

その空気感が本人の不穏を招く恐れがある


介護職は、どんな時もバタバタしてはいけないのである


介護する人は利用者を取り巻く環境の一部である

バタバタ動き回る事で

知らず知らずのうちに、利用者さんの存在よりも

動き回る職員の方が主張してしまい、影響を与えてしまう


走るな

というか、走らなきゃいけない環境にするな、と言いたい


介護の基本は環境である


これで食べてるプロなんだから

水面下でバタバタしてても、

涼しい顔で進む水鳥になろう

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2021年11月27日

高齢者の薬



高齢者の服用している薬の量に驚くことが多い

大抵の人が、1日に10個以上の薬を飲んでいたりする





今日は、研修で薬剤師さんに来ていただいた

いつも居宅療養管理でお世話になっている方に

具体的な取り扱いを含めた薬の話を聞くことができた



例えば、湿布は8時間で剥がして良いとか

貼附場所によって吸収率が違うこと

薬指で軟膏の量を測ること

点眼薬は1ヶ月、ものによっては1週間で使い切る方が良いなど


ショックだったのは、クレアチニンクリアランスを

全く知らないで、関わっていたこと

血液検査のデータから腎機能の状態を見る計算式のことである



漠然と、高齢者の薬は成人の半量くらいと言うことは知っていた

具体的な数値により

医師の処方に助言をしている薬剤師さんの仕事を知り、

チームにいてくださる心強さを感じると同時に


実際に自分の担当している方の例で、副作用を示された時に

なんて、怖い、と思ってしまった





もちろんケアマネはマネジメント担当だし

それぞれの専門家を集めてチームを機能させることが役割だが

専門職が具体的に何をしているのかと言うことを知らずに

調整していたのだから

勉強不足である事実を突きつけられた形になった


「これはお医者さんや薬剤師の分野ですから」と慰められたが

実際に担当利用者を守るためには、多岐にわたる広い知識が

ないよりは、ある方が良いに決まっている


今日も実際に、往診医から直接

この薬を飲ませて欲しいとか、こうしといてと言われ、指示を受けた


病院と違って、在宅では

家族を含めたメンバー全てが、直接、医療に関わっているのである


自分らしく生きられる環境、在宅


そこに関わる全てのメンバーは

最低限の知識と観察眼が必須であり

足らずを補うチームワークが欠かせない



慢心してはいけない

自分も、まだまだ、だから



だからこそ

強いチームを育てていこう


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注射もイベント



今日の午後は、インフルエンザの予防接種を受けた






スタッフ全員と嘱託医担当の利用者、合わせて50人が

一斉接種になるので、準備から実施終了までが一大行事である


普段なら、そんなに気にならないことも

コロナ対応の現状では配慮が必要だし

何より、うちの利用者さんは認知症の方が多い


嘱託医以外の先生に診てもらっている人も多くいるので

接種時のざわつきが、他の利用者さんの不穏につながらないよう

配慮も必要になる


予診票から環境整備、スタッフと利用者の動線の準備も含め

タイムスケジュールを準備してのイベントだった





スタッフ全員で打ち合わせをし、別部署からくる職員も把握した上で

予定時間よりも2時間早く現場に入る

すると、

「予診表の確認をしたいから、先生早く来られるそうです」とのこと

直後に嘱託医が到着した


午前診が忙しかったのか、いつも以上に険しい顔だが、

旧知のケアマネ達に迎えられると笑顔になる





よしよし、大丈夫、大丈夫。


と、安心したのも束の間

先生は、予診票の確認を終えると

「準備できた人から、やるよ〜」と言い出した







待って、待って



予定時間より1時間半以上早いですけど



時間に制限のある訪問ヘルパーから打つことになってましたけど

保育の先生達は、まだ歯科検診の真っ最中ですけど

動線上、車椅子の方を先に打ち、認知症で徘徊のある方は

スタッフ配置上、後ろに回していたけれど?


とにかく


スタッフには、急遽電話で早まった事を知らせ

休憩中の人も呼び戻しつつ、接種開始



女性利用者さん達は、嘱託医が大好きだから浮き足立っているし

他部署のかわいい職員達が注射にやってくるものだから

男性利用者さん達も、表情がデレデレにゆるんでいる



おまけに、認知症の方は順番が来ても

「待ってください、今考えているの」と接種拒否が始まった

病気休養中の職員も来てくれたので、職員も利用者も大喜びしたり



ちょっとしたカオス状態



とはいえ、

当初の接種開始予定時刻より5分早く、全員の接種が無事に終了した



「先生〜、またきてね〜」利用者さんの黄色い声

まるで、ライブ風景のよう


さしずめ、私たちはイベントスタッフか


みんなが集まって、何かをすれば

たとえ痛い注射でも、

利用者さん達に取っては、楽しい時間


「泣かずに頑張ったね〜」とふざけあう人たちもいて

事故なく無事で、忙し楽しい時間だった



でも、もし叶えてもらえるならば


すみませんが、先生、

予定時間、厳守でお願いします

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2021年11月22日

考えて、考えて!




どうしてここまで頑張るのか?


アルツハイマー型認知症で、呼びかけには答えるが

ほぼ意思の疎通ができない女性がいる


足は丈夫なので、ほぼ一日中、動き回っている

夫も高齢で病気があるため、週3日デイを利用するが

緊急時(便失禁)の対応でヘルパーを呼ぶ以外は

すべて夫が介助している


以前、夫が病気で入院した時

介護しきれなくなった娘がショートステイを手配し

本人の認知症状が急激に悪化したことが夫には傷になっている





専門医からの入院も拒否し、「わしがみる」と譲らない


介護が夫の仕事であり、生きがいにもなっている

疲れてしんどくても、やめられない



持続可能な状態であれば、気持ちを尊重させてあげたいけれど

ろう便し、食べ物に便を入れるような状態で

助けを求めている現状では

入院や入所サービスを進めざるを得ない


がんとして、受け入れてもらえないけれど

セカンドオピニオンを受けることは了解してくれた

まずは、一歩、前進か



そもそも、問題は何なのか

解決すべき課題は何か

何を優先すべきなのか


まだまだ本音も思いも聞き取りきれていない中で

できる事を手探りで探している


今できることは、何なのか

本人と家族のみならず

関係する人たちにとって一番良い方法は何なのか





探して、考えて、

行動して、また考えて



あちこち壁にぶつかりながら

道を探して行こうと思う


道は、きっと

必ず続いているから
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2021年11月20日

認識すること、存在すること





相談の電話が、毎日鳴り続けている

日曜日も祭日も変わりなく

困難を抱えた相談が、何件も入る





優先順位を考えながら

今すぐ対応が必要なケースから先に取りかかる



その間にも、担当しているケースは動き

時に状態が変わり、急な対応に追われる

ギリギリの状態まで我慢して、家族で対応して

あるいは1人暮らしで、生活が破綻して

ようやく相談にこぎつけるケースも多い



もう少し早く来てもらえれば、と思うことも多いが

それでも、今、こうして出会えている事が大きな一歩だと思い直し

ようやく向かい合う





どうにもならないほど、こじれてしまっている場合

今までどうやってここまで来たのかと思い、悲しくなる


なぜ、ここに至ったのか

誰かに相談したことはあったのか

その後、どう対応してきたのか


それまでの経過を知るたび

胸が詰まるほど、悲しい時もある


問題は確かに存在するけれど

人はそのことに蓋をして、生きていく事ができる


「大したことない」「まだ、大丈夫」

力が出せるパワーワードではあるけれど

言葉で隠して、見えないようにしてしまうと

そこには問題は存在しないことになってしまう





今の現状をしっかり知ることは、実は怖い

知ってしまったら、なんとかしなきゃいけないから

どうしても対応できないことだったら、もっと怖い

だから、「大丈夫」と言い聞かせて、自分をごまかす



災害時の正常性バイアスと同じ

そして、手遅れになってしまう


これは毎日、どこでも起こっている

自分自身にも起きているかも



しっかりと見て、考えて

向かい合って、存在を知る


まずはそこから

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