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放射性同位元素の半減期とその利用・応用

半減期

3H…12.3年 (水素化合物の追跡)

14C…5730年 (炭素化合物の追跡、年代測定に利用)

18F…110時間 (18F–FDGとしてPETに応用)

32P…14日 (リン化合物の追跡)

35S…87日 (硫黄化合物の追跡)

51Cr…23日 (臨床血液学への応用)

59Fe…45日 (臨床血液学への応用)

60Co…5年 (放射線殺菌、放射線治療に便利なγ線源となる)

99Mo…67時間 (ミルキングの基となるRI)

99mTc…6時間 (99Moからミルキングにより得られる。SPECTに応用)

123I…13時間 (甲状腺疾患の検査)

125I…60日 (甲状腺疾患の治療

131I…8日 (甲状腺疾患の検査)

※赤は低エネルギーβ−線をだすため、液体シンチレーションカウンタに◎


Rh血液型の頻度

●Rh血液型は、血液型抗原として48種類が発見されており、最も種類が多い血液型である。

●最も抗原性が高いのがD抗原であり、Rho(Rho抗原)とも表記される。いわゆる"Rhマイナス"とはD抗原が陰性の人をさす。日本人の0.5%がRhマイナスである。

●その他、臨床的に重要なRh血液型はC,E,c,eである。

【D抗原検査法】
1) 抗D試薬を用いる。
→遠心後に判定をして、凝集があればD陽性
  凝集がなけれなD陰性となるが、D陰性確認試験が必要である。

(D陰性確認試験)
2) 抗ヒトグロブリン(クームス)試薬を用いる
→遠心後に判定をして、凝集が認められれば僅かながらD抗原の存在を証明できたのでweak Dという結果となり、これでも凝集がなければD陰性が確定する。なお、weak Dの頻度は日本人では10万人に4人といわれている。

なお、weak D の患者さんが輸血を必要となってしまった場合は
D陰性の血液を輸血しなければいけません。


※この他、D抗原があるものの一部のエピトープ(抗原決定基)が欠損しているものをPartial Dといい、モノクローナル抗D抗体試薬の反応によって判定するものもある。日本人では14万人に1人と極めて稀な血液型である。

Rh血液型の表現型について
日本人で、最も多いRh抗原遺伝子の組合せは、CDeで約65%で、ついで多いのがcDEで約25%である。その結果、表現型として最も多いRh血液型はCCDeeで、約43%の日本人が該当する。次に多いのがCcDEeで約38%である。

※全ての抗原を持たない表現型をRh(null)といい、日本人に6人程と言われている。

「−D−」という血液型について ※以下は日本赤十字社のホームページより引用

Rh血液型は基本的なCEとDの2つの抗原系で構成されています。このうちD抗原を持つものをRh陽性、持たないものをRh陰性と呼ばれており、欧米人で約15%、日本人で約0.5%のRh陰性の方がいます。
もう一方のCE抗原系はC(またはc)とE(またはe)のいずれかの抗原を持っており、そのタイプはCE、Ce、cE、ceの4つの型が一般的です。
しかし極めてまれですが、CE抗原系をまったく持っていない方がおり、D抗原系と合わせて−D−(バーディーバー)と表記されます。つまり、D抗原以外のC(またはc)とE(またはe)の抗原が存在しないので−D−と表わされるわけです。
日本人での頻度は20万人に1人とされていますが、実際はもっと頻度は低いと言われています。
また、−D−はD抗原だけしかありませんが、通常の検査ではD抗原の有無しか調べないので、単なるRh陽性として取り扱われてしまいます。
−D−の方はCE抗原系がないため、輸血、妊娠により抗体(抗Rh17)を産生する可能性があり、輸血する場合はこのまれな血液型と同じ−D−の血液を輸血しなければなりません。

臨床検査技師国家試験〜染色体異常症〜

・フィラデルフィア染色体は慢性骨髄性白血病CMLの90%以上に陽性となる。
・フィラデルフィア染色体は第22番染色体に形成される。

・多発性骨髄腫には、特異的に異常染色体はない!
(国家試験で〜染色体の異常によるものである、とひっかけてくる)

ダウン症は21番のトリソミーで優性遺伝や劣性遺伝という概念はない!
(国家試験では18番トリソミーとひっかけてくるが、18番トリソミーは女児に多いエドワード症候群である。←男児は死産に至る)

・性染色体はXのほうが大きい
(男性はXYで、女性はXX。身長のイメージと逆なので注意する)

・ターナー症候群は45本しか染色体がなく、XO;エックスオーと表記される(女児のみ)

・クラインフェルター症候群は染色体が47本で、XXYと表記される。(男性だが、女性っぽくなる)

核型記載法
del・・・欠失(deletion)
inv・・・逆位(inversion)
t・・・転座(translocation)
※その他にもinsetion;挿入、 duplication;重複などがある

(覚)「バーキットリンパ腫では、8番と14番の相互転座がみられる。」

慢性骨髄性白血病AML〜FAB分類〜
有名どころで覚えておかなければならないのは次の3つ
・M2のt(8;21)
・M3のt(15;17)
・M4Eoの16番逆位→inv(16)

臨床検査技師国家試験〜血液検査学まとめ〜


血液粘度の基準値(比粘度)
・男性…約4.7
・女性…約4.4
※「女性が血液粘度4.5」ならな基準値内!

全血比重
・男性…1.06
・女性…1.05
※「全血比重が女性で1.75」なら異常!→免疫グロブリンの増加などが考えられる。

血漿比重の基準値−1.025〜10.29

循環血液量の基準値は70〜80mL/kg
(7〜8%あるいは、1/13と覚える。国家試験では13%とひっかけるパターンが多い)

ヘマトクリット値
男性…45%〜
女性…40%〜
※「女性のヘマトクリット値が41%」ならば正常!

血漿のpHは約7.4の弱アルカリ性

(正文)「胎生約4ヶ月目からは骨髄でも血球産生が始まる」◯

血球の寿命
・赤血球は約120日
・白血球(顆粒球)は1〜7日 ※ただし、好中球の血管内寿命は約10時間と極めて短い
・血小板…約10日
・リンパ球…3、4日の短いものと、100〜200日の長いものがある。

フェリチン(水溶性の鉄貯蔵蛋白)の基準値
・男性…20〜250ng/mL
・女性…5〜120ng/mL

リンパ球の基準値
1500/μL(〜4000/μL)
※500/μLになっていたら異常事態である。

リンパ球のうちT細胞の割合は60〜90%くらいを占め、
B細胞は5%〜20%程度。(T細胞のほうが多い!!)

ヘルパーT細胞/キラーT細胞の割合=1.2〜2.0
(ヘルパーT細胞のほうが多い!!)

フィブリノゲンの基準値
200mg〜400mg/dL

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ヘムの合成に必要なビタミンはビタミンB6である。
※ビタミンB12とひっかけてくるが、B12が必要なのは血球の核の合成過程なので注意
【解説】δ-アミノレブリン酸シンターゼの補酵素としてビタミンB6(ピリドキサールリン酸)が必要であり、B6が欠乏することにより、ヘムの合成過程が進まず、鉄芽球性貧血の原因となる。

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・ヘモグロビンは赤血球内の約1/3を占めている。←2/3とひっかけてくる。
※MCHCの基準値は約30〜35%のことを思い出そう!

・メトヘモグロビンは鉄イオンがFe2+(正常)→Fe3+(異常事態)となってしまっているもので
酸素の結合能力はありません!!

・(正文)「ヘムはプロトポルフィリンと鉄からなる。」◯

ヘモグロビンFはアルカリ抵抗性が強い
【解説】"アプト試験"といって、1%の水酸化ナトリウム溶液を加えて色調に変化がみられなかった場合は「ベビー血」と判断する検査があります。新生児の80%ほどがヘモグロビンF(サブユニットはα2γ2)であることを利用しています。ただし、生後2ヶ月からヘモグロビンA(サブユニットはα2β2)が優位になってくるので、それ以降はあまり有用ではなくなってきます。

・ヘモグロビン1分子で4つのヘムを含んでいる→4つの鉄イオンを持っていることとなる。
※ここで注意したいのは、ヘモグロビン1分子にふくまれる「グロビン蛋白」は1つであるということ。(なお、酸素分子O2はヘム1つにつき、1分子くっつけるので、ヘモグロビン1分子は4分子の酸素の保有能力がある。)

・ムラミダーゼとは?
→リゾチームの別名!多糖類の加水分解酵素であり、溶菌作用を有する

前骨髄球に含まれる酵素
ムラミダーゼ(=リゾチーム)
ペルオキシダーゼ
・エステラーゼ
・酸性ホスファターゼ
・βグルクロニダーゼ
※アルカリフォスファターゼは二次顆粒に含まれる酵素なので、前骨髄球には含まれていないこともポイント

ラッセル小体とは
【解説】形質細胞の封入体である。免疫グロブリンの過剰産生により形成される小体で、ブドウの房のようなかたちに見える。多発性骨髄腫などで観察される。

赤沈が遅延するもの(遅くなる→沈降するmm数が減少→赤沈低値
1)多血症
2)DIC
3)無フィブリノゲン血症
この3つを覚えておけばOK!

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血小板
・核はない
・直径は2~4μm(ちなみに赤血球は7~8μm)
・容積は5〜10fL
ミトコンドリアは持っている!!
・巨核球からできる。(細胞質がちぎれたものが血小板)
・破壊される場所は赤血球と同じく脾臓である。
・寿命は約10日間
・血小板内にはα顆粒と、濃染顆粒の2種類の顆粒がある
※炎症時に、(炎症性サイトカインの働きにより)血小板は増加すること知っておく!

(正文)「トロンビンは血小板を活性化させる作用がある。」

α顆粒に含まれているもの
・βトロンボグロブリン
・血小板第4因子
・von willebrand因子
フィブリノゲン ※フィブリノゲンは血小板のα顆粒にも入っていることを知っておく!

濃染顆粒に含まれているもの(無機質系のもの)
・ADP
・ATP
・セロトニン
・Ca2+

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異常赤血球

1)標的赤血球
【解説】低色素性赤血球がダーツのターゲット様にみえる。鉄欠乏性貧血、閉塞性黄疸、サラセミアでみられる。国家試験的には後ろの2つがよく出るため重要。
※なお、再生不良性貧血では、赤血球像は正常となるため、標的赤血球とはならない

2)球状赤血球
【解説】遺伝性球状赤血球症や自己免疫性溶血性貧血AIHAにみられる。球状赤血球は、赤血球浸透圧抵抗の減弱と、溶血からくる赤芽球の過形成→網赤血球の増加を特徴とする。

3)鎌状赤血球
→鎌状赤血球がみられたらヘモグロビンS異常症を疑う。

4)涙滴赤血球
→涙滴赤血球は原発性骨髄線維症でみられる。

5)有棘赤血球
→無β-リポ蛋白血症(=LDLがない状態)でほぼ必発する。

6)菲薄赤血球
→鉄欠乏性貧血のほか、鉄芽球性貧血でもみられる。

7)破砕赤血球(分裂、断片赤血球とも)
【解説】心臓の弁膜症や、微小血管障害性溶血性貧血、DICでみられる。微小血管障害性溶血性貧血とは、溶血性尿毒症症候群HUSと血栓性血小板減少性紫斑病TTPのことである。

※突発性血小板減少性紫斑病ITPでは免疫グロブリンと補体による溶血となるため、物理的破壊で発生する破砕赤血球はみられないことも同時に覚えておく。

   
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