仕事の実態「仕事の中身を徹底紹介」

クチベニ調合師とは
化粧品の口紅の配色、原料などを調合する人です。

では実際にどんなことをしているんでしょう。

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クチベニはどんな原料からつくられているんでしょうか。

数年前までは原料はなぞに包まれていましたが、薬事法の改正により
配合成分が表記されるようになりました。

何十種類と表記されていますが、ひとつひとつは何のことだかよくわかりません。

原料は大まかにワックス、油、色素（顔料）、パール材の４つで出来ています。

ワックスはクチベニを固めるもので、油は口に塗った時の感触に影響します。

軽くさらっとした感触、逆にベタっとした感触は油の配合で決まってきます。

色素は赤（赤２０２号）、黄（黄４号）、白（酸化チタン）、黒（酸化鉄）の４種類。

この４色の配合でほとんどのクチベニの色が作れます。

本社からこの色で作ってくれと言われ、
この４色配合、他の原料比率のレシピを作り試作用の型に入れて固めます。

型に入れる充填が気の使う工程で、滑らかさと強度が求められ、
例え一本でも針の先程の気泡が見つかれば原料配合からやり直すことがあります。

化粧品は、ブランドが命！少しの瑕疵も許されません。
常に完璧が求められます。

女性は完璧な化粧品を、最上級な気分で使うことで美しくなるんですね。

世の中にはいろいろな仕事があって面白いですね！！