2018年10月25日

「死んだら負け」は正しいのか?


最近、ずっと考えていることがあります。

少し前に松本人志さんが

アイドルが追い込まれて自殺したことに対して

「死んだら負け」と言ったことです。

当然、強い言葉なので

世の中では賛否が上がりました。


松本さんの強い思いが込められていて

非難や批判できるものではないとは思います。

なんとしても死なないで

死なないで頑張って見返したり

追い込んだ相手に対応してほしいという

気持ちが込められているという

愛情があると理解しています。


しかし

よくよく考えてみると

やっぱりそれは強い人の論法であり

松本さんのような人が

圧力がかかりそれに屈しては「負け」という

気持ちはとてもよくわかります。


でも相手はまだ若く

それもご両親にも相談できなく

悩まれていたと推測しますので

もう冷静な判断も出来なくたっていたのではないでしょうか

人は本当に気力がなくなると

何もできなくなりますが

何か焦ったり不安が強くあると

考えることも疲れ果て

「もう死んでしまいたい」となってしまうと思います。

ですから

「死んだら負け」という言葉は

適切でないかなと

もう勝ちとか負けとかどうでもいいですよ。

そんな判断はできないと思います。

ですから

「死んだら負け」ではなく

「人を自殺したいと追い込んだら人として負け」であり

「いじめをしたら負け」のような

判断ができる加害者に向けるべきだと思います。



死にたいと思っている人に

「あれやれ」「これやれ」は酷な話です。

せめて「誰かに相談しよう」という

ことを広めていってほしいと思います。

こうした人は「他人に迷惑をかけられない」と

自分で背負ってしまいがち。

そういう人が増えています。


迷惑なんかじゃない。

いや迷惑でもいいじゃないか。

立派にアイドルとして成功して

恩返しするから

だから

どんどん人を巻き込んで

迷惑をかけてほしいと思うのです。



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ポーポー・ポロダクションという遊び心ある企画を考える仕事をしています/色彩心理/心理学/行動経済学/キャラクターデザイン/企業の問題を心理学を用いて解決する心理学研究者/よく地下鉄のドアに挟まれる/代表書籍「マンガでわかる色のおもしろ心理学」「デザインを科学する」「マンガでわかるゲーム理論」「マンガでわかる行動経済学」「パンダ先生の心理学図鑑」
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