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「憎しみ」「恨み」


















思いのなかの

「憎しみ」

とか

「恨み」

とかいうものは

じつは

時間を超えて

いつも

「現在」

しかないのです



過去のものにはならなくて

現在ただいまのものと

なるのです



ですから

そういう思いを

持っていると

どうしても

幸福な方向へは

向いていきません









HS


『人生の王道を語る』 P.82

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善悪一元論の考えでは

「悲しみ」や「苦しみ」など本来はないという




しかし

人間生きていく上において

成長する上において

様々な「苦しみ」や「悲しみ」を経て

今があるでしょう



その中で

「苦しみ」や「悲しみ」に

とらわれていることが

「憎しみ」「恨み」と言うところに

変化しているとしたら



それは時空がその時点で

止まっているのでしょう




もう少し言えば

魂の成長が止まっているのではないでしょうか



やはり

「苦しみ」や「悲しみ」は

魂を鍛えるための方便であって

自分が作り出している

自分の心のそのものの中にあるのでしょう



故にそれを「憎しみ」や「恨み」に変えてはいけません

なぜならそれが執着であるからです



















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