2018年05月11日
富士急ハイランドが入場無料になってアトラクションが値上げるという話
富士急ハイランドさんが
入園無料化にしてアトラクションを値上げするらしいです。
内部の数字を見ていませんから
なんとも言えませんが
ざっと見たところ
ちょっと危険だなと感じました。
このままでは
富士急ハイランドではなく
富士急エクスペンシィブランドに
なりかねない。
運営側は利益確保が厳しいという判断だとは思いますから
この利益構造をなんとかしないといけませんよね。
基本的な方向性としては
良いと思うのです。
某ネズミのテーマパークさんとは
構造が違うので。
しかし
ぱっと見だけで
経済行動学や心理視点で
改善点が36個ぐらい浮かび上がります。
まず各年代の消費心理の視点から
必要なものが欠けていると思います。
イベントなどがんばっているのは
とても評価します。
・無料で楽しめる場所(撮影スポットなど)の強化
(今でも面白いものはありますがもう少し何かあると…)
・レストランの問題(メニューの工夫はありますが行ってみたい訴求力が弱い)
・代替報酬による精神的な満足度の不足
・世代別来場動機付け強化(導線シナリオ強化)
などなど
単純に色々な世代の人が
「行ってみたい」(来場数の増加)
「やってみたい」(販売数の強化)
「また来たい」(再来園の強化)
という心理構造がもう少しうまく作れるのかなと
感じました。
また
ここは富士山の近くという場所だからか
少し特殊な土地なので
ちょっとややこしい力があるのも感じます。
これをうまく逃がすかしないとなかなか難しい。
日本中のテーマパークが一部を除いて
ちょっと元気を失いつつあり
やっぱりそれは寂しいので
富士急さんにはがんばってもらいたいです。
どんな感じに
変わっていくか楽しみです。
色々と工夫して「変わる」ということ
とても大事だと思います。
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