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2018年07月31日

人の性格


私は子どもの頃から人の性格を見抜くのが

得意だったんじゃないかと思います。



なので知り合いの人の内面に

良い部分を見つけたら

それを出来るだけ広げられないかと

感じたものです。

なかなかいつもうまく誘導してあげられる

わけではありませんが。



ある日、異性の友人宅に呼ばれて行くと

同棲中の彼を紹介されました。

とてもおとなしくて優しそうな人に見えるのですが

しばらくすると

その彼の中に猟奇的な怖さを見つけてしまい

どうしようどうしようと思ったことがあります。


自分の気のせいかもしれないし

勘違いかもしれない。

でもイヌを飼っていて

イヌをいじめているイメージが強くあり

この先の友人を大事にしてくれるイメージも乏しい。


友人にそのことを言おうか言うまいか悩みました。

別にそんなことを言っても関係がぎくしゃくする相手でも

ないと思っていましたが

さずがになかなか言いにくい。

そして自分の信頼度をあまり高く見積もれなかったので

結局黙っていました。


私は変な能力があって

人を見るとその人が誰が好きかわかる。

そして付き合っているふたりは

結局、うまくいくかいかないか見える。

というものです。

まあ、まったく使えないものです 笑



高校時代には誰と誰が付き合ってるというのは

簡単に分かっていましたし

教師と教師が付き合ってるのも見抜いて

周りを驚かせたものです。

まあ特殊能力というより

独特の目をするんですよ。

それがわかるだけです。




その後、しばらくしてその友人は破局したという話を聞きました。

理由は詳しく聞きませんでしたが

なんか良かったのか、どうなのか

私の中で微妙な風が吹いていました。





私は仕事柄人の性格には敏感に接してしまうようなのですが

問題は

自分の性格のことはまったくよくわからないということです。

自分では自分の性格のことを

どうも分析できないか

間違っている。


自分の思っている自分の性格と

友人の自分の性格に対する内容には乖離があるのです。


たぶん友人のほうが正解なのでしょう。



あー

自分の性格診断は難しい。





2018年07月27日

非難する人、閉塞する社会


今日はめずらしく真面目な話をします。

そしてちょっと長めです。

芸能人の発言や行動に何か過失があると、

徹底的に責め立てる。

いつから日本はこんな社会になってしまったのだろう? 

人を非難することに躊躇することなく

掲示板やツイッターなどで相手を攻撃する。

まあ芸能人は目立つ存在だし、

言動や仕事ぶりは人の模範と

なるべきところはあるかもしれない。

相手を正すという意味で「批判」はいいかもしれない。

でも今の日本は取り上げて責め立てる。

これはただの「非難」です。

あふれる嫉妬心が見える。



こうした非難は芸能人だけでなく

一般の人にも向けられる。

以前、テレビで募金活動をする若者たちを密着していた。

彼らは募金活動の合間に、

ツイッターで自分たちの行動が誰かに

よって非難されていないか確認していた。

「ネコババするんじゃないか」

などという発言が以前にあり、

そうした言葉に怯えていた。


また最近の公園ではめっきり

子どもたちの賑やかな声が減った。

子どもたちは公園の端やどこかの室内で

ひたすらゲームをやっている。

なんでそんなことをしているのかと聞くと

「大人たちにとってぼくたちは迷惑だから」と言う。

屋外で声を出して遊んでいると大人から

「うるさい」と怒られるらしい。

子どもたちが大人にとって迷惑な存在。

そんなことを認識しながら子どもが成長していく

国に果たして未来はあるのだろうか?



◎なぜ人々は非難するのか?

多くの人々がこうなってしまったのには

明らかにいくつかの理由がある。

ツールの変化によるコミュニケーションの変化

昔は相手に文句があるときは向き合って言っていた。

直接相手の顔をみてしまうと怒りの感覚が薄らぐ、

もともと人はそのように出来ているのである。

相手の表情、声の質、言い方で

「反省しているのか」「逆に怒っているのか」

が容易に読み取れる。

これはノンバーバルコミュニケーションと呼ばれるもので、

私たちはそうしたコミュニケーションに長けていた。

しかしそれが電話になり、

声質や話し方はわかっても顔がわからなくなった。

そしてコミュニケーションが

もっぱらメール、ツイッター、掲示板になり、

相手の感情を考えることなく

自分の言いたいことを言い切れる時代になった。


怒りは行動によって、より高まってしまう効果がある。

相手と話すと抑制しながらになり、

怒りも同時におさまっていく。

しかしSNSコミュニケーションでは、

怒りによる非難を書いているうちに

次第に怒りがエスカレートしてしまう。


また匿名社会、他の人もやっているという状況化では

没個性化と呼ばれる現象がおき、

人は行動がエスカレートして残酷になる。

サッカーの観戦者が感情が高まり

暴徒化するフーリガンと似ている状況になる。


さらに思ったらすぐに言えるという状況も良くない。

5分経てばだいぶ怒りが収まる。

3日経てば文句を言うのも面倒になる。

しかし思ったらすぐに言える環境だ。

少し前までは家に帰って、パソコンを開く間に怒りが収まった。

今は怒った瞬間にスマホから文句を送信できてしまう。


そもそもなぜそんなに怒るのか?

人はなんでも比較して生きている。

自覚している人も自覚していない人も比較して判断している。

脳の判断基準は過去の出来事との比較なのである。

だから過度の比較はいけないが、

比較するなというのは構造上無理なのである。

人は何でも比較する。

ところが最近、比較がエスカレートする心理が高まっている。

たとえば芸能人が海外にサッカーに観戦に行った。

前は自分の状況と比較して「さすが芸能人だ。自分もがんばろう」

という形になった。

ところが最近は「芸能人、贅沢だむかつく」となる。

そして後から「今、どこかで大変な人がいるのに不謹慎だ」

と後付けの理由をもっともらしく付けて、

非難しやすくするという形を作る。

これ何が違うかというと、

自分を冷静に見極めて向上心に持っていくのではなく、

相手を安易に批判することで自分の気持ちを

満たそうとしているのであります。

これはもっとも人が成長しないパターンで、

怠惰で非難ばかりする人が増殖してしまうのだ。

嫉妬心が高まっているのは、人が手抜きをしたいと考えている。

そんな側面があるのも感じます。

また最近の心理トレンドである「損失回避性」

とも関係していると推測している。

人は得をしたいと考えるよりも損をしたくないと考える。

この感情が高まっていて、

大きく人の判断基準を不合理的にしている。

「自分は我慢して真面目に生きてきた」だから

「ずるいことをしている(していそうな)人は許せない」

と感じているのです。



◎閉塞する社会

それと同調しないで人の自尊感情が高まっていけば、

非難に負けない人間が育っていく。

ところが明らかに人の自尊感情は下がっている。

自分は価値ある人間だと思う人が減ってきていて、

人の評価を非常に気にしている。

これもSNS社会が生んだ承認欲求が

高まる構造もいけないのだ。

このままでは社会は間違いなく閉塞していくだろう。

解放と抑圧を繰り返す人類の歴史から考えても、

どこかで何かか爆発するかもしれない。

「非難する社会をやめよう」という形で運動が始まればいいが、

悪いシナリオとして単に社会を恨む

無差別的な事件が増える可能性も危惧している。


◎ではどうすればいいのか?

私はスマホを捨てる社会が好ましいと思う。

ただし利便性を捨てることは、人にとって強烈に抵抗がある。

10人にひとりが捨てても意味がない。

その方向は少しナンセンスかもしれない。

ならば人を「ほめようではないか」。

悪いことと同時に良いこともSNSに

乗ってたくさん現れている。

少し良い兆しとして、ここ何年もツイッターの

つぶやきトレンドを追っているが、

「誰かの良い行い」「希望を生む言葉」

への反応が増えてきていると感じる。

良いことをした人にはたくさんほめてあげよう。

ピグマリオン効果という心理効果がある。

人は怒ると一時的にはがんばるのだけど、

中長期的には効果か薄い。

人はほめて伸ばすほうが中長期的には成長できる。

人から期待されていると頑張れるのだ。

良い行いをしている人がいたら、

3倍ほめてあげよう。

3倍あれば非難をかわせる力になる。

良いことはほめられるからやるのではない。

当たり前だからやるのである。

しかし病んだ社会を治すには

「ほめる」という処方箋が必要なのだと感じています。

それから損失回避の性質をとめるために、

大人たちが失敗してもよい環境を作ってあげるべきだと考えます。

今の若い人たちは「失敗できない」と考えている。

社会全体がもっと失敗に対して寛容にならないといけない。

人は失敗するもののはず。

失敗がいけないのではなく、

失敗したときにどう対応するのか? 

同じ失敗をどうしたら繰り返さないようにするのか。

それを教えるのが大人であり、

社会なのではないかと

私はそんなことを思うのです。




長文、最後まで読んでいただいてありがとうございました。




いつかこんなことをまとめた本が出せたらいいなと

思っています。

2018年07月26日

人の認知能力が低下している


最近の心理トピックスで

「最近の人の認知能力が下がっている」

という話をよくします。


どれぐらい

人の認知能力が下がっているかというと











88dc169.jpg



新しい仮面ライダーの顔に

「ライダー」って書いてあるぐらい

下がっています。


2018年07月23日

情報発信のツール


世の中にはSNSのように

情報を発信できるツールがたくさんあります。

ポーポー・ポロダクションでも

いろいろなツールを通して発信しています。


また今までは書籍を通して研究したことなどを

発表して、読者の皆さんに買っていただいて

その印税でまだ次の研究をして

発信していくという形をおこなっていましたが

最近、本が売れない時代で

丁寧に作っていると

なかなか収益が立たなくなってきていて

次の本が作りにくくなっている感じです。


「もっと良い本を作ろう」

という意識は大事だと思いますが

そこにこだわって同じことを繰り返しては

いけないので

時代にあわせて発信していくものを

変えていかないといけないと思うのです。



ポーポー・ポロダクションでは

そんなことを踏まえて

複数のツールを使って

みなさんに色々なことを

お伝えしたいと考えています。


[書籍]

新しい研究結果は書籍で発表していく

スタンスは変わりませんが

本だけにこだわらずに

本を中心にいろいろと考えていこうと思っています。


[ホームページ]

http://www.paw-p.com/

総合的にポーポーの紹介や

研究していること今までしてきたこと

などをまとめている

総合案内のようなポジションで考えてます。


[ツイッター]

ちょっと思ったことや

ポーポーの紹介などを

短い言葉でリアルタイムに

多くの人にお伝えするツールと考えています。

意識的に明るくなれたり

前向きになれることを多くして

みんなを元気にしたいなという思いでつぶやいています。


[ブログ(ポログ)]

今、見ていただいているここです。

日々感じたことを日記風に書いていたり

世の中の出来事を心理学視点で評価したり

ツイッターでは書けないような

長い文章でまとめています。


たまに広告のようなものが貼ってあったり

PCアクセスで見ると

サイドに広告的なものを貼ってあります

そこで紹介させていただいたものを購入いただいたり

ものによっては検索したりすると

内容によって報酬が発生するようです。

無料でお試しできるものなどを

意識的に置くようにしています。


大学や研究機関のように調査・研究に

予算がついていないポーポーとしては

次の本を書くために少しでも

資金集めに広告を置いています。

お許しください。


たとえば

旅行を考えているときなどは

ポーポーのプログから

トリップバイザーさんやトリバゴさんのリンク

などを使って検索してみてもらえるとありがたいです。

↓こういうの


















[note]

https://note.mu/pawpawporoduct


新しい表現の形として「note」でも

ポーポーのベージを作りました。

noteはブログと違い体系的にコンテンツを分類し

マガジンという形でまとめられます。

ここでは

ポーポーの研究内容などを

まとめられますし

有料コンテンツとして紹介できます。

ポーポーも一部の記事を有料

190円・390円で

紹介させていただいています。

ここでの収益は研究や次の本作りに

回していきたいと思います。




ポーポーはこの先、どんな形で

どんなことをしていきたいのかな?

と考えました。


よく考えてみると

心の中で

思い出されるのは


中学生だった読者が

自分の本で心理学や色彩心理に興味を持って

その道に進学したということや





たくさんの読者から

「おもしろかった」とうれしい

感想を聞いたこと



ここが甘い、ここが傷ついたと

いうお叱りのメールを

いただいたこと





昔は自分の中から溢れてくるものを

表現していきたいとという感じでしたが

読者の方の言葉を受けて

最近はもっといいものを書きたい

いや書かなくてはという気持ちが

強くなってきたんです。


やはり書いてきたものをもっと良くしていく

多くの人の心を動かしてきた

責任もあると思うんです。




やっぱり良い本面白い本をたくさん書いていきたい。

そうあらためて思いました。

書きたいものはたくさんあります。


ただいろいろと不安もあります。

本を書くのをやめようかなとも思った時期もありましたが

読者のみなさんからのメッセージや

ありがたいことに本を出したいと言っていただける

出版社はたくさんあり

不安を上回る

「やらなくては」という気持ちです。



また複数の表現場所を持つことで

表現方法を工夫しながら

みなさんの反応をみています。

それを実際の心理学に活かせて

応用していけたらいいなと

考えています。

新しいメディアにあわせて

心理学も進化しなくてはいけないという

気持ちです。


これからもどうぞよろしくお願いします。




2018年07月21日

カジノ法が心配


カジノを中核とする統合型リゾート(IR)実施法が

20日成立してしまいましたね。

政府は今後、開設に向けた準備を本格化するそうです。

刑法は賭博を禁じていて

競馬、競輪とかの公営ギャンブルはありますが

カジノは毎日営業するでしょうし

民間が営業する

依存症対策とか大丈夫かなと心配してしまいます。

71368_s.jpg


ギャンブル依存症の対策もしていると言いますが

・マイナンバーカードで本人確認

・入場回数を7日間で3回、28日間で10回までに制限。

・20歳未満や暴力団員の入場を禁じる

・本人や家族からの申告に基づく利用制限措置

・日本人は入場料として1回6000円

だそうです。

私はギャンブルを抑制する心理も

ギャンブルでお金を使わせる心理も

両方ともに詳しいですが

これは「甘い」と思います。

入場料「6000円」は逆効果です。

「6000円も使って入ったのだから

とことん使ってやる」



「取り返すために借金する」

そんな心理構造が

私には見えます。

高額な入場料で来店回数を抑制するという考え方は

けして間違ってはいません。

海外でも入場料を取るところは多いですし

日本人を抑制して外貨を取りたいという狙いも

わかります。

ただ日本は公営ギャンブルがあり

パチンコがあり(厳密には遊技ですが)、

そうした中で作られたギャンブル心理があります。

その中で6000円を徴収すると

「ここでは、とことんやらないと」と

いうそんな心理を助長してしまう。

身を崩す人が出てくるだろうなと危惧しております。




うーん

実はギャンブル心理って専門家が

ほとんどいなくて

ほとんど依存症関係の心理関係者なんです。

依存症になる原因(構造)を調べ治療とかに

あたる心理士は多いのですが

そもそもギャンブルの何(演出)が人の心に

中毒を作るのかを語れる心理関係者はほとんどいない

現状です。



ポーポーは脳が錯覚する中毒化の演出や

ギャンブル心理全体に対しても

幅広く精通しているので

アドバイスできますから

政府関係でも民間事業者でも

色々と決める前に相談してください。

心配です。



2018年07月19日

土用の丑の日ですが…


7月20日(金)は土用の丑の日らしいのですが

一日遅れたら土曜の丑の日になったのに

おしいと思っているポーポーです。

この日が近くなるとTVでこんな映像が流れますから

ed2de_s.jpg


それはそれは食べたくなるものです。

でもうなぎは本当に高いですよね

もう食べたのはどれぐらい前でしょうか?

えーと

よく覚えていませんが





657日前ぐらいかなと思います

なにしろお高くなりました。


まあ「食べられない」と思うと

人は「食べたい」と思う心理が働きます。

これ禁止されるとやったり見たくなってしまう

「カリギュラ効果」に

似ているんじゃないかと思います。


カリギュラ効果とは過激な内容から

上映禁止になった映画『かリギュラ』が

禁止になったことでみんなが

「みたいみたい」となって

ヒットしてしまったというところから

来ています。



また江戸時代ならともかく

現代でスタミナアップにうなぎを頼ることもないですし

食べても

「大きさが小さーい」と

余計にダメージを受けそうなので

ちょっと抵抗があります。

1000円とは言わなくても

2000円以下で食べられたら

いいな〜と思いますが

そんな金額では今は食べられない

みたいですものね。


エンゲル係数が高いと思う

私でもちょっと食べたいと思えない感じです。



うなぎ好きのブルジョアな方は

うなぎを召し上がって

苦しいうなぎ屋さんをもり立てていってほしいですが

小市民な私たちは

土用の丑の日は

もう「牛」で

牛丼でいいんじゃなかろうか…

と思ってしまいます。


いやせめて

暑いから

家でひとりで

こんな感じで


hNjI1YnF.jpg


涼ししさを通り越して





さむーい


2018年07月18日

最近の心理傾向について


最近の人の心理傾向で感じることがあります。

人の行動を見ていると

多くの人は人と関わることを嫌い

大事なことを自分ひとりで決めてしまう傾向があります。

人に迷惑をかけたり

人の気持ちを動かすことが嫌なようです。

その一方で

人の評価がとても気になるようになっているようです。

自分が他人からどう見られるのか

嫌われていないかを過度に気にします。


「人と関わりたくない」

「人の評価は気になる」


こうした極端な傾向が

見えてきます。


でも人間なのですから

人と関わって迷惑がかかることを避けなくてもいいと思います。

遅刻するとか約束を守らないとか

そうしたところは直すべきですが

相談したり、頼ったりというところが

あってもいいと思うのです。

今度、相手が困っていたら助けてあげれば。


また

人の評価なんて曖昧でいいかげんですから

そんなのに自分の行動が制限されるのは

とてもバカらしいです。

一時的に評価が下がっても

また次にがんばればいいと思います。

だって完璧な人なんていませんし

人はみんな失敗するのです。


2018年07月17日

セブンイレブンの「ちょい生」中止の背景


セブンイレブンの一部店舗で

7月17日から試験的に販売予定の

「生ビール」が

当日になって中止になった模様です。

ビールサーバーがあり

一番搾り(と思われる)ビールが

Sで100円、Mで190円と

見た目ではSでも200mm以上はありそうで

「これはヤバイぐらい売れそう」

と思いましたが

残念なことに中止です。

私はお酒がそんなに好きではなく

ビールも得意ではないのですが

さすがにこのアツさではキーンと

冷えたビールは

美味しいだろうなと想像していました。

43_s.jpg


ちなみに生ビールの原価はなかなか高く

この量でこの金額では全く提供できません。

ほぼ原価で提供できる交渉をして

セブンはおつまみや総菜の売上を

上げようとしたと考えられます。

総菜の利益率は50%とちょっとあります。


また、生ビールのタンクを使うなら

毎日の洗浄とか交換とか

とても大変な作業なのです。

タンク(樽)の20Lを使うなら

250mmを80杯で交換

500mmなら40杯で交換しなくてはいけません。



中止の理由については

「想定を大幅に上回る反響により提供中止」

ということらしいですが

これはまず違うと思われます。

さすがにこの反響を想定していないほど

マーケが出来ていない会社ではありません。


オペレーションがとても大変なので

FC側からの反発があったことも考えられますが

フランチャイズ関係で今まで

強気で本部主導で押してきた

セブンイレブンが店舗の反対で

当日、中止に追い込まれるのも

過去の事例から考えて違うと思われます。


有力な理由として推測が立つのは

「保健所からの指導」です。

衛生面や店舗形状から

不足している部分を指摘されて

対応できないと判断したかなとも思います。

ただし、これまた推測できるものですから

セブン側がこれを想定できかったとは

ちょっと考えにくいなとも思います。

保健所からかなり強引な関連付けで

指導が入ることも推測できますが

その根回しができていない甘いことはさすがに

しないのではとも感じます。

すると

「警察からの指導」が

もっとも推測が立つかなと思います。

缶ビールも販売していますが

生ビールが飲酒運転へつながるのではないかという

想像はわりと簡単にできます。

青少年への影響を危惧することも

考えられます。

実際にタイではそうした理由で

コンビニでの生ビールの提供が

試験で中止になったこともあります。

あとは

深夜帯での「深夜酒類提供飲食店営業」

について警察から新たに判断があった

そんな可能性もあるかもしれません。

風営法では飲食店がお酒を出す場合

飲食がメインの場合は届けを出さなくていいのですが

お酒類がメインとなると届け出が必要になります。

この届けの見識が警察で変わったとも推測できます。

商業地区ではなく住宅地での営業は許可されないはずなので

そうした判断もあった可能性も感じます。

この許可に関しては警察はそんなに積極的に

スピーディに対応するイメージがないので

発売当日というものちょっとひっかかります。


ただ何かしらの指導があったと

考えるのが自然かなと思います。

後は…

K社の取引先が単価を想像し

圧力をかけて

セブンに卸せなくなった。

そんな理由なら

公式な中止理由と整合性はあるかもしれません。

(だってめちゃくちゃ安いですもの)



店舗の売上増

顧客の新しい楽しみ増

は大きいとは思いますが

地域での騒音、飲酒運転問題など

確かに迷惑で危険なものもあるので

こうした中止は仕方なかったかなと思います。


「コンビニ生ビールで飲酒運転

交通事故で子どもを巻き込む事故」

そんなことはおきそうですから

未来人が未来からきて

止めてくれた

そう思うことにします。

真夏に安価で手軽にビールが飲めなくなったのは

とても残念ですが

事故に巻き込まれて子どもが亡くなったりしなかった。

人生を壊す事故を起こさなかった。

騒音で不快な思いをする住人がいなかった。


そんなことを考えると

中止という選択も

ありだったのかなと思います。



1 18-28-12.jpg




2018年07月15日

W杯ロスについて考える


ついにW杯が決勝を向えます。

そこでW杯ロスについて心理学的に考察して

みたいと思います。


W杯とオリンピック

どちらが終わったときに空しさを感じましたか?

双方共に4年に1度のイベントです。

もちろん、見ている人が

どちらを楽しみにしているかで

ロスは大きく変わりますが

W杯とオリンピックでは

一般的にオリンピックロスの方が強いと

考えられます。


それは終了する「終わり方」に

大きな違いがあります。

オリンピックは

競技が次第に盛り上がり

連日の競技がびっしりとあり

閉会式で突然終了します。

競技量と時間経過は

こんな感じです。


1.jpg


感情も同じ感じ盛り上がり

バタッと終わります。

この形はとても空しさを生む形状をしています。


一方、W杯は

日本人の感情としては

決勝リーグ突破まで

盛り上がっていき

決勝リーグで残念ながら負けてしまうと

気持ち的にトーンダウンしてしまいます。

準決勝、決勝と素晴らしい

プレイはあるものの

試合の間隔が空くようになり

試合数が減ります。

サッカーが大好きな人は決勝に向けて

高まっていくと考えられますが

多くの日本人の感情は

試合数が減りや間隔があき

こんな感じになります。

2.jpg


何段階かを経て

段階ごとに下がる気持ちが

ロスを生みにくい構造をしています。


特別、サッカーを頻繁に見ておらず

W杯を中心に盛り上がる多数の日本人は

こんな構造をしていると考えられます。



こうしたロスを生みにくい形状は

実は色々なジャンルや業界に活かせます。

特にエンターテイメントな産業は

「終わり方をどうするか」なんて

意識しながら

商品や演出を考えると

精神的なダメージの軽減になり

ヤミツキ感などを生むようになります。


そしてこれは人と別れるような

ときにも応用できるかもしれません。

2018年07月14日

魅力的な本屋を作らないとけない

自民党の「全国の書店経営者を支える議員連盟」

が7月12日に開いた会合で、

出席した書店経営者から

「インターネット書店に課税してくれー」

という要望があがったと報じられ

議論していきますということになったそうです。



うーん


なでも自分たちは固定資産税を払っているからと

いうことらししいですが。


本屋さんがどんどんと潰れてしまう今の時代

なんとなく気持ちはわかりますが

私は方向が逆だと思います。


本屋さんがもっと魅力的になる必要があるでしょう。

工夫している本屋さんは

たくさんあります。

もっとやれることはたくさんあると思うのです。

本屋さんは

まだまだ可能性を秘めた存在だと

私は思っています。


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経済活動における人の利便性優先度は非常に強く

手軽にネットで本が返るのは魅力的です。

行かなくていいし

探さなくていいい。

でも、リアルな店舗だから

出せる魅力もあります。


人の心理傾向である

損失回避性や人と関わりたくないという

方向を考えれば

おのずとどんな方法がよいかも見えてきます。


心理的にも行動経済学的にも

こんなことやればいいのに

あんなこともできるのにといつも思います。


むしろ薄利だから仕方ないと

出版社とお客様を結ぶ

ただの運送業になってしまっているから

問題なのだと思います。


このままいくと本屋さんはもう少し縮小してしまうでしょう。

出版社も無くなっていくと思います。

必要がなくなるからです。


作家と編集者が入れば成立する時代に突入するかも

しれません。

だからこそ

利便性の良いほうを抑制する方向ではなく

新しいサービスや展開を

考えていかなくてはいけないと

思うのです。


疑問に思っている書店さんや

出版社のひとたちと私は

いろいろと試作を考えていきたい。


やっぱの本屋さんがなくなるのは

ちょっと寂しいと思います。

魅力的な書店を作りましょうよ



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ポーポー・ポロダクションという遊び心ある企画を考える仕事をしています/色彩心理/心理学/行動経済学/キャラクターデザイン/企業の問題を心理学を用いて解決する心理学研究者/よく地下鉄のドアに挟まれる/代表書籍「マンガでわかる色のおもしろ心理学」「デザインを科学する」「マンガでわかるゲーム理論」「マンガでわかる行動経済学」「パンダ先生の心理学図鑑」
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