人生は走馬灯

人間は

「何を手に入れるか」

という積極的な方向で頑張る傾向がありますが

仏教的にアプローチするならば

「何を捨てるか」

ということになります


これは執着の問題です

捨てることによって

実は幸福になれるのです






HS





人間は欲しいものは欲望のままに手に入れようと努力します

手に入ると物でも地位でも異性でも

そこにあるのが当たり前だと思うようになり

経済的なことや

権力闘争や

人間関係のもつれから

自分のものだと思っているものが

失われていくと

大きな悲しみや苦しみを覚え

心が乱れ思っても見ない行動に出たり

さらに不幸のどん底に陥ったりしてしまう



しかし

物や地位や人間関係における執着を絶ち

心が冷静でいられるような心境の時は

失うものなど何もない

人は生まれるときは何もない状態で生まれる

そのことに心をいたらせると

もともと持っていないのだから

元に戻っただけなのだ


ところが

自分には経験と知恵がある

これを生かして新たな人生を歩めばいいと思うことです

物持たざる者ほど強いものはない

失うものは何もの無いのですから




















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