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エフェドリンとプソイドエフェドリンの違い

エフェドリンプソイドエフェドリンってどう違うかご存知ですか?

エフェドリンは、生薬である麻黄に含まれているアルカロイドであることが有名ですね。

一方、プソイドエフェドリンはOTC医薬品の風邪薬や鼻炎薬に
そして、最近ではサノフィ・アベンティスから発売されているディレグラ配合錠に含まれていることが有名です。

それでは、まず構造の違いから見てみましょう。

【1】エフェドリンの構造

エフェドリン
※アンフェタミン、メタンフェタミンは覚せい剤です

【2】プソイドエフェドリンの構造

プソイドエフェドリン

似ていますね。覚せい剤にも(笑)
そもそも、"プソイド" という言葉が「似て非なる」 あるいは 「まがいものの」 を表す
接頭語 pseudo- のドイツ語から来ていますので。当然です。
つまり、この2つの化合物は化学式としては同じなのですが、
立体構造が違う、光学異性体(エナンチオマー)の関係なのです。

この微妙な立体構造の違いが薬として次のような薬効の違いを示すようになります。

【1】エフェドリン
・交感神経刺激作用を有し、血液脳関門を通過しやすいので、中枢興奮作用が強い
・血圧上昇、心拍数増加作用を示す
・β刺激作用により、気管支を拡張させるため、気管支喘息に適応がある

【2】プソイドエフェドリン
・エフェドリンに比べて、中枢興奮作用が弱い
・血圧上昇、心拍数増加の作用が弱い
・気管支拡張作用はエフェドリンと同等である
・抗炎症作用や利尿作用はエフェドリンよりも強いとされている

漢方薬で「麻黄湯」というのがありまして、
感冒、インフルエンザ(初期のもの)、関節リウマチ、喘息、乳児の鼻閉塞などに適応があります。

麻黄湯はその名前の通り、麻黄(エフェドリン)の含有量が一番多い漢方となります。
その量は1日量でマオウとして5g、
エフェドリンに換算すると概算になりますがエフェドリンを75mg摂取することとなります。

さらに、上述のディレグラ配合錠は1錠にフェキソフェナジン30mg、プソイドエフェドリン60mgが含有されているので、
プソイドエフェドリンが1日量(4錠)で240mgとなります。

想像以上に多いですね・・・
それは、アレルギー性鼻炎にもメチャクチャ効きますよ!
鼻炎持ちの私としてはディレグラ配合錠には助けられています。

私は、以前麻黄湯とディレグラ配合錠を一緒に飲んだことがありまして、
そのときはやたらテンションが上がった気がします笑
しかし、高血圧のリスクは非常に高いため、常用してたらダメですね。

実は、エフェドリンは、その交感神経刺激作用、中枢興奮作用から
代謝を亢進させるためダイエット薬として利用されたり、勉強のときの集中力を高めるために利用されたりします。

「麻黄湯」と「ディレグラ配合錠」の組み合わせは、
おそらく、現在最もエフェドリンを摂取できる方法かと思います。

リスクは大きいので推奨はしませんが、
理論的に、入手しやすい医薬品の中ではこのコンビネーションが最強かと思います。

この2つを組み合わせて服用した場合は
心悸亢進、血圧上昇、頭痛、手指の震え(振戦)、発汗、排尿困難、不安・幻覚などなど
様々な副作用の可能性がありますのでご注意ください。
   
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