アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2020年04月05日

とある科学の超電磁砲T 9話感想 美琴・食蜂タッグの無双から転じて佳境に向かう物語

9話 警策看取(こうざくみとり)


※原作未読の方はコメントオフでの視聴をオススメします。
あらすじ
超電磁砲T_0913.JPG
黒子らが警策の情報を収集中、佐天は借り物競争中の当麻と遭遇し、お守りを貸し渡す。
その後廃工場を探索中に警策らの組織に遭遇、殺されかけたところをショチトルに救われる。
一方、美琴と食蜂は幻生のいる会議場を襲撃し幻生を捕縛するも、影武者だとわかる。
食蜂は影武者の記憶内の幻生の言葉を聞き、美琴とともに自身の隠れ家へと急行する。
感想
超電磁砲T_0901.JPG
超電磁砲T_0902.JPG
超電磁砲T_0910.JPG
グラサン&スーツ姿の美琴がカッコいい。しかし外見を変えても超電磁砲でぶち抜いたら足がついてしまうのでは……。これくらいのことが出来る能力者が特定不能なほど多数いるということだろうか。恐ろしい街である。久しぶりの必殺技・超電磁砲は今回も専用作画スタッフ(澁川大佑さん)がいる凝りよう。撃つまでの作画もぐりぐり動いて見応えがある。

超電磁砲T_0911.JPG
超電磁砲T_0912.JPG
警備に見つかってごまかす美琴だが、顔を隠しているとはいえ運動靴の子供なのであからさまに怪しい。まあ怪しんでいるのをお互い承知の上での駆け引きなのだろうが、こういう若い能力者の傭兵が珍しくない可能性もある。それはさておきこの警備のおじさんが大変いいお声をされている。CVはおそらく中野泰佑さん。こういう評価の仕方が正しいのかはわからないが大塚芳忠さんっぽくて良い。ハイバリトンという声質らしい。

超電磁砲T_0903.JPG
超電磁砲T_0904.JPG
「蟻一匹逃しちゃダメだゾ☆」「「ハッ!!」」
洗脳して意志を奪っている連中をかしずかせることになんの意味があるのか。実質的に一人遊びであり、食蜂の性格が現れている。ちなみに「はい、みんなおすわり☆」はアニオリのセリフで彼女の「女王」気質を強調する演出となっている。運痴少女一人で傭兵組織が機能不全に陥る様はなかなかの恐怖だが、4話と違って味方なところが心強い。性格も能力も真逆なレベル5がタッグを組んでの無双はカタルシスが強い展開である。

超電磁砲T_0905.JPG
「この目の奥に蟠(わだかま)る闇は同一人物に思えますの」
そうかな……そうかも……。アニメの作画があっさりめで可愛いので闇を感じるかと言われると同意しがたい。

超電磁砲T_0906.JPG
超電磁砲T_0907.JPG
佐天さんと上やん邂逅。CV阿部敦さんの12年前から変わらぬ「不↑幸ぉーだぁー!」が実家のような安心感を与えてくれる。わずかな得点のために駆けずり回る当麻と、それを見捨てられずに見ず知らずの男にお守りを託す佐天さん、どちらもレベル0のお人好しという点で共通点を感じる二人である。

超電磁砲T_0908.JPG
超電磁砲T_0909.JPG
書庫(バンク)で噂話を教えてくれる受付のお姉さん。原作では重要なことを喋るわりに登場がやや唐突なので、これはこの場にいない佐天さんの役割を負ってる人だな……ということを感想で書こうと思っていたらアニメでも「佐天さんと気が合いそう」という言及がされて笑ってしまった。ですよね。アニオリシーンは黒子が美琴を意識するところも追加されているが、これは6話と違って美琴と共闘した後なので問題ないように思える。

超電磁砲T_0914.JPG
超電磁砲T_0915.JPG
超電磁砲T_0916.JPG
超電磁砲T_0921.JPG
で、その佐天さんだが単身、廃工場に潜入中……おいやめろ。無敵のレベル5タッグと対比して不安しかない。命が助かったのは偶然の度合いが大きいので性格の粗忽さを否定できないが、ショチトルに助けられたのは彼女の人望(?)のおかげとも言える。なぜ助けてもらえたのかなどショチトル周辺の謎は2話感想で書いたように禁書1期円盤特典の小説、もしくは禁書本編を読まなければわからないので、超電磁砲のみ・アニメのみ視聴の人は深く考えないようにしよう。超電磁砲はこういう禁書ありきの描写・禁書読者へのファンサービスが多い作品なのである。

超電磁砲T_0918.JPG
超電磁砲T_0919.JPG
警策看取のCVは富田美憂さんで「異世界レビュアーズ」のクリム役、「ぼくたちは勉強ができない」の緒方理珠役でおなじみ。ぼく勉は一期も二期も全話見たのに、理珠と違って飄然としたトーンであるせいか全く気づかなかった……。それが「こんなところでつまづくわけにはいかないし……」のところでぐっとシリアスなトーンになるのがいい。その部分や「学園都市を離れたほうがいい」など喋るたびに絶妙な伏線を張っていくキャラである。

超電磁砲T_0920.JPG
超電磁砲T_0917.JPG
ショチトルと警策が仲間割れしたことでまた話が複雑になったように見えるが【幻生&警策】が思想をもった敵対勢力であり【ショチトル・馬場・博士(ショチトルの電話相手)】はただの兵隊なので後者は美琴や佐天さん、食蜂らと敵対する意味がなくなった状況である。

超電磁砲T_0924.JPG
超電磁砲T_0925.JPG
「やれやれ、久しぶりにまともな仕事が回ってきたと思ったのですガ」
カイツのセリフはさほど多くないが、このちょっとしたセリフから性格が読み取れる。彼にとってSで従事していたレベル6シフト計画の警備はまともな仕事ではなく、善悪を問わないプロフェッショナル気質と推察できるが個人的には善性を好むこと、食蜂は人使いが荒くひねくれた雇い主だが目的に正義があること、そしてここで死ぬ可能性を覚悟していることなど、一言から多数のことが読み取れるいいセリフである。ちなみに原作ではミサカ妹との会話で「あなたとの関係は感謝されるものでは…」と言っているのでちょっとだけ改変されている。

超電磁砲T_0923.JPG
超電磁砲T_0922.JPG
「君抜きで『エクステリア』を守り通せるかな?」
食蜂の能力の凄まじさと計画の周到さを描写した上で、それを完全に読み切って出し抜く幻生の底知れぬ知謀が表現されている。食蜂からすると自身が関与していることすら隠していたつもりなので驚愕だろう。レベル5タッグ無双のカタルシスから一気に不穏に転じて物語がクライマックスへと向かう。





posted by ぺーた at 20:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9749076

この記事へのトラックバック
プロフィール
ぺーたさんの画像
ぺーた
プロフィール
Email:peta@phalanxware.com
Twitter:peta_
YouTube:ぺーたの配信
検索
最新記事
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
日別アーカイブ
最新コメント
グランクレスト戦記 2話感想 意外性のあるキャラの描写 by ルイ ヴィトン ペンケース (12/26)
グランクレスト戦記 2話感想 意外性のあるキャラの描写 by ブランドコピーベルト (12/23)
【事前評価】シャドウバース Fortune's Hand / 運命の神々 アディショナルカード by 日本超人気ブランドコピーブランド時計激安通販専門店2023年最高品質時計コピー、国際ブランド腕時計コピー、業界唯一無二.世界一流の高品質ブランドコピー時計。高品質のロレックス時計コピー、カルティエ時計コピー、IWC時計コピー、ブライトリング時計コピー、パネライ時計コピー激安販売中商品の数量は多い、品質はよい。海外直営店直接買い付け!製品はされています高品質と低価格で提供!歓迎新旧顧客お願いします! (12/23)
【事前評価】シャドウバース Fortune's Hand / 運命の神々 アディショナルカード by ルイ ヴィトン メンズ バッグ ブランド (03/10)
シャドウバース 34話感想 超常カードの猛攻を運命ドロー連発で凌ぐ熱戦 by ぺーた (05/20)
ファン
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。