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2015年06月10日

薬剤師さんの薬歴簿に必要な『ALCOA原則』の適用について考えてみたよー

こんにちは(・ω・)ノ

昨日、調剤薬局で働く薬剤師さんたちと食事会をしました。
その話題のひとつに、薬歴簿の記載がそれぞれバラバラだって
話しがあがりました。

・何を重点に書いてるのか?
・残すべき内容は何か?
・何を伝えたいのか?何を書いてるのかさっぱり分からない

ってことを耳にしました。

薬局の考え、管理薬剤師の考え、会社の考えによっても異なるようで、
同じ調剤薬局内の薬剤師同士といえども、人によってバラバラなど
一貫性がないような薬局さんが多いようですね。


記録とは、ただ単に書き残せばいいってもんじゃありません。

そこに、『患者さんの薬剤服用に関する経過』が書き残されて
いないといけないものになります。

処方薬がどういう意図で出され、どういった効果を期待してるか、

実際服用してどういったレスポンスがあったのか、

それから今後どうしていくか、どういったことに注意、再発予防を図るか?


ってことを

一貫したストーリーが残されていないといけません。

疑義照会の記録や副作用歴の記録も同様です。

その薬歴簿が、その患者さんにとって薬物治療のストーリーとして
物語るものでないといけないのです。

これは、以前に当時の厚労省の薬剤管理官から助言を頂いた言葉です。
私は薬局薬剤師時代に、この言葉をずっと大事にしてきました。



そんなの面倒くさいからいいよ、という方は

今すぐページを閉じてください。


薬歴簿が書けない薬局さんに限って多いのが、

「特に変わりなし。内容Do、継続」

「血圧120/70 OK」 「薬効説明、副作用注意」

ひどいと、

「N.P」(ノープロブレム)のたった一句のみ

なんてのもあります。

・・・で、その薬歴簿は何のため?誰のため?

それでまさか、薬歴管理料算定してないだろうね?


厚生局の個別指導を受けた薬局さん、薬剤師さんなら
そのような記載が、どれほどおそろしいかってことは
重々承知のはずです。

☆☆

実際に、記録はSOAPで書くってやり方がほとんどだと思います。
薬局によっては、箇条書きで記載するところもあります。
記録媒体も、紙だったり、電子媒体と店や医療機関によっても様々です。

それがいけないわけではありません。

ただ、問題なのは、

記録のために必要な統一性にあります。

一貫性を持ち、ストーリーのごとく治療経過がわかるものでないといけないのです。


患者さんって
二週間おき、毎月、または数か月おきで受診するものですから、
その時点、その時点での様態が全く同じってことはまずありません。

点と点がつながり、線となっていくように、線と線が面となって
ひとつの経過を呈してくるものです。

もし、書くことも特に見つからない、体調も変わりない、
薬も同じ、説明もいらないって言うなら、管理料をベタ取りしなきゃいいんです。

☆☆☆

では、統一性をもたせるために、
後ろ指をさされないような薬歴簿作っていくには、
どういったことに配慮すればいいのか?

それは、
『ALCOA』原則
を適用してみることです。

このALCOAとは、
A・・・Attributable;帰属・責任
  →記録者が誰であるのか?第三者が書き加えてないか?
L・・・Legible;判読・理解
  →第三者など誰が見ても理解できるか?
   症状・所見は明確に簡潔に書かれているか?
   スタッフが分からない造語を使用していないか?
C・・・Contemporaneous;同時
  →情報収集し速やかに記録しているか?過去を遡って捏造していないか?
O・・・Original;原本
  →複製物、転記したものではないか?電子媒体でコピペしてないか?
   改ざんの記録がないか?改ざんができる電子媒体を使用していないか?
A・・・Accurate;正確
  →記録の詳細に誤りがないか?自分の主観や想像で作成していないか?
   事実に客観的であるか?

ALCOAは、簡単に言うと、

治験などの臨床試験において、
正確な臨床データを正確に集積する必要があるため

医療機関の原資料(医師の診療録・看護師記録・画像データ・処方箋等)が
科学的に信頼できる質を担保するためのものでないといけません。

その医師の記録・データなどの品質を保証するために、
重要視されてる5つの要素を取り入れた方策
ALCOAになります。

今、治験はグローバル試験が主流で世界の各国同時進行で、一斉スタートする
ことがあります。それが、その国々によって記録管理がバラバラでは正確な
情報を製薬会社さんは把握することができません。

そこで、FDAがこのALCOAを提唱して
各国の医療機関の診療のデータ・記録に統一性を図っているのです。

さらに、
EMAが提唱する″CCEA″
を加えて、

≪ALCOA-CCEA≫

という形で補填されたものが
各国の医療機関で共通認識として捉えられてます。

CCEAとは、
C・・・Complete;完全性
  →記録は完結しているか?
   この人にこの薬は妥当である記載になっているか?
   投与の結果はどうだったか?
C・・・Consistent;一貫性※※
  →臨床データ・疾病と薬剤に矛盾がないか?
   その患者さんに本当にその処方薬を交付してよいのか?
   処方記載内容は妥当か?
   前々回、前回の内容と今回の内容は矛盾してないか?
E・・・Enduring;耐久性・普遍性
  →記録物や保管が永続的であること。
   紛失・損傷・劣化のリスクはないか?
A・・・Available When Needed;必要時に取り出せる
  →保存期間中にすぐに取り出せるか?
   提出の要求に応じてすぐに取り出して過去のログを調べることができるか?
   記録が欠落した箇所、記録漏れした日はないか?



これらを意識して記載・記録していくことで、
あ、ここは疑義照会しなきゃ!とか、
ここは調べて投与するために根拠が必要だな、とか
いろいろと気付きが生まれます。
ひとつひとつ記録していくことで、薬歴の利用価値が
グンと上がります。

一貫性に矛盾が生じれば、その理由を確認する作業が必要になり
それを記録していくことで、その薬歴簿は信用性のある
質の高いものとなります。

それは、管理料を算定しても誰も文句を言えないような妥当なものです。


治験や臨床試験を行っている医療機関は、比較的大病院が多いです。
その医療機関がこのALCOA-CCEAに則って原資料を扱ってます。

調剤薬局さん、病院薬剤師さんも、ちょっと意識して
記録をしてみると自分の記録にバリューが生まれるかもしれませんね。


では、またよろしこー(・ω・)ノ☆

2015年06月03日

薬剤師さんがネガティブに巻き込まれないための対処について考えてみたよー

こんにちは(・ω・)ノ☆

毎日たくさんアクセスありがとうございます☆

仕事が立て込んでて、しばらく更新を休んでました。

仕事の常で、忙しいときほど、トラブルや案件依頼が多く押し寄せるものです。

ピンチな時、忙しいときほど、仲間の協力を得て問題解決を達成していくと
チーム全体のモチベーションもアップして、信頼関係も深まっていくものです。

そのためには、
いざって時の連携のために、日ごろから
コミュニケーションや信頼関係を築く必要ありますね。

でも、

そうはいかないのも世の常であります。

決まって、

足をひっぱる人、文句を言う人、やる気がない人・・・
色々マイナス要員が出てきます。

個人的にもっともダメなタイプは、

『嫌味を言う人』です。

業務に必死に取り組んでいる仲間に向かって、
『嫌味を言う』ってことは、やる気に水を差したり、
チーム全体のモチベーションを下げることにつながります。

人が聞いてて嫌なことを平気で口にする

私はこういったタイプの人間を極端に嫌います。

だって、あなた医療人でしょ?って。

人に嫌な思いさせて、自分は気分良いのかもしれないけど、
周りは迷惑してるんだよ?って思うんです。

そんな医療人が、人の役に立ちたいなんてとんでもない話しだよね。

ま、そんな相手が
後輩であれば注意することも容易なのですが、

それが、上司やチームの責任者、取引先相手だと最悪です。

みなさんの周りには、そんなブラック人はおりませんか??



さて、本題に入りますが。

そんな人に出くわしてしまった時の対処を考えてみます。

そもそも、

『嫌味を言う人』ってどんな心境してんの?

では、そういう輩の心を覗いてみましょう。


【人は、心の根底にあるものが、言葉となって表在化してきます】

つまり、

『嫌味を言う人』の心には、
・ネガティブな感情
・劣等感
・貧困

これらで心が埋まってしまっているのです。

そして、この要素は、
過去の出来事が深く関わっています。
・トラウマ(親に愛されてない、捨てられてしまった)
・いじめ(親、兄弟からの暴力、クラス内での集団無視)
・失敗(お受験失敗、医学部入れず薬学部へ)

他人に、己の負の感情をぶつけることで
劣っている自分を正当化したがる傾向にあります。

薬剤師さんだと、よく分かってもいない大手の会社や病院を批判を
したり、活躍している先輩や後輩の誹謗中傷したりする人も
同様にみてとれます。

そして、嫌味なことを言う人がもたらす現象は
必ず共通項があります。

・人をほめることができない。
・周囲のスタッフに感謝することができない。
・自分中心、自分が常に一番。
・気分屋、お天気屋
・権力や上司に弱いが、部下・後輩には強い。
・自分に酔って語りだす。
・こうあるべき、べき論が強い。
・笑顔の裏で、人を嘲笑っている。

☆☆

記事を読んでくれるみなさんは、薬剤師として意識を高く持ち
日々スキルアップに精進している方ばかりなので、
そういった負の輩に屈しないでほしいと思うのです。


じゃ、どうしたらいいか?

距離を置く

相手は暴走車同様、相手かまわず人を平気で傷つける
生きる凶器です。

わたしたちができることは、よけることなのです。

みなさん、まじめだからよけることをしないのね。
まともにぶつかってしまったら、自分の高い意識が
折れかねません。

そういう人とは付き合わないこと、関わらないこと、話さないこと。
これに尽きます。

でも、やむなく
近い距離で仕事しなきゃならんって時も

やはり距離を置くことを意識してください。

そして、数歩下がって観察してあげましょう。

そうすることで、何を言ってきても
冷静に流すことができます。

・きっと、今まで怒られて育成されてきてしまったんだな。
・人にほめられないでここまできてしまったんだな。
・否定された人生を送ってきたんだな。

そういう暴走車が突っ込んできても、
どうか、怒りや悲しみの感情に囚われないでください。

距離をおいて見ることで、
哀れ人だな、可哀想な人なんだなと見方を変えてみてください。


☆☆☆

みなさん、苦しいこと、つらいこともたくさんあると思います。

でも、だいたい人の悩み、薬剤師の悩みって
ほぼ9割が【人間関係に関する悩み】なんです。

そんなくだらない人のために、
自分の時間使って悩むのやめましょう。

自分で自分の機嫌がとるなんて
社会人の常識です。

一緒になって嫌味言ってしまったら、あなたも嫌味な人間になっちゃうからね。

どんな時でも、自分は明るく、心を晴れ晴れにしていれば、
そんな相手も変わってくれるかもしれません。

そのためには笑顔でいること。

嫌味を言う人は、嫌味を言うことで、相手が悲しんだりつらい気持ちに
なるのを見るのが好きなんです。
だから、暗い表情を浮かべてしまったら、相手の思うツボなんです。

どんな暗い考えや気持ち、言葉も、
笑顔や明るい気持ちには敵いません。

相手が理不尽な要求や不当な言い分を述べてきても、
強い気持ちがあれば、自分の正しさは揺らぎません。

勇気をもって前へ前へ

がんばるみなさんへの応援がわたしのモチベーションですから☆

じゃ、またよろしこー(・ω・)ノ☆

2015年04月29日

薬剤師さんで成功する人と成功しない人の差について考えてみたよー

こんにちは(・ω・)ノ☆

毎日たくさんのアクセスありがとうございます☆

わたしがふだん仕事を通して感じたこと、考えてみたことを
遠慮なく記事にしてますが、
注意してほしいことがあります。

それは、
わたしが勝手気ままに書いてる記事は、
大勢いる薬剤師の考えのうちの”ひとつ”であること。

100人いれば、100通りの考えがあるように、
一つの記事に対しても、
100通りの解釈があると思います。

1000人いれば、1000の解釈、
10000人いれば、10000の解釈があります。

なので、ここは共感できるけど、そこはどうかな?
この考えはちょいと過激すぎないかな?とか
色々出てくると思うのね。

もちろん、わたしだからうまくいったケースもあれば、
うまくいかないケースもあります。

わたしが述べてる記事というのは、わたしの経験をもとに
うまくいったことや、みんなの参考になるんじゃないか?
なことを中心に、
≪みんなに考えてもらいたいこと≫を記事におこしてます。

なので、こうあるべき!って伝わってしまうことも
あるかもしれませんが、
あ、こういう考えもあるんだねーっていう程度で
自分に落として込んでもらいたいのね。

いや、こいつマジありえねーっていう人は遠慮なくご退室ください(笑)

さて、今日もいってみよー☆
今回は、成功する人と成功しない人について、考えてみました。



周りで仕事がうまくいく人、成長が早い人、出世が早い人
そんな人は近くにいますか?

なんであいつ、おれと対して変わりないのに、うまくいくんだろう・・・
そんな思いしたことはありませんか?

実は、仕事で成功する人としない人の差というのは
必ず理由があります。

それはなんだか分かりますか?

こんなこと学校で教えないもんね(笑)

それは、学力やIQの差ではありません。
薬剤師だけでなく、人の頭脳というのは
誰とでもそれほど遜色はないのです。

では、何でしょう?


仕事で成功するには、
『仕事に対するあなたの考え方』
が成功を左右します。

はやい話、
≪あなたにとって、薬剤師の仕事は何ですか?≫
ってこと。

この答えによって、成功するかしないかが大きく分かれてきます。

新人や中堅、ベテランに私はよく
この質問、
≪あなたにとって、薬剤師の仕事は何ですか?≫と
よく尋ねます。

仕事がうまくいく人、成長が早い人、出世が早い人
チャレンジしても結果を出せる人、周りのスタッフ、
患者さん、クライアントから評価される人

彼ら、彼女らは
すべて共通した答えを持っています。

ちなみに、あなたにとって、薬剤師の仕事とは何でしょう?

自分の答えを頭に浮かべてから確認してみてください。

☆☆

成功に必要な、
たった”二つのこと”が大前提となります。

@薬剤師の仕事は、わたしの『夢』でした。
 【仕事=夢】

薬剤師になる夢を追って、薬剤師になった人は必ず成功します。

後輩や先輩から話しを聞くと、こんな人が多いです。
・親が薬剤師だったから、なんとなく薬剤師になってみた。
・医者になりたかったけど、医学部に入れなかったからやむなく薬学部にした。
・給料高そうだから。将来、収入が安定してそうだから。
・結婚しても、パートで自給高い仕事に就けそうだから。

みなさんに心当たりはありませんか?

こういう理由で薬剤師になると、うまくいきません。

何か障害や壁にぶつかると、上記のような理由つけて
仕事から逃げます。
会社のせい、上司のせい、環境のせい、同僚のせい、
人のせいにして、自分で自分を成功から遠ざけてることに
気がつかないのです。


A薬剤師の仕事を通して、だれかの役に立ちたい。
 【仕事=使命感】

純粋な気持ちで
・誰かのためになることがしたい。
・困ってる人にやさしくありたい。
・病気や障害で悩んで人の力になりたい。

こういう人のお役にたつため、という使命感をもってる人も
成功してる人に共通した答えをもってます。

入社面接で述べるような建前ではありませんよ。
心の奥に宿してる本音はどうなんだ?ということです。

この使命感は、なかなか口に出さない方がほとんど。
恥ずかしいなって気持ちもあるのかもしれませんが、それは違います。

なぜなら、
《使命感とは、心にひめるもの≫
だからです。

口ばっかしで、困ってる人の役に立つ!なんて公言してる人ほど
利己的な方が多いのも事実です。

お金より使命感だと言ってるわけではありません。
もちろん、お金も大切です。
薬剤師の給与は≪それなりの責任を負うもの≫が反映されているものだと
思います。

☆☆☆

成功するには、人の役に立ちたいと心から望み、
そのために薬剤師になることを選んだ人が
必ず成功しています。

ほかの道で成功してる人もいるのかもしれませんが、
わたしは知りません。

医師も同様ですね。

そんな医者だったら、一緒に仕事したいですし、
自分が患者だったら診てもらいたいと思いませんか?


楽することばかり覚えて、逃げていても、意外とお金も
時間も手に入りにくいものです。
逆に、仕事に追われて、仕事を全うしてる方のほうが、
自由な時間やお金を手に入れてるものです。




みなさんみたいに意識が高くても、周囲との温度差を感じてしまったり、
後輩や新人育成で悩むこともあると思うんです。
そういうひとに対して、自分はどうするか?って考えたとき、


大切なことは、
病院や会社の宴会やゴルフコンペに参加させることじゃなくて、

仕事を通してのやりがい、
考えてわくわくするような仕事の夢、
人の役に立つ楽しさを共有していくことで、

≪使命感の種を植えていくこと≫だと思います。

これからは、
患者さんやお客さんに対し、
”ありがとうございました”、と教える指導ではなく、

心から”ありがとう”、と言われるような
『仕事の大切さ』を教える必要がありますね。


ちょっとまじめすぎた(笑)?

では、またよろしこー(・ω・)ノ☆

2015年04月23日

薬剤師さんの仕事環境の整理について考えてみたよー

こんにちは(・ω・)ノ

4月16日、アメリカの雑誌「TIME」で「世界で最も影響力のある100人」が
発表されて、作家の村上春樹さんと片付けコンサルタントの近藤麻理恵さんが
選出されましたね。

この「こんまり流片付け術」はみなさんもご存じだと思いますが、
物を片付ける際に、自分をときめかせてくれるか、そうでないかで
判断して、ときめかないものを捨てる際に、感謝の気持ちを込めて
今までありがとうと言って捨てるというものです。

ついつい私たちは、ものを抱えすぎて、何が大事か、何を残しておきたいか
分からなくなってきてしまいがちです。

薬剤師さんですと、薬品在庫、薬剤情報のパンフレット、リーフレット、
書類の数々・・・

定期的に整理していかないと、
あれ?コレいつの?
あの紙どこにいったかな?
なんてことになるでしょう。。。



先日、クライアントさんの事務所を訪問した時に、
管理者のデスクが資料?の山積みになってて、いつ雪崩が起きるか
わからないような状況になってました。

お願いしていた資料もすぐに提供してもらえず、山積みとなった資料を
何度も崩しては探しの繰り返しで、結局その場で肝心な資料をいただくことが
できませんでした。

こういった問題から、私たちが学ぶことは、

物やデスクをどう管理し、整理することで、
日々の業務をスムーズにこなしていくか?
ということです。

他人の袖見ることで、自分の仕事環境を見直すきっかけを与えてくれます。

☆☆

たいてい、整理できない人に限ってこう言い訳をします。

・机が汚くても、仕事はできる。
・どこに何があるかは、だいたい頭に入ってる
・忙しくて、そんなのやる暇ないだろ
・これで、うまくいってるんだからほっとけ

それで良いと思ってること自体が致命的です。

他所から見たら、かなり汚いですし、

【整理できない=仕事ができない】

と思われても仕方ありません。

みなさんもよくわかると思いますが、

決まって仕事ができない人に限って、デスクや調剤室、棚が
物や紙で溢れているものです。

≪仕事が早い人、正確な人≫ほど
物は整理整頓され、仕事周りもきれいにされてます。

優れた営業マンや他職種のリーダーさん、新任の医師たちが、
初めて病院や薬局を訪れたときにどこを見るかわかりますか?

それは、
”ここは、きちんと掃除されているか?”
という目で見ます。

優れた人ほど、
ものを整理し、仕事環境をきれいにしていくことが
”いかに仕事の成果に直結するか”をよく知ってるからです。

優秀な外科のチームが、オペ器具を整理できていない、なんてことありますか?
ミスが起きにくい薬局が、通路やデスクに薬品を積み上げて放置しておきますか?


そんなことありませんよね?

整理ができる=効率的に仕事ができる
整理ができる=探す必要がなく、焦ることがない

つまり、
ものや周囲を整理することで、気持ちに余裕が生まれ、
仕事に集中できるようになります。

逆を言えば、

整理できない=ミスが起こってもおかしくない

ということになりかねません。

☆☆☆

整理で大事なことは、
きれいに片づけたり、うまく収納することではありません。

整理とは、『必要な時に』『必要なものをすぐに出せるか』
ということ。

それが、≪仕事の効率につながっていく≫ということです。

結果、見た目にもすっきりして、作業スペースも自然と取れてきます。



周囲のスタッフやクライアントさんに迷惑をかけず、
みんなで気持ちよく仕事をするためにも、周囲の仕事環境を見直してみましょうー

あなたは大丈夫だとしても、上司や部下、職場が以下のような
状況になってないか確認してみてね。

・デスクや調剤台にペンが散乱、書類が山積みになっていないか?
・人が歩く通路に物を置いていないか?
・引き出しや棚に、文具や備品、電子機器PC機器がごちゃごちゃに入っていないか?
・PC上のアイコンが、デスクトップを埋めてないか?
 (アイコンは5−10が理想)
・書類や資料は、横に重ねて置いてないか?
 (立てて並べるが原則、重要書類はすべてクリアファイル等に入れて保管)
・今日の郵便物は、どこにあるか思い出せるか?
 (研修会の案内や、ダイレクトメールは受領日を記載しファイリング)


では、またよろしこー(・ω・)ノ☆

2015年04月10日

薬剤師さんのための『人生の最終段階における医療』について考えてみたよー

こんにちは(・ω・)ノ☆

新学期、新生活、何かと新しいものがスタートする今日この頃・・・

始まりもあれば、終わりもまたあります。

一年もまたしかりで、あっという間に四季がめぐり、気づけば早一年と

なが〜い人生も刻々と砂時計の砂が落ちるかのごとく減っていくものです。

限られた時間の中に生き、あなたは何を成し遂げ、何を遺したいですか??




先月末に、厚労省から、「終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン」の
改訂版の通知がありましたね。


ふ〜ん、

で、何が改定になったの?って。


まず、「終末期医療」って言葉が、

『人生の最終段階における医療』って言葉に変わりました。



そもそも「終末期」って、なーに?って話になります。


じつは、この終末期に≪定義≫はありませんでした。

言葉の意味も、使う人によってバラバラであったので、

結局のところ、何を根拠に「終末期」って呼ぶの?ってわけになったのです。

その言葉の対象が、がんの患者さん相手だったり、ALSやパーキンソンなどの患者さんが
相手だったり、または事故や急性的な症状の悪化で死に直面した患者さんなどが
対象となっていたわけで・・・


あくまで、治療法もなく、死を回避できない、
≪間もなく死をむかえそうだな≫という意味を込めて
「終末期」と表現されてきました。

それだけでなく、その文言自体に、ネガティブなイメージや先入観を
持ってしまうことも多かったので、いよいよ最後だ、とか、もう死ぬってこと
なのかと、「生きること」を否定されたかのような雰囲気を出してしまって
いたのかもしれません。


で、改めて、

『人生の最終段階における医療』と改名を果たすのですが、

ただ単に言葉が変わっただけでなく、

ちょっと「終末期」とは違った容姿をしています。


どんな感じかというと、

障害・疾病・事故・老齢などで、やむなく死が迫ってきた際に、

≪医療従事者から適切な情報提供と説明を受け≫

≪患者本人がその意思決定を行う≫

ものとされてます。


…え?

…それって当たり前じゃない?

って思うかもしれませんが、今までの「終末期」においては、

患者さんに、≪幅広い選択肢≫は無かったのです。

限られた選択肢・・・それは何か?


『延命をするのか?しないのか?』


これは、選択肢と呼べるのでしょうか?

インフォームド・コンセントと呼べるのでしょうか??

YESを選択して、『納得』できるのでしょうか??

選択肢というより、一方的なコンセントですよね・・・


で、話しを戻しますが、

もし、患者本人が意思決定できないときは、

≪その家族が意思決定します≫


で、さらにその家族がいない時は、

≪医療従事者が最良の選択を考慮して、意思決定していきます≫


☆☆

延命をするのか、しないのかという医療ではなく、

人生の最終ステージで、

どこで?
どんな?

ケアを受けたいのかを、より具体的に患者さんやその家族が理解し、
そのうえで意思を決定していくプロセスが必要になります。


また、医療従事者だけでなく、自治体も絡めて
患者さんが穏やかに過ごすことができる環境を整備して必要があります。


つまり、

『人生の最終段階における医療』ってのは、

患者さんが最後まで人として生きるための尊厳を
最大限に尊重していくための医療ということになります。



それが本当のQOL向上につながるって考えなんです。


その「プラットフォーム」を創りあげていくためのガイドライン改定が


『人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン』
になります。(なげー笑)



☆☆☆

2025年代に入ると、こぞって団塊世代が75歳を超えてきます。

その死亡数は、年間約150万人に達すると見込まれてます。

これから【少子社会】と【多死社会】に突入する中で、
あなたは、薬剤師としてどう生きますか?


自分の親、自分、配偶者、兄弟・・・人生の最期をどう過ごしますか?

これは、ひとりひとり考えも選択もすべて異なります。

もちろん、正しい答えなんかありません。
そして、どれも不正解ってわけでもありません。


唯一言えることは、
『自分の選んだ答えが正しい』
ということ。

日頃から、自分の意思や考えを決定し、周囲に伝えていく…

そんな姿勢が私たちには必要なのではないでしょうか?


ではまた、よろしこー(・ω・)ノ☆

2015年03月27日

薬剤師さんが集団から群を抜いて成果を出す医療機関との関わり方〜続編〜について考えてみたよー

こんにちは(・ω・)ノ☆

昨日はマレーシアから帰国した兄と久々に
会って、酒を酌み交わしながら色々と
情報交換をしました☆

マレーシアでは、日本のような河川のインフラが
ないため、多少の雨でもすぐに川の氾濫が起きるとか、
AEONのような大型デパートでは日本の食品が
買えて、中でも邦人が好んで買うのは日本米だそうです。
日本人が経営してる居酒屋では、日本の酒が
飲めるようなんですが、ボトルキープが基本
みたいで、国内で売ってる3000円の焼酎も現地だと
12000円もするそうです。輸入するのに一本あたり
8000円ほどコストがかかるようです。

兄は国内製造業の会社員ですが、国内外問わず
現地でライバル会社を相手にして
他を出し抜くために努力するその姿勢を見て、

どの領域であろうと、
どの国、会社やクライアントであろうと

そこで、
成果を出すためには
《仕事の徹底さ》
が共通して求められることなんだな、
と感じました。



では、前回の続きをやりますね。

集団から群を抜いて成果を出すために、

医療機関とどう関わっていけばいいか?

答えはカンタン

『行動する』ことです。

それも、

『いち早く』

そして、

『誰よりも早く』です。

前回の挨拶しかり、
いち早く動くことをしないと
まず何も生まれません。

でも、それだけでは良好な関係は築けません。


じゃ、どうするか?

それは、

《コンサルティング》していくことです。


え?誰に?

もちろん、

医者相手にです。


何をコンサルティングすればいいかって?

それは、

そのドクターが抱える《悩み事》をです。

なぜかというと、

クリニック、特に単科のドクターは、
その専門以外の患者さんを診察して薬を処方する場合、

《何らかの不安点や懸念》を抱く場合があります。

みなさんも処方せんで見たことはありませんか?

この先生、こんな疾患の患者さん診てるの?

こんな薬まで出しちゃうんだ!
とかね。

医師は、よほど経験豊富な方でない限り、
自分の専門以外の薬には疎いものです。

そういった場合、

薬局、薬剤師さんのアクションの見せどころだと
思ってください。


"先生、この系統の薬剤をまとめてデータベース
にしておきました。今後のご参考にしてください"
とか、

先生、この薬剤を使うとき、これを考慮しないと
保険で切られますよ"

んな感じで
《自分たちは常識でも》、
《医師でも分からないこと》はたくさんあります。

☆☆

手作りの資料でもポスターでも、何でもいいと思いますが、

気をつけなきゃいけないのは、

必ず

『医師が求めるもの』

を提供することです。

的外れなものを提供しないために、

なにで困っているのかを

《見抜く》

必要があります。

医師は、丁寧に

『○○で困っている』

なんて、わざわざ教えてくれません。

だから、こそ

《直接会って会話をする》

ことが必要になってきます。

会話の中で、もしくは、
変な内容の処方が来た場合、


"あれ?これ先生分かってないんじゃないか…"

と『仮説』を立ててみることです。


そこで、初めて

"もしかして、こういうのあったら、先生は喜ぶんじゃないか?"
"診察するときにこういうのあると助かるんじゃないか?"

と思考を巡らせてみることです。

また、メーカーや卸を通して、先生の悩み情報を
聞いてみるとか、色々やり方はあるもんです。


そうすると、どうなるか。

"あー、あの薬剤師さんに聞けば間違いない"
"分からなかったら聞けば何でも教えてくれる"

と、今度は医師の方からアクションが生まれます。

そこで、最も大事になってくるは、

『素早い対応』です。

みなさんも、病院内や
門前の医師から質問を受けた場合、

どう対応してますか?

だいたい、こういうのって、決まって

『難しい質問』

が多いものです(笑)

でも、

大事なのは、『素早い対応』ですから、

《完璧な回答》ではなく、

《正確な回答》が必要になります。

"いや、先生、○○は確かなんですけど、
□□の部分は確実ではありません"

"正確なお答えしたいので、5分だけ時間下さい"

とかね、
そんな流れの対応が求められてきます。


《分かってること》と《分かっていないこと》をはっきりさせて、

それを『確実に』、かつ『正確に』伝える
レスポンスを心がけてみてください。

その『スピード』と『クオリティ』が

あなたの薬剤師としての
『バリュー』に成り得るのです。

☆☆☆

最終的に、
医師、医療機関に
何を売り込むのか?というと、

それは、『あなた自身』ということです。

人任せにせず、まず己が動いて示す。

あなたは組織の顔であり、

組織はあなたの顔になります。

○○病院の薬剤師といえば、Aさんだよね。
○○薬局といえば、Bさんだよね。


周囲が付いていけないほどの『行動力』が
自然と《成果》へと昇華していきます。

まずは、

『動いてみる』ことです。

じっくり考えてからね〜…

なんて言わずにね。

そんなのは、動きながら考えればいいことです。

『失敗する人』に共通してみられることは、

『考える時間が長すぎること』

なんです。

トライ&エラーを繰り返して

自分なりの『行動のスタイル』を作ってみてください☆

では、またそんな感じで☆
よろしこー(・ω・)v




2015年03月17日

薬剤師さんが集団から群を抜いて成果を出す医療機関との関わり方について考えてみたよー

こんにちは(・ω・)ノ

春到来?

春の訪れとともに花粉もやってきて、鼻炎に悩まされる今日この頃(笑)

テレビCMでも、アレルギー薬関連の内容が多いもんねー。
薬局さん、ドラックさんでも、花粉症キャンペーンの波にのって、
OTC陳列を取り入れてるのではないでしょうか。

さて、本日は、
集団から群を抜いてトップに立つために、
周囲の医療機関とどう向き合っていけばいいか?
について考えてみます。

あー、タイトルなげーって
突っ込んでください(笑)



そもそも、仕事とは、与えられたものをこなしていればいいものではありません。
(わたしの記事を読んでる人ならもう分かると思いますが)
与えられたものをこなすのは、仕事ではなく、『作業』です。

仕事とは、自分や組織が『利益』を生み出すために、
『自ら』動いて『形』となるような『結果』を残していくことです。

つまり、『仕事』をしないと、『今以上』の利益は出せません。同じ仕事をしてる以上、利益は一定でも、それ以上の利益、
つまり昇給も賞与もありえませんね。

キビシイ言い方かもしれませんが、
利益が出ないものは、仕事でありません。
それは単にボランティアか、作業と見なされてしまいます。

医療人なんだから、利益なんていいじゃないの〜

…なんてのは甘ったるい言い訳です。

優れた開業医、病院ほど、新しいサービスや技術を導入して、
利益を出しそれをさらにサービスや技術のつなげて好循環させていく。
成功をおさめてる医療機関、成長させている姿勢を見れば、
利益の大切さは一目瞭然だと思います。

そして、努力し成長しようという医師が
地域や社会から選ばれてるのも事実ですよね。

薬局さん、特に薬局薬剤師さんも籠って黙々と仕事してるだけでは
結果は出ません。

今までは良くても、これからは置いてきぼりにされます。

今日話すことは、調剤薬局さん向けになるかと思いますので、
ひとつ考えるきっかけにしてみてね・ω・!



そもそも、
調剤薬局さんが、その利益とやらをまず
確保するためには、何が必要でしょう?


そうです。

それは『処方せん』です。


では、その『処方元』とはどこでしょう?


そう、門前の開業医や、病院になりますね?

門前様が儲かっていれば、必然と薬局さんも儲
けが出やすくなります。

よほど、近隣に他の薬局が多在してなければ…ね。

ただ、『集中度が高い薬局』ほど、『門前の医療機関に依存している』ということを意味します。
一見、独占的展開ですから、成功論にかなってるように見えますが、実は結構リスクが高いです。

《門前がコケたら、薬局も終わる》

このご時世、どこで、どんな不祥事が出るか分かりません。

小さい町医者、大きい病院、著名な医療機関だろうと、なかろうと、それはどこでいつ起きるか分かりません。

表沙汰になる頃には…

もう分かりますよね?

そう、手遅れです。

門前のクリニックドクターが倒れたら?
なんて考えるとぞっとしますもんね。

1医療機関に対し、1調剤薬局の体勢がハイリスクになりつつあることを
まず認識しましょう。

では、

薬局の利益が、門前様に依存度に左右される中で、調剤薬局さんは、
『どのように動けば良いか?』ってことになります。

☆☆

結論から言うと、
『連携医療機関を増やし』、
『リピート率を上げる』
ってことです。

患者さんのリピート率や新規数って、どこの薬局さんでも統計をとって、
その為の工夫を普段からみなさんも実践してることだと思います。

丁寧な接客、来店やすいレイアウト作り…とかね。

でも、わたしの指す『リピート率』というのは、ちょっと違います。

リピートの対象を『患者さん』ではなく、
『発行元』の?《医療機関》を対象に考えます。

医療機関のリピート、

つまり、

その発行元の処方せん枚数、つまり患者数を
増やしていく考えです。

たとえば、
メインのAクリニックから100枚、近隣のB病院から2枚、C医院から1枚のところを

メインのAクリニックから100枚、近隣のB病院から20枚、C医院から10枚へと
増やしていくってことです。

え?それができたら、苦労しねーじゃん。

て、思いますよね?

『自分のところでは』やってなくても、
他はすでにやってるかもしれないから
頭の隅にでも入れておいたほうがいいかもしれません。

☆☆☆
じゃ、わたしたちはどう動いたらいいの?
ってはなし。

まずは、ずばり
【定期的な挨拶、訪問】

え?そんなこと?
って思うかもしれませんが、

そうです、『そんな簡単なこと』すら他の薬局さんは
やりたがらないし、してません!

『顔見せ程度』の挨拶はしてるとこもありますが、

問題は『挨拶内容の質』です。

決して、宴会やゴルフ談話レベルの挨拶ではありません。

挨拶訪問は、まず『何のために』行くか?を
考えましょう。

個人的な意見ですが、
そこの医療機関の患者さんが一人でも来れば、挨拶にいったほうがいいと思います。
(大きい病院だと処方医に面会するのは難しいかもしれませんが)

ただ挨拶だけでなく、『なぜ?』『何のために?』会う必要があるかを
『形』にしたほうが、
面会、面談の質が向上して、
《自分を強く印象付ける》ことができます。

疑問に思う点、処方意図が知りたい、症例検討として医師と協議したい、
そんな気持ちを準備して、挨拶に乗り込みましょう。

その医師がどういう専門家で、
どういう実績を積んでいるか、
論文や本が出ていれば、
それを予習して頭に入れていく。

『いつもお世話になってます。
先日の○○さんの△△病について、先生の治療指針をお聞かせ願えませんか?』
とかね。

急に出向くのは失礼なので、クラークさん通すとか、電話とかメールとか
色々アポイントを取る手段はあります。

そして、
医師の忙しさを考慮して、必ず『時間』を入れます。
アポイントの鉄則ですが、
『お昼時間の3分でいいので』とか、『診察前の5分だけお時間下さい』とかね。

医師も、自分について興味を持ってくれて自分から
学びたいと思ってる薬剤師を粗末に扱いません。

まず、顔を知ってもらい、
名前を覚えてもらう。
医療機関のスタッフに顔パスされるくらいの
レベルになれば、
あとはこっちのものです。

訪問も一回だけではまず難しいでしょう。

個人的な感覚ですが、慣れるまでは月一回程度から始めて、
慣れてきたら二〜三ヶ月おきにするとか、
医師のスケジュール伺いながら定期的に
続けていくのが大切です。

そんなの上司とかマネージャーがやれよ!
という人もいますが、

あくまで、現場の自分達がやることに意味があります。

だって、その上司とかマネージャーさんが
実際に患者さんの対応するわけじゃないもんね。

自分と医師のホットラインを太くしていくことで信頼感が
生まれてくるものです。

そんなのがしばらく続くと、

別に患者誘導するわけでもないのに、
なぜか、自然とメイン薬局ではない自分の薬局のほうへと
患者さんが集まってくるようになります。
(※個人的に指定した薬局への誘導はいけませんよ)

今の若い医師達は、世間話で時間は取られたくないと考えてます。
ですが、症例や最新のエビデンスなどには
高いアンテナを張ってますので
そういった土産話も有効に活用すると良いですね。




ちょっと長くなりそうなので、

今回はここまでね〜

次回は、さらに展開していくつもりで(笑)

じゃ、またよろしこー(・ω・)ノ☆

2015年03月10日

薬剤師さんのチャンスを生かし成果を生む方法について考えてみたよー

こんにちは(・ω・)v

前回は、仕事をする際に働くための『動機』についてお話ししました。

じゃ、いざモチベーションあげて働こうと思っても、

働きたい『ところ』で働けないと、前に進めませんよね?

また、働きたくない『ところ』で働いてて、どう自分を

切り開いていいのか分からないと思います。

そんな困ってるあなた。

目の前の仕事や今取り組んでることに磨きをかけるのが

一番早い方法ではあります。

ついつい、仕事と関係ないことしてませんか?

プロのサッカー選手が、メジャーリーグ目指してしまうような

誤った方向性を持ってしまっている薬剤師さんが、

結構自分の道から外れて迷子になりやすいものです。

転職を繰り返したり、娯楽に逃げてしまったり、資格コレクターに走ったり・・・。

今自分が取り掛かっている仕事にまず目を向けることが、

その他の群から半歩抜け出すための≪気づき≫であるということを理解する

必要があります。



一歩、二歩と先を歩いてるライバルを脇で見て

・・・なんで、アイツあんなに出世が早いんだろ?

・・・なんであんなにイイ仕事与えられてるんだろ?

きっと運がいいだけだ。

上司にヘコヘコしてるからだろ、

おれもいつかは違う部署で働けるだろーなー

・・・なんて

そんな気持ちで指咥えてても、何も始まりません。

今回は、働きたい『ところ』、働きたくない『ところ』で

うまく活躍する≪チャンス≫を生むためのヒントを提供したいと思いますv

☆☆

まず、どんな働く≪環境≫であれ、自分をアピールしないと

新天地での採用でも、既存の環境でも

活躍する機会は失ってしまいます。

そんな中で、どうチャンスを生み、活躍するにはどうしたらいいか?

わたしが提唱する・・・
チャンスを得るために必要な『基本3姿勢』

@攻める
A売り込む
B結果にこだわる

なんだか、かたくるしいけど気軽に聞いてね。

@攻める
まずは、何事においても『受け身にならない』ということ。

仕事は≪与えられるものではなく、自分で探すもの≫というのが

原則ですから、指示や命令だけの仕事をしてはいけません。

これ、わたしがやります。あれ、わたしにやらしてください。

こんな積極的な姿勢は○ですが、まだ中級です。

わたしたちはプロですから、

それに加え、1コでも2コでも多く仕事を見つけて、≪率先≫して

いち早く作業をこなすことが求められます。

・どうしたら仕事を効率よく回せるだろうか?
・どうしたら、薬の取り違いをなくせるだろうか?
・どうしたら早く作業を終わらせられるだろうか?
・スタッフは今どういうことに困っているだろうか?
・上司はどんな問題を抱えているだろうか?

これらは例えですが、自分がいかに≪先回り≫して

問題を見つけ出し、『解決の手を打っていくか』が

求められてきます。

問題が出るのを待っててはいけない。自分であぶりだして

先手先手を打っていくことです。

A売り込む
自分が仕事の成果を積み上げていっても、それを評価できる

上司や体制に恵まれないのがほとんどです。

なので、自分を認識させるために≪売り込む≫必要があります。

ここでは、だれに?どこで?がキーとなります。

ミーティングで、上司に、か。
会議で、社長に、か。
全体研修会で、全社員に、か。
社外の学会や○○研修会で、他の薬剤に、か。

売り込むのは誰か?それはどこで?売り込むことができるのか?を

考えていけば、おのずと答えが出るものです。

ですが、説得材料として、良いものを≪クオリティ≫として

積み上げていくのは大前提となります。

実績なしで、自分を売り込んでも誰も信用しません。

売り込みも、ぜひわたしを使ってください!と
たんに売り込むのではなく、

それがどんな形で役にたつのか?

自分が、その部署やチームに入ることでどんな恩恵があるのか?

それが、どう企業や、患者さんにベネフィットをもたらすか?

そのために自分ができることは?

その他大勢から≪抜き出る≫ってことはここまで要求されますし、

結果を出す人はストイックにここまでこなせる人物ってことです。

B結果にこだわる
すべての作業は、結果をだすことに意義があります。

それが企業の利益であったり、患者さんの健康であったりもします。

≪結果を意識すること≫

そこに求められるのは、
プロフェッショナルな『スキル』と『マインド』です。

@で、自分の強みを持っているか?
Aで、そのクオリティが誰に?どんな形で恩恵をもたらすのか?

それが、結局のところ、

どんな『良いこと』があるのか、と≪最終的な結果≫を意識することです。

人と同じことをしてたり、同じことも考えてても、その他一般薬剤師と

同じになってしまうと思うのね。

でも、何か自分を変えたかったり、ひとつでも学ぼう、ぬすもうと思って

こうやって記事読んでくれてるんだよね。

それを無駄にしないためにも、

わたしとあなた(企業や患者さん、社会)をつなぐものは何でしょう?
それがもたらすものは何でしょう?

そんな風に、常に考えることを意識してみるといいじゃないかな。

☆☆☆

チャンスをモノにできる人、スピード出世する人は決して運やフロックではなく、

そこに≪裏付けされる働き方≫で実績を実証している、と考えるべきです。

小さい仕事ができない人間に、大きい仕事はできません。

数少ないチャンスをモノにできるかは、小さい仕事で成功体験を築いていけるかって

ことです。仕事環境にグチグチ言う前に、全力でやって成果をあげてくと

ほかのところ(他社や他部署)からお誘いや引き抜きもくるもんです。

自分で職探しなんてするよりかは、意外と早く移れちゃうかもしれませんよ。


えー!これからそんな仕事やらないとだめなのー?って言う人は、

周りの3倍のスピードで実践すれば、遅れもすぐに取り返せると思いますよv


では、またよろしこー(-ω-)zz
明日起きれるかなぁ笑

2015年03月06日

薬剤師さんの働く動機について考えてみたよー

こんにちは(・ω・)ノ☆

春の匂いがチラホラしてきてる今日この頃。

雛祭り、桜の開花予想、色んな風物詩から春の訪れを
感じることができると思います。

学生は卒業シーズンから、新しい社会に飛び込む節目ですね。

進学する人、就職する人、転職する人。

新しい環境に身を置くということは、わくわく感や
不安感が混じった不思議な感覚を覚えるものです。

先日、スタッフから芦田愛菜ちゃんが薬剤師を目指してるようだと話題がありました。

女優やりながら、学業を志すってとても感心しますね。

これって、人によって賛否両論みたいで、
簡単になれると思ってんの?とか大したもんだ!とか
意見が分かれてくることなのかなぁと思います。

個人的には、小学生なんだから夢や目標は持ったほうがいいと思うのね。

でも、現実的な話し、二足のわらじは
相当の『覚悟』がないと続かないと思うんです。

女優にせよ、薬剤師の仕事にせよ、相当勉強も必要だし、
それで終わりじゃないしね、それを実践して、
失敗して、改良して、でまたやって努力してと、

その繰り返しで人って『磨き』がかかってくるもんだから
あ、だめだ、やーめよっと、では難しいと思います。

でも、二足のわらじでも成功することを祈ってます(・ω・)☆


よく最近のアイドルがさ、グループ抜けて
ソロでやりますとか、モデルやりますって子いるけど、
そんな甘ったれた覚悟でうまくいくはずないもん。
そもそも、アイドル目指して花咲かせない人が
何やっても中途半端なまま終わるだけだもんね。

薬剤師にも同じことが言えます。

病院つまらないから、調剤薬局へ。

調剤薬局つまらないから、ドラックストアへ。

なんてやっても、結局また辞めるだけです。

それよりも、ここで、こういうこと勉強したいんだ!
こういう仕事で自分のスキルアップを図りたいんだ!って

働く前の『前提』みたいな
『動機』が必要です。

それがないと、なんのために仕事してるか
分からなくなってくるから。

その内、モチベーションもさがって、
周りの遊んでる連中に流されて、
堕落していく。

気づいた頃には、わたし何やってんだろって。


何かやろうとした時、何かを志した時、
そこに『集中』して物事を突き詰めていかないと
何も成長しないし、得るものもありません。

その分野のすべてをマスターせよと言いません。
でも、ここは敗けないぞ!ってものを
1つ作ってほしいと思います。

それが出来た時にはじめて、違うステージで
働く機会が与えられるものです。

そのステージで逃げても、結局同じ問題で悩むだけだからね。

じゃ、またよろしこー(・ω・)v

2015年03月01日

薬剤師さんの肩書きについて考えてみたよー

こんにちは(・ω・)ノ

今日は、薬剤師さんが結構な確率で遭遇するであろう

自称有名人を名乗る薬剤師さんに騙されないよう警鐘を鳴らしたいと思います。


いろんな勉強会や学会、研究会に顔を出すと決まって、名刺交換をすると思うんですが、

頂いた名刺にびっしりと自分の肩書きを書いてる連中を目にします。

役職や立ち位置を提示するために、最低限の情報を名刺に記載するってのは

大事だと思います。

私も、名刺に自分の身分を最低限名刺に記載してあります。

講演会での紹介でも多いですが、肩書きをズラズラとたくさん出す人も

いますよね。

ただ、『何これ?』って思う名刺を頂戴することが多いのも事実です。

聞いてても、『肩書き長っ!』と思わず突っ込みを入れたくなる場面もあります。

たとえば、

○○理事
△△代表世話人
××相談役
□□委員

・・・とか。

ひどいと名刺の表に書ききれなくて

裏にまでびっしり15,16役職??を無駄なほど

書いてる方を見かけます。


肩書きをたくさん載せて
それが自分で恰好いいと思っているのでしょうか?

それとも
周囲になめられなくないと思って誇示しようとしてるのか?

そんなのわかりませんが、

名刺を受ける側から見れば、

それは『失笑のもの』です。

名刺や講演会でのマナーは、

最低限の≪確かな≫『実績に関する情報』だけで十分なんです。

はっきり言えば、余計な『アピール』がうるさいんです。

なんで、こんなことを言うかというと・・・

みなさん、

『騙されるんです』

人が良いからというのもありますが、

薬剤師さんはどうしても、『地位』とか『名誉』に弱いんです。

病院とか薬局の狭い社会で生きてるとどうしても、

弱い立場の者に対して、強い?自分を誇示したくなるものです。

そして、それをそのまま疑いもせず、真に受けてしまう。


ひとつ言えることは、名刺にたくさん肩書きを載せてる方ほど、

それほど『大した仕事』はしてません。

これはたくさんの著名人にお会いした中での『勝手な経験則』ですが、

まず、10人中8,9名はみごとに当たります。

ただの経験則ではありますが、

それには根拠もあります。

肩書きが好きな方は、

『肩書きを作るための行動をする』ので、研修会や団体系の仕事には

積極的に顔を出しますが、現場レベルのものには顔を出したがらない傾向になります。

現場で最前線でやっても、肩書きは作れないからです。

たまに、現場の仕事をやることはあっても陣頭指揮を執ってやりたがないものです。

なので、肩書きがお好きな方の仕事現場を見に行くと、後輩から無視されてたり、

現場で浮いてたりするケースがあります。


それに反し、

話しが堪能な方、本物の有能人、大学や有名処でご活躍されてる方というのは、

名刺や肩書きが

『シンプル』です。

これは決まって共通してることです。

本物志向は、

≪肩書きにこだわらない≫ということ。

それよりも、

こういうことをして活動してます、研究してますと

『中身』を重視してます。

講演内容や名刺交換の中での会話が、とても≪情熱的≫で≪魅力的≫な

ものであれば、

オーディエンスは好んで顔も名前も憶えてくれます。

それだけじゃない、その人のファンになり、友人や先輩・後輩を紹介して

くれるので、≪肩書き作成活動≫をしなくても

自然と人が寄ってきて、人の輪ができるのです。


そして、

この≪人の輪≫を作ることが大切なのです。

わたしたちは、決して威張るために仕事し、

肩書きを持っているわけではないってことです。

≪有名人≫になる努力ではなく、【有能人】になる姿勢が必要なんです。


現場レベルでの仕事を小ばかにしてはいけませんよーってこと。

それが「肩書き大好き自称有名人」に特に多いってこと。


大きい肩書きに惑わされないこと。

この人は、何に励んでいるんだろうか?

どんな実績を挙げ続けているんだろうか?

どこにみんな魅力を感じているんだろうか?

と、自分の目できちんと、

外側ではなく、≪人を見る≫ってことが大切ですよ。


では、またよろしこー(・ω・)ノ”
ファン
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