2018年08月21日
『カメラを止めるな』に映画の原点を見る
都内2館で始まり口コミを中心に
話題沸騰、リピーターが増殖し
これから190館にまで広がった
映画『カメラを止めるな』
連日、テレビでも紹介されています。
この映画を観たときに私は
「映画らしい映画を観たな〜」という
不思議な満足感で満たされていました。
CGとか俳優とかシチュエーションとかに
頼ることなくアイデアと情熱があれば
お金がなくてもこんなにおもしろい作品を作れるという
そんな作品だったと思います。
ゾンビ映画をベースにはしていて
娯楽性があり、さらに
よく練られたコメディであり
ラストはちょっとジーンと来るドラマがあり
なんか90分ぐらいの映画なんですが
心にずっしりと重さが来ました。
面白さを伝えたいけど伝えてしまうと
ネタバレになってしまう。
そんなことを聞かされると人は気になってしまいます。
これは心理学でいう
ツガルニック効果という心理効果です。
完結しない情報を聞かされると
なんかすごく気になってしまうのです。
ただこの作品
むしろネタバレしてもおもしろい作品だと思います。
この映画の本質はそこではないかなと
思うのです。
アイデアと情熱を持ってがんばろう
ものづくりに携わる人で
まだ観ていない人がいましたら
ぜひ見てほしいです。
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