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ヒポキサンチングアニンホスホリボシルトランスフェラーゼ(HGPRT)とは

ヒポキサンチングアニンホスホリボシルトランスフェラーゼ(HGPRT)
とは、プリン塩基の代謝物である
・ヒポキサンチン(またはキサンチン)
・グアニン
から再びプリンヌクレオチドに再合成(サルベージ)するために必要な酵素である。
(※つまり、ヒポキサンチン→イノシン酸、グアニン→グアニル酸への反応)


(1)プリンヌクレオチドは新生経路(de novo経路)で作るのが大変であること。
(2)プリン塩基の最終代謝物の「尿酸」は血中溶解度が低く、析出しやすいこと→高尿酸血症、痛風の理由

以上の理由から、ヒトでは活性が高い酵素である。


この酵素(をコードする遺伝子)が欠損(突然変異)すると遊離プリン塩基が
サルベージされずにそのまま尿酸となるので、高尿酸血症となりやすい。

また、モノクローナル抗体の作成の際には、
HGPRTが欠損しているミエローマ細胞(骨髄腫細胞)を利用して
HAT培地というプリンヌクレオチドのde novo経路を阻害するアミノプテリンを含んだ培地を
用いることで、目的とした抗体を産生するB細胞HGPRT(−)ミエローマ細胞のハイブリドーマを作成しそれを大量培養することで、「抗体医薬品」を作っている。
   
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