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2018年07月21日
カジノ法が心配
カジノを中核とする統合型リゾート(IR)実施法が
20日成立してしまいましたね。
政府は今後、開設に向けた準備を本格化するそうです。
刑法は賭博を禁じていて
競馬、競輪とかの公営ギャンブルはありますが
カジノは毎日営業するでしょうし
民間が営業する
依存症対策とか大丈夫かなと心配してしまいます。
ギャンブル依存症の対策もしていると言いますが
・マイナンバーカードで本人確認
・入場回数を7日間で3回、28日間で10回までに制限。
・20歳未満や暴力団員の入場を禁じる
・本人や家族からの申告に基づく利用制限措置
・日本人は入場料として1回6000円
だそうです。
私はギャンブルを抑制する心理も
ギャンブルでお金を使わせる心理も
両方ともに詳しいですが
これは「甘い」と思います。
入場料「6000円」は逆効果です。
「6000円も使って入ったのだから
とことん使ってやる」
↓
「取り返すために借金する」
そんな心理構造が
私には見えます。
高額な入場料で来店回数を抑制するという考え方は
けして間違ってはいません。
海外でも入場料を取るところは多いですし
日本人を抑制して外貨を取りたいという狙いも
わかります。
ただ日本は公営ギャンブルがあり
パチンコがあり(厳密には遊技ですが)、
そうした中で作られたギャンブル心理があります。
その中で6000円を徴収すると
「ここでは、とことんやらないと」と
いうそんな心理を助長してしまう。
身を崩す人が出てくるだろうなと危惧しております。
うーん
実はギャンブル心理って専門家が
ほとんどいなくて
ほとんど依存症関係の心理関係者なんです。
依存症になる原因(構造)を調べ治療とかに
あたる心理士は多いのですが
そもそもギャンブルの何(演出)が人の心に
中毒を作るのかを語れる心理関係者はほとんどいない
現状です。
ポーポーは脳が錯覚する中毒化の演出や
ギャンブル心理全体に対しても
幅広く精通しているので
アドバイスできますから
政府関係でも民間事業者でも
色々と決める前に相談してください。
心配です。