2019年01月20日

町田の高校で起きた教師の暴力について考える

町田の高校で教師が生徒を殴った。

その動画が拡散し教師の批判が高まった。

多くの評論家やコメンテーターが教師を非難した。

そんなの暴力がいけないのは当たり前だ。

強い立場のものがその力を使って

弱い立場のものを押さえ込む

それは教育ではないと私は思う。

暴力によって押さえつけられた子どもの心は

どう病んで苦しむのかと考えると

暴力による指導は良いわけがない。

教師が生徒を殴る

そこだけを切り取るとそう思う。

ただ情報を切り取っても真実は見えてこない。

情報ニュースは昔から娯楽的な要素がある。

教師に対する怒りをみんなで言って発散する

そんな下世話な話では残念だけど社会は変わらない。

むしろ悪化していくだろう。

正直、視聴者の娯楽的な要素に注目し過ぎてはいけない。


この暴力事件の問題には前後に話がある。

殴られるまでに教師を挑発する生徒

それに耐えられずに罠にはまった教師。

炎上させようと投稿する他の学生。


問題はこうした闇を抱えた子どもを

なんで放置してきたのかのだろうか?

多くの学生がまっすぐに素直に成長していく中で

闇を抱えてしまう子どももいる。

こうした子どもにもっと早く向き合えなかったのは

大人全員の責任だろう。

見てみないふりをしてきた罪は

もしかしたら手を出した教師よりも罪深いかもしれない。


子どもは未熟なのだ。

しかし未熟な大人も多い。

私はこの問題を単に怒るのではなく

今何をすべきなのだろうと

考えるきっかけにすべきだと思う。


こうしてブログを書く私とて

心理学に携わっているものとして

いろいろとできるはずだ。

これからも自分の信念をもって

進んでいきたい


2019年01月18日

あおり事故をなくすには

大阪であおり運転により

バイクの大学生に車で突っ込み

死亡させるという事件の被告人質問がありました。

殺意を持ってやったことは明白なのに

苦しい言い訳をして

遺族の気持ちを逆なでし刑を軽くしようとする行為に

テレビでもネットでも批判が溢れています。

故意か過失かいう争点で今後も裁判が進んでいくと思われます。

検察側の求刑は殺人罪を適用しても18年…

被害者本人の命の重さや残された家族の気持ちを考えると

軽いものとしか言えません。

この加害者には罪を償っていただきたい気持ちではありますが

この加害者を裁けば良いという話ではなく

こうしたあおり運転は規制が強くなりつつある今も

確実にあり、

人の心理面から考えると増えてもおかしくないと思います。

人は人と関わりたくないと考える人が増える一方で

こうした自分の思い通りにならないとカッとする人が

増えています。

相手の気持ちや状況を想像する想像力が希薄になり

人を支配したいという気持ちが高まっている

傾向があります。

また自分の思い通りになるものと考える傾向も高まっています。

キレやすい人の傾向をまとめると

・自分が常に正しいと感じる

・損することが許せない

・プライドが高くすぐに馬鹿にされたと感じる

・人に怒られることを過剰に嫌う
  →怒られる前に怒る

・人を支配する欲求が強い

・甘いものの過剰摂取
  →低血糖でのイライラを生む

・セロトニン神経が不活性、働かない
  →心の不安定、共感能力の欠如

・想像力が乏しい


閉鎖的な車ではこうした感情が高まる危険性があります。

テレビでは加害者を批判して

「あー気持ちよい」

みたいなところで終わってしまうものもあるように思えます。

単に現状を見てみんなで加害者を批判して発散するのではなく

テレビとして同じような人を生まないように

やることはあると思うのです。

どんな心理メカニズムがあり怒りへと進むのか

そのときにはどんな形で抑制するといいのか

そもそも怒りの感情を作らないようにするには

どうしたらいいのかそんなものを提言してほしいと思います。

このような怒りの多くは

自分の考える状況と実際の状況のズレがひとつの原因です。

「道は自分の自由に走れるもの」

そんな思いがいけないのです。

コンビニで並んだレジにいらいらしたり渋滞でイライラするのは

コンビニは並ばないもの、並ばないといい

渋滞はないもの、事故渋滞はないといい

そんな認識を無意識に持っているからです。

事前にこんなことはあるかもしれないと考えてほしい。

仮に抜かされたのをイラっとしたら

もしかしたらご家族が病気で急いでいるのかもと考えたら

怒らなくてすむはずです。

もちろんコンビニの対応、渋滞の処理の方法

車の抜かし方の問題などはあるかもしれません。

でもそこも含めて想定したり相手の状況を前向きに想像するだけで

なんでもかんでも怒るなんてことはなくなると思います。



視聴率は取れないと考えないでテレビも

啓蒙できるような番組を作っていってほしいと願います。


私たち心理に携わるものとしても

やれることはたくさんありそうです。

そんな活動も続けてしていきたいと考えます。

もうこんな不幸な事故はなくしてほしい


2019年01月17日

相手にあわせる心と批判に負けない心

多くの人は誰かに好かれたいと思っている。

それは誰に対しても好かれたい。

好意を持っている人だけでなく

宅急便の人にも好かれたいそんな気持ちがある。

それが人間。

この気持ちは自分のアイデンティティが希薄になるなかで

強くなっている傾向があります。

つい相手の顔色をうかがい

好かれたい、好かれないと言わなくても嫌われないように

相手に合わせようとして疲れてしまう。

そんな人が増えています。


多くの人に好かれると自分は幸せになれる。

そんな思いが心の奥にあるのかもしれません。

確かに人に好かれたほうが

いろいろな仕事はやりやすくなります。

でもそうした人が必ず上手くいっているかというとそうでもない

相手から批判されても

自分の言いたいことを言っている人でも

成功している人はたくさんいます。

強い主張をすると批判的な意見はかならずやってきます。

でも賛同してくれる人もいますし

そうした強い人を好む人もたくさんいます。

目立つことで注目してくれる数も増える。

この批判される声に耐えられる人は

こうしたやり方で味方を作るほうが得かもしれません。

実際、批判家の中には自分の心に反して

余計なことを言う人がたくさんいます。

戦略的な性格を作っているのです。



どちらが正解なんてありませんから

自分の信念とか勝ちパターンとか

考えて

上手くいかないと思ったら

別の形も考えてみるといいかもしれないですね。



2019年01月13日

人間関係の悩み


人ですからいろいろな悩みがあると思います。

ポーポーは世の中の人がどんな悩みを持っているか?

調査したことがあります。

約3500人を対象に今の悩みを聞いたところ

49%の人が「人間関係で悩んでいる」という

結果でした。

2人に1人が人間関係で悩んでいました。

職種は主婦でもエンジニアでも学生でも

関係なくみんなにある悩みでした。

最低年齢では14歳の中学生から

人間関係で悩んでいるという回答がありました。

悩みの種類も「関係が上手く築けない」

「相手が理解できないという」

「考え方の相違」が上位でした。

悩んでいる相手は会社の上司が15.8%

会社の同僚が11.3%

友人が6.5%

夫、妻が6.3%でした。


「関係が築けない」という悩み

人と親しくなるのは簡単そうで難しい。

特に会社などの閉鎖空間で

逃げたくても逃げられない状態では

人間関係が嫌でも深く入り込むようになり

「苦手だ」と思うと余計に

どんどん苦手になってしまうものです。


人に普通に話しかけることはできても

なかなか親密な関係にならなれないという人が

多いようです。

でもそれは人の持つ感覚の「誤解」であることがあります。

「親しくなれない」

ことと

「親しくなれないと感じること」

は別のものです。

人は社会から拒絶される恐怖心があります。

この恐怖心が強いと「親しくなれない」と

強く感じてしまう傾向があります。

ひとつの防衛反応的に自分でバリアを

作ってしまうことがあります。

防衛反応は自分を守るものですが

強くなると親しくなるチャンスも失ってしまいます。

0点を取るのは嫌だ。

だから試験を受けないという考えです。

親しくなる方法はいくつかありますが

ひとつは自分の心をまず開くこと。

ひとには「自己開示の返報性」という心理があり

最初に自分から言いにくい話をすると

相手も同等の自己開示をしてくれるというものです。

また相手を好きになるということが

相手と親しくなる近道で

相手に興味を持って質問すること

相手の良いところをほめることです。

質問する内容は興味を持ったものを聞くことがいいですが

あまりプライベートなことを聞くことは嫌がる人もいます。

男性なら「過去の成功事例」「アドバイス」の

ようなものは喜んで答えてくれることもあります。

女性ならば質問した後に

「共感すること」が大事になってきます。

またほめるところは

細かいところを具体的にほめる

否定されたら再度ほめることです。

恥ずかしいかもしれませんが

お世辞と思われないために大事なステップです。

お世辞と思われたら逆効果もありますが

具体的にほめられて嬉しくなったら

「こいついいやつだ」と思ってくれます。


















2019年01月12日

NGTは大丈夫?

NGT48の山口さんがファン?から

暴行を受けて運営よりも先に謝罪を

したことで身内ともいえるAKBグループからも

運営に対して批判があがっています。

対応の悪さは不自然で

何かあるのではと考えてしまいます。

組織として成熟していなく

こうした問題があったときの対応が

しっかりと想定されていなかったことと

責任者の存在が曖昧なのではないかと

思いました。

支配人にはたしいて権限もなく

組織としても未成熟な感じがしますね。

2015年の誕生から4年、運営会社が東京都千代田区と

考えるとそんなことを考えます。

山口さんは成人ですが

中にはもっと若い子のいるのかもしれなく

大事なお子さんを預かっているという認識があれば

もう少し対応がしっかりできたのではと残念です。


また謝罪した山口さんの表情からは

日常的に「いじめのような構造」や

「なあなあの運営」があったことも強く推測できるものでした。

身内に犯人を誘導した人がいるというのも

どうも彼女の過大解釈ではないとは感じましたね。

あの謝罪は、自分のもやもや気持ちが

ファンに申し訳ないという形で

投影した部分もあるのではないかと思いました。

やせこけた表情からは

拒食的な雰囲気も伝わってきます。

辛かっただろうなと。

何しろ違和感を覚える事件です。

アイドルはビジネスなのかもしれませんが

人に夢を与えるという部分もあるかと思います。

業界全体として成熟していくことを

願います。


2019年01月09日

吉田沙保里さんにみる苦悩との付き合い方

霊長類最強と言われる吉田沙保里さんが

レスリングの引退を発表しました。

2016年リオのオリンピックから約3年

東京オリンピックを来年に控えた今年に

引退発表というこのタイミングをみても

彼女の葛藤というか苦悩が見て取れます。


吉田選手はリオ後に引退を決意していたらしいですが

引退という宣言をすることにためらいを感じていたと聞きます。

長年というか全てをレスリングに捧げてきたわけですから

その宣言をしなくてはいけない自分のけじめは

はやりそうとう辛いものだと思います。

それでも今年になってしたというのは

周囲から聞く東京オリンピックの期待や

本人の責任感のような気持ちがあったのでは

ないでしょうか。

サバサバと明るく裏表のない性格の吉田選手も

そうとう苦しんでいたという

記事を読みました。


弱い選手は強くなることで苦悩が減ると考えます。

でも強くなったら強くなったで

べつの思い苦悩が生まれます。


お金がないとお金があることで苦悩が減ると考えます。

でもお金を持ったらもったで

心は安定する部分もあるとは思いますが

べつの苦悩が生まれます。


一流のアスリートになっても

大金持ちになっても

人は苦悩し続けます。

それが人間です。

だったら

弱くても強くても

貧乏でもお金持ちでも

苦悩は前向きに自分の課題とし

前向きに明るくやるのがいい

そう思います。


リオ後特にテレビで見る吉田選手の

顔には明らかに悩みがにじみ出ていました。

引退に関わる悩みは

彼女の苦悩の中でもそうとう重かったと思われます。


これから芸能に向かうのか

指導者になるのか

どちらにしても大変な苦悩があるとは思いますが

彼女の持ち前の明るさで

吹き飛ばしてほしいです。



2018年12月30日

指原さんと古市氏の恋の行方


ポーポーは仕事柄

芸能人や政治家の「心の中はどうなの?」

と質問されます。

先日も

指原莉乃さんと社会学者の古市憲寿氏の


この先どうなるのでしょう?

という質問をされました。

うーんあまり興味がなく

どうでも良い話なのですが

心理の勉強にはなりそうだなと感じました。

一度しか共演している姿を見ていませんので

正直、なんとも言えない部分はありますが

テレビの掛け合いから「犬猿の仲」と言われたり

ちょっと仲良くなっているんじゃないかと

言われたりしていますね。

私は十分に可能性はあると見ます。

その根拠となるのは

指原さん側として

・彼女は自分の愛情の深さを知っている

そのため

イケメンや一般的にモテるとされる人とは恋に落ちないでしょう。

嫉妬心で自分の心がやられることを恐れているように見えます。

損ほしたくない気持ちが強い彼女は

古市さんのような一般的に他の人が好きになりそうもない

そんな人を好きになりそうです。


・嫌いから始まる恋に溺れそうなタイプ

女性の中には最初の印象が嫌いから始まる方が

恋に発展しやすくなる人がいます。

嫌いから始まると相手の好きなところがどんどん

見えていくからです。

強烈に拒絶すると全てが嫌いになりますが

「わー嫌い」ぐらいからはじまると

恋に発展しやすい人がいるのです。

指原さんはそんな要素があると見えます。


・自分の心に自由に生きている

指原さんもアイドルとして色々なものを我慢しているとは思いますが

その中でも開きなおって自由に生きているように見えます。

それは周りのメンバーが彼女を見る目をみたらよくわかります。

センシティブな話も含むのであまり具体的に指摘しませんが

他のメンバーが指原さんを語るときに見える

感情はそんなことを裏付けます。

また指原さんはコンプレックスをけっこう抱えている方なので

古市氏を賢いと判別すればまた可能性が広がるでしょうね。


こんなことから古市氏との恋愛の可能性はあるかなと

感じます。

ただ彼女は今の地位を恋愛で落とすことは

もうしないと思います。

昔のスキャンダルのこともあり

「失敗したくない」という気持ちを強く感じます。


古市氏側としても

指原さんは好きなタイプだと思います。

色々と不気味なことを言っていますが

彼の言っていることの60%ぐらいは

誇張だと見えます。

案外、普通の人です。


これが私の仮説というかアンサーです。




2018年12月17日

人を馬鹿にしてはいけない


SNSで炎上しているものは色々なパターンがありますが

中でも「他人を馬鹿にする行為」が多いなと

感じます。

人を馬鹿にするというのは

他人を下げることで自分の価値を高めようとする

とても安易で成長がない行為です。

また

考え方の違いなどでは

人は自分こそが正しいという錯覚を持ちやすく

心理を持っています。

これをフォールス・コンセンサス効果といいます。

そして相手を安易に馬鹿にすることで

攻撃をして主張を変えさせようとしたりします。

これも人を支配したいという欲求が高まっている人が

増えていて、その影響のひとつなのかもしれません。

どちらにしても全く建設的な話ではなく

自分の成長を阻害するもの以外のなにものではありません。

つまり人を馬鹿にするといこうとは

自分が成長しないということと

同義語なのではないかなと思います。

めっちゃ出来る人は他者を馬鹿にしてもいい?

いやいや

そもそも出来る人こそ人の良さを見られる人です。

「馬鹿って言うやつが馬鹿」

よく言われている言葉ですが

私はその通りだと思います。



2018年12月13日

勉強動画



「更新したかな〜」とみていただいた方

どうもありがとうございます。

久しぶりに記事を書きます。

ツイッターのほうはちょこちょこ更新しておりますが

ブログがなかなか更新できずに

すみませんです。




昨日、テレビで勉強動画なるものを紹介していました。

ただひたすら勉強している動画を

見るというものです。

過去にはただキャンプファイアーの火だけが流れているものとか

お弁当を食べている動画とかがあり話題になったこともあります。

ただ勉強動画も単なる環境映像というものではなく

心理的にも面白くいろいろな効果がありそうだと思います。


見る方は一緒に勉強している気分になります。

勉強するきっかけにもなりますし

途中でダラダラやらないで

一緒にやりきろうという気分にもなります。

「私も負けない」という対抗心も

出てきそうですよね。

また撮る方としても

「誰かに見られているかも」という気持ちになって

頑張ってしまいます。

これホーソン効果という心理効果。

アメリカのシカゴ郊外にあるホーソンという工場で

照明と労働者の生産性を調べる

実験をしていたら明るくするほうが生産性が上がるという

結果になりました。

ところがよく調べてみると

明るさと関係があったのではなく

「今、実験をしていて、私は見られている」という

感覚が効率を上げていたのがわかったのです。

そこからこの心理効果の名まえが付きました。

図書館で勉強すると

人の視線をつい気にしてしまい

ついやめにくくなることと一緒です。

人って他人をたしして気にしていないのですが

つい気にされているのではないかと

感じてしまうものなのですね。



2018年11月20日

ゴーンの誤算

日産のトップ、ゴーン会長の逮捕は

大きな衝撃を与えましたね。

会社の経費で自宅を買ったり

役員報酬の一部を自分に回していたと

報道されています。

ゴーン会長ほどの頭脳を持っているのに

なんとも簡単に足元をすくわれたようにも見えます。


小さいころに母は私に言いました

お菓子でもお金でも独り占めすると

必ず喧嘩になると。



当事者のトップになっていると

下の人がどんな感情を持っているのか

軽く考える傾向があります。

人の欲は目を曇らせます。


民間の会社ですから

トップがどんなことをやってもいいですが

独り占めは社内の大きな不満を高めてしまいます。

人は比較する生き物です。

ちょっとゴーン会長は

人の感情を軽く見過ぎたようですね。


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ポーポー・ポロダクションという遊び心ある企画を考える仕事をしています/色彩心理/心理学/行動経済学/キャラクターデザイン/企業の問題を心理学を用いて解決する心理学研究者/よく地下鉄のドアに挟まれる/代表書籍「マンガでわかる色のおもしろ心理学」「デザインを科学する」「マンガでわかるゲーム理論」「マンガでわかる行動経済学」「パンダ先生の心理学図鑑」
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