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2015年12月08日

龔澎と喬冠華

今日の中央テレビのドキュメンタリー番組では龔澎と喬冠華という夫婦で中国共産党の外交部で活躍した人物を取り上げていた。どちらも重慶の共産党の事務所で周恩来と密接に働き、主に外国人向けの報道や宣伝などに携わった人物である。

龔澎は1914年に日本の横浜で生まれ、父親は孫文と共に辛亥革命に加わった革命家であった。燕京大学を卒業した才媛で日本語や英語などを流ちょうに話したため周恩来の目に留まり、重慶の共産党の事務所で秘書や外国人向けの報道官として働いた。このころに後にハーバード大学の中国学教授となるフェアバンクなど外国人と親しくしていた。
龔澎
夫の喬冠華の方は精華大学を卒業した後に日本の東京大学へ留学し、さらにドイツのチュービンゲン大学で哲学博士号を取得するなどして帰国した大変な秀才であった。中国に帰国後はやはり周恩来の下で「新華日報」の編集や国際記事の執筆に携わった。戦後は外交部の部長となり国連代表団となったり、ニクソン訪中の下準備などに関わっている。
喬冠華
中国共産党の中には海外留学の経験があったり高学歴のものが少なくない。周恩来やケ小平はフランスに留学していたし、朱徳はドイツに留学していたし、葉剣英や江沢民はソ連に留学していた。当時からしてもかなりのエリートの集団であったといえるだろう。現在の習近平主席と李克強首相も中国で一流の大学の出身で、二人とも博士号を取得している。中国は日本以上の学歴社会なのだ。

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タグ:龔澎 喬冠華
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